JPH06136240A - 水性熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

水性熱硬化性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH06136240A
JPH06136240A JP29287992A JP29287992A JPH06136240A JP H06136240 A JPH06136240 A JP H06136240A JP 29287992 A JP29287992 A JP 29287992A JP 29287992 A JP29287992 A JP 29287992A JP H06136240 A JPH06136240 A JP H06136240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
resin composition
acid
thermosetting resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29287992A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Maeda
克幸 前田
Souzou Ikui
創三 生井
Yoshiyuki Harano
芳行 原野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP29287992A priority Critical patent/JPH06136240A/ja
Publication of JPH06136240A publication Critical patent/JPH06136240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 イソシアネート硬化タイプの優れた長所を有
し、欠点を解消した水性熱硬化性樹脂組成物。 【構成】 (イ)(a)1分子中に1個以上のビニル基
と1個のエポキシ基を有する化合物と、(b)多塩基酸
無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およびカルボン酸基
を含有する重合体の少なくとも1種と、(c)1個以上
の活性水素を有する化合物の少なくとも1種を反応させ
て得られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ
化して得られるエポキシ樹脂と、(ロ)ポリエポキシ化
合物のエポキシ基にカチオン化剤を反応させた樹脂など
の水酸基およびカチオン性基を含有する樹脂とを主成分
とし金属化合物を硬化触媒として含有する水性熱硬化性
樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はブロックイソシアネートやメラミ
ン樹脂を硬化剤として用いず、塗膜硬化時に発生するヤ
ニ成分の少ない、安定性、硬化性に優れた水性熱硬化性
樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はブロックイソシアネート
やメラミン樹脂を硬化剤として用いる水系塗料、たとえ
ば、カチオン電着塗料、水性焼き付け塗料、エマルジョ
ン型塗料、および、接着剤、シーリング剤、繊維処理剤
などの各種用途に有用で新規な水性熱硬化性樹脂組成物
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】これまでにも、塗料や接着剤などに用い
られる水性熱硬化性樹脂組成物としては、水酸基とカル
ボキシル基とをあわせ持ったポリエステル樹脂やアルキ
ッド樹脂を塩基性物質で中和後、水に分散または溶解し
て得られる水性樹脂に、硬化剤としてメラミン樹脂やブ
ロックイソシアネートを配合したものが、実用に供され
てきた。
【0004】また、アミン付加エポキシ樹脂のようなポ
リアミン樹脂とアルコールなどでブロックしたポリイソ
シアネート化合物とを主成分とする水性樹脂が、カチオ
ン電着塗料組成物として用いられ、塗膜の防食性に関し
て優れた評価を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メラミ
ン樹脂やブロックイソシアネートを配合した塗料樹脂組
成物は、本質的な問題点として、硬化開始温度が170
℃と高い。また、硬化開始温度を低くするために硬化触
媒として有機錫化合物を用いると、錫化合物が焼き付け
炉の排気燃焼触媒を被毒させることがある。さらに、塗
膜を硬化させるために高温加熱すると、ブロックイソシ
アネートが熱分解してヤニやススを生成し、しかも上塗
塗膜に黄変、ブリード、硬化障害などを引き起こすこと
がある。これらの欠点の改良が強く望まれている。
【0006】このため本発明者らは、ブロックイソシア
