JPH0614005U - 電子部品の自動テーピング装置 - Google Patents

電子部品の自動テーピング装置

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JPH0614005U
JPH0614005U JP4693692U JP4693692U JPH0614005U JP H0614005 U JPH0614005 U JP H0614005U JP 4693692 U JP4693692 U JP 4693692U JP 4693692 U JP4693692 U JP 4693692U JP H0614005 U JPH0614005 U JP H0614005U
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村 純 一 木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電子部品をキャリヤテープへ装填ミスなく確
実に移載し、実装キャリヤテープの信頼性や安全性を向
上を図るものである。 【構成】 チップ滑り台7の下部に止子38を付設し、
この止子38の上流側のチップ滑り台7に踏付腕杆43
をチップを踏付けて一時的に保持するように枢着し、チ
ップ滑り台7の下部に上方へ浮上習性を有する押動杆3
9を押しロッド25で押下するように設け、この押動杆
39に揺動槓杆41を介して連結されると共にチップ滑
り台7へ突出して後行チップを一時的に保持して上記踏
付腕杆43を突き上げてチップを送り出すように突上げ
杆42を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、ステックマガジンに装填されたIC等による各電子部品( 以下、たんにチップという)をキャリヤテープにー個づつ移し、このキャリヤテ ープにカバーテープを貼着して巻取るようにした電子部品の自動テーピング装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
既に提案されているこの種の電子部品の自動テーピング装置は、図17及び図 18に示されるように構成されている。
【0003】 即ち、図17及び図18において、略箱形に形成された機枠(フレーム本体) 1の両側には、一対の腕杆1a,1bが延設されており、この各腕杆1a,1b には、キャリヤテープTの供給リール2及びこれを巻取る巻取りリール3が軸装 されている。又、上記キャリヤテープTには、図18に示されるように、一定の ピッチ間隔を存して凹部(チップ収納部)T1 が例えば、ICチップのような電 子部品(チップ)Wを沈設し得るようにして形成されており、このチップWを沈 設した上記キャリヤテープTの上面には、カバーテープ(トップテープともいう )Cが加熱接着により貼着されるようになっている。
【0004】 一方、上記機枠1の中程上部には、複数のガイドローラ4,5,6が上記キャ リヤテープTを上記巻取りリール3へ案内するようにして配設されており、上記 ガイドローラ5の位置する上記機枠1には、例えば、ステックマガジン(図示さ れず)に装填されたチップWを載置するチップ滑り台7が後方へ傾斜して設けら れている。又、このチップ滑り台7の傍らの上記機枠1には、吸着ノズル8を備 えた吸着ヘッド9が設置されており、この吸着ヘッド9の吸着ノズル8は、上記 チップ滑り台7のチップWを1個づゝ吸着して上記キャリヤテープTの凹部T1 へ移し変えるように構成されており、上記吸着ヘッド9及び吸着ノズル8の動作 は、コンピュータに、予め入力されたプログラム信号に基づき、複数の電磁弁や 複数のステップモータ等によって作動するようになっている。
【0005】 他方、上記ガイドローラ6の位置する上記機枠1の上部には、カバーテープリ ール10が設けられており、このカバーテープリール10に巻装されたカバーテ ープCは複数の案内ローラ11やテンションローラ12を介して上記キャリヤテ ープTの走行路上へ案内された後、互いに重合して上記巻取りリール3へ巻装さ れている。又、上記ガイドローラ6の近傍の上記機枠1には、ヒータを内蔵した カバーテープ接着機構13がカバーテープCを上記キャリヤテープTに加熱接着 し得るようにして設けられている。
【0006】 従って、上述した電子部品の自動テーピング装置は、図17に示されるように 、予め、供給リール2に巻装されたキャリヤテープTを上記各ガイドローラ4, 5,6を通して上記巻取リール3に巻付けると共に、上記カバーテープリール1 0のカバーテープCを各ガイドローラ11及びテンションローラ12を介して上 記巻取リール3に巻付けておく。
【0007】 次に、操作パネル1cの操作釦(図示されず)を押すことにより、吸着ノズル 8を備えた吸着ヘッド9がコンピュータに、予め入力されたプログラム信号に基 づき、前記チップ滑り台7の電子部品Wを1個づゝ吸着して上記キャリヤテープ Tの凹部T1 へ移し変える。すると、上記各ガイドローラ5,6は図示されない ラチェット機構によって上記キャリヤテープTを一定の速度で間欠移動すると共 に、上記巻取リール3が上記キャリヤテープTを巻取る。
