JPH061389A - 大形容器 - Google Patents

大形容器

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Publication number
JPH061389A
JPH061389A JP4158960A JP15896092A JPH061389A JP H061389 A JPH061389 A JP H061389A JP 4158960 A JP4158960 A JP 4158960A JP 15896092 A JP15896092 A JP 15896092A JP H061389 A JPH061389 A JP H061389A
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JP
Japan
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container
cloth
reinforcing cloth
container body
belt
Prior art date
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Application number
JP4158960A
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English (en)
Inventor
Akio Saito
秋雄 斉藤
Takanori Endo
隆則 遠藤
Masahide Fukui
正英 福井
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Showa Paxxs Corp
Original Assignee
Showa Paxxs Corp
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Publication date
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Publication of JPH061389A publication Critical patent/JPH061389A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00Large containers
    • B65D88/16Large containers flexible
    • B65D88/1612Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
    • B65D88/1675Lifting fittings
    • B65D88/1681Flexible, e.g. loops, or reinforcements therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大形容器において、容器本体と吊り輪部との
縫付け部周辺での引き裂き破壊の発生を防止すると共に
製造コストの低下など経済性の向上を図る。 【構成】 この発明の大形容器は、少なくとも樹脂クロ
スを含む原反から形成された容器本体11aの側壁に固
着された補強布12上に、1本のベルトを逆U字形に曲
げて両端部13a,13bを配置し、該補強布12と共
に容器本体11aに縫製固着されて吊り輪部13とし、
この吊り輪部13の前記ベルト各端部における側方部お
よび下方部に補強布12の面領域部12a,12bをそ
れぞれ存在させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大形容器に関し、更に詳
細には粉状又は粒状の内容物を収容して輸送或いは保管
の用に供する吊り上げ可能な大形容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、米穀,飼料,肥料などの紛状物又
は粒状物を輸送し又は保管するための大形容器は、フレ
キシブルコンテナと称して広く使用されている。このよ
うなフレキシブルコンテナは、例えば実公昭59−39
97号公報或いは実公昭51−28097号公報などに
開示されている。
【0003】従来のこの種のフレキシブルコンテナ即ち
大形容器において、輸送或いは保管などのための取り扱
い中に吊り上げる必要性から1本のベルトを逆U字形に
曲げてその両端部を容器本体に縫い付けなどにより取付
けた複数の吊り輪部を備えたものが知られている(実開
平3−69693号公報)。通常、この種の大形容器の
本体は内容物が米穀の場合約1トン程度の収容力を持
ち、そのためこれを吊り上げる吊り輪部および容器本体
は相当な強度が要求されることから、これを形成するベ
ルトおよび原反は樹脂クロス(ポリプロピレンなどの合
