JPH06135011A - カラーインクジェット記録方法 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法

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JPH06135011A
JPH06135011A JP4292541A JP29254192A JPH06135011A JP H06135011 A JPH06135011 A JP H06135011A JP 4292541 A JP4292541 A JP 4292541A JP 29254192 A JP29254192 A JP 29254192A JP H06135011 A JPH06135011 A JP H06135011A
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JP
Japan
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black
color
ink
data
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JP4292541A
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English (en)
Inventor
Toshiji Inui
利治 乾
Isao Ebisawa
功 海老沢
Jiro Moriyama
次郎 森山
Hisao Yaegashi
尚雄 八重樫
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to CN93120742A priority patent/CN1075980C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒画像部の濃度を高く、カラー画像部と黒画
像部との隣接境界部においてはにじみのない画像を得る
こと。 【構成】 一回の主走査で画像を形成するノーマルモー
ドでは黒画像を全てカラーインクを用いて形成し(ST
EP10、5)、複数回の主走査で画像を形成するファ
インモードでは、カラー画像と隣接していないとき黒イ
ンクで形成し(STEP4、6)、隣接するときカラー
インクで形成する(STEP4、5)ことにより、画像
濃度を高く、にじみを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を鮮明且つ
高濃度に記録できるカラーインクジェット記録方法およ
びカラーインクジェット記録装置に関し、詳しくは、イ
エロー、マゼンタ、シアン、或は、グリーン、レッド、
ブルー、等のカラー性インクと、ブラック等の黒色イン
クと、を用いたカラーインクジェット記録方法に関す
る。本発明は紙や布、不織布、OHP用紙等の記録媒体
を用いる機器全てに適用でき、具体的な適用機器は、プ
リンタ、複写機、ファクシミリ、など事務機器や大量生
産機器等を挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、低騒音、低
ランニングコスト、装置が小型化し易い、カラー化が容
易、等からプリンタや複写機等に利用されている。
【0003】ところで、インクジェット記録方法をカラ
ー記録装置に適用する場合、インクのにじみのない高発
色のカラー画像を得るためには専用紙を使用する必要が
あったが、近年、インクの改良によって普通紙への印字
適性を持たせたものが実用化されている。しかしながら
その印字品位はまだまだ不十分なレベルに留まっている
のが現状である。その最も大きな要因として挙げられる
のが、カラー画像の中の黒画像品位である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、インクジェット
記録方法によってカラー画像を普通紙に得る場合は、普
通紙への浸透速度が速い速乾性のインクを用いるため
に、カラー画像部は色間のインクのにじみのない高品位
な画像となるが、黒画像部は濃度が低く、紙の繊維にそ
ってインクがにじむ、いわゆるフェザリングが発生して
しまう。例えば、カラー画像部を背景としてその中に黒
画像がある場合は、前記した黒画像部の問題点は比較的
目立ちにくく、著しく品位を低下させるものではない
が、黒画像部がカラー画像部とは独立して存在する場合
には品位が低下してしまう。さらに、黒画像が文字であ
ったりする場合には、シャープさが欠けた不鮮明な文字
となるため、その品位は極めて貧弱なものにならざるを
得なかった。
【0005】黒画像部の濃度が高く、且つフェザリング
の生じない高品位な画像を得るためには、普通紙への浸
透速度が比較的遅いインクを、ある程度多く打ち込む必
要がある。しかしながらこの場合には、黒画像部とカラ
ー画像部との隣接境界部において、黒インクとカラーイ
ンクのにじみが生じ、著しく品位を損ねてしまう。
【0006】インクのにじみに関する問題は、画像を複
数回の主走査に分けて形成する記録モード(以下、ファ