【0008】 他方、上記キャリヤテープTの凹部T1 に沈設したチップWはカバーテープC で被覆された後、上記ヒータを内蔵したカバーテープ接着機構13でキャリヤテ ープTとカバーテープCとを接着する。しかして、このキャリヤテープTとカバ ーテープCは上記巻取リール3に巻取られるようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電子部品のテーピング装置は、上記操作パネル1c内 に組込まれたコンピュータのプログラム信号に基づき、吸着ノズル8や吸着ヘッ ド9をそれぞれ独立した各ステップモータや各電磁弁を駆動制御する関係上、電 気的な制御回路が複雑になるばかりでなく、運転時の振動、騒音も大きくなり、 消費電力も増大してランニングコストも高くなり、しかも、装置全体が大型化し て高価になる等の難点があると共に、チップWの大きさや異なる形状のチップW の取扱い操作が複雑になり、少量多品種のテーピング作業は困難である。
【0010】 又一方、半自動タイプの電子部品のテーピング装置は、キャリヤテープTの凹 部T1 に人手により、チップWを挿填するものであるが、これは、人手によって チップWを挿填する関係上、上記凹部T1 へチップWを入れ忘れする人為的なミ スを生じ易くなり、信頼性に問題がある。
【0011】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、コンピュータで制御 される複数のステップモータ(パルスモータ)や各種電磁弁を使用することなく 、唯一の原動機の駆動機構で各カムやリンク機構によって吸着ヘッドやこれに設 けられた押しロッド及び吸着ノズルを制御して作動して、キャリヤテープTにチ ップを確実に挿填し得るようにすると共に、静粛な運転をしながら、省エネルギ ー化を図るようにした電子部品のテーピング装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、機枠にキャリヤテープを設け、上記機枠の中程にチップ滑り台を後 方へ斜設し、このチップ滑り台の近傍の上記機枠にチップ滑り台のチップを上記 キャリヤテープへ移載する押しロッド及び吸着ノズルを有する吸着ヘッド機構を 備えたテーピング装置において、上記チップ滑り台の下部に止子を付設し、この 止子の上流側の上記チップ滑り台に踏付腕杆をチップを踏付けて一時的に保持す るように枢着し、上記チップ滑り台の下部に上方へ浮上習性を有する押動杆を上 記押しロッドで押下するように設け、この押動杆に揺動槓杆を介して連結される 共に上記チップ滑り台へ突出して後行チップを一時的に保持して上記踏付腕杆を 突き上げてチップを送り出すように突上げ杆を設けたものである。
【0013】
【作用】
本考案は、唯一の原動機で駆動される伝動機構によってノズル上下動カム、吸 着ヘッド回動カム、吸着突当カム及び吸着カムを回転することにより、このノズ ル上下動カムは摺動杆の一端部を間接的に押動し、この摺動杆の他端に連結され た槓杆で上記押しロッド及び吸着ノズルを共に上下動し、同時に、上記吸着ヘッ ドを上記吸着ヘッド回動カムでリンク機構を介して回動する。一方、上記吸込突 当カムが第1エアバルブを開閉することにより、この第1エアバルブに接続した エアパイプで上記チップ滑り台の下端部へ1個のチップを吸引するようにして滑 り落し、他方、上記吸着カムが第2エアバルブを開閉することにより、この第2 エアバルブに接続したエアパイプを通して上記吸着ノズルで上記チップを吸着し 、しかる後、この吸着ノズルを上記吸着ヘッドと一緒に復動して上記キャリヤテ ープTの凹部T1 へ位置させ、上記第2エアバルブを作動することにより、この 吸着ノズルのチップを自重で上記凹部へ落下して挿填するものである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
【0015】 なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部材には同じ符号を付して説明す る。 1.伝動機構 図1乃至図3において、符号1は、略箱形に形成された機枠(フレーム本体) であって、この機枠1の両側には、一対の腕杆1a,1bが水平にして延設され ており、この各腕杆1a,1bには、パーホレーション(耳孔)を有するキャリ ヤテープTの供給リール2とこれを巻取る巻取リール3が着脱自在に軸装されて いる。又、上記機枠1の中程上部には、複数のガイドローラ4,5,6が上記キ ャリヤテープTを上記巻取リール3へ案内するようにして配設されており、この ガイドローラ6には、後述する間欠送り機構III によるラチェット車65及びス プロケット64が共軸一体にして軸装されている。又、上記ガイドローラ5の位 置する上記機枠1には、例えば、ステックマガジン(図示されず)に装填された チップWを載置するチップ滑り台7が後方へ傾斜して設けられており、この滑り 台7の傍らの上記機枠1には、吸着ノズル8及び押しロッド25を備えた吸着ヘ ッド9が配設されており、この吸着ノズル8は、後述する吸着ヘッド機構IIによ り、上記チップ滑り台7のチップWを1個づゝ吸着して上記キャリヤテープTの 凹部T1 へ移し変えるようになっている。
