JPH06142034A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH06142034A
JPH06142034A JP4296187A JP29618792A JPH06142034A JP H06142034 A JPH06142034 A JP H06142034A JP 4296187 A JP4296187 A JP 4296187A JP 29618792 A JP29618792 A JP 29618792A JP H06142034 A JPH06142034 A JP H06142034A
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air
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Genichi Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入部の挿入の際に自動的に送気を行い、操
作性及び挿入性を向上させる。 【構成】 内視鏡挿入部7の先端構成部11には、外周
部に超音波センサ34が設けられ、内視鏡2に接続され
る外部制御装置6内の送信回路37及び受信回路39に
接続されて体壁に向かって超音波の送受が行われる。超
音波センサ34における送受信信号は計測制御部40に
入力され、ここで超音波センサ34と体壁との距離が求
められ、求められた距離を基に管腔の断面積が算出され
る。この管腔の断面積に応じて送気弁32の開閉が制御
され、送気ポンプ33から送気管路31を経て送気ノズ
ル30よりなされる送気が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細長の挿入部を体腔内
等へ挿入することにより観察を行う内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を挿入することによ
り、体腔内やプラント、その他の管腔内等を観察するこ
とができる光学式、電子式の内視鏡が広く用いられてい
る。
【0003】例えば、体腔内の観察を行う医療用内視鏡
では、挿入部を細い管腔に挿入する際には、送気釦を押
し送気手段により送気を行って管腔を広げることによ
り、体壁と内視鏡挿入部との間の摩擦を小さくして挿入
を行うようにしていた。このように、送気を行って挿入
時の摩擦を小さくすることにより、挿入しづらい部位に
おいても挿入性を向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように送気を行いながら挿入を行う場合には、送気釦を
逐一操作する必要があり、湾曲操作や挿入部の押引操作
に専念できず、複数の操作を同時に行いながら挿入しな
ければならないため、操作に熟練を要したりなど操作性
が良くないという問題点があった。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、挿入部の挿入の際に自動的に送気を行い管腔の
太さを適切な状態にすることができ、操作性を向上さ
せ、かつ挿入性を高めることが可能な内視鏡装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡装置
は、内視鏡の挿入部先端部より被検体へ送気を行う送気
手段と、前記被検体の体腔壁と前記内視鏡先端部との距
離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段の出力
に基づいて前記送気手段の制御を行う送気制御手段とを
備えたものである。
【0007】
【作用】距離検出手段により、被検体の体腔壁と前記内
視鏡先端部との距離を検出し、この検出した距離に基づ
いて、送気制御手段によって送気手段を制御して、被検
体への送気を制御する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡装置の送気制御系の構成を示す構成説明図、
図2は内視鏡装置全体の構成を示す構成説明図、図3は
湾曲機構の構成を示す説明図、図4は体腔内に挿入部を
挿入した状態を示す断面図、図5は距離検出部による距
離検出の際の送信パルスと受信パルスとの時間差を示す
波形図、図6は距離検出部で検出された挿入部と体壁と
の距離を基に計測制御部で求められる仮想管腔を示す説
明図である。
【0009】本実施例は、電子内視鏡を用いた電子内視
鏡装置の例を示したものであり、図2に電子内視鏡装置
