JPH0613955Y2 - 晴雨兼用の墓前用線香炉 - Google Patents

晴雨兼用の墓前用線香炉

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JPH0613955Y2
JPH0613955Y2 JP1990056333U JP5633390U JPH0613955Y2 JP H0613955 Y2 JPH0613955 Y2 JP H0613955Y2 JP 1990056333 U JP1990056333 U JP 1990056333U JP 5633390 U JP5633390 U JP 5633390U JP H0613955 Y2 JPH0613955 Y2 JP H0613955Y2
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Japan
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incense
rain
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opening
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JP1990056333U
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JPH0414655U (ja
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旭 光本
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旭 光本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,晴雨兼用の墓前用線香炉に関するものであ
る。
〔従来の技術とその課題〕
従来の小型の鉢のような形状をした線香炉では,屋外で
使用するときに雨が降ったりすると線香の火が消えてし
まう。これを防ぐため,適当な蓋をして雨を避けようと
しても,完全に蓋をしてしまうと空気が流入しなくな
る。また,この場合は線香を横置きにする必要がある
が,そのスペースも有していなかった。
そこで,この考案は,要は,線香を横置きにも挿立にも
できるスペースを有し,かつ,上面に蓋をしても線香の
燃焼を保つ程度の空気は流入できる晴雨兼用の墓前用線
香炉を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
以上の課題の下,この考案は,底部に火床を形成し,上
面を開放して開口部とした,少なくとも線香を横置きで
きる金属製の線香箱の後壁(6)を上方に延長し,この
後壁に蝶番を介して,線香箱の側壁の上方に空気窓を確
保して前壁に当たって開口部を覆う蓋を回動自在に取り
付けたことを特徴とする晴雨兼用の墓前用線香炉を提供
したのである。
〔作用〕
以上の手段をとることにより,すなわち,晴天のとき
は,蓋を開けて線香を火床に立てて燃やし,雨天のとき
は,蓋を閉めて線香を火床に横置きして燃やすのであ
る。なお,このとき,空気窓があるから,火が消えな
い。要は,晴天でも雨天でも線香を燃やすことができる
線香炉となるのである。
〔実施例〕
以下,この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図,第2図はこの線香炉の側面断面図,第3図は第
1図のIII−III断面図であるが,この線香炉は上面が開
放した直方体状の線香箱1とこの線香箱1の上を覆う蓋
2とからなる。
線香箱1の底部はこの上に線香3を横置きにしたときも
線香3の燃尽を妨げない通気性と保温性のある乾燥灰等
を詰めて火床4に形成するとともに,上面の開放した部
分を開口部5としたものである。なお,この線香箱1は
火床4の上に,少なくとも数本の線香3が横置きできる
ぐらいの大きさを有している。
蓋2は線香箱1の開口部5を完全に覆う大きさを有して
おり,この蓋2は線香箱1の後壁6を上方に延長させ,
この後壁6と下面に突起された取付部7との間に蝶番8
を介して取り付けられる。したがって,蓋2は蝶番8を
中心に前後に回動できるが,これを降ろして開口部5を
閉蓋したときには,その前部が線香箱1の前壁9の上端
に当接して斜め前下がりの形態になって閉蓋することに
なる(第1図)。このとき,後壁6は側壁10等よりも高
くなっているので、蓋2と両側壁10上端との間に三角形
状の空間ができるから(第1図),ここが空気を取り入
れるための通気窓11となる。なお,蓋2の周囲は開口部
5の周囲よりも大きくして,雨等の振り込みを防ぐとと
もに,蓋2の周縁には下方に折り返し部2aを形成して
水切りを良くしておく。一方,蓋2を跳ね上げて後方回
動させると,その後縁が線香箱1の後壁6に当接したと
ころで停止するが(第2図),このとき,蓋2の重心部
が蝶番8よりも後方に越え,この状態を安定して保つよ
うに蝶番8と後縁までの寸法を設定しておく。ところ
で,この線香箱1および蓋2とも,雨中で使用すること
や持ち運びの便を考えて不錆性で軽いステンレス板等で
構成しておく。さらに,屋外で使用するときには適当な
台石12の上に置いて使用すればよい。
次に,この線香炉の使用方法を説明する。
まず,晴れた日等で使用するときには,蓋2を開いて開
口部5を開放させ,線香3を火床4に挿立して着火す
る。すると,線香3は大気の自然流通で燃焼して香煙を
放出し,火床4に埋没した根元まで燃尽する。なお,燃
焼灰は火床4の一部となる。これに対して雨の日で使用
するときには,着火した線香3を火床4上に横置きし,
蓋2を閉じておく。これにより,蓋2は開口部5を覆
い,火床4の乾燥灰等の乾燥状態を維持させるととも
に,線香3が雨で濡れるのを防ぐ。しかし,線香3が燃
焼を継続するために必要な空気は空気窓11からたえず供
給される。したがって,この状態でも線香3は燃焼を継
続するとともに,香煙は空気窓11を通って外部へ放出さ
れる。さらに,風の強い日等もこの状態で使用する。こ
うすれば,開口部5から風が直接侵入するのを防ぎ,火
床4に堆積している乾燥灰等の飛散や線香3の炎上を防
止する(この意味から,火床4の上面は側壁10の上端よ
りかなり下方に設定されるのが望ましい)。
〔考案の効果〕
以上,この考案は前記したものであるから,次のような
効果が期待できる。
i)晴れた日,雨の日ともに使用できる。そして,その
切り換えは蓋2を開閉するのみの簡単な操作で行い得
る。
ii)金属製容器と蓋という簡単な構造であるので,小
型,軽量であり,持ち運び等に便利であるとともに,安
価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの線香炉の側面断面図,第3図は第
1図のIII−III断面図である。 (符号) 1……線香箱 2……蓋 3……線香 4……火床 5……開口部 6……後壁 8……蝶番 9……前壁 10……側壁 11……空気窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に火床(4)を形成し,上面を開放し
    て開口部(5)とした,少なくとも線香(3)を横置き
    できる金属製の線香箱(1)の後壁(6)を上方に延長
    し,この後壁(6)に蝶番(8)を介して,線香箱
    (1)の側壁(10)の上方に空気窓(11)を確保して前壁
    (9)に当たって開口部(5)を覆う蓋(2)を回動自
    在に取り付けたことを特徴とする晴雨兼用の墓前用線香
    炉。
JP1990056333U 1990-05-28 1990-05-28 晴雨兼用の墓前用線香炉 Expired - Lifetime JPH0613955Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0414655U JPH0414655U (ja) 1992-02-05
JPH0613955Y2 true JPH0613955Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31580064

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JP1990056333U Expired - Lifetime JPH0613955Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 晴雨兼用の墓前用線香炉

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256660U (ja) * 1985-09-27 1987-04-08
JPS63190465U (ja) * 1987-05-28 1988-12-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0414655U (ja) 1992-02-05

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