JPH06138457A - ツイステッドネマティック液晶表示装置 - Google Patents
ツイステッドネマティック液晶表示装置Info
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- JPH06138457A JPH06138457A JP4287447A JP28744792A JPH06138457A JP H06138457 A JPH06138457 A JP H06138457A JP 4287447 A JP4287447 A JP 4287447A JP 28744792 A JP28744792 A JP 28744792A JP H06138457 A JPH06138457 A JP H06138457A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 視野角依存性を改善し、視認性を向上させ
る。 【構成】 光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３
ａとが直交するツイステッドネマティック液晶表示素子
パネルの上記光の入射側に入射側偏光板を配設すると共
に上記透過側に透過側偏光板を、その偏光軸７ａが上記
入射側偏光板の偏光軸５ａと直交し、かつ、上記配向軸
２ａに上記偏光軸５ａが平行または直交するように配設
したツイステッドネマティック液晶表示装置において、
上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一方を時計ま
たは反時計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時
計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設
定したものである。
る。 【構成】 光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３
ａとが直交するツイステッドネマティック液晶表示素子
パネルの上記光の入射側に入射側偏光板を配設すると共
に上記透過側に透過側偏光板を、その偏光軸７ａが上記
入射側偏光板の偏光軸５ａと直交し、かつ、上記配向軸
２ａに上記偏光軸５ａが平行または直交するように配設
したツイステッドネマティック液晶表示装置において、
上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一方を時計ま
たは反時計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時
計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設
定したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示素子パネルの
両面に偏光板を配設したツイステッドネマティック液晶
表示装置に関するものである。
両面に偏光板を配設したツイステッドネマティック液晶
表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１０は従来のツイステッドネマティッ
ク（以下、ＴＮと称す）液晶表示装置を示す構成図であ
り、図において、１は透明電極（図示せず）を備えた入
射側透明基板２と、上記透明電極に対抗する透明電極
（図示せず）を備えた透過側透明基板３間にネマティッ
ク液晶（図示せず）を挟持してなるＴＮ液晶表示素子パ
ネルであり、２ａは入射側透明基板２の配向軸、３ａは
配向軸２ａを９０°回転した透過側透明基板３の配向軸
で、上記ネマティック液晶の分子配向を９０°ねじらせ
てある。４はＴＮ液晶表示素子パネル１に信号電圧を印
加する駆動制御素子（図示せず）との接続部、５はＴＮ
液晶表示素子パネル１の白色光源（図示せず）からの光
６の入射側に配設された入射側偏光板、５ａは入射側偏
光板５の偏光軸であり配向軸２ａと直交している。７は
ＴＮ液晶表示素子パネル１へ入射した光６の透過する側
に配設された透過側偏光板、７ａは透過側偏光板７の偏
光軸であり配向軸３ａと直交している。８は上記１、
４、５、７を備えたＴＮ液晶表示装置、ＺはＴＮ液晶表
示装置平面の放線軸、θはＴＮ液晶表示装置平面上の水
平軸Ｘおよび垂直軸Ｙに対し、視角方向のＹＺ平面上で
のＺ軸との垂直視野角、φはＸＹ平面上でのＺ軸との水
平視野角である。
ク（以下、ＴＮと称す）液晶表示装置を示す構成図であ
り、図において、１は透明電極（図示せず）を備えた入
射側透明基板２と、上記透明電極に対抗する透明電極
（図示せず）を備えた透過側透明基板３間にネマティッ
ク液晶（図示せず）を挟持してなるＴＮ液晶表示素子パ
ネルであり、２ａは入射側透明基板２の配向軸、３ａは
配向軸２ａを９０°回転した透過側透明基板３の配向軸
で、上記ネマティック液晶の分子配向を９０°ねじらせ
てある。４はＴＮ液晶表示素子パネル１に信号電圧を印
加する駆動制御素子（図示せず）との接続部、５はＴＮ
液晶表示素子パネル１の白色光源（図示せず）からの光
６の入射側に配設された入射側偏光板、５ａは入射側偏
光板５の偏光軸であり配向軸２ａと直交している。７は
ＴＮ液晶表示素子パネル１へ入射した光６の透過する側
に配設された透過側偏光板、７ａは透過側偏光板７の偏
光軸であり配向軸３ａと直交している。８は上記１、
４、５、７を備えたＴＮ液晶表示装置、ＺはＴＮ液晶表
示装置平面の放線軸、θはＴＮ液晶表示装置平面上の水
平軸Ｘおよび垂直軸Ｙに対し、視角方向のＹＺ平面上で
のＺ軸との垂直視野角、φはＸＹ平面上でのＺ軸との水
平視野角である。
【０００３】次に動作に付いて説明する。入射側偏光板
５の偏光軸５ａはＴＮ液晶表示パネル１の配向軸２ａに
直交しているので、ＴＮ液晶表示パネル１への信号電圧
の無印加時には、入射側偏光板５を通してＴＮ液晶表示
素子パネル１に入射した白色光源（図示せず）からの光
６はＴＮ液晶表示素子パネル１のネマティック液晶の分
子のねじれに沿って偏光面を９０°回転させるので、偏
光軸７ａがＴＮ液晶表示素子パネル１の配向軸３ａと直
交している透過側偏光板７を通過することができ、ＴＮ
液晶表示装置８は白色表示となる。またＴＮ液晶表示素
子パネル１へ上記信号電圧を印加すると上記分子のねじ
れが解けて分子は入射、透過側透明基板５、７に垂直な
方向を向くようになるので、この時、ＴＮ液晶表示パネ
ル１に入射した光６は回転せずにＴＮ液晶表示パネル１
内を通過するので透過側偏向板７で遮断されＴＮ液晶表
紙装置８は黒色表示となる。このように必要な場所に上
記信号電圧を印加すれば白地に黒色のパターンが表示さ
れる。
５の偏光軸５ａはＴＮ液晶表示パネル１の配向軸２ａに
直交しているので、ＴＮ液晶表示パネル１への信号電圧
の無印加時には、入射側偏光板５を通してＴＮ液晶表示
素子パネル１に入射した白色光源（図示せず）からの光
６はＴＮ液晶表示素子パネル１のネマティック液晶の分
子のねじれに沿って偏光面を９０°回転させるので、偏
光軸７ａがＴＮ液晶表示素子パネル１の配向軸３ａと直
交している透過側偏光板７を通過することができ、ＴＮ
液晶表示装置８は白色表示となる。またＴＮ液晶表示素
子パネル１へ上記信号電圧を印加すると上記分子のねじ
れが解けて分子は入射、透過側透明基板５、７に垂直な
方向を向くようになるので、この時、ＴＮ液晶表示パネ
ル１に入射した光６は回転せずにＴＮ液晶表示パネル１
内を通過するので透過側偏向板７で遮断されＴＮ液晶表
紙装置８は黒色表示となる。このように必要な場所に上