の全体構成を示す。
【0010】電子内視鏡装置1は、CCD等の固体撮像
素子を内設した電子式内視鏡2(以下、単に内視鏡と記
す)と、この内視鏡2に照明光を供給する光源装置3
と、前記固体撮像素子を駆動し、固体撮像素子からの撮
像信号を映像信号に変換するビデオ制御装置4と、この
ビデオ制御装置4からの映像信号を映し出すモニタ5
と、後述する内視鏡2の湾曲部10の湾曲動作、及び後
述する送気ノズル30からの送気を制御する外部制御装
置6とを備えて構成されている。
【0011】前記内視鏡2は、被検体に挿入可能に細長
に形成された挿入部7と、この挿入部7の後端側に連設
された太径の操作部8とを備えており、前記挿入部7
は、前記操作部8側から順に、可撓性の軟性部9と、複
数の湾曲駒が連結され、上下,左右の四方向に湾曲可能
な湾曲部10と、硬性の先端構成部11とが連結されて
構成されている。
【0012】前記先端構成部11には、図示しない対物
光学系、照明光学系等が設けられており、前記対物光学
系の結像位置に、被写体像を光電変換して撮像信号とし
て出力する固体撮像素子の光電変換面が配設され、前記
照明光学系には、照明光を伝送するファイババンドルよ
りなるライトガイドの出射端が配設されている。
【0013】また、先端構成部11には、前記対物光学
系を洗滌するために送水を行う送水ノズルと、先端部の
水切り及び体腔内を膨らますために送気を行う送気ノズ
ルとが設けられている。なお、図2では送気ノズル30
のみ示している。さらに、先端構成部11内には、後述
する体壁までの距離を測定する超音波センサが設けられ
ている。
【0014】また、前記操作部8の側部には、途中で二
股に分岐するユニバーサルコード12が連結されてお
り、このユニバーサルコード12の分岐先の各端部に
は、前記外部制御装置6に着脱自在に接続される外部制
御装置用コネクタ13と、前記光源装置3に着脱自在に
接続されるライトガイドコネクタ14とが、それぞれ設
けられている。
【0015】さらに、前記ライトガイドコネクタ14の
側部には、ビデオ制御用コード15が延出され、その端
部に前記ビデオ制御装置4に着脱自在に接続されるビデ
オ制御装置用コネクタ16が設けられている。
【0016】そして、前記固体撮像素子に接続される信
号ケーブルが、前記挿入部7、前記操作部8、及び、前
記ユニバーサルコード12内を挿通され、前記ライトガ
イドコネクタ14側部から前記ビデオ制御用コード15
を経て前記ビデオ制御装置用コネクタ16まで延出され
ている。
【0017】また、同様に、前記ライドガイドが、前記
挿入部7、前記操作部8、及び、前記ユニバーサルコー
ド12内を挿通され、前記ライトガイドコネクタ14ま
で延出され、入射端が前記光源装置3内に露呈されてい
る。
【0018】前記光源装置3には、図示しない光源が設
けられており、この光源から出射される照明光が前記ラ
イトガイドコネクタ14のライトガイド入射端に入射さ
れ、照明光学系から被検体等に照射されるようになって
いる。
【0019】また、前記ビデオ制御装置4には、図示し
ない映像信号処理回路が設けられている。この映像信号
処理回路は、入力端が前記ビデオ制御装置用コネクタ1
6のコネクタ受に接続されるとともに出力端が前記モニ
タ5に接続されており、前記内視鏡2の固体撮像素子を
駆動し、前記個体撮像素子からの撮像信号を映像信号に
変換して前記モニタ5に出力する。その結果、前記モニ
タ5に被検体の観察像が映し出される。
【0020】一方、前記内視鏡2の操作部8には、図示
しない対物光学系の観察窓を洗滌するための送気・送水
釦17と、体液等を吸引するための吸引釦18とが設け
られている。前記送気・送水釦17を操作することによ
り、送気ノズル30,図示しない送水ノズルより、送気
あるいは送水がなされ、前記吸引釦18を操作すること
により、前記内視鏡2内に配設された図示しない吸引チ
ャンネル(処置具挿通用チャンネル)から体液等の吸引
がなされるようになっている。
【0021】また、操作部8には、湾曲部10を湾曲操
作するための十字状の湾曲操作スイッチ19が設けられ
ている。この湾曲操作スイッチ19は、前記湾曲部10
を上下左右の四方向に湾曲操作することができるよう、
各方向に対応するスイッチが設けられており、前記ユニ
バーサルコード12内を挿通される図示しない信号ケー
ブルを介して、外部制御装置用コネクタ13により外部
制御装置6に接続されている。
【0022】また、前記操作部8内には、前記湾曲部1
