JPH05134903A - プログラム動作解析装置 - Google Patents
プログラム動作解析装置Info
- Publication number
- JPH05134903A JPH05134903A JP3324078A JP32407891A JPH05134903A JP H05134903 A JPH05134903 A JP H05134903A JP 3324078 A JP3324078 A JP 3324078A JP 32407891 A JP32407891 A JP 32407891A JP H05134903 A JPH05134903 A JP H05134903A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- event
- task
- time chart
- outputs
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチタスク・プログラムにおいて、タス
ク、割り込み、システムコールの事象に分類してそのダ
イナミックな振舞いをタイム・チャート表示することに
より、その動作解析を可能とする。 【構成】 コンピュータを用いたシステムの動作履歴を
収集してトレース・データとして出力するデータ収集部
1と前記トレース・データからタスク、割り込み、シス
テムコールの事象を検出して事象データとして出力する
事象検出部2と前記事象データから処理の流れをタイム
・チャートとして表示する表示部3を備える。タイムチ
ャート表示により効果的なマルチタスク・プログラムの
動作解析を可能とする。
ク、割り込み、システムコールの事象に分類してそのダ
イナミックな振舞いをタイム・チャート表示することに
より、その動作解析を可能とする。 【構成】 コンピュータを用いたシステムの動作履歴を
収集してトレース・データとして出力するデータ収集部
1と前記トレース・データからタスク、割り込み、シス
テムコールの事象を検出して事象データとして出力する
事象検出部2と前記事象データから処理の流れをタイム
・チャートとして表示する表示部3を備える。タイムチ
ャート表示により効果的なマルチタスク・プログラムの
動作解析を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチタスク・プログラ
ムの動作解析に関する。
ムの動作解析に関する。
【0002】
【従来の技術】従来コンピュータを用いたシステムのプ
ログラム動作解析装置にはインサーキットエミュレー
タ、ソフトウエアモニター、ロジックアナライザーがあ
る。
ログラム動作解析装置にはインサーキットエミュレー
タ、ソフトウエアモニター、ロジックアナライザーがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
プログラム動作解析装置では主に次の2つの方法によっ
てプログラムの動作を表示している。 (1)実行した命令のアドレスとコード、またはアクセ
スしたデータのアドレスと値、バス・ステータスを数値
または文字列データとして表示する。 (2)CPUのバスデータの論理を2値レベルの波形と
してグラフ表示する。
プログラム動作解析装置では主に次の2つの方法によっ
てプログラムの動作を表示している。 (1)実行した命令のアドレスとコード、またはアクセ
スしたデータのアドレスと値、バス・ステータスを数値
または文字列データとして表示する。 (2)CPUのバスデータの論理を2値レベルの波形と
してグラフ表示する。
【0004】しかしながら、これらの表示方法では数値
データや2値レベルの波形グラフから直接プログラムの
動作を把握しにくいという問題点がある。
データや2値レベルの波形グラフから直接プログラムの
動作を把握しにくいという問題点がある。
【0005】本発明はこのような従来のプログラム動作
解析装置における問題点を解決し、プログラムの動作を
タスク、割り込み、システムコールの事象に分類してそ
のダイナミックな振舞いをタイム・チャート表示するこ
とによりマルチタスク・プログラムの効果的な動作解析
を可能にすることを目的にする。
解析装置における問題点を解決し、プログラムの動作を
タスク、割り込み、システムコールの事象に分類してそ
のダイナミックな振舞いをタイム・チャート表示するこ
とによりマルチタスク・プログラムの効果的な動作解析
を可能にすることを目的にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム動作
解析装置はコンピュータを用いたシステムの動作履歴を
収集してトレース・データとして出力するデータ収集部
と前記トレース・データからタスク、割り込み、システ
ムコールの事象を検出して事象データとして出力する事
象検出部と前記事象データからタイム・チャートを作成
して表示する表示部とを備える。
解析装置はコンピュータを用いたシステムの動作履歴を
収集してトレース・データとして出力するデータ収集部
と前記トレース・データからタスク、割り込み、システ
ムコールの事象を検出して事象データとして出力する事
象検出部と前記事象データからタイム・チャートを作成
して表示する表示部とを備える。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の実施例を示すブロック図、
図2は本発明の一実施例におけるタイム・チャートの表
示例である。
図2は本発明の一実施例におけるタイム・チャートの表
示例である。
【0009】本実施例はコンピュータを用いたシステム
から動作履歴を収集するデータ収集部1と、収集したト
レース・データからタスク、割り込み、システムコール
の事象検出部2と、検出した事象データからタイムチャ
ートを表示する表示部3とから構成されている。
から動作履歴を収集するデータ収集部1と、収集したト
レース・データからタスク、割り込み、システムコール
の事象検出部2と、検出した事象データからタイムチャ
ートを表示する表示部3とから構成されている。
【0010】次に本実施例の動作を説明する。
【0011】データ収集部1はコンピュータを用いたシ
ステムのCPUバスにプローブを接続し、CPUのバス
・アクセス毎にアドレス、データ、ステータスとCPU
のクロックをカウントしてそのカウント結果であるタイ
ム・スタンプの必要なバス情報を収集し内部のトレース
・メモリに格納してトレースデータとして出力する。な
おトレースメモリはプログラムの動作解析を行なうのに
必要なバス・サイクルを収集するのに十分な容量を持
つ。
ステムのCPUバスにプローブを接続し、CPUのバス
・アクセス毎にアドレス、データ、ステータスとCPU
のクロックをカウントしてそのカウント結果であるタイ
ム・スタンプの必要なバス情報を収集し内部のトレース
・メモリに格納してトレースデータとして出力する。な
おトレースメモリはプログラムの動作解析を行なうのに
必要なバス・サイクルを収集するのに十分な容量を持
つ。
【0012】事象検出部2はトレース・データからタス
クのディスパッチ、割り込みの開始と戻りおよび種類、
システムコールの開始と戻りおよび種類を検出し、事象
データとして出力する。事象の検出方法は、トレース・
データの中から命令の走行したアドレスの範囲とその時
の命令、特定のアドレスのメモリおよびI/Oへのアク
セスとアクセスしたデータの値から行なう。
クのディスパッチ、割り込みの開始と戻りおよび種類、
システムコールの開始と戻りおよび種類を検出し、事象
データとして出力する。事象の検出方法は、トレース・
データの中から命令の走行したアドレスの範囲とその時
の命令、特定のアドレスのメモリおよびI/Oへのアク
セスとアクセスしたデータの値から行なう。
【0013】表示部3では事象データから、ディスパッ
チが起こってから次のディスパッチまでは、そのタスク
が走行したとし、割り込みとシステムコールはそのネス
