JPH06142437A - 調湿装置 - Google Patents
調湿装置Info
- Publication number
- JPH06142437A JPH06142437A JP4294814A JP29481492A JPH06142437A JP H06142437 A JPH06142437 A JP H06142437A JP 4294814 A JP4294814 A JP 4294814A JP 29481492 A JP29481492 A JP 29481492A JP H06142437 A JPH06142437 A JP H06142437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- air
- air outlet
- heating source
- adsorbents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 除湿及び加湿運転時並びに吸着材の再生時に
おける消費エネルギーを低減する。 【構成】 再生温度の高い吸着材1aと再生温度が低い
吸着材1bが加熱源機2の下流側に直列に配して設けれ
てている。室内を加湿する場合、室内循環になるように
切り替えられる。この場合、吸着材1aを加熱して、温
風の温度が低下しても再生温度が低い、吸着材1bから
は湿分が脱離する。また、加熱源機2を停止した後は、
上流側の吸着材1aに蓄えられた熱が下流側の吸着材1
bに伝達され、吸着材1bを再生する。
おける消費エネルギーを低減する。 【構成】 再生温度の高い吸着材1aと再生温度が低い
吸着材1bが加熱源機2の下流側に直列に配して設けれ
てている。室内を加湿する場合、室内循環になるように
切り替えられる。この場合、吸着材1aを加熱して、温
風の温度が低下しても再生温度が低い、吸着材1bから
は湿分が脱離する。また、加熱源機2を停止した後は、
上流側の吸着材1aに蓄えられた熱が下流側の吸着材1
bに伝達され、吸着材1bを再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿及び加湿機能を有
するものに関し、特に給水及びドレン水処理が不要であ
る調湿装置に関するものである。
するものに関し、特に給水及びドレン水処理が不要であ
る調湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乾式除湿あるいは加湿装置として
は、例えば、特開昭63−286634号公報があげら
れる。この装置は図3に示すように、固体吸着材31と
ヒータ32、送風機33、風路切替え部34から構成さ
れている。加湿機能において見ると、風路切替え部34
は吸着工程時、室外空気を固体吸着材31に通過させた
後、再び室外に戻るように設定され、この時、室外空気
は水分を固体吸着材31に吸着させる。
は、例えば、特開昭63−286634号公報があげら
れる。この装置は図3に示すように、固体吸着材31と
ヒータ32、送風機33、風路切替え部34から構成さ
れている。加湿機能において見ると、風路切替え部34
は吸着工程時、室外空気を固体吸着材31に通過させた
後、再び室外に戻るように設定され、この時、室外空気
は水分を固体吸着材31に吸着させる。
【0003】再生工程時、風路切替え部34は、室内空
気が固体吸着材31を通過後、再び室内に戻るように設
定する。この際、室内空気がヒータ32で加熱され、固
体吸着材31を通過するときに、固体吸着材31を同空
気が加熱し、吸着している水分を脱離する。この水分と
共に同空気を室内に供給することにより、乾式加湿が実
現できる。
気が固体吸着材31を通過後、再び室内に戻るように設
定する。この際、室内空気がヒータ32で加熱され、固
体吸着材31を通過するときに、固体吸着材31を同空
気が加熱し、吸着している水分を脱離する。この水分と
共に同空気を室内に供給することにより、乾式加湿が実
現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、再生
時、固体吸着材に供給する空気温度を、吸着工程時の空
気温度より高くして供給し、固体吸着材に吸着している
水分を脱離するTSA(Thermal Swing Adsorption)を採
用している上記のような構成では、再生用空気を加熱源
により昇温する時の熱交換損失、温風が風路を通過する
際の放熱損失、温風が固体吸着材を加熱する際の熱損失
等がある。このため、再生時のエネルギ消費が多くな
り、他の加湿方式に比べ、ランニングコスト(超音波方
式と比較すると10倍近く高い)が高く価格競争力がな
かった。さらに、吸着材を間接的に加熱するため再生時
間が長くなり、このため、吸着工程−再生工程を交互に
行う場合、加湿能力が再生時間に左右され、十分能力を
