JPH06137388A - 自動車用変速機 - Google Patents
自動車用変速機Info
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- JPH06137388A JPH06137388A JP4287306A JP28730692A JPH06137388A JP H06137388 A JPH06137388 A JP H06137388A JP 4287306 A JP4287306 A JP 4287306A JP 28730692 A JP28730692 A JP 28730692A JP H06137388 A JPH06137388 A JP H06137388A
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- gear
- rotation
- reverse
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/04—Combinations of toothed gearings only
- F16H37/042—Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement
- F16H37/046—Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement with an additional planetary gear train, e.g. creep gear, overdrive
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- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主変速部に続くレンジ選択部に等速と減速の
外に逆転の機能をもたせる。 【構成】 主変速部２２に続くレンジ選択部２３におい
て、出力ハブ３０と前進用同期噛合機構３１及び後退用
噛合機構３２による動力伝達態様を切り替えることによ
り、主変速部２２からの回転を減速伝達か等速伝達又は
反転伝達し、主変速部２２内から後退用歯車列１１を撤
廃して主変速部２２の構成を簡略化し、後退用歯車列１
１を主変速部２２から排除したことによる軸線方向のコ
ンパクト化と、後退用歯車列１１内の空転歯車（リバー
スアイドラギヤ）１１ｃを省いたことによるケーシング
３４側面の減量を可能にする。
外に逆転の機能をもたせる。 【構成】 主変速部２２に続くレンジ選択部２３におい
て、出力ハブ３０と前進用同期噛合機構３１及び後退用
噛合機構３２による動力伝達態様を切り替えることによ
り、主変速部２２からの回転を減速伝達か等速伝達又は
反転伝達し、主変速部２２内から後退用歯車列１１を撤
廃して主変速部２２の構成を簡略化し、後退用歯車列１
１を主変速部２２から排除したことによる軸線方向のコ
ンパクト化と、後退用歯車列１１内の空転歯車（リバー
スアイドラギヤ）１１ｃを省いたことによるケーシング
３４側面の減量を可能にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主変速部に続くレンジ
選択部に等速と減速の外に逆転の機能をもたせた自動車
用変速機に関する。
選択部に等速と減速の外に逆転の機能をもたせた自動車
用変速機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５，６に示す従来の自動車用変速機１
は、前進４段と後退１段を選択する主変速部２と、主変
速部２の出力を減速出力か又は等速出力するレンジ選択
部３とから構成されており、レンジ選択部３にて選択さ
れるギヤ比１／γ又は１に応じて、前進４段が実質的に
前進８段に拡張されるようになっている。主変速部２
は、クラッチ出力軸４と同一軸線上に設けた主軸５とク
ラッチ出力軸４からの回転を伝達されて常時回転する副
軸６とが、互いに平行に離間対向しており、主軸５と副
軸６に設けた第４速から第１速までの４組の歯車対７，
８，９，１０並びに後退用に空転歯車１１ｃを挟んだ歯
車列１１とが、それぞれ常時噛合した状態にある。ただ
し、各歯車対７〜１０と歯車列１１を構成する歯車７
ａ，７ｂ，８ａ，８ｂ，９ａ，９ｂ，１０ａ，１０ｂ，
１１ａ，１１ｂのうち、副軸６側の歯車７ａ〜１１ａが
副軸６に固着されているのに対し、主軸５側の歯車７ｂ
〜１１ｂは主軸５に対して回転自在に嵌合させてあり、
このため歯車７ｂ〜１１ｂは変速操作を受けて変位する
スリーブ１２，１３，１４により主軸５に一体結合させ
られたいずれかの歯車７ｂ，８ｂ，９ｂ，１０ｂ，１１
ｂだけが動力伝達に携わることになる。すなわち、スリ
ーブ１２，１３，１４は、４速用歯車７ａと３速用歯車
８ａの選択用と２速用歯車９ａと１速用歯車１０ａの選
択用そして後退用歯車１１ａ選択用に計３個が用意され
ており、変速操作に伴い電磁弁付きエアシリンダにより
