JPH0614007B2 - 粒子分析装置 - Google Patents

粒子分析装置

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JPH0614007B2
JPH0614007B2 JP61297039A JP29703986A JPH0614007B2 JP H0614007 B2 JPH0614007 B2 JP H0614007B2 JP 61297039 A JP61297039 A JP 61297039A JP 29703986 A JP29703986 A JP 29703986A JP H0614007 B2 JPH0614007 B2 JP H0614007B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、細胞等の粒子の計測に係り、1個1個の粒
子から得られる多種類の検出信号に対するA/D変換デ
ータを取り込み、そのデータを加工,解析処理するため
の粒子分析装置に関するものである。
〔従来の技術〕
細胞,細菌,血球等の粒子の分析において、これら粒子
を適正な成分からなる希釈液中に浮遊,懸濁させ、狭い
検出部を1個ずつ通過させ、粒子が検出部を通過すると
き、粒子から得られる種々の情報を電気的または光学的
に検出することは従来から広く行われていた。
電気的に検出する装置としては、たとえば自動血球計数
装置があり、光学的に検出する装置としては、たとえば
フローサイトメータなどがあった。
これらの粒子分析装置においては、装置のハードウェア
を簡易化するために、シーケンス制御やデータ解析処理
装置としてマイクロコンピュータを使用することが一般
的になってきている。ところで、異なる試料を次々と連
続的に測定する場合には、マイクロコンピュータは原則
として、装置の全体の動作の制御を行いながら、1つの
試料の測定サイクルの間に、データの取り込み,解析,
データ出力等を完了させなければならない。しかし、こ
れらの粒子分析装置では、通常1秒間に数千個の粒子を
計測し、しかも、1個の粒子から複数種類の信号を検出
することもあるため、マイクロコンピュータの処理能力
を超えてしまう場合があり、データの取りこぼしを生じ
る。そのため、従来から種々の工夫がなされてきた。
たとえば、特開昭59−81537号公報には、計測中にA/
D変換されたデータを一時記憶するためのシフトレジス
タを2系統用意し、一方のシフトレジスタの容量が取り
込んだデータで満たされると、他方のシフトレジスタが
取り込みを始め、容量が満たされたシフトレジスタは割
込処理によってマイクロコンピュータ側へデータを転送
するようにして、データの出現間隔が一時的にマイクロ
コンピュータのデータ取り込み能力を超えることがあっ
ても、2個のシフトレジスタによるバッファ機能でもっ
てデータを取りこぼさないように構成した粒子分析装置
が示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記粒子分析装置においても、計測中にA/D
変換ユニットから単位時間当たりに送られてくるデータ
数がマイクロコンピュータのCPUが単位時間当たりにシ
フトレジスタから読み取ることのできるデータ数を超え
る状態が続く時には、CPUの読み取り処理が追いつか
なくなり、データを取りこぼすようになる。
また、このような粒子分析装置では、取り込んだデータ
について、粒子の頻度分布のデータテーブルの作成や粒
子を分類するための解析等、種々のデータ処理を行うの
が通常であるが、上記粒子分析装置では、このデータ処
理を次の計測が始まるまでに完了しなければならないの
で、データ処理のための時間が充分に確保できない。
この発明の目的は、データの取りこぼしを防止できると
ともに、試料の測定サイクルを長くせずに解析時間を多
くとることができる粒子分析装置を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の発明の粒子分析装置は、被分析粒子を含む懸濁液
からなる試料中の各被分析粒子から得られる多種類の検
出信号のA/D変換データを取り込んで解析するデータ
取り込み・解析ユニットと、このデータ取り込み・解析
ユニットに制御信号を与えてデータ取り込み・解析動作
を起動させるとともに前記データ取り込み・解析ユニッ
トから解析結果を受け取って出力するマイクロコンピュ
ータで構成されたマスタユニットとを備え、 前記データ取り込み・解析ユニットが、1試料分のA/
D変換データを取り込むデータ取り込み手段と、このデ
ータ取り込み手段と独立して動作し前記データ取り込み
手段から1試料分のA/D変換データを一括して受け取
って解析を行うマイクロコンピュータで構成されたデー
タ解析手段と、このデータ解析手段による解析結果が書
き込まれ前記マスタユニットにより前記解析結果が読み
