JPH0613714B2 - アスフアルテン含有炭化水素仕込物の脱れき方法 - Google Patents

アスフアルテン含有炭化水素仕込物の脱れき方法

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JPH0613714B2
JPH0613714B2 JP61079039A JP7903986A JPH0613714B2 JP H0613714 B2 JPH0613714 B2 JP H0613714B2 JP 61079039 A JP61079039 A JP 61079039A JP 7903986 A JP7903986 A JP 7903986A JP H0613714 B2 JPH0613714 B2 JP H0613714B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の対象となる方法は、通常の原油の残渣(常圧蒸
留残渣でも減圧蒸留残渣でもよい)の処理、並びに例え
ばベネズエラのFAJA PETROLIFERA油田
またはカナダのATHABASCA油田から得られるよ
うな常圧蒸留重油または超重油の処理に適用される。意
味を広げれば、ここで特許請求されているような方法は
また、その他の熱によるまたは触媒による予備処理例え
ばビスブレーキング、水素化ビスブレーキング、水素を
供与する溶媒の存在下における熱処理、処理された仕込
物の多かれ少なかれ著しい変換を伴う種々の接触水素化
処理などから由来する常圧または減圧蒸留残渣の処理に
も有利に用いられる。
発明の背景 これらの種々の仕込物は、ヘテロ原子S、NおよびOに
富む高分子量有機物質であって、金属特にニッケルおよ
びバナジウムが錯体化されている物質である樹脂および
アスファルテンを含むことを特徴とする。
精製においてこれらのアスファルテン類および樹脂類が
引き起こす不都合は、接触方法の分野においても熱方法
の分野においても良く知られている。
これらの不都合は、それらの高いヘテロ原子含量に関連
しているが、特に低いH/C比およびニッケルとバナジ
ウムの錯体化金属の存在に関係している。
接触クラッキングにおいて、例えばゼオライト触媒の存
在下におけるこの型の化合物の仕込物中の存在は、装置
の熱平衡を壊しかつ再生温度をゼオライトが急速にその
結晶度を失うような値まで上げるという危険を冒して、
同時にコークスの触媒への沈積の増加を引き起こす。ニ
ツケルの存在は、結果として凝縮しえないガスと水素の
生成の増加およびコークスの沈積の増加を伴って、この
金属の触媒への沈積を引き起こす。バナジウムに関して
は、これが触媒に沈積する時、これもまた、この型の反
応の通常の触媒の活性触媒相を成す、希土類で交換され
たゼオライトと共に、結晶度の減少従って活性の減少を
引き起こす混合化合物を形成することもある。
水素化処理において、これもまた周知の触媒の被毒が良
く知られている。第VIII族(ニッケルおよびコバルト)
の硫化物によって促進された第VIA族(モリブデンおよ
びタングステン)の硫化物である活性剤上の硫化ニッケ
ルおよび硫化バナジルの漸進的沈積が、これらの触媒の
脱硫、脱窒および水素化活性の漸進的減少を引き起こ
す。
水素化クラッキングにおいて、フランス規格AFNOR
NFT 60115によるヘプタン沈澱によって測定さ
れるアスファルテン含量は、その後にコークスの生成を
伴う触媒の酸性部位の急速な被毒を避けたいならば、ほ
とんど検出できないものでなければならない。
ビスブレーキングにおいて、操作条件の厳格さもまた、
これらのアスファルテン物質含量およびそれらの固有の
安定性に結びついている。ある一定の仕込物の場合、高
すぎる温度および/または熟成時間で表わされた過度の
厳格さは、コロイド状ミセルの出現を伴って、一部分分
解されたアスファルテン分子の凝固を引き起こす。これ
らのコロイド状ミセルは、貯蔵の間デカントして、使用
される装置のフィルターの目詰りを起こす傾向がある。
これらの不都合のために、精製業者はアスファルテン化
合物および樹脂化合物を、これらを含む油質フラクショ
ンから選択的に分離する努力をしてきた。「脱れき」と
