JPH06135519A - 自動倉庫用枠組棚 - Google Patents
自動倉庫用枠組棚Info
- Publication number
- JPH06135519A JPH06135519A JP28795492A JP28795492A JPH06135519A JP H06135519 A JPH06135519 A JP H06135519A JP 28795492 A JP28795492 A JP 28795492A JP 28795492 A JP28795492 A JP 28795492A JP H06135519 A JPH06135519 A JP H06135519A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- shelf
- rack
- load receiving
- center
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G1/00—Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
- B65G1/02—Storage devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタッカクレーンのフォーク装置上から荷受
け棚上に荷が移載される際、荷受け棚上の荷の載置位置
を常に所定位置にする。 【構成】 枠組棚は立設された複数の支柱1がラチスに
より連結され、前後に位置する状態で互いに隣接して立
設された支柱1を横架するように荷受け棚3が組付けら
れている。荷受け棚3は棚桟9及び棚受け10が一体に
形成されている。荷受け棚3には、棚桟9の基端上方か
ら棚桟9の先端側へ向かって下降傾斜するガイド面12
aを有する位置決め部材12が、所定間隔をおいて形成
されている。荷Wの中心が一対の荷受け棚3の一方側へ
ずれた状態でフォーク装置13が下降すると、荷Wは下
降途中でガイド面12aと係合する。そして、荷Wはガ
イド面12aに沿って下降し、荷Wの中心が一対の荷受
け棚3の中央と対応する所定位置に載置される。
け棚上に荷が移載される際、荷受け棚上の荷の載置位置
を常に所定位置にする。 【構成】 枠組棚は立設された複数の支柱1がラチスに
より連結され、前後に位置する状態で互いに隣接して立
設された支柱1を横架するように荷受け棚3が組付けら
れている。荷受け棚3は棚桟9及び棚受け10が一体に
形成されている。荷受け棚3には、棚桟9の基端上方か
ら棚桟9の先端側へ向かって下降傾斜するガイド面12
aを有する位置決め部材12が、所定間隔をおいて形成
されている。荷Wの中心が一対の荷受け棚3の一方側へ
ずれた状態でフォーク装置13が下降すると、荷Wは下
降途中でガイド面12aと係合する。そして、荷Wはガ
イド面12aに沿って下降し、荷Wの中心が一対の荷受
け棚3の中央と対応する所定位置に載置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動倉庫用枠組棚に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動倉庫で使用される枠組棚20
は、例えば図4に示すように通路を挟んで両側に複数段
の収容部21が配置される状態に形成されている。すな
わち、複数の支柱22が通路を挟んでそれぞれ前後2列
に立設され、前後で隣接する支柱22間には所定の高さ
位置に荷受け棚23が対向する状態で前後方向に延びる
ように配設されている。荷受け棚23は棚桟23aとそ
の左右両側に連結固定される一対の棚受け23bとから
構成され、棚桟23aの上面は水平に形成されている。
そして、対向する荷受け棚23上に荷が載置されるよう
になっている。なお、枠組棚20の片側部分は最下段の
荷受け棚23のみを図示している。又、枠組棚20の最
下段で隅部に位置する収容部21に入出庫口20aが形
成されている。
は、例えば図4に示すように通路を挟んで両側に複数段
の収容部21が配置される状態に形成されている。すな
わち、複数の支柱22が通路を挟んでそれぞれ前後2列
に立設され、前後で隣接する支柱22間には所定の高さ
位置に荷受け棚23が対向する状態で前後方向に延びる
ように配設されている。荷受け棚23は棚桟23aとそ
の左右両側に連結固定される一対の棚受け23bとから
構成され、棚桟23aの上面は水平に形成されている。
そして、対向する荷受け棚23上に荷が載置されるよう