ネート化合物やメラミン樹脂を使用しないでイソシアネ
ート硬化タイプの優れた長所を有し、かつこれらを用い
ることによって生じる上記欠点を解消した水性熱硬化性
樹脂組成物を提供すべく鋭意検討を行った。
【0007】もっとも、硬化剤を用いず、エポキシ樹脂
の開環反応による自己架橋硬化性を利用した電着塗料樹
脂もいくつか知られているが、これらはいずれも電着塗
料の浴安定性と塗膜の硬化性とが両立できるものがな
い。たとえば、最も一般的なグリシジルエーテルタイプ
のポリエポキシ化合物は、硬化性に優れるが、浴安定性
にかける。
【0008】また、脂環骨格にエポキシ基が結合したエ
ポキシ樹脂と水酸基およびカチオン性基を含有する樹脂
とを主成分とするカチオン電着塗料も知られている(特
開平2−219870)が、本発明の水性熱硬化性樹脂
組成物は、このカチオン電着塗料よりも耐候性、耐熱性
が優れており、耐候性、耐熱性の必要な用途に有用なも
のである。
【0009】そこで、本発明者らは、本発明に用いるエ
ポキシ樹脂を用いることにより、防食性などの特性を低
下させることなく、安定性および硬化性が優れており、
さらに、ブロックイソシアネート化合物やメラミン樹脂
を用いることに基づく前記欠点を解消した低温硬化性に
優れた水性熱硬化性樹脂組成物を見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0010】特に、カチオン電着塗料においては、本発
明の水性熱硬化性樹脂組成物を用いることにより、防蝕
性を低下させることなく、安定性および硬化性が優れて
おり、さらに有機錫化合物やブロックポリイソシアネー
ト化合物の使用に基づく前記した種々の欠陥を解消で
き、しかも体積収縮による歪みの発生がないため付着性
に優れ、塗膜の耐候性を著しく改良し、低温硬化性にも
優れる塗料組成物が得られる。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、「(イ)(a)1分子中に1個以上のビニル基と1
個のエポキシ基を有する化合物と、(b)多塩基酸無水
物、多塩基酸、酸末端重合体、およびカルボン酸基を含
有する重合体の少なくとも1種と、(c)1個以上の活
性水素を有する化合物の少なくとも1種を反応させて得
られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ化し
て得られるエポキシ樹脂と、(ロ)水酸基およびカチオ
ン性基を含有する樹脂とを主成分として含有することを
特徴とする水性熱硬化性樹脂組成物」が提供される。
【0012】本発明の水性熱硬化性樹脂組成物を用いて
形成される塗膜は約250℃以下の温度で硬化する。特
に、ジルコニウム化合物、コバルト化合物、アルミニウ
ム化合物、銅化合物、鉄化合物、亜鉛化合物、鉛化合
物、マンガン化合物、クロム化合物、および、ニッケル
化合物から選ばれる1種または2種以上の金属化合物を
硬化触媒として用いると、約70℃〜約160℃という
低温加熱でも硬化させることができる。これらの硬化は
エポキシ樹脂(イ)のエポキシ基が、水酸基およびカチ
オン性基を含有する樹脂(ロ)の水酸基と反応し、さら
に、エポキシ樹脂(イ)のエポキシ基同士が反応して、
それぞれエーテル結合を形成して架橋硬化するものと考
えられる。
【0013】本発明の(イ)で用いる1分子中に1個の
エポキシ基と1個以上のビニル基を有する化合物は、一
般式(IV) 《iは1から5の整数、R1 ,R4 は水素原子または炭
素数が1から50のアルキル基または置換フェニル基、
2 、R3 は水素原子または炭素数が1から50のアル
キル基であり、R2 、R3 は環を巻いていてもよい。》
で表される。
【0014】一般式(IV)で表される化合物の例は、以
下に示すような化合物である。
【0015】4−ビニルシクロヘキセン−1−オキシ
ド、5−ビニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン−2−オキシド、リモネンモノオキシド、トリビニル
シクロヘキサンモノオキシド、ジビニルベンゼンモノオ
キシド、ブタジエンモノオキシドや1,2−エポキシ−
9−デセンなどの(I)で表される化合物、アリルグリ
シ ジルエーテルなどの(II)で表される化合物、グリ
シジルスチリルエーテルなどの(IV)で表される化合物
などである。
【0016】さらに、以下の化合物なども用いることが
できる。
【0017】
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】 これらは、それぞれ単独で用いても、2種以上を同時に
用いてもよい。
【0018】また、必要に応じて、エチレンオキシド,
プロピレンオキシド,シクロヘキセンオキシド,スチレ
ンオキシド,α−オレフィンエポキシドなどのモノエポ