呼ばれる溶媒によるこの分離は、アスファルテン類と周
囲のマルテン媒質との間に存在する平衡を、溶媒の添加
によって壊すことから成る。この溶媒は粘度特に、油性
媒質の表面張力を減じる。勧められる溶媒は、一般に炭
素原子数3、4、5、6および/または7の軽質パラフ
ィン類および/またはオレフィン類である。事実軽質パ
ラフィンはアスファルテン類に対して、場合によっては
樹脂類に対して、反溶剤の役割を果たす。アスファルテ
ン類および樹脂類は異なる相の形態で油性媒質の外へ捨
てられる。これは、溶媒プラス油媒質の密度および表面
張力が弱くなればなるほどなお一層良い。その結果「ア
スファルト相」収率および脱れき油の品質は、一定の仕
込物について次のパラメータおよび変数に関連する:溶
媒の種類、溶媒の率、温度および圧力。しかしまた、用
いられる技術の特徴にも非常に強く左右される。
従って本発明の対象となる方法は、炭素原子数3〜7の
パラフィン系またはオレフィン系炭化水素を含む炭化水
素溶媒による脱れきに関する。しかしながら炭化水素溶
媒の使用は、これによって最小の溶媒率で非常に高品質
の油の高い収率を得ることが可能になり、かつ年間2〜
4百万トン程度の生産能力を1本のラインで処理するの
に適した装置への工業的普通化を考えうるようにして実
施される。
発明の目的 本発明の第1の目的は、特に残渣または重質油のアスフ
ァルテンを含む炭化水素仕込物の脱れきを、炭素原子数
3〜7の溶媒によって実施して、AFNOR NFT6
0115規格による、ヘプタンにより沈澱させられたア
スファルテンを0.05%以下含む油を得るようにする
ことである。
本発明の第2の目的は、選択的に操作を実施すること、
すなわち脱れき油の品質と同時に、この油の非常に良い
収率を、それも最小限の溶媒すなわち、3/1〜4/1
という低い溶媒/油容積比を用いて得ることである。
第3の目的は、脱れきの全体的操作を成す基本的物理化
学操作:すなわち混合・沈澱、アスファルト相のデカン
テーション、洗浄・アスファルト相の解膠(ペプチゼー
ション)を切り離して操作することより成る。
本発明の対象となる方法によって、本発明の第1および
第2目的となる品質および収率の基準を尊重し、唯一の
デカンターで残渣または重質油の非常に大きな年間能力
の処理が可能になる。
従来の技術 従来技術は非常に広範囲の脱れき技術をカバーしている
が、それらの独創性を次のものに依存している。すなわ
ち使用される溶媒の種類、勧められる操作条件の範囲、
特別な添加剤の使用、方法のある種の技術的特徴または
連続する複数の工程での操作の実施などである。
このようにして米国特許第1,948,296号は、溶
媒としてプロパン、n−ブタン、イソブタン、軽質石油
留分、ナフサ、アルコール類またはこれら種々の物質の
混合物を特許請求している。
米国特許第2,081,473号は、脱れき操作の一般
的概念を示し、その結果一般的に挙げられるあらゆる種
類の溶媒すなわちプロパン、ブタンおよび軽質ガソリン
をも含めてメタンからナフサまでを推奨しているが、勧
められる溶媒/油比の範囲も、ましてやその基本的物理
化学的工程における操作を、各工程について最適な操作
条件の範囲を適用して「事実上」解離することをも明示
していない。
米国特許第2,587,643号および同第2,88
2,219号は、溶媒すなわち米国特許第2,587,
643号の場合、有機炭酸塩、あるいは仕込物すなわち
米国特許第2,882,219号の場合芳香族への変性
剤または添加剤の付加を特許請求している。
米国特許第3,278,415号および同第3,33
1,394号もまた溶媒すなわち各々フェノールおよび
グリコールへの添加剤の付加を推奨している。
米国特許第2,002,004号、同第2,101,3
08号および同第3,074,882号については、こ
れらは脱れき操作を2つまたはそれ以上の連続する工程
で実施することを勧めている。しかし考えられている工
程のつながりは、本発明の工程の並べ方とは概念的に異
なっている。このようにして米国特許第2,002,0
04号は、第1抽出帯域から出た溶媒に富む炭化水素相
の中間蒸留を伴う2工程での脱れき方法に関する。蒸留
