JPH06143054A - 芯合せ装置 - Google Patents

芯合せ装置

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JPH06143054A
JPH06143054A JP22136091A JP22136091A JPH06143054A JP H06143054 A JPH06143054 A JP H06143054A JP 22136091 A JP22136091 A JP 22136091A JP 22136091 A JP22136091 A JP 22136091A JP H06143054 A JPH06143054 A JP H06143054A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、芯合せ装置において、嵌入部材
と嵌合部とが斜め方向にずれている場合であつても、確
実に嵌入部材を嵌合部へ嵌入させることのできるコンプ
ライアンスを有すると共に、作業時間の短縮化を図る事
の出来ることを最も主要な特徴とする。 【構成】 この発明に係わる芯合せ装置は、所定軸に沿
つて延出して配設された第1の軸部材34aと、この第
1の軸部材34aの所定軸に沿うように、第1の軸部材
34aから所定間隔離間して配設された第2の軸部材3
4bと、前記第1及び第2の軸部材34a,34bの、
互いに対向する端部の周囲に、これらを取り囲むように
配設された複数の支持部材34eと、これら支持部材3
4eを一括して取り囲むように取り付けられ、これら支
持部材34eが前記第1及び第2の軸部材34a,34
bの、互いに対向する端部の周囲に弾性的に圧接するよ
うに付勢する付勢部材34iと、前記第1及び第2の軸
部材34a,34bの互いに対向する面の、両軸部材の
軸線回りの回転を規制する少なくとも2本のロック部材
34bとを具備する事を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動組立装
置において、部材を嵌合穴へ嵌入させる際に、嵌合穴に
対する芯合せを自動的に実行することの出来る芯合せ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動組立装置においては、部材
を所定の嵌合穴内へ加入させるためには、この部材と嵌
合穴とが、互いに整合された状態、換言すれば、互いの
中心軸が同一直線上に位置するように芯合せを行なう必
要が有る。このように、部材と嵌合穴とを互いに整合す
るように芯合せを行なわせるために、従来においては、
図7A乃至図7Cに示すように、コンプライアンス機構
が採用されている。このコンプライアンス機構において
は、ピンaを被取付部材bに形成された嵌合穴cに、多
少互いの中心軸がずれていたとしても、確実に嵌入する
ことが出来るようにするものである。
【0003】ここで、従来のコンプライアンス機構は、
図示するように、ピンaは、保持具dに穿設された挿入
穴eに挿通された状態で、図示しない真空ポンプに接続
された吸引パイプfにより吸引されて、保持具dに保持
されている。この保持具dは、可動プレートgに固定さ
れている。この可動プレートgには、2枚の弾性を有す
る板ばねhが互いに平行な状態になるようにして、押え
板i及びねじjを介して固着されている。
【0004】また、上述した板ばねhの他端には、中間
プレートkが押え板lとねじjとにより固着されてい
る。更に、この中間プレートkには、上述した2枚の板
ばねhと直交する方向に沿つて延出した状態で、他の2
枚の互いに平行な板ばねmが、押え板n及びねじjを介
した固着されている。これら他方の2枚の板ばねmの他
端には、取付ベースoが、押え板n及びねじjにより固
着され、更に、この取付ベースoは、ねじpによりアー
ムqに固着されている。ここで、アームqは、自動組立
装置におけるロボツト等の可動アーム(図示せず)に取
り付けられている。
【0005】このように構成された従来のコンプライア
