JPH0613754Y2 - 電子鍼 - Google Patents

電子鍼

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JPH0613754Y2
JPH0613754Y2 JP4767390U JP4767390U JPH0613754Y2 JP H0613754 Y2 JPH0613754 Y2 JP H0613754Y2 JP 4767390 U JP4767390 U JP 4767390U JP 4767390 U JP4767390 U JP 4767390U JP H0613754 Y2 JPH0613754 Y2 JP H0613754Y2
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electronic
piezoelectric unit
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直吉 宮本
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直吉 宮本
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は先端部の接膚片を体の要所に押当てた状態で電
気による刺激を与えるようにした電子鍼に関する。
(従来の技術) 電子鍼として第4図で示すように、円管状のボディa内
に圧電ユニットbを収容し、ボディ上端の押動片cを押
圧することにより圧電ユニットbで生ずる電気をリード
線dによりボディ先端の接膚片eの中心の鍼片fから放
電させるようにしたペンシル型電子鍼はすでに周知であ
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の電子鍼の円管状ボディaは一般に金属材料で
成形され又、接膚片dは鍼片eと絶縁するため合成樹脂
等の絶縁材で形成される。従ってボディaを把持して先
端の接膚片eを体面に押当てて使用するとき、漏洩する
電気の一部は金属ボディaから直接手を経てアースされ
るので使用者には何等の感覚を与えない状態で処理され
ていた。しかるに製品価値を高めるため金属ボディaの
表面に塗層によるカラー模様層を形成したとき該塗層に
よる絶縁性のため漏洩した電気が手を経て放出されるこ
となく、僅少の漏洩電気が徐々にボディaに蓄積され、
これが限界値に達したとき使用に際しボディaを把持し
たときに一挙に放出感電し使用者に衝撃を与える欠点を
生ずる。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記に鑑み、ボディ表面にカラー模様層を施し
たものにおいて、漏洩電気による感電を防止し得るよう
にしたもので、頭部の押動片の押圧により電気を起生す
る圧電ユニットを金属製の円管状ボディ内に収容し、該
圧電ユニットから引出した導線をボディ先端に取付けた
接膚片中心の鍼片に間接又は直接に接続させた電子鍼に
おいて、金属製の円管状ボディの表面に塗層によるカラ
ー模様層を形成し、該ボディ先端に取付けた接膚片は鍼
片と絶縁する絶縁材で形成して少なくともその表面一部
に金属ボディと接続する導電部を形成したことを特徴と
する。
(作用) 本考案において図示実施例で示すように金属ボディ(1)
先端に取付けた絶縁材製の接膚片(5)の全周面又は少な
くとも該周面の一部に設けた導電部(8)は金属ボディ(1)
と接続するから、ボディ(1)を把持して先端の接膚片(5)
を体面に押当てたとき、該導電部(8)が体面と接触する
ため漏洩する電気の一部は金属ボディ(1)から該導電部
(8)を経て体内をアースとして放出し、連続の使用によ
るも漏洩電気がボディ(1)に蓄積することなく、又使用
時毎に生ずる漏洩電気は極めて微量のため、使用におい
てボディを把持した際にボディを経た漏洩電気による衝
撃感は全く生じない。
(実施例) 本考案による電子鍼の実施例を図面について説明する。
図面で(1)は金属製の円管状ボディで、その表面には塗
層(7)により適宜のカラーに彩色し又は色彩模様を施し
た。
(2)はボディ(1)の頭部に抜け出さないように挿嵌した絶
縁材から成る押動片で、その下部に位置してボディ(1)
内に圧電ユニット(3)を収容した。該圧電ユニット(3)は
市販品として周知のもので、上記押動片(2)の押圧によ
り、作動部材(3a)をばね(3b)に抗して押下げることによ
り図示しない内装の圧電素子に衝撃を与えて所定の電気
を起生させる。
圧電ユニット(4)から引出したリード線(4)を、該ユニッ
ト(4)の下部に設けた該ユニットを不動に支承保持する
絶縁性部材(9)を挿通して、その先端をボディ(1)の先端
に結着した接膚片(5)の中心部に設けた鍼片(6)に接続さ
せた。
該接膚片(5)は鍼片(6)を他部材と絶縁する目的で絶縁材
で形成するが、図示例ではその全表面のみを金属材料で
形成して金属ボディ(1)と接続する導電部(8)を形成し、
電子鍼の使用に際して接膚片(5)を体面に押当てたとき
該導電部(8)が体面と接触し、金属ボディ(1)に漏洩する
電気の一部を直ちに該導電部(8)を経て体内を経てアー
スさせるようにした。
尚、該導電部(8)は図示のように接膚片(6)の全周面を囲
繞した設けることなく周面一部にのみ設けてもその目的
を達し得る。
図中(10)は電子鍼をペンシル型とした場合のクリップを
示す。
(考案の効果) 本考案によるときは先端の接膚片を体面に押当てたと
き、接膚片表面に設けた導電部により、ボディに生じた
僅少の漏洩電気を押圧した体面を経て何等の刺激を与え
ることなく放電させるから、漏洩電気がボディに蓄積さ
れて、これが過大となって使用に際し使用者に対し感電
による不快な刺激を与えることを未然に防止し得られ、
電子鍼を常に安易に使用し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による電子鍼の実施例を示すもので、第1
図は一部を剥除した正面図、第2図は截断側面図、第3
図は第2図のIII−III線断面図、第4図は従来例を示す
一部を截断した側面図である。 (1)……金属製ボディ、(2)……押動片 (3)……圧電ユニット、(4)……リード線 (5)……接膚片、(6)……鍼片 (7)……カラー模様層、(8)……導電部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部の押動片(2)の押圧により電気を起生
    する圧電ユニット(3)を金属製の円管状ボディ(1)内に収
    容し、該圧電ユニット(3)から引出した導線(4)をボディ
    (1)先端に取付けた接膚片(5)中心の鍼片(6)に間接又は
    直接に接続させた電子鍼において、金属製の円管状ボデ
    ィ(1)の表面に塗層によるカラー模様層(7)を形成し、該
    ボディ(1)先端に取付けた接膚片(5)は鍼片(6)と絶縁す
    る絶縁材で形成して少なくともその表面一部に金属ボデ
    ィ(1)と接続する導電部(8)を形成して成る電子鍼。
JP4767390U 1990-05-09 1990-05-09 電子鍼 Expired - Lifetime JPH0613754Y2 (ja)

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JPH047848U JPH047848U (ja) 1992-01-24
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