インモードという)によってある程度は改善されるもの
の、前記した黒画像品位の問題点は本質的には解決され
ていないのが現状である。
【0007】本発明は、前記した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、少なくともカラー画像部
とは独立して黒画像部が存在する場合には、その黒画像
部の濃度を高く、且つフェザリングの生じない高品位な
ものとすると共に、カラー画像部と黒画像部との隣接境
界部においてはインクのにじみのない鮮明な画像を得る
ことができるカラーインクジェット記録方法を提供せん
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのための手段は、黒イ
ンクと、該黒インクとは異なる複数色のカラーインクを
用いて所望のカラー画像を記録媒体上に形成する際に、
一回の主走査で画像を形成するノーマルモードと、複数
回の主走査で画像を形成するファインモードを選択して
前記カラー画像を形成するカラーインクジェット記録方
法において、黒画像を前記黒インクで形成するか、或は
前記複数色のカラーインクで形成するかを決定する工程
を有し、前記ノーマルモードと前記ファインモードとで
同一画像を形成する場合に、前記ファインモードで前記
黒画像を前記黒インクで形成する頻度が前記ノーマルモ
ードで前記黒画像を前記黒インクで形成する頻度よりも
高くなるように前記工程で処理することを特徴とする。
【0009】さらに前記工程において、前記黒画像を前
記黒インクで形成するか、或は前記複数色のカラーイン
クで形成するかは、前記黒画像に隣接してカラー画像が
存在するか否かを判別することによって決定されること
を特徴とする。
【0010】さらに前記ノーマルモードでは全ての黒画
像を前記複数色のカラーインクで形成し、前記ファイン
モードでは黒画像のうち文字コードデータの黒画像に隣
接してカラー画像が存在するか否かを判別し、該判別結
果に応じて、前記文字コードデータの黒画像を前記黒イ
ンクで形成するか、或は前記複数色のカラーインクで形
成するかを決定することを特徴とする。
【0011】さらに前記ノーマルモードでは全ての黒画
像を前記複数色のカラーインクで形成し、前記ファイン
モードでは黒画像のうち文字コードデータとビットイメ
ージデータの双方の黒画像に隣接してカラー画像が存在
するか否かを判別し、該判別結果に応じて、前記文字コ
ードデータおよびビットイメージデータの黒画像を前記
黒インクで形成するか、或は前記複数色のカラーインク
で形成するかを決定することを特徴とする。
【0012】さらに前記ノーマルモードでは黒画像のう
ち文字コードデータの黒画像に隣接してカラー画像が存
在するか否かを判別し、該判別結果に応じて、前記文字
コードデータの黒画像を前記黒インクで形成するか、或
は前記複数色のカラーインクで形成するかを決定すると
共に、ビットイメージデータの黒画像は全て前記複数色
のカラーインクで形成し、前記ファインモードでは前記
文字コードデータに加えビットイメージデータの黒画像
に隣接してカラー画像が存在するか否かを判別し、該判
別結果に応じて、前記文字コードデータおよびビットイ
メージデータの黒画像を前記黒インクで形成するか、或
は前記複数色のカラーインクで形成するかを決定するこ
とを特徴とする。
【0013】さらに前記黒画像の周囲がカラー画像に隣
接していない場合前記黒画像を前記黒インクで形成し、
前記黒画像の周囲の少なくとも一部がカラー画像に隣接
する場合、前記黒画像を前記複数色のカラーインクで形
成することを特徴とする。
【0014】さらに前記複数色のカラーインクとしては
イエロー、マゼンタ、シアンのインクを用いることがで
きる。
【0015】
【実施例】まず、本発明の実施例の概要を説明する。
【0016】図7は黒画像とカラー画像とが混在する画
像を示す一例である。画像部AはX、Y、Zの黒文字と
アンダーラインで構成されており、ビットイメージデー
タである。画像部Bは黒文字のコードデータである。画
像部Cはイエローの背景部に黒のグラフがある画像で、
ビットイメージデータである。画像部Dはシアンの背景
部に黒の文字コードデータがある画像である。画像部E
は黒のビットイメージデータに対してその背景の一部に
マゼンタの画像がある場合を示している。
【0017】本発明の一実施例では、黒画像に隣接して
カラー画像が存在するか否かを判別して、黒画像を黒イ
ンクで形成するか、或は複数色のカラーインクで形成す
るかを決定する。
【0018】第1の実施例では、ノーマルモードの場合
には黒画像は全てカラーインクを用いて形成し、高画質
を求められるファインモードの場合には黒画像のうち文
字コードデータのみカラー画像と隣接していないときは
黒インクで、その他の場合、文字コードデータの黒画像
でもカラー画像と隣接している場合およびビットイメー
ジデータの黒画像はカラーインクで形成する。従って、
図6の画像の場合、ノーマルモードの場合は全ての黒画
像がカラーインクで形成され、またファインモードでは
画像部BおよびDの黒画像が、カラー画像と隣接してい
るかを判別して、黒画像を黒インクで形成するかカラー