ンス機構においては、可動プレートgは、板ばねhの撓
みにより、図7Aにおいて、左右方向(x軸方向)に沿
つて移動し易い状態となり、また、中間プレートkは、
板ばねmの撓みにより、紙面に直交する方向(y軸方
向)に沿つて移動し易い状態となる。このようにして、
可動プレートgに固定されている保持具dは、水平面
(xーy平面)内で夫々の方向に沿つて移動することが
出来るようになる。
【0006】ここで、このようなコンプライアンス機構
は、自動組立装置のロボツトハンドに取り付けられてお
り、保持具dにより吸引保持したピンaを、ロボツトハ
ンドの移動により所定の位置まで移送し、被取付部材b
に形成してある嵌合穴c内に嵌入させようと作動する。
ここで、嵌入しようとするピンaの中心軸と、嵌入され
る嵌合穴cの中心軸とが、僅かにずれている場合には、
図7Bに示すように、嵌合穴cの開口端縁に面取り加工
してある面取り部rに、ピンaの下端縁が当接すること
になる。
【0007】この当接状態から、ロボツトアームqが更
に下降することにより、このロボツトアームqによる下
向きの力は、ピンaの下端縁と面取り部rとの当接部に
おいて分力され、ピンaに図中横方向の分力が作用する
ことになる。この結果、可動プレートgは、中間プレー
トkと平行状態を維持したままで、横方向に偏倚し、こ
のようにして、ピンaは、初期状態の姿勢と平行状態を
維持したままで、図7Cに示すように、嵌合穴c内に嵌
入されることになる。
【0008】また、自動組立装置としての組立ロボツト
に用いられる芯合せ装置の従来における具体例として、
ロボツト本体とフインガ装置との間を、複数の板ばねを
介して連結し、これら板ばねの変形可能性及び復元性を
利用するものが、特公昭61−34932号公報に開示
されている。また、板ばねの替りに、コイルスプリング
を用い、これらコイルスプリングによりロボツト本体と
フインガ装置とを互いに連結する構成が、特開昭57−
168840号公報、特開昭62−103990号公
報、及び、USP3824674号の明細書に示されて
いる。
【0009】また、芯合せ装置として、ロボツトとフイ
ンガ装置との間の相互の変位を許容すると共に、復元す
る構成が必要となる。USP4609325号明細書、
USP4179783号明細書、及びUSP40980
01号明細書には、軸受手段と弾性部材とにより、ロボ
ツトとフインガ装置との変位の許容と、復元とを行なう
構成が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンプライアンス機構においては、簡単な構成で芯合せ
動作を実行することが出来るものであるが、以下に述べ
るような課題を有しているものである。即ち、この従来
の芯合せ装置においては、ピンaの中心軸と嵌合穴cの
中心軸とが、互いに平行な状態で、単に、水平方向にず
れている場合には、確実にコンプライアンスを発揮し
て、このずれを吸収した上で、ピンaの嵌合穴cへの嵌
入を許容することが出来るものである。しかしながら、
ピンaの中心軸と、嵌合穴cの中心軸とが斜めにずれて
いる場合には、この従来の芯合せ装置では対応できず、
保持具dが破壊されてしまうとか、嵌入動作が途中で停
止してしまう課題が発生することになる。
【0011】このような従来公報に記載の芯合せ装置
は、変位の方向性を有しているばねを用いている。この
為、フインガ装置の変位方向に制限が生じることにな
る。また、従来の芯合せ装置においては、正確な調芯作
用を実施しようとすると、構成が複雑になってしまう。
また、ロボツトによる物品の組立作業は、単位時間内に
おいて、高速・高精度で行なうことに、そのメリットを
有するものである。ここで、このような高速作業を実施
すると、フインガ装置で把持した物品と相手部材との組
立位置にずれが生じることになる。このため、芯合せ装
置により、フインガ装置をロボツトアームに対して相対
的に変位させて、組立作業を実行し、この組立作業の終
了に伴ない、フインガ装置が元の位置に戻されることに
なる。このようなフインガ装置の復帰動作、及びフイン