【0016】 他方、上記ガイドローラ6の位置する上記機枠1の上部には、カバーテープリ ール10が設けられており、このカバーテープリール10に巻装されたカバーテ ープCは複数の案内ローラ11やテンションローラ12を介して上記キャリヤテ ープTの走行路上へ案内された後、互いに重合して上記巻取リール3に巻装され ている。又、上記ガイドローラ6の近傍の上記機枠1には、図14乃至図16に 示されるように、ヒータを内蔵した接着機構VがカバーテープCを上記キャリヤ テープTに加熱接着するようにして設けられている。
【0017】 又一方、図2及び図3において、上記ガイドローラ5の近傍の上記機枠1には 、これと一体をなすフレーム14が取付けられており、このフレーム14の背面 には、例えば、スピードコントロールモータのような唯一の原動機15が設置さ れている。又、この原動機15の出力歯車15aには、これに噛合する歯車伝動 機構(伝動機構)16による各歯車17,18,19が上記フレーム14の各回 転軸に回転自在に軸装されており、この歯車18の回転軸18aには、この歯車 18と一体をなすノズル上下動カム(端面カム)20が軸着されている。
【0018】 なお、上記回転軸18aの一端部には、検出円板18bが付設されており、こ の検出円板18bの回転通路上には、フォトセンサ(光電変換器)18cが設け られており、このフォトセンサ18cは上記検出円板18bの位置を検出し、こ れにより、回転軸18aのカム位置の位置決めをするようになっている。
【0019】 従って、上述した伝動機構16は、上記原動機15を駆動することにより、こ の原動機15の出力歯車15aで伝動機構16を駆動し、これにより、後述する 吸着ヘッド機構II、スプロケット輪の間欠送り機構III 、テープ巻取機構IV及び カバーテープ接着機構Vを作動し得るようになっている。 2.吸着ヘッド機構II 図2乃至図10において、図3に示されるように、上記伝動機構16における 上記回転軸18aには、上記ノズル上下動カム(端面カム)20のほかに、吸着 ヘッド回動カム21、吸込突当カム22及び吸着カム23が一定の間隔を存して 軸着されており、このノズル上下動カム20、吸着ヘッド回動カム21、吸込突 当カム22及び吸着カム23は上記回転軸18aと一体になって回転するように なっている。又、上記機枠1と一体のフレーム14の各軸受には、回動管軸24 が上記回転軸18aに平行して回動自在に軸装されており、この回動管軸24の 一端部24aには、コ字状をなす吸着ヘッド9が軸着されている。さらに、この 吸着ヘッド9には、吸着ノズル8及び押しロッド25が垂直に並行して摺動自在 に嵌装されており、この押しロッド25は、図4に示されるように、コイルばね 26の弾力によって抜出ないようにして上方へ付勢されている。さらに又、上記 吸着ノズル8と上記押しロッド25とは連結杆27で連結されており、この吸着 ノズル8と上記押しロッド25は一緒になって上・下動するようになっている。
【0020】 一方、上記回動管軸24内には、摺動杆28が摺動自在に嵌装されており、こ の摺動杆28の一端部28aは上記吸着ヘッド9にピン軸30で枢着されたベル クランク状の槓杆29の一端29aに連結されており、この槓杆29の他端部に 形成された長孔29bには、上記押しロッド25に植設されたピン31が係合さ れている。又、上記摺動杆28の他端部28bには、上記フレーム14の一部に 支軸32で枢着された作動槓杆33の一端部33aが当接するようになっており 、この作動槓杆33の他端部33bは前記ノズル上下動カム20に圧接するよう にして設けられている。
【0021】 他方、上記回動管軸24の中程には、図3及び図6に示されるように、作動腕 杆34が軸装されており、この作動腕杆34の自由端のピン34aは、前記吸着 ヘッド回動カム21の傍らの前記フレーム14に支軸35で枢着されたカムレバ ー36のフォーク部36aに係合しており、このカムレバー36の中程に付設さ れたローラ36bは上記吸着カムヘッド回動カム21に図示されないばねで当接 するようにしてなっている(図6参照)。