キシドや、ビニルシクロヘキセンジオキシド,3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシク
ロヘキシルカルボキシレートなどのジエポキシドなど
を、上記の1分子中に1個のエポキシ基と1個以上のビ
ニル基を有する化合物と同時に用いてもよい。
【0019】次に、本発明で用いる多塩基酸無水物また
は多塩基酸としては、芳香族多塩基酸およびその酸無水
物や脂肪族多塩基酸およびその酸無水物がある。芳香族
多塩基酸およびその酸無水物の例としては、無水フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無水トリメリット酸
などがある。また、脂肪族多塩基酸およびその酸無水物
としては、テトラヒドロフタル酸、4−メチルヘキサヒ
ドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸、マ
レイン酸、およびそれらの酸無水物、フマル酸、セバシ
ン酸、ドデカン2酸、などがある。
【0020】また、本発明で用いる酸末端重合体として
は、ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコー
ルやポリテトラメチレングリコールやポリブチレングリ
コールやポリシクロヘキセングリコールやポリビニルシ
クロヘキセングリコールなどに多塩基酸を反応させた酸
末端ポリエーテル、酸末端ポリエステル、酸末端ポリブ
タジエン、酸末端ポリカプロラクトンなどがある。
【0021】また、酸末端重合体のかわりにカルボン酸
基を有するアクリル共重合体なども使用することがで
き、多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、および
カルボン酸基を含有する重合体は単独で用いても、2種
類以上を併用してもよい。
【0022】さらに、本発明の(イ)で用いる活性水素
を有する化合物としては、アルコール類、フェノール
類、カルボン酸類、アミン類、チオール類、水酸基末端
重合体、および水酸基を含有する重合体等があげられ
る。
【0023】アルコール類としては、1価、2価、3価
以上のものであり、たとえば、メタノール、エタノー
ル、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、グリ
セリン、ブタントリオール、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジグリ
セロール、トリグリセロールなどがあげられる。その
他、ネオペンチルグリコール、ヒドロキシヒバリン酸の
ネオペンチルグリコールエステル、ジペンタエリスリト
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、トリメチ
ルペンタンジオール、1,3,5−トリス(2−ヒドロ
キシエチル)シアヌル酸、水添ビスフェノールA、水添
ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物、水添ビス
フェノールAのプロピレンオキシド付加物なども用いる
ことができる。
【0024】フェノール類としては、フェノール、クレ
ゾール、カテコール、ピロガロール、ハイドロキノン、
ハイドロキノンモノメチルエーテル、ビスフェノール
A、ビスフェノールF、4,4'−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン、ビスフェノールS、ビスフェノールAのエチレン
オキシド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキシ
ド付加物、フェノール樹脂、クレゾールノボラック樹脂
等がある。
【0025】本発明で用いる水酸基末端重合体として
は、ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリコー
ル,ポリテトラメチレングリコール,ポリブチレングリ
コール,ポリシクロヘキセングリコール,ポリビニルシ
クロヘキセングリコールなどのポリエーテルポリオー
ル、水酸基末端ポリエステル、水酸基末端ポリブタジエ
ン、水酸基末端ポリカプロラクトン、ポリカーボネート
ジオールなどがある。また、水酸基末端重合体のかわり
に水酸基を有するアクリル共重合体なども使用すること
ができる。
【0026】カルボン酸類としてはギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、動植物油の脂肪酸、フマル酸、マレイン
酸、アジピン酸、ドデカン2酸、トリメリット酸、ピロ
メリット酸、ポリアクリル酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸等がある。
【0027】また,乳酸、クエン酸、オキシカプロン酸
等、水酸基とカルボン酸を共に有する化合物もあげられ
