JPH06138B2 - 整形外科用足副子 - Google Patents

整形外科用足副子

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JPH06138B2
JPH06138B2 JP59256381A JP25638184A JPH06138B2 JP H06138 B2 JPH06138 B2 JP H06138B2 JP 59256381 A JP59256381 A JP 59256381A JP 25638184 A JP25638184 A JP 25638184A JP H06138 B2 JPH06138 B2 JP H06138B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
    • A61F5/0102Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations
    • A61F5/0104Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations without articulation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トウーイン(爪先が内方へ向いた状態)及び
トウーアウト(爪先が外方へ向いた状態)を矯正する為
の整形外科用副子、とりわけ正常な又は正常でない足の
動きをある程度自由にしながら一方又は両方の足を矯正
する為の副子に関する。
従来の技術 一般に、整形外科用足副子は骨の変形、特に幼児期にお
ける骨の変形を、患者の足を適切な矯正角度に保持する
ことにより矯正するために用いられる。従つて、患者の
足が異常にトウーインの状態にある場合は患者は足を矯
正の為のトウーアウトの位置に保持する副子を特定の期
間着用することとなる。従来の副子は、米国特許第29
2060号(ロジヤーズ)、第4040416号(ゼン
トマン)、及び第4008129号(デイジユーリオ)
に示されているように、平らなバーに装着された一対の
靴を備えている。之等の副子装置は、種々異なつたトウ
ーイン及びトウーアウトの角度を形成する為にバーの上
で調整可能となつているものの、これ以外には調整でき
ない。之等従来装置は、患者の足を殆んど固定した位置
に保持するため、患者には非常に使い心地の悪いもので
あつた。
また、ゼントマンの前記米国特許に係る発明は靴を鉛直
方向にわずかに動かし得るように結合するフレキシブル
スペーサーバー(flexible spacer bar)を備えている
が、この問題を殆んど解決し得ない。それどころか、患
者は飛び跳ね動くことしかできず、危険であり、小さな
子供にはこのような動作は不可能である。
動くことが略不可能であり、使い心地が非常に悪いとい
う前記問題を解決するため、或る程度動くことが可能な
幾つかの装置が提案された。例えば、モランの米国特許
第2963020号及びエリクソンの同第430306
5号明細書記載の装置は、平行四辺形を構成するリンク
により相互に結合されると共に患者の靴の各々に取付け
られるセパレートメンバー(separtae member)を備え
ている。これらのセパレートメンバーは各々の靴に回動
可能に取付けられており、したがつて、患者は足を上下
及び前後に動かすことができる。また、前記リンクの長
さは手操作により調節可能となつている。バーネットの
米国特許第3487829号明細書記載の装置も、靴に
取付けられる部材を結合し、平行四辺形を構成するリン
クを備えている。該装置では、平行四辺形を構成するリ
ンクは玉継手により、靴に取付けられる部材に結合され
ている。該装置によれば、患者は足を前後及び上下に動
かすことができ、さらに靴の端部を上下に幾分傾けるこ
とができる。
ビドウエルの米国特許第4249523号明細書には1
足の靴が取付けられる整形外科用足副子が記載されてい
る。該副子は前記靴を相互に所定角度に保持するが、そ
れ以外には靴を拘束することなく、略完全に自由な動き
を許容する。
1982年1月13日に米国に於いて出願された米国特
許出願第339058号「足副子のための調節可能な整
形外科用靴」の明細書には、使用者の爪先が踵に対して
調節され、足副子は使用者の足を調節するために用いら
れる整形外科用靴が開示されている。1982年1月2
8日に米国に於いて出願された米国特許出願第3435
55号「整形外科用足副子」の明細書には、使用者の一