になっている。なお、枠組棚20の片側部分は最下段の
荷受け棚23のみを図示している。又、枠組棚20の最
下段で隅部に位置する収容部21に入出庫口20aが形
成されている。
【0003】枠組棚20の通路には床面に敷設された走
行レール24上を往復移動するスタッカクレーン25が
設けられている。スタッカクレーン25は台車26と、
台車26上に設けられた一対のマスト27aを有するフ
レーム27と、マスト27a間に上下動可能に配設され
た昇降キャリッジ28とを備えている。昇降キャリッジ
28には昇降キャリッジ28と荷受け棚23との間で荷
(図示せず)の受渡しを行うフォーク装置29が装備さ
れている。そして、スタッカクレーン25は制御装置か
らの指令信号に従い、所定の収容部21と入出庫口20
aの荷受け棚23との間、あるいは異なる収容部21の
荷受け棚23との間で荷(ワーク)の搬送作業を行う。
行レール24上を往復移動するスタッカクレーン25が
設けられている。スタッカクレーン25は台車26と、
台車26上に設けられた一対のマスト27aを有するフ
レーム27と、マスト27a間に上下動可能に配設され
た昇降キャリッジ28とを備えている。昇降キャリッジ
28には昇降キャリッジ28と荷受け棚23との間で荷
(図示せず)の受渡しを行うフォーク装置29が装備さ
れている。そして、スタッカクレーン25は制御装置か
らの指令信号に従い、所定の収容部21と入出庫口20
aの荷受け棚23との間、あるいは異なる収容部21の
荷受け棚23との間で荷(ワーク)の搬送作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の荷受
け棚23は水平な棚桟23a上に荷が載置される構造で
あり、荷の載置位置を規制する構成は設けられていな
い。一方、スタッカクレーン25の停止位置は、フォー
ク装置29の中心が一対の荷受け棚23の中央と対応す
る位置が基準位置となっているが、若干のずれが許容さ
れている。その結果、スタッカクレーン25により同じ
荷に対して繰り返し荷取り、荷置き作業を行うと、荷置
き位置のずれが段々大きくなり、荷取り作業に支障を来
したり、荷置き作業ができなくなる場合がある。
け棚23は水平な棚桟23a上に荷が載置される構造で
あり、荷の載置位置を規制する構成は設けられていな
い。一方、スタッカクレーン25の停止位置は、フォー
ク装置29の中心が一対の荷受け棚23の中央と対応す
る位置が基準位置となっているが、若干のずれが許容さ
れている。その結果、スタッカクレーン25により同じ
荷に対して繰り返し荷取り、荷置き作業を行うと、荷置
き位置のずれが段々大きくなり、荷取り作業に支障を来
したり、荷置き作業ができなくなる場合がある。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はスタッカクレーンのフォーク装
置上から荷受け棚上に荷が移載される際、荷受け棚上の
荷の載置位置を常に所定位置にすることができる自動倉
庫用枠組棚を提供することにある。
のであって、その目的はスタッカクレーンのフォーク装
置上から荷受け棚上に荷が移載される際、荷受け棚上の
荷の載置位置を常に所定位置にすることができる自動倉
庫用枠組棚を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明では、立設された複数の支柱と、隣接して立設
された支柱を横架するように形成された荷受け棚とを有
する自動倉庫の枠組棚において、前記荷受け棚には、棚
桟の基端上方から棚桟の先端側へ向かって下降傾斜する
ガイド面を有する位置決め部を設けた。
め本発明では、立設された複数の支柱と、隣接して立設
された支柱を横架するように形成された荷受け棚とを有
する自動倉庫の枠組棚において、前記荷受け棚には、棚
桟の基端上方から棚桟の先端側へ向かって下降傾斜する
ガイド面を有する位置決め部を設けた。
【0007】
【作用】自動倉庫の枠組棚を構成する荷受け棚上へは、
スタッカクレーンのフォーク装置により荷が載置され
る。荷はフォーク装置に支承された状態で一対の荷受け
棚の上方位置に配置され、その状態で昇降キャリッジが
下降されてフォーク装置の上面が棚桟上面より下方まで
下降した時点で荷受け棚上に載置される。スタッカクレ
ーンの停止位置が若干ずれてフォーク装置上に載置され
た荷の中心が一対の荷受け棚の一方側へずれた状態でフ
ォーク装置が下降すると、荷は下降途中で当該荷受け棚
に設けられた位置決め部のガイド面と係合する。この状
