JPH061411U - 路面切削機の廃材除去装置 - Google Patents

路面切削機の廃材除去装置

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Publication number
JPH061411U
JPH061411U JP4822592U JP4822592U JPH061411U JP H061411 U JPH061411 U JP H061411U JP 4822592 U JP4822592 U JP 4822592U JP 4822592 U JP4822592 U JP 4822592U JP H061411 U JPH061411 U JP H061411U
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JP
Japan
Prior art keywords
groove
road surface
rotor case
cutting machine
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP4822592U
Other languages
English (en)
Inventor
昭 中島
修 岩片
一仁 西巻
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH061411U publication Critical patent/JPH061411U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッタドラムで切削後の溝内に廃材を自動的
に除去できるようにする。 【構成】 車体を構成する後部車体にロータケース27
を昇降自在に設け、そのロータケース27にカッタドラ
ム16としてモータを設けて路面に切削機とする。前記
ロータケース27の後面に支持アーム42を取付け、こ
の支持アーム42に掻き出しプレート44を取付ける。
この掻き出しプレート44の下板状部47を溝Bに合わ
せた形状とし、その下板状部47を溝B内に車体走行方
向と直角に対して斜めに臨ませて溝B内の廃材を溝b側
方に排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路及び床面に設置された表示線及び表示テープを容易に精度良く 切削除去等する路面切削機による路面切削後の溝内から廃材を除去する装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来道路及び床面に設置された表示線及び表示テープは次のようにして除去し ている。 (1)表示線及び表示テープをガスバーナで焼いて除去する。 (2)表示線及び表示テープに設置周囲と同形色の塗料を塗布する。 (3)表示線及び表示テープを自走出来ない動力付のハツリ機械を人力によ引 っぱり除去する。
【0003】 このため、作業がむずかしく、かつ時間がかかる。また、除去後の道路面、床 面の破損、荒れの発生と見た目が不体裁等の問題がある。
【0004】 そこで、本出願人は先に走行可能な車体に作業機昇降体を昇降自在に支承し、 この作業機昇降体にロータケースを上下揺動でかつ下方に揺動するように支承し 、このロータケースにカッタドラムと回転駆動源を設け、そのカッタドラムを路 面に接して回転駆動しながら車体を走行して路面を切削する路面切削機を出願し た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
かかる路面切削機は路面をカッタドラムの幅だけを溝状に切削するので、路面 切削後の廃材が切削後の溝内に残る。 このために、切削後の溝内に残った廃材を人力によって掻き出して除去してお り、その作業が面倒となるし余分な作業者が必要となる。
【0006】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした路面切削機の廃材除去装 置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
走行可能な車体13にロータケース27を昇降自在に取付け、このロータケー ス27にカッタドラム16と駆動源を設けた路面切削材において、前記ロータケ ース27の後面に支持アーム42を後方に向けて取付け、この支持アーム42に 、カッタドラム16で切削した後の溝Bより幅広の掻き出しプレート44を車体 走行方向と直角に対して斜め姿勢に取付けて成る路面切削機の廃材除去装置。
【0008】
【作 用】
カッタドラム16で切削した後の溝B内に掻き出しプレート44の下方部分が 走行方向と直角に対して斜めに臨むので、車体走行によって溝B内の廃材を掻き 出しプレート44で掻き出し溝Bの側方に排出でき、溝Bの廃材を自動的に除去 できる。
【0009】
【実 施 例】
図1に示すように、前部車体10と後部車体11を縦軸12で揺動自在に連結 して車体13としてあり、前部車体10に駆動輪及び操向輪となる左右一対の前 輪14,14が設けられ、後部車体11に走行輪となる左右一対の後輪15,1 5とカッタドラム16が設けてあり、一方の後輪15が後部車体11の一側寄り で、他方の後輪15が中間で、カッタドラム16が他側寄りにかつ後方寄りにそ れぞれ設けてある。
【0010】 図2ないし図4に示すように、前記後部車体11の一側面11aにおける前部 寄りに前後一対の作業機昇降レール20,20が縦向きに取付けられ、この作業 機昇降レール20,20に沿って作業機昇降体21の縦板22が昇降シリンダ2 3で昇降自在に支承されて昇降装置Aを構成し、その作業機昇降体21の縦板2 2に設けた前後一対の支持リブ24,24間下部に筒体25が取付けられてあり 、この筒体25に支軸26が前後方向に向けて回転自在に支承され、この支軸2 6の後端部にロータケース27の左右方向一端寄りが取付けられて、ロータケー ス27の軸27aと前記縦板22のブラケット28と亘ってバネを備えたシリン ダあるいはアキュレータを設けて成る油圧シリンダ等の横断方向フロート機構2 9が連結してある。
【0011】 前記カッタドラム16は断面V型のドラム30の外周面に切削刃31を取付け て成り、そのドラム30の内周面に図5のように隔壁32が固着され、その隔壁 32に連結した駆動輪33がドライブケース34に回転自在に支承され、伝動機 構34を介してモータ35が出力側に連結してあり、モータ35を駆動すること でカッタドラム16が回転するようにしてある。
【0012】 以上の構成は本出願人が先に出願した路面切削機と同様であり、カッタドラム 16を路面に押しつけて回転しながら車体13を走行することで図1に示すよう に路面をカッタドラム16の同一幅の溝状Bに切削する。 このために、切削後の溝内に切削した廃材が残ってしまう。