成樹脂製の延伸テープで織った織布)などで構成されて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベルトを使用することによって吊り輪部それ自体の
強度は確保されるものの、この吊り輪部と容器本体との
縫付け部から容器本体が引き裂き破壊を受けるという問
題があった。これは、吊り上げ時の荷重が吊り輪部と容
器本体との縫付け部に集中するためで、従ってこの問題
を解決するために通常4つの吊り輪部を2倍の8つにし
た大形容器(特公平4−4233号公報)や各吊り輪部
を形成しているベルトの幅を大きくした大形容器が提案
された。しかし、このような解決方法は材料費や製造作
業費の上昇を招き、その結果価格が高くなるという別な
問題を生じた。
【0005】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、容器本体と吊り輪部との
縫付け部での引き裂き破壊の発生を防止すると共に安価
に製造できる大形容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の大形容器は、第
1に、少なくとも樹脂クロスを含む素材(原反)から形
成された容器本体と、前記容器本体の側壁に固着された
補強布と、1本のベルトを逆U字形に曲げて両端部を前
記補強布上に配置し、前記補強布を介して前記容器本体
に縫製固着された吊り輪部とを含み、前記容器本体に縫
製固着された前記吊り輪部の前記ベルト各端部における
側方部および下方部に前記補強布の面領域部を存在させ
ていることを特徴とする。
【0007】本発明の大形容器は、第2に、樹脂クロス
を含み、少なくとも最外周壁が紙で構成されてなる原反
で形成された容器本体と、樹脂クロスを含み一表面が紙
で構成されてなる補強布と、1本のベルトを逆U字形に
曲げて両端部を前記補強布に、前記紙ベルト各端部にお
ける側方部および下方部に前記補強布の面領域部を存在
させて縫製固着された吊り輪部とを含み、前記吊り輪部
が縫製固着された前記補強布を、その前記一表面である
紙面を前記容器本体の前記外周壁に接着剤で接着して接
合固定することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の大形容器によると、該容器を吊り上げ
た時、1本のベルトを逆U字形に曲げて形成される吊り
輪部のベルト両端部の縫付け部に集中荷重を受け、この
縫付け部周辺に下方向および斜め下方向に引き裂き応力
が容器本体の側壁に及ぶ。しかし、補強布はこの応力の
及ぶ下方向および斜め下方向に広がっているため、この
部分の容器本体側壁を補強し、当該側壁部での引き裂き
が防止される。また、吊り輪部を縫製固着した補強布を
容器本体の側壁に接着剤で固着するようにしても吊り輪
部の両端部にかかる集中荷重は補強布全体に分散し、こ
れにより容器本体との接合部に破壊,分離を起すことな
く補強布から容器本体への吊り上荷重が伝達される。こ
のような構成は吊り輪部を補強布に予め縫製固着してお
くことができ製造作業が容易化される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の大形容器を図に示される実施
例について更に詳細に説明する。図1には本発明の一実
施例に係る大形容器10が概略的に示されている。この
大形容器10は、樹脂クロスの原反を筒状に形成した筒
状部11aの底部に同じ樹脂クロスからなる円形の底板
部11bを図2に示されるように縫製にて固定して構成
される容器本体11を含む。この容器本体11の上部周
壁即ち筒状部11aの上部外周面には周方向に等間隔で
4つの矩形の補強布12が縫製により固定され、この各
補強布12の表面上に逆U字形に曲げた1本のベルトの両
端部13a,13bが取付けられ、容器本体11を吊り上げ
るための吊り輪部13とされている。
【0010】この吊り輪部13の取付け構造並びに補強
布12との関係については図2およびその1つを拡大し
て示す図3を参照して説明する。補強布12はその幅W
が吊り輪部13を構成するベルトの幅Dの少なくとも4
倍以上で、容器本体11を構成する原反と同じ素材の樹
脂クロスで形成される。また、吊り輪部13を形成する
ベルトは合成樹脂製モノフィラメントからつくられたも
のが主に使用されている。
【0011】補強布12は容器本体11の周壁に対し周
囲縁部に沿って縫い付けられ、その際図3に示されるよ
うに下部の両コーナについては多少のアールを付けて縫
い付けることが好ましい。そして、この補強布12の表
面上に、逆U字形に曲げた幅Dの1本のベルトの両端部
13a,13bを配置し、補強布12と共に容器本体1
1の周壁に縫い付け、これにより吊り輪部13を形成す
るが、この時ベルト両端部の縫付け部長さeはベルト幅
Dの少なくとも2倍以上とする。
【0012】更に、補強布12上への吊り輪部13の取
付けにあたって、ベルト両端部13a,13bにおける
それぞれ外方向側部に幅寸法aの補強布面領域12aを