ガ装置の静止までの時間は、短時間であることが好まし
いものである。
【0012】しかしながら、この高速作業を達成するた
め、ロボツトアームqを高速で移動させた場合には、こ
の高速移動中にフインガ装置に作用する加速度に基づ
き、フインガ装置がロボツトアームqの中心軸線回りに
回転してしまい、ロボツトアームqの停止時において、
フインガ装置がロボツトアームqに対して、これの中心
軸線回りの正規の位置に復帰するまでに時間が長くかか
り、却つて、作業時間が長くかかる問題が生じることに
なる。この発明は上述した課題に鑑みてなされたもの
で、この発明の目的は、嵌入部材と嵌合部とが斜め方向
にずれている場合であつても、確実に嵌入部材を嵌合部
へ嵌入させることのできるコンプライアンスを有すると
共に、作業時間の短縮化を図る事の出来る芯合せ装置を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる芯合せ装置は、
所定軸に沿つて延出して配設された第1の軸部材と、こ
の第1の軸部材の所定軸に沿うように、第1の軸部材か
ら所定間隔離間して配設された第2の軸部材と、前記第
1及び第2の軸部材の、互いに対向する端部の周囲に、
これらを取り囲むように配設された複数の支持部材と、
これら支持部材を一括して取り囲むように取り付けら
れ、これら支持部材が前記第1及び第2の軸部材の、互
いに対向する端部の周囲に弾性的に圧接するように付勢
する付勢部材と、前記第1及び第2の軸部材の互いに対
向する面の、両軸部材の軸線回りの回転を規制するロッ
ク部材とを具備する事を特徴としている。また、この発
明に係わる芯合せ装置において、前記ロック部材は、両
軸部材の軸線から外れた位置に少なくとも2本配設され
ている事を特徴としている。
【0014】
【作用】以上のように構成される芯合せ装置において
は、これに備えられたコンプライアンス機構が、嵌入部
材の中心軸に直交する面内でのずれに対するコンプライ
アンスと、嵌入部材の中心軸に沿うずれに対するコンプ
ライアンスと、嵌入部材の中心軸を中心とした回転方向
のずれに対するコンプライアンスと、嵌入部材の中心軸
に対する傾きのずれに対するコンプライアンスとを有し
ているので、斜め方向のずれが嵌入部材と嵌合部との間
に発生したとしても、確実に嵌入部材と嵌合部とを整合
した状態にコンプライアンスすることが出来ることにな
る。また、移動中においては、前記駆動手段を起動して
第3の軸部材を第2の軸部材に係止させる事により、第
1及び第2の軸部材をロック状態として、互いの軸線回
りの回転位置関係を維持させることが出来る事になる。
【0015】
【実施例】以下に、この発明に係わる芯合せ装置の一実
施例の構成を添付図面の図1乃至図4Bを参照して、詳
細に説明する。図1には、自動組立装置の一部を構成す
るロボツトアーム10の先端に、この一実施例の芯合せ
装置12を介してハンド部14が取り付けられている状
態が示されている。このロボツトアーム10は、図示し
ない駆動機構により、図中左右方向(x軸方向)、紙面
に直交する方向(y軸方向)、そして、上下方向(z軸
方向)に沿つて自由に移動駆動されるものである。
【0016】一方、ハンド部14は、円板状のハンド本
体16と、このハンド本体16の下面にボルト18を介
して固定された保持具20とを備えている。この保持具
20の下部には、垂直方向に沿つて延出し、下面におい
て開口して、嵌入部材としてのピン22が挿入される挿
入孔24が形成されている。ここで、この挿入孔24の
上部には、図示しない吸引ポンプに接続された吸引管2
6が連通するように接続されている。そして、この吸引
ポンプが駆動することにより、挿入孔24内は負圧状態
に維持され、この負圧により、ピン22は挿入孔24内
に吸引保持されることになる。
【0017】また、このピン22が嵌入される嵌合穴2
8が、被嵌入部材としての基板30に形成されている。
この基板30は、図示しない基台上に、水平状態に取着
されており、この状態において、嵌合穴28は、垂直方
