JPH06142584A - シリンジシステム - Google Patents

シリンジシステム

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JPH06142584A
JPH06142584A JP4298508A JP29850892A JPH06142584A JP H06142584 A JPH06142584 A JP H06142584A JP 4298508 A JP4298508 A JP 4298508A JP 29850892 A JP29850892 A JP 29850892A JP H06142584 A JPH06142584 A JP H06142584A
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JP
Japan
Prior art keywords
syringe
liquid
liquid substance
valve
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP4298508A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Kubota
喜通 久保田
Toshimasa Sakayori
敏昌 酒寄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動補充ができ、安定した定量塗布作業を行
うことができるシリンジシステムを提供する。 【構成】 少なくとも1回の塗布に十分な液を同径部分
で収納できるシリンジ容器を設け、液補充は前記同径部
分に対して行う。液補充要否は塗布はじめに検出し、必
要に応じて圧送タンクとの間に設けた補充用バルブの開
閉を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布装置における液状
物質の定量安定吐出に有効なシリンジシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、定量塗布を行うための塗布液
圧送方式にはさまざまな方式が採用されている。図6〜
8に3例を示している。図6に示す圧送方式は、圧送用
ポンプ1又は圧送用加圧タンクから液体を圧送し、先端
に塗布用バルブユニット2を設け、バルブの開閉時間
と、圧送圧力等の調整で一定量の吐出を行う方式(直結
式)である。
【0003】図7に示す圧送方式は、タンク3と直結さ
れるバルブ4自体に一定量吐出できるような機構をもう
けた定量弁と呼ばれるバルブを使用し、このバルブ4が
ワンストロークすることにより、常に設定した量の液体
を定量吐出する方式(定量バルブ式)である。図8に示
す圧送方式は、シリンジと呼ばれる容器5に液状物質を
入れ、そのシリンジ5に一定時間一定圧力をかけること
で、定量性を出す方式(シリンジ式)である。6はノズ
ルを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き塗布装置における液状物質の圧送方式にあっては各
々次の如き問題点があった。即ち、図6に示す直結方式
では、エアーによる動作させるべき部分が多いため、空
圧による動きの時間等の誤差の累積や、圧送する液状物
質の粘度変化等による吐出量のばらつきが発生する。図
7に示す定量バルブ方式では、気温や空圧等の変化に影
響を受けず定量性はひじょうに良好であるが、等速吐出
の問題や吐出量の最大値に限りがあり、使用個所が限ら
れる。また、接着剤等の性質により使用できないことが
ある。さらに使用できる粘度も限られる。図8に示すシ
リンジ方式は、定量性は良好で幅広い粘度の接着剤に使
用可能であるが、シリンジ5内に蓄えられる液体の量に
制限があり、連続作業の間に補充作業をしなければなら
ない事態が生ずる。また、液面レベルの変化にともない
定量性が悪くなる。シリンジに液不足が生じたとき自動
的に液補充する方式も考えられるが、一般にシリンジと
呼ばれる容器は比較的少量の液状物質を収納するもので
あり、その圧送方式、制御方式を確実にしなければ良好
な塗布性能が得られなくなるのである。
【0005】そこで、本発明はシリンジ方式における塗
布装置において、液状物質を自動補充できると共に、そ
の圧送方式、制御方式を確立することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのシリンジシス
テムを構成した。
【0007】
【作用】本発明のシリンジシステムでは、圧送タンクを
設け、これとシリンジとを結ぶ配管上に補充用バルブと
を設けたので、補充用バルブの開閉操作によって自動的
な液補充ができる。
【0008】また、前記塗布装置の塗布開始前、前記シ
リンジ内に一定量の液状物質が収納されているか否かを
検出し、不足のときは前記補充用バルブを開けて液補充
すると共に、塗布開始時点における前記シリンジ内の前
記液状物質の液面を常時一定レベルに保持するように
し、液の使用及び補充を同径部分に対して行うので、シ
リンジの塗布性能を常時一定に保つことができ、定量性
を確保しつつ安定した塗布が行える。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例に係るシリンジシ
ステムの概要を示す斜視説明図、図2はシリンジの内部
構成を示す断面図、図3〜図5は制御方式の概要を示す
説明図である。
【0010】図1において、本例のシリンジシステムで
は、シリンジ9と圧送タンク10とを結ぶ配管11上に
補充用バルブ12が設けられている。シリンジ9はXY
ロボット13に支持されて、XY平面上に移動可能にな
っている。
【0011】シリンジ9は、図2に示すように、比較的
長い同径部分を有するシリンジ容器14と、シリンジ先
端に設けられノズル6と接続される孔部を開放または閉