記信号電圧を印加すれば白地に黒色のパターンが表示さ
れる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のＴＮ液晶表示装
置は以上のように構成されているので、入射側偏向板５
の偏向軸５ａと透過側偏向板７の偏向軸７ａとを直交さ
せると以上のように電圧印加時には光が透過し白色表示
となるノーマリーホワイト（ＮＷ）モードとなり、また
上記偏向軸５ａ，７ａを平行にすると電圧印加時に光が
遮断され黒色表示となるノーマリーブラック（ＮＢ）モ
ードの２種類の表示モードが得られるが、透過輝度に視
野角依存性を示すため、最大表示輝度（白色表示輝度）
の最小表示輝度（黒色表示輝度）に対する比で表される
コントラスト比についても視野角依存性を持っている。
また、この視野角依存性は、ある方向においては大き
く、ある方向に対しては小さい。そしてこの視野角依存
性の異方性はＴＮ液晶表示装置の視認性を大きく損ねて
しまう等の問題点があった。
置は以上のように構成されているので、入射側偏向板５
の偏向軸５ａと透過側偏向板７の偏向軸７ａとを直交さ
せると以上のように電圧印加時には光が透過し白色表示
となるノーマリーホワイト（ＮＷ）モードとなり、また
上記偏向軸５ａ，７ａを平行にすると電圧印加時に光が
遮断され黒色表示となるノーマリーブラック（ＮＢ）モ
ードの２種類の表示モードが得られるが、透過輝度に視
野角依存性を示すため、最大表示輝度（白色表示輝度）
の最小表示輝度（黒色表示輝度）に対する比で表される
コントラスト比についても視野角依存性を持っている。
また、この視野角依存性は、ある方向においては大き
く、ある方向に対しては小さい。そしてこの視野角依存
性の異方性はＴＮ液晶表示装置の視認性を大きく損ねて
しまう等の問題点があった。
【０００５】この発明は以上のような問題点を解消する
ようになされたもので、視野角依存性を改善し、視認性
の良いＴＮ液晶表示装置を提供することを目的とする。
ようになされたもので、視野角依存性を改善し、視認性
の良いＴＮ液晶表示装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明によるＴＮ液晶
表示装置は光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３
ａとが直交するＴＮ液晶表示素子パネルの上記光の入射
側に入射側偏光板を配設すると共に上記透過側に透過側
偏光板を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板の偏光軸
５ａと直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａ
が平行または直交するように配設したＴＮ液晶表示装置
において、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一
方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に
他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た位置に設定したものである。また、光の入射側の配向
軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交するＴＮ液晶表示
素子パネルの上記光の入射側に入射側偏光板を配設する
と共に上記透過側に透過側偏光板を、その偏光軸７ａが
上記入射側偏光板の偏光軸５ａと直交し、かつ、上記配
向軸２ａに上記偏光軸５ａが平行または直交するように
配設したＴＮ液晶表示装置において、上記配向軸２ａ、
３ａの少なくとも何れか一方を時計または反時計方向
に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に０°以
上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定したものであ
る。
表示装置は光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３
ａとが直交するＴＮ液晶表示素子パネルの上記光の入射
側に入射側偏光板を配設すると共に上記透過側に透過側
偏光板を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板の偏光軸
５ａと直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａ
が平行または直交するように配設したＴＮ液晶表示装置
において、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一
方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に
他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た位置に設定したものである。また、光の入射側の配向
軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交するＴＮ液晶表示
素子パネルの上記光の入射側に入射側偏光板を配設する
と共に上記透過側に透過側偏光板を、その偏光軸７ａが
上記入射側偏光板の偏光軸５ａと直交し、かつ、上記配
向軸２ａに上記偏光軸５ａが平行または直交するように
配設したＴＮ液晶表示装置において、上記配向軸２ａ、
３ａの少なくとも何れか一方を時計または反時計方向
に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に０°以
上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定したものであ
る。
【０００７】
【作用】以上のように、ＴＮ液晶表示パネルの配向軸、
または偏光板の偏光軸の通常の設定角度よりも０°以上
〜３°の角度範囲内回動させた位置に設定することによ
り、黒色輝度の視野角依存性が上下方向または左右方向
において改善され、この黒色輝度はコントラスト比に大
きく影響を及ぼすため、コントラス比の視野角依存性が
改善される。
または偏光板の偏光軸の通常の設定角度よりも０°以上
〜３°の角度範囲内回動させた位置に設定することによ
り、黒色輝度の視野角依存性が上下方向または左右方向
において改善され、この黒色輝度はコントラスト比に大
きく影響を及ぼすため、コントラス比の視野角依存性が
改善される。
【０００８】
実施例１．図１は、この発明の一実施例によるＴＮ液晶
表示装置を示す構成図であり、図１において、図１０と
異なるところは、ＴＮ液晶表示素子パネル１の入射側の
配向軸２ａと直交する偏光軸５ａと、この偏光軸５ａと
直交すると共にＴＮ液晶表示素子パネル１の透過側の配
向軸３ａと直交し水平軸Ｘおよび垂直軸Ｙに対し４５°
に設定された偏光軸７ａの何れか一方を時計または反時
計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に
０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定した点
である。ここで、入射側偏光板５の従来の偏光軸５ａと
時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した偏光軸
５ａ１、または反時計方向に上記角度範囲内回動した偏
光軸５ａ２とのなす角をαとし、透過側偏光板７の従来
