JPH06136214A - 真珠光沢を有する樹脂組成物 - Google Patents
真珠光沢を有する樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH06136214A JPH06136214A JP28338892A JP28338892A JPH06136214A JP H06136214 A JPH06136214 A JP H06136214A JP 28338892 A JP28338892 A JP 28338892A JP 28338892 A JP28338892 A JP 28338892A JP H06136214 A JPH06136214 A JP H06136214A
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- JP
- Japan
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- resin composition
- polycarbonate
- copolymer
- heat resistance
- toughness
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、真珠光沢を有するだけでなく、耐
熱性と靱性および機械的物性において優れた物性バラン
スを有する樹脂組成物を得ることを目的とする。 【構成】(A)メタクリル酸メチル−α−メチルスチレ
ン共重合体と(B)ポリカーボネート並びに(C)スチ
レン−共役ジエンブロック共重合体を、重量比で(A)
/(B)=1〜99/99〜1、(C)/(A)+
(B)=1〜40/99〜60の関係を満足する配合割
合で混合することにより、耐熱性と靱性および機械的物
性のバランスに優れ、真珠光沢を有する新規な樹脂組成
物を得ることが出来る。 【効果】 本発明の真珠光沢を有する樹脂組成物は、装
飾品や他の雑貨類のみならず、耐熱性、靱性が要求され
る種々の工業製品の成形材料として極めて有用である。
熱性と靱性および機械的物性において優れた物性バラン
スを有する樹脂組成物を得ることを目的とする。 【構成】(A)メタクリル酸メチル−α−メチルスチレ
ン共重合体と(B)ポリカーボネート並びに(C)スチ
レン−共役ジエンブロック共重合体を、重量比で(A)
/(B)=1〜99/99〜1、(C)/(A)+
(B)=1〜40/99〜60の関係を満足する配合割
合で混合することにより、耐熱性と靱性および機械的物
性のバランスに優れ、真珠光沢を有する新規な樹脂組成
物を得ることが出来る。 【効果】 本発明の真珠光沢を有する樹脂組成物は、装
飾品や他の雑貨類のみならず、耐熱性、靱性が要求され
る種々の工業製品の成形材料として極めて有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真珠光沢を有する新規
な樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、メタクリル酸
メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリカーボネート
およびスチレン-共役ジエンブロック共重合体からなる
耐熱性と靭性および機械的物性のバランスに優れ、真珠
光沢を有する新規な樹脂組成物に関するものである。
な樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、メタクリル酸
メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリカーボネート
およびスチレン-共役ジエンブロック共重合体からなる
耐熱性と靭性および機械的物性のバランスに優れ、真珠
光沢を有する新規な樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】芳香族ポリカーボネート、特にビスフェ
ノールAのポリカーボネートとポリメタクリル酸メチル
とのポリマーブレンドは真珠光沢を有する樹脂成形品を
与えることが知られており、例えば、特公昭43-13,384
号公報、特公昭47-16,063号公報、特開昭53-1,246号公
報あるいはUSP 4,045,514号明細書に記載されている。
しかしながら、このような樹脂組成物は、その外観が極
めて特異的なものであって、広範な用途に用いるのに適
したものであるにもかかわらず、何れもその耐熱性や靭
性が十分でないために、装飾品やその他の雑貨類などに
その用途が制限されている。
ノールAのポリカーボネートとポリメタクリル酸メチル
とのポリマーブレンドは真珠光沢を有する樹脂成形品を
与えることが知られており、例えば、特公昭43-13,384
号公報、特公昭47-16,063号公報、特開昭53-1,246号公
報あるいはUSP 4,045,514号明細書に記載されている。
しかしながら、このような樹脂組成物は、その外観が極
