JPH06142623A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH06142623A
JPH06142623A JP4299934A JP29993492A JPH06142623A JP H06142623 A JPH06142623 A JP H06142623A JP 4299934 A JP4299934 A JP 4299934A JP 29993492 A JP29993492 A JP 29993492A JP H06142623 A JPH06142623 A JP H06142623A
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幸裕 開
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晋 杉原
Hiroshi Okazaki
博市 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水と反応して水素ガスを発生する材料から成
るワークを洗浄するものにおいて、水を用いて洗浄する
ようにしながらも、安全性の向上を図る。 【構成】 マグネシウム製のワーク4は、洗浄水を圧縮
空気と共に噴射する第1の洗浄手段22と、洗浄水をポ
ンプ23の吐出圧により噴射する第2の洗浄手段27と
により洗浄する。洗浄によりワーク4から除去された除
去物38は網11により分離する。洗浄装置1内に水素
ガスが発生することがあるが、その水素ガスは排気手段
31により強制的に外部へ排出する。排出される水素ガ
スの濃度を水素ガスセンサ32により検出し、その検出
値が万一基準値を越えた場合には警報装置33により警
報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水と反応して水素ガス
を発生する材料から成るワークを洗浄するのに好適する
洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばマグネシウムダイカス
ト製の部品を洗浄する場合、マグネシウム(Mg)は水
と反応して水素(H)ガスを発生し、その水素ガス
は爆発の危険があることから、フロンを用いて洗浄する
のが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フロンガス
がオゾン層を破壊する等の問題があるため、近年ではフ
ロンの使用が大きく制限されるようになってきている。
このため、フロンを用いた洗浄方法に代えて、水を用い
た洗浄方法が検討されている。
【0004】水を用いた洗浄方法の場合には、前述した
ように、マグネシウムは水と反応して次式で示すように
水素ガスを発生する。
【0005】
【化1】 ここで、マグネシウムと水とが反応して発生する水素ガ
スの発生量は、図3に示すように、マグネシウムの水に
対する浸漬時間が長い程多くなり、また、マグネシウム
の塊の場合に比べて、切粉の場合の方が多いことが分か
る。
【0006】従って、水を用いてマグネシウム部品を洗
浄する場合には、特に部品から除去された切粉が水と反
応して水素ガスが発生しやすいという事情がある。水素
ガスは、濃度が4〜75%の範囲で、近くに発火源があ
ると、爆発の危険があることから、特に安全性が要望さ
れている。
【0007】そこで、本発明の目的は、水と反応して水
素ガスを発生する材料から成るワークを洗浄するものに
おいて、水を用いて洗浄するようにしながらも、安全性
の向上を図り得る洗浄装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、水と反応して
水素ガスを発生する材料から成るワークを洗浄する洗浄
装置において、ワークを収容する洗浄室と、この洗浄室
内に収容されたワークに洗浄水を噴射してそのワークを
洗浄する洗浄手段と、前記洗浄室から排出される洗浄水
を受けて貯留するタンクと、前記洗浄手段による洗浄に
よりワークから除去された除去物を前記洗浄室からタン
クへ排出される洗浄水から分離する分離手段と、装置内
に発生する水素ガスを外部へ強制的に排出する排気手段
と、装置内に発生する水素ガスの濃度を検出する水素ガ
スセンサと、この水素ガスセンサの検出値に応じて警報
を発する警報手段とを具備したことを特徴とするもので
ある。
【0009】この場合、洗浄手段としては、洗浄水を圧
縮空気と共に噴射する第1の洗浄手段と、洗浄水をポン
プの吐出圧により噴射する第2の洗浄手段とを備える構
成とすることが好ましい。
【0010】
【作用】洗浄手段による洗浄によりワークから除去され
た除去物は、ワークの塊に比べて水と反応して水素ガス
を発生しやすいものであるが、その除去物を分離手段に
より洗浄水から分離するようにしているので、水素ガス
の発生量を抑えることが可能になる。
【0011】また、分離手段による分離から漏れた小さ
な除去物は洗浄水と共にタンク側に排出されて貯留さ
れ、ここでその除去物と水とが反応して水素ガスが発生