の偏光軸７ａと時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内
回動した偏光軸７ａ１、または反時計方向に上記角度範
囲内回動した偏光軸７ａ２とのなす角をβとする。従っ
て、α＝β＝±０°が従来の設定に相当する。さらに設
定方向については液晶の旋光方向に対応する時計方向の
右回りを＋（プラス）方向、反時計方向の左回りを−
（マイナス）方向とする。また、図２はＴＮ液晶表示装
置のコントラスト比ＣＲの視野角依存性測定系の構成図
であり、図において、９は試料ステージで、この試料ス
テージ９にＴＮ液晶表示装置８を固定し駆動制御素子１
０から信号電圧を印加すると共に試料ステージ９を回転
して垂直視野角θおよび水平視野角φを変化させ、ＴＮ
液晶表示装置８に対抗して配設された色彩輝度計（東京
工学株式会社製商品名ＢＭー５）１１で視野角依存性が
測定される。
表示装置を示す構成図であり、図１において、図１０と
異なるところは、ＴＮ液晶表示素子パネル１の入射側の
配向軸２ａと直交する偏光軸５ａと、この偏光軸５ａと
直交すると共にＴＮ液晶表示素子パネル１の透過側の配
向軸３ａと直交し水平軸Ｘおよび垂直軸Ｙに対し４５°
に設定された偏光軸７ａの何れか一方を時計または反時
計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に
０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定した点
である。ここで、入射側偏光板５の従来の偏光軸５ａと
時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した偏光軸
５ａ１、または反時計方向に上記角度範囲内回動した偏
光軸５ａ２とのなす角をαとし、透過側偏光板７の従来
の偏光軸７ａと時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内
回動した偏光軸７ａ１、または反時計方向に上記角度範
囲内回動した偏光軸７ａ２とのなす角をβとする。従っ
て、α＝β＝±０°が従来の設定に相当する。さらに設
定方向については液晶の旋光方向に対応する時計方向の
右回りを＋（プラス）方向、反時計方向の左回りを−
（マイナス）方向とする。また、図２はＴＮ液晶表示装
置のコントラスト比ＣＲの視野角依存性測定系の構成図
であり、図において、９は試料ステージで、この試料ス
テージ９にＴＮ液晶表示装置８を固定し駆動制御素子１
０から信号電圧を印加すると共に試料ステージ９を回転
して垂直視野角θおよび水平視野角φを変化させ、ＴＮ
液晶表示装置８に対抗して配設された色彩輝度計（東京
工学株式会社製商品名ＢＭー５）１１で視野角依存性が
測定される。
【０００９】今、入射側偏光板５および透過側偏光板７
の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝±０°、β＝−３°に設定（設
定Ｂ）する。図３はこのように設定したＴＮ液晶表示装
置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試料ス
テージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝度計
１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、△は
設定Ａ、○は設定Ｂの時の視野角特性であり、設定Ｂに
おけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存性は
従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラスト
比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約５°増加した。ま
た、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）でのコ
ントラスト比ＣＲは１２１から１３１に増加した。但し
この時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲
は約２°減少した。
の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝±０°、β＝−３°に設定（設
定Ｂ）する。図３はこのように設定したＴＮ液晶表示装
置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試料ス
テージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝度計
１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、△は
設定Ａ、○は設定Ｂの時の視野角特性であり、設定Ｂに
おけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存性は
従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラスト
比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約５°増加した。ま
た、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）でのコ
ントラスト比ＣＲは１２１から１３１に増加した。但し
この時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲
は約２°減少した。
【００１０】また、入射側偏光板５および透過側偏光板
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝＋３°、β＝±０°に設定（設
定Ｃ）する。図４はこのように設定したＴＮ液晶表示装
置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試料ス
テージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝度計
１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、△は
設定Ａ、○は設定Ｃの時の視野角特性であり、設定Ｃに
おけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存性は
従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラスト
比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約８°増加した。ま
た、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）でのコ
ントラスト比ＣＲは１２１から１３６に増加した。但し
この時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲
は約４°減少した。
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝＋３°、β＝±０°に設定（設
定Ｃ）する。図４はこのように設定したＴＮ液晶表示装
置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試料ス
テージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝度計
１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、△は
設定Ａ、○は設定Ｃの時の視野角特性であり、設定Ｃに
おけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存性は
従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラスト
比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約８°増加した。ま
た、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）でのコ
ントラスト比ＣＲは１２１から１３６に増加した。但し
この時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲
は約４°減少した。
【００１１】また、入射側偏光板５および透過側偏光板
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝＋３°、β＝−１．５°に設定
（設定Ｄ）する。図５はこのように設定したＴＮ液晶表
示装置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試
料ステージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝
度計１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、
△は設定Ａ、○は設定Ｄの時の視野角特性であり、設定
Ｄにおけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存
性は従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラ
スト比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約１０°増加し
た。また、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）
でのコントラスト比ＣＲは１２１から１００に低下し
た。但しこの時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２
０の範囲は約２０°減少した。
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝＋３°、β＝−１．５°に設定
（設定Ｄ）する。図５はこのように設定したＴＮ液晶表
示装置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試
料ステージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝
度計１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、
△は設定Ａ、○は設定Ｄの時の視野角特性であり、設定
Ｄにおけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存
性は従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラ
スト比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約１０°増加し
た。また、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）
でのコントラスト比ＣＲは１２１から１００に低下し
た。但しこの時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２
０の範囲は約２０°減少した。
【００１２】また、入射側偏光板５および透過側偏光板
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝±０°、β＝＋１．５°に設定
（設定Ｅ）する。図６はこのように設定したＴＮ液晶表
示装置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試
料ステージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝
度計１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、
△は設定Ａ、○は設定Ｅの時の視野角特性であり、設定
Ｅにおけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存
性は従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラ
スト比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約３°増加した。
また、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）での
コントラスト比ＣＲは１２１から１０３に低下した。但
しこの時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範
囲は約２°減少した。
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝±０°、β＝＋１．５°に設定
（設定Ｅ）する。図６はこのように設定したＴＮ液晶表
示装置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試
料ステージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝
度計１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、
△は設定Ａ、○は設定Ｅの時の視野角特性であり、設定
Ｅにおけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存
性は従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラ
スト比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約３°増加した。
また、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）での
コントラスト比ＣＲは１２１から１０３に低下した。但
しこの時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範
囲は約２°減少した。
【００１３】また、入射側偏光板５および透過側偏光板
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝−３°、β＝±０°に設定（設
定Ｆ）する。図７はこのように設定したＴＮ液晶表示装
置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試料ス
テージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝度計