る。
【0028】アミン類としてはモノメチルアミン、ジメ
チルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、プロ
ピルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、ペン
チルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、
オクチルアミン、ドデシルアミン、4,4'−ジアミノジフ
ェニルメタン、イソホロンジアミン、トルエンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、キシレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、エタノー
ルアミン等がある。
【0029】チオール類としてはメチルメルカプタン、
エチルメルカプタン、プロピルメルカプタン、フェニル
メルカプタン等のメルカプト類、メルカプトプロピオン
酸あるいはメルカプトプロピオン酸の多価アルコールエ
ステル、例えばエチレングリコールジメルカプトプロピ
オン酸エステル,トリメチロールプロパントリメルカプ
トプロピオン酸,ペンタエリスリトールペンタメルカプ
トプロピオン酸等があげられる。
【0030】さらにその他、活性水素を有する化合物と
してはポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル部分加水
分解物、デンプン、セルロース、セルロースアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、ヒドロキシエチ
ルセルロース、アクリルポリオール樹脂、スチレンアリ
ルアルコール共重合樹脂、スチレン−マレイン酸共重合
樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステルポリオール樹脂、
ポリエステルカルボン酸樹脂、ポリカプロラクトンポリ
オール樹脂、ポリプロピレンポリオール、ポリテトラメ
チレングリコール等がある。
【0031】また、活性水素を有する化合物は、その骨
格中に不飽和2重結合を有していても良く、具体例とし
ては、アリルアルコール、アクリル酸、メタクリル酸、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−シクロヘキ
センメタノール、テトラヒドロフタル酸等がある。
【0032】これら活性水素を有する化合物であればど
のようなものでも用いることが出来,それらは2種以上
を混合してもよい。
【0033】本発明で用いるエポキシ樹脂(イ)は、上
記1分子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を
有する化合物1〜99重量部と、多塩基酸無水物、多塩
基酸、酸末端重合体、およびカルボン酸基を含有する重
合体の少なくとも1種99〜1重量部と、活性水素を有
する化合物の少なくとも1種0〜99重量部を反応させ
て得られるビニル基を有する樹脂をさらにエポキシ化剤
でエポキシ化して得られる。ビニル基を有する樹脂を合
成する反応においては、カルボキシル基によるエポキシ
基の開環反応を促進する触媒と、必要に応じて、脱水エ
ステル化反応を促進する触媒を併用してもよい。
【0034】本発明で用い得るカルボキシル基によるエ
ポキシ基の開環反応を促進する触媒としては、ジメチル
ベンジルアミン、トリエチルアミン、テトラメチルエチ
レンジアミン、トリ−n−オクチルアミンなどの3級ア
ミン、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメ
チルアンモニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウ
ムブロマイドなどの4級アンモニウム塩、テトラメチル
尿素などのアルキル尿素、テトラメチルグアニジンなど
のアルキルグアニジンなどをあげることができる。
【0035】また、本発明で用い得る開環反応を促進す
る触媒は単独で用いても、2種類以上を併用してもよ
い。この触媒はエポキシ化合物に対して0.1〜5.0
重量%用いるのがよい。この開環反応は50〜200℃
で行う。
【0036】また、本発明で用い得る脱水エステル化反
応を促進する触媒としては、オクチル酸スズ、ジブチル
スズラウレートなどのSn化合物、テトラブチルチタネ
ートなどのTi化合物などがあげられる。
【0037】また、本発明で用い得る脱水エステル化反
応を促進する触媒は単独で用いても、2種類以上を併用
してもよい。この触媒は反応系に対して0〜1000p
pm用いるのがよい。この開環反応は180〜240℃
で行う。
【0038】カルボキシル基によるエポキシ基の開環反
応と脱水エステル化反応を順次行ってもよいが、原料と
