JPH0613559A - Bicmos回路 - Google Patents

Bicmos回路

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JPH0613559A
JPH0613559A JP16960892A JP16960892A JPH0613559A JP H0613559 A JPH0613559 A JP H0613559A JP 16960892 A JP16960892 A JP 16960892A JP 16960892 A JP16960892 A JP 16960892A JP H0613559 A JPH0613559 A JP H0613559A
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JP
Japan
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output terminal
terminal
circuit
potential
inverter
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Application number
JP16960892A
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English (en)
Inventor
Koichiro Okumura
孝一郎 奥村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイポーラ素子とMOS素子とを有するBI
CMOS回路において、低電圧動作に適し、高速で動作
し、且つ低消費電力で動作するBICMOS回路を提供
する。 【構成】 CMOSインバータ回路1とPチャネルMO
SFET2及びNチャネルMOSFET3からなるイン
バータとの間にPチャネルMOSFET7及びNチャネ
ルMOSFET6が接続されている。このMOSFET
6,7は、節点Cの電位上昇速度を速めて、NPNトラ
ンジスタ4とNチャネルMOSFET5とが同時に導通
状態になることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラ素子とMO
S素子とを有するBICMOS回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路の高速化に伴ってBIC
MOS回路が使用されつつあるが、同時に低電源電圧化
も進行しており、低電源電圧に適したBICMOS回路
として例えば、信学技報Vo1.90,No.184,
69ページ図1(C)に記載されているNPNトランジ
スタとNチャネルMOSFET(以下、NMOSと記
す)とを直列接続して出力部を構成するいわゆるBIN
MOS回路が注目されている。しかし、このBINMO
S回路においては、多入力NAND回路を構成する場合
にNMOSの直列段数が増加し、出力がハイレベルから
ローレベルに変化するのに要する時間が大きくなってし
まうという欠点がある。
【0003】この欠点を改善する為に、図5に示すよう
な、出力部を入力数に拘らず1個のNPNトランジスタ
と1個のNMOSとの直列回路で構成して、その直列回
路の中間点を出力端子とするBICMOS回路が知られ
ている。図5において、CMOSインバータ回路51の
入力端は入力端子Iに接続されており、CMOSインバ
ータ回路51の出力点である節点Aは、PチャネルMO
SFET(以下、PMOSと記す)52のゲートと、N
MOS53のゲートと、NPNトランジスタ54のベー
スとに接続されている。PMOS52のソースは電源端
子VDDに、PMOS52のドレインは節点Bに接続され
ている。NMOS53のソースは接地端子に、ドレイン
は節点Bに接続されている。PMOS52とNMOS5
3とはCMOSインバータを構成し、節点Bはその出力
端となっている。NPNトランジスタ54のコレクタは
電源端子VDDに、NPNトランジスタ54のエミッタ及
びNMOS55のドレインは出力端子Oに、NMOS5
5のゲートは節点Bに、NMOS55のソースは接地端
子に接続されている。なお、図5に示す従来のBICM
OS回路では、CMOSインバータ回路51を論理ゲー
トに置き換えることにより多様の論理を実現できるが、
説明を簡便にするためにCMOSインバータ回路51と
した。
【0004】次に、上述の如く構成された従来のBIC
MOS回路の動作について説明する。入力端子Iに印加
される信号がローレベルからハイレベルに変化する場合