めて特異的なものであって、広範な用途に用いるのに適
したものであるにもかかわらず、何れもその耐熱性や靭
性が十分でないために、装飾品やその他の雑貨類などに
その用途が制限されている。
【0003】ところで、この種のポリカーボネートとポ
リメタクリル酸メチルのポリマーブレンドにおける耐熱
性を改善するために、従来においてもいくつかの提案が
なされている。例えば、特開昭56-28,233号公報によれ
ば、ポリカーボネートとスチレン−メタクリル酸メチル
−共重合体とのブレンドに、第三成分として多段重合体
を加え、これによって樹脂組成物の耐熱性を改善する試
みが行なわれているが、この場合には、真珠光沢が失わ
れる結果となっている。また、特開昭56-28,234号公報
や特開昭56-28,240号公報においても同様の報告がなさ
れている。更に、特願平1-105,822号においてメタクリ
ル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリカーボネ
ートとのブレンドによって真珠光沢を保持したまま耐熱
性の向上を果たしているが、靭性の面では十分ではな
い。このように、従来において、ポリカーボネート樹脂
をもとにして得られるポリマーブレンドにおいて、奇麗
な真珠光沢を有すると同時に、耐熱性と靭性および機械
的物性の優れた物性バランスを有する樹脂組成物は得ら
れていない。
リメタクリル酸メチルのポリマーブレンドにおける耐熱
性を改善するために、従来においてもいくつかの提案が
なされている。例えば、特開昭56-28,233号公報によれ
ば、ポリカーボネートとスチレン−メタクリル酸メチル
−共重合体とのブレンドに、第三成分として多段重合体
を加え、これによって樹脂組成物の耐熱性を改善する試
みが行なわれているが、この場合には、真珠光沢が失わ
れる結果となっている。また、特開昭56-28,234号公報
や特開昭56-28,240号公報においても同様の報告がなさ
れている。更に、特願平1-105,822号においてメタクリ
ル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリカーボネ
ートとのブレンドによって真珠光沢を保持したまま耐熱
性の向上を果たしているが、靭性の面では十分ではな
い。このように、従来において、ポリカーボネート樹脂
をもとにして得られるポリマーブレンドにおいて、奇麗
な真珠光沢を有すると同時に、耐熱性と靭性および機械
的物性の優れた物性バランスを有する樹脂組成物は得ら
れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、真珠光沢を有するだけでなく、優れた耐熱性と靭性
および機械的物性の優れた物性バランスを有する樹脂組
成物を開発するために検討した結果、メタクリル酸メチ
ル-α-メチルスチレン共重合体とポリカーボネートおよ
びスチレン-共役ジエンブロック共重合体の溶融混練物
が、真珠光沢を損なうことなく優れた耐熱性と靭性およ
び機械的物性の優れた物性バランスを有する樹脂である
ことを見出し、本発明を完成した。従って、本発明の目
的は、奇麗な真珠光沢を有すると同時に、優れた耐熱性
と靭性および機械的物性の優れた物性バランスを有する
樹脂組成物を提供することにある。
は、真珠光沢を有するだけでなく、優れた耐熱性と靭性
および機械的物性の優れた物性バランスを有する樹脂組
成物を開発するために検討した結果、メタクリル酸メチ
ル-α-メチルスチレン共重合体とポリカーボネートおよ
びスチレン-共役ジエンブロック共重合体の溶融混練物
が、真珠光沢を損なうことなく優れた耐熱性と靭性およ
び機械的物性の優れた物性バランスを有する樹脂である
ことを見出し、本発明を完成した。従って、本発明の目
的は、奇麗な真珠光沢を有すると同時に、優れた耐熱性
と靭性および機械的物性の優れた物性バランスを有する
樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(A)メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体
と(B)ポリカーボネート並びに(C)スチレン-共役
ジエンブロック共重合体を混合してなる樹脂組成物であ
って、その配合割合が重量比で(A)/(B)=1〜9
9/99〜1、(C)/(A)+(B)=1〜40/9
9〜60なる関係を満足することを特徴とする真珠光沢
を有する樹脂組成物である。
(A)メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体
と(B)ポリカーボネート並びに(C)スチレン-共役
ジエンブロック共重合体を混合してなる樹脂組成物であ
って、その配合割合が重量比で(A)/(B)=1〜9
9/99〜1、(C)/(A)+(B)=1〜40/9
9〜60なる関係を満足することを特徴とする真珠光沢
を有する樹脂組成物である。
【0006】以下に本発明を詳細に説明する。本発明で