駆動されたセレクタが、スリーブ１２，１３，１４を変
位させて所要の歯車だけを主軸５に一体化する。
は、前進４段と後退１段を選択する主変速部２と、主変
速部２の出力を減速出力か又は等速出力するレンジ選択
部３とから構成されており、レンジ選択部３にて選択さ
れるギヤ比１／γ又は１に応じて、前進４段が実質的に
前進８段に拡張されるようになっている。主変速部２
は、クラッチ出力軸４と同一軸線上に設けた主軸５とク
ラッチ出力軸４からの回転を伝達されて常時回転する副
軸６とが、互いに平行に離間対向しており、主軸５と副
軸６に設けた第４速から第１速までの４組の歯車対７，
８，９，１０並びに後退用に空転歯車１１ｃを挟んだ歯
車列１１とが、それぞれ常時噛合した状態にある。ただ
し、各歯車対７〜１０と歯車列１１を構成する歯車７
ａ，７ｂ，８ａ，８ｂ，９ａ，９ｂ，１０ａ，１０ｂ，
１１ａ，１１ｂのうち、副軸６側の歯車７ａ〜１１ａが
副軸６に固着されているのに対し、主軸５側の歯車７ｂ
〜１１ｂは主軸５に対して回転自在に嵌合させてあり、
このため歯車７ｂ〜１１ｂは変速操作を受けて変位する
スリーブ１２，１３，１４により主軸５に一体結合させ
られたいずれかの歯車７ｂ，８ｂ，９ｂ，１０ｂ，１１
ｂだけが動力伝達に携わることになる。すなわち、スリ
ーブ１２，１３，１４は、４速用歯車７ａと３速用歯車
８ａの選択用と２速用歯車９ａと１速用歯車１０ａの選
択用そして後退用歯車１１ａ選択用に計３個が用意され
ており、変速操作に伴い電磁弁付きエアシリンダにより
駆動されたセレクタが、スリーブ１２，１３，１４を変
位させて所要の歯車だけを主軸５に一体化する。
【０００３】主変速部２の主軸５は、そのまま入力軸５
としてレンジ選択部３内に延在しており、この入力軸５
の末端に太陽歯車１５が組み付けてある。太陽歯車１５
には、複数の遊星歯車１６，１７が噛合しており、これ
ら複数の遊星歯車１６，１７は内歯車１８の内周に沿っ
て公転可能とされている。遊星歯車１６と１７は、入力
軸５と同一軸線上に設けられた出力軸１９に支持されて
おり、遊星歯車１６，１７の公転に伴う回転が出力軸１
９の回転として外部に取り出される。ただし、内歯車１
８は、スリーブ２０により回転制止された状態か又は出
力軸１９と一体回転する状態のうちのいずれか一つの状
態に選択されるよう構成されており、内歯車１８を回転
制止させたときは、太陽歯車１５と遊星歯車１６，１７
の歯数比γの逆数に１を加算した減速比１＋（１／γ）
が選択される。また、内歯車１８を出力軸１９に一体化
させたときは、差動歯車機構の原理により、太陽歯車１
５の回転数と出力軸１９の回転数は一致し、減速比は１
となる。
としてレンジ選択部３内に延在しており、この入力軸５
の末端に太陽歯車１５が組み付けてある。太陽歯車１５
には、複数の遊星歯車１６，１７が噛合しており、これ
ら複数の遊星歯車１６，１７は内歯車１８の内周に沿っ
て公転可能とされている。遊星歯車１６と１７は、入力
軸５と同一軸線上に設けられた出力軸１９に支持されて
おり、遊星歯車１６，１７の公転に伴う回転が出力軸１
９の回転として外部に取り出される。ただし、内歯車１
８は、スリーブ２０により回転制止された状態か又は出
力軸１９と一体回転する状態のうちのいずれか一つの状
態に選択されるよう構成されており、内歯車１８を回転
制止させたときは、太陽歯車１５と遊星歯車１６，１７
の歯数比γの逆数に１を加算した減速比１＋（１／γ）
が選択される。また、内歯車１８を出力軸１９に一体化
させたときは、差動歯車機構の原理により、太陽歯車１
５の回転数と出力軸１９の回転数は一致し、減速比は１
となる。
【０００４】従って、レンジ選択部３にて減速比１＋
（１／γ）を選択することにより、自動車用変速機１全
体としては、第１速から第４速が選択され、またレンジ
選択部３にて減速比１を選択することにより、自動車用
変速機１全体としては、第５速から第８速が選択され
る。なお、シフトノブのシフト位置は、図７に示した通
りであり、菱形で示した２箇所の中立（ニュートラル）
位置により、後退シフト位置とＨ形の第１速〜第４速シ
フト位置とＨ形の第５速〜第８速シフト位置とが区画さ
れている。
（１／γ）を選択することにより、自動車用変速機１全
体としては、第１速から第４速が選択され、またレンジ
選択部３にて減速比１を選択することにより、自動車用
変速機１全体としては、第５速から第８速が選択され
る。なお、シフトノブのシフト位置は、図７に示した通
りであり、菱形で示した２箇所の中立（ニュートラル）
位置により、後退シフト位置とＨ形の第１速〜第４速シ
フト位置とＨ形の第５速〜第８速シフト位置とが区画さ
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動車用変
速機１は、主変速部２のレンジ選択部３に隣接する箇所
に後退用の歯車列１１が設けられているため、当然のこ
とながら、後退用の歯車列１１の軸方向長さを必要寸法
として主変速部２の軸方向長さに組み込まざるを得ず、