塞制御するためのニードル15と、ニードル作動用のエ
アーシリンダ16とが設けられている。また、容器14
の上部に設けけられたシリンジキャップユニット17に
は、前記ロボット13への取付けを行うための固定用ね
じ穴18が設けられている。さらに、側面には、エアー
加圧用の穴19と、液補充用の穴20と、液上端位置を
検出するレベルセンサ21が設けられている。
【0012】上記構成において、図2に示すシリンジ1
4に塗布剤としての液状物質22が充填された状態で1
5のニードルを開き加圧穴19より加圧されたエアーを
送り、図1に示すXYロボット13を駆動するとノズル
6より塗布剤が吐出され、任意の位置に定量塗布を行う
ことができる。液の使用及び補充は同径部分内で行うよ
うにする。
【0013】そこでX−Yロボット13において、ワー
クの数ヶ所に定量塗布を行う場合、X−Yロボット13
にシリンジ9を可搬し、ロボット原点において、シリン
ジのレベルセンサ21を有効とし、内部の液体があるレ
ベルに達していないと判断された場合、液体の補充を行
うことになる。
【0014】補充の手順は、まずシリンジ14内部のニ
ードル15をしめ、バルブ12を開く。すると、常時加
圧している加圧タンク10より液体がシリンジ14内へ
流れこむ。シリンジ14内のレベルが設定したレベルま
で達したとき(レベルセンサーがON)バルブ12を閉
じ、ニードル15を開く。ニードル15を閉じるのは、
補充時にシリンジ14内から液体が垂れるのを防止する
ためであり、通常の塗布時には開いておく。ただし、場
合によっては、吐出タイミングと同期させ開閉させる必
要があるときもある。以上でシリンジ14の液補充は完
了する。これで、常時ロボット原点において一定の液面
レベルが得られ、結果的にサイクルスタートし、塗布を
開始しはじめの液面が常に一定となり、同じ時間及び圧
力でシリンジ14を加圧して吐出すれば常に一定量の吐
出が行える。図により示すと、ワンサイクル完了しロボ
ット13が原点に帰ったとき、再度レベルを確認し(図
3)液不足なら補充を行う(図4)。そしてバルブ12
を閉めて補充を完了する(図5)。ちなみに、この液補
充システムにより、シリンジ14で1.5gの吐出を3
3ショット(計約50g)行ったときのショットごとの
誤差は±2%以内と大変良好である。シリンジ14の大
きさは、直径10mm〜100mm、またはフリットタンク
のようにそれ以上大きなものまで幅広く用いることがで
きる。
【0015】以上により、本例のシリンジシステムによ
れば、シリンジの長所である定量性の良さはそのままと
して、これに適切な補充機能を加えることで今まで自動
操作ではなかなか使用されにくかったシリンジシステム
を自動塗布圧送部として使用することができ、品質の安
定、作業性の向上を図ることができる。
【0016】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜設計的変更を加えることにより、適宜態様
で実施し得る。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りのシリンジシステムであるので、シリンジへ
の液補充を自動的に行うことができ、しかも塗布はじめ
の液面を常に一定に保つことができ、定安した塗布作業
を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシリンジシステムの概
要を示す斜視説明図。
【図2】上記実施例に係るシリンジ容器の構造を示す継
面図。
【図3】シリンジへの液補充方式を示す説明図。
【図4】シリンジへの液補充方式を示す説明図。
【図5】シリンジへの液補充方式を示す説明図。
【図6】従来の直結式による圧送方式の説明図。
【図7】従来の定量バルブ式による圧送方式の説明図。
【図8】従来のシリンジによる圧送方式の説明図。
【符号の説明】
10 圧送タンク 12 補充用バルブ 13 XYロボット 14 シリンジ容器 15 ニードル 21 レベルセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状物質を収納するシリンジと、シリン
    ジ内を加圧する加圧手段と、前記シリンジ内で加圧され
    た液状物質を吐出するノズル部を備えた塗布装置におけ
    るシリンジシステムにおいて、 少なくともワンサイクルの塗布を行うのに十分な液状物
    質を同径部分に収納するシリンジと、比較的多量の液状
    物質を加圧された状態で収納する圧送タンクと、前記圧
    送タンクと前記シリンジとを結ぶ配管と、前記配管上に
    設けた補充用バルブとを有し、 前記塗布装置の塗布開始前、前記シリンジ内に一定量の
    液状物質が収納されているか否かを検出し、不足のとき
    は前記シリンジの同径部分に対して前記補充用バルブを
    開けて液補充し、 塗布開始時点における前記シリンジ内の前記液状物質の
    液面を常時一定レベルに保持するようにしたことを特徴
    とするシリンジシステム。
JP4298508A 1992-11-09 1992-11-09 シリンジシステム Pending JPH06142584A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053248A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Toray Ind Inc 塗液の塗布装置および塗布方法、並びにプラズマディスプレイパネル用部材の製造方法およびプラズマディスプレイパネル
KR100802234B1 (ko) * 2003-03-20 2008-02-11 샤프 가부시키가이샤 액제 토출 디스펜서

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