用いられる(A)メタクリル酸メチル-α-メチルスチレ
ン共重合体は、塊状重合、溶液重合、乳化重合あるいは
懸濁重合のいずれの方法で重合したものでもよいが、好
ましくは共重合体中に不純物が混入しない塊状重合が用
いられる。また、重合時に有機過酸化物、アゾ化合物を
重合開始剤として使用する開始剤重合、開始剤を用いな
い熱重合のいずれで重合したものでもよく、分子量を調
節するためにアルキルメルカプタンのような連鎖移動剤
を適量添加することも可能である。また、共重合体の粘
度が高い場合には、粘度を低下させるため少量の溶媒を
添加して重合を行うことも可能である。この場合、溶媒
としては通常のラジカル重合で使用されている不活性溶
媒が好ましく、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン等
が用いられる。
用いられる(A)メタクリル酸メチル-α-メチルスチレ
ン共重合体は、塊状重合、溶液重合、乳化重合あるいは
懸濁重合のいずれの方法で重合したものでもよいが、好
ましくは共重合体中に不純物が混入しない塊状重合が用
いられる。また、重合時に有機過酸化物、アゾ化合物を
重合開始剤として使用する開始剤重合、開始剤を用いな
い熱重合のいずれで重合したものでもよく、分子量を調
節するためにアルキルメルカプタンのような連鎖移動剤
を適量添加することも可能である。また、共重合体の粘
度が高い場合には、粘度を低下させるため少量の溶媒を
添加して重合を行うことも可能である。この場合、溶媒
としては通常のラジカル重合で使用されている不活性溶
媒が好ましく、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン等
が用いられる。
【0007】このメタクリル酸メチル-α-メチルスチレ
ン共重合体としては、重量平均分子量が3万〜20万の
ものを使用することができるが、好ましくは6万〜12
万のものがよい。この重量平均分子量が3万より小さい
と、機械的強度が発現せず、反対に、20万を越えると
成形加工時の流動性に劣るだけでなく、熱分解が起こり
やすくなる。また、この共重合体の組成は、α-メチル
スチレン単位が10〜40mol%、メタクリル酸メチル単位
が60〜90mol%であるのが好ましく、より好ましくはα-
メチルスチレン単位が15〜25mol%、メタクリル酸メチ
ル単位が75〜85mol%であるのがよい。α-メチルスチレ
ン単位が10mol%未満であると十分な耐熱性が得られ
ず、40mol%を越えると成形加工時に熱分解を起こしや
すくなる。
ン共重合体としては、重量平均分子量が3万〜20万の
ものを使用することができるが、好ましくは6万〜12
万のものがよい。この重量平均分子量が3万より小さい
と、機械的強度が発現せず、反対に、20万を越えると
成形加工時の流動性に劣るだけでなく、熱分解が起こり
やすくなる。また、この共重合体の組成は、α-メチル
スチレン単位が10〜40mol%、メタクリル酸メチル単位
が60〜90mol%であるのが好ましく、より好ましくはα-
メチルスチレン単位が15〜25mol%、メタクリル酸メチ
ル単位が75〜85mol%であるのがよい。α-メチルスチレ
ン単位が10mol%未満であると十分な耐熱性が得られ
ず、40mol%を越えると成形加工時に熱分解を起こしや
すくなる。
【0008】なお、メタクリル酸メチル-α-メチルスチ
レン共重合体には、その性質を保持する限りにおいて、
その構成単位として少量の第三成分(スチレン、無水マ
レイン酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、N-
フェニルマレイミド、N-フェニルメタクリルアミド、メ
タクリル酸、アクリル酸、アクリル酸エステル類である
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n-ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸t-ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸ベンジル、メタクリル酸エステル類であるメタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n-ブ
チル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t-ブチ
ル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジ
ル)が入ってもよい。
レン共重合体には、その性質を保持する限りにおいて、
その構成単位として少量の第三成分(スチレン、無水マ
レイン酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、N-
フェニルマレイミド、N-フェニルメタクリルアミド、メ
タクリル酸、アクリル酸、アクリル酸エステル類である