触媒を一括仕込みした後、反応温度を反応の進行に応じ
て段階的に上昇させる方法が望ましい。
【0039】さて、このようにして合成された環状オレ
フィンまたはビニル基を有する樹脂にエポキシ化剤を作
用させて、本発明のエポキシ基を有する樹脂を合成する
わけであるが、用い得るエポキシ化剤としては過酸類,
ハイドロパーオキサイド類などをあげることができる。
【0040】過酸類としては過ギ酸,過酢酸,過安息香
酸,トリフルオロ過酢酸などがある。 このうち、過酢
酸は工業的に大量に製造されており、安価に入手でき、
安定度も高いので好ましいエポキシ化剤である。
【0041】ハイドロパーオキサイド類としては過酸化
水素,ターシャリブチルハイドロパーオキサイド,クメ
ンパーオキサイド等がある。
【0042】エポキシ化の際には必要に応じて触媒を用
いることができる。
【0043】例えば、過酸の場合、炭酸ソーダ等のアル
カリや硫酸などの酸を触媒として用い得る。
【0044】また、ハイドロパーオキサイド類の場合、
タングステン酸と苛性ソーダの混合物を過酸化水素と、
あるいは有機酸を過酸化水素と、あるいはモリブデンヘ
キサカルボニルをターシャリブチルハイドロパーオキサ
イドと併用して触媒効果を得ることができる。
【0045】エポキシ化反応は、装置や原料物性に応じ
て溶媒使用の有無や反応温度を調節して行う。用いるエ
ポキシ化剤の反応性によって使用できる反応温度域は定
まる。 好ましいエポキシ化剤である過酢酸についてい
えば0〜70℃が好ましい。0℃以下では反応が遅く、
70℃では過酢酸の分解がおきる。
【0046】又、ハイドロパーオキサイドの1例である
ターシャルブチルハイドロパーオキサイド/モリブデン
二酸化物ジアセチルアセトナート系では同じ理由で20
℃〜150℃が好ましい。
【0047】溶媒は、原料粘度の低下、エポキシ化剤の
希釈による安定化などの目的で使用することができる。
過酢酸の場合であれば芳香族化合物,エーテル類,エス
テル類などを用いることができる。
【0048】不飽和結合に対するエポキシ化剤の仕込み
モル比は不飽和結合をどれくらい残存させたいかなどの
目的に応じて変化させることができる。エポキシ基が多
い化合物が目的の場合は、エポキシ化剤は不飽和基に対
して等モルかそれ以上加えるのが好ましい。ただし、経
済性、及び副反応の問題から2倍モルを越えることは通
常不利であり、過酢酸の場合1〜1.5倍モルが好まし
い。
【0049】所定の反応終了後、濃縮等の通常の化学工
業的手段によって目的のエポキシ樹脂を反応租液より取
り出すことができる。
【0050】また、本発明で用いるエポキシ樹脂(イ)
のエポキシ当量および分子量は厳密に制限されるもので
はなく、最終の樹脂組成物の用途に応じて変えることが
できるが、一般的にいえば、エポキシ当量は100〜2
000、好ましくは150〜500の範囲内で、数平均
分子量は400〜100000、好ましくは700〜3
0000の範囲内にあるものが適当である。
【0051】次に、本発明で用いる水酸基およびカチオ
ン性基を含有する樹脂(ロ)は、(イ)成分のエポキシ
基と反応し得る水酸基を含有しかつ安定な水性分散物を
形成するのに十分な数のカチオン性基を有する任意の樹
脂が包含される。たとえば、水酸基およびカチオン性基
を含有する樹脂(ロ)としては、次のものが上げられ
る。
【0052】(1)ポリフェノール化合物とエピクロル
ヒドリンとから得られるポリエポキシ化合物のエポキシ
基にカチオン化剤を反応させて得られる樹脂や、請求項
1の(イ)のエポキシ樹脂のエポキシ基にカチオン化剤
を反応させて得られる樹脂や、4−ビニルシクロヘキセ
ン−1−オキシドのエポキシ基を開環重合して得られる
ポリエーテルのビニル基をエポキシ化して得られるポリ
エポキシ化合物のエポキシ基にカチオン化剤を反応させ
て得られる樹脂などのような、ポリエポキシ樹脂とカチ
オン化剤とを反応させて得られる反応生成物。
【0053】(2)ポリカルボン酸とポリアミンとの重
縮合物を酸でプロトン化したもの。 (3)ポリイソシアネートおよびポリオールとをモノま
たはポリアミンとの重付加物を酸でプロトン化したも
の。
【0054】(4)水酸基ならびにアミノ基含有アクリ
ル系またはビニル系モノマーの共重合体を酸でプロトン
化したもの。
【0055】(5)ポリカルボン酸樹脂とアルキレンイ
ミンとの付加物を酸でプロトン化したもの。
【0056】本発明における水酸基およびカチオン性基
を含有する樹脂(ロ)として特に望ましいのは、前記
(1)に包含されるポリフェノール化合物とエピクロル
ヒドリンとから得られるポリエポキシ化合物のエポキシ
基にカチオン化剤を反応させて得られる樹脂や、請求項
1の(イ)のエポキシ樹脂のエポキシ基にカチオン化剤
を反応させて得られる樹脂や、4−ビニルシクロヘキセ
ン−1−オキシドのエポキシ基を開環重合して得られる