インクで形成するかの処理対象部となる。
【0019】第2の実施例では、第1の実施例のファイ
ンモード時に、文字コードデータに加えビットイメージ
データについても前記した処理を行う。従ってこの場合
は、画像部A、C、Eも処理対象部となる。
【0020】第3の実施例では、ノーマルモードの場合
には黒画像のうち文字コードデータのみカラー画像と隣
接しない場合は黒インクで形成し、その他の場合はカラ
ーインクで形成し、ファインモードの場合は前記第2の
実施例と同じ処理を行う。従って、ノーマルモードの場
合は画像部BおよびD画処理対象部であり、ファインモ
ードの場合は全ての黒画像が処理対象となる。
【0021】つぎに複数回の主走査で画像を形成するフ
ァインモードの場合について説明する。
【0022】ファインモードは一般的に行われている方
法を用いることができる。
【0023】例えば図8(a)に示すように、最初の走
査ではハッチングを施した画素を印字し、続いて2回目
の走査でハッチングを施していない画素を印字する。こ
の際、記録ヘッドと被記録体(記録紙)との相対的な位
置関係を変えることなく、第1回目の走査と第2回目の
走査を行ってもよいし、図8(b)〜図8(d)に示す
ように記録紙の送りピッチを記録ヘッドの走査幅の半分
として計3回の走査で印字するようにしてもよい。後者
の方法では記録ヘッドのノズル間の吐出量のバラツキに
よる濃度ムラを軽減できる。
【0024】図8の例では、個々の走査で印字するパタ
ーンは1画素毎の市松模様であったが、特に1画素であ
る必要もなく、また特に市松模様である必要もなく任意
のパターンを設定できる。また走査の回数(分割印字
数)は2回に限るものではなく、印字時間が長くなるこ
とを無視すれば何回でもよい。さらに図8(b)〜図8
(d)では記録紙の送りピッチを記録ヘッドの走査幅の
半分としたが、例えばノズル数が64個である記録ヘッ
ドを用いる場合に、1回目の走査で24ノズル分を送
り、2回目の走査で残り40ノズル分を送るようにして
もよい。
【0025】ファインモードの場合は、ノーマルモード
における文字コードデータの処理に加え、ビットイメー
ジデータの処理が行われる。従って、図7の例では、画
像部A、画像部C、画像部Eについても黒画像に隣接し
てカラー画像が存在するか否かの処理が行われ、その結
果に基づいて黒画像を印字する際のインクが決定され
る。
【0026】以上本発明の実施例の基本的な考え方を説
明したが、以下、各実施例を図を参照してさらに詳細に
説明する。
【0027】(第1の実施例)図1は本発明が適用可能
なインクカートリッジおよびキャリッジを搭載したイン
クジェットプリンタの斜視図を示す。
【0028】キャリッジ101は印字ヘッド102とカ
ートリッジガイド103を搭載し、ガイド軸104およ
びガイド軸105上を走査可能である。記録用紙106
は給紙ローラ107によって本体装置内に送り込まれ紙
送りローラ108とピンチローラ(不図示)、紙押さえ
板109によってはさまれ紙送りローラ102の前面へ
と送られ印字される。インクカートリッジはイエロー、
マゼンタ、シアンの3色を収納したカラーインクカート
リッジ110と、ブラックインクカートリッジ111の
2種類でそれぞれ別々にカートリッジ103に挿入さ
れ、印字ヘッド102と連通する。
【0029】カラーインクカートリッジ110に収納さ
れるイエロー、マゼンタ、シアンのインクは、カラー画
像を形成する際に色の境界でインクのにじみが生じない
ように、記録用紙への浸透速度の速いものが用いられ
る。一方、ブラックインクカートリッジ111に収納さ
れるブラック(黒)インクは、黒画像が高濃度で且つイ
ンクのにじみの少ない高品位なものとなるように、前記
3種類のカラーインクに比べ比較的記録用紙への浸透速
度が遅いものが用いられる。
【0030】本実施例で使用したインクの成分は以下の
通りである。
【0031】(イエロー) C.I.ダイレクトイエロー86 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチノールEH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0032】(マゼンタ) C.I.アシッドレッド289 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール部 2部 尿素 5部 アセチノールEH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0033】(シアン) C.I.ダイレクトブルー199 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチノールEH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0034】(黒) C.I.ダイレクトブラック154 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチノールEH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0035】印字ヘッド102について図2を用いて詳