【0022】 又一方、図5において、前記機枠1の中程に斜設されたチップ滑り台7の正面 下部には、例えば、ICチップのようなチップWを滑り落すガイドレール37が 形成されており、このガイドレール37の下端部には、止子38が付設されてい る。又、この止子38の傍らのチップ滑り台7には、押動杆39が緩く嵌装され ており、この押動杆39は前記押しロッド25の直下に位置している。さらに、 上記押動杆39の下端部のピン39aは上記チップ滑り台37にピン軸40で枢 着された揺動槓杆41のフォーク部41aに係合しており、この揺動槓杆41の 他のフォーク部41bは上記ガイドレール37の直下のチップ滑り台7に嵌装さ れた突上げ杆42の下部ピン42aに係合している。さらに又、この突上げ杆4 2の近傍の上記チップ滑り台7には、耳片7aが上記ガイドレール37に近接し て形成されており、この耳片7aには、踏付腕杆43が上記突上げ杆42の上部 で突上げられるようにして支軸44で枢着されている。又、この踏付腕杆43の 自由端43aは先行する上記チップWを軽く押圧するようにばね(図示されず) で付勢するようになっており、この踏付腕杆43の中程に穿たれた透孔45には 、上記耳片7aのピン46が緩く係合しており、この透孔45とピン46とは踏 付腕杆43の作動範囲を規制している。
【0023】 次に、図5および図7において、前記吸込突当カム22の回転通路上には、第 1エアバルブ47が開閉自在に付設されており、この第1エアバルブ47の一端 部はチューブ48aを通してフィルタレギュレータ49に接続されている。又、 上記第1エアバルブ47の他端部はチューブ48bを通して第1真空弁50に接 続しており、この第1真空弁50のエアパイプ51は上記チップ滑り台7の止子 38の近傍にチップ(電子部品)Wを真空吸引するようにして接続されている。 さらに、前記吸着カム23の回転通路上には、第2エアバルブ52が開閉自在に 付設されており、この第2エアバルブ52の一端部はチューブ53aを通して上 記フィルタレギュレータ49に接続されている。さらに又、上記第2エアバルブ 52の他端部はチューブ53bを通して真空スイッチ54を備えた第2真空弁5 5に接続されており、この第2真空弁55に接続された可撓性のエアパイプ56 は前記吸着ノズル8へ接続されている。
【0024】 従って、上述した吸着ヘッド機構IIは、チップ滑り台7のチップ(電子部品) WをキャリヤテープTの凹部T1 へ後述するように移載する。
【0025】 即ち、図2乃至図10において、唯一の原動機15が駆動すると、この原動機 15の出力歯車15aが回転するので、この出力歯車15aに噛合する伝動機構 16の歯車18と一体の回転軸18aが回転する。すると、この回転軸18aに 軸着されたノズル上下動カム20、吸着ヘッド回動カム21、吸込突当カム22 及び吸着カム23が同一方向に回転することにより、この吸着ヘッド回動カム2 1はカムレバー36と作動腕杆34で構成されるリンク機構57によって回動管 軸24と一体の吸着ヘッド9をこの回動管軸24の周りに回動すると共に、上記 ノズル上下動カム20は摺動杆28の一端部28bを作動槓杆33を介して間接 的に押動するので、この摺動杆28の他端部28aに連結された槓杆29は、図 4、図5及び図7に示されるように、押しロッド25をコイルばね26の弾力に 抗して押下して押動杆39を押下する(図5参照)。すると、この押動杆39の 下端部のピン39aは揺動槓杆41をピン軸40の周りに左旋するから、この揺 動槓杆41の他のフォーク部41bはこれに係合する突上げ杆42を上記ガイド レール37の通路上へ突き上げると、同時に、踏付腕杆43を支軸44の周りに 左旋する。しかして、この踏付腕杆43の自由端43aに踏付けられていたチッ プ(電子部品)Wは自重と真空吸引力でガイドレール37上を滑り落ちて上記突 上げ杆42の側面に当接して停止すると同時に、止子38に位置する先行チップ Wは吸着ノズル8のノズル部8aで吸着される。
【0026】 即ち、図7において、上記吸込突当カム22が第1エアバルブ47を作動する と、この第1エアバルブ47からの吸引力は、図7に示されるように、第1真空 弁50のエアパイプ51を通して先行チップWを止子38がわへ引付けて上記チ ップWの位置規制をする。
【0027】 他方、上記吸着カム23が第2エアバルブ52を作動すると、この第2エアバ ルブ52の吸引力は、図7に示されるように、第2真空弁55のエアパイプ56 を通して上記吸着ノズル8内を真空にする。すると、この吸着ノズル8は上記先 行チップWを吸着する。
【0028】 次に、上記ノズル上下動カム20は、図7及び図8に示されるカムの展開図に 示されるように、前記摺動杆28の押動を解除するから、この摺動杆28は原位 置に復動する。すると、この摺動杆28に連結された槓杆29は、図3、図5及 び図10に示されるように、押しロッド25及びチップWを吸着したまゝの吸着 ノズル8をコイルばね26の蓄勢弾力により原位置に復動する。と同時に、上記 吸着ヘッド回動カム21は、図6及び図7に示されるように、カムレバー36と 作動腕杆34で構成されるリンク機構57によって回動管軸24と一体の吸着ヘ ッド9をこの回動管軸24の周りに復動する。
【0029】 これによって、図5に示されるように、上記吸着ヘッド9のチップWは、前記 機枠1のガイドレール1dのキャリヤテープTの凹部T1 の直上に持ち運ばれる 。
