JPH06143063A - 卓上ロボット装置 - Google Patents

卓上ロボット装置

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JPH06143063A
JPH06143063A JP32124492A JP32124492A JPH06143063A JP H06143063 A JPH06143063 A JP H06143063A JP 32124492 A JP32124492 A JP 32124492A JP 32124492 A JP32124492 A JP 32124492A JP H06143063 A JPH06143063 A JP H06143063A
Authority
JP
Japan
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work
moving base
base
mounting
loading table
Prior art date
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Pending
Application number
JP32124492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kiyohara
洋一 清原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
Priority to JP32124492A priority Critical patent/JPH06143063A/ja
Publication of JPH06143063A publication Critical patent/JPH06143063A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】卓上ロボット装置の基台上に設けられたワーク
台を、種々の大きさのワークに対応させ得るようにし、
かつ、保管されているワークをセットしやすくする。 【構成】 基台2上に支持コラム3を介してガイド機構
4が支持され、これに沿ってドライバーユニット6等の
ロボット駆動部7が横方向に移動するようになってい
る。この下側に位置して基台2上には、ワーク台8が設
けられているが、このワーク台8はモータ30およびタ
イミングベルト31を含む駆動機構に連結された移動ベ
ース部27と、この移動ベース部27にブッシュ32を
介してピン結合により着脱自在に装着された載置テーブ
ル28との二分割構造となっている。この載置テーブル
28上にワークが載置されるが、これは移動ベース部2
7に対し簡単に着脱ができるため、種々な大きさのワー
クに対応して用意された載置テーブル28を、ワークの
大小等に応じて交換することにより、各種ワークの各々
に応じて適切なセットスペースを与えることができる。
また、載置テーブル28をパレットとして使うこともで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は卓上ロボット装置に関
し、特に、ねじ締付け、半田付け、洗浄、組立、液体塗
布、注油、ピン圧入等の支援のために用いられる卓上ロ
ボット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図7に示すような卓上
ロボット装置が知られている。この卓上ロボット装置に
おいては、基台100上に支持コラム102を介してガ
イド機構103が支持され、このガイド機構103に沿
ってねじ締めユニット等を支持するロボット駆動部10
4が横方向に移動させられる一方、この下側に位置し
て、基台100上にはワーク台105が設けられ、これ
が基台100の前後方向に移動するようになっている。
そして、これらロボット駆動部104の横方向の移動と
ワーク台105の前後方向の移動との組み合わせによっ
て、ワーク台105上に載置されるワークの所望の位置
に対し、例えばねじ締め工程等が実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のワー
ク台105は、基台100の内部に設けられた駆動機構
に直結されていて、当該ロボット装置と一体的な一構成
部品とされているため、供給されるワークの大きさが変
わっても、同一のワーク台105を使用しなければなら
ない。
【0004】また、ワークをパレットに載せて所定の保
管場所へストックしておき、必要に応じてワークをパレ
ットに載せたまま保管場所から取り出しても、卓上ロボ
ット装置に対してパレットのままセットができないた
め、段取り変え等の対応が迅速にできない等の欠点があ
る。
【0005】本発明の課題は、ワークの大きさ等に応じ
て適切な載置面積を与えることができ、かつ段取り変え
の対応も容易な卓上ロボット装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ロボット駆
動部の移動方向とは交差する方向に移動可能に設けられ
るワーク台を、駆動機構に連結された移動ベース部と、
ワークが載置される載置テーブルとの二分割構造とし、
かつその載置テーブルが移動ベース部に対し着脱自在に
装着される構成としたことを特徴とする。
【0007】
【作用】これによって、ワークが直接載置される載置テ
ーブルは、移動ベース部に対して自由に取付け・取外し
ができ、あらかじめ大きさの異なる載置テーブルを複数
種類用意しておけば、大きなワークに対しては大きな載