塔の底部の流出液は第2脱れき工程に付される。これに
よって実際樹脂を単離することができる。
米国特許第2,101,308号は、軽質ガソリンを溶
媒として用いた第1脱れき工程を提案している。この第
1工程から出る油・軽質ガソリン混合物は、樹脂および
芳香族のその後の除去のために、SOで処理される。
米国特許第3,074,882号は、ブタンでの第1沈
澱の操作を行なっている。ブタンは油・ブタン混合物か
ら分離され、残油は一方で樹脂、他方で脱れき油および
脱樹脂油を得ることを可能にする連続する2工程で、プ
ロパン処理される。
方法の2つの工程における異なる溶媒の使用もまたイギ
リス特許第735,333号に記載されている。
米国特許第3,830,732号については、まず溶媒
/油容積比4/1以下の第1溶媒を用いてアスファルテ
ンおよび樹脂を沈澱させることから成る2工程での脱れ
きをも推奨している。第2工程において、第1工程を出
たアスファルテン相は、今度は第1工程で勧められた溶
媒より少なくとも1個炭素原子が多い溶媒によって再解
膠される。アスファルト相のこの解膠によって、第2溶
媒中に樹脂を再溶解させることができる。それらの各々
の段階へ再循環される溶媒をどちらも回収した後、樹脂
相およびアスファルト相から、脱れき油および脱樹脂油
が得られる。この特許の特別な特許請求の範囲は、第1
工程での操作が、第2工程の温度より高い温度で実施さ
れることを勧めている。
たとえ概念的に本発明が、米国特許第3,830,73
2号とのいくつかの類似を示すとしても、次の本質的な
3つの点で明らかに異なる。
・アスファルト相の再解膠は、このアスファルト相の沈
澱のための溶媒と実質的に同じ溶媒によって実施される
こと。
・溶媒と油との混合は、沈澱と同様、デカンテーション
の前に実施されるのであって、デカンターそれ自体の中
で実施されるのではないこと。
・唯一の溶媒しか使用しないという事実によって、独創
的技術を用いて、混合・沈澱、アスファルト相のデカン
テーションおよびその洗浄の工程のつながりを最適に実
施することができること。処理能力によれば、本発明に
おいて特許請求された技術は、同じ基本原理のすべてを
取り上げる種々の変形例の形態でも可能であろう。
・本方法の種々の変形例において推奨される再循環によ
って、0.05%以下のアスファルテンを含む脱れき油
(AFNOR NFT 60115規格)の最大収率を
達成することができる。
発明の構成 本発明の方法は、下記の好ましい特徴を実現することが
できる。
アスファルテン相の洗浄溶媒は、沈澱のために使用され
るものと同じである。
脱れきされる仕込物と脱れき溶媒との混合は、熱交換器
の上流で実施される。この熱交換器は、混合物の温度
を、良好な沈澱および良好なデカンテーションを実施す
るために要求される値まで上げる。
仕込物・溶媒混合物は、熱交換器の管内を通り、胴体
(カレンダー)側は通らない。
混合・沈澱帯域における仕込物・溶媒混合物の滞留時間
は5秒〜5分、好ましくは20秒〜120秒である。
デカンテーション帯域における混合物の滞留時間は4〜
20分である。
洗浄帯域における油・溶媒混合物の滞留時間もまた4〜
20分である。
デカンテーション帯域でも洗浄帯域でも、油・溶媒混合
物のレベルの上昇速度は、有効には1cm/s 以下、好ま
しくは0.5cm/s 以下に止まるであろう。
洗浄帯域において適用される温度は、デカンテーション
帯域において適用される温度より5〜50℃低いものと
する。
洗浄帯域を出た油・溶媒混合物は、デカンターに、さら
に有利には、デカンテーション帯域の入口に配置された
熱交換器の上流に再循環される。
洗浄帯域において推奨される溶媒/アスファルト相比
は、0.5〜8好ましくは1〜5であろう。
その変形例の1つによれば、本方法は2つの段階を有し
ていてもよい。各段階は、沈澱、デカンテーションおよ
び洗浄という3つの基本工程を含む。正にこの場合、第
1段階の各工程において勧められる温度は、好ましくは
平均して、第2段階の各対応工程の温度より10〜40
℃低い。本発明の対象となる方法では、パラフィン系、
オレフィン系またはシクラン系の炭素原子数3〜7の炭