出される共用記憶手段とで構成され、 前記データ取り込み手段が、前記A/D変換データを入
力するA/D変換データ入力手段と、このA/D変換デ
ータ入力手段によって入力された前記A/D変換データ
を1試料分記憶する1試料分データ記憶手段と、前記A
/D変換データ入力手段および1試料分データ記憶手段
の入力動作および記憶動作をA/D変換ストローブ信号
に基づいて制御するデータ取り込み制御手段とで構成さ
れたものである。
第2の発明の粒子分析装置は、被分析粒子を含む懸濁液
からなる試料中の各被分析粒子から得られる多種類の検
出信号のA/D変換データを取り込んで解析するデータ
取り込み・解析ユニットと、このデータ取り込み・解析
ユニットに制御信号を与えてデータ取り込み・解析動作
を起動させるとともに前記データ取り込み・解析ユニッ
トから解析結果を受け取って出力するマイクロコンピュ
ータで構成されたマスタユニットとを備え、 前記データ取り込み・解析ユニットが、1試料分のA/
D変換データを取り込むデータ取り込み手段と、このデ
ータ取り込み手段と独立して動作し前記データ取り込み
手段から1試料分のA/D変換データを一括して受け取
って解析を行うマイクロコンピュータで構成されたデー
タ解析手段と、このデータ解析手段による解析結果が書
き込まれ前記マスタユニットにより前記解析結果が読み
出される共用記憶手段とで構成され、 前記データ取り込み手段が、前記A/D変換データを入
力するA/D変換データ入力手段と、このA/D変換デ
ータ入力手段によって入力された前記A/D変換データ
の取り込みの必要性の有無を判定するデータ取り込み判
定手段と、前記A/D変換データを1試料分記憶する1
試料分データ記憶手段と、前記A/D変換データ入力手
段の入力動作をA/D変換ストローブ信号に基づいて制
御するとともに前記1試料分データ記憶手段の記憶動作
を前記A/D変換ストローブ信号およびデータ取り込み
判定手段の判定結果に基づいて制御し取り込みの必要性
のあるA/D変換データのみを前記1試料分データ記憶
手段に記憶させるデータ取り込み判定手段とで構成され
たものである。
〔作用〕
第1の発明の構成によれば、データ取り込み・解析ユニ
ットを1試料分のA/D変換データを取り込むデータ取
り込み手段およびデータ取り込み手段と独立して動作し
データ取り込み手段から1試料分のA/D変換データを
一括して受け取って解析を行うデータ解析手段とを含ん
で構成し、データ取り込み手段を、1試料分のA/D変
換データを記憶する1試料分データ記憶手段を含んで構
成したため、1試料分のA/D変換データをまず1試料
分データ記憶手段に各A/D変換データが入力される毎
に書き込み、1試料分のA/D変換データがすべて揃っ
た時点でデータ解析手段のマイクロコンピュータの処理
能力に合った速度でデータ解析手段が1試料分のA/D
変換データを1試料分データ記憶手段から読み出すこと
ができ、A/D変換データの取りこぼしを防止できる。
また、互いに独立に動作可能なデータ取り込み手段とデ
ータ解析手段とを含んでデータ取り込み・解析ユニット
を構成したため、データ取り込みおよびデータ解析処理
を同時に並行して行うことができ、したがってデータ取
り込み手段による1試料分のA/D変換データの取り込
み中に前回取り込んだ1試料分のA/D変換データの解
析処理を行うことができ、試料の測定サイクルを長くす
ることなく解析時間を多くとることができる。
また、データ取り込みおよび解析を行うデータ取り込み
・解析ユニットとデータ取り込み・解析ユニットのデー
タ取り込み・解析動作を起動させるマスタユニットとを
別々に設けたため、データ取り込みおよび解析動作をデ
ータ取り込み・解析ユニットで行わせるとともに、これ
以外のシーケンス制御および解析結果の表示,印字等の
処理をマスタユニットで行わせることができ、データ取
り込み・解析ユニットのデータ解析手段を構成するマイ
クロコンピュータとマスタユニットを構成するマイクロ
コンピュータとの2台が必要となるが測定装置としての
処理を2台のマイクロコンピュータで分担させることが
でき、安価なマイクロコンピュータを使用しても十分に
粒子分析を行うことができる。
第2の発明の構成によれば、データ取り込み判定手段を
設け、入力されたA/D変換データの取り込みの必要性
の有無を判定し、判定結果に基づき取り込みの必要性の
あるもののみ1試料分データ記憶手段に書き込むように
したため、1試料分データ記憶手段を分析に必要なデー
タ数を超えて記憶容量を大きくする必要がなく、安価で
ある。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。この粒子分析装置は、第1図に示すように、被
分析粒子を含む懸濁液からなる試料中の各被分析粒子か
ら得られる多種類の検出信号のA/D変換データを取り
込んで解析するデータ取り込み・解析ユニット1と、こ