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n-ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸t-ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸ベンジル、メタクリル酸エステル類であるメタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n-ブ
チル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t-ブチ
ル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジ
ル)が入ってもよい。
【0009】
【化1】
【0010】本発明で使用する(B)ポリカーボネート
としては、上記一般式(I)(但し、式中Rは水素原
子、ハロゲン原子または低級アルキル基を示す)で表わ
されるビスフェノールAまたはその誘導体より製造され
るが、この一般式(I)において、ハロゲン原子として
はフッ素、塩素、臭素およびヨウ素などがあるが、好ま
しくは塩素であり、また、低級アルキル基としてはメチ
ル基やエチル基が好ましい。このようなポリカーボネー
トは、ビスフェノールAあるいはその誘導体とホスゲン
とを反応させたホスゲン法や、ビスフェノールAあるい
はその誘導体とジフェニルカーボネートなどの炭酸エス
テルとを反応させるエステル交換法などの公知の方法で
行なうことができる。更に、本発明で使用することので
きるこの種のポリカーボネートは市販されており、これ
を使用することもできる。このポリカーボネートの好ま
しい重量平均分子量は2万〜5万である。本発明で使用
する(C)スチレン-共役ジエンブロック共重合体はエ
チレンを主成分とするエチレン-酢酸ビニルランダム共
重合体であり、共役ジエン単位の含有量が50〜99重量%
であり、好ましくは60〜80重量%である。
としては、上記一般式(I)(但し、式中Rは水素原
子、ハロゲン原子または低級アルキル基を示す)で表わ
されるビスフェノールAまたはその誘導体より製造され
るが、この一般式(I)において、ハロゲン原子として
はフッ素、塩素、臭素およびヨウ素などがあるが、好ま
しくは塩素であり、また、低級アルキル基としてはメチ
ル基やエチル基が好ましい。このようなポリカーボネー
トは、ビスフェノールAあるいはその誘導体とホスゲン
とを反応させたホスゲン法や、ビスフェノールAあるい
はその誘導体とジフェニルカーボネートなどの炭酸エス
テルとを反応させるエステル交換法などの公知の方法で
行なうことができる。更に、本発明で使用することので
きるこの種のポリカーボネートは市販されており、これ
を使用することもできる。このポリカーボネートの好ま
しい重量平均分子量は2万〜5万である。本発明で使用
する(C)スチレン-共役ジエンブロック共重合体はエ
チレンを主成分とするエチレン-酢酸ビニルランダム共
重合体であり、共役ジエン単位の含有量が50〜99重量%
であり、好ましくは60〜80重量%である。
【0011】(A)メタクリル酸メチル-α-メチルスチ
レン共重合体と(B)ポリカーボネートおよび(C)ス
チレン-共役ジエンブロック共重合体との混合割合は重
量比で(A)/(B)=1〜99/99〜1、(C)/
(A)+(B)=1〜40/99〜60なる関係を満足
する必要があり、好ましくは(A)/(B)=20〜8
0/80〜20、(C)/(A)+(B)=2〜30/
98〜70である。また、その混合方法は、公知の種々
の方法が適用できるが溶融混練が好ましい。溶融混練に
使用する混練機は、ロール、バンバリミキサ等の各種イ
ンターナルミキサ、各種スクリュ式押出機、その他のミ
キサである。溶融混練法によりブレンドを行う場合、混
練温度は両樹脂のブレンド比率や共重合体の共重合組成
により異なるが、220〜290℃で行われ、好ましくは240
〜270℃で行われる。混練温度が220℃より低いとポリカ
ーボネートとメタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共
重合体の流動性が低く成形加工性に劣り、290℃を越え
るとメタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体の
熱分解、又は着色が生じ易くなる。溶融混練時間は0.5
から20分で行われるが、好ましくは1〜10分、さらに好
ましくは3〜5分である。この溶融混練時間が0.5分より
短いと混練が十分でなく、20分を越えると熱分解や着色
が顕著になる。
レン共重合体と(B)ポリカーボネートおよび(C)ス
チレン-共役ジエンブロック共重合体との混合割合は重
量比で(A)/(B)=1〜99/99〜1、(C)/
(A)+(B)=1〜40/99〜60なる関係を満足
する必要があり、好ましくは(A)/(B)=20〜8