化水素溶媒を、単独で、または種々の割合で混合して、
または添加剤例えばC〜Cのフェノール、グリコー
ル、アルコール型の添加剤を付加して使用することがで
きる。本発明の方法は、より有利には、炭素原子数4〜
6のパラフィン系および/またはオレフィン系溶媒の使
用に適する。
本方法の詳細な記載 第1図は、本発明に対応する方法の本質的特徴を示す。
処理される仕込物は、導管(1) を経て混合弁(2) まで導
入される。この弁において、各々溶媒・油混合物または
溶媒・アスファルト相混合物中に含まれる溶媒回収によ
る導管(3) から来る溶媒(S1)および導管(4) から来る溶
媒(S″1)が導入される。仕込物・溶媒混合物は、熱交換
器(5) 内に入り、ここで該脱れき操作に要求される温度
にされる。この温度は、考えられる溶媒(例えばイソブ
タン、ブタン、イソペンタン、ペンタン、軽質ガソリ
ン)により、処理される仕込物の型(常圧蒸留原油、常
圧残渣、減圧残渣)により、原油の産地により、および
使用される溶媒/油比により、100〜220℃の間の
様々なものである。例えば、SAFANYA型の減圧残
渣の場合、溶媒/油比率3/1〜5/1については、A
FNOR NFF 60115規格によって0.05%
以下のアスファルトを含む脱れき油を得ることを目ざす
限り、熱交換器の出口の温度は190〜170℃であ
り、圧力は4〜5メガパスカルである。本方法の好まし
い特徴の1つによれば、仕込物・溶媒混合物は熱交換器
の管内を通過するのであって、胴体側を通るのではない
こと、さらにはこの熱交換器内で重力による流れを実施
することが勧められること、すなわち仕込物・溶媒混合
物が熱交換器の管を上から下へ通ることを明示すること
が重要である。
熱交換器の出口において、要求される温度にされた混合
物は、導管(6) を経て、デカンテーションが行なわれる
デカンタータンク(7) に導入される。アスファルト相の
沈澱は、混合弁(2) のレベルでほとんどすぐに始まり、
温度が上昇するのに応じて熱交換器(5) 内で続行され
る。デカンタータンク(7) に入る前に、アスファルトミ
セルの良好な沈澱および良好な凝結を確保するために、
混合弁(2) とデカンタータンク(7) の入口との間の混合
物の滞留時間は、5秒〜5分、好ましくは20秒〜12
0秒であるのが望ましい。同様に導管(6) 内の乱流は、
溶媒・油混合物中に駆濁したアスファルト相のミセルの
小さすぎる粒子への粉砕を避けるために、効果的に制御
される。実際上熱交換器(5) の出口において、混合物の
レイノルズ数が2.10〜10、好ましくは5.1
〜5.10であることが勧められる。その他に、
この値の範囲内で、デカンタータンク(7) でのその後の
デカンテーションをより容易、かつより速くするミセル
の凝集が開始されることも確かめられる。
デカンタータンク(7) において、アスファルト相のミセ
ルの凝集およびそれらのデカンテーションが行なわれ
る。デカンタータンク(7) の容積および形状寸法は、溶
媒・油混合物の滞留時間が4〜20分、好ましくは8〜
15分であるように、かつ溶媒・油混合物のレベルの上
昇速度が常に1秒につき1cm以下であるようにして計算
される。デカンタータンク(7) は好ましくは等温に、す
なわち熱損失を除いて、混合物の入口温度に実質的に等
しい温度で作動する。アスファルト槽は、脚管(8) に集
められる。ここでレベルが調整されることにより、アス
ファルト槽は導管(9)(11) を経てポンプ(10)で洗浄塔(1
2)まで抜出される。この塔(12)において、アスファルト
相の洗浄および溶媒(′1)による樹脂の一部の選択的再
解膠が行なわれる。この溶媒(S′1)は分留装置(23)から
導管(14)を経て再循環されるものである。熱交換器(15)
によって、洗浄溶媒の温度を関連した操作に最適の温度
に調整することができる。
洗浄塔において適用される圧力は、好ましくは上流のデ
ウンターの圧力に非常に近い。塔の入口における溶媒
(S′1)の温度は、好ましくは、洗浄帯域の頂部に導管(1
1)によって導入されるアスファルト相の温度より5〜5
0℃低い。導管(11)および導管(14)の各入口間に生じた
