JPH06142525A - 電気加熱式ヒータ - Google Patents

電気加熱式ヒータ

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JPH06142525A
JPH06142525A JP4304026A JP30402692A JPH06142525A JP H06142525 A JPH06142525 A JP H06142525A JP 4304026 A JP4304026 A JP 4304026A JP 30402692 A JP30402692 A JP 30402692A JP H06142525 A JPH06142525 A JP H06142525A
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electrode
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corrugated plate
material layer
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Moriyoshi Awasaka
守良 粟坂
Atsushi Takahashi
篤史 高橋
Toshiyuki Nishida
俊之 西田
Akira Nagao
朗 長尾
Kunitoshi Morofushi
邦敏 諸伏
Haruo Serizawa
治夫 芹沢
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Honda Motor Co Ltd
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L53/00Heating of pipes or pipe systems; Cooling of pipes or pipe systems
    • F16L53/30Heating of pipes or pipe systems
    • F16L53/35Ohmic-resistance heating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱体をその全域に亘り均一に発熱させるこ
とが可能な電気加熱式ヒータを提供する。 【構成】 電気加熱式ヒータ81 は、全長に亘り等しい
幅を有する導電性帯板16と導電性波板17とを重ね合
せて、その波板17の波の進行方向に沿って渦巻状に巻
いた発熱体9と、発熱体9の中心孔10に嵌合してその
発熱体9に接続された中心電極11と、発熱体9の外周
面に嵌合してその発熱体9に接続された筒状外周電極1
2とを備えている。発熱体9における帯板16と波板1
7の各当接部a,b相互間は発熱体母線方向に延びるろ
う材層18を介して接合される。各ろう材層18におけ
る電流密度が略等しくなるように、ろう材層18の発熱
体母線方向長さは、中心電極11側のろう材層18から
外周電極12側のろう材層18に至るに従って短くなっ
ている。各当接部a,b相互間の非接合域19には絶縁
層20が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気加熱式ヒータ、例え
ば、内燃機関の排気系に設置される電気加熱式触媒コン
バータの主構成要素として用いられるヒータに関する。
【0002】前記触媒コンバータは、機関始動時にのみ
通電加熱されてその触媒を活性化することにより低温の
排気ガスを浄化する、といった機能を発揮する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種触媒コンバータの電気加熱
式ヒータとしては、複数の導電性波板の一端部を中心導
電体に別々に溶接し、各波板を中心導電体周りに渦巻状
に配設して、その他端部を中心導電体を囲繞する導電性
ケーシングに別々に溶接したものが公知であり、それら
渦巻状波板より発熱体が構成され、その発熱体に触媒が
担持される(特開平3−72953号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の発
熱体においては、各波板間が接合されていないので、車
両の振動等に起因して各波板がその半径方向および軸線
方向に移動するため、溶接部分が破断され易い、相隣る
波板が叩き合ってそれらに担持された触媒が脱落する
等、耐久性の面で問題がある。
【0005】本発明は前記に鑑み、発熱体における波板