方の足が他方の足の前正面又は近すぎる位置への望まし
くない移動を除く事実上完全に自由な動きを許容する調
節可能な整形外科用足副子が開示されている。これは、
紐を取付けられた平行リンクを使用することにより可能
となつている。しかし、この場合、靴を装着するための
一対の靴係合プレートは、これらを結合する平行リンク
のリンク部材に対して、該リンク部材に垂直な軸線回り
に回動可能とされていなかつたため、トゥーインやトゥ
ーアウトの矯正のために患者の靴を一端靴係合プレート
に固定するとその角度を保ったまま患者は歩行しなけれ
ばならず、歩行の自由度や容易性が制限されるという問
題があつた。
発明の概要 本発明は、これらの従来技術では得られなかつた整形外
科用足副子、すなわち患者の足の矯正のための回動の制
限と歩行のための回動の自由度とを兼ね備えた整形外科
用足副子を提供することを目的とする。
本発明整形外科用足副子は、矯正されるべき足を矯正に
必要な角度に保持することにより骨の変形を矯正するた
めに使用される。本発明足副子は、一対の靴係合プレー
トと、該靴係合プレートを結合する細長い結合部とを備
えている。該結合部と靴係合プレートとの間にはスイベ
ル部が備えられ、これにより靴係合プレートは垂直軸線
回りに回動可能とされている。このスイベル部にはスト
ップ部が設けられており、前記結合部の長手方向軸線に
略垂直な靴の初期位置から靴の爪先部又は踵部が前記結
合部に対して接近又は離反のいずれか一方のみが可能と
なるようにされている。このような機構、特にストップ
部を選択して使用することにより、矯正を必要とする靴
係合プレートは、望ましくない方向への移動を制限され
る一方、他の方向への移動は可能とされる。例えば、靴
の爪先部が前記バーに対して離反のみ可能となるように
前記スイベル部の回動を選択して制限することにより、
トゥーインの方向への移動を制限し、トゥーアウトの位
置へは移動可能とすることができる。靴の爪先部が前記
バーに対して接近のみ可能となるように前記スイベル部
の回動を選択して制限すれば、トゥーイン及びトゥーア
ウトの方向に関してこれと逆の制限とすることができ
る。欠陥がなく矯正を必要としないことが多い他方の足
は、一定の自由な動きを許容される。矯正されるべき足
がトウーイン動作を制限される場合は、正常な足はスイ
ベル部及びストツプ部によりトウーインの位置に回動さ
れることができる。(もつとも欠陥のある足のトウーイ
ン動作が制限され得るように正常な足のトウーアウト動
作は制限されなければならない)。
本発明の好ましい実施例に於いては、前記靴係合プレー
トを固定し回動しないようにするために、さらにロック
部が備えられる。結合部は、中央回動部、中央ヒンジ部
及び側部ヒンジ部を有した2つのバーを備えており、足
の必要な動作が妨げられないようになつている。バーの
少なくとも一方は、使用者の必要に応じて結合部の長さ
を容易に変更し得るように、拡張自在となつているのが
望ましい。
本発明の他の例に於いては、前記結合部は、少なくとも
一対の平行リンク(平行四辺形を構成し得るリンク)を
備えている。之等の平行リンクは、リンクに対しある角
度を以て結合された紐を備えており、水平面に沿つた所
定角度以上の回動が制限され得るようになつている。1
つのバーと一対の平行リンクとが、中央ヒンジ部及び各
端部に於ける側部ヒンジ部と共に備えられることができ
る。前記平行リンクは、前記靴係合プレートの長手方向
軸線に垂直な水平線に対する両側に於いて所定角度を越
えて回動しないようにするためブロツク部を備えること
ができる。前記平行リンクを2対使用することも可能で
ある。
前記スイベル部は、前記靴係合プレートに円状開口部及
び該開口部内に回転可能に装着される円状デイスクを備
えるのが望ましい。該円状デイスクに相互に接近した位
置に2つの切欠き部を設けることにより、該切欠き部内
に延びるように前記靴係合プレートにねじを装着して使
用し、前記円状デイスクの回動を前記切欠き部の長さに
対応して適切に制限することができ、これに応じて使用
者の足の回動を適切に制限することができる。
本発明の更に他の例に於いては、前記中央回動部は、切
欠き及び該切欠きの1つに挿入されるねじを備えてい
る。このねじは、前記中央回動部を水平面に沿つて所定
角度を越えて回動しないように適切に制限するのに使用
される。
実施例 以下、本発明を添附図面に示す実施例と共に、より詳細
に説明する。図に於ける同種の部材又は部分には同一の
番号を付すこととする。