温度勾配によって、一定の溶媒(S′1)の流量および一定
の性質のアスファルト相について、樹脂の再解膠率を調
整することができる。すなわちアスファルト収率および
アスファルトの軟化点を調整することができる。溶媒の
流量もまた、アスファルト収率およびその軟化点に影響
を及ぼす。本発明の対象となる方法によれば、この流量
は溶媒/アスファルト相容積比が0.5〜8、好ましく
は1〜5になるようにして調整される。
この塔は有利には、アスファルト相のデカンテーション
レベル(17)が、溶媒(S′1)注入管(14)の下に、より正確
にはより高いレベルでの調整の方が良い性能を生じるに
もかかわらず、溶媒・油連続媒質中のこの溶媒分配装置
(16)の下に調整されるようにして操作される。この塔は
好ましくはじゃま板(13)を備える。このじゃま板(13)に
よってアスファルト相のミセルと溶媒の上昇流とのより
よい接触が可能になる。これらのじゃま板(13)は、好ま
しくは溶媒、より正確には洗浄油および解膠樹脂の添加
された溶媒相の上昇速度が36m/時以下にとどまるよ
うにして設定される。ともかく塔頂部は、好ましくはこ
の上昇速度を減じるためにじゃま板が無く、かつ1ミク
ロン以下の直径のアスファルト相のコロイド粒子のあら
ゆる同伴を避けるために、少し大きい直径のものとなさ
れている。本方法の1つの実施態様において、塔頂から
出た生成物は、液相で導管(18)を経て、混合弁(2) の少
し上流において溶媒(S1)に再循環される。
ほとんど純粋な溶媒で一杯になったアスファルト相が、
洗浄塔の底部から、ポンプ(20)によって導管(19)を経て
気化塔(21)まで抜出され、この塔で溶媒からアスファル
トが分離される。アスファルトは導管(22)から抜出さ
れ、この溶媒は導管(4) によってデカンタータンク(7)
の頂部へ、あるいはこのデカンタータンク(7) の上流
へ、好ましくは混合弁(2) のレベルに再循環される。脱
れき油と組合わされた溶媒の回収に関しては、分流装置
(23)によって、例えば本発明に属する方法において、蒸
発器あるいは従来の熱交換器型、あるいは好ましくは液
膜式熱交換器のカスケードにおける溶媒の気化によっ
て、または超臨界条件下において作動するデカンター内
で、油相からの溶媒相の分離によって、または適当な無
機膜上溶媒の限外濾過によって、回収を実施されること
ができる。脱れき油は導管(27)から出る。
上記実施態様において、デカンタータンク(7) は細長い
形であり、脚管(8) を備え、脚管(8) の方へアスファル
ト相が自由に流れるように、水平面に対して好ましくは
5〜10゜傾斜していた。しかしながら本発明は、この
デカンタータンク(7) が必ずしも細長いということを規
定はしない。これはまたこの形状寸法で、上記において
推奨された上昇昇速度およびデカンテーション時間の拘
束を守ることができさえすれば、第2図に示したように
垂直であってもよい。従って地面に対してより小さい面
積しか要しないこの形状寸法が、2百万トン以下の年間
能力の処理には勧められる。方法の条件については、デ
カンターが垂直に配置されているが、工程の配列および
推奨される操作条件は、本発明の対象となっているもの
と厳密に同じものである。
最後の変形例における方法もまた、操作が2段階、すな
わち第1段階における堅いアスファルト相の沈澱と、第
2段階における樹脂相の沈澱とをもって実施される場合
に、適用されうる。アスファルト相と樹脂相との別々の
製造という単純な考えは知られており、かなり以前より
工業的に実施されているので、本発明の主要部の一部を
成していない。本発明の対象は、各段階が、第3図に示
すように、基本的な3工程すなわち混合・沈澱、デカン
テーション、洗浄・再解膠を一定の間隔で配置すること
を含むという事実に関する。この配置はアスファルトお
よび樹脂がたった1つの段階で沈澱させられる前記変形
例に記載されたものと全く類似している。この変形例に
よれば、沈澱およびデカンテーションは、第1段階にお
いて、ただ一度で沈澱操作を行なう場合に適用される温
度より20〜60℃低い温度で、すなわちアスファルト
