JPH06143533A - グラビア製版出力装置 - Google Patents

グラビア製版出力装置

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JPH06143533A
JPH06143533A JP31581192A JP31581192A JPH06143533A JP H06143533 A JPH06143533 A JP H06143533A JP 31581192 A JP31581192 A JP 31581192A JP 31581192 A JP31581192 A JP 31581192A JP H06143533 A JPH06143533 A JP H06143533A
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節夫 大原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 版面を構成する画像データの内容に応じて、
彫刻時間をできる限り短縮する。 【構成】 画像メモリに版素材の全版面に対応する画像
データを記憶しておき、主走査線yの画像データを1本
づつ読み出す(ステップS4)。そして、1本の主走査
線を構成する全ての画像データの値dが所定の彫刻下限
値d0以下である(ステップS6)空白線が副走査方向
に連続して所定本数c0以上存在する箇所(空白帯)を
検出する(ステップS9)。空白帯の部分ではスキップ
データを作成し(ステップS11)、空白帯でない部分
では彫刻データを作成する(ステップS10、S1
2)。グラビア彫刻機は、空白帯でない部分では彫刻ヘ
ッドでセルの彫刻を行なうとともに彫刻ヘッドを所定の
速度で副走査方向に移動させ、空白帯部分では彫刻ヘッ
ドによるセルの彫刻を行なわず、彫刻ヘッドを所定の速
度よりも速い速度で移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラビア印刷用の版素材
を作成するグラビア製版出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷用の刷版を作成する方式の
一つに、金属製の円筒状の版素材(シリンダ)の表面
(版面)にダイヤモンド等のスタイラス(針)により各
網点を彫刻する彫刻方式がある。この方式では、彫刻機
のスタイラスをシリンダの表面に対して円周方向(主走
査方向)及び軸方向(副走査方向)に2次元的に走査し
ながら(実際には、シリンダを主走査方向に回転させる
一方、スタイラスを副走査方向に移動させながら)スタ
イラスをシリンダに押し付け、画像データの各画素に対
応した深さ(容積)のセルを彫刻する。
【0003】図8(a)に示すように、グラビア印刷の
1枚の版面71が複数のブロック状の画像72から構成
される場合、操作者は各ブロック画像72の画像データ
を版面71のどの箇所に出力(彫刻)するかという版面
割付を予めプログラムしておき、グラビア製版出力装置
に記憶させておく。出力時(記録時)には、グラビア出
力装置は各ブロック画像72の画像データをディスク装
置等から読み出した後、プログラムにより指定される版
面71上の箇所にそのブロック画像72の画像データを
出力(彫刻)する。この版面割付の際、図8(a)に示
すように、版面を1周するような空白部分74が存在す
るときは、出力時にスタイラスがその空白部分74を通
常の走査速度よりも高速で(副走査方向に)移動するよ
うにプログラムすることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】彫刻方式では、多数の
画像データを1点づつ物理的に彫刻するため、光ビーム
によりフィルム露光を行なう製版方式と比較すると、膨
大な作業時間を必要とする。このため、上記のように、
彫刻を行なう必要のない箇所は高速で通過することによ
り、作業時間を短縮するという方策が考えられているの
である。しかし、この方策を実行する際には、操作者が
予めプログラムにより彫刻ヘッドのスキップ箇所を設定
するという面倒な操作を行なう必要があった。また、複
数のブロック画像72の割り付けが図8(a)に示すよ
うな状態であれば上記従来の方法も一定の効果を有する
が、図8(b)に示すように、複数のブロック画像75