する場合があるが、その水素ガスは排気手段により強制
的に装置の外部へ排出するようにしているから、装置内
に水素ガスが閉じ込められることを防止できる。
【0012】しかも、水素ガスセンサにより装置内の水
素ガスの濃度を検出していて、その検出値が予め設定さ
れた基準値に達した場合に、警報手段により警報を発す
ることにより、装置内の水素ガスの濃度が異常に高くな
るようなことを未然に防止することができる。
【0013】そして、洗浄手段として、洗浄水を圧縮空
気と共に噴射する第1の洗浄手段と、洗浄水をポンプの
吐出圧により噴射する第2の洗浄手段とを備える構成と
することにより、洗浄能力の向上を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1及び図2
を参照して説明する。洗浄装置1の上部には洗浄室2が
設けられ、この洗浄室2の上面には蓋3が開閉可能に設
けられている。
【0015】洗浄室2内には洗浄するワーク4をセット
するためのテーブル5が回転可能に設けられており、ま
た、洗浄室2の側部にはワーク排出用のシュート6が設
けられ、さらに底部には排水口2aが形成されていると
共に、ガイド板7が斜め下方へ突出するように設けられ
ている。なお、テーブル5のシャフト5aを回転可能に
支持する支持部8には、図示はしないがシールド形ベア
リングが設けられている。
【0016】ガイド板7の下方には、上面が開放された
横長なタンク9が配設されている。このタンク9は、洗
浄水を貯留するもので、底部に設けられた車輪10を介
して前後方向(図1中左右方向)への移動が可能となっ
ていると共に、後部下部に排水用バルブ9aが設けられ
ていて、タンク9内の洗浄水を容易に交換できるように
なっている。
【0017】タンク9の上部には、ガイド板7の下方に
対応した前部側(図1中左側)に分離手段を構成するス
テンレス製の網11が着脱可能に装着されており、この
網11は、洗浄装置1の前面側から扉12を開放するこ
とによって着脱できるようになっている。タンク9の内
部には上部仕切り板13及び下部仕切り板14が交互に
2枚ずつ設けられ、また、後部側にはフェルト製のフィ
ルタ15が設けられている。
【0018】タンク9の上方部位には、このタンク9と
は別の洗浄水用タンク16が配設されている。この洗浄
水用タンク16には、貯留された洗浄水を加熱するため
のヒータ17が設けられている。
【0019】上記洗浄室2の後部には、それぞれ複数本
の第1のノズル18と、第2のノズル19とが設けられ
ている。このうちの第1のノズル18は、工場に設置さ
れた図示しない圧縮ポンプから圧縮空気が圧送されるエ
アーパイプ20に接続され、このエアーパイプ20に
は、下端部が洗浄水用タンク16内の洗浄水中に挿入さ
れた給水用パイプ21が接続されている。
【0020】ここで、第1のノズル18と、圧縮ポンプ
と、エアーパイプ20と、給水用パイプ21と、洗浄水
用タンク16とにより第1の洗浄手段22を構成してお
り、この第1の洗浄手段22は、エアーパイプ20に圧
縮空気が圧送されると、洗浄水用タンク16内のヒータ
17により温められた洗浄水が給水用パイプ21を介し
て吸い上げられ、その洗浄水が霧状となって圧縮空気と
共に第1のノズル18からワーク4に向けて噴射される
ことにより、ワーク4を洗浄するようになっている。
【0021】この第1の洗浄手段22は、給水用パイプ
21に設けられた図示しない弁が閉鎖されることによ
り、第1のノズル18からは圧縮空気のみが噴射され、
この圧縮空気によりワーク4を乾燥させるようになって
おり、第1のノズル18は乾燥手段も兼ねている。な
お、エアーパイプ20には、図示はしないが、乾燥時に
圧縮空気のみを噴出する乾燥専用のノズルも設けられて
いる。
【0022】上記第2のノズル19には、ポンプ23の
2本の吐出用パイプ24,25のうちの一方の吐出用パ
イプ24が接続されている。このポンプ23は防爆形タ
イプのもので、吸入用パイプ26が上記タンク9におけ
るフィルタ15の後方の後部室9b内の洗浄水中に挿入
され、また、他方の吐出用パイプ25が洗浄水用タンク
16に臨んでいる。なお、一方の吐出用パイプ24に
は、弁24aが設けられている。
【0023】ここで、第2のノズル19と、一方の吐出
用パイプ24と、ポンプ23と、吸入用パイプ26と、
タンク9とにより第2の洗浄手段27を構成しており、
この第2の洗浄手段27は、ポンプ23が駆動される
と、タンク9の後部室9b内の洗浄水を吸入用パイプ2
6により汲み上げ、その洗浄水を吐出用パイプ24を通
して第2のノズル19からワーク4に向けて噴射するこ
とにより、ワーク4を洗浄するようになっている。
【0024】このとき、吸入用パイプ26により汲み上
げられる水の一部は、他方の吐出用パイプ25を通して
洗浄水用タンク16内に供給されるようになっている。
【0025】一方、タンク9の上方部位には排気用ダク
ト28が設けられ、この排気用ダクト28の上端部に排
気用ファン29が設けられ、さらにこの排気用ファン2
9の上端部に延長ダクト30が設けられている。これら