相が、デカンタータンクの出口で容易に取扱えるように
液体のままであり、かつ十分に流動性があるものである
ための最小限の温度で、実施される。この変形例におけ
るアスファルト相の洗浄工程は、デカンタータンクの温
度と同じか少し高い温度で実施される。洗浄を終えて導
管(18)を経た溶媒・油・樹脂混合物は、第1デカンター
タンク(7) から導管(24)によって出た溶媒・油・樹脂混
合物と混合される。
第2段階において、溶媒・油・樹脂混合物は、熱交換器
(35)によって第1デカンタータンク(7) において適用さ
れた温度より30〜70℃高い温度で再加熱される。第
1段階においてのように、溶媒・油・樹脂混合物は、好
ましくは熱交換器の管を通り、胴体側は通らない。さら
に、溶媒・油・樹脂混合物の流れは重力による流れであ
る。抽出物は分留装置(23)における分留のために導管(3
8)によって分離される。精製物は導管(39)によって洗浄
塔(40)へ送られる。デカンタータンク(37)および洗浄塔
(40)におけるレベル上昇速度および滞留時間は、タンク
(7) および塔(12)について上で推奨された範囲内に含ま
れる。洗浄塔(40)においての溶媒/樹脂相比は2〜4で
ある。溶媒・油混合物は、導管(43)を経て、導管(36)の
熱交換器(35)の上流に再循環される。樹脂相の洗浄溶媒
は、導管(41)によって熱交換器(42)を通った後、樹脂相
の洗浄塔(40)の底部へ注入され、前記溶媒の温度を、デ
カンタータンク(37)の温度より5〜30℃低い値に調整
するようにする。
導管(44)の樹脂相は、回収装置(45)において、同伴され
た溶媒から、「フラッシュ」および/または蒸気への同
伴によって解放される。導管(46)によって樹脂相が回収
される。回収された溶媒は、導管(47)により導管(4) ま
で送られる。従って本方法により、類似の考え方の2段
階において、アスファルテンの無いかつ非常に樹脂類の
乏しい油相(導管(27))の製造と、アスファルト相およ
び樹脂相の同時製造とが非常に柔軟に確保される。これ
ら2つの後者の相の割合は、一定の仕込物、一定の溶媒
および溶媒率の場合、一方でデカンタータンク(7) およ
びデカンタータンク(37) において、他方で熱交換器(1
5)および熱交換器(42)において適用される温度の選択に
より、随意に調整しうる。
実施例1 本質的にペンタンとイソペンタンとの混合物より成る溶
媒の添加によってSAFANIYA減圧蒸留残渣を脱れ
きする。残渣の特徴を表1に、C留分の組成を表2に
示す。
操作は、残渣1t/h 〜3t/h を処理しうる装置であっ
て、それの方法の図面上の特徴が、前記装置と類似であ
るような装置において実施される。管式熱交換器は、垂
直に配置される。洗浄・再解膠塔には交叉した水平なじ
ゃま板が備わっていて、物質移動のためと伝熱のため
に、理論的な2段階と同等のものを実現するようにす
る。第1図のダイヤグラムに従って一連の10の試験を
実施した。適用された操作条件を表3に示す。この一連
の試験では、油・溶媒混合物の溶媒は、90%について
は液膜式蒸発器のカスケードにおいて、100%に対す
る残りの10%については、デカンテーション操作にお
いて適用されたものより低い圧力条件で油相のストリッ
ピングによって回収された。第1図に示したように、油
相およびアスファルト相における各々分留装置(23)およ
び気化塔(21)での溶媒の除去の後、油相およびアスファ
ルト相を貯蔵しかつ分析する。表4は得られた生成物の
収率およびいくつかの特徴を示す。
この一連の試験は、プロセスのダイヤグラムおよび推奨
された操作条件が正当であることを確認している。沈澱
および/またはデカンテーション温度が上昇する時、お
よび一定の温度の場合は溶媒/仕込物比が増加する時、
油質が増すことがわかる。最後の4つの試験は、より詳
しくは、洗浄工程およびこの工程において適用される操
作条件の、一方で油収率、他方でアスファルトの特徴に
対する重要性を示している。脱れき油収率は、洗浄溶媒
の流量が増す場合、および洗浄塔の底部温度が減少する
場合に増加する。
実施例 2 実施例1において使用されたのと同じC留分型の溶媒