の各当接部相互間を接合することによって耐久性を向上
させ、またその接合に伴う不具合を解消し得るようにし
た前記電気加熱式ヒータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気加熱式
ヒータは、相互に重ね合せられた導電性帯板と導電性波
板を、その波板の波の進行方向に沿って渦巻状に巻いた
発熱体と、発熱体の中心孔に嵌合してその発熱体に接続
された中心電極と、発熱体の外周部に嵌合してその発熱
体に接続された筒状外周電極とを備え、発熱体における
帯板および波板の各当接部相互間を発熱体母線方向に延
びるろう材層を介して接合し、各ろう材層における電流
密度が略等しくなるように、ろう材層の発熱体母線方向
長さを、中心電極側のろう材層から外周電極側のろう材
層に至るに従って短くし、各当接部相互間の非接合域に
絶縁層を形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記のように発熱体における帯板および波板の
各当接部相互間をろう材層を介して接合すると、車両等
の振動等による帯板および波板の移動を極力抑制するこ
とができる。
【0008】前記のような接合構造を有する発熱体にお
いては、通電時、各ろう材層を通じて発熱体の半径方向
に電流が流れることになるが、その際、帯板および波板
間における電流量はろう材層の発熱体母線方向長さによ
って規制される。
【0009】このような状況下において、帯板および波
板の各当接部相互間を発熱体母線方向全長に亘りろう材
層を介して接合すると、発熱体の中心電極側は外周電極
側よりも直径が小で電流通路面積が小さいので、中心電
極およびその近傍において電流集中が生じる、換言すれ
ば中心電極側におけるろう材層の電流密度が高くなり、
外周電極側に至るに従ってろう材層の電流密度が低くな
る。その結果、発熱体をその全域に亘って均一に発熱さ
せることができず、また中心電極側の高温化に起因して
ろう材層が溶融する、といった不具合を生じる。
【0010】そこで、ろう材層の発熱体母線方向長さ
を、中心電極側のろう材層から外周電極側のろう材層に
至るに従って短くすると、中心電極側のろう材層では電
流密度が低くなるように、そのろう材層の発熱体母線方
向長さが長くなっており、一方、外周電極側のろう材層
では電流密度が高くなるように、そのろう材層の発熱体
母線方向長さが中心電極側に比べて短くなっている。こ
れにより各ろう材層の電流密度を略等しくすることが可
能になるので、発熱体をその全域に亘って略均一に発熱
させることができ、また中心電極側の高温化を回避する
ことができる。
【0011】さらに各当接部相互間の非接合域に絶縁層
を形成すると、その非接合域における漏電を防止して発
熱体の均一発熱を確実に実現することが可能である。
【0012】
【実施例】図1は車両における排気装置を示し、その装
置は、内燃機関1の排気ポート2に接続された排気マニ
ホルド3と、その排気マニホルド3に接続された排気管
4と、その排気管4に接続されたマフラ5とよりなる。
排気管4は、その上流側に主触媒コンバータ6を備え、
また下流側に本発明の第1実施例である電気加熱式ヒー
タを主構成要素とした電気加熱式触媒コンバータ7を備
えている。主触媒コンバータ6は、機関運転中に高温の
排気ガスが導入されると触媒が活性化してその排気ガス
を浄化する、といった機能を発揮する。電気加熱式触媒
コンバータ7は、機関始動時にのみ通電加熱されて、そ
の触媒を活性化することにより低温の排気ガスを浄化す
る、といったように主触媒コンバータ6の機能不足分を
補う、といった機能を発揮する。
【0013】図2〜図6において、電気加熱式ヒータ8
1 は筒状発熱体9と、発熱体9の中心孔10に嵌合して
その発熱体9に接続されたロッド状中心電極11と、発
熱体9の外周部に嵌合してその発熱体9に接続された筒
状外周電極12とを備えている。外周電極12はその外
周面の母線方向一端部に導電性接続ロッド13を有す
る。中心電極11は、スイッチ14を介してバッテリ1
5の(−)端子に、また外周電極12の接続ロッド13
はバッテリ15の(+)端子にそれぞれ接続される。
【0014】発熱体9は次のように構成される。即ち、
図5,図6に示すように、全長に亘り等しい幅を有する
薄い導電性帯板16と、同様に等幅で波の進行方向が長
手方向である導電性波板17とを重ね合せ、それら1
6,17を帯板16を内側に位置させて中心電極11周
りに波板17の波の進行方向に沿って渦巻状に巻いたも