１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、△は
設定Ａ、○は設定Ｆの時の視野角特性であり、設定Ｆに
おけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存性は
従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラスト
比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約５°増加した。ま
た、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）でのコ
ントラスト比ＣＲは１２１から６９に低下した。但しこ
の時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲は
約４°減少した。
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝−３°、β＝±０°に設定（設
定Ｆ）する。図７はこのように設定したＴＮ液晶表示装
置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試料ス
テージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝度計
１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、△は
設定Ａ、○は設定Ｆの時の視野角特性であり、設定Ｆに
おけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存性は
従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラスト
比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約５°増加した。ま
た、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）でのコ
ントラスト比ＣＲは１２１から６９に低下した。但しこ
の時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲は
約４°減少した。
【００１４】また、入射側偏光板５および透過側偏光板
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝−３°、β＝＋１．５°に設定
（設定Ｇ）する。図７はこのように設定したＴＮ液晶表
示装置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試
料ステージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝
度計１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、
△は設定Ａ、○は設定Ｇの時の視野角特性であり、設定
Ｇにおけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存
性は従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラ
スト比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約８°増加した。
また、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）での
コントラスト比ＣＲは１２１から５２に低下した。但し
この時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲
は約６°減少した。
７の偏光軸の角度α、βを従来のα＝β＝±０°の設定
（設定Ａ）に対し、α＝−３°、β＝＋１．５°に設定
（設定Ｇ）する。図７はこのように設定したＴＮ液晶表
示装置８を図２に示される試料ステージ９に固定し、試
料ステージ９を回転して垂直視野角θを変化させ色彩輝
度計１１で測定し求めた視野角特性図で、図において、
△は設定Ａ、○は設定Ｇの時の視野角特性であり、設定
Ｇにおけるコントラスト比ＣＲの上下方向の視野角依存
性は従来の設定Ａに比べて改善され、その結果コントラ
スト比ＣＲ≧２０の範囲は上下方向で約８°増加した。
また、正面（ＴＮ液晶表示装置平面の法線Ｚ方向）での
コントラスト比ＣＲは１２１から５２に低下した。但し
この時、左右方向でのコントラスト比ＣＲ≧２０の範囲
は約６°減少した。
【００１５】実施例２．上記実施例１においては、光の
入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交する
ＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に入射側偏
光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏光板７
を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光軸５ａ
と直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａが直
交するように配設したＮＷモードのＴＮ液晶表示装置に
おいて、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一方
を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に他
方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した
位置に設定したものについて説明したが、これに限ら
ず、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａを平行に配設した
ＮＷモードのＴＮ液晶表示装置においても、上記偏光軸
５ａ、７ａの少なくとも何れか一方を時計または反時計
方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に０
°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定すること
によって上記実施例と視野角依存性における同様の改善
効果が得られた。
入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交する
ＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に入射側偏
光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏光板７
を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光軸５ａ
と直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａが直
交するように配設したＮＷモードのＴＮ液晶表示装置に
おいて、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一方
を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に他