のデータ取り込み・解析ユニット1に制御信号を与えて
データ取り込み・解析動作を起動させるとともに前記デ
ータ取り込み・解析ユニット1から解析結果を受け取っ
て出力するマイクロコンピュータ(CPU等)で構成さ
れたマスタユニット2とを備えている。
データ取り込み・解析ユニット1は、1試料分のA/D
変換データを取り込むデータ取り込み手段3と、このデ
ータ取り込み手段3と独立して動作し前記データ取り込
み手段3から1試料分のA/D変換データを一括して受
け取って解析を行うマイクロコンピュータで構成された
データ解析手段4と、このデータ解析手段4による解析
結果が書き込まれ前記マスタユニット2により前記解析
結果が読み出される共用記憶手段5とで構成されてい
る。
前記データ取り込み手段3は、前記A/D変換データを
入力するA/D変換データ入力手段6と、このA/D変
換データ入力手段6によって入力された前記A/D変換
データの取り込みの必要性の有無を判定するデータ取り
込み判定手段7と、前記A/D変換データを1試料分記
憶する1試料分データ記憶手段8と、前記A/D変換デ
ータ入力手段6の入力動作をA/D変換ストローブ信号
に基づいて制御するとともに前記1試料分データ記憶手
段8の記憶動作を前記A/D変換ストローブ信号および
前記データ取り込み判定手段7の判定結果に基づいて制
御し取り込みの必要性のあるA/D変換データのみを前
記1試料分データ記憶手段8に記憶させるデータ取り込
み制御手段9とで構成されている。
この場合、データ取り込み判定手段7における判定基準
となる取り込み判定条件および取り込み判定用基準デー
タはマスタユニット2から中継手段10を介して与えら
れる。
この粒子分析装置は、マスタユニット2がデータ取り込
み・解析ユニット1にデータ取り込みのための制御信号
を与えると、データ取り込み・解析ユニット1のデータ
取り込み手段3が起動する。
データ取り込み・解析ユニット1では、データ取り込み
手段3内のデータ取り込み制御手段9がA/D変換スト
ローブ信号に基づいてA/D変換データ入力手段6を制
御し、被分析粒子を含む懸濁液からなる試料中の各被分
析粒子から得られる多種類の検出信号のA/D変換デー
タがA/D変換データ入力手段6によって入力される。
A/D変換データが入力されると、データ取り込み判定
手段7がA/D変換データをマスタユニット2から与え
られた取り込み判定条件および取り込み判定用基準デー
タと比較することによりデータ取り込みの必要性の有無
を判定し、その判定結果をデータ取り込み判定手段7が
データ取り込み制御手段9へ送る。
データ取り込み制御手段9では、A/D変換ストローブ
信号とデータ取り込み判定手段7から送られた判定結果
とに基づき、データ取り込みの必要性のあるA/D変換
データのみ1試料分データ記憶手段8に記憶させる。
1試料分のA/D変換データが揃うと、マスタユニット
2がデータ取り込み・解析ユニット1にデータ解析のた
めの制御信号を与える。この結果、データ解析手段4が
1試料分データ記憶手段8から1試料分のA/D変換デ
ータを読み出して種々の解析処理を行い、解析処理が終
了すると、解析結果を共用記憶手段5に書き込むととも
に解析終了をマスタユニット2に知らせる。これによっ
て、マスタユニット2が共用記憶手段5から解析結果を
読み出し、出力装置(プリンタ,画像表示装置等)へ出
力する。
なお、上記の説明では、データ取り込み手段3によるデ
ータ取り込み処理が終了した後、データ解析手段4でも
って解析処理を行うと説明したが、データ取り込み手段
3によるデータ取り込み処理が終了して1試料分データ
記憶手段8に記憶されたA/D変換データがすべてデー
タ解析手段4へ転送されると、マスタユニット2がデー
タ取り込み・解析ユニット1へつぎのデータ取り込みの
ための制御信号を与え、データ取り込み手段3がつぎの
試料についてのA/D変換データの取り込みを始めるこ
とになり、このデータ取り込み処理が終了するとつぎの
データ解析のための制御信号をデータ取り込み・解析手
段1に与えることになる。したがって、データ解析手段
4の解析処理はつぎの試料のデータ取り込み中も実施す
ることができ、つぎの試料のデータ取り込み処理が終了
するまでにデータ解析処理を終了しておけばよい。
また、データ取り込み判定手段7における取り込み条件
および取り込み判定用基準データは、マスタユニット2
からデータ取り込みのための制御信号が与える直前に試
料の種類に応じて与えられ、これに基づいてA/Dデー
タの取り込みの必要性の有無を判定する。
この実施例の粒子分析装置は、データ取り込み・解析ユ
ニット1を1試料分のA/D変換データを取り込むデー
タ取り込み手段3およびデータ取り込み手段4と独立し
て動作しデータ取り込み手段4から1試料分のA/D変
換データを一括して受け取って解析を行うデータ解析手
段4とを含んで構成し、データ取り込み手段3を、1試