ポリエーテルのビニル基をエポキシ化して得られるポリ
エポキシ化合物のエポキシ基にカチオン化剤を反応させ
て得られる樹脂である。
【0057】これらの樹脂の合成に用いられるポリエポ
キシ化合物は、エポキシ基を1分子中に2個以上有する
化合物で、一般に少なくとも200以上、好ましくは8
00〜2000の範囲内の数平均分子量を有するものが
適している。このようなポリエポキシ化合物としてはそ
れ自体公知のものを使用することができる。たとえば、
ポリフェノール化合物をアルカリの存在下にエピクロル
ヒドリンと反応させることにより製造することができる
ポリフェノール化合物のポリグリシジルエーテルを使用
できる。これらの樹脂の合成に用いられるポリエポキシ
化合物は、ポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリ
エステルポリオール、ポリアミドアミン、ポリカルボン
酸、ポリイソシアネートなどと部分的に反応させてもよ
く、さらに、カプロラクトンやアクリルモノマーなどを
グラフト重合させてもよい。
【0058】一方、上記ポリエポキシ化合物にカチオン
性基を導入するためのカチオン化剤としては、脂肪族ま
たは脂環族または芳香族の第1級もしくは第2級アミ
ン、第3級アミン塩、第2級スルフィド塩、第3級ホス
フィン塩などが挙げられる。これらはエポキシ基と反応
してカチオン性基を形成する。さらに、第3級アミノア
ルコールとジイソシアネートの反応によって得られる第
3級アミノモノイソシアネートをエポキシ樹脂の水酸基
と反応させてカタオン性基とすることもできる。前記カ
チオン化剤におけるアミン化合物の例としては、たとえ
ば、次のものを例示することができる。
【0059】メチルアミン、エチルアミン、n−または
iso−プロピルアミン、モノエタノールアミン、n−
またはiso−プロパノールアミンなどの第1級アミン
や、ジエチルアミン、ジモノエタノールアミン、ジn−
またはiso−プロパノールアミン、N−メチルエタノ
ールアミン、N−エチルエタノールアミンなどの第2級
アミンや、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
ヒドロキシエチルアミノエチルアミン、エチルアミノエ
チルアミン、メチルアミノプロピルアミン、ジメチルア
ミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミンなど
のポリアミンなどがある。
【0060】これらの中で水酸基を有するアルカノール
アミン類が好ましい。
【0061】さらに、上記アミン化合物以外にアンモニ
ア、ヒドロキシルアミン、ヒドラジン、ヒドロキシエチ
ルヒドラジン、N−ヒドロキシエチルイミダゾリン化合
物などの塩基性化合物も同様に使用することができる。
【0062】これらの化合物を用いて形成される塩基性
基は酸、特に好ましくはギ酸、酢酸、グリコール酸、乳
酸などの水溶性有機カルボン酸でプロトン化してカチオ
ン性基とすることができる。
【0063】さらに、トリエチルアミン、トリエタノー
ルアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N−メ
チルジエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノール
アミン、N−ジエチルジエタノールアミンなどの第3級
アミンなども使用でき、これらは酸で予めプロトン化
し、エポキシ基と反応させて第4級塩にすることができ
る。また、アミノ化合物以外に、ジエチルスルフィド、
ジフェニルスルフィド、テトラメチレンスルフィド、チ
オジエタノールなどのスルフィド類とホウ酸、炭酸、有
機モノカルボン酸、などとの塩をエポキシ基と反応させ
て第3級スルホニウム塩としてもよい。さらに、トリエ
チルホスフィン、フェニルジメチルホスフィン、ジフェ
ニルメチルホスフィン、トリフェニルホスフィンなどの
ホスフィン類と上記のごとき酸との塩をエポキシ基と反
応させて、第4級ホスホニウム塩としてもよい。
【0064】本発明で用いる水酸基およびカチオン性基
を含有する樹脂(ロ)の水酸基としては、たとえば、上
記カチオン化剤中のアルカノールアミン、エポキシ化合
物中に導入されることがあるカプロラクトンの開環物お
よびポリオールなどから導入できる第1級水酸基、エポ
キシ樹脂中の2級水酸基などが挙げられる。このうち、
アルカノールアミンにより導入される第1級水酸基はエ
ポキシ樹脂(イ)との架橋硬化性が優れているので好ま
しい。このようなアルカノールアミンは前記カチオン化
剤で例示したものが好ましい。
【0065】本発明で用いる水酸基およびカチオン性基
を含有する樹脂(ロ)における水酸基の含有量はエポキ
シ樹脂(イ)に含まれるエポキシ基との架橋硬化反応性
の点から見て、水酸基当量で20〜5000、特に10
0〜1000の範囲内が好ましく、特に第1級水酸基当