には、CMOSインバータ回路51の出力点である節点
Aの電位はハイレベルからローレベルに変化するので、
PMOS52とNMOS53とで構成されるCMOSイ
ンバータにより、節点Bの電位はローレベルからハイレ
ベルに変化する。その結果、NPNトランジスタ54は
ベース電位がローレベルになるので非導通状態になり、
NMOS55はゲート電位がハイレベルになるので導通
状態になる。従って、出力端子Oの電位はハイレベルか
らローレベルに変化する。
【0005】一方、入力端子Iに印加される信号がハイ
レベルからローレベルに変化する場合には、節点Aの電
位はローレベルからハイレベルに変化するので、節点B
の電位はハイレベルからローレベルに変化する。その結
果、NPNトランジスタ54は導通状態になり、NMO
S55は非導通状態になるので、出力端子Oの電位はロ
ーレベルからハイレベルに変化する。
【0006】以上述べたように、図5に示す従来のBI
CMOS回路は、全体としてインバータ回路として動作
する。図5に示すBICMOS回路は、例えばCMOS
インバータ回路51をN入力のNAND回路に置き換え
た場合には、全体としてBICMOSのN入力NAND
回路となるが、出力部のNMOS55はこの場合でも明
らかに1個しか要さないため、前述したBINMOS回
路と比較して出力がハイレベルからローレベルに変化す
るときの遅延時間を低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のBICMOS回路では、出力端子Oの電位がロ
ーレベルからハイレベルに変化するときに大電流が流れ
てしまうという問題点があり、実用化された例はほとん
どない。
【0008】以下に、図6を参照して図5に示す従来の
BICMOS回路の問題点について述べる。図6は、図
5に示す従来のBICMOS回路における各部の動作を
示す波形図である。入力端子Iに印加される信号がハイ
レベルからローレベルに変化する場合には、節点Aの電
位はローレベルからハイレベルに変化するが、節点Aの
電位がNPNトランジスタ54のベース・エミッタ間の
ビルト・イン・ポテンシャルVFよりも大きくなると、
NPNトランジスタ54は導通状態になるので、節点A
に流入する電荷の大部分はNPNトランジスタ54のベ
ース電流として消費される。従って、図6に示すよう
に、節点Aの電位は、出力端子Oの電位よりも略ビルト
・イン・ポテンシャルVFだけ高い電位を保って変化す
る。出力端子Oの電位変化は、その出力端子Oに接続す
る負荷容量(図5では図示せず)が大きいときには暖慢
になるので、節点Aの電位変化も暖慢になり、その結
果、節点Bのハイレベルからローレベルへの電位変化も
図6に示すように遅延が生じ、NMOS55のゲートに
印加される電圧がNMOS55のしきい値電圧VTN以下
になってNMOS55が導通状態から非導通状態に変化
するのに要する時間が長くなる。
【0009】即ち、出力端子Oの電位がローレベルから
ハイレベルに変化する場合には、図6に示すように、N
PNトランジスタ54とNMOS55とが同時に導通状
態になっている時間TOが生じ、その時間TO内では電
源端子VDDからNPNトランジスタ54及びNMOS5
5を通って接地端子へ大電流が流れてしまうので、消費
電力が大きくなってしまい、またNPNトランジスタ5
4を通って出力端子Oに到達して負荷容量を充電すべき
電流の一部がNMOS55を通って接地端子に流れてし
まうため、出力端子Oにおける信号のスイッチング時間
が悪化してしまうという問題点がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、バイポーラ素子とMOS素子とを有するB
ICMOS回路において、低電圧動作に適し、高速で動
作し、且つ低消費電力で動作するBICMOS回路を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るBICMO
S回路は、外部から入力信号を入力しCMOSインバー
タ回路を構成するCMOS論理ゲート部と、このCMO
S論理ゲート部を構成するPチャネルMOSFETの数
と同数のPチャネルMOSFETで構成され同一相互接
続で同一入力信号を入力するPチャネルMOS論理部
と、ソースが電源端子に接続されたPチャネルMOSF
ETとソースが接地端子に接続された第1のNチャネル
MOSFETとの夫々のゲートを接続して入力端とし夫
々のドレインを接続して出力端としたインバータ部と、
コレクタが前記電源端子に接続されエミッタが出力端子
に接続されたNPNトランジスタと、ソースが前記接地
端子に接続されゲートが前記インバータ部の出力端に接
