JPH0614011A - ダイバーシチ受信アンテナ切替方式 - Google Patents
ダイバーシチ受信アンテナ切替方式Info
- Publication number
- JPH0614011A JPH0614011A JP4166568A JP16656892A JPH0614011A JP H0614011 A JPH0614011 A JP H0614011A JP 4166568 A JP4166568 A JP 4166568A JP 16656892 A JP16656892 A JP 16656892A JP H0614011 A JPH0614011 A JP H0614011A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- signal
- circuit
- receiving
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 妨害波の存在する環境において、妨害波に対
して信頼性を高くすること。 【構成】 制御回路５は、ある一定時間、復調信号をデ
ータ処理し、上記復調信号が予め定められた同期信号と
同一の信号を検出すれば、伝送データ後続のメッセージ
部７の受信処理に移行する。従って、受信アンテナ１に
よって受信され続ける信号を伝送データのメッセージと
して処理する。しかし、制御回路５が、ある一定時間中
に同期信号と同一の信号を検出できなければ、制御回路
５はアンテナ切替回路３を制御し、受信アンテナ２と受
信回路４が接続されるように切り替える。
して信頼性を高くすること。 【構成】 制御回路５は、ある一定時間、復調信号をデ
ータ処理し、上記復調信号が予め定められた同期信号と
同一の信号を検出すれば、伝送データ後続のメッセージ
部７の受信処理に移行する。従って、受信アンテナ１に
よって受信され続ける信号を伝送データのメッセージと
して処理する。しかし、制御回路５が、ある一定時間中
に同期信号と同一の信号を検出できなければ、制御回路
５はアンテナ切替回路３を制御し、受信アンテナ２と受
信回路４が接続されるように切り替える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送を目的とす
る無線通信システムにおいて、無線送信機より送信され
るデータを無線受信機で受信するために無線受信機に組
み込むダイバーシチ受信アンテナ切替方式に関するもの
である。
る無線通信システムにおいて、無線送信機より送信され
るデータを無線受信機で受信するために無線受信機に組
み込むダイバーシチ受信アンテナ切替方式に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のダイバーシチ受信アンテナ切替方
式では、無線受信機は電波の強度を判定することができ
るキャリアセンス回路を有しており、無線受信機の複数
のアンテナのうちのひとつのアンテナが受信している電
波の強度を上記キャリアセンス回路にて判定し、データ
を受信処理できない強度であれば、アンテナ切替回路に
より他のアンテナに切り替えていた。
式では、無線受信機は電波の強度を判定することができ
るキャリアセンス回路を有しており、無線受信機の複数
のアンテナのうちのひとつのアンテナが受信している電
波の強度を上記キャリアセンス回路にて判定し、データ
を受信処理できない強度であれば、アンテナ切替回路に
より他のアンテナに切り替えていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、パソコン等の機器から連続的に妨害波が
放射されている状態においては、無線受信機のキャリア
センス回路は電波の強度が一定と判定してしまうので、
アンテナの切り替えが行われないという問題があった。
来の方式では、パソコン等の機器から連続的に妨害波が
放射されている状態においては、無線受信機のキャリア
センス回路は電波の強度が一定と判定してしまうので、
アンテナの切り替えが行われないという問題があった。
【０００４】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、妨害波の存在する環境において、妨害波に対し
て信頼性の高いダイバーシチ受信アンテナ切替方式を提
供することを目的としたものである。
あって、妨害波の存在する環境において、妨害波に対し
て信頼性の高いダイバーシチ受信アンテナ切替方式を提
供することを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ受信を
行う無線受信機において、伝送データは同期信号及びメ
ッセージで構成され、無線受信機は、複数のアンテナ、
このアンテナからの信号を復調する受信回路、受信回路
からの信号をデータ処理する制御回路、及び制御回路か
らの信号により上記アンテナを切り替えるアンテナ切替
回路を具備し、このアンテナ切替回路によってあるアン
テナに接続されている状態において、制御回路は受信回
路からの復調信号が伝送データの同期信号であるかどう
かを判定し、同期信号であればアンテナ接続状態を保持
しながら同期信号以降のメッセージのデータ受信を行
い、同期信号でなければ他のアンテナに接続を切り替え
た後、上記一連の動作を行うようにしたものである。
行う無線受信機において、伝送データは同期信号及びメ
ッセージで構成され、無線受信機は、複数のアンテナ、
このアンテナからの信号を復調する受信回路、受信回路
からの信号をデータ処理する制御回路、及び制御回路か
らの信号により上記アンテナを切り替えるアンテナ切替
回路を具備し、このアンテナ切替回路によってあるアン
テナに接続されている状態において、制御回路は受信回
路からの復調信号が伝送データの同期信号であるかどう
かを判定し、同期信号であればアンテナ接続状態を保持
しながら同期信号以降のメッセージのデータ受信を行
い、同期信号でなければ他のアンテナに接続を切り替え
た後、上記一連の動作を行うようにしたものである。
【０００６】
【作用】而して、伝送データの先頭の同期信号を受信で
きたかどうかを制御回路が判定することによりアンテナ
を切り替えることができるので、妨害波の影響を受ける