【0030】 他方、上記ノズル上下動カム20は、上記摺動杆28の一端部28bを作動槓 杆33を介して再び押動するので、この摺動杆28の他端部28aに連結された 槓杆29は、図4、図5及び図7に示されるように、押しロッド25の下端部を コイルばね26の弾力に抗して上記ガイドレール1dの上面に押し付けると同時 に、上記吸着カム23が第2エアバルブ52の作動を解除するので、この第2エ アバルブ52は、図7に示されるように、第2真空弁55のエアパイプ56を通 して上記吸着ノズル8の真空を解除するから、この吸着ノズル8のチップWは自 重により、上記キャリヤテープTの凹部T1 内に落下して沈設される。
【0031】 このようにして吸着ノズル8のチップWが上記キャリヤテープTの凹部T1 に 落下すると、上記吸着ノズル8は、図10に示されるように、原位置(スタート 位置)に復動する。即ち、上記ノズル上下動カム20は、摺動杆28の一端部2 8bを作動槓杆33を介して間接的に押動するので、この摺動杆28の他端部2 8aに連結された槓杆29は押しロッド25及び吸着ノズル8をコイルばね26 の蓄勢弾力で原位置に復動する。
【0032】 又一方、図5に示されるように、チップWを吸着した吸着ヘッド9が扛上する と、前記押動杆39は、図示されないばねの弾力により、原位置に復帰するから 、この押動杆39は揺動槓杆41をピン軸40の周りに右旋するので、これに係 合する突上げ杆42を上記ガイドレール37の通路から退避するから、この突上 げ杆42の側面に係止されていた後行チップWはガイドレール37を滑って止子 38に衝突して停止すると同時に、踏付腕杆43が支軸44の周りに右旋して、 この踏付腕杆43の自由端43aが、次に後行するチップWを踏付けて一時的に 保持する。
【0033】 このようにして上述した吸着ヘッド機構IIは、図8乃至図10に示されるよう に、チップ滑り台7上の各チップWを1個づゝ吸着して上記キャリヤテープTの 凹部T1 内に沈設する。
【0034】 即ち、図8に示されるカムの展開図は、ノズル上・下動カム20、吸着ヘッド 回動カム21、吸込突当カム22、吸着カム23のタイミング動作を開示したも のであり、図9及び図10は、本考案の吸着ノズル8のノズル部8aの動作関係 、つまり、〜までを一動作サイクルとしたフローチャートを示したものであ る。 3.間欠送り機構(ラチェット機構)III 図11および図12において、前記フレーム14に設けられた伝動機構16の 歯車19は回転軸58に軸装されており、この回転軸58は上記フレーム14及 びこれと一体のブラケット59に前記回転軸18aや回動管軸24に平行して回 転自在に軸装されている。又、この回転軸58には、テープ送りカム60及びヒ ータ加圧カム61が間隔を存して軸装されており、このテープ送りカム60は、 テープ送りのストロークを自由に調整するために、図8のカム展開図の鎖線で示 されるように、交換し得るようにして軸着されている。さらに、図11において 、上記ブラケット59の一部には、テープ送り槓杆62がピン軸63によって回 動自在に枢着されており、このテープ送り槓杆62の一端に付設されたローラ6 2aは上記テープ送りカム60に接触しており、上記送り槓杆62の他端部62 bは前記ガイドローラ6を構成するスプロケット輪64と一体をなすラチェット 車65を押動する作動板66の係合片66aに当接している。
【0035】 即ち、上記ガイドローラ6を構成するスプロケット輪64とラチェット車65 はラチェット軸67に軸着されており、このラチェット軸67は、図13に示さ れるように、機枠1の各軸受68に軸装されており、このラチェット車65の一 側のラチェット軸68には、作動板66が緩く軸装されると共に、ばね69の弾 力で一方向へ付勢されている(図12参照)。又、この作動板66の一部に形成 された突出部66bには、送り爪70が上記ラチェット車65に係合しており、 この送り爪70はストッパ71で位置規制されている。さらに、この送り爪70 の反対側に位置する前記機枠1には、係止爪杆72がピン軸73で枢着されてお り、この係止爪杆72はばね74の弾力によって上記ラチェット車65の歯面に 係合している。
【0036】 なお、図12に示されるように、上記ラチェット車65を押動する作動板66 の係合片66aの近傍には、手動送りの操作杆75が支軸76で回動自在に軸装 されている。