続されドレインが前記出力端子に接続された第2のNチ
ャネルMOSFETと、ドレインが前記CMOS論理ゲ
ート部の出力端及び前記NPNトランジスタのベースに
接続されゲートが前記電源端子に接続されソースが前記
インバータ部の入力端に接続された第3のNチャネルM
OSFETとを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係るBICMOS回路においては、C
MOS論理ゲート部とインバータ部との間に設けられて
いるPチャネルMOS論理部は、インバータ部の入力端
の電位上昇速度を速めて、NPNトランジスタと第2の
NチャネルMOSFETとが同時に導通状態になること
を防止する。これにより、本発明に係るBICMOS回
路は、出力端子の電位がローレベルからハイレベルに変
化するときに、負荷容量の電荷の放電路を構成する第2
のNチャネルMOSFET又はNPNトランジスタを速
やかに非導通状態にすることができるので、負荷容量の
充電路を構成するNPNトランジスタと前記放電路とが
同時導通状態になることを防止することができるため、
消費電力を低減することができ、その同時導通状態にな
ることに起因するスイッチング遅れも防止することがで
きる。
【0013】なお、本発明に係るBICMOS回路は、
ソースが前記電源端子に接続されドレインが前記出力端
子に接続されゲートが前記インバータ部の出力端に接続
された第2のPチャネルMOSFETを有することが好
ましい。また、前記第2のNチャネルMOSFETは、
コレクタが前記出力端子に接続されエミッタが前記接地
端子に接続されベースが前記インバータ部の出力端に接
続された第2のNPNトランジスタに置き換え、前記イ
ンバータ部を構成するPチャネルMOSFETのソース
を前記出力端子に接続してもよい。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例に係るBI
CMOS回路を示す回路図である。CMOS論理ゲート
部であるCMOSインバータ回路1の入力端は入力端子
Iに接続されており、CMOSインバータ回路1の出力
点である節点Aは第3のNチャネルMOSFETである
NMOS6のドレイン及びNPNトランジスタ4のベー
スに接続されている。NMOS6のゲートは電源端子V
DDに、NMOS6のソースはPMOS2と第1のNチャ
ネルMOSFETであるNMOS3とで構成されるCM
OSインバータの入力端である節点Cに接続されてい
る。PMOS2とNMOS3とで構成されるCMOSイ
ンバータの出力端である節点Bは第2のNチャネルMO
SFETであるNMOS5のゲートに接続されている。
また、NPNトランジスタ4のコレクタは電源端子VDD
に、NPNトランジスタ4のエミッタは出力端子O及び
NMOS5のドレインに接続されている。更に、NMO
S5のソースは接地端子に接続されている。更にまた、
PチャネルMOS論理部であるPMOS7のソースは電
源端子VDDに、PMOS7のゲートは入力端子Iに、P
MOS7のドレインは節点Cに接続されている。
【0016】次に、上述の如く構成された本第1の実施
例に係るBICMOS回路の動作について説明する。図
2は、図1に示す本第1の実施例に係るBICMOS回
路における各部の動作波形を示す波形図である。本第1
の実施例に係るBICMOS回路は、図5に示す従来の
BICMOS回路と同じくBICMOSインバータとし
て動作するが、以下に述べるような相違点がある。
【0017】図1において、入力端子Iに印加された信
号がハイレベルからローレベルに変化する場合には、節
点Aの電位はローレベルからハイレベルに向って、図5
に示す従来のBICMOS回路と同様に、出力端子Oの
電位と略NPNトランジスタ4のベース・エミッタ間の
ビルト・イン・ポテンシャルVFの電位差を保って上昇
する。ここで、PMOS2とNMOS3とで構成される
CMOSインバータの入力端である節点Cの電位は、P
MOS7が入力信号の変化に伴って導通状態になるの
で、PMOS7とNMOS6との導通状態時抵抗で分割
された電位になり、図2に示すように、接点Aの電位よ
りも常に高く、且つ速やかに上昇してハイレベルに至
る。従って、PMOS2とNMOS3とで構成されるC
MOSインバータの出力端である節点B、即ちNMOS
5のゲートの電位は速やかに下降して、NMOS5は非
導通状態になる。一方、図2に示すように、NPNトラ
ンジスタ4は、節点Aの電位が上昇しているので導通状
態になり、出力端子Oの出力信号はローレベルからハイ
レベルに変化する。
【0018】上述の動作において、図2に示すように、
NPNトランジスタ4とNMOS5とが同時に導通して