料分のA/D変換データを記憶する1試料分データ記憶
手段8を含んで構成したため、1試料分のA/D変換デ
ータをまず1試料分データ記憶手段8に各A/D変換デ
ータが入力される毎に書き込み、1試料分のA/D変換
データがすべて揃った時点でデータ解析手段4のマイク
ロコンピュータの処理能力に合った速度でデータ解析手
段4が1試料分のA/D変換データを1試料分データ記
憶手段8から読み出すことができ、A/D変換データの
取りこぼしを防止できる。
また、互いに独立に動作可能なデータ取り込み手段3と
データ解析手段4とを含んでデータ取り込み・解析ユニ
ット1を構成したため、データ取り込みおよびデータ解
析処理を同時に並行して行うことができ、したがってデ
ータ取り込み手段3による1試料分のA/D変換データ
の取り込み中に前回取り込んだ1試料分のA/D変換デ
ータの解析処理を行うことができ、試料の測定サイクル
を長くせずに解析時間を多くとることができる。
また、データの取り込みおよび解析を行うデータ取り込
み・解析ユニット1とデータ取り込み・解析ユニット1
のデータ取り込み解析動作を起動させるマスタユニット
2とを別々に設けたため、データ取り込みおよび解析動
作をデータ取り込み・解析ユニット1で行わせるととも
に、これ以外のシーケンス制御および解析結果の表示,
印字,記憶等の処理をマスタユニット2で行わせること
ができ、データ取り込み・解析ユニットのデータ解析手
段を構成するマイクロコンピュータとマスタユニットを
構成するマイクロコンピュータとの2台が必要となる
が、測定装置としての処理を2台のマイクロコンピュー
タで分担させることができ、安価なマイクロコンピュー
タを使用しても十分に粒子分析を行うことができる。
また、データ取り込み判定手段7を設け、入力されたA
/D変換データの取り込みの必要性の有無を判定し、判
定結果に基づき取り込みの必要性のあるもののみ1試料
分データ記憶手段8に書き込むようにしたため、1試料
分データ記憶手段8を分析に必要なデータ数を超えて記
憶容量を大きくする必要がなく、安価である。
第2図は第1図におけるデータ取り込み・解析ユニット
1の具体的な構成を示す回路ブロック図であり、この図
に基づいてデータ取り込み・解析ユニット1の構成およ
び動作を詳しく説明する。
第2図において、11は第1図のA/D変換データ入力
手段6に相当するラッチ・ゲート、12は同データ取り
込み判定手段7に相当するデータ取り込み判定部、13
は同1試料分データ記憶手段8に相当する生データ用R
AM、14は同データ取り込み制御手段9に相当するデ
ータ取り込み制御部、15は入力されたA/D変換デー
タ数をカウントするとともに生データ用RAM13のア
ドレスを与えるカウンタ、16は生データ用RAM13を
ローカルバス17から切離すためのゲートであり、これ
らが第1図におけるデータ取り込み手段3を構成してい
る。
21はスレーブCPU、22は必要に応じて設けられる
演算プロセッサ、23は解析処理等を行ワーキングエリ
アとなるローカルRAM、24はスレーブCPU21の
動作プログラム、解析のためのテーブル等を内蔵したR
OM、25はバス制御デコーダ、26はリセット、クロ
ック、レディ、27は割込コントローラ、28は第1入
出力ポート、29は第2入出力ポート、30は解析パラ
メータ等を設定するスイッチ、31はマルチバスインタ
フェイス、32,33はゲートであり、これらはデータ
解析手段4およびマスタユニット2とデータ取り込み手
段3との間の中継手段10を構成している。
41は第1図における共用記憶手段5に相当する共用R
AMである。
以下、第2図の回路ブロックの動作を順を追って説明す
る。被分析粒子が浮遊した懸濁液からなる試料が吸引さ
れてその試料に含まれる被分析粒子がシースフローセル
等の検出部において安定して一列に並んで流れる状態に
なると、マスタユニット2よりデータ取り込み・解析ユ
ニット1に対して計数開始要求が出される。データ取り
込み・解析ユニット1では、計数開始要求をマルチバス
インタフェイス31および第2入出力ポート29を介し
割込処理要求として認知する。なお、この割込処理要求
は割込コントローラ27を介してスレーブCPU21に
入力される。
そこで、スレーブCPU21は、バス制御デコーダ25
および第1入出力ポート28を介して計数用のカウンタ
15をクリアするとともに、データ取り込み制御部14
を起動させる。この結果、A/D変換ユニットからのA
/D変換データの取り込みを開始できる。
A/D変換ユニットからのストローブ信号、すなわちA
/D変換ストローブ信号とは、1個の被分析粒子に対応
した検出信号に対するA/D変換が完了したことを示す
もので、このA/D変換ストローブ信号をトリガとし
て、データ取り込み制御部14がA/D変換データをラ
ッチ・ゲート11にラッチして生データ用RAM13に書