態からフォーク装置がさらに下降すると、荷はガイド面
に沿って下降し、下降に伴ってその中心位置が一対の荷
受け棚の中央側へ移動する。そして、フォーク装置の下
降が完了して荷が一対の荷受け棚上に載置されたときに
は、荷の中心が一対の荷受け棚の中央と対応する所定位
置に載置される。従って、スタッカクレーンの停止位置
が多少ずれた状態で荷取り及び荷受け作業を繰り返して
も、位置ずれ量が増幅されることはない。
スタッカクレーンのフォーク装置により荷が載置され
る。荷はフォーク装置に支承された状態で一対の荷受け
棚の上方位置に配置され、その状態で昇降キャリッジが
下降されてフォーク装置の上面が棚桟上面より下方まで
下降した時点で荷受け棚上に載置される。スタッカクレ
ーンの停止位置が若干ずれてフォーク装置上に載置され
た荷の中心が一対の荷受け棚の一方側へずれた状態でフ
ォーク装置が下降すると、荷は下降途中で当該荷受け棚
に設けられた位置決め部のガイド面と係合する。この状
態からフォーク装置がさらに下降すると、荷はガイド面
に沿って下降し、下降に伴ってその中心位置が一対の荷
受け棚の中央側へ移動する。そして、フォーク装置の下
降が完了して荷が一対の荷受け棚上に載置されたときに
は、荷の中心が一対の荷受け棚の中央と対応する所定位
置に載置される。従って、スタッカクレーンの停止位置
が多少ずれた状態で荷取り及び荷受け作業を繰り返して
も、位置ずれ量が増幅されることはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。枠組棚は立設された複数の支柱
1がラチス2(図3に図示)により連結され、前後に位
置する状態で互いに隣接して立設された支柱1を横架す
るように荷受け棚3が組付けられている。図2に示すよ
うに、支柱1は角パイプの一部が開口された状態に形成
された本体4と、その開口部から連続するように一体形
成された一対の連結板部5とから構成されている。連結
板部5は所定の間隔をおいて本体4の両側壁4aの延び
る方向に沿って延びるとともに、その先端が互いに外側
に折り曲げられて断面ほぼ逆L字状に形成されている。
両連結板部5にはほぼ全長にわたって対向する位置に、
リベットあるいはボルト等が挿通される連結用穴6が所
定間隔で形成されている。又、本体4の両側壁4aには
その全長にわたって縦長の係合孔7が上下方向に延びる
状態で所定ピッチで形成されている。
図3に従って説明する。枠組棚は立設された複数の支柱
1がラチス2(図3に図示)により連結され、前後に位
置する状態で互いに隣接して立設された支柱1を横架す
るように荷受け棚3が組付けられている。図2に示すよ
うに、支柱1は角パイプの一部が開口された状態に形成
された本体4と、その開口部から連続するように一体形
成された一対の連結板部5とから構成されている。連結
板部5は所定の間隔をおいて本体4の両側壁4aの延び
る方向に沿って延びるとともに、その先端が互いに外側
に折り曲げられて断面ほぼ逆L字状に形成されている。
両連結板部5にはほぼ全長にわたって対向する位置に、
リベットあるいはボルト等が挿通される連結用穴6が所
定間隔で形成されている。又、本体4の両側壁4aには
その全長にわたって縦長の係合孔7が上下方向に延びる
状態で所定ピッチで形成されている。
【0009】図3に示すように支柱1は枠組棚の奥行き
に対応した間隔をおいて、その連結板部5が互いに対向
する状態で立設される。そして、ラチス2あるいは水平
ラチス(図示せず)はその端部に形成された連結用穴が
一対の連結板部5の所定の連結用穴6と対応する位置に
挿入され、連結用穴6を貫通するリベット8により締付
け固定され、支柱1とラチス2等とが連結されている。
ラチス2は支柱1に対して所定の角度をなすように斜め
に連結されている。
に対応した間隔をおいて、その連結板部5が互いに対向
する状態で立設される。そして、ラチス2あるいは水平
ラチス(図示せず)はその端部に形成された連結用穴が
一対の連結板部5の所定の連結用穴6と対応する位置に
挿入され、連結用穴6を貫通するリベット8により締付
け固定され、支柱1とラチス2等とが連結されている。
ラチス2は支柱1に対して所定の角度をなすように斜め
に連結されている。
【0010】図1及び図2に示すように、荷受け棚3は
棚桟9及び棚受け10が一体に形成された断面ほぼL字
のレール状に、すなわち平板状の棚桟9の後部に対して
ほぼ直角となるように棚受け10が連続形成されてい
る。棚受け10の左右両端には支柱1に形成された係合
