JPH06137579A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH06137579A
JPH06137579A JP4324595A JP32459592A JPH06137579A JP H06137579 A JPH06137579 A JP H06137579A JP 4324595 A JP4324595 A JP 4324595A JP 32459592 A JP32459592 A JP 32459592A JP H06137579 A JPH06137579 A JP H06137579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fan
passage
air conditioner
capacity
Prior art date
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Pending
Application number
JP4324595A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukemasa Daimaru
祐正 大丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP4324595A priority Critical patent/JPH06137579A/ja
Publication of JPH06137579A publication Critical patent/JPH06137579A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性と能力制御精度とを向上することが可
能な空気調和機を得ること。 【構成】 第1ファン3の吹出側に連通すると共に熱交
換器11の配置された第1空気通路7を設ける。また第
2ファン4の吹出側に連通すると共に上記第1空気通路
7の上記熱交換器11の下流側に合流する第2空気通路
8を設ける。さらに全送風量を略一定に保ちつつ上記両
ファン3、4による送風比率を変化させて能力制御を行
う制御部15を設ける。また合流空気の混合促進のため
ミキシングボックス21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機に関するも
ので、特に略一定風量で能力制御を行う空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】略一定風量で能力制御を行う従来の空気
調和機としては、例えば実開昭62−32950号公報
記載のものを挙げることができる。この空気調和機は、
ファンと回動自在なバイパスダンパとを有している。そ
して熱交換器が配置されている熱交換路とバイパス通路
との分岐部にバイパスダンパを配置し、バイパスダンパ
の開閉量を変えることによって、上記ファンからの空気
を、上記各通路に特定の割合で分配し、これにより能力
制御を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記空気
調和機においては、バイパスダンパという可動部を有す
るものであるため、その耐久性が充分ではないという欠
点を有するのみならず、これがダンパ、ダンパモータ、
連結軸等の複数の部品から成るものであるため、その構
造が複雑であるという難点がある。また上記バイパスダ
ンパの開閉による送給空気の分配性能は充分なものとは
いい難く、このため能力制御精度が充分なものではない
という問題もある。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、耐久性の向上が
図れると共に、その構成を簡素化でき、さらに能力制御
精度の向上を図ることが可能な空気調和機を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、第1ファン3の吹出側に連通すると共に熱交換
器11の配置された第1空気通路7と、第2ファン4の
吹出側に連通すると共に上記第1空気通路7の上記熱交
換器11の下流側に合流する第2空気通路8とを有し、
さらに全送風量を略一定に保ちつつ上記両ファン3、4
による送風比率を変化させて能力制御を行う制御部15
を有することを特徴としている。
【0006】また請求項2の空気調和機は、上記合流空
気を混合するためのミキシングボックス21を設けたこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】上記請求項1の空気調和機では、熱交換器11
が配置された第1空気通路7と、配置されていない第2
空気通路8との送風比率は、従来のように回動可能なバ
イパスダンパを用いて変化させるのではなく、第1及び
第2ファン3、4の送風量を増減することによって行
う。例えば全送風量を略一定にして第1ファン3の送風
量を第2ファン4のそれよりも相対的に大きくすれば、
第1空気通路7の風量が増加し、第2空気通路8の風量
は減少して、第1空気通路7に配置されている熱交換器
11を通過する空気量が増加するので能力が向上する。
これとは逆に第2ファン4の送風量を相対的に大きくす
れば能力が低下することになる。
【0008】また請求項2の空気調和機によれば、温調
空気と非温調空気との混合が促進されるので、快適な空
調を行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】次にこの発明の空気調和機の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこ
の発明の第1実施例を示す斜視図である。
【0010】同図において、1は空気調和機本体、21
はミキシングボックスである。上記空気調和機本体1
は、ケーシング2内の後部に、それぞれ第1モータ5を
有する第1ファン3と、第2モータ6を有する第2ファ
ン4とが併設されており、またそれよりも前部は、第1
空気通路7と第2空気通路8とが左右に区画されてい
る。そしてこの第1及び第2空気通路7、8に上記両フ
ァン3、4の吹出口(図示せず)がそれぞれ連通接続し
ている。さらに上記第1空気通路7には熱交換器11が
配置されており、この熱交換器11の下流側において、
上記第1空気通路7と第2空気通路8とが連通してい
る。なお12、13はそれぞれ上記熱交換器11の熱媒
入口及び熱媒出口である。
【0011】上記においては、ケーシング2の後部の吸