従って全体のコンパクト化が困難であり、また後退用の
歯車列１１のうち主軸５と副軸６に設けた一対の歯車１
１ｂと１１ａの間に空転歯車１１ｃが必要であり、この
空転歯車１１ｃは径が小さいとは言え、その収容空間を
確保する必要から主変速部２のケーシングの側面をある
程度膨らませなければならず、従ってこの点においても
主変速部２全体のコンパクト化を阻害することになり、
さらにまた主変速部２全体の重量に占める後退用の歯車
列１１の重量も、歯車１１ａ，１１ｂ，１１ｃとその軸
を合わせれば相当の重量であり、従って軽量化への障壁
となるといった課題を抱えていた。
速機１は、主変速部２のレンジ選択部３に隣接する箇所
に後退用の歯車列１１が設けられているため、当然のこ
とながら、後退用の歯車列１１の軸方向長さを必要寸法
として主変速部２の軸方向長さに組み込まざるを得ず、
従って全体のコンパクト化が困難であり、また後退用の
歯車列１１のうち主軸５と副軸６に設けた一対の歯車１
１ｂと１１ａの間に空転歯車１１ｃが必要であり、この
空転歯車１１ｃは径が小さいとは言え、その収容空間を
確保する必要から主変速部２のケーシングの側面をある
程度膨らませなければならず、従ってこの点においても
主変速部２全体のコンパクト化を阻害することになり、
さらにまた主変速部２全体の重量に占める後退用の歯車
列１１の重量も、歯車１１ａ，１１ｂ，１１ｃとその軸
を合わせれば相当の重量であり、従って軽量化への障壁
となるといった課題を抱えていた。
【０００６】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであり、主変速部に続くレンジ選択部に等速と減速の
外に逆転の機能をもたせ、主変速部から後退用歯車列を
排除するようにした自動車用変速機を提供することを目
的とする。
のであり、主変速部に続くレンジ選択部に等速と減速の
外に逆転の機能をもたせ、主変速部から後退用歯車列を
排除するようにした自動車用変速機を提供することを目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、数段の変速段を有し、すべての変速段が
同じ方向に回転を伝達する主変速部と、該主変速部に結
合され、該主変速部の回転出力を減速伝達と等速伝達と
反転伝達の３種類の伝達態様のなかから任意に選択した
伝達態様をもって伝達するレンジ選択部とを具備するこ
とを特徴とする。また、本発明は、レンジ選択部に、前
記主変速部の回転を伝える入力軸に固着した太陽歯車
と、該太陽歯車に噛合する遊星歯車と、該遊星歯車に噛
合して公転面を提供する内歯車と、前記遊星歯車の公転
と前記内歯車の回転のいずれか一方を選択的に出力軸に
伝達する出力ハブと、該出力ハブを遊星歯車の公転が出
力軸に伝達される状態に切り替えた上で、前記内歯車の
回転を制止して前記減速伝達態様を選択する一方、前記
遊星歯車を前記内歯車に一体回転させて前記等速伝達態
様を選択し、該出力ハブを内歯車の回転が出力軸に伝達
される状態に切り替えた上で、前記遊星歯車の公転を制
止して逆転伝達態様を選択する伝達態様選択手段とを具
備させたことを特徴とする。
め、本発明は、数段の変速段を有し、すべての変速段が
同じ方向に回転を伝達する主変速部と、該主変速部に結
合され、該主変速部の回転出力を減速伝達と等速伝達と
反転伝達の３種類の伝達態様のなかから任意に選択した
伝達態様をもって伝達するレンジ選択部とを具備するこ
とを特徴とする。また、本発明は、レンジ選択部に、前
記主変速部の回転を伝える入力軸に固着した太陽歯車
と、該太陽歯車に噛合する遊星歯車と、該遊星歯車に噛
合して公転面を提供する内歯車と、前記遊星歯車の公転
と前記内歯車の回転のいずれか一方を選択的に出力軸に
伝達する出力ハブと、該出力ハブを遊星歯車の公転が出
力軸に伝達される状態に切り替えた上で、前記内歯車の
回転を制止して前記減速伝達態様を選択する一方、前記
遊星歯車を前記内歯車に一体回転させて前記等速伝達態
様を選択し、該出力ハブを内歯車の回転が出力軸に伝達
される状態に切り替えた上で、前記遊星歯車の公転を制
止して逆転伝達態様を選択する伝達態様選択手段とを具
備させたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】上記構成に基づき、主変速部に続くレンジ選択
部において主変速部からの回転を減速伝達か等速伝達又
は反転伝達することにより、主変速部内の後退用歯車列
による後退変速を廃止する。
部において主変速部からの回転を減速伝達か等速伝達又
は反転伝達することにより、主変速部内の後退用歯車列
による後退変速を廃止する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図１ないし
図５を参照して説明する。図１は、本発明の自動車用変
速機の一実施例の歯車列を示す図、図２は、図１に示し
た自動車用変速機の要部縦断面図、図３，４は、それぞ
れ図１に示した自動車用変速機の後退変速操作時の歯車