のである。帯板16および波板17は、比較的高い電気
抵抗値を有するステンレス鋼より構成されている。
【0015】発熱体9において、中心電極11および発
熱体9相互間、帯板16および波板17の各当接部a,
b相互間、ならびに外周電極12および発熱体9相互間
は、発熱体母線方向に延びるろう材層18を介して接合
される。図3に明示するように、ろう材層18の発熱体
母線方向長さcは中心電極11側のろう材層18から外
周電極12側のろう材層18に至るに従って短くなって
いる。このような各ろう材層18の長さ変化は、例え
ば、波板17の単位巻数毎にろう材層18の発熱体母線
方向長さcを短縮する、といった手段によって達成され
る。
【0016】各当接部a,b間ならびに外周電極12お
よび発熱体9間の各非接合域19には、その発熱体母線
方向全長に亘って絶縁層20が形成されている。その絶
縁層20は、実施例ではウオッシュコート層であり、そ
のウオッシュコート層は、Pt,Pd等の貴金属よりな
る排気ガス浄化用触媒とバインダとよりなり、非接合域
19だけでなく、発熱体9の表面を覆っている(図3で
は波板17表面の絶縁層20は省略されている)。した
がって発熱体9は触媒の担体として用いられている。
【0017】前記のように発熱体9における帯板16お
よび波板17の各当接部a,b相互間をろう材層18を
介して接合すると、車両等の振動等による帯板16およ
び波板17の移動を極力抑制することができる。
【0018】またろう材層18の発熱体母線方向長さc
を、中心電極11側のろう材層18から外周電極12側
のろう材層18に至るに従って短くすると、図4、矢印
で示すように各ろう材層18を介して発熱体9の半径方
向に電流が流れる際に、中心電極11側のろう材層18
では電流密度が低くなるように、そのろう材層18の発
熱体母線方向長さcが長くなっており、一方、外周電極
12側のろう材層18では電流密度が高くなるように、
そのろう材層18の発熱体母線方向長さcが中心電極1
1側に比べて短くなっているので、各ろう材層18の電
流密度を略等しくすることが可能となり、これにより発
熱体9をその全域に亘って略均一に発熱させることがで
き、また中心電極11側の高温化を回避することができ
る。
【0019】さらに各当接部a,b相互間の非接合域1
9に絶縁層20を形成すると、その非接合域19におけ
る漏電を防止して発熱体9の均一発熱を確実に実現する
ことが可能である。
【0020】図7は電気加熱式ヒータ82 の第2実施例
を示し、発熱体9の半径方向中間領域dにて、各当接部
a,b間の非接合域19におけるろう材層18から離間
した部位を、発熱体母線方向長さeに亘ってろう接した
ものである。各非接合域19のろう接部21を除く残余
の部位およびろう接部21を設けなかった各非接合域1
9には絶縁層20が形成されている。このように構成す
ると、車両の振動等による帯板16および波板17の移
動を一層確実に防止することができる。この第2実施例
では、ろう接長さがc+eとなるため、電流密度の低下
に伴う発熱量の減少を補うべく、ろう接長さc+eおよ
び離間長さfを適宜調整することが必要となる場合があ
る。
【0021】図8〜図10は、電気加熱式ヒータ83
第3実施例を示し、そのヒータ83は、全長に亘り等し
い幅を有する導電性帯板16および導電性波板17を、
前記同様に波の進行方向に沿って渦巻状に巻いた第1の
発熱体91 と、第1の発熱体91 の中心孔10に嵌合し
てその発熱体91 に接続されたロッド状中心電極11
と、第1の発熱体91 の外周部に嵌合してその発熱体9
1 に接続された筒状中間電極22と、中間電極22の外
周面において全長に亘り等しい幅を有する導電性帯板1
6および導電性波板17を、その波の進行方向に沿って
渦巻状に巻くと共に、その中間電極22に接続された第
2の発熱体92 と、第2の発熱体92 の外周部に嵌合し
てその発熱体92 に接続された筒状外周電極12とを備
えている。第1および第2の発熱体91 ,92 における
帯板16および波板17の各当接部a,b相互間、第1
の発熱体91 および中心、中間電極11,22相互間、
ならびに第2の発熱体92 および中間、外周電極22,
12相互間は、発熱体母線方向全長に亘って延びるろう
材層18を介して接合されている。
【0022】外周電極12の一端部は中間電極22の一
端部より突出しており、その突出部23内面に溶接され
た一対の支持板24に中心電極11が支持される。また