【0037】 従って、上述した間欠送り機構III は、伝動機構16の歯車19が前記吸着ヘ ッド機構に同期して回転すると、この歯車19の回転軸58が回転するから、こ の回転軸58に軸装されたテープ送りカム60も共に回転する。すると、このテ ープ送りカム60に当接するテープ送り槓杆62がピン軸63の周りに往復回動 するので、このテープ送り槓杆62の他端部62bは上記作動板66の係合片6 6aをラチェット軸67の周りに往復回動する。そして、この作動板66の送り 爪70は係止爪杆72と共働して上記ラチェット車65の歯部を一定のピッチ間 隔で間欠送りするので、このラチェット車65と一体をなすスプロケット輪64 はキャリヤテープTを間欠送りする。 4.テープ巻取り機構IV 図13において、上記ラチェット軸67の一端部には、主動プーリー77が軸 装されており、この主動プーリー77には、V溝が形成されている。又、前記腕 杆1bに軸装された巻取リール3のリール軸3aには、従動プーリー78が周知 の一方向クラッチ79を介して軸装されており、この従動プーリー78と主動プ ーリー77との間には、伝動ベルト80が巻装されている。
【0038】 従って、このテープ巻取機構IVは、上記間欠送り機構III のスプロケット輪 64が間欠送りによって回転すると、このスプロケット輪64のラチェット軸6 7は主動プーリー77と共に回転するので、この主動プーリー77は伝動ベルト 80を介して従動プーリー78を一方向に回転する。すると、この従動プーリー 78は一方向クラッチ79によって巻取リール3のリール軸3aを回転し、これ により、上記キャリヤテープTを巻取るようになっている。
【0039】 特に、上記テープ巻取機構IVにおける上記一方向クラッチ79は、巻取リール 3にキャリヤテープTを徐々に巻太り状態になって、その周速度が速くなっても 、常に、一定量だけキャリヤテープTを巻取るようになっている。 5.カバーテープの接着機構 (カバーテープ加圧溶着装置ともいう)V 図14乃至図16において、前記機枠1と一体の上記フレーム14軸に設けら れた伝動機構16の歯車19は回転軸58に軸装されており、この回転軸58は 上記フレーム14及びこれと一体をなすブラケット59に前記回転軸18a及び 回動管軸24に平行して回転自在に軸装されている。又、この回転軸58には、 前記テープ送りカム60(図11参照)と共にヒータ加圧カム61が軸装されて おり、このヒータ加圧カム61は、キャリヤテープTに重合するカバーテープC を加圧するヒータ加圧部材96を上・下方向へ作動するようになっている。
【0040】 即ち、上記ヒータ加圧カム61の近傍の上記ブラケット59の一部には、ヒー タ作動腕杆81が支軸82で回動自在に枢着されており、このヒータ作動腕杆8 1の自由端に付設されたローラ81aは上記ヒータ加圧カム61に接触している 。また、このヒータ作動腕杆81の中程には、昇降杆83がピン84によって垂 直方向にして設けられており、この昇降杆83の調整螺杆83aには、調整ナッ ト85及び目盛部86aを有するストローク調整部材86が上・下方向へ調整自 在に螺装されている。さらに、このストローク調整部材86の傍らの前記機枠1 の一部には、断面が略Z字状をなす支持部材87が駕座するようにして取付けら れており、この支持部材87の一端部87aには、揺動槓杆88が支軸89によ って上・下方向へ揺動自在に枢着されている。さらに又、この揺動槓杆88の一 端部に形成された二叉部88aには、示標部90と一体のピン軸91が上記昇降 杆83の調整螺杆83aを貫通して、しかも、コイルばね92を介装して枢着さ れており、このコイルばね92は上記ストローク調整部材86を調整ナット85 上に押圧するように付勢している。
【0041】 従って、上記調整ナット85を回転することにより、上記目盛部86aは微動 調整されるようになっている。
【0042】 一方、前記ガイドレール1dの直上に位置する上記支持部材87には、昇降ロ ッド93及び一対のガイド杆94a,94bが緩く嵌装されており、この昇降ロ ッド93の上端部には、上記揺動槓杆88の他端部の長孔88bがピン95で連 結されている。又、上記昇降ロッド93及び上記各ガイド杆94a,94bの下 部には、ヒータを内蔵したヒータ加圧部材96が水平にして取付けられており、 この加圧部材96は前記キャリヤテープTに重合したカバーテープCを前記ヒー タ加圧カム61に同期して加圧接着するようになっている。
【0043】 従って、上述したカバーテープの接着機構Vは、前記伝動機構16の歯車19 が、前記間欠送り機構III や前記吸着ヘッド機構IIに同期して回転すると、この 歯車19の回転軸58が回転するから、この回転軸58に軸装されたヒータ加圧 カム61に当接するローラ81aのヒータ作動腕杆81が支軸82の周りに往復 回動するので、このヒータ加圧腕杆81の中程に設けられた昇降杆83が上・下 方向に昇降する。すると、この昇降杆83にピン軸91で枢着された揺動槓杆8 8は支軸89の周りに上・下方向へ回動するから、この揺動槓杆83の他端部に 連結された昇降ロッド93と一体をなすヒータ加圧部材96がキャリヤテープT に重合したカバーテープCを加圧接着することができる。
【0044】 以下、本考案全体の作用について説明する。