0/80〜20、(C)/(A)+(B)=2〜30/
98〜70である。また、その混合方法は、公知の種々
の方法が適用できるが溶融混練が好ましい。溶融混練に
使用する混練機は、ロール、バンバリミキサ等の各種イ
ンターナルミキサ、各種スクリュ式押出機、その他のミ
キサである。溶融混練法によりブレンドを行う場合、混
練温度は両樹脂のブレンド比率や共重合体の共重合組成
により異なるが、220〜290℃で行われ、好ましくは240
〜270℃で行われる。混練温度が220℃より低いとポリカ
ーボネートとメタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共
重合体の流動性が低く成形加工性に劣り、290℃を越え
るとメタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体の
熱分解、又は着色が生じ易くなる。溶融混練時間は0.5
から20分で行われるが、好ましくは1〜10分、さらに好
ましくは3〜5分である。この溶融混練時間が0.5分より
短いと混練が十分でなく、20分を越えると熱分解や着色
が顕著になる。
【0012】また、本発明の熱可塑性樹脂組成物には、
必要とする性質を損なわない範囲において種々の添加剤
を添加することもできる。この添加剤としては、例え
ば、抗酸化剤としてn-オクタデシル-3-(3',5'-ジ-tert
-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペ
ンタエリスリチル-テトラキス[3-(3,5-ジ-tert-ブチ
ル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等のヒン
ダードフェノール系化合物や、トリス(2,4-ジ-tert-ブ
チルフェニル)ホスファイト等のホスファイト系化合物
や、テトラキス[メチレン-3-(ドデシルチオ)プロピ
オネート]メタン等のチオエーテル系化合物を挙げるこ
とができ、難燃剤としてテトラブロモビスフェノール
A、デカブロモジフェニルオキサイド等の臭素系化合物
を挙げることができ、帯電防止剤としてエレクトロスト
ッパシリーズ[花王(株)製]、ダスパーシリーズ[ミ
ヨシ油脂(株)製]、TB-123、TB-128[松本油脂製薬
(株)製]等を挙げることができる。さらにはベンゾト
リアゾール系化合物のような紫外線吸収剤、ヒンダード
アミン系化合物のような光安定剤も必要に応じて用いる
ことができる。また各種改良剤、離型剤、及び染料や顏
料等も添加可能である。
必要とする性質を損なわない範囲において種々の添加剤
を添加することもできる。この添加剤としては、例え
ば、抗酸化剤としてn-オクタデシル-3-(3',5'-ジ-tert
-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペ
ンタエリスリチル-テトラキス[3-(3,5-ジ-tert-ブチ
ル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等のヒン
ダードフェノール系化合物や、トリス(2,4-ジ-tert-ブ
チルフェニル)ホスファイト等のホスファイト系化合物
や、テトラキス[メチレン-3-(ドデシルチオ)プロピ
オネート]メタン等のチオエーテル系化合物を挙げるこ
とができ、難燃剤としてテトラブロモビスフェノール
A、デカブロモジフェニルオキサイド等の臭素系化合物
を挙げることができ、帯電防止剤としてエレクトロスト
ッパシリーズ[花王(株)製]、ダスパーシリーズ[ミ
ヨシ油脂(株)製]、TB-123、TB-128[松本油脂製薬
(株)製]等を挙げることができる。さらにはベンゾト
リアゾール系化合物のような紫外線吸収剤、ヒンダード
アミン系化合物のような光安定剤も必要に応じて用いる
ことができる。また各種改良剤、離型剤、及び染料や顏
料等も添加可能である。
【0013】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
具体的に説明する。なお本発明は実施例、比較例により
限定されるものではない。以下の実施例及び比較例にお
いて、ポリカーボネートとしては三菱化成(株)製のノ
バレックス7025Aを用いた。スチレン-共役ジエンブロッ
ク共重合体としては共役ジエン単位が60重量%である旭
化成(株)製のスチレン-ブタジエン-スチレンブロック
共重合体;タフプレン125 を用いた。また、メタクリル
酸メチル-α-メチルスチレン共重合体は以下のようにし
て合成したものを使用した。反応容器中にα-メチルス
チレン(30wt.%)とメタクリル酸メチル(70wt.%)を仕
込み、重合開始剤としてパーカドックス12[化薬アクゾ
(株)製]を6000ppm添加した。反応溶液を120℃で16時
間反応させ、得られた反応生成物と未反応モノマー混合
液をクロロホルムで希釈した後、メタノール中に投入
し、未反応モノマーを除去した。モノマーを除去したも