0を湾曲させる湾曲機構が内蔵されている。この湾曲機
構は、図3に示すように、直流モータからなる駆動用モ
ータ21と、この駆動用モータ21の駆動軸22に固定
されたスプロケット23と、前記スプロケット23に噛
合うチェーン24と、このチェーン24の端部に連結部
材25を介して連結された湾曲操作ワイヤ26等から構
成されている。
【0023】前記湾曲操作ワイヤ26は、前記軟性部9
を経て湾曲部10内を挿通され、湾曲部10先端の図示
しない湾曲駒に連結されている。
【0024】湾曲操作スイッチ19を操作することによ
り、駆動用モータ21が駆動され、湾曲操作ワイヤ26
が牽引、弛緩されると、前記湾曲部10が上下方向ある
いは左右方向に湾曲駆動されるようになっている。
【0025】なお、前記湾曲機構は、2方向の湾曲につ
いてのみ示しているが、実際には上下方向及び左右方向
の湾曲用として、それぞれ、同様の機構が2組設けられ
ている。
【0026】次に、前記内視鏡2及び外部制御装置6に
設けられる送気制御系の構成について図1を参照して説
明する。
【0027】内視鏡2の先端構成部11には、送気ノズ
ル30が設けられ、この送気ノズル30の基端部には、
挿入部7内を挿通している送気管路31の一端が固定さ
れている。送気管路31の他端は、外部制御装置6内に
設けられた送気弁32を介し、常に送気を行っている送
気ポンプ33に連結されている。
【0028】また、前記先端構成部11の外周部には、
体壁までの測距を行う距離検出手段としての超音波振動
子からなる超音波センサ34が設けられている。なお、
超音波センサ34は、図1では簡略化のため1つしか示
してないが、実際には図1のA−A線断面である図4に
示すように、周方向に90°間隔で4つの超音波センサ
34が設けられている。
【0029】図3に戻り、超音波センサ34は、信号線
A35及び信号線B36を介して送信回路37と接続さ
れ、信号線A35及び信号線C38を介して受信回路3
9と接続されている。ここで、送信回路37は、パルス
信号を超音波センサ34に送る機能を有しており、受信
回路39は、超音波センサ34で受波したパルスを受け
る機能を有している。
【0030】また、送信回路37及び受信回路39は、
計測制御部40に接続されており、それぞれ、送信した
パルスと受信したパルスを計測制御部40に出力するよ
うになっている。
【0031】計測制御部40は、入力される送信パルス
と受信パルスとの時間差に基づいて内視鏡2の挿入部7
と体壁との距離を検出し、この距離に応じて前記送気弁
32に制御信号を送出して、送気ポンプ33からの送気
を制御するようになっている。
【0032】次に、本実施例の作用について説明する。
内視鏡2の挿入部7を体腔内へ挿入する際には、計測制
御部40によって挿入部7と体壁との距離を検出し、こ
の距離に応じて送気ポンプ33から送気弁32,送気管
路31を介して送気ノズル30より送気を行い、体壁と
所定の距離を保った状態で挿入する。
【0033】このとき、送信回路37は、パルス信号を
超音波センサ34へ送る。すると、超音波センサ34に
おいて超音波となり、図4に示すように、超音波センサ
34から体壁に向かって送波される。なお、これと同時
に、送信回路37から送信したパルスは計測制御部40
にも入力される。
【0034】一方、送波された超音波は、図4に示すよ
うに体壁43に当たると反射して超音波センサ34に戻
る。超音波センサ34で受波されて変換された受信パル
スは、受信回路39に入力され、計測制御部40に送ら
れる。
【0035】図5は、計測制御部40に入力される送信
パルス及び受信パルスを示した図である。図5に示すよ
うに、送信回路37からの送信パルス41に対して、受
信回路39からの受信パルス42はt秒遅れて入力され
る。この時間遅れtは、挿入部7と体壁43との距離に
よって変化する。
【0036】ここで、超音波センサ34と体壁43との
間の距離Lは、 L=2C/t で示される。なお、Cは超音波の速度、tは図5に示す
受信パルス42の遅れ時間である。計測制御部40は、
送信パルスと受信パルスとの時間差tを測定し、前記の
式により、体壁43までの距離Lを求める。
【0037】次に、計測制御部40は、求められた体壁
43までの距離Lを基に図6に示すような仮想管腔44
を設定する。なお、ここで超音波センサ34は計4つあ
るため、これらの位置とLとを加味して、仮想管腔44
を設定し、この仮想管腔44の断面の面積Aを計算す