き込ませる。このとき、データ取り込み制御部14は、
同時にカウンタ15の計数値を1増加させる。このカウ
ンタ15は、前述したとおり、被分析粒子の個数を計数
する機能をもつとともに、つぎに送られてくるA/D変
換データの記憶場所(アドレス)を定めるためのもの
で、カウンタ15の出力は、第1入出力ポート28に加
えられるとともに、生データ用RAM13のアドレス入
力端に加えられる。
1個の被分析粒子に対応する1組(第2図では4個)の
A/D変換データを受け取ってからそれを生データ用R
AM13に書き込むのに要する時間は約0.4μsecとき
わめて短く、A/D変換ユニットから次々に送られてく
るA/D変換データを取りこぼすことはない。ただし、
A/D変換データのすべてを生データ用RAM13に書
き込むのではなく、データ取り込み判定部12によっ
て、取り込み判定条件および取り込み判定用基準データ
(マスタユニット2から第2入出力ポート29を介して
与えられる)とA/D変換データを比較判定し、この判
定結果に基づき、取り込む必要性のあるもの、すなわち
取り込み判定用基準データで決まる数値条件を満たすも
ののみ生データ用RAM13に書き込むようにしてい
る。
この実施例では、1個の被分析粒子に対して得られる4
個のA/D変換データを1組とし、そのデータの組に対
して計数の前に予め定められた4個の取り込み判定用基
準データと比較し、この比較結果に応じて取り込みの必
要性の有無を判定している。データ取り込みの必要性の
有無の判定のための取り込み判定条件とは、例えば4個
の取り込み判定用基準データをD1,D2,D3,D4
し、4個のA/D変換データをAD1,AD2,AD3
AD4としたときに、例えば AD1≧D1 かつ AD2≧D2 かつ AD3≧D3 かつ AD4≧D4 のようなアンド条件(1),あるいは AD1≧D1 または AD2≧D2 または AD3≧D3 または AD4≧D4 のようなオア条件(2)を満足するようなA/D変換デー
タの組のみを生データ用RAM13に書き込むというこ
とである。今、例えば D1=10 D2=20 D3=0 D4=0 と設定し、データ取り込み判定手段12をアンド条件
(1)で動作させれば、A/D変換データAD1,AD2
パラメータとした第3図のような二次元分布図におい
て、斜線の部分に位置するA/D変換データの組につい
ては生データ用RAM13に書き込まないようにするこ
とができる。この取り込み判定条件および取り込み判定
用基準データはマスタユニット2によって被分析粒子の
種類に応じて最適に設定することができる。
このように、生データ用RAM13に書き込むA/D変
換データを選別する機能をもたせることによって、被分
析粒子の種類毎に取り込みを必要とする範囲のA/D変
換データの組のみを生データ用RAM13に書き込むこ
とができ、ノイズパルス成分等による不必要なA/D変
換データを取り込まないようにでき、生データ用RAM
13の容量を必要なデータ数分にすればよく、大容量の
ものは不要となる。
なお、どの程度の個数のA/D変換データを生データ用
RAM13に書き込むかは、被分析粒子の種類、データ
解析時間,解析結果の再現性との関係もあるが、通常数
万組程度のA/D変換データが得られれば、十分であ
る。もし、計数期間の途中で生データ用RAM13の容
量分だけのA/D変換データが書き込まれてしまえば、
その時点で、以後のデータの取り込みは停止するように
している。ただし、計数期間中にどれだけの個数の粒子
が通過するかという計数機能は、十分余裕をもってカウ
ンタ15がオーバーフローしないようにしている。
計数が開始されると、周期的にマスタユニット2から、
カウンタ15による計数値のサンプリング要求が出され
る。このサンプリング要求は、本実施例では、第2入出
力ポート29を介してのスレーブCPU21への割込処
理要求として認知される。
そこで、スレーブCPU21は、ただちに第1入出力ポ
ート28を介してカウンタ15の内容(計数値)を読み
取り、ローカルバス17につながるローカルRAM23
に書き込む。このように、計数期間中に周期的にカウン
タ15の計数値をチェックすることによって、単位時間
当り検出部を通過する粒子数を知ることができ、検出部
の安定性に対する監視のための一つの手段となる。
計数が開始されてから、予め設定された計数時間が経過
すると、マスタユニット2より計数停止要求がナルチバ
スインタフェイス31,第2入出力ポート29を介して
スレーブCPU21に対して割込処理要求として出され
る。そこで、スレーブCPU21は第1入出力ポート2
8を介してデータ取り込み制御部14に信号を与え、そ
の動作を停止させ、A/D変換データの取り込みおよび
カウンタ15による計数動作を停止させる。
続いて、マスタユニット2からデータ取り込み・解析ユ
ニット1に対してデータ解析要求が出される。このデー