排気用ダクト28、排気用ファン29及び延長ダクト3
0により、洗浄装置1内に発生する水素ガスを外部へ強
制的に排出する排気手段31を構成している。
【0026】延長ダクト30の上方には、該延長ダクト
30から排出される空気の水素ガスの濃度を検出する水
素ガスセンサ32が設置されている。この水素ガスセン
サ32からの検出信号は警報手段を構成する警報装置3
3に出力される。警報装置33は、水素ガスセンサ32
の検出値が、予め設定された基準値、例えば水素ガスの
濃度が0.2%に達すると、ランプ34を点灯させると
共にブザー35を鳴動させる構成となっている。
【0027】なお、洗浄室2の前方部位にはスタートボ
タン36等が設けられ、また、洗浄室2の後方部位には
制御盤37が設けられている。さらに洗浄室2内には、
図示はしないがワーク4をシュート6側へ排出する排出
機構が設けられ、また、図には示されていないが、シュ
ート6の洗浄室2側には、水滴飛散を防止するためのの
れん状の蓋が設けられている。
【0028】次に上記構成の作用を説明する。マグネシ
ウムダイカスト製のワーク4を洗浄する場合には、ま
ず、ワーク4をテーブル5上にセットする。このとき、
蓋3は予め開放されている。
【0029】そして、スタートボタン36を操作する
と、蓋3が図示しないシリンダにより閉鎖され、この
後、第1及び第2の洗浄手段22及び27によりワーク
4の洗浄が一定時間行われる。
【0030】このうち、第1の洗浄手段22は、前述し
たようにエアーパイプ20に圧縮空気が圧送されること
によって、洗浄水用タンク16内の温水が給水用パイプ
21を介して吸い上げられ、その温水が霧状となって圧
縮空気と共に第1のノズル18からワーク4に向けて噴
射される。
【0031】また、第2の洗浄手段27は、ポンプ23
が駆動されることによって、タンク9の後部室9b内の
洗浄水が吸入用パイプ26により汲み上げられ、その汲
み上げられた洗浄水を吐出用パイプ24を通して第2の
ノズル19からワーク4に向けて噴射される。
【0032】このとき、ワーク4は、第1及び第2のノ
ズル18,19から噴射される洗浄水の圧力を受けてテ
ーブル5ごと回転しながら洗浄される。
【0033】洗浄によりワーク4から除去された切粉等
の除去物及び洗浄後の洗浄水は、排水口2aから矢印A
で示すようにタンク9側へ落下して貯留される。このと
き、比較的大きめの除去物38は網11により除去され
ることになる。
【0034】洗浄工程が終了すると、第1のノズル18
から圧縮空気のみを噴射することにより、乾燥工程が一
定時間行われる。このとき、ワーク4は、圧縮空気の圧
力を受けてテーブル5ごと回転されながら乾燥される。
【0035】乾燥工程が終了し、テーブル5の回転が停
止すると、蓋3が開放されると共に、ワーク4が排出機
構によりシュート6側へ排出され、これによって一連の
工程が終了する。
【0036】そして、次のワーク4をテーブル5上にセ
ットして、スタートボタン36を操作することにより、
上記と同様な工程が行われてワーク4が洗浄される。
【0037】ここで、洗浄室2からタンク9内に排出さ
れた水にはワーク4から除去された比較的小さな切粉や
油が含まれているが、タンク9内の水が、矢印Bで示す
ように後部室9b側へ流れる過程で、上部仕切り板13
により主に油が除去され、また、下部仕切り板14及び
フィルタ15により主に切粉等が除去され、後部室9b
にはそれら除去物や油が除去された洗浄水が貯留される
ことになり、この洗浄水が再び洗浄に使用されることに
なる。
【0038】また、タンク9内に貯留された切粉はマグ
ネシウムであり、これは水と反応して水素ガスを発生す
ることになる。このとき、排気用ファン29は洗浄装置
1の使用時には常時駆動されており、その排気用ファン
29の送風作用により、上記水素ガスは、矢印Cで示す
ように空気と共に排気用ダクト28を通して延長ダクト
30から外部へ排出されるから、洗浄装置1内に水素ガ
スが溜まることが防止される。
【0039】そして、延長ダクト30から排出される水
素ガスの濃度を水素ガスセンサ32により検出してい
て、その水素ガスセンサ32の検出値が、万一、予め設
定された基準値(本実施例では0.2%)に達すると、
ランプ34を点灯させると共にブザー35を鳴動させて
警報を発することにより、使用者に危険を知らせること
になる。
【0040】上記した実施例によれば、第1及び第2の
洗浄手段22及び27による洗浄によりワーク4から除
去された切粉等の除去物は、ワーク4に比べて水と反応
して水素ガスを発生しやすいものであるが、そのうちの
比較的大きめの除去物38を網11により洗浄水から分
離して水との接触を避けるようにしているので、水素ガ
スの発生量を抑えることが可能になる。しかも、網11
は前面側の扉12を開放することにより容易に着脱する
ことができるから、除去物38を適宜処分することがで
きる。
【0041】また、網9による分離から漏れた小さな除
去物は洗浄水と共にタンク9側に排出されて貯留され、
ここでその除去物と水とが反応して水素ガスが発生する