方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した
位置に設定したものについて説明したが、これに限ら
ず、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａを平行に配設した
ＮＷモードのＴＮ液晶表示装置においても、上記偏光軸
５ａ、７ａの少なくとも何れか一方を時計または反時計
方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に０
°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定すること
によって上記実施例と視野角依存性における同様の改善
効果が得られた。
【００１６】実施例３．以上の実施例においては、光の
入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交する
ＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に入射側偏
光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏光板７
を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光軸５ａ
と直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａが直
交、または平行するように配設したＮＷモードのＴＮ液
晶表示装置において、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくと
も何れか一方を時計または反時計方向に、或いは一方を
時計方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範
囲内回動した位置に設定したものについて説明したが、
これに限らず、上記偏光軸５ａに上記偏光軸７ａが平行
になるように配設したＮＢモードのＴＮ液晶表示装置に
おいても、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一
方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に
他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た位置に設定することによって、上記実施例と視野角依
存性における同様の改善効果が得られた。
入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交する
ＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に入射側偏
光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏光板７
を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光軸５ａ
と直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａが直
交、または平行するように配設したＮＷモードのＴＮ液
晶表示装置において、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくと
も何れか一方を時計または反時計方向に、或いは一方を
時計方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範
囲内回動した位置に設定したものについて説明したが、
これに限らず、上記偏光軸５ａに上記偏光軸７ａが平行
になるように配設したＮＢモードのＴＮ液晶表示装置に
おいても、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一
方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に
他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た位置に設定することによって、上記実施例と視野角依
存性における同様の改善効果が得られた。
【００１７】実施例４．図９はこの発明の実施例４によ
るＴＮ液晶表示装置を示す構成図であり、図において、
γはＴＮ液晶表示素子パネル１の入射側の従来の配向軸
２ａと時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した
偏光軸２ａ１、または反時計方向に上記角度範囲内回動
した偏光軸２ａ２とのなす角、σは透過側の従来の配向
軸３ａと時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た偏光軸３ａ１、または反時計方向に上記角度範囲内回
動した偏光軸３ａ２とのなす角であり、図１と異なると
ころは、偏光軸５ａ、７ａの何れか一方を時計または反
時計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向
に０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定する
ことなく、ＴＮ液晶表示素子パネル１の配光軸２ａ、３
ａの何れか一方を時計または反時計方向に、或いは一方
を時計方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度
範囲内回動し、γ、σを０°以上〜３°の角度範囲内の
所定の角度位置に設定した点であり、上記実施例と視野
角依存性における同様の改善効果が得られた。
るＴＮ液晶表示装置を示す構成図であり、図において、
γはＴＮ液晶表示素子パネル１の入射側の従来の配向軸
２ａと時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した
偏光軸２ａ１、または反時計方向に上記角度範囲内回動
した偏光軸２ａ２とのなす角、σは透過側の従来の配向
軸３ａと時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た偏光軸３ａ１、または反時計方向に上記角度範囲内回
動した偏光軸３ａ２とのなす角であり、図１と異なると
ころは、偏光軸５ａ、７ａの何れか一方を時計または反
時計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向
に０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定する
ことなく、ＴＮ液晶表示素子パネル１の配光軸２ａ、３
ａの何れか一方を時計または反時計方向に、或いは一方
を時計方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度
範囲内回動し、γ、σを０°以上〜３°の角度範囲内の
所定の角度位置に設定した点であり、上記実施例と視野
角依存性における同様の改善効果が得られた。
【００１８】実施例５．上記実施例４においては、光の
入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交する
ＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に入射側偏
光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏光板７
