JPH0613725Y2 - 流体揮散剤容器 - Google Patents

流体揮散剤容器

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JPH0613725Y2
JPH0613725Y2 JP14369688U JP14369688U JPH0613725Y2 JP H0613725 Y2 JPH0613725 Y2 JP H0613725Y2 JP 14369688 U JP14369688 U JP 14369688U JP 14369688 U JP14369688 U JP 14369688U JP H0613725 Y2 JPH0613725 Y2 JP H0613725Y2
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JP
Japan
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container
fluid
volatilizing agent
opening
volatilizer
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JP14369688U
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JPH0263851U (ja
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信晴 高橋
文良 山下
潤一郎 目崎
昭 西村
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Earth Chemical Co Ltd
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Earth Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の考案は、流体揮散剤の揮散の度合を調節する
ことのできる流体揮散剤容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の流体揮散剤容器には、実公昭63−23
092号に示されるように、実質上香料を浸透通過させ
ない材料により形成した広い開口を有する香料容器と、
香料を徐々に浸透通過させることができる軟質ポリマー
により形成した前記開口を密封する蓋と、使用時に前記
開口を下方に向けて接地面より離隔した位置に保持する
保持具とを備えたものが存在する。
そして、この流体揮散剤容器は、使用に際し単に上下を
逆にひっくりかえすだけで揮散を停止させたり、開始さ
せたりすることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の流体揮散剤容器は、簡単に揮
散を停止させたり、開始させたりすることができるが、
気温の変化や使用場所等に応じ、流体揮散剤の揮散の度
合を調節することができず、使用者の好みに応じた揮散
の度合としたり、多用途の使用ができないという課題を
有していた。
そこで、この出願の考案の流体揮散剤容器は、上記従来
の流体揮散剤容器が有する課題を解決することを目的と
してなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この出願の考案では、起立板(3)に開口
(5)を設けると共に、この起立板(3)の後面におい
て前記開口(5)を取り囲む軌道上に支持部(6)を設
けた取付体(1)と、少なくとも一部の容器幅を不均等
なものとし、内部には流体揮散剤(7)を収容し、気体
を透過するが液体を透過しない膜(8)により前面に設
けた開口を閉じていると共に、その周囲にフランジ
(9)を設けた容器(2)とからなり、前記取付体
(1)の支持部(6)に前記容器(2)のフランジ
(9)を回動自在に支持させたものとしている。
〔作用〕
この出願の考案の流体揮散剤容器は、上記手段を施した
ため、次のような作用を有する。
すなわち、容器(2)を取付体(1)に添って回動させ
ることにより、容器(2)内部に収容した流体揮散剤
(7)の液面高さを変えることができ、その結果、流体
揮散剤(7)と膜(8)との接触面積を変えることがで
きる。
〔実施例〕
以下、この出願の考案の流体揮散剤容器の構成を実施例
として示した図面に基づいて説明する。
第1図は、取付体(1)と容器(2)とからなるこの出
願の考案の流体揮散剤容器の前方斜視図であり、第2図
は、同流体揮散剤容器の後方斜視図である。
取付体(1)は、起立板(3)の周囲に側板(4)を連
設しており、この起立板(3)の適宜個所には開口
(5)を設けている。さらに、この起立板(3)の後面
において、前記開口(5)を取り囲む円軌道上に支持部
(6)を突設している。
容器(2)は、少なくとも一部の容器幅を不均等なもの
とし、内部には流体揮散剤(7)を収容し、気体を透過
するが液体を透過しない膜(8)により前面に設けた開
口を閉じている。さらに、その周囲に円形フランジ
(9)を設けている。又、前記円形フランジ(9)に
は、第6図に示されるような、摘部(10)を必要に応じ設
けてもよい。
そして、前記取付体(1)の支持部(6)に前記容器
(2)の円形フランジ(9)を回動自在に支持させてい
る。
前記容器(2)は、第2、3、6図に示したものでは、
容器(2)の後面を上部から下部にかけて湾曲面状に傾