列を示す図及び要部縦断面図である。
図５を参照して説明する。図１は、本発明の自動車用変
速機の一実施例の歯車列を示す図、図２は、図１に示し
た自動車用変速機の要部縦断面図、図３，４は、それぞ
れ図１に示した自動車用変速機の後退変速操作時の歯車
列を示す図及び要部縦断面図である。
【００１０】図１，２に示す自動車用変速機２１は、前
進４段の主変速部２２と前進２段及び後退１段のレンジ
選択部２３とから構成される。主変速部２２は、従来の
主変速部２から後退用歯車列１１を取り除いてあり、歯
車１１ａ，１１ｂ，１１ｃとスリーブ１４は不要であ
る。また、後退用歯車列１１をもたないため、主変速部
２２は、すべて同じ方向すなわち前進方向にのみ回転を
伝達する１速から４速までの歯車対７〜１０で構成され
る。
進４段の主変速部２２と前進２段及び後退１段のレンジ
選択部２３とから構成される。主変速部２２は、従来の
主変速部２から後退用歯車列１１を取り除いてあり、歯
車１１ａ，１１ｂ，１１ｃとスリーブ１４は不要であ
る。また、後退用歯車列１１をもたないため、主変速部
２２は、すべて同じ方向すなわち前進方向にのみ回転を
伝達する１速から４速までの歯車対７〜１０で構成され
る。
【００１１】レンジ選択部２３は、入力軸２４に組み付
けた太陽歯車２５と、太陽歯車２５に噛合してその公転
面を形成する複数の遊星歯車２６，２７と、遊星歯車２
６，２７が噛合する内歯車２８といった差動歯車機構を
基本に、出力軸２９にスプライン嵌合させた出力ハブ３
０と、前進用同期噛合機構３１並びに後退用噛合機構３
２を付加した構成をとる。太陽歯車２５は、入力軸２４
の末端部に固着されており、常に入力軸２４とともに一
体回転する。複数の遊星歯車２６，２７は、両端と先端
間近の３箇所に歯を有する大略円筒形状の保持体３３に
より太陽歯車２５を挟んで対向保持されている。保持体
３３の先端に設けた歯３３ａには、後退用噛合機構３２
のスリーブ３２ａが係脱自在とされており、後退変速操
作によりスリーブ３２ａを歯３３ａに係合させて保持体
３３を回転制止したときに、遊星歯車２６，２７は公転
を停止し、レンジ選択部２３は逆転伝達態様をとる。ま
た、保持体３３の他端に設けた歯３３ｂには出力ハブ３
０の歯３０ａが係脱自在とされており、前進変速操作を
受けて出力ハブ３０が歯３３ｂに係合するが、後退変速
操作により係合状態は解除される。さらに、保持体３３
の先端間近に設けた歯３３ｃは、前進用同期噛合機構３
１のスリーブ３１ａが係脱自在とされており、スリーブ
３１ａを歯３３ｃに係合させたときに、保持体３３と内
歯車２８とが一体化され、レンジ選択部２３は等速伝達
態様をとる。
けた太陽歯車２５と、太陽歯車２５に噛合してその公転
面を形成する複数の遊星歯車２６，２７と、遊星歯車２
６，２７が噛合する内歯車２８といった差動歯車機構を
基本に、出力軸２９にスプライン嵌合させた出力ハブ３
０と、前進用同期噛合機構３１並びに後退用噛合機構３
２を付加した構成をとる。太陽歯車２５は、入力軸２４
の末端部に固着されており、常に入力軸２４とともに一
体回転する。複数の遊星歯車２６，２７は、両端と先端
間近の３箇所に歯を有する大略円筒形状の保持体３３に
より太陽歯車２５を挟んで対向保持されている。保持体
３３の先端に設けた歯３３ａには、後退用噛合機構３２
のスリーブ３２ａが係脱自在とされており、後退変速操
作によりスリーブ３２ａを歯３３ａに係合させて保持体
３３を回転制止したときに、遊星歯車２６，２７は公転
を停止し、レンジ選択部２３は逆転伝達態様をとる。ま
た、保持体３３の他端に設けた歯３３ｂには出力ハブ３
０の歯３０ａが係脱自在とされており、前進変速操作を
受けて出力ハブ３０が歯３３ｂに係合するが、後退変速
操作により係合状態は解除される。さらに、保持体３３
の先端間近に設けた歯３３ｃは、前進用同期噛合機構３
１のスリーブ３１ａが係脱自在とされており、スリーブ
３１ａを歯３３ｃに係合させたときに、保持体３３と内
歯車２８とが一体化され、レンジ選択部２３は等速伝達
態様をとる。
【００１２】内歯車２８は、円筒形に近いリング形状を
なし、遊星歯車２６，２７に噛合する歯とは別に末端部
内周に設けた歯２８ａに出力ハブ３０の歯３０ａが係脱
自在とされている。後退変速時には歯２８ａに出力ハブ
３０が係合する。また、遊星歯車２６，２７に噛合する
歯の外周部分には、前進用同期噛合機構３１により軸方
向に往復変位させられるスリーブ３１ａがスプライン嵌
合させてあり、このスリーブ３１ａをケーシング３４に
保持させた固定歯３４ａに係合させたときに、内歯車２
８は回転不能に固定され、レンジ選択部２３は減速伝達
態様をとる。
なし、遊星歯車２６，２７に噛合する歯とは別に末端部
内周に設けた歯２８ａに出力ハブ３０の歯３０ａが係脱
自在とされている。後退変速時には歯２８ａに出力ハブ
３０が係合する。また、遊星歯車２６，２７に噛合する
歯の外周部分には、前進用同期噛合機構３１により軸方
向に往復変位させられるスリーブ３１ａがスプライン嵌