のをろ過し、乾燥することで粉末状の共重合体を得た。
得られた共重合体100重量部に対し、抗酸化剤としてn-
オクタデシル-3-(3',5'-ジ-tert-ブチル-4'-ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートを0.5重量部添加した。メ
タクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリカ
ーボネートおよびスチレン-共役ジエンブロック共重合
体の溶融混練と射出成形は、ミニマックス射出成形機
[カスタムサイエンティフィックインストルメント社
製]を用いて行った。
具体的に説明する。なお本発明は実施例、比較例により
限定されるものではない。以下の実施例及び比較例にお
いて、ポリカーボネートとしては三菱化成(株)製のノ
バレックス7025Aを用いた。スチレン-共役ジエンブロッ
ク共重合体としては共役ジエン単位が60重量%である旭
化成(株)製のスチレン-ブタジエン-スチレンブロック
共重合体;タフプレン125 を用いた。また、メタクリル
酸メチル-α-メチルスチレン共重合体は以下のようにし
て合成したものを使用した。反応容器中にα-メチルス
チレン(30wt.%)とメタクリル酸メチル(70wt.%)を仕
込み、重合開始剤としてパーカドックス12[化薬アクゾ
(株)製]を6000ppm添加した。反応溶液を120℃で16時
間反応させ、得られた反応生成物と未反応モノマー混合
液をクロロホルムで希釈した後、メタノール中に投入
し、未反応モノマーを除去した。モノマーを除去したも
のをろ過し、乾燥することで粉末状の共重合体を得た。
得られた共重合体100重量部に対し、抗酸化剤としてn-
オクタデシル-3-(3',5'-ジ-tert-ブチル-4'-ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートを0.5重量部添加した。メ
タクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリカ
ーボネートおよびスチレン-共役ジエンブロック共重合
体の溶融混練と射出成形は、ミニマックス射出成形機
[カスタムサイエンティフィックインストルメント社
製]を用いて行った。
【0014】また、成型品の物性評価は以下のように行
った。 (1)引張強度・弾性率、破断点伸び メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリ
カーボネートおよびスチレン-共役ジエンブロック共重
合体を260℃で溶融混練、射出成形により直径1.6mm、長
さ7.5mmのロッド状試験片を製造し、引張試験機として
島津製作所(株)製オートグラフを使用した。 (2)ビカット軟化温度 射出成形によりASTM規格D1525に従って成形品を製造
し、ビカット軟化温度を測定した。
った。 (1)引張強度・弾性率、破断点伸び メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリ
カーボネートおよびスチレン-共役ジエンブロック共重
合体を260℃で溶融混練、射出成形により直径1.6mm、長
さ7.5mmのロッド状試験片を製造し、引張試験機として
島津製作所(株)製オートグラフを使用した。 (2)ビカット軟化温度 射出成形によりASTM規格D1525に従って成形品を製造
し、ビカット軟化温度を測定した。
【0015】実施例1〜6 メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリ
カーボネートおよびスチレン-共役ジエンブロック共重
合体を表1に示す配合比で溶融混練して、試験片を成形
し、引張試験とビカット軟化温度を測定した。 比較例1 メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリ
カーボネートを1対1の割合で溶融混練して、試験片を
成形し、引張試験とビカット軟化温度を測定した。 比較例2 ポリメタクリル酸メチルとポリカーボネートを1対1の
割合で溶融混練して、試験片を成形し、引張試験とビカ
ット軟化温度を測定した。なお、表中において、PCはポ
リカーボネート、MSαはメタクリル酸メチル-α-メチル
スチレン共重合体、SBSはスチレン-ブタジエン-スチレ
ンブロック共重合体、およびPMMAはポリメタクリル酸メ
チルを表わす。
カーボネートおよびスチレン-共役ジエンブロック共重
合体を表1に示す配合比で溶融混練して、試験片を成形
し、引張試験とビカット軟化温度を測定した。 比較例1 メタクリル酸メチル-α-メチルスチレン共重合体とポリ
カーボネートを1対1の割合で溶融混練して、試験片を
成形し、引張試験とビカット軟化温度を測定した。 比較例2 ポリメタクリル酸メチルとポリカーボネートを1対1の
割合で溶融混練して、試験片を成形し、引張試験とビカ
ット軟化温度を測定した。なお、表中において、PCはポ