キャリアセンス回路が不要となって受信処理の信頼性が
向上し、また、受信処理本来の処理の一部である伝送デ
ータの同期処理も同時に制御回路により行えるものであ
る。
きたかどうかを制御回路が判定することによりアンテナ
を切り替えることができるので、妨害波の影響を受ける
キャリアセンス回路が不要となって受信処理の信頼性が
向上し、また、受信処理本来の処理の一部である伝送デ
ータの同期処理も同時に制御回路により行えるものであ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本実施例に用いられる無線受信機の要部の
構成を示すブロック図である。この無線受信機は、受信
アンテナ１、受信アンテナ２、アンテナ切替回路３、受
信回路４、及びＣＰＵからなる制御回路５とで構成され
ている。
する。図１は本実施例に用いられる無線受信機の要部の
構成を示すブロック図である。この無線受信機は、受信
アンテナ１、受信アンテナ２、アンテナ切替回路３、受
信回路４、及びＣＰＵからなる制御回路５とで構成され
ている。
【０００８】アンテナ切替回路３によって選択された受
信アンテナ１或いは受信アンテナ２は無線信号を受信
し、受信回路４は受信アンテナ１或いは受信アンテナ２
が受信した信号を復調し、その復調信号は制御回路５に
入力される。そして、制御回路５では復調信号をデータ
処理し、処理結果によりアンテナ切替回路３を制御した
り、他の入出力回路、例えばＬＥＤやブザー等を制御す
る。
信アンテナ１或いは受信アンテナ２は無線信号を受信
し、受信回路４は受信アンテナ１或いは受信アンテナ２
が受信した信号を復調し、その復調信号は制御回路５に
入力される。そして、制御回路５では復調信号をデータ
処理し、処理結果によりアンテナ切替回路３を制御した
り、他の入出力回路、例えばＬＥＤやブザー等を制御す
る。
【０００９】図２は本実施例における伝送データのフォ
ーマット図を示し、１つのフレームは規定ビット数のビ
ット同期信号部６と、データを構成するメッセージ部７
とから構成されている。次に、この無線受信機における
ダイバーシチ受信アンテナ切替方式について説明する。
初期状態として、制御回路５からの制御によりアンテナ
切替回路３は受信アンテナ１或いは受信アンテナ２のど
ちらか一方を選択しており、受信回路４と接続されてい
る。
ーマット図を示し、１つのフレームは規定ビット数のビ
ット同期信号部６と、データを構成するメッセージ部７
とから構成されている。次に、この無線受信機における
ダイバーシチ受信アンテナ切替方式について説明する。
初期状態として、制御回路５からの制御によりアンテナ
切替回路３は受信アンテナ１或いは受信アンテナ２のど
ちらか一方を選択しており、受信回路４と接続されてい
る。
【００１０】ここでは、受信アンテナ１が受信回路４と
接続されているものとすると、受信アンテナ１で受信さ
れた無線信号は受信回路４で復調され、さらに制御回路
５に送られるが、ここで制御回路５は、ある一定時間、
復調信号をデータ処理し、上記復調信号が予め定められ
た同期信号と同一の信号を検出すれば、伝送データ後続
のメッセージ部７の受信処理に移行し、受信アンテナ１
によって受信され続ける信号を伝送データのメッセージ
部７として処理する。
接続されているものとすると、受信アンテナ１で受信さ
れた無線信号は受信回路４で復調され、さらに制御回路
５に送られるが、ここで制御回路５は、ある一定時間、
復調信号をデータ処理し、上記復調信号が予め定められ
た同期信号と同一の信号を検出すれば、伝送データ後続
のメッセージ部７の受信処理に移行し、受信アンテナ１
によって受信され続ける信号を伝送データのメッセージ
部７として処理する。
【００１１】ところが、制御回路５が、ある一定時間中
に同期信号と同一の信号を検出できなければ、制御回路
５はアンテナ切替回路３を制御し、受信アンテナ２と受
信回路４が接続されるように切り替える。従って、受信
回路４には受信アンテナ２で受信される信号が入力、復
調され、以降上記の動作と同様に一定時間中に同期信号
を検出できれば、以後のデータ受信をそのまま続行する
が、同期信号を検出できなければ、制御回路５の制御に
より受信アンテナ１に切り替えられる。以降、無線受信
機は上記一連の動作を繰り返していくのである。
に同期信号と同一の信号を検出できなければ、制御回路
５はアンテナ切替回路３を制御し、受信アンテナ２と受
信回路４が接続されるように切り替える。従って、受信
回路４には受信アンテナ２で受信される信号が入力、復
調され、以降上記の動作と同様に一定時間中に同期信号
を検出できれば、以後のデータ受信をそのまま続行する
が、同期信号を検出できなければ、制御回路５の制御に
より受信アンテナ１に切り替えられる。以降、無線受信
機は上記一連の動作を繰り返していくのである。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上述のように、データ受信を行
う無線受信機において、伝送データは同期信号及びメッ
セージで構成され、無線受信機は、複数のアンテナ、こ
のアンテナからの信号を復調する受信回路、受信回路か
らの信号をデータ処理する制御回路、及び制御回路から
の信号により上記アンテナを切り替えるアンテナ切替回
路を具備し、このアンテナ切替回路によってあるアンテ
ナに接続されている状態において、制御回路は受信回路
からの復調信号が伝送データの同期信号であるかどうか
を判定し、同期信号であればアンテナ接続状態を保持し
ながら同期信号以降のメッセージのデータ受信を行い、
同期信号でなければ他のアンテナに接続を切り替えた
後、上記一連の動作を行うようにしたものであるから、
伝送データの先頭の同期信号を受信できたかどうかを制
御回路が判定することによりアンテナを切り替えること
ができるので、妨害波の影響を受けるキャリアセンス回
路が不要となって受信処理の信頼性が向上し、また、受
信処理本来の処理の一部である伝送データの同期処理も
同時に制御回路により行えるという効果を奏するもので
ある。
う無線受信機において、伝送データは同期信号及びメッ
セージで構成され、無線受信機は、複数のアンテナ、こ