合させてあり、このスリーブ３１ａをケーシング３４に
保持させた固定歯３４ａに係合させたときに、内歯車２
８は回転不能に固定され、レンジ選択部２３は減速伝達
態様をとる。
【００１３】ところで、スリーブ３２ａと出力ハブ３０
が図１に示した状態、すなわち保持体３３の歯３３ａか
らスリーブ３２ａが離脱していて、出力ハブ３０の歯３
０ａが保持体３３の歯３３ｂに噛合している状態におい
て、スリーブ３１ａを図中右方に変位させ、内歯車２８
の回転を制止したとする。この場合、入力軸２４の回転
は、太陽歯車２５から遊星歯車２６，２７と出力ハブ３
０を介して出力軸２９に伝達される。太陽歯車２５の歯
数をＺｓ，内歯車２８の歯数をＺｒとし、歯車比γをＺ
ｒ／Ｚｓとすれば、太陽歯車２５を１回転させたとき
に、自転と公転を行う内歯車２８は１／｛１＋（１／
γ）｝だけ回転する。従って、減速伝達態様をとるレン
ジ選択部２３による減速比は１＋（１／γ）となり、主
変速部２２における４段の変速比にさらに上記減速比を
乗じて得られる変速比が、第１速から第４速までに与え
られる。
が図１に示した状態、すなわち保持体３３の歯３３ａか
らスリーブ３２ａが離脱していて、出力ハブ３０の歯３
０ａが保持体３３の歯３３ｂに噛合している状態におい
て、スリーブ３１ａを図中右方に変位させ、内歯車２８
の回転を制止したとする。この場合、入力軸２４の回転
は、太陽歯車２５から遊星歯車２６，２７と出力ハブ３
０を介して出力軸２９に伝達される。太陽歯車２５の歯
数をＺｓ，内歯車２８の歯数をＺｒとし、歯車比γをＺ
ｒ／Ｚｓとすれば、太陽歯車２５を１回転させたとき
に、自転と公転を行う内歯車２８は１／｛１＋（１／
γ）｝だけ回転する。従って、減速伝達態様をとるレン
ジ選択部２３による減速比は１＋（１／γ）となり、主
変速部２２における４段の変速比にさらに上記減速比を
乗じて得られる変速比が、第１速から第４速までに与え
られる。
【００１４】一方、スリーブ３１ａを上記とは反対に図
中左方に変位させ、内歯車２８を保持体３３に一体化さ
せたとする。この場合、入力軸２４の回転は、太陽歯車
２５から遊星歯車２６，２７と内歯車２８及び出力ハブ
３０を介して出力軸２９に伝達される。ただし、複数の
遊星歯車２６，２７の公転数すなわち保持体３３の回転
数と内歯車２８の回転数とが一致するため、入力軸２４
と出力軸２９は同速度で回転し、減速比は１となる。す
なわち、レンジ選択部２３が等速伝達態様をとるため、
主変速部２２における４段の変速比がそのまま全体の変
速比となって、第５速から第８速までに与えられる。
中左方に変位させ、内歯車２８を保持体３３に一体化さ
せたとする。この場合、入力軸２４の回転は、太陽歯車
２５から遊星歯車２６，２７と内歯車２８及び出力ハブ
３０を介して出力軸２９に伝達される。ただし、複数の
遊星歯車２６，２７の公転数すなわち保持体３３の回転
数と内歯車２８の回転数とが一致するため、入力軸２４
と出力軸２９は同速度で回転し、減速比は１となる。す
なわち、レンジ選択部２３が等速伝達態様をとるため、
主変速部２２における４段の変速比がそのまま全体の変
速比となって、第５速から第８速までに与えられる。
【００１５】ところで、前進用同期噛合機構３１のスリ
ーブ３１ａを図３，４に示したように、歯３４ａにも歯
３３ｃにも噛合しない中立状態に保ち、スリーブ３２ａ
と出力ハブ３０とをそれぞれ図中右方に変位させたとす
る。この場合、保持体３３はスリーブ３２ａにより回転
を制止されるため、遊星歯車２６，２７は自転のみ可能
とされる。すなわち、公転を制止された遊星歯車２６，
２７が空転歯車（アイドラギヤ）として機能し、太陽歯
車２５の回転は減速比γでもって遊星歯車２６，２７を
経由し内歯車２８から出力ハブ３０そして出力軸２９へ
と伝達される。また、このとき太陽歯車２５の回転方向
と内歯車２８の回転方向は逆転しているため、入力軸２
４の回転は反転されて出力軸２９に伝達され、これによ
りレンジ選択部２３内で後退変速が行われる。また、後
退時には、主変速部２２内では最大の減速比をもつ第１
速が選択されるため、結局前進第１速の１／γの速度で
もって自動車は後退することになる。
ーブ３１ａを図３，４に示したように、歯３４ａにも歯
３３ｃにも噛合しない中立状態に保ち、スリーブ３２ａ
と出力ハブ３０とをそれぞれ図中右方に変位させたとす
る。この場合、保持体３３はスリーブ３２ａにより回転
を制止されるため、遊星歯車２６，２７は自転のみ可能
とされる。すなわち、公転を制止された遊星歯車２６，
２７が空転歯車（アイドラギヤ）として機能し、太陽歯
車２５の回転は減速比γでもって遊星歯車２６，２７を
経由し内歯車２８から出力ハブ３０そして出力軸２９へ
と伝達される。また、このとき太陽歯車２５の回転方向
と内歯車２８の回転方向は逆転しているため、入力軸２
４の回転は反転されて出力軸２９に伝達され、これによ
りレンジ選択部２３内で後退変速が行われる。また、後
退時には、主変速部２２内では最大の減速比をもつ第１