しく説明すれば、印字ヘッド102の前面部にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの吐出口グループを一
直線上に配してある。それぞれのグループはイエロー
用、マゼンタ用、シアン用が24個ずつ、ブラック用は
64個の吐出口を有し、カラー間は8ノズル分、黒とカ
ラー間は16ノズル分の間隔を有する。さらに、これら
のノズルは1インチ当り360個の密度(360dp
i)で配置されている。通常、黒画像のみを印字すると
きにはブラックの吐出口グループ内の64個全ての吐出
口を用い、黒画像を含めたカラー画像を印字するときに
はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色とも24
個の吐出口を用いる。
【0036】これら吐出口の各々には、吐出口に連通す
るインク液路が設けられており、インク液路が配設され
る部位の後方にはこれら液路にインクを供給するための
共通液室が設けられる。吐出口の各々に対応するインク
液路には、これら吐出口からインク滴を吐出するために
利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体やこれ
に電力を供給するするための電極配線が設けられてい
る。これら、電気熱変換体や電極配線は、シリコン等か
らなる201基板上に成膜技術によって形成される。さ
らにこの基板上に樹脂、ガラス材よりなる隔壁、天板等
を積層することによって上記吐出口、インク液路、共通
液室が構成される。さらに後方には、上記電気熱変換体
を記録信号に基づいて駆動するための駆動回路がプリン
ト基板形態で設けられている。
【0037】シリコン基板および202プリント基板は
同一のアルミプレート203と平行に、突き出たパイプ
204〜207はシリコン基板と垂直方向にひろがった
ディストリビュータと呼ばれるプラスチック部材208
から突きでており、さらにその内部の流路と連通してお
り、該流路は共通液室に連通している。
【0038】前記ディストリビュータ内の流路は、イエ
ロー用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用の4本存在
し、それぞれの共通液室とパイプを連結している。
【0039】印字ヘッド102に設けられたイエロー
用、マゼンタ用、シアン用の吐出口からは、約40ng
のインクが、ブラック用の吐出口からは約80ngのイ
ンクが吐出される。
【0040】図3は、上述したカラーインクジェットプ
リンタの電気制御ブロック図である。
【0041】301は装置全体を制御するためのシステ
ムコントローラで、内部にはマイクロプロセッサをはじ
め制御プログラムが収納されている記憶素子(RO
M)、マイクロプロセッサが処理を行う際に使用する記
憶素子(RAM)等が配置されている。302は主走査
方向に印字ヘッドを駆動させるためのドライバであり、
同様に303は副走査方向の移動するためのドライバで
ある。304、305は前記ドライバに対応したモータ
であり、ドライバからの速度、移動距離などの情報を受
け取り動作する。
【0042】306はホストコンピュータであり、本発
明の印字装置に対して印字すべき情報を転送するための
装置である。307は前記ホストコンピュータからのデ
ータを一時的に格納するための受信バッファであり、3
01のシステムコントローラからデータが読み込まれる
までデータを蓄積しておく。308は印字すべきデータ
をイメージデータに展開するためのフレームメモリであ
り、印字に必要な分のメモリサイズを有している。本実
施例では印字用紙1枚分が記憶可能なフレームメモリに
ついて説明するが、本発明はフレームメモリのサイズに
は限定されない。
【0043】309は印字すべきデータを一時的に記憶
するための記憶素子で、記録ヘッドのノズル数により記
憶容量は変化する。310は印字ヘッドをシステムコン
トローラからの指令により適切にコントロールするため
のものであり、吐出速度、印字データ数等を制御するた
めの印字制御部である。311は312Y、312M、
312C、312Bkのヘッドを駆動するためのドライ
バであり、前記310の印字制御部からの信号によりコ
ントロールされる。
【0044】ノーマルモードおよびファインモードの切
り替えは、プリンタ本体に設けられたモード設定スイッ
チ(図示せず)によって行われる。それぞれのモードに
応じた画像データやその印字制御については、主にシス
テムコントローラ301および印字制御部310によっ
て処理される。
【0045】本実施例におけるファインモードを図9
(a)〜図9(e)を用いて説明する。同図はある色の
ノズルグループに着目したもので、カラー画像を印字す
る際に使用する24個のノズルを用いて画像を形成する
場合を示している。
【0046】先ず、図9(a)に示すように記録ヘッド
の下側8個のノズルを用いて所定のパターンを印字す
る。このときに印字する画素は図9(e)で示すパター
ン内のハッチングを施された部分に相当する画素であ