場合があるが、その水素ガスは排気手段31により強制
的に洗浄装置1の外部へ排出するようにしているから、
洗浄装置1内に水素ガスが閉じ込められることを防止で
き、水素ガスの濃度が異常に高くなることを防止でき
る。
【0042】しかも、水素ガスセンサ32により延長ダ
クト30から排出される水素ガスの濃度を常に検出して
いて、その検出値が予め設定された基準値(水素ガスの
濃度が0.2%)に達した場合には、ランプ34及びブ
ザー35により警報を発することにより、洗浄装置1内
の水素ガスの濃度が異常に高くなるようなことを未然に
防止することができる。
【0043】この結果、水と反応して水素ガスを発生す
る材料から成るワーク4を洗浄するものにおいて、水を
用いて洗浄するようにしながらも、安全性の向上を図る
ことができる。また、上記した洗浄装置1によれば、洗
浄液に水道水を利用できるから、フロンを用いる洗浄装
置に比べて、コストの低減も図ることができる。
【0044】しかも、上記した実施例によれば、ワーク
4を洗浄する洗浄手段として、洗浄水を圧縮空気と共に
噴射する第1の洗浄手段22と、洗浄水をポンプ23の
吐出圧により噴射する第2の洗浄手段27とを備える構
成としているから、洗浄能力の向上を図ることができる
利点がある。
【0045】さらに、上記した実施例によれば、排気用
ファン29の上方に延長ダクト30を設けてダクトを長
くしているので、水滴が外部へ飛散することを防止でき
る利点がある。
【0046】また、テーブル5のシャフト5aを回転可
能に支持する支持部8にはシールド形ベアリングを設け
ているので、ベアリング内に切り粉等の除去物が侵入す
ることを防止でき、ひいてはテーブル5の回転不良を防
止することができる。
【0047】なお、本発明は上記しかつ図面に示した実
施例にのみ限定されるものではなく、例えば洗浄するワ
ーク4の対象としては、水と反応して水素ガスを発生す
る材料であれば、例えばアルミニウム製のワーク4にも
同様に適用することができる等、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施することができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の洗浄装置によれば、水
と反応して水素ガスを発生する材料から成るワークを洗
浄するものにおいて、水を用いて洗浄するようにしなが
らも、安全性の向上を図ることができ、また、洗浄液に
水道水を利用できるから、フロンを用いる洗浄装置に比
べて、コストの低減も図ることができるという優れた効
果を奏する。
【0049】請求項2に記載の洗浄装置によれば、ワー
クを洗浄する洗浄手段として、洗浄水を圧縮空気と共に
噴射する第1の洗浄手段と、洗浄水をポンプの吐出圧に
より噴射する第2の洗浄手段とを備える構成とすること
により、洗浄能力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図
【図2】一部を破断して示す正面図
【図3】マグネシウムと水との反応による水素ガスの発
生量を示す特性図
【符号の説明】
1は洗浄装置、2は洗浄室、4はワーク、9はタンク、
11は網(分離手段)、18は第1のノズル、19は第
2のノズル、22は第1の洗浄手段、27は第2の洗浄
手段、28は排気用ダクト、29は排気用ファン、31
は排気手段、32は水素ガスセンサ、33は警報装置
(警報手段)、38は除去物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 徹 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と反応して水素ガスを発生する材料か
    ら成るワークを洗浄する洗浄装置において、 ワークを収容する洗浄室と、 この洗浄室内に収容されたワークに洗浄水を噴射してそ
    のワークを洗浄する洗浄手段と、 前記洗浄室から排出される洗浄水を受けて貯留するタン
    クと、 前記洗浄手段による洗浄によりワークから除去された除
    去物を前記洗浄室からタンクへ排出される洗浄水から分
    離する分離手段と、 装置内に発生する水素ガスを外部へ強制的に排出する排
    気手段と、 装置内に発生する水素ガスの濃度を検出する水素ガスセ
    ンサと、 この水素ガスセンサの検出値に応じて警報を発する警報
    手段とを具備したことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 洗浄手段は、洗浄水を圧縮空気と共に噴
    射する第1の洗浄手段と、洗浄水をポンプの吐出圧によ
    り噴射する第2の洗浄手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1記載の洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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