速が選択されるため、結局前進第１速の１／γの速度で
もって自動車は後退することになる。
【００１６】このように、上記の自動車用変速機２１
は、主変速部２２に続くレンジ選択部２３において主変
速部２２からの回転を減速伝達か等速伝達又は反転伝達
する構成としたから、主変速部２２内に後退用歯車列１
１を設ける必要がなく、これにより主変速部２２の構成
を簡略化することができ、特に後退用歯車列１１を主変
速部２２から排除したことによる軸線方向のコンパクト
化と、後退用歯車列１１内の空転歯車１１ｃを省いたこ
とによるケーシング３４側面の減量が可能であり、同時
にまた後退用歯車列１１を構成する歯車１１ａ，１１
ｂ，１１ｃとその歯車軸の廃止に伴う重量軽減の効果を
享受することができる。また、反転伝達機能を付加した
ことによるレンジ選択部２３側の負担は、動力伝達経路
の変更に伴って出力ハブ３０や後退用噛合機構３２等を
追加したこと程度であり、内部構造を大きく変えたり或
いは特別な工夫を施すといった必要はないので、製造コ
ストや重量を徒に増大させることなく、所期の効果を挙
げることができる。
は、主変速部２２に続くレンジ選択部２３において主変
速部２２からの回転を減速伝達か等速伝達又は反転伝達
する構成としたから、主変速部２２内に後退用歯車列１
１を設ける必要がなく、これにより主変速部２２の構成
を簡略化することができ、特に後退用歯車列１１を主変
速部２２から排除したことによる軸線方向のコンパクト
化と、後退用歯車列１１内の空転歯車１１ｃを省いたこ
とによるケーシング３４側面の減量が可能であり、同時
にまた後退用歯車列１１を構成する歯車１１ａ，１１
ｂ，１１ｃとその歯車軸の廃止に伴う重量軽減の効果を
享受することができる。また、反転伝達機能を付加した
ことによるレンジ選択部２３側の負担は、動力伝達経路
の変更に伴って出力ハブ３０や後退用噛合機構３２等を
追加したこと程度であり、内部構造を大きく変えたり或
いは特別な工夫を施すといった必要はないので、製造コ
ストや重量を徒に増大させることなく、所期の効果を挙
げることができる。
【００１７】具体的には、レンジ選択部２３は、主変速
部２２の回転を伝える入力軸２４に固着した太陽歯車２
５と、太陽歯車２５に噛合する遊星歯車２６，２７と、
遊星歯車２６，２７に噛合して公転面を提供する内歯車
２８と、遊星歯車２６，２７の公転と内歯車２８の回転
のいずれか一方を選択的に出力軸２９に伝達する出力ハ
ブ３０とを備え、出力ハブ３０を遊星歯車２６，２７の
公転が出力軸２９に伝達される状態に切り替えた上で、
内歯車２８の回転を制止して減速伝達態様を選択する一
方、遊星歯車２６，２７を内歯車２８に一体回転させて
等速伝達態様を選択し、出力ハブ３０を内歯車２８の回
転が出力軸２９に伝達される状態に切り替えた上で、遊
星歯車２６，２７の公転を制止して逆転伝達態様を選択
するよう構成してあり、太陽歯車２５と遊星歯車２６，
２７及び内歯車２８については、従来のレンジ選択部２
３と同一内容の歯車列を用いることができ、従って出力
ハブ３０と後退用噛合機構３２を追加するだけで、レン
ジ選択部２３に後退変速機能を付加することができ、構
造面で複雑化させずに全体の軽量化を促進することがで
きる。
部２２の回転を伝える入力軸２４に固着した太陽歯車２
５と、太陽歯車２５に噛合する遊星歯車２６，２７と、
遊星歯車２６，２７に噛合して公転面を提供する内歯車
２８と、遊星歯車２６，２７の公転と内歯車２８の回転
のいずれか一方を選択的に出力軸２９に伝達する出力ハ
ブ３０とを備え、出力ハブ３０を遊星歯車２６，２７の
公転が出力軸２９に伝達される状態に切り替えた上で、
内歯車２８の回転を制止して減速伝達態様を選択する一
方、遊星歯車２６，２７を内歯車２８に一体回転させて
等速伝達態様を選択し、出力ハブ３０を内歯車２８の回
転が出力軸２９に伝達される状態に切り替えた上で、遊
星歯車２６，２７の公転を制止して逆転伝達態様を選択
するよう構成してあり、太陽歯車２５と遊星歯車２６，
２７及び内歯車２８については、従来のレンジ選択部２
３と同一内容の歯車列を用いることができ、従って出力
ハブ３０と後退用噛合機構３２を追加するだけで、レン
ジ選択部２３に後退変速機能を付加することができ、構
造面で複雑化させずに全体の軽量化を促進することがで
きる。
【００１８】さらにまた、出力ハブ３０は、出力軸２９
に軸線方向に移動可能にスプライン嵌合しており、前進
用同期噛合機構３１が前進変速操作を受けて出力ハブ３
０を遊星歯車２６，２７の公転軸すなわち保持体３３に
係合させ、後退用噛合機構３２が後退変速操作を受けて
出力ハブ３０を内歯車２８の回転軸に係合させる構成と
したから、出力ハブ３０は軸方向に移動させるだけで遊
星歯車２６，２７の公転軸又は内歯車２８の回転軸に選
択的に係合させることができ、これにより前進操作と後
退操作を簡単かつ確実に切り替えることができる。
に軸線方向に移動可能にスプライン嵌合しており、前進