る。次に、記録紙を8ノズル分送り、図9(b)に示す
ように記録ヘッドの下側16個のノズルを用いて所定の
パターンを印字する。このときに印字する画素は図9
(e)で示すパターンの内のハッチング施されていない
部分に相当する画素である。
【0047】続いて、記録紙を16ノズル分送り、図9
(c)に示すように24個のノズル全てを用いて所定の
パターンを印字する。このときに印字する画素は図9
(a)と同じである。さらに記録紙を8ノズル分送り、
図9(d)に示すように印字を繰り返す。
【0048】以上の動作がイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色について行われる。
【0049】図4は本実施例の動作を示すフローチャー
トである。STEP1は図3の306のホストコンピュ
ータからデータが転送され、307の受信バッファに格
納されているデータを301のシステムコントローラが
処理する最初のステップであり、格納されているデータ
を読み出す。
【0050】STEP2では前記読み出したデータが黒
色データを含むか、黒色以外のデータかを判断する。黒
色データを含む場合はSTEP10へ、他の場合はST
EP7へ進む。
【0051】STEP10では、記録モードがファイン
モードであるか、ノーマルモードであるかを判別し、フ
ァインモードのときはSTEP3へ、ノーマルモードの
ときはSTEP5へ進む。STEP3では、注目する黒
画像記録領域が文字コードデータであるか、ビットイメ
ージデータであるかを判別し、文字コードデータの場合
はSTEP4へ、ビットイメージデータの場合はSTE
P5へ進む。STEP4では、黒色データに着目し、黒
画像記録領域の周囲と隣接する位置の画素にカラー記録
データがあるかないかを判断する。黒画像に隣接する位
置にカラー画像が存在する場合はSTEP5へ進み、存
在しない場合はSTEP6へ進む。STEP5では、文
字コードデータであり且つ隣接する位置にカラー画像が
存在する黒画像情報と、ビットイメージデータである黒
画像情報とが、カラー記録用のイエロー、マゼンタ、シ
アンのバッファに展開される。STEP6では、黒画像
情報は黒記録用のバッファに展開される。
【0052】STEP7では、カラー各色データを各色
用バッファに展開する。STEP8では、受信バッファ
からデータを読み出し、印字するべきデータが存在する
か否か、また1ページ分のデータを受信したかを判断す
る。判断した結果、印字データがない場合と、印字デー
タはあるがすでに1ページ分のデータを受信した場合
は、STEP9へ進む。他の場合はSTEP1へ戻る。
STEP9では、記録ヘッド102で印字動作をする。
【0053】以上説明した動作に基づいて、図7の画像
をノーマルモードとファインモードの2つのモードで印
字した結果を以下に説明する。
【0054】ノーマルモードでは黒色データは全てイエ
ロー、マゼンタ、シアンインク用のバッファに展開さ
れ、それぞれのインクで印字が行われる。すなわちノー
マルモードでは、全ての黒画像部はカラーインク、すな
わちイエロー、マゼンタ、シアンのインクで印字され
る。
【0055】一方ファインモードの場合は、文字コード
データの黒画像のみに対して処理される。すなわち画像
部Bの黒画像データは、黒画像に隣接する位置にカラー
画像データが存在しないので黒インクで印字される。
【0056】画像部Dは黒の文字の背景部にシアンの画
像が存在しているため、カラーインク、すなわちイエロ
ー、マゼンタ、シアンのインクで印字される。
【0057】従って、本実施例のファインモードでは画
像部Bのみが黒インクで印字されることとなる。
【0058】(第2の実施例)第2の実施例は第1の実
施例をさらに改良したもので、第1の実施例ではファイ
ンモード時に文字コードデータのみ処理対象としていた
が、本実施例では文字コードデータに加え、ビットイメ
ージデータの黒画像も処理する。図5はその動作フロー
を示したもので、図4を用いて説明した第1の実施例と
はSTEP3がない点が異なっている。
【0059】これらの動作に基づいて、図7の画像をノ
ーマルモードとファインモードの2つのモードで印字し
た結果を以下に説明する。
【0060】ノーマルモードでは、第1の実施例と同様
に黒画像は全てカラーインクで印字される。一方ファイ
ンモードの場合は、第1の実施例の画像部BおよびDに
加え、画像部A、画像部C、画像部Eの黒画像に対して
も処理される。すなわち画像部Aの黒画像データは、黒
画像に隣接する位置にカラー画像データが存在しないの
で黒インクで印字される。
【0061】画像部Cは黒のグラフの背景部にイエロー
の画像が存在しているため、黒のグラフのデータはイエ
ロー、マゼンタ、シアンインク用の各バッファに展開さ
れ、カラーインク、すなわちイエロー、マゼンタ、シア
ンのインクで印字される。
【0062】画像部Eは黒のビットイメージデータに対
してその背景の一部にマゼンタの画像がある場合である
が、黒のビットイメージデータのうち、数字の“1”に
ついてはその周囲にカラー画像が隣接していないので、
黒画像データは黒インクで印字される。一方数字の