【0045】 従って、今、図2に示されるように、唯一の原動機15が駆動されると、これ に連動する伝動機構(伝動歯車機構)16が前述した吸着ヘッド機構IIにおける ノズル上・下動カム20、吸着ヘッド回動カム21、吸着突当カム22及び吸着 カム23を回転する。すると、上記吸着ヘッド回動カム23がリンク機構57を 介して吸着ヘッド9を回動管軸24の周りに回動すると同時に、上記ノズル上下 動カム20が摺動杆28の一端部28bを作動槓杆33を介して間接的に押動す るから、この摺動杆28の他端部28aに連結された槓杆29が、図4、図5及 び図7に示されるようにして、押しロッド25をコイルばね26の弾力に抗して 押下して押動杆39を押下する。すると、この押動杆39の下端部のピン39a は図5に示されるように、揺動槓杆41をピン軸40の周りに左旋するから、こ の揺動槓杆41の他のフォーク部41bはこれに係合する突上げ杆42を上記ガ イドレール37の通路上へ突き上げると、同時に、踏付腕杆43を支軸44の周 りに左旋する。しかして、この踏付腕杆43の自由端43aに踏付けられていた チップ(電子部品)Wは自重と真空吸引力でガイドレール37上を滑り落ちて上 記突上げ杆42の側面に当接して停止すると共に、止子38に位置する先行チッ プWは吸着ノズル8のノズル部8aで吸着される。
【0046】 即ち、図7に示されるように、上記吸込突当カム22が第1エアバルブ47を 作動すると、この第1エアバルブ47からの吸引力は、第1真空弁50のエアパ イプ51を通して先行チップWを止子38がわへ引付けて上記チップWの位置規 制をする。他方、上記吸着カム23が第2エアバルブ52を作動すると、この第 2エアバルブ52の吸引力は、図7に示されるように、第2真空弁55のエアパ イプ56を通して上記吸着ノズル8内を真空にする。すると、この吸着ノズル8 は上記先行チップWを吸着する。
【0047】 次に、上記ノズル上下動カム20は、図7及び図8に示されるカムの展開図に 示されるように、前記摺動杆28の押動を解除するから、この摺動杆28は原位 置に復動する。すると、この摺動杆28に連結された槓杆29は、図3、図5及 び図10に示されるように、押しロッド25及びチップWを吸着したまゝの吸着 ノズル8をコイルばね26の蓄勢弾力により原位置に復動する。と同時に、上記 吸着ヘッド回動カム21は、図6に示されるように、カムレバー36と作動腕杆 34で構成されるリンク機構57によって回動管軸24と一体の吸着ヘッド9を この回動管軸24の周りに復動する。
【0048】 これによって、図5に示されるように、上記吸着ヘッド9のチップWは、前記 機枠1のガイドレール1dのキャリヤテープTの凹部T1 の直上に持ち運ばれる 。
【0049】 他方、図7に示されるように、上記ノズル上下動カム20は、上記摺動杆28 の一端部28bを作動槓杆33を介して再び押動するので、この摺動杆28の他 端部28aに連結された槓杆29は、図4、図5及び図7に示されるように、押 しロッド25の下端部をコイルばね26の弾力に抗して上記ガイドレール1dの 上面に押し付けると同時に、上記吸着カム23が第2エアバルブ52の作動を解 除するので、この第2エアバルブ52は、図7に示されるように、第2真空弁5 5のエアパイプ56を通して上記吸着ノズル8の真空を解除するから、この吸着 ノズル8のチップWは自重により、上記キャリヤテープTの凹部T1 内に落下し て沈設される。
【0050】 このようにして、吸着ノズル8のチップWが上記キャリヤテープTの凹部T1 に落下すると、上記吸着ノズル8は、図10に示されるように、原位置(スター ト位置)に復動する。
【0051】 即ち、上記ノズル上下動カム20は、摺動杆28の一端部28bを作動槓杆3 3を介して間接的に押動するので、この摺動杆28の他端部28aに連結された 槓杆29は押しロッド25及び吸着ノズル8をコイルばね26の蓄勢弾力で原位 置に復動する。
【0052】 他方、図5に示されるように、チップWを吸着した吸着ヘッド9が扛上すると 、前記押動杆39は、図示されないばねの弾力により、原位置に復帰するから、 この押動杆39は揺動槓杆41をピン軸40の周りに右旋するので、これに係合 する突上げ杆42を上記ガイドレール37の通路から退避するから、この突上げ 杆42の側面に係止されていた後行チップWはガイドレール37を滑って止子3 8に衝突して停止すると同時に、踏付腕杆43が支軸44の周りに右旋して、こ の踏付腕杆43の自由端43aが次に後行するチップWを踏付けて一時的に保持 する。
【0053】 このようにして上述した吸着ヘッド機構IIは、図8乃至図10に示されるよう に、チップ滑り台7上の各チップWを1個づゝ吸着して上記キャリヤテープTの 凹部T1 内に沈設する。
【0054】 次に、上記各チップWがキャリヤテープTの凹部T1 内に上記吸着ヘッド機構 IIで沈設されると、図11及び図12に示されるスプロケット輪64の間欠送り 機構III でキャリヤテープTを間欠送りをすると同時に、図13に示されるテー プ巻取機構IVでキャリヤテープTとカバーテープCを巻取リール3に巻取る。