第1図は、使用者の靴が結合される靴プレート(10)
と共に本発明の一実施例を示している。使用される好ま
しい靴については、前述の米国特許出願「足副子のため
の調節可能な整形外科用靴」に記載されている。整形外
科用足副子(12)は、結合部(14)、一対の靴係合
プレート(16a)(16b)、及び一対の回動部(1
8a)(18b)を備えている。
結合部(14)は、ジヨイント(22)により結合され
た2つのバー(20a)(20b)を備えている。各バ
ー(20a)(20b)は長手方向に自由に伸ばすこと
ができるようにされているのが望ましい。これは、テレ
スコープ式結合、即ち伸縮自在な嵌合を以てバー(20
a)(20b)を取付けることにより容易に得られる。
またこのテレスコープ式結合部分が引抜かれるのを防止
するためにストツパー(図示ぜす)を設けるのが望まし
い。ジヨイント(22)は、中央ヒンジ部(24)及び
中央ピボツト部(26)を備え、これによりバー(20
a)(20b)は2つの面内に於いて回動自在となつて
いる。即ち、バー(20a)(20b)は、結合部(1
4)の長手方向に対して略垂直に延びる水平軸線(2
8)回りに相対的に回動することができ、更に垂直な軸
線(30)回りに水平面方向に回動することができる。
バー(20a)(20b)の相対向する端部は、幅方向
に伸びるヒンジ部(34a)(34b)によりベースプ
レート(32a)(32b)に結合されている。これに
よりベースプレート(32a)(32b)は、軸線(2
8)に平行な軸線(36a)(36b)回りに、垂直面
に沿つてバー(20a)(20b)に対して回動するこ
とができる。
第2図、第3図及び第4図に詳細を示すように回動部
(18b)は、ベースプレート(32b)に設けられた
円状開口部(40)と、該開口(40)により受入れら
れる円状デイスク(42b)とを備えている。第2図に
示すように、円状開口部(40)はシヨルダー凹所(4
4)及びねじ付孔を備えている。第3図及び第4図に示
すように、円状デイスク(42b)は下部シヨルダー
(48)を備えている。円状デイスク(42b)がベー
スプレート(32b)の円状開口部(40)に挿入され
たとき、シヨルダー(48)はシヨルダー凹所(44)
に係合する。これにより、円状デイスク(42b)はベ
ースプレート(32b)に対して回動可能に装着され
る。
円状デイスク(42b)は更に2つの切欠き部(50)
(52)を有している。これらの切欠き部(50)(5
2)は、円状デイスク(42b)の周縁に沿つて、各々
略90゜に亘つて延びている。切欠き部(50)(5
2)の間には、小さなノツチ(54)が設けられてい
る。切欠部(50)(52)の端面はストツプ(56)
を形成している。ストツプ(56)の機能については後
述する。円状デイスク(42b)の上面には、略T字状
断面形状を有する靴係合プレート(16b)が装着され
ている。第1図に示すように靴係合プレート(16b)
は、これに対応して靴プレート(10)に設けられたス
ロツト(58)に収められる。靴プレート(10)を靴
係合プレート(16b)に固定するための適切な機構が
設けられる。第1図には更に、ベースプレート(32
b)のねじ付孔(46)に受入れられるねじ(60)が
示されている。円状デイスク(42b)を適切に調節す
ることにより、ねじ(60)の端部は切欠き部(50)
(52)又はノツチ(54)のいずれかに位置決めされ
る。ねじ(60)の端部がノツチ(54)に位置決めさ
れた場合は、円状デイスク(42b)はベースプレート
(32b)に対して回動不能となる。これに対し、ねじ
(60)の端部が切欠き部(50)又は(52)のいず
れかに位置決めされた場合は、円状デイスク(42b)
はベースプレート(32b)に対して、ねじ(60)の
端部がストツプ(56)に当接するまで略90゜に亘つ
て回動可能となる。靴プレート(10)は靴係合プレー
ト(16b)の両端部を越えて長手方向に延びている。
従つて円状デイスク(42b)は、シヨルダー(48)
及び靴プレート(10)の底面の間に保持される。
使用に際しては、整形外科用足副子(12)は、次のよ
うに作動する。まず、患者の状態を見極め、矯正に必要
な適切な位置を決定する必要がある。例えば、患者の右
足が爪先を内に向けた状態となつている場合は、その右
足を平行状態及び又は爪先を外に向けた状態とする必要
がある。しかしながら、左足が正常であり、矯正を必要
としない場合は、左足はできるだけ自由にしておくのが
望ましい。従つて、円状デイスク(42b)は、最初ね