タ解析要求は上記と同様に第2入出力ポート29を介し
てスレーブCPU21に対する割込処理要求として認知
される。そこで、スレーブCPU21は、まず共用RA
M41を解析処理のためのワーキングエリアとして確保
し(ゲート32,33の開閉)、マスタユニット2から
の共用RAM41のアクセスを禁止する。そして、計数
期間中に取り込まれた生のA/D変換データを必要に応
じて一次加工しながら、その結果をローカルバス17上
のローカルRAM23または共用RAM41に書き込ん
でいく。生のA/D変換データを取り込むための生デー
タ用RAM13は、次の試料に対する計数開始要求に備
えて、できるだけ早く開放する。
ローカルバス17上のROM24には、解析処理のため
のプログラムやその他の処理要求に対するプログラムが
書き込まれている。また、演算処理を速くするために予
め計算された関数などの結果を数表としてROM24に
書き込んでいる。
解析処理を実行している間に、つぎの試料に対する計数
要求、すなわちデータ取り込み開始要求がマスタユニッ
ト2から出されると、スレーブCPU21は、一時解析処
理を中断し、すぐにデータ取り込みを開始できるよう
に、データ取り込み制御部14を起動させ、A/D変換
ユニットから送られてくるデータの取り込みは、データ
取り込み制御部14にまかせる。そして、すぐに解析処
理を続行する。
解析処理が完了すると、その結果や分布データ等のグラ
フを表示するのに必要なデータを共用RAM41の決めら
れたエリアに書き込み、スレーブCPU21は、共用RA
M41をマスタユニット2がアクセスできるように解放
する(ゲート32,33の開閉)。そして、解析処理が
完了しその結果を共用RAM41に書き込んだことをマ
スタユニット2に対し割込をかけて連絡する。
この連絡を受けたマスタユニット2は、データ取り込み
・解析ユニット1内の共用RAM41に書き込まれた解
析結果や粒度分布データを読み取り、それを画面に表示
したり、印字させたりする出力処理を行う。
以上が実際に試料を吸引してから、その測定結果が得ら
れるまでの一連の処理内容である。
なお、以上に述べた処理の他に、データ取り込み・解析
ユニット1に取り込まれた生のA/D変換データをデー
タ取り込み・解析ユニット1以外の記憶デバイスに転送
して記憶させておくこともできる。これは、データ取り
込み・解析ユニット1内の共用RAM41を介すること
で実現できる。そして、例えばバッテリバックアップさ
れたRAMやフロッピーディスク等に記憶しておき、生の
A/D変換データを再度解析する必要がある場合である
が、この場合には、まずマスタユニット2またはダイレ
クトメモリアクセス装置によって、共用RAM41に対
して、バッテリバックアップされたRAMまたはフロッ
ピーディスクから記憶された生のA/D変換データを転
送する。そして、マスタユニット2は、データ取り込み
・解析ユニット1に対して生のA/D変換データを共用
RAM41にロードしたことを、スレーブCPU21に対
する割込によって知らせる。そこで、スレーブCPU2
1は、共用RAM41を確保してから、そのデータをい
ったん生データ用RAM13に移す。つぎに、この生の
A/D変換データに対して、どのような解析処理を行う
かは、マスタユニット2からの処理要求を待つことにな
り、後は計数が終了したときと同様である。
以上、データ取り込み・解析ユニット1では、取り込ま
れた生のA/D変換データに対する加工,解析処理をす
るのに、マイクロコンピュータという安価で汎用的なハ
ードウェアをベースにして、加工や解析処理を行うため
のプログラムを走らせることになる。本来、ハードウェ
アの変更に比べてソフトウェアの変更は容易であり、様
々な解析アルゴリズムに対して柔軟に対応できる。さら
に、マイクロコンピュータを搭載することによって、デ
ータの加工や解析処理以外のマスタユニット2からの様
々な処理要求に対しても対応することができる。
なおここで、マスタユニット2からデータ取り込み・解
析ユニット1のスレーブCPU21に対して与えられる
処理要求を以下にまとめて示す。
(a)計数開始要求(データ取り込み開始) (b)計数停止要求(データ取り込み停止) (c)計数サンプリング要求(計数中における周期的な計
数値のチェック) (d)データ加工,解析要求 (e)生データの要求(生のA/D変換データを共用RA
M41に転送するための要求) (f)共用RAM41にロードした生データを取り込ませ
る要求 この粒子分析装置は、A/D変換データを生データ用R
AM13に書き込む際に、ノイズ信号等による必要とし
ないデータまでも生データ用RAM13に書き込まないよ
うに、データ取り込み判定部12を設け、A/D変換デ
ータを弁別し、この取り込みのための取り込み判定条件
および取り込み判定用基準データをマスタユニット2に
よって被分析粒子の種類に応じて設定できるようにした