が千鳥配置となっており、版面を1周するような空白部
分が存在しない場合には、そのような時間短縮方法をと
ることができず、全面を1点づつ走査しなければならな
かった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、面倒な
操作を必要とすることなく、版面を構成する画像データ
の内容に応じて、彫刻時間をできる限り短縮することの
できるグラビア製版出力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係るグラビア製版出力装置は、図1
にその概要を示すように、円筒状の版素材14を主走査
方向である周方向に回転させつつ彫刻ヘッド15を副走
査方向である版素材14の軸方向に移動させ、その間、
各点において彫刻ヘッド15でセルを彫刻することによ
りグラビア版を作成するグラビア製版出力装置であっ
て、 a)版素材14の全版面に対応する画像データを記憶する
頁データ記憶手段11と、 b)頁データ記憶手段11に記憶された画像データにおい
て、主走査方向の線が副走査方向に連続して所定本数以
上、空白であることを検出する空白帯検出手段と、 c)空白帯でない部分では彫刻ヘッド15でセルの彫刻を
行なうとともに彫刻ヘッド15を所定の速度で副走査方
向に移動させ、空白帯部分では彫刻ヘッド15によるセ
ルの彫刻を行なわず、彫刻ヘッド15を所定の速度より
も速い速度で副走査方向に移動させる彫刻制御手段13
とを備えることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】頁データ記憶手段11は版素材14の全版面
(外周面の全体)に対応する画像データを記憶する。空
白帯検出手段12は、この頁データ記憶手段11に記憶
されている画像データを主走査方向に順に読み出してゆ
き、各画像データについて、版面上で主走査方向の線が
副走査方向に所定本数以上連続して空白である箇所を空
白帯として検出する。彫刻制御手段13は、空白帯検出
手段12が検出した空白帯ではない部分では、彫刻ヘッ
ド15によりセルの彫刻を行なうとともに、彫刻ヘッド
15を所定の速度で副走査方向に移動させる。しかし、
空白帯部分では彫刻ヘッド15によるセルの彫刻は行な
わず、彫刻ヘッド15を所定速度よりも速い速度で副走
査方向に移動させる。これにより、版素材14の彫刻時
間を短縮することができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例であるグラビア製版出力装
置を図2〜図7により説明する。本実施例のグラビア製
版出力装置は図2に示すように、グラビア彫刻機21と
出力処理装置22とから構成される。本実施例では出力
処理装置22として、図3に示すように、CPU22
5、ROM226、RAM227を中心として構成され
るワークステーションを用いている。出力処理装置22
にはその他に、画像データを記録したメディアから画像
データ等を入力し、或いは、メディアに画像データ等を
出力するためのデータ入出力装置221(例えば、光磁
気ディスクドライブ等)、ディスプレイ222、キーボ
ード223、ハードディスク等のシステムディスク装置
224、及び、特に画像データを記憶するために設けら
れた画像RAM228を備えている。これらの各要素は
バス229により接続されている。
【0009】図2に示すようにグラビア彫刻機21に
は、版素材であるシリンダ27を回転させるための主走
査モータ29及びシリンダ27にセルを彫刻するための
彫刻ヘッド26を中心とした機構部の他に、これらを制
御する彫刻機ドライバ24、彫刻ヘッドドライバ25、
及び、彫刻機コントローラ23が設けられている。彫刻
機コントローラ23も、図4に示すように、CPU23
3、ROM234、RAM235、ディスプレイ231
及びキーボード232を備えており、彫刻機ドライバ2
4及び彫刻ヘッドドライバ25とはバス236により接
続されている。また、出力処理装置22のバス229と
彫刻機コントローラ23のバス236は図示せぬインタ
フェイスを介して接続されている。
【0010】シリンダ27は、主走査モータ29の駆動
回転軸とシリンダ固定装置33のフリー回転軸により挟
まれ、所定の位置に保持される。彫刻ヘッド26はシリ
ンダ27の回転軸に平行に設けられたボールネジ30上