る。図6では、体壁43までの距離Lは4方向で同一の
距離となっているが、実際には挿入状態によって異な
る。
【0038】そして、仮想管腔44の面積Aが予め設定
した値よりも小さい場合は、管腔が狭いと判断し、送気
弁32を開く。これにより、送気ポンプ33より送気管
路31へ空気が送られ、送気ノズル30から体腔内へ送
気がなされる。また、送気により管腔が膨らみ、仮想管
腔44の面積Aが予め設定した値より大きくなった場合
は、管腔が広いと判断して送気弁32を閉じ、送気を停
止する。この結果、管腔の内径は適切な値に保たれる。
【0039】このように、本実施例によれば、挿入部か
ら体壁までの距離、及びこの距離を基にした管腔の面積
を求めることができ、得られた距離や面積により特に送
気釦等を操作することなく自動的に体腔内への送気を制
御することができる。これにより、挿入時に管腔の内径
を適切な値に保つことができ、挿入性を高めることがで
き、また挿入時の操作性も向上させることができる。
【0040】なお、本実施例では4個の超音波センサを
配設したが、これに限らず3個でも5個以上でも良い。
超音波センサの数が増すほど、仮想管腔44は円に近づ
き、正確な管腔面積が得られるため、送気制御をより正
確に行うことができる。
【0041】図7及び図8は本発明の第2実施例に係
り、図7は内視鏡装置の送気制御系の構成を示す構成説
明図、図8は距離検出部による距離検出の手順を示す説
明図である。
【0042】第2実施例は、距離検出手段として、第1
実施例において超音波センサによって体壁までの測距を
行っていたのに代えて、光学的に測距を行う手段を用い
た例である。なお、第1実施例と同一の構成要素には同
一符号を付して説明を省略する。
【0043】図7に示すように、内視鏡51の挿入部5
2先端に設けられる先端構成部11には、外周部に体壁
までの測距を光学的に行う距離検出手段として光センサ
ユニット53が配設されている。なお、光センサユニッ
ト53は、図7では簡略化のため1つしか示してない
が、実際には第1実施例と同様に先端構成部11の外周
部に90°間隔で計4個設けられている。
【0044】光センサユニット53は、赤外光を発光す
るLED54と、LED54からの赤外光を体壁43に
導く往光レンズ55と、体壁に当たって反射してきた赤
外光を後述する位置検出素子(PSD)57に導く受光
レンズ56と、受光レンズ56によって導かれた赤外光
を受光して受光した位置を検出する位置検出素子57と
を備えて構成されている。
【0045】LED54は、外部制御装置58内に設け
られたLED電源59に信号線D60を介して接続され
ており、LED電源59から供給される電力によって赤
外光を発するようになっている。
【0046】また、位置検出素子57は、信号線E61
を介して外部制御装置58内に設けられた信号変換部6
2に接続されている。信号変換部62は計測制御部63
に接続されており、位置検出素子57は、体壁から反射
してきた赤外光の集光位置に応じた出力を信号変換部6
2に送出し、信号変換部62によって前記集光位置の情
報を含む信号に変換して計測制御部63に出力するよう
になっている。
【0047】計測制御部63は、信号変換部62からの
信号により、体壁から反射してきた赤外光の集光位置を
求め、三角測量により、挿入部52と体壁43との距離
Lを算出するようになっている。
【0048】本実施例の光センサユニット53及び計測
制御部63による距離検出の手順について図8を参照し
ながら説明する。
【0049】LED54は、LED電源59より電力を
受けて発光し、往光レンズ55を介し、赤外光を体壁4
3へ照射する。照射された赤外光は、体壁43で反射
し、受光レンズ56を介して位置検出素子57に導かれ
る。ここで、位置検出素子57に入射する光の位置によ
り、位置検出素子57の出力が変化し、集光位置の情報
を含む信号が信号変換部62を介して計測制御部63に
入力される。計測制御部63は、この信号変換部62か
らの信号を基に、位置検出素子57における前記集光位
置の中心からのずれ量ΔLを算出する。
【0050】次に、計測制御部63は、前記位置ずれ量
ΔLより三角測量によって挿入部52と体壁43との距
離Lを求める。
【0051】ここで、往光レンズ55の中心と受光レン
ズ56の中心との間の距離(ここではBとおく)と、受
光レンズ56の中心と位置検出素子57との間の距離
(ここではCとおく)と、往光レンズ55の中心と挿入
部外周面との間の距離(ここではDとおく)は既知であ