向に延出するよう設定されている。尚、この嵌合穴28
の上端縁には、ピン22の嵌入を容易ならしめるため
に、水平面に対して所定の傾斜を有したテーパ面32が
形成されている。
【0018】ここで、上述した一実施例の芯合せ装置1
2は、ロボツトアーム10の中心軸と同軸の中心軸を有
するように配設されたコンプライアンス機構34を備え
ている。この芯合せ装置12は、ロボツトアーム10の
下端にボルト38を介して固着された円板状の取付本体
40を備えている。ここで、前述したコンプライアンス
機構34は、通常状態において、保持具20に何等外力
が作用していない場合に、ロボツトアーム10の中心軸
と、保持具20の中心軸とが、互いに、垂直方向に沿つ
て整合された状態に弾性的に維持すると共に、保持具2
0に水平面内における外力が作用した場合に、この外力
に応じて、所定範囲で水平面内で柔らかく偏倚すること
を許容することが出来るように設定されている。
【0019】尚、以下に、この一実施例を特徴付けるコ
ンプライアンス機構34の構成を説明する。即ち、この
コンプライアンス機構34は、ロボツトアーム10の下
端に固着される取付本体40の下面に、ロボツトアーム
10の中心軸と同軸に設定され、下方に突出するように
一体に形成された第1の軸部材34aを備えている。一
方、ハンド本体16の上面には、保持具20の中心軸と
同軸に設定され、上方に突出するように、第2の軸部材
34bがボルト36を介して固着されている。これら第
1及び第2の軸部材34a,34bの互いの対向端部
は、所定間隔だけ離間するように対向している。
【0020】ここで、第1の軸部材34aの下端、及
び、第2の軸部材34bの上端には、夫々外方フランジ
部34c,34dが一体に形成されている。また、この
コンプライアンス機構34は、第1及び第2の軸部材3
4a,34bの互いの対向端部の周囲を同時に取り囲む
ようにして配設された複数の支持ピン34eを備えてい
る。そして、各支持ピン34dは、上端部及び下端部
に、夫々外方フランジ34f,34gを一体に備えてい
る。詳細には、これらの支持ピン34dの各外方フラン
ジ部34f,34gは、上述した第1及び第2の軸部材
34a,34bの半径よりかなり小さい半径を有した円
柱体から形成されており、その数は6本に設定されてい
る。
【0021】また、第1及び第2の軸部材34a,34
bの夫々の端部の外方フランジ部34c,34dの外周
には、図2に示すように、支持ピン34eの配設個数に
対応して、等間隔に複数のV溝34mが上下方向に沿つ
て延出するよう形成されている。そして、各V溝34m
内には、対応する支持ピン34eが嵌合する状態で支持
されている。このようにして、第2の軸部材34bの第
1の軸部材34aに対する相対位置は、弾性的に規定さ
れることになる。また、各支持ピン34dの外方フラン
ジ34f,34gを除く部分の外周面には、環状の切り
溝34hが夫々形成されている。
【0022】そして、これら支持ピン34eが両軸部材
34a,34bを取り囲んだ状態において、支持ピン3
4eの上端に一体に形成された外方フランジ34fが、
第1の軸部材34aの外方フランジ部34cに上方から
係合し、また、支持ピン34eの下端に一体に形成され
た外方フランジ34gに、第2の軸部材34bの外方フ
ランジ部34dが上方から係合する。このようにして、
ハンド本体16は、このコンプライアンス機構34の取
付本体40に、中心軸回りに揺動自在に吊持されること
になる。
【0023】また、図2に示すように、これら支持ピン
34eが両軸部材34a,34bを取り囲んだ状態にお
いて、上述した一実施例と同様に、これら支持ピン34
eを一括して取り囲むようにして、各切り溝34hに
は、これら支持ピン34eが第1及び第2の軸部材34
a,34bの、互いに対向する端部の周面に弾性的に圧
接するように付勢するリング状の付勢部材34iが夫々
収納されている。尚、この一実施例においては、この付
勢部材34iは、細かく捲回されたリング状のコイルス
プリングから形成されている。