【0055】 他方、上記各チップWが上記キャリヤテープTの凹部T1 内に沈設されると、 図1、図14および図15に示されるように、カバーテープCの接着機構Vが、 前述したように、ヒータ加圧部材96でキャリヤテープTに重合したカバーテー プCを加圧接着される。
【0056】
【考案の効果】
以上述べたように本考案は、上記チップ滑り台の下部に止子を付設し、この止 子の上流側の上記チップ滑り台に踏付腕杆をチップを踏付けて一時的に保持する ように枢着し、上記チップ滑り台の下部に上方へ浮上習性を有する押動杆を上記 押しロッドで押下するように設け、この押動杆に揺動槓杆を介して連結される共 に上記チップ滑り台へ突出して後行チップを一時的に保持して上記踏付腕杆を突 き上げてチップを送り出すように突上げ杆を設けてあるので、チップ滑り台のチ ップを上記キャリヤテープへ装填ミスなく確実に移載することができるばかりで なく、実装キャリヤテープの信頼性や安全性を向上することができると共に、シ ーソーリンク機構を巧みに利用しているから、構成も簡素化され、組立て調整及 び保守点検も容易になる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電子部品の自動テーピング装置の
正面図。
【図2】図1中の鎖円A部における伝動機構の斜面図。
【図3】本考案の吸着ヘッド機構の斜面図。
【図4】上記吸着ヘッド機構の縦断面図。
【図5】本考案に組込まれるチップ滑り台の要部を示す
断面図。
【図6】上記吸着ヘッド機構の作用を説明するの図。
【図7】上記吸着ヘッド機構における各エアバルブによ
る弁制御機構の斜面図。
【図8】本考案に組込まれる各種カムの展開図。
【図9】本考案のフローチャート及びその動作を説明す
るための各図。
【図10】本考案のフローチャート及びその動作を説明
するための各図。
【図11】本考案に組込まれる間欠送り機構の斜面図。
【図12】同上正面図。
【図13】本考案に組込まれるテープ巻取機構の横断面
図。
【図14】本考案に設置されるカバーテープの接着機構
の斜面図。
【図15】同上側面図。
【図16】図15の鎖線B−Bに沿う背面図。
【図17】既に提案されている電子部品の自動テーピン
グ装置の正面図。
【図18】キャリヤテープとカバーテープの関係を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 供給リール 3 巻取リール 6 ガイドローラ 7 チップ滑り台 8 吸着ノズル 9 吸着ヘッド 15 原動機 16 伝動機構 20 ノズル上下動カム 21 吸着ヘッド回動カム 22 吸込突当カム 23 吸着カム 24 回動管軸 25 押しロッド 28 摺動杆 29 槓杆 33 作動槓杆 34 作動腕杆 36 カムレバー 39 押動杆 41 揺動槓杆 42 突上げ杆 43 踏付腕杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠にキャリヤテープを設け、上記機枠の
    中程にチップ滑り台を後方へ斜設し、このチップ滑り台
    の近傍の上記機枠にチップ滑り台のチップを上記キャリ
    ヤテープへ移載する押しロッド及び吸着ノズルを有する
    吸着ヘッド機構を備えたテーピング装置において、上記
    チップ滑り台の下部に付設された止子と、この止子の上
    流側の上記チップ滑り台にチップを踏付けて一時的に保
    持するように枢着された踏付腕杆と、上記チップ滑り台
    の下部に上記押しロッドで押下するように設けられ上方
    へ浮上習性を有する押動杆と、この押動杆に揺動槓杆を
    介して連結される共に上記チップ滑り台へ突出して後行
    チップを一時的に保持して上記踏付腕杆を突き上げてチ
    ップを送り出すように設けられた突上げ杆とを具備した
    ことを特徴とする電子部品の自動テーピング装置。
JP4693692U 1992-07-06 1992-07-06 電子部品の自動テーピング装置 Expired - Lifetime JPH0738092Y2 (ja)

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JPH0614005U true JPH0614005U (ja) 1994-02-22
JPH0738092Y2 JPH0738092Y2 (ja) 1995-08-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2133533A1 (en) 2008-06-12 2009-12-16 Aichi Machine Industry Co. Ltd. Piston cooling structure
CN109625387A (zh) * 2019-01-31 2019-04-16 苏州灿途智能装备有限公司 一种贴片sot封装产品热封收料机构

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