の添加によって、BOSCAN常圧残渣の脱れき操作を
行なう。操作は、実施例1について記載されたのと同じ
装置内で実施される。本発明の方法の利点を示すために
選定された試験において適用される操作条件を、表6に
示す。表5は処理された仕込物の本質的特徴を示し、表
7は得られた生成物の収率および特徴を示す。この実施
例は、より詳しくは、脱れき油収率に対する洗浄工程の
重要性を証明するために選ばれた。この一連の試験は、
洗浄工程において適用された条件の重要性をさらに際立
たせる。油収率は、洗浄温度が低くなればなるほど、か
つ溶媒/アスファルト相比が高くなればなるほど高い。
実施されたすべての試験において、デカンターの出口で
溶媒と油で一杯になったアスファルトから成るアスファ
ルト相の容積は、洗浄塔から出る最終アスファルト容積
の1.6〜2倍である。これは、前記試験において、洗
浄塔に入るアスファルト相に対する溶媒比が、確かに
0.5〜8の間であることを予想させる。
実施例3 表1に示された特徴を有するSAFANIYA減圧残渣
の脱れき操作を行なうが、沈澱については、プロパン3
重量%、イソブタン35重量%、ブタン61重量%およ
びイソペンタン1重量%を含むC留分を用いる。試験
は、前記実施例において記載されたものと同じ装置内で
実施する。一連の試験の操作条件を、表8に要約する。
得られた生成物の収率および特徴を表9に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はいずれも本発明の実施例
を示すフローシートである。 (1)(3)(4)(6)(9)(11)(14)(18)(19)(22)(24)(27)(36)(3
8)(39)(41)(43)(44)(46)(47) ……導管、(2) ……混合
弁、(5)(15)(35)(42) ……熱交換器、(7)(37) ……デカ
ンタータンク、(8) ……脚管、(10)(20)……ポンプ、(1
2)(40)……洗浄塔、(13)……じゃま板、(16)……分配装
置、(17)……デカンテーションレベル、(21)……気化
塔、(23)……分留装置、(45)……回収装置。
フロントページの続き (72)発明者 フレデリツク・モレル フランス国 サント・フオワ・レ・リヨン (69110) ・リユ・ニコラ・ベルテ 2番地 (72)発明者 ピエール・ルナール フランス国 サン・ノン・ラ・ブルテツシ ユ (78860) ・アレ・デ・ロマラン 8番地 (72)発明者 ジヤン・ミツシエル・ビエデルマン フランス国 モンテイヴイリエ (76290) ・リユ・デユ・ラングドツク 10番地 (72)発明者 ミツシエル・ラボルド フランス国 サント・フオワ・レ・リヨン (69110) ・シユマン・デ・フオン 100番地 (72)発明者 ジヤツク・ブスケ フランス国 イリニー (69540) ・リ ユ・ド・ラ・カリエール 10番地

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスファルテンを含む炭化水素仕込物の脱
    れき方法であって、下記工程: a) 炭化水素仕込物と、炭素原子数3〜7のパラフィン
    系、オレフィン系、シクラン系の少なくとも1つの炭化
    水素を含む溶媒仕込物の第1フラクションとの予備生成
    混合物を、100〜220℃において、デカンテーショ
    ン帯域へ導入し、溶媒仕込物のフラクション/炭化水素
    仕込物の容積比が2.5/1〜6/1である工程、 b) デカンテーション帯域において、100〜220℃
    の温度、軽質相の上昇速度1cm/秒以下で混合物をデカ
    ントさせ、かつ脱れき油を含む軽質相を重質アスファル
    テン層から分離する工程、 c) 実質的に垂直な洗浄帯域において、重質アスファル
    テン相を、前記溶媒仕込物の第2フラクションの上昇流
    と向流に上から下へ流れさせてこれを洗浄工程に付し、
    前記第2フラクションが前記第1フラクションと同じ組
    成を有し、前記第2フラクションが、洗浄帯域への重質
    アスファルテン相の導入温度より5〜50℃低い温度で
    導入され、溶媒/アスファルテン相の容積比が0.5/