る。なお、往光レンズ55の中心とLED54との距離
もCであり、受光レンズ56の中心と挿入部外周面との
距離もDであるものとする。
【0052】三角測量によると、前記距離B,C,D
と、挿入部外周面と体壁43との距離Lとの関係は次の
ようになる。
【0053】ΔL:C=ΔL+B:L+D+C よってLは、 L={C(ΔL+B)/ΔL}−D−C で求められる。
【0054】そして、4つの光センサユニット53それ
ぞれで求めたLの値より第1実施例と同様にして仮想管
腔44を設定し、仮想管腔44の面積Aを算出する。そ
の後は第1実施例と同様に、仮想管腔44の面積Aが予
め設定した値よりも小さい場合は、管腔が狭いと判断し
送気弁32を開いて送気を行い、仮想管腔44の面積A
が予め設定した値より大きくなった場合は、管腔が広い
と判断して送気弁32を閉じ、送気を停止する。
【0055】このように、本実施例においても第1実施
例と同様に、挿入部から体壁までの距離を求めることに
より、特に送気釦等を操作することなく自動的に体腔内
への送気を制御することができ、挿入時に管腔の内径を
適切な値に保って挿入性の向上、及び挿入時の操作性の
向上が可能となる。
【0056】なお、本実施例では4個の光センサユニッ
ト53を用いたが、これに限らず3個でも5個以上でも
良く、光センサユニット53の数が増すほど仮想管腔4
4は円に近づき、正確な管腔面積が得られる。
【0057】図9は本発明の第3実施例に係る内視鏡装
置の送気制御系の構成を示す構成説明図である。
【0058】第3実施例は、第1実施例の構成に加え
て、自動吸引機能を有する手段を設けた例である。な
お、第1実施例と同一の構成要素には同一符号を付して
説明を省略する。
【0059】内視鏡71の挿入部72先端に設けられる
先端構成部11には、送気ノズル30と共に吸引口73
が設けられており、吸引管路74が連結されている。吸
引管路74は、挿入部72内を挿通され、外部制御装置
75内に設けられた吸引弁76,吸引タンク77,吸引
ポンプ78に連結されている。吸引ポンプ78は常に吸
引を行っており、吸引タンク77内は陰圧となってい
る。
【0060】また、前記先端構成部11の外周部には、
第1実施例と同様に超音波振動子からなる超音波センサ
34が4個設けられ、外部制御装置75内の送信回路3
7及び受信回路39に接続されている。送信回路37及
び受信回路39は、第1実施例と同様に体壁までの距離
の計測を行ったり、送気及び吸引の制御を行う計測制御
部80に接続されており、計測制御部80からの制御信
号が切換スイッチユニット81を介して送気弁32及び
吸引弁76へそれぞれ送出されるようになっている。
【0061】切換スイッチユニット81には、送気スイ
ッチ82及び吸引スイッチ83が設けられており、それ
ぞれのスイッチの一端は送気信号線A84,吸引信号線
A85を介して計測制御部80に接続されている。ま
た、送気スイッチ82の他端は送気信号線B86を介し
て送気弁32の制御入力端に、吸引スイッチ83の他端
は吸引信号線B87を介して吸引弁76の制御入力端に
それぞれ接続されている。また、送気信号線B86及び
吸引信号線B87は、抵抗によりプルアップされてお
り、送気スイッチ82,吸引スイッチ83がOFFのと
きには、ハイレベル信号(“H”信号)を、送気弁3
2,吸引弁76にそれぞれ出力している。
【0062】前記送気弁32及び吸引弁76は、“H”
が入力されているときには弁を閉じ、ローレベル信号
(“L”信号)が入力されたときに弁を開くよう構成さ
れている。
【0063】内視鏡71の挿入部72を挿入する際に
は、まず外部制御装置75の切換スイッチユニット81
内の送気スイッチ82をONにし、吸引スイッチ83を
OFFにしておく。すると、吸引信号線B87は“H”
のままとなり、吸引弁76は閉じた状態であり、吸引が
行われない状態となる。
【0064】そして、挿入時には第1実施例と同様に、
送信回路37からの送信パルスと超音波センサ34から
の受信回路39を介して入力される受信パルスとの時間
差によって、計測制御部80は、超音波センサ34と体
壁との間の距離Lを求め、これを基に仮想管腔44の面
積Aを算出する。
【0065】ここで、計測制御部80内には、予め決め
られたデータである送気データG、及び吸引データHが
格納されている。
【0066】そして、計測制御部80は、前記算出した
仮想管腔44の面積であるAと送気データG,吸引デー