ため、A/D変換データの内、解析に必要とする範囲の
もののみを生データ用RAM13に書き込むので、生デ
ータ用RAM13の容量を必要以上に大きくしなくてよ
く、経済的である。また、データの取り込み条件および
取り込み判定用基準データはマスタユニット2により自
由に設定できるので、被分析粒子の種類に応じて最適に
設定でき、汎用性がある。
また、粒子分析装置を駆動し、得られたデータを解析し
て、その結果を表示したり、印字するためのコンピュー
タ系において、A/D変換データを取り込んで解析する
ための専用のデータ取り込み・解析ユニット1を設け、
このデータ取り込み・解析ユニット1は、マスタユニッ
ト2からの制御信号によって各処理が起動され、A/D
変換データの取り込みは専用のハードウェアで実現し、
解析処理は汎用のマイクロコンピュータで実現している
ので、マスタユニット2は複雑で処理に時間を要する解
析処理をローカルなデータ取り込み・解析ユニット1に
任せて、自身は粒子分析装置(フローサイトメータ等)
のシーケンス駆動やデータ取り込み・解析ユニット1で
得られた解析結果の表示,印字およびユーザとの対話処
理に専念することができ、市販の安価なマイクロコンピ
ュータの処理能力のレベルでも、十分にコンピュータ系
としての役割を果たすことができる。また、生データ用
RAM13に書き込まれたA/D変換データに対する加
工,解析を汎用のマイクロコンピュータ(スレーブCP
U21)で実現しているので、安価であり、被分析粒子
の種類が変更されたり、解析のためのアルゴリズムに変
更が要求される場合でも柔軟に対応でき、汎用性があ
る。さらに、加工や解析処理以外の処理要求に対しても
対応するこが可能である。
また、生データ用RAM13に1試料分のA/D変換デ
ータをまとめて記憶することができる容量をもたせ、デ
ータ取り込み・解析ユニット1において、データ取り込
み処理と解析処理とを独立して平行に行わせることがで
きるようにしているので、多数の試料が連続して測定さ
れる場合でも、すでに測定された試料のデータを解析し
ている途中であっても、つぎの試料のデータを取り込む
ことができる。したがって、得られたデータに対する解
析時間に余裕をもたせることができる。すなわち、取り
込まれたデータの加工,解析処理は、その計測が終了し
てからつぎの試料の計測が終了するまで、言いかえれば
連続測定時の測定サイクルの時間内に終えればよいこと
になる。
なお、上記の説明では、1台のマスタユニット2に対し
て1台のデータ割り込み・解析ユニット1を接続したも
のについて説明したが、1台のマスタユニット2に対し
て複数台のデータ取り込み・解析ユニット1を接続し、
1台のマスタユニット2で複数台のデータ取り込み・解
析ユニット1の制御および解析結果の表示,印字等を行
わせることもできる。
また、データ取り込み判定手段7については、生データ
用RAM13として容量の十分に大きいものを使用する
なら、省くこともできる。
〔発明の効果〕
第1の発明の粒子分析装置によれば、データ取り込み・
解析ユニットを1試料分のA/D変換データを取り込む
データ取り込み手段およびデータ取り込み手段と独立し
て動作しデータ取り込み手段から1試料分のA/D変換
データを一括して受け取って解析を行うデータ解析手段
とを含んで構成し、データ取り込み手段を、1試料分の
A/D変換データを記憶する1試料分データ記憶手段を
含んで構成したため、1試料分のA/D変換データをま
ず1試料分データ記憶手段に各A/D変換データが入力
される毎に書き込み、1試料分のA/D変換データがす
べて揃った時点でデータ解析手段のマイクロコンピュー
タの処理能力に合った速度でデータ解析手段が1試料分
のA/D変換データを1試料分データ記憶手段から読み
出すことができ、A/D変換データの取りこぼしを防止
できる。
また、互いに独立に動作可能なデータ取り込み手段とデ
ータ解析手段とを含んでデータ取り込み・解析ユニット
を構成したため、データ取り込みおよびデータ解析処理
を同時に並行して行うことができ、したがってデータ取
り込み手段による1試料分のA/D変換データの取り込
み中に前回取り込んだ1試料分のA/D変換データの解
析処理を行うことができ、試料の測定サイクルを長くす
ることなく解析時間を多くとることができる。
また、データ取り込みおよび解析を行うデータ取り込み
・解析ユニットとデータ取り込み・解析ユニットのデー
タ取り込み・解析動作を起動させるマスタユニットとを
設けたため、データ取り込みおよび解析動作をデータ取
り込み・解析ユニットで行わせるとともに、これ以外の
粒子分析のための処理をマスタユニットで行わせること
ができデータ取り込み・解析ユニットのデータ解析手段
を構成するマイクロコンピュータとマスタユニットを構
成するマイクロコンピュータとの2台が必要となるが分
析のための処理を2台のマイクロコンピュータで分担さ