孔7に係止可能な係止部11a,11bが背面側へ突出
するように一体に形成されている。そして、荷受け棚3
は所定の高さ位置となるように、両支柱1に形成された
同じ高さ位置にある係合孔7に係止部11a,11bが
挿入された状態で取付けられている。
棚桟9及び棚受け10が一体に形成された断面ほぼL字
のレール状に、すなわち平板状の棚桟9の後部に対して
ほぼ直角となるように棚受け10が連続形成されてい
る。棚受け10の左右両端には支柱1に形成された係合
孔7に係止可能な係止部11a,11bが背面側へ突出
するように一体に形成されている。そして、荷受け棚3
は所定の高さ位置となるように、両支柱1に形成された
同じ高さ位置にある係合孔7に係止部11a,11bが
挿入された状態で取付けられている。
【0011】荷受け棚3には、棚桟9の基端上方から棚
桟9の先端側へ向かって下降傾斜するガイド面12aを
有する位置決め部としての位置決め部材12が、所定間
隔をおいて形成されている。位置決め部材12は側面ほ
ぼ三角形状の鋼板からなり棚桟9及び棚受け10に溶接
により固着されている。ガイド面12aはその下端部が
棚桟9の上面に対して垂直となるように形成されてい
る。対向する荷受け棚3のガイド面12aの下端間の距
離は、両荷受け棚3上に載置される荷(ワーク)Wの幅
より若干広く設定されている。
桟9の先端側へ向かって下降傾斜するガイド面12aを
有する位置決め部としての位置決め部材12が、所定間
隔をおいて形成されている。位置決め部材12は側面ほ
ぼ三角形状の鋼板からなり棚桟9及び棚受け10に溶接
により固着されている。ガイド面12aはその下端部が
棚桟9の上面に対して垂直となるように形成されてい
る。対向する荷受け棚3のガイド面12aの下端間の距
離は、両荷受け棚3上に載置される荷(ワーク)Wの幅
より若干広く設定されている。
【0012】次に前記のように構成された枠組棚の作用
を説明する。枠組棚の収容部を構成する荷受け棚3から
の荷取り及び荷受け棚3への荷置き作業はフォーク装置
を装備したスタッカクレーン(図示せず)により行われ
る。スタッカクレーンは制御装置からの指令信号に従
い、所定の収容部と入出庫口(図示せず)の荷受け棚3
との間、あるいは異なる収容部の荷受け棚3との間で荷
Wの搬送作業を行う。
を説明する。枠組棚の収容部を構成する荷受け棚3から
の荷取り及び荷受け棚3への荷置き作業はフォーク装置
を装備したスタッカクレーン(図示せず)により行われ
る。スタッカクレーンは制御装置からの指令信号に従
い、所定の収容部と入出庫口(図示せず)の荷受け棚3
との間、あるいは異なる収容部の荷受け棚3との間で荷
Wの搬送作業を行う。
【0013】スタッカクレーンの停止位置は、フォーク
装置の中心が一対の荷受け棚3の中央と対応する位置が
基準位置となっているが、若干のずれが許容されてい
る。荷Wが所定の荷置き位置に載置され、スタッカクレ
ーンが荷取り及び荷置き作業のいずれの場合も基準停止
位置に停止すれば、フォーク装置の下降により荷Wが位
置決め部材12と係合せずに荷受け棚3の所定位置に正
確に載置される。
装置の中心が一対の荷受け棚3の中央と対応する位置が
基準位置となっているが、若干のずれが許容されてい
る。荷Wが所定の荷置き位置に載置され、スタッカクレ
ーンが荷取り及び荷置き作業のいずれの場合も基準停止
位置に停止すれば、フォーク装置の下降により荷Wが位
置決め部材12と係合せずに荷受け棚3の所定位置に正
確に載置される。
【0014】一方、荷取りあるいは荷置き作業の少なく
とも一方の作業停止時に、スタッカクレーンの停止位置
が基準位置からずれると、荷置き作業の際、図1に鎖線
で示すように荷Wの中心が対向する両荷受け棚3の中央
からずれた状態となる。この状態からフォーク装置13
とともに荷Wが下降すると、荷Wは下降途中で当該荷受
け棚3に設けられた位置決め部材12のガイド面12a
と係合する。その状態からフォーク装置13がさらに下
降すると、荷Wはガイド面12aに沿って下降し、下降
に伴ってその中心位置が一対の荷受け棚3の中央側へ移
動する。そして、フォーク装置13の下降が完了して荷
Wが一対の荷受け棚3上に載置されたときには、図1に
実線で示すように荷Wの中心が一対の荷受け棚3の中央
と対応する所定位置に載置される。
とも一方の作業停止時に、スタッカクレーンの停止位置
が基準位置からずれると、荷置き作業の際、図1に鎖線
で示すように荷Wの中心が対向する両荷受け棚3の中央
からずれた状態となる。この状態からフォーク装置13