置テーブルを、小さなワークに対しては小さな載置テー
ブルをそれぞれ状況に合わせて使用することができる。
また、あらかじめ用意した載置テーブルにワークを載せ
た状態でストックしておき、必要に応じてそれを載置テ
ーブルごと取り出して移動ベース部に装着するようにす
れば、段取り変えの対応もスムーズにいく。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1に示す卓上ロボット装置1は、基台2
を備え、この基台2上に支持コラム3を介してガイド機
構4が支持され、このガイド機構4に沿って、工具取付
台5およびねじ締め用の電動ドライバーユニット(以
下、ドライバーユニットという)6を含むロボット駆動
部7が横方向(図中b方向)に移動させられるようにな
っている。また、この下方に位置して基台2上には、ワ
ーク台8が基台2の前後方向(図中a方向)において移
動するようになっており、このワーク台8の前後方向の
移動とロボット駆動部7の横方向の移動との組み合わせ
により、ワーク台8上に載置される所定のワークの任意
の位置に対しドライバーユニット6が位置させられ、操
作部9のキー操作に基づいて、所定のねじ締め工程が実
施される。
【0010】支持コラム3は、基台2から垂直に立ち上
がる2本の垂直部10と、各垂直部10の上部から基台
2の前端側に向かってせり出すせり出し部11とを備
え、これらが一体的に連結されるとともに、各せり出し
部11の先端部に上述のガイド機構4が水平方向に固定
されている。
【0011】各垂直部10の基端部は、基台2に形成さ
れた横方向の溝12に嵌め込まれ、図3に示すように、
複数のボルト13で固定されているが、各ボルト13を
緩めれば、図1に示す溝12に沿って、基台2の横方向
(ガイド機構4と平行な方向)に支持コラム3の全体を
移動させ、その溝12の任意の位置で固定することがで
きる。
【0012】支持コラム3のせり出し部11は、図4か
ら明らかなように、基台2の後端部から前端側へ向かっ
て突出し、その先端に固定されたガイド機構4は、基台
2の前後方向のほぼ中央に位置している。
【0013】図1に示すように、ガイド機構4は、2本
の互いに平行なガイドレール14を備えている。前述の
工具取付台5は4個のガイド金具15(図2)を介して
これらガイドレール14に取り付けられ、横方向におい
て移動可能に支持されている。また、工具取付台5に
は、ガイド機構4の両端にわたって掛け渡されたタイミ
ングベルト16がその一箇所において固定され、このタ
イミングベルト16がモータ17により正逆両方向に駆
動されることにより、工具取付台5は図2の左右方向の
任意の位置へ移動させられることとなる。
【0014】工具取付台5は、図1に示すように、ドラ
イバーユニット6を取り付けるための垂直部20と、垂
直部20の上端部から後方に水平に延びる水平部21と
を備えたL字型の形態をなしていて、水平部21には、
作業工程で必要な物を供給する供給部として、ねじ供給
ストッカー22が設置されている。
【0015】このねじ供給ストッカー22は、多数の小
ねじを収容するもので、このねじ供給ストッカー22か
らドライバーユニット6の先端に向かって小ねじを供給
する誘導管23が設けられている。ねじ供給ストッカー
22に収容された小ねじは、公知の機構により誘導管2
3に沿って整列した状態で下方へ送られ、誘導管23の
下端から小ねじを受け取る図示しない受け部材により、
1個ずつ小ねじがドライバーユニット6の真下に位置さ
せられ、そのドライバーユニット6によりねじ締めが行
われるようになっている。
【0016】ワーク台8は、図1に示す基台2に形成さ
れた2本の切欠き溝26に沿って基台2の前後方向に移
動可能とされているが、このワーク台8は、図2ないし
図4に示すように、移動ベース部27と、この上に装着
された載置テーブル28とを備えた二重構造をなしてい
る。下側に位置する移動ベース部27は四角い板状のも
ので、基台2に形成された2本のガイドレール29によ
り基台2の前後方向に移動可能に支持されている。
【0017】移動ベース部27は、図4に示すように、
モータ30とそれによって駆動されるタイミングベルト
31とを含む駆動機構に連結されており、タイミングベ
ルト31の一箇所が移動ベース部27に固定されてい
る。したがって、モータ30によりタイミングベルト3
1が正逆両方向に駆動されれば、これに従って移動ベー
ス部27が移動する。
【0018】移動ベース部27の上面の4箇所には、均
等にブッシュ32が形成されて、図5に示すように、各
ブッシュ32に嵌合されたピン33がブッシュ32の上
端から一定寸法上方へ突出している。一方、載置テーブ
ル28には、このピン33に嵌合する装着孔34が形成
されており、載置テーブル28を4箇所の装着孔34に
おいてピン33に嵌め込むことにより、載置テーブル2
8が移動ベース部27に対し着脱自在に装着されてい
る。
【0019】図2および図4に示すように、移動ベース
部27と載置テーブル28とはブッシュ32に相当する
寸法だけ離間しており、この間に基台2のカバープレー
ト35が位置し、図1に示す前述の切欠き溝26は、カ
バープレート35に形成されている。したがって、外部
からは載置テーブル28は見えるが、移動ベース部27
は見えないこととなる。ワークは、この載置テーブル2
8上に置かれるが、載置テーブル28を取り外すことに
より、予め用意した複数の載置テーブル28に所定のワ
ークを載せた状態でストックしておくこともできる。そ
の場合、着脱式の載置テーブル28が一種のパレットと
して機能する。