中間電極22の他端部は外周電極12より突出してお
り、その突出部25に導電性接続ロッド13が架設され
る。中心電極11および外周電極12はバッテリの
(+)端子に、また接続ロッド13はバッテリの(−)
端子にそれぞれ接続される。
【0023】前記のように構成すると、第1および第2
の発熱体91 ,92 において、その外周側および中心側
間の直径変化を少なくし得るので、それら発熱体91
2における中心側の電流集中を緩和することができ
る。
【0024】図11,図12は電気加熱式ヒータ84
第4実施例を示し、そのヒータ84は、全長に亘り等し
い幅を有する導電性帯板16および導電性波板17を、
前記同様に波の進行方向に沿って渦巻状に巻いた発熱体
9と、発熱体9の中心孔10に嵌合してその発熱体9に
接続されたパイプ状中心電極11と、発熱体9外周の母
線方向中間部に嵌合してその発熱体9に接続された環状
外周電極12とを備えている。発熱体9における帯板1
6および波板17の各当接部a,b相互間、中心電極1
1および発熱体9相互間、ならびに外周電極12および
発熱体9相互間は、発熱体母線方向全長に亘って延びる
ろう材層18を介して接合されている。外周電極12の
外周面には導電性接続ロッド13が溶接される。外周電
極12の接続ロッド13はバッテリの(+)端子に、ま
た中心電極11はバッテリの(−)端子にそれぞれ接続
される。
【0025】前記のように構成すると、図11に鎖線で
示すように、電流は外周電極12より中心電極11に向
かって末広がり状に流れるので、発熱体9全域に亘り電
流密度を略一定にして中心電極11側における電流集中
を緩和することができる。
【0026】図13は、帯板16および波板17の接合
部の他例を示し、この例では、両板16,17はフイレ
ット状ろう材層18を介して接合されている。
【0027】なお、本発明における波板17には、その
長手方向に斜交するように山と谷が形成されているもの
も包含される。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、車両等の
振動等による波板の移動を極力抑制して耐久性を向上さ
せると共に発熱体をその全域に亘り均一に発熱させるこ
とが可能な電気加熱式ヒータを提供することができる。
【0029】請求項5記載の発明によれば、前記効果に
加えて、絶縁層を省略し得るので、構成の簡素化を図る
ことができる。
【0030】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明に比べて、より一層構成の簡素化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気装置の概略図である。
【図2】電気加熱式ヒータの第1実施例の斜視図であ
る。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4矢視図である。
【図5】波板と帯板とを重ね合せた状態を示す斜視図で
ある。
【図6】発熱体の形成法を示す説明図である。
【図7】電気加熱式ヒータの第2実施例を示す断面図で
ある。
【図8】電気加熱式ヒータの第3実施例を示す断面図で
ある。
【図9】図8の9矢視図である。
【図10】図8の10矢視図である。
【図11】電気加熱式ヒータの第4実施例の断面図であ
る。
【図12】図11の12矢視図である。
【図13】帯板および波板の接合部の他例を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
1 ,82 ,83 ,84 電気加熱式ヒータ 9,91 ,92 発熱体 10 中心孔 11 中心電極 12 外周電極 16 帯板 17 波板 18 ろう材層 19 非接合域 20 絶縁層 22 中間電極 a,b 当接部 c 発熱体母線方向長さ d 半径方向中間領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 俊之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 長尾 朗 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 諸伏 邦敏 静岡県田方郡大仁町田京399 (72)発明者 芹沢 治夫 静岡県駿東郡清水町堂庭274

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に重ね合せられた導電性帯板(1
    6)と導電性波板(17)を、その波板(17)の波の