“2”および“3”については周囲の一部もしくは全て
がマゼンタ画像に隣接しているために、黒画像データは
イエロー、マゼンタ、シアンインク用の各バッファに展
開されカラーインク記録ヘッドで印字される。
【0063】以上のように、ファインモードでは、黒画
像に対してカラー画像と隣接していなければ黒インクで
印字されるので、画像品位が向上した。
【0064】(第3の実施例)第3の実施例は、ノーマ
ルモードにおいては、文字コードデータのみ処理を行
い、ファインモードにおいては文字コードデータに加え
ビットイメージデータも処理を行うものである。図6
は、その動作を示すフローチャートであり、ノーマルモ
ードの場合STEP10からSTEP3へ進み、ファイ
ンモードの場合STEP10からSTEP4へ進む。本
実施例によれば、第2の実施例でのファインモードに加
え、ノーマルモードでも特に文字コードデータでカラー
画像に隣接していない場合は黒インクで印字が行われる
ので、ノーマルモードでの印字品位が向上する。ちなみ
にノーマルモードで処理対象となるのは画像部Bおよび
Dであり、このうち画像部B画黒インクで印字される。
【0065】(第4の実施例)第4の実施例は第3の実
施例におけるファインモード時の走査回数を増やすとと
もに、該ファインモード時に、黒画像の周囲全てがカラ
ー画像に隣接している場合にのみ、該黒画像をカラーイ
ンク記録ヘッドで印字する用にしたものである。
【0066】即ち、図10(a)に示すように一つの画
像を3回に分割して印字する場合であり、先ず図10
(b)のように記録ヘッドの下側3分の1の8ノズルを
用いてに相当する画素に印字する。続いて記録紙を8
ノズル分送った後、図10(c)のように記録ヘッドの
下側3分の2の16ノズルを用いてに相当する画素に
印字する。さらに記録紙を8ノズル分送った後、図10
(d)のように記録ヘッド全幅の24ノズルを用いて
に相当する画素に印字する。以下、図10(e)のよう
に同様の動作を繰り返す。
【0067】本実施例におけるファインモードは走査回
数が多いので、比較的黒画像とカラー画像が隣接してい
てもインクのにじみが生じにくい。従って、黒画像の一
部がカラー画像に隣接している場合は黒インクで印字を
行おうとするものである。
【0068】本実施例によればさらに印字品位を向上さ
せることができる。
【0069】(第5の実施例)図12(a)は本発明が
適用可能なカラーインクジェット記録方法を適用した他
のプリンタの概略図を示したもので、1yはイエローイ
ンク用記録ヘッド、1mはマゼンタインク用記録ヘッ
ド、1cはシアンインク用記録ヘッド、1kは黒インク
用記録ヘッド、2は記録ヘッドを搭載したキャリッジ、
3はプリンタ本体から電気信号を記録ヘッドに送るため
のフレキシブルケーブル、4は回復手段を有するキャッ
プユニット、5y、5m、5c、5kは記録ヘッド1
y、1m、1c、1kに対応したキャップ部材、6はゴ
ム等の部材でできたワイパーブレード、7は記録ヘッド
に対向保持される記録紙である。
【0070】図12(b)は前記プリンタに搭載された
4つの記録ヘッドのうちの一つを示したもので、記録ヘ
ッドが記録紙に対向する部分には64個の吐出口2が1
インチ当り360個の密度(360dpi)で形成され
ている。これら吐出口10の各々には、吐出口に連通す
るインク液路が設けられており、インク液路が配設され
る部位の後方にはこれら液路にインクを供給するための
共通液室が設けられる。吐出口の各々に対応するインク
液路には、これら吐出口からインク滴を吐出するために
利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体や、こ
れに電力を供給するための電極配線が設けられている。
【0071】(その他の実施例)第1、第5の実施例で
は、黒インクおよびカラーインク用のノズルを一列に並
べた記録ヘッドを用いたが、本発明は特に記録ヘッドの
形態に限定されるものではない。例えば、図11
(a)、(b)、(c)、(d)のように各色毎に記録
ヘッドを設け、それらの記録ヘッドを主走査に対して縦
に配置したものでも、横に配置したものでもよいし、一
つの記録ヘッドに複数列のノズル列を配置してもよい。
【0072】また、本発明でいうファインモードは、通
常行われるノーマルモードに対して印字品位の向上のた
めに行われる全てのモードを含んでおり、例えば高濃度
を実現するために一画素に複数発のインクを打ち込む場
合などにも適用できる。
【0073】上記実施例では、電気熱変換体によってイ
ンク中に気泡を生成せしめ、該気泡の作用によってイン
クを飛翔させる、いわゆるバブルジェット記録方法を用
いて説明したが、電気機械変換体によってインクを飛翔
させる、いわゆるピエゾ方式のインクジェット記録方式
にも本発明が適用できることはいうまでもない。
【0074】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用する方式の記録ヘッド、記録
装置において、優れた効果をもたらすものである。