を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光軸５ａ
と直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａが直
交するように配設したＮＷモードのＴＮ液晶表示装置に
おいて、上記配向軸２ａ、３ａの少なくとも何れか一方
を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に他
方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した
位置に設定したものについて説明したが、これに限ら
ず、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａを平行に配設した
ＮＷモードのＴＮ液晶表示装置においても、上記配向軸
２ａ、３ａの少なくとも何れか一方を時計または反時計
方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に０
°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定すること
によって、上記実施例と視野角依存性における同様の改
善効果が得られた。
入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが直交する
ＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に入射側偏
光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏光板７
を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光軸５ａ
と直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａが直
交するように配設したＮＷモードのＴＮ液晶表示装置に
おいて、上記配向軸２ａ、３ａの少なくとも何れか一方
を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に他
方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した
位置に設定したものについて説明したが、これに限ら
ず、上記配向軸２ａに上記偏光軸５ａを平行に配設した
ＮＷモードのＴＮ液晶表示装置においても、上記配向軸
２ａ、３ａの少なくとも何れか一方を時計または反時計
方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に０
°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定すること
によって、上記実施例と視野角依存性における同様の改
善効果が得られた。
【００１９】実施例６．上記の実施例４、５において
は、光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが
直交するＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に
入射側偏光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏
光板７を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光
軸５ａと直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５
ａが直交、または平行するように配設したＮＷモードの
ＴＮ液晶表示装置において、上記偏光軸５ａ、７ａの少
なくとも何れか一方を時計または反時計方向に、或いは
一方を時計方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の
角度範囲内回動した位置に設定したものについて説明し
たが、これに限らず、上記偏光軸５ａに上記偏光軸７ａ
が平行になるように配設したＮＢモードのＴＮ液晶表示
装置においても、上記配向軸２ａ、３ａの少なくとも何
れか一方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計
方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内
回動した位置に設定することによって、上記実施例と視
野角依存性における同様の改善効果が得られた。
は、光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向軸３ａとが
直交するＴＮ液晶表示素子パネル１の上記光の入射側に
入射側偏光板５を配設すると共に上記透過側に透過側偏
光板７を、その偏光軸７ａが上記入射側偏光板５の偏光
軸５ａと直交し、かつ、上記配向軸２ａに上記偏光軸５
ａが直交、または平行するように配設したＮＷモードの
ＴＮ液晶表示装置において、上記偏光軸５ａ、７ａの少
なくとも何れか一方を時計または反時計方向に、或いは
一方を時計方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の
角度範囲内回動した位置に設定したものについて説明し
たが、これに限らず、上記偏光軸５ａに上記偏光軸７ａ
が平行になるように配設したＮＢモードのＴＮ液晶表示
装置においても、上記配向軸２ａ、３ａの少なくとも何
れか一方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計
方向に他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内
回動した位置に設定することによって、上記実施例と視
野角依存性における同様の改善効果が得られた。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、この発明によればＴＮ液
晶表示素子パネル１の両面に配設された入射側、反射側
偏光板５、７の偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一
方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に
他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た位置に、または上記ＴＮ液晶表示素子パネル１の配向
軸２ａ、３ａの少なくとも何れか一方を時計または反時
計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に
０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定し、上
下方向或いは左右方向におけるコントラスト比の視野角
依存性を改善するように構成したので、上下方向或いは
左右方向何れかの方向におけるコントラスト比の視野角
依存性が改善され、視認性が改善された用途に適したＴ
Ｎ液晶表示装置が容易に得られる。
晶表示素子パネル１の両面に配設された入射側、反射側
偏光板５、７の偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一
方を時計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に