用同期噛合機構３１が前進変速操作を受けて出力ハブ３
０を遊星歯車２６，２７の公転軸すなわち保持体３３に
係合させ、後退用噛合機構３２が後退変速操作を受けて
出力ハブ３０を内歯車２８の回転軸に係合させる構成と
したから、出力ハブ３０は軸方向に移動させるだけで遊
星歯車２６，２７の公転軸又は内歯車２８の回転軸に選
択的に係合させることができ、これにより前進操作と後
退操作を簡単かつ確実に切り替えることができる。
【００１９】また、伝達態様選択手段として、内歯車２
８の回転を制止して減速伝達態様を選択するか又は遊星
歯車２６，２７を内歯車２８に一体回転させて等速伝達
態様を選択する前進用同期噛合機構３１と、遊星歯車２
６，２７の公転を制止して逆転伝達態様を選択する後退
用噛合機構３２とを設けたので、前進用同期噛合機構３
１を非噛合状態とした上で、後退用噛合機構３２を噛合
状態とすることで、遊星歯車２６，２７を空転歯車（リ
バースアイドラギヤ）として機能させ、これにより実に
巧妙な方法でレンジ選択部２３において後退変速を実現
することができる。
８の回転を制止して減速伝達態様を選択するか又は遊星
歯車２６，２７を内歯車２８に一体回転させて等速伝達
態様を選択する前進用同期噛合機構３１と、遊星歯車２
６，２７の公転を制止して逆転伝達態様を選択する後退
用噛合機構３２とを設けたので、前進用同期噛合機構３
１を非噛合状態とした上で、後退用噛合機構３２を噛合
状態とすることで、遊星歯車２６，２７を空転歯車（リ
バースアイドラギヤ）として機能させ、これにより実に
巧妙な方法でレンジ選択部２３において後退変速を実現
することができる。
【００２０】なお、上記実施例において、主変速部は４
速に限定されず、２速或いは３速又は５速以上であって
もよい。
速に限定されず、２速或いは３速又は５速以上であって
もよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主変速部に続くレンジ選択部において主変速部からの回
転を減速伝達か等速伝達又は反転伝達する構成としたか
ら、主変速部内に後退用歯車列を設ける必要がなく、こ
れにより主変速部の構成を簡略化し、特に後退用歯車列
を主変速部から排除したことによる軸線方向のコンパク
ト化と、後退用歯車列内の空転歯車（リバースアイドラ
ギヤ）を省いたことによるケーシング側面の減量が可能
であり、同時にまた後退用歯車列を構成する歯車とその
歯車軸の廃止に伴う重量軽減の効果を享受することがで
き、一方また反転伝達機能を付加したことによるレンジ
選択部側の負担は、動力伝達経路の変更に伴う能動手段
の追加程度であり、内部構造を大きく変えたり或いは特
別な工夫を施すといった必要はないため、製造コストや
重量を徒に増大させることなく、所期の効果を挙げるこ
とができる等の優れた効果を奏する。
主変速部に続くレンジ選択部において主変速部からの回
転を減速伝達か等速伝達又は反転伝達する構成としたか
ら、主変速部内に後退用歯車列を設ける必要がなく、こ
れにより主変速部の構成を簡略化し、特に後退用歯車列
を主変速部から排除したことによる軸線方向のコンパク
ト化と、後退用歯車列内の空転歯車（リバースアイドラ
ギヤ）を省いたことによるケーシング側面の減量が可能
であり、同時にまた後退用歯車列を構成する歯車とその
歯車軸の廃止に伴う重量軽減の効果を享受することがで
き、一方また反転伝達機能を付加したことによるレンジ
選択部側の負担は、動力伝達経路の変更に伴う能動手段
の追加程度であり、内部構造を大きく変えたり或いは特
別な工夫を施すといった必要はないため、製造コストや
重量を徒に増大させることなく、所期の効果を挙げるこ
とができる等の優れた効果を奏する。
【図１】本発明の自動車用変速機の一実施例の歯車列を
示す図である。
示す図である。
【図２】図１に示した自動車用変速機の要部縦断面図で
ある。
ある。
【図３】図１に示した自動車用変速機の後退変速時の歯
車列を示す図である。
車列を示す図である。
【図４】図３に示した自動車用変速機の要部縦断面図で
ある。
ある。
【図５】従来の自動車用変速機の一例の歯車列を示す図
である。
である。
【図６】図５に示した自動車用変速機の要部縦断面図で
ある。
ある。
【図７】図５に示した自動車用変速機のシフトノブのシ
フト位置を示す図である。
フト位置を示す図である。
２１ 自動車用変速機 ２２ 主変速部 ２３ レンジ選択部 ２４ 入力軸 ２５ 太陽歯車 ２６，２７ 遊星歯車 ２８ 内歯車 ２９ 出力軸 ３０ 出力ハブ ３１ 前進用同期噛合機構 ３２ 後退用噛合機構 ３３ 保持体
Claims (4)
- 【請求項１】 数段の変速段を有し、すべての変速段が
同じ方向に回転を伝達する主変速部と、該主変速部に結
合され、該主変速部の回転出力を減速伝達と等速伝達と
反転伝達の３種類の伝達態様のなかから任意に選択した
伝達態様をもって伝達するレンジ選択部とを具備するこ
とを特徴とする自動車用変速機。 - 【請求項２】 前記レンジ選択部は、前記主変速部の回