量は200〜1000の範囲内にあることが望ましい。
また、カチオン性基の含有量は本発明で用いる水酸基お
よびカチオン性基を含有する樹脂(ロ)を安定に分散し
得る必要な最低限度以上が好ましく、KOH(mg/g
固形分)(アミン価)換算で一般に3〜200、特に1
0〜80の範囲内にあることが望ましい。しかし、カチ
オン性基の含有量が3以下の場合であっても、界面活性
剤などを使用して水性分散化して使用することも可能で
あるが、この場合には、水性分散組成物のpHが通常4
〜9、より好ましくは6〜7になるようにカチオン性基
を調整するのが望ましい。
【0066】本発明で用いる水酸基およびカチオン性基
を含有する樹脂(ロ)は、水酸基およびカチオン性基を
有しており、遊離のエポキシ基は原則として含まないこ
とが望ましいが、本発明で用いるエポキシ樹脂(イ)の
一部が水酸基およびカチオン性基を含有する樹脂(ロ)
に予め付加したものが含まれていても差し支えない。か
くして、エポキシ樹脂(イ)と水酸基およびカチオン性
基を含有する樹脂(ロ)からなる組成物は水性熱硬化性
樹脂組成物として使用することができる。本発明の水性
熱硬化性樹脂組成物を調整するには、たとえば、エポキ
シ樹脂(イ)と水酸基およびカチオン性基を含有する樹
脂(ロ)を混合した後、水中に分散せしめ、次いで必要
に応じて、カーボンブラック、チタン白、ベンガラのよ
うな着色顔料、クレー、タルクのような体質顔料、クロ
ム酸ストロンチウム、クロム酸鉛、塩基性クロム酸鉛、
リン酸鉛、塩基性リン酸鉛、トリポリリン酸鉛、硫酸鉛
などの防食顔料、さらに他の添加剤を混練することによ
って行われる。配合し得る他の添加剤としては、たとえ
ば、分散剤または塗面のハジキ防止剤としての非イオン
系界面活性剤、硬化促進剤などが挙げられる。
【0067】特に、本発明の水性熱硬化性樹脂組成物を
160℃以下の低温で十分に硬化するようにするには、
ジルコニウム化合物、コバルト化合物、アルミニウム化
合物、銅化合物、鉄化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マ
ンガン化合物、クロム化合物、および、ニッケル化合物
から選ばれる1種または2種以上の金属化合物を硬化触
媒として添加することが有効である。これらの金属化合
物の具体例としては、たとえば、ジルコニウムアセチル
アセトナート、コバルトアセチルアセトナート、アルミ
ニウムアセチルアセトナート、マンガンアセチルアセト
ナート、などのキレート化合物、β−ヒドロキシアミノ
構造を有する化合物と酸化鉛(2)のキレート化反応生
成物、2−エチルヘキサン酸鉛、セカノイック鉛、ナフ
チックス鉛、オクチック鉛、安息香酸鉛、酢酸鉛、乳酸
鉛、ギ酸鉛、グリコール酸鉛、オクチックスジルコニウ
ムなどのカルボキシレートなどが挙げられる。
【0068】上記金属化合物は、エポキシ樹脂(イ)と
水酸基およびカチオン性基を含有する樹脂(ロ)との合
計固形分重量に対し、金属含有率が一般に10重量%以
下、好ましくは5重量%以下の量で使用することができ
る。
【0069】このようにして調整される水性熱硬化性樹
脂組成物を適当な方法により基体上に付着させた後、た
とえば、70〜250℃、好ましくは、120〜160
℃の温度で加熱硬化させることができる。
【0070】
【発明の効果】本発明の水性熱硬化性樹脂組成物は防食
性などの特性を低下させることなく、安定性および硬化
性が優れており、さらに、ブロックイソシアネート化合
物やメラミン樹脂を用いることに基づく欠点を解消した
低温硬化性に優れたものである。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)(a)1分子中に1個以上のビニル
    基と1個のエポキシ基を有する化合物と、(b)多塩基
    酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およびカルボン酸
    基を含有する重合体の少なくとも1種と、(c)1個以
    上の活性水素を有する化合物の少なくとも1種を反応さ
    せて得られるビニル基を有する樹脂をさらにエポキシ化
    して得られるエポキシ樹脂と、 (ロ)水酸基およびカチオン性基を含有する樹脂とを主
    成分として含有することを特徴とする水性熱硬化性樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】1分子中に1個以上のビニル基と1個のエ
    ポキシ基を有する化合物が、4−ビニルシクロヘキセン
    −1−オキシドである請求項1の水性熱硬化性樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】1分子中に1個以上のビニル基と1個のエ
    ポキシ基を有する化合物が、5−ビニルビシクロ[2.