タHとを比較し、 A<Gの時は、送気信号線A84に“L”を A>Gの時は、送気信号線A84に“H”を A<Hの時は、吸引信号線A85に“H”を A>Hの時は、吸引信号線A85に“L”を 出力する。
【0067】つまり、計測制御部80及び切換スイッチ
ユニット81は、送気スイッチ82がONのときに、設
定値よりも管腔が小さい場合には送気を、大きい場合に
は送気停止を行い、また、吸引スイッチ83がONのと
きに、設定値よりも管腔が大きい場合には吸引を、小さ
い場合には吸引停止を行うように制御する回路となって
いる。
【0068】ここで、挿入の際に例えばA<G(管腔が
送気基準よりも狭い)、A>H(管腔が吸引基準よりも
広い)の場合を仮定する。
【0069】この場合、A<Gより、送気信号線A84
には“L”が送られる。このローレベル信号は、送気ス
イッチ82,送気信号線B86を介して送気弁32に送
られる。すると、送気弁32は、“L”信号を受けて弁
を開き、送気ポンプ33により送気がなされる。
【0070】また、A>Hより、吸引信号線A85にも
“L”信号が送られる。しかし、吸引スイッチ83がO
FFであるため、吸引信号線B87は“H”のままであ
り、吸引弁76は開かず、吸引は行われない。
【0071】そして、送気により管腔が広がり、A>G
となると、“H”信号が送気弁32に入力され、送気弁
32が閉じ送気が停止する。
【0072】次に、抜去の際には、送気スイッチ82を
OFFにし、吸引スイッチ83をONにする。すると、
送気信号線B84は“H”のままとなり、送気弁32は
閉じた状態であり、送気が行われない状態となる。
【0073】ここでも、挿入時と同様にA<G,A>H
の場合を仮定する。
【0074】この場合、A<Gより、送気信号線A84
には“L”が送られる。しかし、送気スイッチ82がO
FFであるため、送気信号線B86は“H”のままであ
り、送気弁32は開かず、送気は行われない。
【0075】また、A>Hより、吸引信号線A85にも
“L”信号が送られる。このローレベル信号は、吸引ス
イッチ83,吸引信号線B87を介して吸引弁76に送
られる。すると、吸引弁76は“L”信号を受けて弁を
開き、吸引ポンプ78により吸引タンク77内へ吸引が
なされる。
【0076】そして、吸引により管腔が狭くなり、A<
Hとなると、“H”信号が吸引弁76に入力され、吸引
弁76が閉じ吸引が停止する。
【0077】この結果、体腔内の余分な空気が吸引さ
れ、管腔の内径は適切な値に保たれる。
【0078】このように、挿入部から体壁までの距離を
求め、距離に応じて送気を制御する手段に加えて吸引を
制御する手段を設けることにより、特に送気吸引釦等を
操作することなく自動的に体腔内への送気、及び吸引を
制御することができる。これにより、挿入時に管腔の内
径を適切な値に保って挿入性の向上できると共に、挿入
部抜去時に体腔内の余分な空気を自動的に吸引するた
め、容易に抜去作業を行うことができる。
【0079】図10ないし図12は本発明の第4実施例
に係り、図10は内視鏡装置全体の構成を示す説明図、
図11は挿入長検出器及び挿入長表示器の概略構成を示
す説明図、図12は図11に示した挿入長検出器及び挿
入長表示器の機能構成を示すブロック図である。
【0080】第4実施例は、第1実施例の内視鏡装置に
加えて、挿入長測定器と挿入長表示器とを設けた例であ
る。なお、第1実施例と同一の構成要素には同一符号を
付して説明を省略する。
【0081】図10に示すように、各装置を収納する内
視鏡用トロリー90が設けられており、トロリー90内
には上から順に、モニタ5及び挿入長表示器91、外部
制御装置6、ビデオ制御装置4、光源装置3が配置され
ている。また、トロリー90の側部にはフックが設けら
れ、内視鏡2が吊られている。
【0082】また、トロリー90の外部には、後述する
挿入長検出器92が設けられており、挿入長用ケーブル
93を介して挿入長表示器91に接続されている。
【0083】他の装置の接続については第1実施例と同
様であり説明を省略する。
【0084】図11は、前記挿入長表示器91及び挿入
長検出器92の概略構成を示す図である。
【0085】挿入長検出器92には、挿入部7の外径よ
り大きい内径を有し前後方向に貫通する貫通穴92aが
形成されており、挿入部7を挿通できるように構成され
ている。
【0086】挿入長検出器92の内部には、2個の弾性
体よりなるローラ92bが設けられている。このローラ
92bの一方の回転軸には、多回転型のポテンショメー