【0024】一方、図1に示すように、第1の軸部材3
4aの下面と、第2の軸部材34bの上面とには、互い
に対向する状態で、凹所34j,34kが夫々形成され
ている。これら凹所34j,34kに上端及び下端を夫
々収納された状態で、コイルスプリング34lが配設さ
れている。このコイルスプリング34lは、第1及び第
2の軸部材34a,34bが互いに離間する方向に付勢
するために設けられている。
【0025】また、図1に示すように、この芯合せ装置
12には、ロボツトアーム10が横方向に高速で移動し
た際に、その慣性により第2の軸部材34bが第1の軸
部材34aに対して横方向に偏倚することを防止するた
め、ロツク機構38が設けられている。このロツク機構
38は、第1の軸部材34a内において、間に凹所34
jを置いた状態で、互いに対称な位置に形成された、一
対のシリンダ室38aを備えている。
【0026】各シリンダ室38a内には、下方に突出可
能にピストン部材38bが収納されている。ここで、各
ピストン部材38bは、コイルスプリング38cにより
上方に付勢されており、このコイルスプリング38cの
付勢力により、ピストン部材38bの上端に上方に突出
されるように一体に形成されたストツパ部材38dがが
シリンダ室38aの上面に当接して停止した位置におい
て、ピストン部材38bの引き込み位置が規定されてい
る。
【0027】また、第2の軸部材34bの上面には、各
ピストン部材38bの先端に対向した位置に、対応する
ピストン部材38bの先端が嵌入されるロツク穴38e
が形成されている。ここで、上述した各シリンダ室38
aの、ピストン部材38bの上端より上方部分には、図
示しない加圧ポンプ機構に連結された連結管38fが接
続されている。
【0028】そして、この加圧ポンプ機構から圧縮空気
(加圧空気)が連結管38fを介してシリンダ室38a
内に導入されることにより、各ピストン部材38bは、
対応するコイルスプリング38cの付勢力に抗して、引
き込み位置から下方に押し下げられて、ロツク位置に偏
倚される。尚、このロツク位置において、各ピストン部
材38bの下端は、対応するロツク穴38eに嵌入する
ことになる。このようにして、このロツク機構38が起
動することにより、第1及び第2の軸部材34a,34
bは互いに横方向に関してロツクされ、一体的に横移動
することになる。
【0029】以上のように構成されるコンプライアンス
機構34を有する芯合せ装置12を介してロボツトアー
ム10の先端にハンド部14が装着されている場合にお
いて、基板30に形成された1本の嵌合穴28に、1本
のピン22を嵌入させる嵌入動作を以下に説明する。先
ず、保持具20にピン22を吸引保持した状態で、ロボ
ツトアーム10は、このピン22を基板30に形成され
た嵌合穴28内に嵌入するよう、図示しない制御機構に
より移動制御される。即ち、この制御機構においては、
予め、嵌合穴28のxーy平面上における位置情報と、
ロボツトアーム10の立体位置、即ち、嵌入しようとす
るピン22の位置情報とが、入力されており、このロボ
ツトアーム10は、これら位置情報に基づく制御機構の
制御動作により、移動制御されるものである。
【0030】ここで、これら位置情報が正確であり、制
御機構の制御内容通りにロボツトアーム10が移動駆動
され、また、設定値通りに嵌合穴28は位置決めされて
いる場合には、この嵌合穴28の直上方にピン22が移
動され、その後、垂直下方に下されることにより、ピン
22は、良好に嵌合穴28内に嵌入することになる。し
かしながら、嵌合穴28の位置決めが正確でなく、xー
y平面内で設定値より僅かにずれていたり、ロボツトア
ーム10の位置が、駆動系の誤差、例えば、ギヤにおけ
るバツクラツシユ等により、制御機構により規定した姿
勢から僅かにずれている場合には、所謂、斜め方向にず
れが発生する。
【0031】ここで、ロボツトアーム10側において
は、正確に設定されているものの、嵌合穴28が斜めに
ずれて形成されている場合には、ロボツトアーム10の