で移動可能に設けられており、副走査モータ28でこの
ボールネジ30を回転させることにより、彫刻ヘッド2
6はシリンダ27の回転軸に平行に(すなわち、副走査
方向に)移動する。主走査モータ29及び副走査モータ
28にはそれぞれロータリエンコーダ32、31が設け
られており、シリンダ27の回転角度及び彫刻ヘッド2
6の位置がこれらにより検出可能となっている。
【0011】彫刻ヘッド26には、シリンダ27にセル
を彫刻するスタイラス(針)36、スタイラス36を振
動させるための振動部37、及び、振動部37とシリン
ダ27の表面との間の距離を変化させる移動部38が設
けられている。シリンダ27にセルを彫刻する際は、共
振機構を利用した振動部37によりスタイラス36を常
に高速で振動させておき、移動部38により振動部37
をシリンダ27に接近させたり離隔させたりすることに
より、シリンダ27の表面に任意の深さのセルを彫刻す
る。そして、主走査モータ29でシリンダ27を主走査
方向に回転させ、副走査モータ28で彫刻ヘッド26を
副走査方向に移動させることにより、版素材であるシリ
ンダ27の表面(版面)に2次元画像を構成する各セル
の彫刻を行なう。
【0012】次に、図6(a)に示す原稿50のグラビ
ア版を作成する際の本実施例のグラビア製版出力装置の
動作を説明する。図6(a)の原稿50には、左側に写
真等の図柄領域51、右側上部に文字領域52、右側下
部に図柄領域53が存在し、左右の領域の間の部分5
4、及び左右の両側端の部分55、56には、印刷され
るべきデータが存在しない。従来のグラビア製版出力装
置では、このような原稿50の場合、操作者が予めプロ
グラムを作成し、それらの部分54、55、56(以
下、これらの部分をまとめて空白部分と呼ぶ)において
彫刻ヘッド26を高速で移動させるようにしていた。し
かし、本実施例のグラビア製版出力装置では、次のよう
にして、空白部分54、55、56における彫刻ヘッド
26の高速移動を自動的に行なう。
【0013】図5のフローチャートに示すように、まず
出力処理装置22において、データ入出力装置221に
よりメディアから原稿の画像データを読み込み、画像メ
モリである画像RAM228に格納する(ステップS
1)。次に、主走査線の番号を示す変数(線番号)yを
0に初期化し(ステップS2)、連続する空白線(後
述)の数をカウントする変数(空白線カウンタ)cを0
に初期化する(ステップS3)。そして、画像メモリよ
り、線番号yの主走査線の画像データを読み出し(ステ
ップS4)、その線を構成する各画素の画像データの値
dを所定の彫刻下限値d0と比較する(ステップS
5)。ここで、彫刻下限値d0というのは、画像データ
の値がこの値未満である場合にはその画像データに対応
するセルの彫刻を行なわないという限界値であり、印刷
時にはインキが付着しない点となる。ステップS5によ
る比較の結果、その主走査線を構成する画像データの値
dが全てd0未満であった場合には、ステップS6から
ステップS8へ進み、空白線カウンタcの値を1だけイ
ンクリメントする。この、全ての画素の画像データの値
がd0未満である主走査線を、空白線と呼ぶ。なお、各
画素の画像データを個々に彫刻下限値d0と比較するの
ではなく、その主走査線を構成する全ての画素の画像デ
ータの和をとり、その和を所定の彫刻下限値と比較する
ことにより空白線を検出するようにしてもよい。
【0014】次に、線番号yが、画像メモリに格納され
ている画像データを構成する主走査線の総数Nを超えた
か否かを判定し(ステップS14)、超えていない場合
には線番号yを1だけインクリメントした(ステップS
7)後、ステップS4に戻り、次の主走査線の画像デー
タを画像メモリから読み出す。図6(a)の領域54、
55、56のように空白線が多数本連続する部分では、
上記ステップS4からS14のループが繰り返され、そ
の間、空白線カウンタcの値が増加してゆく。
【0015】ステップS6において、主走査線を構成す
る画像データのうち、1つでも彫刻下限値d0以上のも
のが存在すると、処理はステップS9以降へ進む。ここ
では、まず、空白線カウンタcの値が所定のスキップ限
界値c0以上であるか否かを判定する。c≧c0である場
合にはステップS10へ進んで主走査線yの彫刻データ
を作成し、続いてステップS11で、線番号y−cから
y−1の主走査線のスキップデータを作成する。スキッ