じ(60)の端部が切欠き部(50)に位置するように
調節される。同様に、回動部(18b)のねじの端部
は、円状デイスク(42a)に於ける対応する切欠き部
に位置決めされる。これにより、右足は、円状デイスク
(42b)の働きによつて爪先が内に向く方向への移動
を阻止され(即ち常に爪先が外に向く位置に維持され
る)、爪先が外へ向く方向への移動については自由に保
たれる。一方、正常な足は、爪先が内へ又は外へ(望ま
しくは外へ)略90゜に亘つて移動するのを許容され
る。
整形外科用足副子(12)を使用することにより、使用
者の右足を爪先が外に向いた位置に維持した状態で略正
常な歩行が可能となる。即ち、歩行の際、右足が左足に
対して前方へ踏み出されるときに、該右足は回動部(1
8b)により爪先が外に向いた位置に維持され、この状
態で幅方向ヒンジ部(34a)(34b)及び中央ヒン
ジ部(24)により右足の上げ下げが可能となる。右足
の前方への移動は、中央回動部(26)によるバー(2
0a)(20b)の相対的な回動により可能となる。使
用者の足の間隔は、バー(20a)(20b)のテレス
コープ式結合部により容易に変化させることができる。
従つて不適切な間隔に基づく膝や腰の負担を避けること
ができる。
一方の足を爪先が内方向へも外方向へも動かないように
する必要がある場合は、ねじ(60)の端部がノツチ
(54)に受入れられるようにすればよい。これによ
り、その足は、爪先が外へ向く状態及び内へ向く状態の
間に維持される。必要により、両方の足を爪先が内へ又
は外へ向く状態に維持することができるのは勿論であ
る。
爪先が内へ又は外へ向いた状態に加えて、患者は、一方
の足を他方の足の前方に於いて内側へ回動させるのに困
難を伴う場合が多々ある。整形外科用足副子(12)に
よつてこの状態を矯正できないが、整形外科用足副子
(112)はこの矯正に使用することができる。整形外
科用足副子(112)は、前述の米国特許出願「整形外
科用足副子」に於ける整形外科用足副子に幾分似た構造
を有している。この実施例整形外科用足副子(112)
は、バー(120)及び一対の平行リンクク機構(12
1a)(121b)を有した結合部(114)を備えて
いる。副子(112)は、更に回動部(118a)(1
18b)及び靴係合プレート(116b)を備えてい
る。更に靴プレート(110)が図示されている。
この例に於いては、バー(120)は中央ヒンジ部(1
24)により平行リンク(121a)(121b)に結
合されている。更に、平行リンク(121a)(121
b)は中央回動部(126)により中央ヒンジ部(12
4)に結合されている。平行リンク(121a)(12
1b)をベースプレート(132)に結合するために幅
方向ヒンジ部(134)が備えられている。リンク(1
21a)(121b)には、之等に一定角度をなすよう
に紐(138)が取付けられている。紐(138)は、
リンク(121a)(121b)が予め決められた角度
を越えて回動するのを防止する。図示のように紐(13
8)は、リンク(121a)(121b)が前方へ回動
するのを防止し、後方への回動を自由にしている。
使用の際、整形外科用足副子(112)は、副子(1
2)と同様に作動する。使用者の足は、同様に拘束さ
れ、また同様に自由な動きを許容される。しかしなが
ら、副子(112)は一方の足(右足)が他方の足より
前方に移動するのを制限する。歩行時に於いて、右足が
前方へ移動するときに、平行リンク(121a)(12
1b)は中央回動部(126)及び側部ヒンジ部(13
5)を中心に回動する。右足が左足の真横近くに達する
と紐(38)は、リンク(121a)(121b)が水
平面に沿つてそれ以上回動しないように制限する。従つ
て、右足はそれ以上前方へは進められ得ず、左足の真横
の位置より前方に進み出るのを制限される。左足は、普
通に近い状態で自由に前方へ移動され得る。左足が過度
に前方に移動するのを制限するため、平行リンク(12
1a)にはブロツク(139)が配設されている。整形
外科用足副子(112)が、右足爪先部の内方への回動
を制限するために用いられる場合は、左足の回動部(1
18)は、回動が爪先部を内方へ向ける方向に可能なよ
うに(これが望ましい)、あるいは回動しないように、
調整される必要がある。もし、左足の回動部(118)
が爪先部の外方への回動を許容するように調整された場
合は、右足は前方への移動の際に左足真横の位置を越え
て進められ得ることとなる。
第7図は、副子(112)に類似した変形された整形外