発揮できない。従って、調湿装置としての能力を保証す
る場合、吸着材量を多くする等の課題を有していた。本
発明は、かかる従来の課題を解決するもので、消費電力
が少ない除湿と加湿が可能な調湿装置を提供することを
目的とする。
時、固体吸着材に供給する空気温度を、吸着工程時の空
気温度より高くして供給し、固体吸着材に吸着している
水分を脱離するTSA(Thermal Swing Adsorption)を採
用している上記のような構成では、再生用空気を加熱源
により昇温する時の熱交換損失、温風が風路を通過する
際の放熱損失、温風が固体吸着材を加熱する際の熱損失
等がある。このため、再生時のエネルギ消費が多くな
り、他の加湿方式に比べ、ランニングコスト(超音波方
式と比較すると10倍近く高い)が高く価格競争力がな
かった。さらに、吸着材を間接的に加熱するため再生時
間が長くなり、このため、吸着工程−再生工程を交互に
行う場合、加湿能力が再生時間に左右され、十分能力を
発揮できない。従って、調湿装置としての能力を保証す
る場合、吸着材量を多くする等の課題を有していた。本
発明は、かかる従来の課題を解決するもので、消費電力
が少ない除湿と加湿が可能な調湿装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、通気路を有する複数の吸着材と、吸着材に空気を送
る送風機と、前記吸着材の上流側に設け、室外に臨ませ
た室外吸込口と室内に臨ませた室内吸込口と、前記室外
吸込口と室内吸込口とを連通する吸込風路内に設けた吸
込風路切替え部と、前記複数の吸着材の下流側に設け、
室外に臨ませた室外吹出口と室内に臨ませた室内吹出口
と、前記室外吹出口と室内吹出口とを連通する吹出風路
内に設けた吹出風路切替え部と、前記吸着材と送風機の
間に設けた加熱源機とからなり、前記複数の吸着材は、
前記加熱源機の下流側に対し、再生温度の高い吸着成分
から順次直列に配した調湿装置であって、加熱源機の上
流に湿度センサー、サーミスタを設け、制御回路は、湿
度センサー、サーミスタからの信号と、制御回路内部の
タイマーからの信号に基づき、吸込風路切替え部、吹出
風路切替え部、送風機と加熱源機を制御するが、加熱源
機の停止後あるいは停止間際に送風機の送風量を変化さ
せ、加熱源機の停止後一定時間経過した後に吸込風路切
替え部及び吹出風路切替え部を運転させるという構成を
備えたものである。
に、通気路を有する複数の吸着材と、吸着材に空気を送
る送風機と、前記吸着材の上流側に設け、室外に臨ませ
た室外吸込口と室内に臨ませた室内吸込口と、前記室外
吸込口と室内吸込口とを連通する吸込風路内に設けた吸
込風路切替え部と、前記複数の吸着材の下流側に設け、
室外に臨ませた室外吹出口と室内に臨ませた室内吹出口
と、前記室外吹出口と室内吹出口とを連通する吹出風路
内に設けた吹出風路切替え部と、前記吸着材と送風機の
間に設けた加熱源機とからなり、前記複数の吸着材は、
前記加熱源機の下流側に対し、再生温度の高い吸着成分
から順次直列に配した調湿装置であって、加熱源機の上
流に湿度センサー、サーミスタを設け、制御回路は、湿
度センサー、サーミスタからの信号と、制御回路内部の
タイマーからの信号に基づき、吸込風路切替え部、吹出
風路切替え部、送風機と加熱源機を制御するが、加熱源
機の停止後あるいは停止間際に送風機の送風量を変化さ
せ、加熱源機の停止後一定時間経過した後に吸込風路切
替え部及び吹出風路切替え部を運転させるという構成を
備えたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記した構成によって、下記のよう
に作用する。湿度センサーとサーミスタから室内の温度
と湿度を検知すると、制御回路は、今室内を除湿するの
か加湿するのか、それとも特になにも必要ないのかを判
断する。仮に加湿が必要になると、制御回路は、まず室
外吸込口と室外吹出口を閉じるように各風路切替え部を
作動させる。次に送風機、加熱源機を運転させる。これ
により、室内空気は、室内空気吸込口から送風機を経
て、加熱源機を運転させる。これにより、室内空気は、
室内空気吸込口から送風機を経て、加熱源機で高温風と
なる。この高温風は、吸着材を加熱することにより、吸
着材から湿分を脱離させる。温風は、上流側の吸着材に
熱を与え温度が下がる。しかしながら、下流側の吸着材
は再生温度が低いため、温風温度がある程度低下して
も、湿分を脱離できる。しかも、加熱源機を停止した
後、送風機の送風量を増し、上流側の吸着材の熱を下流
側の吸着材に迅速に伝達することにより、下流側の吸着
材は十分再生できる。このようにして、吸着材から脱離
した湿分を室内に供給し、加湿する。しかも、一様な再
生温度の吸着材からできているものに比べ、加熱源機の
運転時間を短くする。
に作用する。湿度センサーとサーミスタから室内の温度
と湿度を検知すると、制御回路は、今室内を除湿するの