【0075】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0076】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59年第123670号公報や熱エネル
ギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば文字
品位を保ちながら黒インクと他のカラーインク(イエロ
ー、マゼンタ、シアン)の色のにじみを軽減することが
でき、特に処理時間のかかるファインモードでの印字品
位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
斜視図である。
【図2】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
ヘッド機構図である。
【図3】本発明を適用可能なインクジェット記録装置制
御回路ブロック図である。
【図4】第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】第2の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第3の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明を説明するための画像の一例である。
【図8】ファインモードにおける印字動作を説明する図
である。
【図9】ファインモードにおける他の印字動作を説明す
る図である。
【図10】第4の実施例のファインモードにおける印字
動作を説明する図である。
【図11】記録ヘッドの他の例を示す図である。
【図12】本発明を適用可能なインクジェット記録装置
の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
102 印字ヘッド 103 カートリッジ 110 カラーインクカートリッジ 111 ブラックインクカートリッジ 301 システムコントローラ 302 キャリッジモータドライバ 303 紙送りモータドライバ 304 キャリッジモータ 305 紙送りモータ 306 ホストコンピュータ 307 受信バッファ 308Y、308M、308C、308Bk 各色のフ
レームメモリ 309Y、309M、309C、309Bk 各色のデ
ータバッファ 310 印字制御部 311 印字ドライバ 312Y、312M、312C、312Bk 各色の印
字ヘッド
フロントページの続き (72)発明者 八重樫 尚雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒インクと、該黒インクとは異なる複数
    色のカラーインクを用いて所望のカラー画像を記録媒体
    上に形成する際に、一回の主走査で画像を形成するノー
    マルモードと、複数回の主走査で画像を形成するファイ
    ンモードを選択して前記カラー画像を形成するカラーイ
    ンクジェット記録方法において、 黒画像を前記黒インクで形成するか、或は前記複数色の
    カラーインクで形成するかを決定する行程を有し、 前記ノーマルモードと前記ファインモードとで同一画像
    を形成する場合に、前記ファインモードで前記黒画像を
    前記黒インクで形成する頻度が前記ノーマルモードで前
    記黒画像を前記黒インクで形成する頻度よりも高くなる
    ように前記工程で処理することを特徴とするカラーイン
    クジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記黒画像を前記黒インクで形成する
    か、或は前記複数色のカラーインクで形成するかは、前
    記黒画像に隣接してカラー画像が存在するか否かを判別
    することによって決定されることを特徴とする請求項1
    記載のカラーインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 前記ノーマルモードでは全ての黒画像を
    前記複数色のカラーインクで形成し、 前記ファインモードでは黒画像のうち文字コードデータ
    の黒画像に隣接してカラー画像が存在するか否かを判別
    し、該判別結果に応じて、前記文字コードデータの黒画
    像を前記黒インクで形成するか、或は前記複数色のカラ
    ーインクで形成するかを決定することを特徴とする請求
    項2記載のカラーインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記ノーマルモードでは全ての黒画像を
    前記複数色のカラーインクで形成し、 前記ファインモードでは黒画像のうち文字コードデータ
    とビットイメージデータの双方の黒画像に隣接してカラ
    ー画像が存在するか否かを判別し、該判別結果に応じ
    て、前記文字コードデータおよびビットイメージデータ
    の黒画像を前記黒インクで形成するか、或は前記複数色
    のカラーインクで形成するかを決定することを特徴とす
    る請求項2記載のカラーインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 前記ノーマルモードでは黒画像のうち文