存在させ、また、ベルト両端部13a,13bの下端縁
から下方部に長さ寸法cの補強布面領域12bを存在さ
せるように中央側に寄せて縫い付けられている。
【0013】吊り輪部13における補強布12上への取
付け位置、とりわけ前述の補強布面領域12a,12b
の大きさをどの程度にするか、という点は極めて重要で
ある。というのは、吊り輪部13によって容器本体11
を吊り上げた時、吊り輪部13のベルト両端部即ち縫付
け部13a,13bを中心として吊り上げ荷重の応力線
が図4に示されるように吊り上げ方向軸線に対して下方
向で且つほぼ30度から0度の方向に分散し、これに伴
って補強布12および容器本体11の周壁につれが発生
する。従って、吊り輪部13のベルト両端部の両側部お
よび下方部に補強布12が面領域として存在しないと容
器本体11に破壊が生じることとなる。
【0014】そこで、この補強布12の面領域12a,
12bの大きさを種々検討した結果、各面領域の大きさ
のパラメータとなる幅寸法aおよび長さ寸法cが吊り輪
部13のベルト幅Dの少なくとも7割以上必要であるこ
とが明らかとなった。従って、前述した各条件、W≧4
D,e≧2D,a≧70D/100,c≧70D/10
0を満足するように補強布12の大きさおよび吊り輪部
13の取付け位置を選べば、この種の大形容器10の内
容物収容最大重量(トン)に対してJIS規格で定めら
れた安全率を考慮した吊り上げ荷重に耐えることができ
るのである。
【0015】補強布12と吊り輪部13とを前述のよう
な関係で容器本体11に縫製固着した場合、極めて優れ
た結果を示すことを具体例1,2,3および比較例1を
参考にして更に説明する。次の表1に示された具体例
1,2,3および比較例1は、図1および図3に示され
る本実施例に係る大形容器10において補強布12と吊
り輪部13の取付け位置とに関する各寸法を変えた場合
の破壊限界荷重を調べたものである。なお、この限界荷
重は最も一般的な4本の吊り輪部13で容器本体11を
吊り上げる場合のものである。
【0016】(表1)
【0017】上記表1において、破壊限界荷重とは、JI
S Z 1651(フレキシブルコンテナ)の吊り上げ試験
に規定された原則として1回使用を目的とした容器用
で、「1トン用であれば2トンで30回吊り上げを行な
い、最後に3トンで吊り上げ5分間保持する」という内
容の試験を実施した時どのような状態となったかを考察
したものである。
【0018】上記表1の比較例1の場合、補強布12の
幅Wは440mmであるのでW≧4Dの条件は満足し、ま
た、寸法a,c,eもそれぞれa≧70D/100,e
≧2Dの条件を満足する。しかし、cは15mmしかな
く、吊り輪部13のベルト幅Dが70mmであることから
c≧70D/100の条件を満足していない。そのた
め、3.47トンの荷重で吊り輪部13の縫製下端部即
ちベルト両端部13a,13bの下端縁付近から容器本
体11の周壁に引き裂きが発生した。
【0019】これに対して具体例3は、補強布12の幅
Wが比較例1に比べて小さく、これに伴ってa寸法も比
較例1の場合のほぼ半分とされているが、c寸法を大き
く取ってc≧70D/100の条件を満足させた場合、
結果として4.53トンで補強布12の最下端部から容
器本体11の周壁に引き裂きが発生した。しかし、この
破壊限界荷重は最大収容重量が1トンの大形容器10に
対するJIS規格の安全吊り上げ荷重3トンを大きく上
回っていることから、この構造で十分に実施可能であ
る。
【0020】この具体例3の結果から、a寸法とc寸法
のバランスが破壊の阻止に大きく寄与していることが判
る。そして、具体例2からは吊り輪部13のベルト両端
部即ち縫い付け部13a,13bの間の間隔bをあけた
場合、a寸法が多少小さくなってもc寸法を比較的に大
きくとって全体のバランスを計れば更に良好な結果が得
られることが判った。すなわち、この具体例2では4ト
ン5分以上の荷重を掛けてもどこにも引き裂きの発生は
認められなかった。更に、具体例1の場合は、a寸法,
b寸法,c寸法のいずれについても具体例2より大きく
とった場合で、この場合には5トン5分で引裂きの発生
がなく、5.4トンで引裂きが発生し大幅に強度が上が
っていることが実証された。
【0021】それでは、この補強布12をいくらでも大
きくすればいいかというと、それはコストの問題があ
り、従って、安価に製造する観点からは補強布12がで
きる限り小さく、しかし、安全吊り上げ荷重を越えるこ
とができるものであることが最もよく、その点では、具
体例2,3は優れたものであり、特に具体例3は非常に
好ましい例であるといえる。
【0022】前述した実施例では、吊り輪部13のベル
ト両端部13a,13bが補強布12の表面上に配置さ
れ、補強布12と共に容器本体11に縫製固着されたも
のであったが、図5および図6に示されるように吊り輪
部13のベルト両端部13a,13bを補強布12の裏