トを記憶しておき、これらの情報から図2に示すような
縦軸をタスク、割り込みの事象をとり、横軸に時間をと
してタイム・チャート表示する。システム・コールが起
こってOS内を走行している時はタイム・チャート上の
対応する範囲のラインの線種、幅、色を変化させて表示
する。
チが起こってから次のディスパッチまでは、そのタスク
が走行したとし、割り込みとシステムコールはそのネス
トを記憶しておき、これらの情報から図2に示すような
縦軸をタスク、割り込みの事象をとり、横軸に時間をと
してタイム・チャート表示する。システム・コールが起
こってOS内を走行している時はタイム・チャート上の
対応する範囲のラインの線種、幅、色を変化させて表示
する。
【0014】
【発明の効果】以上で説明したように本発明はマルチタ
スク・プログラムの動作をタスク、割り込み、システム
コールの事象に分け、その実行状態を詳細なタイムチャ
ートとして表示することにより、プログラム解析におい
て次の項目に効果がある。 (1)プログラム・フローの把握。 (2)タスク、割り込み、システムコールのコーリング
・シーケンスの解析。 (3)タスクのディスパッチと割り込み、システム・コ
ールのコール、リターンのタイミングの解析。 (4)タスク、割り込み、システムコールの実行時間測
定。 (5)不適切なタスクのスケジューリングの発見。
スク・プログラムの動作をタスク、割り込み、システム
コールの事象に分け、その実行状態を詳細なタイムチャ
ートとして表示することにより、プログラム解析におい
て次の項目に効果がある。 (1)プログラム・フローの把握。 (2)タスク、割り込み、システムコールのコーリング
・シーケンスの解析。 (3)タスクのディスパッチと割り込み、システム・コ
ールのコール、リターンのタイミングの解析。 (4)タスク、割り込み、システムコールの実行時間測
定。 (5)不適切なタスクのスケジューリングの発見。
【図1】本発明の実施例のブロック図
【図2】本発明の一実施例におけるタイム・チャートの
表示例
表示例
1 データ収集部 2 事象検出部 3 表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 コンピュータを用いたシステムの動作履
歴を収集してトレース・データとして出力するデータ収
集部と 前記トレース・データからタスク、割り込み、システム
コールの事象を検出して事象データとして出力する事象
検出部と 前記事象データからタイム・チャートを作成して表示す
る表示部とを備えることを特徴とするマルチタスク・プ
ログラム動作解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324078A JPH05134903A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | プログラム動作解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324078A JPH05134903A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | プログラム動作解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134903A true JPH05134903A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18161907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3324078A Pending JPH05134903A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | プログラム動作解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05134903A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5819094A (en) * | 1996-03-26 | 1998-10-06 | Fujitsu Ltd. | Apparatus for log data collection and analysis |
GB2463048A (en) * | 2008-08-29 | 2010-03-03 | Symbian Software Ltd | A diagnostic tool for displaying interrupt activity against a time line |
JP2011170749A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Fujitsu Ltd | シミュレーション装置及びシミュレーション方法 |
WO2017022016A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社東芝 | プログラム情報生成システム、方法、及びプログラム |
CN111628686A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-04 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 纯电动汽车用永磁同步电机时序任务调度和空间状态调度协同控制系统 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3324078A patent/JPH05134903A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5819094A (en) * | 1996-03-26 | 1998-10-06 | Fujitsu Ltd. | Apparatus for log data collection and analysis |
GB2463048A (en) * | 2008-08-29 | 2010-03-03 | Symbian Software Ltd | A diagnostic tool for displaying interrupt activity against a time line |
JP2011170749A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Fujitsu Ltd | シミュレーション装置及びシミュレーション方法 |
WO2017022016A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社東芝 | プログラム情報生成システム、方法、及びプログラム |
JPWO2017022016A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-09-21 | 株式会社東芝 | プログラム情報生成システム、方法、及びプログラム |
CN111628686A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-04 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 纯电动汽车用永磁同步电机时序任务调度和空间状态调度协同控制系统 |
CN111628686B (zh) * | 2020-05-28 | 2023-06-16 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 永磁同步电机时序任务调度和空间状态调度协同控制系统 |
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