    進行方向に沿って渦巻状に巻いた発熱体(9)と、前記
    発熱体(9)の中心孔(10)に嵌合してその発熱体
    (9)に接続された中心電極(11)と、前記発熱体
    (9)の外周部に嵌合してその発熱体(9)に接続され
    た筒状外周電極(12)とを備え、前記発熱体(9)に
    おける前記帯板(16)および波板(17)の各当接部
    (a),(b)相互間を発熱体母線方向に延びるろう材
    層(18)を介して接合し、各ろう材層(18)におけ
    る電流密度が略等しくなるように、前記ろう材層(1
    8)の発熱体母線方向長さ(c)を、中心電極(11)
    側のろう材層(18)から外周電極(12)側のろう材
    層(18)に至るに従って短くし、各当接部(a),
    (b)相互間の非接合域(19)に絶縁層(20)を形
    成したことを特徴とする電気加熱式ヒータ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層(20)を、前記非接合域
    (19)の発熱体母線方向全長に亘って形成した、請求
    項1記載の電気加熱式ヒータ。
  3. 【請求項3】 前記絶縁層(20)はウオッシュコート
    層である、請求項2記載の電気加熱式ヒータ。
  4. 【請求項4】 前記発熱体(9)の半径方向中間領域
    (d)にて、前記非接合域(19)における前記ろう材
    層(18)から離間した部位をろう接した、請求項1記
    載の電気加熱式ヒータ。
  5. 【請求項5】 相互に重ね合せられた導電性帯板(1
    6)と導電性波板(17)を、その波板(17)の波の
    進行方向に沿って渦巻状に巻いた第1の発熱体(91
    と、前記第1の発熱体(91 )の中心孔(10)に嵌合
    してその発熱体(91 )に接続された中心電極(11)
    と、前記第1の発熱体(91 )の外周部に嵌合してその
    発熱体(91 )に接続された筒状中間電極(22)と、
    前記中間電極(22)の外周面において、相互に重ね合
    せられた導電性帯板(16)と導電性波板(17)を、
    その波板(17)の波の進行方向に沿って渦巻状に巻く
    と共にその中間電極(22)に接続された第2の発熱体
    (92 )と、前記第2の発熱体(92 )の外周部に嵌合
    してその発熱体(92 )に接続された筒状外周電極(1
    2)とを備え、前記第1および第2の発熱体(91 ,9
    2 )における前記帯板(16)および波板(17)の各
    当接部(a),(b)相互間を、発熱体母線方向全長に
    亘って延びるろう材層(18)を介して接合したことを
    特徴とする電気加熱式ヒータ。
  6. 【請求項6】 相互に重ね合せられた導電性帯板(1
    6)と導電性波板(17)を、その波板(17)の波の
    進行方向に沿って渦巻状に巻いた発熱体(9)と、前記
    発熱体(9)の中心孔(10)に嵌合してその発熱体
    (9)に接続された中心電極(11)と、前記発熱体
    (9)外周の母線方向中間部に嵌合してその発熱体
    (9)に接続された環状外周電極(12)とを備え、前
    記発熱体(9)における前記帯板(16)および波板
    (17)の各当接部(a),(b)相互間を、発熱体母
    線方向全長に亘って延びるろう材層(18)を介して接
    合したことを特徴とする電気加熱式ヒータ。
  7. 【請求項7】 内燃機関の排気系に設置される電気加熱
    式触媒コンバータ(6)の主構成要素であり、前記発熱
    体(9,91 ,92 )を排気ガス浄化用触媒の担体とし
    て用いる、請求項1,2,3,4,5または6記載の電
    気加熱式ヒータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103453272A (zh) * 2013-09-12 2013-12-18 扬中市金元化工电力设备厂 一种管道用加热装置

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CN103453272A (zh) * 2013-09-12 2013-12-18 扬中市金元化工电力设备厂 一种管道用加热装置

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