プデータは2本の主走査線の番号(例えば、yj←y−
c及びyk←y−1)により構成され、後述するよう
に、これらの主走査線の間では、スタイラス36はシリ
ンダ27から離され、彫刻ヘッド26は通常の副走査方
向の移動速度よりも高速で移動される。このスキップデ
ータが作成される部分を空白帯と呼ぶ。図6(a)では
両側端及び中央の空白部分54、55、56が空白帯と
なる。ステップS9において空白線カウンタcの値が所
定本数c0に達していない(当然、c=0の場合も含ま
れる)と判定された場合には、スキップデータは作成さ
れず、それまでの空白線(線番号y−cからy−1まで
の主走査線)及び現在の主走査線yを構成する各画素の
画像データに対応した彫刻データ(シリンダ27に彫刻
されるセルの深さ又は容積を表わすデータ)が作成され
る(ステップS12)。
【0016】ステップS9及びS12で、空白線が所定
本数c0以上でないとスキップデータが作成されないよ
うになっているのは、空白線が連続する部分であって
も、その本数が少ないときには、スキップによる時間短
縮の効果が少ない上、逆に、通常の処理とは異なる特別
な処理を介挿させることにより機械側により多くの負担
が発生する可能性があるためである。
【0017】こうして、空白線でない主走査線が1本で
も介在し、ステップS6からS9へ進んだ場合には、空
白線カウンタcの値は0にクリアされる(ステップS1
3)。その後、処理はステップS14に進み、前記同様
に線番号yが総本数Nに達したか否かが判定された後、
達していない場合にはステップS7からS4に戻る。ス
テップS14において線番号yが総本数Nに達した場合
には、図5の処理は終了する。
【0018】以上の処理により、図6(a)に示される
ような原稿の画像の画像データより、図6(b)に示す
ように、彫刻すべき点が存在する主走査線(及び、連続
本数が所定本数c0以下である空白線の集合)のみで構
成された彫刻データの集合(彫刻データファイル)57
と、空白帯に対応するスキップデータの集合(スキップ
データファイル)58とが作成される。これらの彫刻デ
ータファイル57及びスキップデータファイル58は、
一旦、メディアに記録してもよいし、直接、グラビア彫
刻機21に送ってもよい。グラビア彫刻機21の彫刻ス
ピードに比べると、上記の彫刻データファイル57及び
スキップデータファイル58の作成のスピードははるか
に速いため、これらのデータファイルを作成し始めた時
点で直ちにグラビア彫刻機21による彫刻を開始するこ
とも可能である。
【0019】これらの彫刻データファイル57及びスキ
ップデータファイル58を受け取ったグラビア彫刻機2
1の彫刻機コントローラ23は、まず、スキップデータ
ファイル58を参照し、スキップすべき領域とそうでな
い領域とを記憶しておく。そして、最初の主走査線から
彫刻を開始した後、スキップすべきでない領域において
は彫刻データファイル57から彫刻データを読み出し、
各値に応じた深さのセルを彫刻するとともに、彫刻ヘッ
ド26を所定の速度で副走査方向に移動させる。スキッ
プすべき領域(空白帯)に入ったとき、彫刻機ドライバ
24はスタイラス36をシリンダ27から離すととも
に、副走査モータ28を高速で回転させることにより彫
刻ヘッド26をスキップ領域の最後の主走査線の位置ま
で高速で移動させる。これにより、彫刻時間が短縮され
る。
【0020】以上のように、本実施例のグラビア製版出
力装置では、出力処理装置22が原稿の画像データを読
み込み、所定以上の本数の空白線から成る空白帯を自動
的に検出してスキップデータを作成する。このため、操
作者が彫刻ヘッド26をスキップさせるためのプログラ
ムを作成する必要がない。また、出力処理装置22は、
原稿の内部の画像データの全てについて空白か否かを判
定するため、例えば図7(a)に示すように、各ブロッ
ク画像72内において、彫刻すべき画像データ73が実
際にはブロック画像72の一部にしか存在しない場合に
は、従来(図8(a))よりも空白帯74を幅広くとる
ことができ、彫刻時間をより短くすることができる。ま
た、ブロック画像75が千鳥配置となっているため、従
来(図8(b))では彫刻ヘッド26のスキップが行な
えないような場合でも、図7(b)に示すように、同様
に各ブロック画像75内において彫刻すべき画像データ