【0013】 そこで、本考案においては図6と図7に示すようにロータケース27の後面に 廃材掻き出し機構40を取付けた。この廃材掻き出し機構40はロータケース2 7の後面に取付けた基板41と、ロータケース27後面のブラケット27aにピ ン43で上下揺動自在に支承した平板状の支持アーム42と、その支持アーム4 2の先端部に走行方向と直角に対して斜めに取付けた掻き出しプレート44より 成る。該掻き出しプレート44は図8に示すように一枚の板によって幅狭な上板 状部45に幅広な中間板状部46と幅狭な下板状部47より成っており、その上 板状部45に上下取付横片48,49が設けられ、中間板状部46に排出ガイド 板50が長手方向に連続して設けてあり、下板状部47はカッタドラム16で切 削した後の溝Bの形状に合わせて下向きV字状となり、掻き出しプレート44を 斜めにして溝B内に入れることで下板状部47が溝Bに接するようにしてある。 前記上下取付横片48,49間に支持アームの先端部が臨みボルトナット51 で連結されており、前記排出ガイド板50は横片52と縦片53で下向き鉤片の 長尺材となり、かつ長手方向一端部に側片54が設けてある。 前記支持アーム42と基板41に亘ってスプリング55が取付けられて支持ア ーム42は下方に揺動してストッパ片56が基板41に当接して図6に示す姿勢 に保持される。
【0014】 次に作動を説明する。 図6、図7に示すようにロータケース27を下方に移動してカッタドラム16 で路面を切削すると掻き出しプレート44の下板状部47がカッタドラム16に よる切削後の溝B内に臨んでその溝Bに軽く接し、排出ガイド板50が路面上に 位置して溝Bより側方に突出する。 この状態で車体13を走行すると、溝B内の廃材が掻き出しプレート44の下 板状部47によって掻き出されて中間板状部46に沿って上方に流れることが阻 止されるので、ズムーズに溝Bより側方に排出される。 以上の実施例においてカッタドラム16がほぼV字状のために溝BがほぼV字 状となるので、掻き出しプレート44の下板状部47をほぼ下向きV字状とした が、カッタドラム16が円筒形の場合には溝Bが上向コ字状となるので、掻き出 しプレート44の下板状部47は長手形状とすれば良い。
【0015】
【考案の効果】
カッタドラム16で切削した後の溝B内に掻き出しプレート44の下方部分が 走行方向と直角に対して斜めに臨むので、車体走行によって溝B内の廃材を掻き 出しプレート44で掻き出して溝Bの側方に排出でき、溝B内の廃材を自動的に 除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】路面切削機の概略平面図である。
【図2】カッタドラム取付部の正面図である。
【図3】カッタドラム取付部の平面図である。
【図4】カッタドラム取付部の左側面図である。
【図5】カッタドラム駆動部の断面図である。
【図6】廃材掻き出し機構の正面図である。
【図7】廃材掻き出し機構の平面図である。
【図8】掻き出しプレートの正面図である。
【符号の説明】
13…車体、16…カッタドラム、27…ロータケー
ス、42…支持アーム、44…掻き出しプレート、B…
溝。
フロントページの続き (72)考案者 岩片 修 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)考案者 西巻 一仁 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な車体13にロータケース27
    を昇降自在に取付け、このロータケース27にカッタド
    ラム16と駆動源を設けた路面切削機において、 前記
    ロータケース27の後面に支持アーム42を後方に向け
    て取付け、この支持アーム42にカッタドラム16で切
    削した後の溝Bより幅広の掻き出しプレート44を車体
    走行方向と直角に対して斜め姿勢に取付けて成る路面切
    削機の廃材除去装置。
  2. 【請求項2】 前記掻き出しプレート44の溝B内に臨
    む下方部分よりも上方部分を長尺とし、この上方部分に
    ほぼ下向鉤形の排出ガイド板50を長手方向に連続して
    取付けた請求項1記載の路面切削材の廃材除去装置。
JP4822592U 1992-06-18 1992-06-18 路面切削機の廃材除去装置 Pending JPH061411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4822592U JPH061411U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 路面切削機の廃材除去装置

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JP4822592U JPH061411U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 路面切削機の廃材除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061411U true JPH061411U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12797486

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4822592U Pending JPH061411U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 路面切削機の廃材除去装置

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JP (1) JPH061411U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015513019A (ja) * 2012-03-08 2015-04-30 ヴィルトゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングWirtgen GmbH 路面処理用の自走式道路切削機、及び路面処理方法

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JP2015513019A (ja) * 2012-03-08 2015-04-30 ヴィルトゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングWirtgen GmbH 路面処理用の自走式道路切削機、及び路面処理方法

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