か加湿するのか、それとも特になにも必要ないのかを判
断する。仮に加湿が必要になると、制御回路は、まず室
外吸込口と室外吹出口を閉じるように各風路切替え部を
作動させる。次に送風機、加熱源機を運転させる。これ
により、室内空気は、室内空気吸込口から送風機を経
て、加熱源機を運転させる。これにより、室内空気は、
室内空気吸込口から送風機を経て、加熱源機で高温風と
なる。この高温風は、吸着材を加熱することにより、吸
着材から湿分を脱離させる。温風は、上流側の吸着材に
熱を与え温度が下がる。しかしながら、下流側の吸着材
は再生温度が低いため、温風温度がある程度低下して
も、湿分を脱離できる。しかも、加熱源機を停止した
後、送風機の送風量を増し、上流側の吸着材の熱を下流
側の吸着材に迅速に伝達することにより、下流側の吸着
材は十分再生できる。このようにして、吸着材から脱離
した湿分を室内に供給し、加湿する。しかも、一様な再
生温度の吸着材からできているものに比べ、加熱源機の
運転時間を短くする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0008】図1において、1aは、通風路を持つよう
に成型した再生温度が250度前後のゼオライトからな
る高温再生型の吸着材であり、1bは、その直後に置か
れた再生温度が100度前後のシリカゲルからなる低温
再生型の吸着材である。両吸着材1a、1bは、互いの
通風路が閉塞しないように直列に配置している。2は、
電熱ヒータ線からなる加熱源機である。加熱源機2は、
3のコージライトからなる整流板と、吸着材1aの間に
挟み込まれている。4は、送風機で整流板3の上流に設
けている。5は、湿度センサーであり、6はサーミスタ
である。両者は、送風機4の近傍に配置されている。7
は、帯電フィルタであり、送風機1の上流に設けてい
る。8は、室外に臨ませた室外吸込口で、9は室内に臨
ませた室内吸込口であり、10の吸込風路切替え部が、
両吸込口間にある。11は、室外に臨ませた室外吹出口
であり、12は室内に臨ませた室内吹出口である。13
は、吹出風路切替え部であり、両吹出口の間に設けられ
ている。14は、制御回路であり、湿度センサー5、サ
ーミスタ6からの情報により、送風機4、加熱源機2、
風路切替え部10、13をコントロールする。続いて、
図2のタイムチャートに基づいて、加湿時における制御
回路14と各部の関係を説明する。室外吸込口8及び室
外吹出口11が閉じているときは、送風機4は弱風量で
運転され、加熱源機2も作動している。加熱源機2が停
止すると、送風機4は強風量となり一定時間運転する。
その後、送風量はそのままで室外吸込口8及び室外吹出
口11が開く。以降、制御回路14は、加湿運転中は、
これらの動作を繰り返す。
に成型した再生温度が250度前後のゼオライトからな
る高温再生型の吸着材であり、1bは、その直後に置か
れた再生温度が100度前後のシリカゲルからなる低温
再生型の吸着材である。両吸着材1a、1bは、互いの
通風路が閉塞しないように直列に配置している。2は、
電熱ヒータ線からなる加熱源機である。加熱源機2は、
3のコージライトからなる整流板と、吸着材1aの間に
挟み込まれている。4は、送風機で整流板3の上流に設
けている。5は、湿度センサーであり、6はサーミスタ
である。両者は、送風機4の近傍に配置されている。7
は、帯電フィルタであり、送風機1の上流に設けてい
る。8は、室外に臨ませた室外吸込口で、9は室内に臨
ませた室内吸込口であり、10の吸込風路切替え部が、
両吸込口間にある。11は、室外に臨ませた室外吹出口
であり、12は室内に臨ませた室内吹出口である。13
は、吹出風路切替え部であり、両吹出口の間に設けられ
ている。14は、制御回路であり、湿度センサー5、サ
ーミスタ6からの情報により、送風機4、加熱源機2、
風路切替え部10、13をコントロールする。続いて、
図2のタイムチャートに基づいて、加湿時における制御
回路14と各部の関係を説明する。室外吸込口8及び室
外吹出口11が閉じているときは、送風機4は弱風量で
運転され、加熱源機2も作動している。加熱源機2が停
止すると、送風機4は強風量となり一定時間運転する。
その後、送風量はそのままで室外吸込口8及び室外吹出
口11が開く。以降、制御回路14は、加湿運転中は、
これらの動作を繰り返す。
【0009】上記構成に基づいて加湿運転を説明する。
室内吸込口9と室内吹出口12が開くように、吸込風路
切替え部10と吹出風路切替え部13は動作する。これ
により、湿度センサー5とサーミスタ6から室内の温度
と湿度とを検知し、制御回路14は、今室内を除湿する
のか加湿するのか、それとも特になにも必要ないのかを
判断する。仮に加湿が必要になると、制御回路14は、
室外吸込口8と室外吹出口11を閉じるように各風路切
替え部10、13を作動させる。続いて送風機4、加熱