下降により垂直下方に下されてきたピン22は、図1及
び図3に示すように、その下端縁が嵌合穴28のテーパ
面32に当接することになる。そして、ロボツトアーム
10が更に下降することにより、ピン22の下端縁は、
テーパ面32に沿つて水平方向に向かう分力Fを受ける
ことになる。
【0032】ここで、このような水平方向の分力Fをピ
ン22が受けることにより、この分力Fは、保持具2
0、ハンド本体16を介して、コンプライアンス機構3
4の夫々の第2の軸部材34bに作用することになる。
このため、この分力Fが作用していない状態において
は、図4Aに示すように、上下一対の付勢部材34iに
より、弾性的に第1及び第2の軸部材34a;34bが
互いに垂直軸方向に整合されていた状態から、図4Bに
示すように、これら付勢部材34iの付勢力に抗して、
支持ピン34eは斜めに傾くことにより、第2の軸部材
34bが、水平方向にずれるように移動することにな
る。
【0033】また、このコンプライアンス機構34にお
いては、第1及び第2の軸部材34a,34bは、相対
的に中心軸回りに揺動可能な状態に設定されており、こ
の結果、このような嵌合穴28やピン22の中心軸(z
軸)からの傾き(α)に対して、コンプライアンスを有
して一旦柔らかく、第2の軸部材34bは第1の軸部材
34aに対して傾くことが出来るものである。このよう
にして、このコンプライアンス機構34においては、嵌
合穴28やピン22の中心軸からの傾き(ずれ)が良好
に吸収されて、ピン22は嵌合穴28内に確実に嵌入さ
れることになる。
【0034】このようにして、ピン22と嵌合穴28と
の斜めのずれが、コンプライアンス機構34における第
1及び第2の軸部材34a;34bのずれ及び傾きによ
り弾性的に吸収され、ピン22は嵌合穴28内に、互い
の軸が整合された状態にもたらされ、ロボツトアーム1
0の下降に伴ない、ピン22は嵌合穴28内に良好に嵌
入されることになる。
【0035】そして、ピン22の嵌合穴28への嵌入動
作が終了した後、図示しない吸引ポンプの駆動が停止さ
れ、ロボツトアーム10が上昇駆動されると、保持具2
0におけるピン22の保持状態が解除され、ハンド部1
4がピン22を離した状態で、単独で上昇する。そし
て、ピン22が保持具20から完全に離れた状態で、上
述いた分力Fが、保持具20に作用しなくなる。この結
果、コンプライアンス機構34において第2の軸部材3
4bに作用していた分力が解消されることになり、上下
一対の付勢部材34iの付勢力により、第2の軸部材3
4bは、図4Bに示す偏倚状態から、図4Aに示す整合
状態に良好に復帰することになる。
【0036】このようにして、この芯合せ装置12にお
ける芯合せ動作、換言すれば、コンプライアンス機構3
4における弾性的な偏倚・復帰動作が終了する。一方、
上述したコイルスプリング34lが設けられているの
で、このコンプライアンス機構34は、垂直方向(z
軸)に関するコンプライアンスを有することになる。こ
のため、ピン22を嵌合穴28の最奥部にまで嵌入させ
る場合において、嵌合穴28の深さが設定値より短い場
合やピン22の長さが長い場合であつても、このコイル
スプリング34lの弾性的な縮みに基づき、これら設定
値からのずれは確実に吸収され、所謂z軸に関するコン
プライアンスによりロボツトアーム10に衝撃が加わら
ずに良好に嵌入されることになる。
【0037】また、上述したように、第1及び第2の軸
部材34a,34bは、夫々に形成されたV溝34mに
嵌合されるように支持ピン34eが支持されているた
め、第1及び第2の軸部材34a,34bにおける相対
角度位置が弾性的に規定されることになる。この結果、
水平面(xーy平面)における角度がずれるように偏倚
した場合におけるコンプライアンスが生じることにな
る。このようにして、z軸回りにずれ(θ)が発生した
場合でも、このずれ(θ)に対応したコンプライアンス
を、このコンプライアンス機構34は発揮することが出
来るものである。
【0038】以上詳述したように、一実施例における芯