科用足副子(212)を示している。この例に於いて
は、2対の平行リンク(221a)、(221b)、
(221c)及び(221d)が備えられている。これ
らの2対の平行リンクに対して、中央ヒンジ部(22
4)及び中央回動部(226)が設けられている。これ
に2対の平行リンクの相対向する端部には側部ヒンジ部
(234)及び側部ヒンジ部(235)が設けられてい
る。副子(212)は、適当な回動部(218)及び靴
プレート(210)を備えている。一対の平行リンク、
例えば平行リンク(221a)(221b)には紐(2
38)が結合されている。
使用の際、副子(212)は副子(112)と同様に作
動する。しかしながら、副子(212)に於いては、矯
正を必要とする足の側の回動部(218)のみが、足の
望まなくない位置を避けるように調整されればよい。他
方の回動部(218)は、例えば移動を制限するねじを
取外すことにより、必要に応じた回動を許容され得る。
これにより、正常な足は事実上必要に応じた自由な運動
を許容され、同時に矯正されるべき足は望ましくない運
動を制限される。副子(112)を使用した場合は、歩
行の際、矯正されるべき足は正常な足の真横の位置まで
の移動が許されるだけである。
第8図は他の例のジヨイント(22′)を示している。
ジヨイント(22′)は、第1図に示された足副子(1
2)のジヨイント(22)に代えて使用することができ
る。ジヨイント(22)に於けると同様に、ジヨイント
(22′)は、バー(20a′)(20b′)を結合
し、中央ヒンジ部(24′)を備えている。中央ヒンジ
部(24′)の両側には中央ピボツト部(84′)(8
8′)、が設けられている。これにより、ジヨイント
(22′)はバー(20a′)(20b′)が軸線(2
8′)回りに垂直方向に回動し、軸線(30′)回りに
水平方向に回動するのを可能にする。しかしながら、ジ
ヨイント(22)に於ける半円状端部と異なり、バー
(20a′)(20b′)はバー(20b′)について
示すような端部(70′)を備えている。
バー(20b′)に示した端部(70′)は、ストップ
(76′)(78′)(80′)の間に切欠き部(7
2′)(74′)を備えている以外は半円状となつてい
る。図示の如く、端部(70′)は更に開口(82′)
を備えており、開口(82′)は、ジヨイント(22)
のベース(86′)に備えられた開口(84′)と同一
軸線上に配置されている。回動軸となるねじ(88′)
が、バー(20b′)をジヨイント(22′)に回動可
能に取付けるために、開口(82′)及び(84′)に
通されている。
ベース(86′)は更にねじ付孔(90′)を備えてお
り、孔(90′)にはストップ用ねじ(92′)が螺入
されている。孔(90′)は、バー(20b′)が回動
軸ねじ(88′)によりベース(86′)に回動可能に
装着された状態に於いて、ストップ用ねじ(92′)の
下端部(94′)が切欠き部(72′)又は(74′)
のいずれかに位置するように配設されている。
使用の際、ジヨイント(22′)は、副子(12)にお
いてジヨイント(22)に代えて使用されることによ
り、一方の足が他方の足の前方に又は後方に移動するの
を制限する役目をなす。例えば、一方の足を他方の足よ
り前方に移動するのを制限する場合には次のような作動
がなされる。まず、回動部(18a′)(18b′)
が、両方の足を爪先が外へ向いた状態に保持するように
調整される。次にストップ用ねじ(90′)が、バー
(20b′)の切欠き部(74′)に挿入される。同様
に、ストツプ用(セツト用)ねじがバー(20a′)の
対応する切欠き部に挿入される。これが完了すると、バ
ー(20a′)及び(20b′)は相互に一方が他方よ
り前方に移動され得なくなり、それらの最前位置はバー
(20a′)(20b′)が平行となる位置になる。
歩行をするためには、使用者は一方の足を爪先がより大
きく外方へ向くように回動させる。それにより他方の足
を前方に移動させ、これらの動作を繰返す必要がある。
例えば、両足が最初相互に平行である場合は、まず左足
を爪先がより大きく外方へ向くように回動させる。これ
により、バー(20a′)は左足より前方に回動可能と
なり、よつてバー(20b′)及び右足が前方へ移動可
能となる。しかしながら、右足は左足の前正面の位置に
回動せしめられることはできない。右足は左足に対して
略平行な位置にしか到達し得ないからである。この後、
右足が爪先を外方へ向くように回動させられ、左足は同