    字コードデータの黒画像に隣接してカラー画像が存在す
    るか否かを判別し、該判別結果に応じて、前記文字コー
    ドデータの黒画像を前記黒インクで形成するか、或は前
    記複数色のカラーインクで形成するかを決定すると共
    に、ビットイメージデータの黒画像は全て前記複数色の
    カラーインクで形成し、 前記ファインモードでは前記文字コードデータに加えビ
    ットイメージデータの黒画像に隣接してカラー画像が存
    在するか否かを判別し、該判別結果に応じて、前記文字
    コードデータおよびビットイメージデータの黒画像を前
    記黒インクで形成するか、或は前記複数色のカラーイン
    クで形成するかを決定することを特徴とする請求項2記
    載のカラーインクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】 前記黒画像の周囲がカラー画像に隣接し
    ていない場合前記黒画像を前記黒インクで形成し、前記
    黒画像の周囲の少なくとも一部がカラー画像に隣接する
    場合前記黒画像を前記複数色のカラーインクで形成する
    ことを特徴とする請求項2記載のカラーインクジェット
    記録方法。
  7. 【請求項7】 前記複数色のカラーインクはイエロー、
    マゼンタ、シアンであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のカラーインクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 前記黒インクおよびカラーインクは、熱
    エネルギーによって吐出されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載のカラーインクジェッ
    ト記録方法。
JP4292541A 1992-10-30 1992-10-30 カラーインクジェット記録方法 Pending JPH06135011A (ja)

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EP93308657A EP0595650B1 (en) 1992-10-30 1993-10-29 Colour ink jet recording method and apparatus
AU50372/93A AU676207B2 (en) 1992-10-30 1993-10-29 Color ink jet recording method and apparatus using black inkand color-mixed black ink
CA002102005A CA2102005C (en) 1992-10-30 1993-10-29 Color ink jet recording method and apparatus using black ink and color-mixed black ink
AT93308657T ATE193680T1 (de) 1992-10-30 1993-10-29 Vorrichtung und verfahren zur mehrfarbigen tintenstrahlaufzeichnung
DE69328812T DE69328812T2 (de) 1992-10-30 1993-10-29 Vorrichtung und Verfahren zur mehrfarbigen Tintenstrahlaufzeichnung
US08/143,157 US6084604A (en) 1992-10-30 1993-10-29 Color ink jet recording method and apparatus using black ink and color-mixed black ink
CN 99126581 CN1278864C (zh) 1992-10-30 1993-10-30 彩色喷墨记录方法
CN93120742A CN1075980C (zh) 1992-10-30 1993-10-30 彩色喷墨记录方法
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JP2005212456A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成支援装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212456A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成支援装置
JP4590875B2 (ja) * 2004-02-02 2010-12-01 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び画像形成支援装置

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