のアンテナからの信号を復調する受信回路、受信回路か
らの信号をデータ処理する制御回路、及び制御回路から
の信号により上記アンテナを切り替えるアンテナ切替回
路を具備し、このアンテナ切替回路によってあるアンテ
ナに接続されている状態において、制御回路は受信回路
からの復調信号が伝送データの同期信号であるかどうか
を判定し、同期信号であればアンテナ接続状態を保持し
ながら同期信号以降のメッセージのデータ受信を行い、
同期信号でなければ他のアンテナに接続を切り替えた
後、上記一連の動作を行うようにしたものであるから、
伝送データの先頭の同期信号を受信できたかどうかを制
御回路が判定することによりアンテナを切り替えること
ができるので、妨害波の影響を受けるキャリアセンス回
路が不要となって受信処理の信頼性が向上し、また、受
信処理本来の処理の一部である伝送データの同期処理も
同時に制御回路により行えるという効果を奏するもので
ある。
【図１】本発明の実施例の無線受信機のブロック図であ
る。
る。
【図２】同上の伝送信号のフォーマット図である。
１ 受信アンテナ ２ 受信アンテナ ３ アンテナ切替回路 ４ 受信回路 ５ 制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 データ受信を行う無線受信機において、
伝送データは同期信号及びメッセージで構成され、無線
受信機は、複数のアンテナ、このアンテナからの信号を
復調する受信回路、受信回路からの信号をデータ処理す
る制御回路、及び制御回路からの信号により上記アンテ
ナを切り替えるアンテナ切替回路を具備し、このアンテ
ナ切替回路によってあるアンテナに接続されている状態
において、制御回路は受信回路からの復調信号が伝送デ
ータの同期信号であるかどうかを判定し、同期信号であ
ればアンテナ接続状態を保持しながら同期信号以降のメ
ッセージのデータ受信を行い、同期信号でなければ他の
アンテナに接続を切り替えた後、上記一連の動作を行う
ことを特徴とするダイバーシチ受信アンテナ切替方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166568A JPH0614011A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ダイバーシチ受信アンテナ切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166568A JPH0614011A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ダイバーシチ受信アンテナ切替方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614011A true JPH0614011A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15833679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4166568A Pending JPH0614011A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ダイバーシチ受信アンテナ切替方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614011A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011007350A1 (de) | 2011-04-14 | 2012-10-18 | SIOS Meßtechnik GmbH | Sensor zur taktilen Messung von Kräften und Momenten |
| WO2020153105A1 (ja) * | 2019-01-21 | 2020-07-30 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、アンテナ制御方法、及び通信システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0338120A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Clarion Co Ltd | ダイバーシティｆｍ多重放送受信機 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4166568A patent/JPH0614011A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0338120A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Clarion Co Ltd | ダイバーシティｆｍ多重放送受信機 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011007350A1 (de) | 2011-04-14 | 2012-10-18 | SIOS Meßtechnik GmbH | Sensor zur taktilen Messung von Kräften und Momenten |
| WO2020153105A1 (ja) * | 2019-01-21 | 2020-07-30 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、アンテナ制御方法、及び通信システム |
| US12015940B2 (en) | 2019-01-21 | 2024-06-18 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Reception apparatus, antenna control method, and communication system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971104 |