側即ち補強布12と容器本体11の周壁との間に挟み込
むように配置して3者即ち補強布12,吊り輪部13お
よび容器本体11を一体に縫製固着してもよい。
【0023】次に、図7には本発明の他の実施例に係る
大形容器において容器本体への補強布と吊り輪部の取付
け構造が示されている。この実施例の大形容器20で
は、樹脂クロス21aの一表面に樹脂層21bを介して
クラフト紙21cを貼り合せ(これを通常、クロスクラ
フトと呼んでいる)、他表面に間隔をあけて入れられた
横糊21dによってクラフト紙21eを順次2枚貼り合
せて構成された原反で前記一表面側が外側になるように
して筒状部22aおよび底板部(図示せず)を形成して
容器本体22が構成されている。
【0024】ところで、この実施例の大形容器20にお
いて用いられるクロスクラフトは、図1に示された前述
の実施例における大形容器10で用いられた樹脂クロス
が1500デニールのフラットヤーンを15本×15本
合せたもの(原反引張強度約200kg/50mm幅)であ
るのに対し、1000デニールのフラットヤーンを8本
×8本合せたもの(樹脂クロス21a)にクラフト紙
(クルパック78g/m2)を樹脂でラミネートしたもの
で、その強度は約80kg/50mm幅である。
【0025】他方、補強布23は図7に示されるように
樹脂クロス23aの裏面に樹脂層23bを介してクラフ
ト紙23cを貼り合せたクロスクラフトで形成されてい
る。そして、このクロスクラフトからなる補強布23の
樹脂クロス23a表面上に逆U字形に曲げた1本のベル
トの両端部13a,13bが配置され縫製固着されて吊
り輪部13とされる。この時、補強布23の大きさおよ
び吊り輪部13のベルト両端部の補強布23への配置関
係は図3で説明された各条件を満足するようにされる。
そして、吊り輪部13を予め縫製固着された補強布23
は、その裏面側のクラフト紙23cと容器本体22の筒
状部22a上端側外周面のクラフト紙21cとを接着剤
24で全面接着することで容器本体22に固着される。
【0026】このように吊り輪部13の補強布23に対
する取付け位置および補強布23の大きさを前述した各
条件を満足するように選択すれば、この実施例のように
補強布23と容器本体22とをクロスクラフトで形成し
て両者のクラフト紙23c,21c同志を接着剤24で
固着しても、吊りベルトが補強布および容器本体に一体
に縫製されたものと同等の強度があることが確認され
た。従って、この実施例のように補強布23を介在させ
て吊り輪部13を容器本体22に間接的に取付けるよう
にすれば、吊り輪部13を予め補強布23に縫製固着し
ておくことができる。通常、樹脂クロスとクラフト紙と
を貼り合せたクロスクラフトは非常に剛性が高く、ミシ
ン掛けが極めて困難となるが、この実施例のようにすれ
ばミシン掛けはベルトを補強布に取り付ける時のみとな
るためミシン掛けが単純となり、作業能率が向上し、生
産性を向上させることができることから大形容器の経済
的な製造が可能となる。
【0027】このように図7に示される大形容器20
は、先の実施例の大形容器のように樹脂クロスの原反だ
けからなるものに対して廃棄のし易すさから紙を主体と
して構成した場合でも、紙のみでは裂けやすく使用が困
難であったものが樹脂クロスと組み合せることにより実
用上可能な強度が得られるようになる。
【0028】なお、前述の各実施例における大形容器で
は、容器本体が円筒状のものを例としたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく角形状のものでも同様の効
果を奏する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の大形容器
によれば、吊り輪部の縫付け部であるベルト両端部の周
辺に生ずる吊り上げ荷重による応力集中を効果的に分散
させて容器本体へ波及させるように吊り輪部のベルト両
端部取付け位置および補強布の大きさを改善したことに
より、吊り輪部の数を必要以上に増すことなく、また著
しく大きい補強布を使用することもなく経済的に安全吊
り上げ荷重に対する強度を得ることができる。更に、本
発明によれば、このような改善された補強布の使用およ
び吊り輪部のベルト両端部取付け位置によって吊り輪部
を補強布に縫製固着し、この補強布を接着剤で容器本体
に固着しても吊り上げ荷重に対する強度を得ることがで
きることから、製造作業が容易となって生産性が向上
し、よって大形容器の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る大形容器の概略的に示
す斜視図である。
【図2】図1に示される大形容器において容器本体、補
強布および吊り輪部の配置関係を示す部分的な断面構成
概略図である。
【図3】図1に示される大形容器において吊り輪部の取
付け構造を示す部分的な正面図である。
【図4】吊り輪部で容器本体を吊り上げた時に吊り輪部