様にして右足に平行な位置まで移動可能となる。このよ
うな2つの動作からなるこきざみな又はひきずるような
足の移動により、使用者は前進することができる。
一方の足が他方の足の前正面位置に来るのを制限する
他、ジヨイント(22′)は同様の作用により、一方の
足が他方の足の後正面位置に来るのを制限するためにも
使用され得る。このためには、回動部(18a)(18
b)は両足を爪先が内方へ向いた位置に向くように調整
される。その後ストツプ用ねじ(92′)がバー(20
b′)の切欠き部(72′)に挿入され、バー(20
a′)は前述と同様に動きを制限される。このようにし
て、バー(20a′)(20b′)は相互に後方へ回動
され得なくなる。歩行の際、使用者は一方の足を爪先が
より大きく内方へ向くように回動させ、その後他方の足
を後方へ移動させる必要がある。しかし前記一方の足の
後正面の位置に到達することはない。
ストツプ(76′)、(78′)及び(80′)は、許
容される移動量を変化させるために位置を変更するるこ
とができる。また、ストツプ(78′)はストツプ(7
6′)及び(80′)間の中間位置に設けられる必要は
ない。切欠き部(72′)又は(74′)に着脱可能な
ストツプ用部材を設け、バー(20a′)(20b′)
の移動の制限を変更可能とすることもできる。着脱可能
なストツプ用部材は、ストツプ用ねじ(92′)の下端
部(94′)に着脱可能に結合することもできる。
図示の靴結合プレート(16)に代えて、種々の靴係合
プレートを使用することができる。例えば、前述の米国
特許第4249523号に於ける結合オープレート及び
これに使われるプレート回動部は本発明足副子を備える
ことができ、これにより使用者は足を、両靴係合プレー
ト間の長手方向軸線に平行な軸線回りに回動させること
ができる。更に前述の米国特許は、本発明足副子に於け
る回動部と共働するように使用され得る、足の正確な角
度調節装置を開示している。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は1例足副子
の斜面図、第2図は第1図に示す例に於ける回動部のベ
ースプレートの縦断正面図、第3図は第1図に示す例の
回動部の円状デイスクの平面図、第4図はその縦断正面
図、第5図は足副子の他の例の斜面図、第6図は第5図
に示す例の底面図、第7図は足副子の更に他の例の底面
図。第8図は第1図に於ける中央回動部と異なる中央回
動部の例の斜面図である。 (12)…整形外科用足副子、 (14)…結合部、 (16a)(16b)…靴係合プレート、 (18a)(18b)…回動部(スイベル部)、 (20a)(20b)…バー、 (22)…ジヨイント、 (26)…中央ピボット、 (34a)(34b)…側部ヒンジ部、 (40)…円状開口部、 (42a)(42b)…円状デイスク、 (50)(52)…切欠き部、 (54)…ノツチ、 (56)…ストツプ、 (60)…ねじ、 (112)…整形外科用足副子、 (114)…結合部、 (116a)(116b)…靴係合プレート、 (118a)(118b)…回動部(スイベル部)、 (120)…バー、 (121a)(121b)…平行リンク、 (124)…中央ヒンジ部、 (126)…中央ピボツト部、 (135)…側部ピボツト部、 (138)…紐、 (139)…ブロツク、 (212)…整形外科用足副子、 (221a)(221b)(221c)(221d)…
平行リンク、 (224)…中央ヒンジ部、 (226)…中央ピボット部、 (235)…側部ピボット部、 (238)…紐、 (20a′)(20b′)…バー、 (72′)(74′)…切欠き部、 (76′)…ストツプ、 (92′)…ストツプ用ねじ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の靴に対して固定的に結合される一
    対の靴係合プレートと、該一対の靴係合プレートを水平
    方向に結合するための結合部と、該結合部と前記一対の
    靴係合プレートの少なくとも一方との間に介在したスイ
    ベル部とを備えた整形外科用足副子であって、前記一対
    の靴係合プレートの各々は、該プレートに結合可能な靴
    の長手方向軸線にほぼ平行な長手方向軸線を有してお
    り、 前記結合部は、細長い形状を有し、且つ i)各々の一端が前記靴係合プレートに結合された2つの
    バー、 ii)少なくとも一方の前記バー及び靴係合プレートの間