源機2を運転させる。これにより、室内空気は、室内空
気吸込口9から帯電フィルター7、送風機4を経て、加
熱源機2で250度の高温風となる。この高温風は、吸
着材1a、1bを加熱することにより、吸着材1a、1
bから湿分を脱離させる。温風は、上流側のゼオライト
からなる吸着材1aに熱を与え温度が下がる。しかしな
がら、下流のシリカゲルからなる吸着材1bは再生温度
が100度前後であるため、温風温度が100度まで低
下しても、吸着材1bから湿分を脱離できる。しかも、
加熱源機2を停止した後、送風機2の送風量を増し、上
流側の吸着材1aに蓄えられた熱を下流側の吸着材1b
に迅速に伝達することにより、下流側の吸着材1bは十
分再生できる。このようにして、吸着材1a、1bから
脱離した湿分を室内に要するエネルギーを低くできる。
室内吸込口9と室内吹出口12が開くように、吸込風路
切替え部10と吹出風路切替え部13は動作する。これ
により、湿度センサー5とサーミスタ6から室内の温度
と湿度とを検知し、制御回路14は、今室内を除湿する
のか加湿するのか、それとも特になにも必要ないのかを
判断する。仮に加湿が必要になると、制御回路14は、
室外吸込口8と室外吹出口11を閉じるように各風路切
替え部10、13を作動させる。続いて送風機4、加熱
源機2を運転させる。これにより、室内空気は、室内空
気吸込口9から帯電フィルター7、送風機4を経て、加
熱源機2で250度の高温風となる。この高温風は、吸
着材1a、1bを加熱することにより、吸着材1a、1
bから湿分を脱離させる。温風は、上流側のゼオライト
からなる吸着材1aに熱を与え温度が下がる。しかしな
がら、下流のシリカゲルからなる吸着材1bは再生温度
が100度前後であるため、温風温度が100度まで低
下しても、吸着材1bから湿分を脱離できる。しかも、
加熱源機2を停止した後、送風機2の送風量を増し、上
流側の吸着材1aに蓄えられた熱を下流側の吸着材1b
に迅速に伝達することにより、下流側の吸着材1bは十
分再生できる。このようにして、吸着材1a、1bから
脱離した湿分を室内に要するエネルギーを低くできる。
【0010】なお、除湿運転は、加湿運転において、風
路切替え部10、13の動作を逆にすればよい。以上の
ように、再生温度の異なる吸着材を複数用いることによ
り、吸着材の再生に要するエネルギーを少なくした上
で、加湿と除湿運転からなる調湿を実現できる。
路切替え部10、13の動作を逆にすればよい。以上の
ように、再生温度の異なる吸着材を複数用いることによ
り、吸着材の再生に要するエネルギーを少なくした上
で、加湿と除湿運転からなる調湿を実現できる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の調湿装置によれ
ば、次の効果が得られる。
ば、次の効果が得られる。
【0012】(1)再生温度の異なる吸着材を用いるこ
とにより、再生エネルギーを少なくすることができ、加
湿あるいは除湿運転時の消費エネルギーを削減できる。
とにより、再生エネルギーを少なくすることができ、加
湿あるいは除湿運転時の消費エネルギーを削減できる。
【0013】(2)吸着等温特性の異なる吸着材を用い
ているので、低露点空気でも、高露点空気で平均して吸
湿ができる。
ているので、低露点空気でも、高露点空気で平均して吸
湿ができる。
【図1】本発明の一実施例における加湿装置の断面図
【図2】制御回路のタイムチャート図
【図3】従来の加湿装置の断面図
1a 高温再生型の吸着材 1b 低温再生型の吸着材 2 加熱源機 4 送風機 5 湿度センサー 6 サーミスタ 8 室外吸込口 9 室内吸込口 10 吸込風路切替え部 11 室外吹出口 12 室内吹出口 13 吹出風路切替え部 14 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】通気路を有する複数の吸着材と、前記吸着
材に空気を送る送風機と、前記吸着材の上流側に設け室
外に臨ませた室外吸込口と室内に臨ませた室内吸込口
と、前記室外吸込口と室内吸込口とを連通する吸込風路
内に設けた吸込風路切替え部と、前記複数の吸着材の下
流側に設け室外に臨ませた室外吹出口と室内に臨ませた
室内吹出口と、前記室外吹出口と室内吹出口とを連通す
る吹出風路内に設けた吹出風路切替え部と、前記吸着材
と送風機の間に設けた加熱源機とからなり、前記複数の
吸着材は、前記加熱源機の下流側に対し、再生温度の高
い吸着成分から順次直列に配した加湿装置。 - 【請求項2】通気路を有する複数の吸着材と、前記吸着
材に空気を送る送風機と、前記吸着材の上流側に設け室
外に臨ませた室外吸込口と室内に臨ませた室内吸込口
と、前記室外吸込口と室内吸込口とを連通する吸込風路
内に設けた吸込風路切替え部と、前記複数の吸着材の下
流側に設け室外に臨ませた室外吹出口と室内に臨ませた