他方を反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動し
た位置に、または上記ＴＮ液晶表示素子パネル１の配向
軸２ａ、３ａの少なくとも何れか一方を時計または反時
計方向に、或いは一方を時計方向に他方を反時計方向に
０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置に設定し、上
下方向或いは左右方向におけるコントラスト比の視野角
依存性を改善するように構成したので、上下方向或いは
左右方向何れかの方向におけるコントラスト比の視野角
依存性が改善され、視認性が改善された用途に適したＴ
Ｎ液晶表示装置が容易に得られる。
【図１】この発明の一実施例によるツイステッドネマテ
ィック液晶表示装置を示す構成図である。
ィック液晶表示装置を示す構成図である。
【図２】液晶表示装置の視野角依存性測定系の構成図で
ある。
ある。
【図３】図１のツイステッドネマティック液晶表示装置
の設定Ｂにおける視野角特性図である。
の設定Ｂにおける視野角特性図である。
【図４】図１のツイステッドネマティック液晶表示装置
の設定Ｃにおける視野角特性図である。
の設定Ｃにおける視野角特性図である。
【図５】図１のツイステッドネマティック液晶表示装置
の設定Ｄにおける視野角特性図である。
の設定Ｄにおける視野角特性図である。
【図６】図１のツイステッドネマティック液晶表示装置
の設定Ｅにおける視野角特性図である。
の設定Ｅにおける視野角特性図である。
【図７】図１のツイステッドネマティック液晶表示装置
の設定Ｆにおける視野角特性図である。
の設定Ｆにおける視野角特性図である。
【図８】図１のツイステッドネマティック液晶表示装置
の設定Ｇにおける視野角特性図である。
の設定Ｇにおける視野角特性図である。
【図９】この発明の実施例４によるツイステッドネマテ
ィック液晶表示装置を示す構成図である。
ィック液晶表示装置を示す構成図である。
【図１０】従来のツイステッドネマティック液晶表示装
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
１ ツイステッドネマティック液晶表示素子パネル ２ａ 配光軸 ３ａ 配光軸 ５ 入射側偏光板 ５ａ 偏光軸 ７ 透過側偏光板 ７ａ 偏光軸
Claims (2)
- 【請求項１】 光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向
軸３ａとが直交するツイステッドネマティック液晶表示
素子パネルの上記光の入射側に入射側偏光板を配設する
と共に上記透過側に透過側偏光板を、その偏光軸７ａが
上記入射側偏光板の偏光軸５ａと直交し、かつ、上記配
向軸２ａに上記偏光軸５ａが平行または直交するように
配設したツイステッドネマティック液晶表示装置におい
て、上記偏光軸５ａ、７ａの少なくとも何れか一方を時
計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に他方を
反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置
に設定したことを特徴とするツイステッドネマティック
液晶表示装置。 - 【請求項２】 光の入射側の配向軸２ａと透過側の配向
軸３ａとが直交するツイステッドネマティック液晶表示
素子パネルの上記光の入射側に入射側偏光板を配設する
と共に上記透過側に透過側偏光板を、その偏光軸７ａが
上記入射側偏光板の偏光軸５ａと直交し、かつ、上記配
向軸２ａに上記偏光軸５ａが平行または直交するように
配設したツイステッドネマティック液晶表示装置におい
て、上記配向軸２ａ、３ａの少なくとも何れか一方を時
計または反時計方向に、或いは一方を時計方向に他方を
反時計方向に０°以上〜３°の角度範囲内回動した位置
に設定したことを特徴とするツイステッドネマティック
液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4287447A JPH06138457A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | ツイステッドネマティック液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4287447A JPH06138457A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | ツイステッドネマティック液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06138457A true JPH06138457A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17717447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4287447A Pending JPH06138457A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | ツイステッドネマティック液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06138457A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007271350A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 平面表示型ディスプレイの基準平面設定方法及び視野角測定方法 |
| KR20100133300A (ko) | 2009-06-11 | 2010-12-21 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 액정 배향제 및 그의 관련 화합물, 및 액정 표시 소자 |
| KR20110046257A (ko) | 2009-10-28 | 2011-05-04 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 액정 배향제, 액정 표시 소자, 및 이에 포함된 화합물 및 중합체 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP4287447A patent/JPH06138457A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007271350A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 平面表示型ディスプレイの基準平面設定方法及び視野角測定方法 |
| KR20100133300A (ko) | 2009-06-11 | 2010-12-21 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 액정 배향제 및 그의 관련 화합물, 및 액정 표시 소자 |
| KR20110046257A (ko) | 2009-10-28 | 2011-05-04 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 액정 배향제, 액정 표시 소자, 및 이에 포함된 화합물 및 중합체 |
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