とともに荷Wが下降すると、荷Wは下降途中で当該荷受
け棚3に設けられた位置決め部材12のガイド面12a
と係合する。その状態からフォーク装置13がさらに下
降すると、荷Wはガイド面12aに沿って下降し、下降
に伴ってその中心位置が一対の荷受け棚3の中央側へ移
動する。そして、フォーク装置13の下降が完了して荷
Wが一対の荷受け棚3上に載置されたときには、図1に
実線で示すように荷Wの中心が一対の荷受け棚3の中央
と対応する所定位置に載置される。
【0015】すなわち、荷置き作業の際にフォーク装置
13に支承された荷Wの位置が荷受け棚3の所定荷置き
位置からずれていても、位置決め部材12の作用によ
り、荷置き完了時には荷Wが所定位置に載置される。そ
の結果、スタッカクレーンが正確に基準位置で停止しな
い状態で荷取り及び荷受け作業を繰り返しても、位置ず
れ量が増幅されることはない。従って、スタッカクレー
ンの停止位置の精度がさほど要求されなくなり、スタッ
カクレーンの走行制御が容易になる。又、スタッカクレ
ーンの走行スピードを上げると停止位置の精度が悪くな
るが、停止位置の精度がさほど要求されなくなるため走
行スピードを上げることが可能となり、スタッカクレー
ンの稼動効率が向上する。
13に支承された荷Wの位置が荷受け棚3の所定荷置き
位置からずれていても、位置決め部材12の作用によ
り、荷置き完了時には荷Wが所定位置に載置される。そ
の結果、スタッカクレーンが正確に基準位置で停止しな
い状態で荷取り及び荷受け作業を繰り返しても、位置ず
れ量が増幅されることはない。従って、スタッカクレー
ンの停止位置の精度がさほど要求されなくなり、スタッ
カクレーンの走行制御が容易になる。又、スタッカクレ
ーンの走行スピードを上げると停止位置の精度が悪くな
るが、停止位置の精度がさほど要求されなくなるため走
行スピードを上げることが可能となり、スタッカクレー
ンの稼動効率が向上する。
【0016】又、荷受け棚3上に載置された荷Wは、そ
の幅方向(荷受け棚3の長手方向と直交する方向)への
移動が位置決め部材12により規制されているため、地
震の際に荷Wがずれることによる荷崩れの発生が防止さ
れる。
の幅方向(荷受け棚3の長手方向と直交する方向)への
移動が位置決め部材12により規制されているため、地
震の際に荷Wがずれることによる荷崩れの発生が防止さ
れる。
【0017】又、この実施例の構成では荷受け棚3に設
けられた位置決め部材12は、棚桟9及び棚受け10の
両者に跨がって固着されているため、リブの役割を果た
し、荷受け棚3の強度(剛性)アップが図れる。
けられた位置決め部材12は、棚桟9及び棚受け10の
両者に跨がって固着されているため、リブの役割を果た
し、荷受け棚3の強度(剛性)アップが図れる。
【0018】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、位置決め部材12のガイド面12
aの幅(荷受け棚の長手に対応する長さ)を広くした
り、位置決め部材12を棚桟9の全長にわたって延びる
平板としてもよい。又、位置決め部材12を棚桟9ある
いは棚受け10のいずれか一方に固着した構造とした
り、ガイド面12aの下端を棚桟9の上面に対して垂直
となるように形成せずに、ガイド面12aを上から下ま
で一定の傾きを持つ斜面としてもよい。又、荷受け棚3
として従来のように棚桟と棚受けとが別体に形成された
構成を採用してもよい。この場合、位置決め部材を棚桟
9の全長にわたって延びる1枚の平板ではなく、複数個
設ける場合は、両棚受け10間に位置決め部材12を支
持する支持バーを取付け、支持バー上に位置決め部材を
設けるか、棚桟9の幅(荷受け棚の奥行きと直交する方
向の長さ)を広くして棚桟上に位置決め部材を設ける。
のではなく、例えば、位置決め部材12のガイド面12
aの幅(荷受け棚の長手に対応する長さ)を広くした
り、位置決め部材12を棚桟9の全長にわたって延びる
平板としてもよい。又、位置決め部材12を棚桟9ある
いは棚受け10のいずれか一方に固着した構造とした
り、ガイド面12aの下端を棚桟9の上面に対して垂直
となるように形成せずに、ガイド面12aを上から下ま
で一定の傾きを持つ斜面としてもよい。又、荷受け棚3
として従来のように棚桟と棚受けとが別体に形成された
構成を採用してもよい。この場合、位置決め部材を棚桟
9の全長にわたって延びる1枚の平板ではなく、複数個
設ける場合は、両棚受け10間に位置決め部材12を支
持する支持バーを取付け、支持バー上に位置決め部材を