転を伝える入力軸に固着した太陽歯車と、該太陽歯車に
噛合する遊星歯車と、該遊星歯車に噛合して公転面を提
供する内歯車と、前記遊星歯車の公転と前記内歯車の回
転のいずれか一方を選択的に出力軸に伝達する出力ハブ
と、該出力ハブを遊星歯車の公転が出力軸に伝達される
状態に切り替えた上で、前記内歯車の回転を制止して前
記減速伝達態様を選択する一方、前記遊星歯車を前記内
歯車に一体回転させて前記等速伝達態様を選択し、該出
力ハブを内歯車の回転が出力軸に伝達される状態に切り
替えた上で、前記遊星歯車の公転を制止して逆転伝達態
様を選択する伝達態様選択手段とを具備することを特徴
とする請求項１記載の自動車用変速機。 - 【請求項３】 前記出力ハブは、前記出力軸に軸線方向
に移動可能にスプライン嵌合しており、前記伝達態様選
択手段が前進変速操作を受けて前記遊星歯車の公転軸に
係合し、後退変速操作を受けて前記内歯車の回転軸に係
合することを特徴とする請求項２記載の自動車用変速
機。 - 【請求項４】 前記伝達態様選択手段は、前記内歯車の
回転を制止して減速伝達態様を選択するか又は前記遊星
歯車を前記内歯車に一体回転させて等速伝達態様を選択
する前進用同期噛合機構と、前記遊星歯車の公転を制止
して逆転伝達態様を選択する後退用噛合機構とを有する
こと特徴とする請求項２記載の自動車用変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4287306A JPH06137388A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動車用変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4287306A JPH06137388A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動車用変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137388A true JPH06137388A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17715667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4287306A Pending JPH06137388A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動車用変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137388A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006119842A1 (de) * | 2005-05-11 | 2006-11-16 | Zf Friedrichshafen Ag | Nachschalt-gruppe eines mehrgruppengetriebes in planetenbauweise |
| JP2008120233A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド駆動装置 |
| JP2008523339A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | マルチグループギヤ |
| US10830323B2 (en) | 2017-02-08 | 2020-11-10 | Scania Cv Ab | Gearbox for vehicles |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP4287306A patent/JPH06137388A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008523339A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | マルチグループギヤ |
| WO2006119842A1 (de) * | 2005-05-11 | 2006-11-16 | Zf Friedrichshafen Ag | Nachschalt-gruppe eines mehrgruppengetriebes in planetenbauweise |
| JP2008120233A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド駆動装置 |
| US10830323B2 (en) | 2017-02-08 | 2020-11-10 | Scania Cv Ab | Gearbox for vehicles |
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