    1〜8/1であり、かつアスファルテンの乏しい油・溶
    媒の上部相およびアスファルテンに富む下部相を回収す
    る工程、 d) 工程(c) の上部相を工程(a) のデカンテーション帯
    域へ再び送る工程、 e) 溶媒を工程(c) の下部相から分離し、かつアスファ
    ルテン相を回収する工程、および f) 溶媒を工程(b) の軽質相から分離し、かつ脱れき油
    相を回収する工程、 を含む方法。
  2. 【請求項2】デカンテーション帯域に100〜220℃
    で導入される溶媒仕込物の第1フラクションと炭化水素
    仕込物との混合物が、2つの仕込物の混合、100〜2
    20℃までのその後の加熱、ついで加熱された混合物の
    デカンテーション帯域への搬送により得られ、この搬送
    が、加熱された混合物のレイノルズ数2.10〜10
    で実施され、加熱の開始からデカンテーション帯域内
    の入口までの時間が5秒〜120秒である、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】工程(d) が、工程(c) の上部相と、炭化水
    素仕込物および工程(a) の溶媒仕込物の第1フラクショ
    ンとを、これら2つの後者の仕込物の混合物の加熱前に
    混合して実施され、生じた混合物がついで100〜22
    0℃まで加熱され、前記レイノルズ数および前記時間を
    もってデカンテーション帯域へ送られる、特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】重質アスファルト相の導入点の上に位置す
    る洗浄帯域の上部部分が、工程(c) で回収される上部相
    のアスファルテン含量を下げることによって、下部部分
    より高い温度にある、特許請求の範囲第1〜3項のうち
    いずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】工程(a) における混合物の加熱が垂直な管
    式熱交換器において実施され、前記混合物が前記熱交換
    器内を上から下へ流通する、特許請求の範囲第1〜4項
    のうちいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】工程(a) の時間が20〜120秒であり、
    レイノルズ数が5.10〜5.10である特許請求
    の範囲第1〜5項のうちいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】デカンテーション帯域が水平線に対して、
    混合物の流れる方向へ5〜10゜傾斜している、特許請
    求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】洗浄帯域における溶媒/アスファルト相の
    容積比が2/1〜4/1であり、かつ前記洗浄帯域が、
    重質アスファルト相の導入点の上では、この点の下よ
    り、平均して大きい断面を有するものである、特許請求
    の範囲第1〜7項のうちいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】工程(a) において溶媒/炭化水素仕込物の
    容積比が3/1〜4/1である、特許請求の範囲第1〜
    8項のうちいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】工程(b)(c)の各々における滞留時間が4
    〜20分である、特許請求の範囲第1〜9項のうちいず
    れか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】2段階で操作を行ない、第1段階の平均
    温度が第2段階の平均温度より10〜40℃低い、特許
    請求の範囲第1〜10項のうちいずれか1項記載の方
    法。
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