のベルト両端部周辺に生ずる応力分布状態を示す説明図
である。
【図5】本発明の他の実施例に係る大形容器において吊
り輪部の取付け構造を示す図3と同様な部分的正面図で
ある。
【図6】図5に示される吊り輪部の取付け構造において
各部品の配置関係を示す図2と同様な大形容器の部分的
な断面構成概略図である。
【図7】本発明の更に別な実施例に係る大形容器におい
て吊り輪部の取付け構造を示す部分的な断面図である。
【符号の説明】
10 大形容器 11 容器本体 12 補強布 12a 補強布側方部面領域 12b 補強布下方部面領域 13 吊り輪部 13a 吊り輪部のベルト端部 13b 吊り輪部のベルト端部 20 大形容器 21a 樹脂クロス 21c クラフト紙 22 容器本体 23 補強布 24 接着剤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上記表1において、破壊限界荷重とは、J
ISZ1651(フレキシブルコンテナ)の吊り上げ試
験に規定された原則として1回使用を目的とした容器用
で、「1トン用であれば2トンで30回吊り上げを行な
い、最後に3トンで吊り上げ5分間保持する」という内
容の試験を実施したどのような状態となったかを考察
したものである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上記表1において、破壊限界荷重とは、J
IS Z 1651(フレキシブルコンテナ)の吊り上
げ試験に規定された原則として1回使用を目的とした容
器用で、「1トン用であれば2トンで30回吊り上げを
行ない、最後に3トンで吊り上げ5分間保持する」とい
う内容の試験を実施した後どれだけの荷重に耐えるかを
みたものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】このように吊り輪部13の補強布23に対
する取付け位置および補強布23の大きさを前述した各
条件を満足するように選択すれば、この実施例のように
補強布23と容器本体22とをクロスクラフトで形成し
て両者のクラフト紙23c、21c同士を接着剤24で
固着しても、吊りベルトが補強布および容器本体に一体
に縫製されたものと同等の強度があることが確認され
た。従って、この実施例のように補強布23を介在させ
て吊り輪部13を容器本体22に間接的に取付けるよう
にすれば、吊り輪部13を予め補強布23に縫製固着し
ておくことができる。通常、樹脂クロスとクラフト紙と
を貼り合せたクロスクラフトは非常に剛性が高く、ミシ
ン掛けしにくいが、この実施例のようにすればミシン掛
けはベルトを補強布に取付ける時のみとなるためミシン
掛けが単純となり、作業能率が向上し、生産性を向上さ
せることができることから大形容器の経済的な製造が可
能となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】このように図7に示される大形容器20
は、先の実施例の大形容器のように樹脂クロスの原反だ
けからなるものに対して廃棄のし易すさから紙を主体と
して構成した場合でも、紙のみでは裂けやすく使用が困
難であったものが樹脂クロスと組み合わせることにより
実用上強度が得られるようになる。更に奥行の広い特殊
ミシンを使用すればクロスクラフトでも図3による大形
容器は可能であり、縫製を単純化するため補強布は図3
の幅寸法aを最大にした形で長さLを幅にした帯状原反
にし円周全面に用いてもよい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂クロスを含む素材(原
    反)から形成された容器本体と、前記容器本体の側壁に
    固着された補強布と、1本のベルトを逆U字形に曲げて
    両端部を前記補強布上に配置し、前記補強布を介して前
    記容器本体に縫製固着された吊り輪部とを含み、前記容
    器本体に縫製固着された前記吊り輪部の前記ベルト各端
    部における側方部および下方部に前記補強布の面領域部
    を存在させていることを特徴とする大形容器。
  2. 【請求項2】 樹脂クロスを含み、少なくとも最外周壁
    が紙で構成されてなる原反で形成された容器本体と、樹
    脂クロスを含み一表面が紙で構成されてなる補強布と、
    1本のベルトを逆U字形に曲げて両端部を前記補強布
    に、前記ベルト各端部における側方部および下方部に前
    記補強布の面領域部を存在させて縫製固着された吊り輪
    部とを含み、前記吊り輪部が縫製固着された前記補強布
    を、その前記一表面である紙面を前記容器本体の前記外
    周壁に接着剤で接着して接合固定することを特徴とする
    大形容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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