設けるか、棚桟9の幅(荷受け棚の奥行きと直交する方
向の長さ)を広くして棚桟上に位置決め部材を設ける。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ス
タッカクレーンのフォーク装置上から荷受け棚上に荷が
移載される際、荷の位置が荷受け棚上の荷の所定載置位
置と対応する位置からずれていると、位置決め部の作用
により自動的に荷の位置が所定載置位置に位置決めされ
た状態で荷受け棚上に載置される。従って、スタッカク
レーンの停止位置が多少ずれた状態で荷取り及び荷受け
作業を繰り返しても、位置ずれが増幅されることはな
く、スタッカクレーンによる作業が支障なく行われる。
タッカクレーンのフォーク装置上から荷受け棚上に荷が
移載される際、荷の位置が荷受け棚上の荷の所定載置位
置と対応する位置からずれていると、位置決め部の作用
により自動的に荷の位置が所定載置位置に位置決めされ
た状態で荷受け棚上に載置される。従って、スタッカク
レーンの停止位置が多少ずれた状態で荷取り及び荷受け
作業を繰り返しても、位置ずれが増幅されることはな
く、スタッカクレーンによる作業が支障なく行われる。
【図1】本発明を具体化した一実施例の枠組棚の部分概
略正面図である。
略正面図である。
【図2】荷受け棚と支柱との関係を示す部分分解斜視図
である。
である。
【図3】荷受け棚の取付け状態を示す側面図である。
【図4】枠組棚の概略斜視図である。
1…支柱、2…ラチス、3…荷受け棚、7…係合孔、9
…棚桟、10…棚受け、11a,11b…係止部、12
…位置決め部としての位置決め部材、12a…ガイド
面。
…棚桟、10…棚受け、11a,11b…係止部、12
…位置決め部としての位置決め部材、12a…ガイド
面。
Claims (1)
- 【請求項1】 立設された複数の支柱と、隣接して立設
された支柱を横架するように形成された荷受け棚とを有
する自動倉庫の枠組棚において、前記荷受け棚には、棚
桟の基端上方から棚桟の先端側へ向かって下降傾斜する
ガイド面を有する位置決め部を設けた自動倉庫用枠組
棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28795492A JPH06135519A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動倉庫用枠組棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28795492A JPH06135519A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動倉庫用枠組棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135519A true JPH06135519A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17723896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28795492A Pending JPH06135519A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動倉庫用枠組棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2392523A1 (de) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | BITO-Lagertechnik Bittmann GmbH | Regal mit Zentrierungsrollen |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP28795492A patent/JPH06135519A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2392523A1 (de) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | BITO-Lagertechnik Bittmann GmbH | Regal mit Zentrierungsrollen |
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