リカーボネート、MSαはメタクリル酸メチル-α-メチル
スチレン共重合体、SBSはスチレン-ブタジエン-スチレ
ンブロック共重合体、およびPMMAはポリメタクリル酸メ
チルを表わす。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の真珠光沢を
有する樹脂組成物は、既存の真珠光沢樹脂組成物に比べ
て耐熱性や靭性および機械的物性のバランスに優れてお
り、装飾品や他の雑貨類のみならず、耐熱性、靭性が要
求される種々の工業製品、例えば電気機器の部品やハウ
ジング、各種事務機、複写機の部品やハウジング、自動
車部品などの成形材料として極めて有用である。
有する樹脂組成物は、既存の真珠光沢樹脂組成物に比べ
て耐熱性や靭性および機械的物性のバランスに優れてお
り、装飾品や他の雑貨類のみならず、耐熱性、靭性が要
求される種々の工業製品、例えば電気機器の部品やハウ
ジング、各種事務機、複写機の部品やハウジング、自動
車部品などの成形材料として極めて有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】ところで、この種のポリカーボネートとポ
リメタクリル酸メチルのポリマーブレンドにおける耐熱
性を改善するために、従来においてもいくつかの提案が
なされている。例えば、特開昭56−28,233号公
報によれば、ポリカーボネートとスチレン−メタクリル
酸メチル−共重合体とのブレンドに、第三成分として多
段重合体を加え、これによって樹脂組成物の耐熱性を改
善する試みが行なわれているが、この場合には、真珠光
沢が失われる結果となっている。また、特開昭56−2
8,234号公報や特開昭56−28,240号公報に
おいても同様の報告がなされている。更に、特開平2−
284949号公報においてメタクリル酸メチル−α−
メチルスチレン共重合体とポリカーボネートとのブレン
ドによって真珠光沢を保持したまま耐熱性の向上を果た
しているが、靭性の面では十分ではない。このように、
従来において、ポリカーボネート樹脂をもとにして得ら
れるポリマーブレンドにおいて、奇麗な真珠光沢を有す
ると同時に、耐熱性と靭性および機械的物性の優れた物
性バランスを有する樹脂組成物は得られていない。
リメタクリル酸メチルのポリマーブレンドにおける耐熱
性を改善するために、従来においてもいくつかの提案が
なされている。例えば、特開昭56−28,233号公
報によれば、ポリカーボネートとスチレン−メタクリル
酸メチル−共重合体とのブレンドに、第三成分として多
段重合体を加え、これによって樹脂組成物の耐熱性を改
善する試みが行なわれているが、この場合には、真珠光
沢が失われる結果となっている。また、特開昭56−2
8,234号公報や特開昭56−28,240号公報に
おいても同様の報告がなされている。更に、特開平2−
284949号公報においてメタクリル酸メチル−α−
メチルスチレン共重合体とポリカーボネートとのブレン
ドによって真珠光沢を保持したまま耐熱性の向上を果た
しているが、靭性の面では十分ではない。このように、
従来において、ポリカーボネート樹脂をもとにして得ら
れるポリマーブレンドにおいて、奇麗な真珠光沢を有す
ると同時に、耐熱性と靭性および機械的物性の優れた物
性バランスを有する樹脂組成物は得られていない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明で使用する(B)ポリカーボネート
としては、上記一般式(I)(但し、式中Rは水素原
子、ハロゲン原子または低級アルキル基を示す)で表わ
されるビスフェノールAまたはその誘導体より製造され
るが、この一般式(I)において、ハロゲン原子として
はフッ素、塩素、臭素およびヨウ素などがあるが、好ま
しくは塩素であり、また、低級アルキル基としてはメチ
ル基やエチル基が好ましい。このようなポリカーボネー
トは、ビスフェノールAあるいはその誘導体とホスゲン
とを反応させたホスゲン法や、ビスフェノールAあるい
はその誘導体とジフェニルカーボネートなどの炭酸エス
テルとを反応させるエステル交換法などの公知の方法で
行なうことができる。更に、本発明で使用することので
きるこの種のポリカーボネートは市販されており、これ
を使用することもできる。このポリカーボネートの好ま
しい重量平均分子量は2万〜5万である。本発明で使用
する(C)スチレン−共役ジエンブロック共重合体は共
役ジエンを主成分とするエチレン−共役ジエンブロック
共重合体であり、共役ジエン単位の含有量が50〜99
重量%であり、好ましくは60〜80重量%である。
としては、上記一般式(I)(但し、式中Rは水素原
子、ハロゲン原子または低級アルキル基を示す)で表わ
されるビスフェノールAまたはその誘導体より製造され
るが、この一般式(I)において、ハロゲン原子として
はフッ素、塩素、臭素およびヨウ素などがあるが、好ま
しくは塩素であり、また、低級アルキル基としてはメチ
ル基やエチル基が好ましい。このようなポリカーボネー