いる期間、即ち節点Aの電位がVFになってから節点B
の電位がVTNになるまでの期間TOは、図5に示す従来
のBICMOS回路と比較して著しく短縮するので、本
実施例に係るBICMOS回路は、無駄な電力消費を低
減することができ、且つ出力信号のスイッチング特性を
改善することができる。
【0019】一方、入力端子Iに印加される信号がロー
レベルからハイレベルに変化する場合には、節点Aの電
位は速やかにハイレベルからローレベルに変化し、NP
Nトランジスタ4は非導通状態になり、PMOS7も入
力信号の変化に伴って非導通状態になるので、節点Cに
おける電荷はNMOS6を通って放電する。従って、節
点Cの電位は速やかにハイレベルからローレベルに変化
し、節点Bの電位は速やかにローレベルからハイレベル
に変化するので、NMOS5は導通状態になり、出力端
子Oの出力信号はハイレベルからローレベルに速やかに
変化する。
【0020】図3は、本発明の第2の実施例に係るBI
CMOS回路を示す回路図である。図3に示す本第2の
実施例に係るBICMOS回路において、図1に示す第
1の実施例に係るBICMOS回路と異なる構成部分
は、図1におけるCMOSインバータ回路1がCMOS
2入力NAND回路1aに変更されている部分と、前述
の変更部分に伴って、PチャネルMOS論理部が入力端
子I1及びI2を入力とするCMOS2入力NAND回
路1aのPチャネルMOSFET部と同じくPMOSF
ET7a及び7bの並列接続になっており、夫々のゲー
トが入力端子I1及びI2に接続されている部分と、ソ
ースが電源端子VDDに、ゲートがNMOS5のゲート
に、ドレインが出力端子Oに接続されたPMOS8が付
加されている部分である。なお、図3において、図1に
示す第1の実施例に係るBICMOS回路と同一の構成
部には、同一符号を付して説明を省略する。
【0021】次に、上述の如く構成された本第2の実施
例に係るBICMOS回路の動作について説明する。P
MOS8を無視すると、入力端子I1及びI2の入力信
号において、いずれもがハイレベルである状態から少な
くともいずれか一方の入力信号がローレベルに変化する
ときには、CMOS2入力NAND回路1aの出力がロ
ーレベルからハイレベルに変化し、同時にPMOSFE
T7a及び7bの少なくともいずれか一方が導通状態に
なる。また、入力端子I1及びI2の入力信号におい
て、少なくともいずれか一方がローレベルである状態か
らいずれもがハイレベルに変化するときには、CMOS
2入力NAND回路1aの出力がハイレベルからローレ
ベルに変化し、同時にPMOSFET7a及び7bの両
方が非導通状態になる。上述以外の本第2の実施例に係
るBICMOS回路の動作は、第1の実施例に係るBI
CMOS回路の動作と全く同一である。
【0022】図1に示すBICMOS回路のように、P
MOS8が付加されていない回路では、出力端子Oの出
力信号がハイレベルとなったときのレベルは、電源端子
VDDの電位から電位VFだけ低下したレベルとなる。一
方、本第2の実施例に係るBICMOS回路にように、
PMOS8が付加されている回路では、出力端子Oの出
力信号がハイレベルとなるときは、PMOS8のゲート
がローレベルになっているので、PMOS8は導通状態
であり、出力端子Oの出力信号がハイレベルとなったと
きのそのレベルは、電源端子VDDの電位まで上昇するこ
とができ、ノイズマージンが改善される。
【0023】図4は、本発明の第3の実施例に係るBI
CMOS回路を示す回路図である。図4に示す本第3の
実施例に係るBICMOS回路において、図1に示す第
1の実施例に係るBICMOS回路と異なる構成部分
は、図1におけるNMOS5の部分がNPNトランジス
タ45に変更されている部分と、PMOS2のソースの
接続箇所が電源端子VDDから出力端子Oに変更されてい
る部分とである。なお、図4において、図1に示す第1
の実施例に係るBICMOS回路と同一の構成部には、
同一符号を付して説明を省略する。
【0024】次に、上述の如く構成された本第3の実施
例に係るBICMOS回路の動作について説明する。図
4において、PMOS2のソースは、NPNトランジス
タ45の導通状態時にコレクタの電位よりもベースの電
位が高くなることを防止するために、出力端子O即ちN
PNトランジスタ45のコレクタと接続しているが、P
MOS2とNMOS3との直列回路は、実質的には図1
におけるPMOS2及びNMOS3よりなるインバータ
部と同一の働きをする。
【0025】従って、前述の第1の実施例の説明と同様
に、図4に示す本第3の実施例に係るBICMOS回路