タ92cが接続されており、ローラ92bの回転に応じ
てポテンショメータ92cの回転軸が回転するように構
成されている。また、2つのローラ92b間の距離は、
挿入部7の外径より若干狭くなっており、挿入部7を貫
通穴92aに押し込むと、ローラ92bが微小変形しつ
つ回転するよう構成されている。
【0087】つまり、図11において挿入部7を矢印方
向に押し込むと、ローラ92bは矢印方向に回転し、こ
れに伴い、ポテンショメータ92cの回転軸も回転する
ようになっている。
【0088】一方、挿入長表示器91には、挿入長表示
部91aと、リセットスイッチ91bとが設けられてい
る。
【0089】前記挿入長表示器91及び挿入長検出器9
2の機能構成を図12に示す。挿入長表示器91内に
は、減算回路部94が設けられており、ポテンショメー
タ92cの出力(データX)が挿入長用ケーブル93を
介して減算回路部94に送られるようになっている。な
お、前記ポテンショメータ92cの出力Xは、0〜+V
の値をとる。
【0090】減算回路部94には、バッファ部95から
のデータMも入力されるようになっており、減算回路部
94においてデータXとデータMとの減算を行い、減算
結果をデータNとして信号処理部96に出力するように
なっている。
【0091】信号処理部96は、前記データNを信号処
理することにより、ポテンショメータ92cの出力電圧
を挿入長のデータに変換し、挿入長表示部91aに出力
する。そして、挿入長表示部91aに挿入長が表示され
るようになっている。
【0092】また、リセットスイッチ91bは、+Vに
プルアップされた回路となっており、リセット制御部9
7に接続されている。このため、スイッチOFF時には
“H”を、スイッチON時には“L”を、リセット制御
部97に出力するようになっている。
【0093】リセット制御部97は、減算回路部94の
出力のデータNを監視しており、リセットスイッチ91
bをONしてスイッチから“L”信号が与えられたとき
には、N=0となるようなデータMをバッファ部95に
出力する回路となっている。この時のMの値は、X−M
=N=0よりXと同じ値になる。
【0094】バッファ部95は、リセット制御部97か
らの出力を保持する機能を有し、保持したデータMを減
算回路部94へ出力するようになっている。
【0095】ここで、例えばN=0の時には、挿入長表
示部91aには0000mmと表示される。
【0096】なお、本実施例ではモニタ5とは別体に挿
入長表示器91を設けたが、これに限らず、挿入長検出
器92で得られた挿入長の情報をビデオ制御装置4を介
してモニタ5内に表示するようにしても良い。
【0097】本実施例では、内視鏡2の挿入部7を挿入
長検出器92の貫通穴92aに挿通してから体腔内等に
挿入する。
【0098】挿入の際に、挿入部7を挿入長検出器92
の貫通穴92aを通して押し込むと、押し込み量に応じ
てポテンショメータ92cの回転軸が回転し、ポテンシ
ョメータ92cの出力は0Vから序々に高くなる。ここ
で、例えばポテンショメータ92cの出力が0.5Vに
なったとすると、出力データXは0.5である。
【0099】このデータXの値は、減算回路部94を経
て、データN(0.5V)として信号処理部96に入力
され、信号処理部96で挿入長のデータに変換されて挿
入長表示部91aに出力される。このとき、挿入長表示
部91aには、例えば0200mmと表示されていると
する。
【0100】ここで、挿入部7を患者の体腔内等に挿入
する場合には、その直前にリセットスイッチ91bを押
す。すると、リセット制御部97は、減算回路部94の
出力のデータNが0Vになるようにバッファ部95へ出
力するデータMの値を決定する。この場合には、N=X
−M、すなわち0=0.5−Mより、M=0.5Vとな
る。
【0101】このようにデータMを出力することによ
り、減算回路部94の出力のデータNは0Vとなり、挿
入長表示部91aには0000mmと表示される。
【0102】すなわち、リセットスイッチ91bを押す
ことにより、挿入長表示部91aの挿入長表示がリセッ
トされる。
【0103】バッファ部95では、リセット制御部97
からの出力を保持するため、もう一度リセットスイッチ
91bを押すまでバッファ部95からの出力データMは
0.5Vに保持される。すなわち、リセット制御部97
はリセットスイッチ91bがOFFの状態になっている
ときにはバッファ部95の出力データMを書き換えな
い。
【0104】この状態から挿入部7が体腔内等に挿入さ