【0020】以上のような卓上ロボット装置1において
は、図1等に示すワーク台8にワークが載せられた状態
で、そのワーク台8の移動および工具取付台5の移動に
より、ドライバーユニット6の先端がワークのねじ螺合
部に相対するようにされ、ドライバーユニット6により
小ねじの締付けが行われる。その際、支持コラム3が基
台2の後方から立ち上がり、前端側にせり出すようにさ
れた構造のため、ワークが支持コラム3に干渉すること
が少なく、基台2上のワークセットスペースSが広く取
れる。
【0021】また、そのように支持コラム3が後方へ退
避した構造のため、図6に示すように、複数の卓上ロボ
ット装置1を横並びに連結して、一つのラインを構成す
ることも容易にできる。その場合、ワーク台8上にコン
ベア38を横方向に設置して、このコンベア38がワー
ク台8とともに基台2の前後方向に位置変更できるよう
にし、かつ、各コンベア38の駆動によりワークを順次
下流へ流すようにすることもできる。
【0022】さらに、載置テーブル28をサイズ等が異
なるものと簡単に交換することができるから、ワークの
大きさに応じて最適の載置テーブルを使用して作業がで
きる。
【0023】なお、以上説明した実施例では、ねじ締め
用の卓上ロボット装置を例に挙げたが、本発明は、ねじ
締めに限らず、半田付け、洗浄、組立、液体塗布、注
油、ピン圧入等、その他の卓上ロボット装置にも同様に
適用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、基台上を移動するワー
ク台が、移動ベース部と載置テーブルとに分割され、載
置テーブルが移動ベース部に対し着脱自在に装着される
構造としたことにより、種々な大きさのワークにそれぞ
れ適した複数の載置テーブルを用意しておけば、ワーク
の大きさ等に対応して適宜交換することにより、ワーク
の大きさ等が異なってもこれに適切に対処できる。
【0025】また、複数の載置テーブルを用意して、こ
れをパレットとして使用することができ、その載置テー
ブル上に載せた状態で各種のワークを保管しておき、そ
のワークを載せたまま載置テーブルを移動ベース部に装
着するようにすれば、異なる種類のワークの供給・段取
り替えにも容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である卓上ロボット装置の概
略斜視図。
【図2】その正面図。
【図3】その平面図。
【図4】その側面図。
【図5】ワーク台の要部を示す斜視図。
【図6】上記卓上ロボット装置の主要形態の一例を示す
斜視図。
【図7】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1 卓上ロボット装置 2 基台 3 支持コラム 4 ガイド機構 5 工具取付台 6 ドライバーユニット 7 ロボット駆動部 8 ワーク台 10 垂直部 11 せり出し部 16 タイミングベルト 17 モータ 20 垂直部 21 水平部 22 ねじ供給ストッカー 23 誘導管 27 移動ベース部 28 載置テーブル 30 モータ 31 タイミングベルト 32 ブッシュ 33 ピン 34 装着孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に支持コラムを介してガイド機構が
    支持され、そのガイド機構に沿ってロボット駆動部が移
    動するように設けられるとともに、前記基台に、前記ロ
    ボット駆動部の移動方向とは交差する方向にワーク台が
    移動可能に設けられた卓上ロボット装置において、 前記ワーク台が、駆動機構に連結された移動ベース部
    と、ワークが載置される載置テーブルとを備え、かつ、
    その載置テーブルが前記移動ベース部に対し着脱自在に
    装着されていることを特徴とする卓上ロボット装置。
JP32124492A 1992-11-05 1992-11-05 卓上ロボット装置 Pending JPH06143063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32124492A JPH06143063A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 卓上ロボット装置

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JP32124492A JPH06143063A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 卓上ロボット装置

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JPH06143063A true JPH06143063A (ja) 1994-05-24

Family

ID=18130421

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JP32124492A Pending JPH06143063A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 卓上ロボット装置

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JP (1) JPH06143063A (ja)

Cited By (6)

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