76が実際にはブロック画像75の一部にしか存在せ
ず、空白帯77が存在する場合には、彫刻ヘッド26の
スキップが可能となり、彫刻時間の短縮が可能となる。
【0021】なお、以上説明した実施例において、画像
メモリである画像RAM228が本発明の頁データ記憶
手段に、ステップS4からS13までの処理を行なう出
力処理装置22が空白帯検出手段に、そして、彫刻機コ
ントローラ23が彫刻制御手段に対応する。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るグラビア製版出力装置で
は、セルの彫刻を行なう必要のない部分(空白帯部分)
ではセルの彫刻を行なわず、彫刻ヘッドを通常の移動速
度よりも速い速度で副走査方向に移動させるため、彫刻
時間を従来よりも短縮することができる。また、このよ
うな空白帯の検出は本グラビア製版出力装置が自動的に
行なうため、従来の装置のように操作者が予めプログラ
ムにより彫刻ヘッドのスキップ箇所を設定しておくとい
う面倒な操作が不要となる。さらに、従来の装置では材
料となる画像の外形の大きさにより空白部分の存在の有
無を判定するのみであったが、本発明に係るグラビア製
版出力装置では、材料となる画像の内容まで踏み込んで
空白帯の存在の有無を判定するため、彫刻時間を最大限
に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の一実施例であるグラビア製版出力装
置の構成を示すブロック図。
【図3】 実施例のグラビア製版出力装置の出力処理装
置の構成を示すブロック図。
【図4】 実施例のグラビア製版出力装置の彫刻機コン
トローラの構成を示すブロック図。
【図5】 実施例のグラビア製版出力装置の出力処理装
置が行なう処理のフローチャート。
【図6】 実施例で用いる原稿の平面図(a)、及び、
その原稿から作成されるデータファイル(彫刻データフ
ァイル及びスキップデータファイル)の構成を示す説明
図。
【図7】 ブロック画像が整列配置(a)及び千鳥配置
(b)となっているときに、実施例のグラビア製版出力
装置で彫刻を行なうときの彫刻部分とスキップ部分とを
示す説明図。
【図8】 ブロック画像が整列配置(a)及び千鳥配置
(b)となっている原稿の平面図。
【符号の説明】
11…頁データ記憶手段 12…空白帯検
出手段 13…彫刻制御手段 14…版素材 15…彫刻ヘッド 21…グラビア彫刻機 22…出力処理
装置 23…彫刻機コントローラ 24…彫刻機ド
ライバ 25…彫刻ヘッドドライバ 26…彫刻ヘッ
ド 27…シリンダ 28…副走査モ
ータ 29…主走査モータ 50…原稿 51、53…図
柄領域 52…文字領域 54、55、5
6…空白部分 57…彫刻データファイル 58…スキップ
データファイル 71…版面 72、75…ブ
ロック画像 73、76…画像データ 74、77…空
白帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡井 司 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の版素材を主走査方向である周方
    向に回転させつつ彫刻ヘッドを副走査方向である版素材
    の軸方向に移動させ、その間、各点において彫刻ヘッド
    でセルを彫刻することによりグラビア版を作成するグラ
    ビア製版出力装置であって、 a)版素材の全版面に対応する画像データを記憶する頁デ
    ータ記憶手段と、 b)頁データ記憶手段に記憶された画像データにおいて、
    主走査方向の線が副走査方向に連続して所定本数以上、
    空白であることを検出する空白帯検出手段と、 c)空白帯でない部分では彫刻ヘッドでセルの彫刻を行な
    うとともに彫刻ヘッドを所定の速度で副走査方向に移動
    させ、空白帯部分では彫刻ヘッドによるセルの彫刻を行
    なわず、彫刻ヘッドを所定の速度よりも速い速度で副走
    査方向に移動させる彫刻制御手段とを備えることを特徴
    とするグラビア製版出力装置。
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Cited By (2)

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