室内吹出口と、前記室外吹出口と室内吹出口とを連通す
る吹出風路内に設けた吹出風路切替え部と、前記吸着材
と送風機の間に設けた加熱源機とからなり、前記複数の
吸着材は、前記加熱源機の下流側に対し、再生温度の高
い吸着成分から順次直列に配するとともに、前記加熱源
機の上流に設けられた湿度センサー及び、サーミスタか
らの信号並びにタイマーからの信号に基づき、前記吸込
風路切替え部、前記吹出風路切替え部、前記送風機及び
加熱源部を制御し、前記加熱源機の停止後あるいは停止
間際には前記送風機の送風量を変化させ、前記加熱源機
の停止後一定時間経過した後には前記吸込風路切替え部
及び前記吹出風路切替え部を運転制御する制御回路を設
けた調湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4294814A JPH06142437A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 調湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4294814A JPH06142437A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 調湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142437A true JPH06142437A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17812602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4294814A Pending JPH06142437A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 調湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06142437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340372A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 除湿デバイス |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP4294814A patent/JPH06142437A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340372A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 除湿デバイス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2062306C (en) | Humidity control apparatus | |
JP3555590B2 (ja) | 調湿装置 | |
KR100675802B1 (ko) | 제가습 장치 | |
JPH08178350A (ja) | 調湿装置および調湿機能付空気調和機 | |
JP5007098B2 (ja) | 吸着体、調湿装置及び空気調和機の室内機 | |
JP4496821B2 (ja) | 調湿装置 | |
JPH06142437A (ja) | 調湿装置 | |
JPH04283332A (ja) | 乾式除加湿装置 | |
JP2830493B2 (ja) | 乾式除加湿装置 | |
JP2002317964A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2833241B2 (ja) | 乾式除加湿装置 | |
JPH0727366A (ja) | 空質調節機 | |
JP3003351B2 (ja) | 除加湿装置 | |
JP2833237B2 (ja) | 乾式除加湿装置 | |
JP2004211939A (ja) | 除湿空調装置 | |
JP2003247736A (ja) | 空気調和機 | |
JP2830490B2 (ja) | 乾式除加湿装置 | |
JP3070342B2 (ja) | 空質調節機 | |
JPH04284815A (ja) | 乾式除加湿装置 | |
JPH05168841A (ja) | 除加湿機能付空気調和機 | |
JP2830489B2 (ja) | 乾式加湿装置 | |
JPH0894122A (ja) | 吸着装置とそれを備えた除加湿装置並びにそれを備えた空気調和機 | |
JP2001311537A (ja) | 調湿装置 | |
JPH05103943A (ja) | 除加湿装置 | |
JPH0464841A (ja) | 加湿装置 |