合せ装置12においては、x軸、y軸、z軸方向のずれ
に加えて、z軸回りの回転方向のずれ(θ)、z軸に対
する傾き(α)対して、コンプライアンスを有して対応
して、偏倚すると共に、これら斜め方向のずれに基づく
分力が解除された場合には、確実に、元の整合した状態
に復帰することが出来るものである。
【0039】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であることは言うまでもない。例えば、上
述した一実施例においては、ピン22は、保持具22に
形成された挿入孔24に真空吸引された状態で保持され
るように説明したが、これに限られることなく、マグネ
ツトを用いた磁気吸引であつても良いし、メカニカルフ
インガにより機械的に係止する機構であつても良い。
更に、上述した一実施例のコンプライアンス機構34に
おいては、付勢部材34iとして、リング状のコイルス
プリングを用いるように説明したが、このような構成に
限定されることなく、図5Aに第1の変形例として示す
ように、リング状の弾性ゴム帯34nを用いるようにし
ても良い。この場合、リング状のコイルスプリングを用
いる場合と比較して、各支持ピン34cに切り溝34d
を形成する必要は無くなる。
【0040】また、図5Bに第2の変形例として示すよ
うに、このリング状の弾性ゴム帯34nの幅を広く取る
ことにより、上下一対では無く、1本の弾性ゴム帯34
oで済ますことも可能となる。ここで、上述した一実施
例においては、基板30には、1本の嵌合穴28が形成
され、保持具20には、1本のピン22が挿入・保持さ
れており、このピン22を嵌合穴28に嵌入する1軸の
場合について説明したが、この一実施例の芯合せ装置1
2は、このような態様においてのみ適用できるものでな
く、基板30に形成された2本の嵌合穴28に、保持具
20に挿入・保持された2本のピン22を嵌入する2軸
の場合にも、適用し得るものである。
【0041】即ち、このような2軸の場合において、図
6Aに示すように、2本のピン22の中心を結ぶ線分l
1 と、2本の嵌合穴28の中心を結ぶ線分l2 とが、互
いに平行状態を維持してずれている場合には、従来技術
と同様に、x軸方向に沿うずれ量Δxと、y軸方向に沿
うずれ量Δyとが、それぞれのピン22と嵌合穴28の
テーパ面32との当接部において、同様な値となり、ハ
ンド本体16のロボツトアーム10に対する回転を伴な
うことなく、確実に対応できるものである。
【0042】一方、図6Bに示すように、2本のピン2
2の中心を結ぶ線分l1 と、2本の嵌合穴28の中心を
結ぶ線分l2 とが、所定角度Δθを有して交わるように
ずれている場合には、x軸方向に沿うずれ量Δxと、y
軸方向に沿うずれ量Δyとが、それぞれのピン22と嵌
合穴28のテーパ面32との当接部において、異なる値
となり、ハンド本体16のロボツトアーム10に対する
回転を伴なうことになる。このような場合においても、
この一実施例の芯合せ装置12におけるコンプライアン
ス機構34,36は、ハンド本体16のロボツトアーム
10に対する回転を所定範囲で許容するものであるか
ら、このような回転方向における角度のずれに対して、
確実に対応できるものである。
【0043】また、この一実施例の芯合せ装置12にお
いては、上述した2軸の嵌合動作においてのみに適用さ
れるもので無く、多軸の嵌合動作にも適用できるもので
ある。以上詳述したように、この一実施例においては、
この芯合せ装置12は、x軸、y軸、z軸方向に夫々沿
うずれ、z軸を中心とした回転方向のずれ(θ)、なら
びに、z軸に対する傾きのずれ(α)に夫々コンプライ
アンスを有しており、斜め方向のずれ対応して、柔らか
く偏倚すると共に、この斜めのずれに基づくずれ力が解
除された場合には、確実に、元の、整合した状態に復帰
することが出来るものである。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
芯合せ装置は、所定軸に沿つて延出して配設された第1