せることができ、安価なマイクロコンピュータを使用し
ても十分に粒子分析を行うことができる。
第2の発明の粒子分析装置によれば、データ取り込み判
定手段を設け、入力されたA/D変換データの取り込み
の必要性の有無を判定し、判定結果に基づき取り込みの
必要性のあるもののみ1試料分データ記憶手段に書き込
むようにしたため、1試料分データ記憶手段を分析に必
要なデータ数を超えて記憶容量を大きくする必要がな
く、安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図はその具体的なブロック図、第3図は取り込み判
定条件の説明図である。 1…データ取り込み・解析ユニット、2…マスタユニッ
ト、3…データ取り込み手段、4…データ解析手段、5
…共用記憶手段、6…A/D変換データ入力手段、7…
データ取り込み判定手段、8…1試料分データ記憶手
段、9…データ取り込み制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被分析粒子を含む懸濁液からなる試料中の
    各被分析粒子から得られる多種類の検出信号のA/D変
    換データを取り込んで解析するデータ取り込み・解析ユ
    ニットと、このデータ取り込み・解析ユニットに制御信
    号を与えてデータ取り込み・解析動作を起動させるとと
    もに前記データ取り込み・解析ユニットから解析結果を
    受け取って出力するマイクロコンピュータで構成された
    マスタユニットとを備え、 前記データ取り込み・解析ユニットが、1試料分のA/
    D変換データを取り込むデータ取り込み手段と、このデ
    ータ取り込み手段と独立して動作し前記データ取り込み
    手段から1試料分のA/D変換データを一括して受け取
    って解析を行うマイクロコンピュータで構成されたデー
    タ解析手段と、このデータ解析手段による解析結果が書
    き込まれ前記マスタユニットにより前記解析結果が読み
    出される共用記憶手段とで構成され、 前記データ取り込み手段が、前記A/D変換データを入
    力するA/D変換データ入力手段と、このA/D変換デ
    ータ入力手段によって入力された前記A/D変換データ
    を1試料分記憶する1試料分データ記憶手段と、前記A
    /D変換データ入力手段および1試料分データ記憶手段
    の入力動作および記憶動作をA/D変換ストローブ信号
    に基づいて制御するデータ取り込み制御手段とで構成さ
    れた粒子分析装置。
  2. 【請求項2】被分析粒子を含む懸濁液からなる試料中の
    各被分析粒子から得られる多種類の検出信号のA/D変
    換データを取り込んで解析するデータ取り込み・解析ユ
    ニットと、このデータ取り込み・解析ユニットに制御信
    号を与えてデータ取り込み・解析動作を起動させるとと
    もに前記データ取り込み・解析ユニットから解析結果を
    受け取って出力するマイクロコンピュータで構成された
    マスタユニットとを備え、 前記データ取り込み・解析ユニットが、1試料分のA/
    D変換データを取り込むデータ取り込み手段と、このデ
    ータ取り込み手段と独立して動作し前記データ取り込み
    手段から1試料分のA/D変換データを一括して受け取
    って解析を行うマイクロコンピュータで構成されたデー
    タ解析手段と、このデータ解析手段による解析結果が書
    き込まれ前記マスタユニットにより前記解析結果が読み
    出される共用記憶手段とで構成され、 前記データ取り込み手段が、前記A/D変換データを入
    力するA/D変換データ入力手段と、このA/D変換デ
    ータ入力手段によって入力された前記A/D変換データ
    の取り込みの必要性の有無を判定するデータ取り込み判
    定手段と、前記A/D変換データを1試料分記憶する1
    試料分データ記憶手段と、前記A/D変換データ入力手
    段の入力動作をA/D変換ストローブ信号に基づいて制
    御するとともに前記1試料分データ記憶手段の記憶動作
    を前記A/D変換ストローブ信号およびデータ取り込み
    判定手段の判定結果に基づいて制御し取り込みの必要性
    のあるA/D変換データのみを前記1試料分データ記憶
    手段に記憶させるデータ取り込み制御手段とで構成され
    た粒子分析装置。
  3. 【請求項3】前記A/D変換データの取り込みの必要性
    の有無の判定基準となるデータ取り込み判定用基準デー
    タが前記マスタユニットから前記データ取り込み判定手
    段へ与えるようにしている特許請求の範囲第(2)項記載
    の粒子分析装置。
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