込口9から第1ファン3によって吸込まれた空気は、第
1空気通路7に導かれ熱交換器11を通過することによ
って温調される。一方第2ファン4による空気は、第2
空気通路8に導かれて上記第1空気通路7の熱交換器1
1の下流側に合流して温調空気と共に、ケーシング2の
前方に開口している吹出口10からミキシングボックス
21に導入されることになる。
【0012】上記ミキシングボックス21は上記吹出口
10に嵌入する構造となっており、またその内部には、
破線で示すように壁面が中央部方向に膨出する左右一対
の膨出部22、22が形成され、通路断面積を小さくし
ている。すなわち、上記第1及び第2空気通路7、8か
らの空気流を、この膨出部22によって形成される狭小
部23を通過させることによって、その流れ方向を変化
させ、両者を充分に混合させるようにしている。なおこ
のミキシングボックス21は、吹出口10に長いダクト
等が接続され混合区間が充分に確保できる場合には必ず
しも設ける必要はない。
【0013】図2はこの発明の第2実施例を示す側面図
であり、図3はミキシングボックス21の断面図を示し
ている。この第2実施例は、ケーシング2の後部に配置
される第1ファン3と第2ファン4とが前後方向に並設
されると共に、第2ファン4の吹出側に連通する第2空
気通路8が第1空気通路7の上部に設けられた構造のも
のである。そしてこの第2空気通路8は第1空気通路7
に配置される熱交換器11の下流側に上方から合流する
ようになっている。このため図3に示すように、ミキシ
ングボックス21の膨出部22も、両空気通路7、8か
らの空気の混合を促進させるために、上下の壁面が中央
部方向に膨出する形状としている。
【0014】図4は上記各実施例のブロック図である。
同図における制御部15は、吹出口10からの風量、つ
まり第1及び第2ファン3、4の全送風量と略一定に保
ちつつ、室温設定器(図示せず)によって設定される設
定温度と、室温検出センサ(図示せず)によって検出さ
れる室内温度との差に基づいて、上記両ファン3、4の
回転数を制御することによってその送風比率を変えて能
力を制御するものである。なおこの能力制御は、上記温
度差に限らず、能力の強弱を設定するスイッチの信号等
に基づいて行ってもよい。
【0015】図5は両ファン3、4の送風量の割合と能
力の関係を示している。同図において、斜線部は第1フ
ァン3による送風量の割合を、また実線は暖房または冷
房能力をそれぞれ示している。同図に基づいて上記構成
の空気調和機の能力制御を説明する。例えば暖房運転の
場合、検出される室内温度が設定温度よりも低いときに
は、その温度差に応じて制御部15が第1ファン3の回
転数を第2ファン4のそれよりも相対的に大きくするこ
とになる。このため全送風量は略一定でありながらも、
第1ファン3が吸込口9から吸込み第1空気通路7に送
給する空気量(図中、斜線部)が相対的に増加するの
で、第1空気通路7内に配置されている熱交換器11を
通過する空気量も増加することになる。これに対し回転
数の下がった第2ファン4によって第2空気通路8を経
由して熱交換器11をバイパスして流れる空気量は相対
的に減少することになり、したがって暖房能力(図中、
実線)が上昇する。なお冷房運転の場合も上記同様の作
用をすることになる。
【0016】以上の説明のように上記実施例における空
気調和機においては、従来のようにバイパスダンパを開
閉作動させることによって能力制御するのではなく、全
送風量を略一定に保ちつつ第1ファン3と第2ファン4
との回転数を制御することによって上記両ファン3、4
による送風比率を変え、これにより能力制御を行うもの
であるから、空気調和機の能力制御精度の向上を図れ
る。また従来のような可動部を有さないため装置の耐久
性の向上を図ることができると共に、部品点数が少ない
のでその製造が容易となり、またそのメンテナンス性の
向上も図ることができる。さらに両ファン3、4の送風
比率によって能力制御を行うため、制御ファンアセンブ
リの標準化が容易となる。
【0017】
【発明の効果】以上のように請求項1の空気調和機で
は、従来のようにバイパスダンパを用いずに第1及び第
2ファンによる送風比率を変化させて能力制御を行うも
のであるから、空気調和機の能力制御精度の向上を図れ
る。またバイパスダンパのような可動部を有さないた
め、耐久性を向上することが可能であり、また部品点数
が少ないのでその構造を簡素化し得る。
【0018】また請求項2の空気調和機によれば、温調
空気と非温調空気との混合が促進されるので、快適な空
調を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】上記発明の第2実施例を示す側面図である。
【図3】上記第2実施例のミキシングボックスの断面図
である。
【図4】上記発明のブロック図である。
【図5】上記発明の各ファンの送風比率と能力の関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
3 第1ファン 4 第2ファン 7 第1空気通路 8 第2空気通路 11 熱交換器 15 制御部 21 ミキシングボックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ファン(3)の吹出側に連通すると
    共に熱交換器(11)の配置された第1空気通路(7)
    と、第2ファン(4)の吹出側に連通すると共に上記第
    1空気通路(7)の上記熱交換器(11)の下流側に合
    流する第2空気通路(8)とを有し、さらに全送風量を
    略一定に保ちつつ上記両ファン(3)(4)による送風
    比率を変化させて能力制御を行う制御部(15)を有す
    ることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記合流空気を混合するためのミキシン
    グボックス(21)を設けたことを特徴とする請求項1
    の空気調和機。
JP4324595A 1992-10-21 1992-10-21 空気調和機 Pending JPH06137579A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263516A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Fujitsu General Ltd 空気調和機
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