れ、ポテンショメータ92cの出力が変化すると、ポテ
ンショメータ92cの回転量、すなわち挿入部7の挿入
量に応じた値がデータNとして信号処理部96に出力さ
れ、挿入長の情報が挿入長表示部91aに表示される。
このようにして、患者の体腔内等に入ってからの挿入長
が測定、表示される。
【0105】このように、本実施例によれば、挿入時に
は、見易い位置にあるモニタ横の挿入長表示器を見るこ
とで挿入長が把握できるため、従来のように逐一手元の
挿入長指標を見る必要がなく、挿入性及び操作性が向上
する。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部の挿入の際に自動的に送気を行い管腔の太さを適切
な状態にすることができ、操作性を向上させ、かつ挿入
性を高めることが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、
図1は内視鏡装置の送気制御系の構成を示す構成説明図
【図2】内視鏡装置全体の構成を示す構成説明図
【図3】湾曲機構の構成を示す説明図
【図4】体腔内に挿入部を挿入した状態を示す断面図
【図5】距離検出部による距離検出の際の送信パルスと
受信パルスとの時間差を示す波形図
【図6】距離検出部で検出された挿入部と体壁との距離
を基に計測制御部で求められる仮想管腔を示す説明図
【図7】図7及び図8は本発明の第2実施例に係り、図
7は内視鏡装置の送気制御系の構成を示す構成説明図
【図8】距離検出部による距離検出の手順を示す説明図
【図9】図9は本発明の第3実施例に係る内視鏡装置の
送気制御系の構成を示す構成説明図
【図10】図10ないし図12は本発明の第4実施例に
係り、図10は内視鏡装置全体の構成を示す説明図
【図11】挿入長検出器及び挿入長表示器の概略構成を
示す説明図
【図12】図11に示した挿入長検出器及び挿入長表示
器の機能構成を示すブロック図
【符号の説明】
2…電子内視鏡 6…外部制御装置 7…挿入部 11…先端構成部 30…送気ノズル 31…送気管路 32…送気弁 33…送気ポンプ 34…超音波センサ 37…送信回路 39…受信回路 40…計測制御部 44…仮想管腔
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図1に戻り、超音波センサ34は、信号線
A35及び信号線B36を介して送信回路37と接続さ
れ、信号線A35及び信号線C38を介して受信回路3
9と接続されている。ここで、送信回路37は、パルス
信号を超音波センサ34に送る機能を有しており、受信
回路39は、超音波センサ34で受波したパルスを受け
る機能を有している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】次に、抜去の際には、送気スイッチ82を
OFFにし、吸引スイッチ83をONにする。すると、
送気信号線B86は“H”のままとなり、送気弁32は
閉じた状態であり、送気が行われない状態となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部先端部より被検体へ送気
    を行う送気手段と、 前記被検体の体腔壁と前記内視鏡先端部との距離を検出
    する距離検出手段と、 前記距離検出手段の出力に基づいて前記送気手段の制御
    を行う送気制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325838A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
JP2015058120A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 富士フイルム株式会社 送気装置
WO2015072744A1 (ko) * 2013-11-12 2015-05-21 계명대학교 산학협력단 거리 측정 모듈을 포함하는 내시경 장치, 이를 이용한 병변 크기 측정 시스템 및 방법

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JP2015058120A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 富士フイルム株式会社 送気装置
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