斜させることにより、下部になるにしたがい容器(2)
の幅を広くしたものとすると共に容器(2)の後面に、
膨出形状とした矢印(11)を設けたものとしており、第7
図に示したものでは、容器(2)の後面を上部及び下部
から中央部にかけて湾曲面状に傾斜させることにより、
中央部になるにしたがい容器(2)の幅を狭くしたもの
とすると共にそれら上部、下部、中央部のそれぞれに適
宜形状の膨出部(2a)(2b)を形成したものとして
いる。
尚、前記膨出形状とした矢印(11)は、容器(2)の回転
位置が確認できるようにすると共に容器(2)の容積を
少しでも増加させて容器(2)内の減圧を防止してい
る。さらに、この矢印(11)は、容器(2)の幅が狭い部
分において、この部分の容器(2)の内面が減圧時に膜
(8)と接着して流体揮散剤(7)が入る余地がなくな
った時でも、この膨出形状とした矢印(11)部分に流体揮
散剤(7)が入り込むので、流体揮散剤(7)と膜
(8)の接触が維持できる。
又、前記膨出部(2a)(2b)は、容器(2)の容積
を増加させて容器(2)内の減圧を防止している。
前記起立板(3)は、後述する吸盤(12)や脚部(13)等に
より起立状態に保たれるが、ここでいう起立とは正立状
態であるのが好ましいが、傾斜状態であっても特に差し
支えはない。
前記流体揮散剤(7)としては、芳香剤、防虫剤、消臭
剤、殺虫殺菌剤、忌避剤等の液体又はゾル状のものが使
用される。又、前記膜(8)としては、有機液体透過性
を有する分離膜、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体等が使用される。
又、前記取付体(1)の起立板(3)の後面上部には、
吸盤(12)を設けている。このようにすることにより、流
体揮散剤容器を、タイル、鏡、水洗タンク面等の吸着面
に取り付けることができる。
さらに、前記取付体(1)の側板(4)後方下部には、
着脱自在とした脚部(13)を設けている。このようにする
ことにより、流体揮散剤容器を、何処にでも立て掛けて
おくことができる。尚、前記吸盤(12)により、流体揮散
剤容器を吸着面に取り付ける場合には、この脚部(13)は
取り外すことができる。
〔考案の効果〕
この出願の考案の流体揮散剤容器は、以上に述べたよう
に構成されており、容器(2)を取付体(1)に添って
回動させることにより、容器(2)内部に収容した流体
揮散剤(7)の液面高さを変えることができ、その結
果、流体揮散剤(7)と膜(8)とに接触面積を変える
ことができるので、気温の変化や使用場所等に応じ、流
体揮散剤の揮散の度合を調節することができると共に、
流体揮散剤の種類に応じた多用途の使用ができる等とい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この出願の考案の流体揮散剤容器の前方斜視
図。第2図は、同流体揮散剤容器の後方斜視図。第3図
は、第2図中のA−A線による断面図。第4図は、同流
体揮散剤容器の取付体の背面図。第5図は、第4図中の
B−B線による断面図。第6図は、同流体揮散剤容器の
容器の一例を示す前方斜視図。第7図は、同流体揮散剤
容器の容器の他例を示す後方斜視図。 (1)……取付体、(2)……容器 (3)……起立板、(5)……開口 (6)……支持部、(7)……流体揮散剤 (8)……膜、(9)……円形フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】起立板(3)に開口(5)を設けると共
    に、この起立板(3)の後面において前記開口(5)を
    取り囲む軌道上に支持部(6)を設けた取付体(1)
    と、少なくとも一部の容器幅を不均等なものとし、内部
    には流体揮散剤(7)を収容し、気体を透過するが液体
    を透過しない膜(8)により前面に設けた開口を閉じて
    いると共に、その周囲にフランジ(9)を設けた容器
    (2)とからなり、前記取付体(1)の支持部(6)に
    前記容器(2)のフランジ(9)を回動自在に支持させ
    たことを特徴とする流体揮散剤容器。
JP14369688U 1988-11-01 1988-11-01 流体揮散剤容器 Expired - Lifetime JPH0613725Y2 (ja)

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JP14369688U JPH0613725Y2 (ja) 1988-11-01 1988-11-01 流体揮散剤容器

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JPH0263851U JPH0263851U (ja) 1990-05-14
JPH0613725Y2 true JPH0613725Y2 (ja) 1994-04-13

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JP14369688U Expired - Lifetime JPH0613725Y2 (ja) 1988-11-01 1988-11-01 流体揮散剤容器

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JPH0263851U (ja) 1990-05-14

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