    に設けられて之等を結合する側部ヒンジ部、及び iii)前記2つのバーを結合する中央ジョイント部 を備えており、前記中央ジョイント部は前記バーを靴の
    長手方向軸線に平行な軸線回りに回動可能に結合する中
    央ヒンジ部と、前記バーの一方を他方に対して、前記中
    央ヒンジ部の軸方向及び前記バーの長手方向に垂直な軸
    線回りに回動可能に支持する中央ピボット部と、前記バ
    ーの一方が該バーの他方の長手方向軸線に対して予め決
    められた角度をこえて回動するのを制限し、前記靴係合
    プレートの一方が該プレートの他方の前正面又は後正面
    に移動するのを制限するための制限部とを備えており、 前記スイベル部は、前記靴係合プレートを前記結合部及
    び前記側部ヒンジ部の各長手方向軸線に対して垂直な軸
    線回りに回動可能に結合しており、前記靴係合プレート
    の長手方向軸線が前記結合部の長手方向軸線に対してほ
    ぼ垂直である初期の位置から、靴の爪先部又は踵部が前
    記結合部に対し接近及び離反のうちいずれか一方のみが
    可能となるように前記スイベル部の回動を選択的に制限
    するためのストップ部を備えていることを特徴とする整
    形外科用足副子。
  2. 【請求項2】前記2つのバーが2つのまっすぐなバーで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載整形
    外科用足副子。
  3. 【請求項3】前記バーの少なくとも一方が、使用者の必
    要に応じて長さを自由に変更可能とする為の拡張部を備
    えていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の整形外科用足副子。
  4. 【請求項4】前記制限部が、前記バーの一方を他方より
    前方に回動しないように制限することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の整形外科用足副子。
  5. 【請求項5】前記制限部が、前記バーの一方を他方より
    後方へ回動しないように制限することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の整形外科用足副子。
JP59256381A 1983-12-02 1984-12-03 整形外科用足副子 Expired - Lifetime JPH06138B2 (ja)

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US06/557,215 US4550722A (en) 1983-09-13 1983-12-02 Orthopedic foot splint with swivel and stop
US557215 1983-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60156455A JPS60156455A (ja) 1985-08-16
JPH06138B2 true JPH06138B2 (ja) 1994-01-05

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JP (1) JPH06138B2 (ja)
CA (1) CA1284601C (ja)
DE (1) DE3444021C2 (ja)
FR (1) FR2555892B1 (ja)
GB (1) GB2150442B (ja)
IL (1) IL73658A (ja)
IT (1) IT1218738B (ja)
MX (1) MX163175B (ja)
NL (1) NL192083C (ja)

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JPS60156455A (ja) 1985-08-16
GB2150442B (en) 1987-06-17
NL192083C (nl) 1997-02-04
FR2555892B1 (fr) 1994-03-11
DE3444021A1 (de) 1985-06-13
GB8430156D0 (en) 1985-01-09
IL73658A0 (en) 1985-02-28
NL192083B (nl) 1996-10-01
CA1284601C (en) 1991-06-04
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