    2.1]ヘプト−2−エン−2−オキシドである請求項
    1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】1分子中に1個以上のビニル基と1個のエ
    ポキシ基を有する化合物が、リモネンモノオキシドであ
    る請求項1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】1分子中に1個以上のビニル基と1個のエ
    ポキシ基を有する化合物が、下記一般式(I) 《nは0から30の整数》で表される化合物である請求
    項1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】1分子中に1個以上のビニル基と1個のエ
    ポキシ基を有する化合物が、下記一般式(II) 《n1、n2は0から30の整数》で表される化合物で
    ある請求項1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】1分子中に1個以上のビニル基と1個のエ
    ポキシ基を有する化合物が、下記一般式(III) 《Phは置換フェニル基、nは0から30の整数》で表
    される化合物である請求項1の水性熱硬化性樹脂組成
    物。
  8. 【請求項8】酸末端重合体が、酸末端ポリエステルであ
    る請求項1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】1個以上の活性水素を有する化合物が、ア
    ルコール類、水酸基末端重合体、および水酸基を含有す
    る重合体である請求項1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】水酸基末端重合体が、水酸基末端ポリエ
    ステルである請求項8の水性熱硬化性樹脂組成物。
  11. 【請求項11】水酸基末端重合体が、水酸基末端ポリエ
    ーテルである請求項8の水性熱硬化性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】水酸基およびカチオン性基を含有する樹
    脂が、ポリフェノール化合物とエピクロルヒドリンとか
    ら得られるポリエポキシ化合物のエポキシ基にカチオン
    化剤を反応させて得られる樹脂である請求項1の水性熱
    硬化性樹脂組成物。
  13. 【請求項13】水酸基およびカチオン性基を含有する樹
    脂が、請求項1の(イ)のエポキシ樹脂のエポキシ基に
    カチオン化剤を反応させて得られる樹脂である請求項1
    の水性熱硬化性樹脂組成物。
  14. 【請求項14】水酸基およびカチオン性基を含有する樹
    脂が、4−ビニルシクロヘキセン−1−オキシドのエポ
    キシ基を開環重合して得られるポリエーテルのビニル基
    をエポキシ化して得られるポリエポキシ化合物のエポキ
    シ基にカチオン化剤を反応させて得られる樹脂である請
    求項1の水性熱硬化性樹脂組成物。
  15. 【請求項15】ジルコニウム化合物、コバルト化合物、
    アルミニウム化合物、銅化合物、鉄化合物、亜鉛化合
    物、鉛化合物、マンガン化合物、クロム化合物、およ
    び、ニッケル化合物から選ばれる1種または2種以上の
    金属化合物を硬化触媒として含有する請求項1の水性熱
    硬化性樹脂組成物。
JP29287992A 1992-10-30 1992-10-30 水性熱硬化性樹脂組成物 Pending JPH06136240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29287992A JPH06136240A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 水性熱硬化性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29287992A JPH06136240A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 水性熱硬化性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06136240A true JPH06136240A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17787563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29287992A Pending JPH06136240A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 水性熱硬化性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06136240A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2788053B2 (ja) カチオン電着塗料
JPS5821416A (ja) 新規コ−テイング用樹脂の製造法
EP0012463A1 (en) Thermosetting resinous binder compositions, their preparation, and use as coating materials
JP3276633B2 (ja) 水性塗料用樹脂組成物
CN1053441A (zh) 由阴极电沉积涂覆的环氧涂料构成的控制膜
US5091446A (en) Cationic electrodeposition coating resin composition based on vinyl-cyclohexene oxide-alkylene oxide copolymers
CN1118502C (zh) 环氧官能聚酯树脂、其制备方法、和含有其的室外耐久性的涂料组合物
JPH05295318A (ja) 水性塗料用樹脂組成物
JPS6339972A (ja) カチオン電着塗装用塗料組成物
JPH06136240A (ja) 水性熱硬化性樹脂組成物
JP2679740B2 (ja) カチオン電着塗料用樹脂
TW202132491A (zh) 來自可再生來源之α,α支鏈酸的縮水甘油酯及其調配物
US20220363819A1 (en) Glycidyl esters of alpha, alpha branched acids from renewable sources and formulations thereof
JPH04359075A (ja) 熱硬化形水性塗料組成物
JPH06346290A (ja) 塗装方法
JP2639833B2 (ja) ポリエーテル化合物
JPH0641788A (ja) 塗膜形成方法
US5464913A (en) Cycloaliphatic epoxy and primary hydroxyl groups-containing cationic resin
JP2879921B2 (ja) カチオン電着用樹脂組成物
JPH0617293A (ja) 塗膜形成方法
JPH06207126A (ja) 熱硬化性粉体塗料用樹脂組成物
TW202132403A (zh) 來自可再生來源之α,α支鏈酸的縮水甘油酯及其調配物
JP2829441B2 (ja) 架橋剤及び硬化性組成物
JPH0238140B2 (ja)
JPH0633001A (ja) カチオン電着塗料組成物