は、BICMOSのインバータ回路として動作する。ま
た、出力信号がローレベルからハイレベルになるとき
に、PMOS7とPMOS6との導通状態時抵抗による
電位上昇によって、PMOS2及びNMOS3のゲート
電位が出力信号のハイレベルへの変化を促進してNPN
トランジスタ45を速やかに非導通状態にすることによ
り、NPNトランジスタ4とNPNトランジスタ5とが
同時に導通状態になることを防止しているので、無駄な
電力消費を低減することができる。更に、図4に示す本
第3の実施例に係るBICMOS回路は、出力端子Oに
おける蓄積電荷の放電がNPNトランジスタ45を介し
て行われるので、その放電時間を短くすることができ、
より高速な動作をすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るBIC
MOS回路によれば、出力端子の電位がローレベルから
ハイレベルに変化するときに、負荷容量の電荷の放電路
を構成するNMOS又はNPNトランジスタを速やかに
非導通状態にすることができるので、負荷容量の充電路
を構成するNPNトランジスタと前記放電路とが同時導
通状態になることを防止することができるため、消費電
力を低減することができ、その同時導通状態になること
に起因するスイッチング遅れも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るBICMOS回路
を示す回路図である。
【図2】図1に示すBICMOS回路における各部の動
作波形を示す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るBICMOS回路
を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係るBICMOS回路
を示す回路図である。
【図5】従来のBICMOS回路の一例を示す回路図で
ある。
【図6】図5に示す従来のBICMOS回路における各
部の動作波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1;CMOSインバータ回路 2,7;PMOS 3,5,6;NMOS 4;NPNトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力信号を入力しCMOSイン
    バータ回路を構成するCMOS論理ゲート部と、このC
    MOS論理ゲート部を構成するPチャネルMOSFET
    の数と同数のPチャネルMOSFETで構成され同一相
    互接続で同一入力信号を入力するPチャネルMOS論理
    部と、ソースが電源端子に接続されたPチャネルMOS
    FETとソースが接地端子に接続された第1のNチャネ
    ルMOSFETとの夫々のゲートを接続して入力端とし
    夫々のドレインを接続して出力端としたインバータ部
    と、コレクタが前記電源端子に接続されエミッタが出力
    端子に接続されたNPNトランジスタと、ソースが前記
    接地端子に接続されゲートが前記インバータ部の出力端
    に接続されドレインが前記出力端子に接続された第2の
    NチャネルMOSFETと、ドレインが前記CMOS論
    理ゲート部の出力端及び前記NPNトランジスタのベー
    スに接続されゲートが前記電源端子に接続されソースが
    前記インバータ部の入力端に接続された第3のNチャネ
    ルMOSFETとを有することを特徴とするBICMO
    S回路。
  2. 【請求項2】 ソースが前記電源端子に接続されドレイ
    ンが前記出力端子に接続されゲートが前記インバータ部
    の出力端に接続された第2のPチャネルMOSFETを
    有することを特徴とする請求項1に記載のBICMOS
    回路。
  3. 【請求項3】 前記第2のNチャネルMOSFETが、
    コレクタが前記出力端子に接続されエミッタが前記接地
    端子に接続されベースが前記インバータ部の出力端に接
    続された第2のNPNトランジスタに置き換えられてお
    り、前記インバータ部を構成するPチャネルMOSFE
    Tのソースが前記出力端子に接続されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のBICMOS回路。
JP16960892A 1992-06-26 1992-06-26 Bicmos回路 Pending JPH0613559A (ja)

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