の軸部材と、この第1の軸部材の所定軸に沿うように、
第1の軸部材から所定間隔離間して配設された第2の軸
部材と、前記第1及び第2の軸部材の、互いに対向する
端部の周囲に、これらを取り囲むように配設された複数
の支持部材と、これら支持部材を一括して取り囲むよう
に取り付けられ、これら支持部材が前記第1及び第2の
軸部材の、互いに対向する端部の周囲に弾性的に圧接す
るように付勢する付勢部材と、前記第1及び第2の軸部
材の互いに対向する面の、両軸部材の軸線回りの回転を
規制するロック部材とを具備する事を特徴としている。
【0045】また、この発明に係わる芯合せ装置におい
て、前記ロック部材は、両軸部材の軸線から外れた位置
に少なくとも2本配設されている事を特徴としている。
従つて、この発明によれば、嵌入部材と嵌合部とが斜め
方向にずれていな場合であつても、確実に嵌入部材を嵌
合部へ嵌入させることのできるコンプライアンスを有す
ると共に、作業時間の短縮化を図る事の出来る芯合せ装
置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる芯合せ装置の一実施例の構成
を一部断面を取つて示す正面図である。
【図2】図1におけるIIーII線に沿つて切断して示す断
面図である。
【図3】xーy軸平面におけるずれ状態を示す平面図で
ある。
【図4A】第1及び第2の軸部材が互いに整合された状
態を部分的に示す正面図である。
【図4B】ピンと嵌合穴とのずれを吸収するため、第1
及び第2の軸部材が互いにずれた状態を部分的に示す正
面図である。
【図5A】一実施例の第1の変形例の構成を部分的に示
す正面図である。
【図5B】一実施例の第2の変形例の構成を部分的に示
す正面図である。
【図6A】2軸の場合のずれが平行状態である場合を示
す上面図である。
【図6B】2軸の場合のずれが回転状態である場合を示
す上面図である。
【図7A】、
【図7B】、
【図7C】従来の芯合せ装置の構成及び動作を示す正面
図である。
【符号の説明】 10…ロボツトアーム、 12…芯合せ装置、 14…ハンド部、 16…ハンド本体、 18…ボルト、 20…保持具、 22…ピン、 24…挿入孔、 26…吸引管、 28…嵌合穴、 30…基板、 32…テーパ面、 34…コンプライアンス機構、 34a…第1の軸部材、 34b…第2の軸部材、 34c;34d…外方フランジ部、 34e…支持ピン、 34f;34g…外方フランジ部、 34h…切り溝、 34i…付勢部材、 34j;34k…凹所、 34l…コイルスプリング、 34m…V溝、 34n;34o…弾性ゴム帯、 36…ボルト、 38…ロツク機構、 38a…シリンダ室、 38b…ピストン部材、 38c…コイルスプリング、 38d…ストツパ部材、 38e…ロツク穴、 38f…連結管である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定軸に沿つて延出して配設された第1
    の軸部材と、 この第1の軸部材の所定軸に沿うように、第1の軸部材
    から所定間隔離間して配設された第2の軸部材と、 前記第1及び第2の軸部材の、互いに対向する端部の周
    囲に、これらを取り囲むように配設された複数の支持部
    材と、 これら支持部材を一括して取り囲むように取り付けら
    れ、これら支持部材が前記第1及び第2の軸部材の、互
    いに対向する端部の周囲に弾性的に圧接するように付勢
    する付勢部材と、 前記第1及び第2の軸部材の互いに対向する面の、両軸
    部材の軸線回りの回転を規制するロック部材とを具備す
    る事を特徴とする芯合せ装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は、両軸部材の軸線から
    外れた位置に少なくとも2本配設されている事を特徴と
    する請求項1に記載の芯合せ装置。
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