トは、ビスフェノールAあるいはその誘導体とホスゲン
とを反応させたホスゲン法や、ビスフェノールAあるい
はその誘導体とジフェニルカーボネートなどの炭酸エス
テルとを反応させるエステル交換法などの公知の方法で
行なうことができる。更に、本発明で使用することので
きるこの種のポリカーボネートは市販されており、これ
を使用することもできる。このポリカーボネートの好ま
しい重量平均分子量は2万〜5万である。本発明で使用
する(C)スチレン−共役ジエンブロック共重合体は共
役ジエンを主成分とするエチレン−共役ジエンブロック
共重合体であり、共役ジエン単位の含有量が50〜99
重量%であり、好ましくは60〜80重量%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 LPP 9363−4J (72)発明者 山岡 育郎 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 木村 正生 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】(A)メタクリル酸メチル-α-メチルスチ
レン共重合体と(B)ポリカーボネート並びに(C)ス
チレン-共役ジエンブロック共重合体を混合してなる樹
脂組成物であって、その配合割合が重量比で(A)/
(B)=1〜99/99〜1、(C)/(A)+(B)
=1〜40/99〜60なる関係を満足することを特徴
とする真珠光沢を有する樹脂組成物。 - 【請求項2】スチレン-共役ジエンブロック共重合体
(C)が共役ジエン単位を50〜99重量%含有したも
のである請求項1記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28338892A JPH06136214A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 真珠光沢を有する樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28338892A JPH06136214A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 真珠光沢を有する樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06136214A true JPH06136214A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17664876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28338892A Withdrawn JPH06136214A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 真珠光沢を有する樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06136214A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6037106A (en) * | 1991-12-11 | 2000-03-14 | The Chromaline Corporation | Sandblasting process with blastable pressure sensitive adhesive |
CN109553948A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-04-02 | 广东格瑞新材料股份有限公司 | 一种高韧性高硬度复合材料及其制备方法 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP28338892A patent/JPH06136214A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6037106A (en) * | 1991-12-11 | 2000-03-14 | The Chromaline Corporation | Sandblasting process with blastable pressure sensitive adhesive |
CN109553948A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-04-02 | 广东格瑞新材料股份有限公司 | 一种高韧性高硬度复合材料及其制备方法 |
CN109553948B (zh) * | 2018-11-16 | 2021-03-05 | 广东格瑞新材料股份有限公司 | 一种高韧性高硬度复合材料及其制备方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |