JPH06134830A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPH06134830A
JPH06134830A JP29145592A JP29145592A JPH06134830A JP H06134830 A JPH06134830 A JP H06134830A JP 29145592 A JP29145592 A JP 29145592A JP 29145592 A JP29145592 A JP 29145592A JP H06134830 A JPH06134830 A JP H06134830A
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JP
Japan
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fixed
coupler
movable
plate
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP29145592A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hirako
誠 平子
Katsumi Takahashi
勝実 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金型側のカプラの位置を標準化するとともにカ
プラの結合作業を機械化し、作業者の負担を軽減する。 【構成】互いに対向する固定ダイプレート1及び可動ダ
イプレート2にそれぞれ保持された固定取付板10及び
可動取付板20と、固定取付板10及び可動取付板20
にそれぞれ固定された固定型11及び可動型21と、固
定取付板10及び可動取付板20にそれぞれ固定された
第1カプラ30と、固定ダイプレート1及び可動ダイプ
レート2にそれぞれ保持され第1カプラ30に近接する
方向及び遠ざかる方向に移動自在で第1カプラ30と結
合して冷却水流路を構成する第2カプラ47と、第2カ
プラ47を第1カプラ30に向かって前進後退駆動する
駆動装置41と、からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機などの成形
装置に関し、詳しくは冷却水流路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機などの成形装置においては、
成形サイクルの短縮化の目的で、金型には冷却用の冷却
水通路が設けられている。一方、金型は成形機とは別体
で形成され、成形機の固定ダイプレート及び可動ダイプ
レートに固定型及び可動型として保持される。したがっ
て金型の冷却水通路への冷却水ホースなどの連結は、着
脱自在なカプラなどを介して行い、金型の交換時などの
段取工数を低減する必要がある。
【0003】そこで従来は、金型の固定型及び可動型に
それぞれ第1カプラを設け、金型の交換時に作業者が成
形機側から延びるホース先端に固定された第2カプラを
第1カプラと結合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、成形機側に
設けられた冷却水用ホースなどは、成形体の取り出し作
業に従事する作業者の邪魔にならないように、作業者か
ら見て金型の反対側に設けられるのが通常である。その
ため一対のカプラを結合するためには、作業者はわざわ
ざ成形機の反対側へ廻って行って結合しなければなら
ず、工数が多大となっていた。
【0005】また、金型には冷却水の入口側と出口側の
少なくとも一対のカプラを設ける必要がある。そして金
型の大きさが大きい場合には冷却水通路の数も増えるた
めにカプラの数も増大し、中には4対で合計8個のカプ
ラを必要とするものもある。このようにカプラの数が多
いと作業者の負担も大きくなり、金型交換の工数が極め
て多大となっていた。
【0006】さらに、金型の形状は様々であるために、
冷却水の入口などの位置を標準化することが困難であ
り、カプラの位置を結合作業がしにくい位置にせざるを
得ない場合もあった。本発明はこのような事情に鑑みて
なされたものであり、金型側のカプラの位置を標準化す
るとともにカプラの結合作業を機械化し、作業者の負担
を軽減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の成形装置は、互いに対向する固定ダイプレート及び
可動ダイプレートと、固定ダイプレートに保持された固
定取付板と、固定取付板に固定された固定型と、可動ダ
イプレートに保持された可動取付板と、可動取付板に固
定された可動型と、固定取付板及び可動取付板の少なく
とも一方に固定され固定型及び可動型の一方の冷却水通
路と連通する第1カプラと、固定ダイプレート及び可動
ダイプレートの少なくとも一方に保持され第1カプラに
近接する方向及び遠ざかる方向に移動自在で第1カプラ
と結合して冷却水流路を構成する第2カプラと、固定プ
レート及び可動ダイプレートの少なくとも一方に固定さ
れ第2カプラを第1カプラに向かって前進後退駆動する
駆動装置と、からなることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の成形装置では、第1カプラは金型の固
定取付板及び可動取付板の少なくとも一方に固定されて
金型内の冷却水通路と連通している。したがって第1カ
プラの固定位置は、金型の形状に左右されることなく一
定とすることができる。これにより固定ダイプレート及
び可動ダイプレートの少なくとも一方に保持された第2
カプラの、第1カプラとの結合に必要な移動方向及び移
動量を一定とすることができ、機械による駆動が可能と
なった。
【0009】したがって金型交換時に作業者は、固定型
及び可動型がそれぞれ固定された固定取付板及び可動取
付板を固定ダイプレート及び可動ダイプレートにそれぞ
れ保持させ、駆動装置を駆動して第2カプラを前進駆動
させるだけでカプラを結合することができる。またカプ
ラが複数対存在する場合でも、全てのカプラを同時に結
合することが可能である。
【0010】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
〜図3に本発明の一実施例の成形装置の要部を示す。こ
の成形装置では、成形機側に互いに対向する固定ダイプ
レート1及び可動ダイプレート2が設けられている。固
定ダイプレート1には固定取付板10が着脱自在に保持
され、固定取付板10には固定型11が固定されてい
る。すなわち、固定型11は、固定取付板10を介して
固定ダイプレート1に保持されている。
【0011】また可動ダイプレート2には可動取付板2
0が着脱自在に保持され、可動取付板20にはスペーサ
22を介して可動型21が固定されている。固定取付板
10にはマニホールド3が固定され、マニホールド3に
は雌タイプの第1カプラ30が固定されている。マニホ
ールド3には第1カプラ30と連通する図示しない通路
が形成され、その通路はさらに固定型11内の冷却水通
路と連通している。
【0012】また可動取付板20にはマニホールド3’
が固定され、マニホールド3’には雌タイプの第1カプ
ラ30’が固定されている。マニホールド3’からは第
1カプラ30’と連通するホース31が延び、ホース3
1の他端は可動型21と結合されて可動型21内の図示
しない冷却水通路と連通している。固定ダイプレート1
及び可動ダイプレート2にはそれぞれベース4,4’が
固定され、ベース4,4’にはプレート40,40’を
介して油圧シリンダ装置41,41’が固定されてい
る。またベース4,4’には第1カプラ30,30’に
向かって延びるガイドレール42,42’が固定されて
いる。
【0013】ガイドレール42,42’には、図3にも
示すようにマニホールド43,43’が移動自在に係合
している。そしてマニホールド43,43’には連結ロ
ッド44,44’を介してプレート45,45’が固定
され、プレート45,45’はそれぞれ油圧シリンダ装
置41,41’のピストンロッド46,46’に固定さ
れている。すなわち、マニホールド43,43’は、油
圧シリンダ装置41,41’の駆動によりガイドレール
42,42’に案内されて、第1カプラ30,30’に
向かって前進後退駆動されるように構成されている。
【0014】そしてマニホールド43,43’には雄タ
イプの第2カプラ47,47’がそれぞれ結合され、第
2カプラ47,47’内の流路はマニホールド43,4
3’及びホース48,48’を介して図示しない水供給
源に連結されている。また、この第2カプラ47,4
7’には、自動開閉バルブが内蔵されている。マニホー
ルド43’には複数のボールプランジャ5が設けられ、
ボール50がベース4’及びガイドレール42’に圧接
されている。すなわちマニホールド43’は浮動機構を
構成し、ボールプランジャ5により調芯されながら移動
するように構成されている。また、マニホールド43’
にはガイドピン6が第1カプラ30’に向かって突出し
て設けられ、ガイドピン6がマニホールド3’に設けら
れた図示しない端部テーパ状のガイド孔に挿入されるこ
とで、第1カプラ30’と第2カプラ47’の軸芯が一
致するように構成されている。なお、固定ダイプレート
1側のマニホールド43にも、図示しないが同様の機構
が組み込まれている。
【0015】すなわち、製造誤差や取付誤差などにより
第1カプラ30,30’と第2カプラ47,47’の軸
芯がずれていたとしても、ガイドピン6のガイド孔によ
るガイドによりマニホールド43,43’は調芯されな
がら移動し、必ず軸芯が一致するように構成されている
ので、冷却水の漏れなどの不具合が防止されている。上
記のように構成された本実施例の成形装置では、先ず固
定型11と可動型21が固定された固定取付板10と可
動取付板20が、作業者により固定ダイプレート1と可
動ダイプレート2にそれぞれ取付られる。このとき第1
カプラ30,30’は、それぞれ第2カプラ47,4
7’と同軸位置で対向している。
【0016】次に作業者は、油圧シリンダ装置41,4
1’を駆動する。するとピストンロッド46,46’に
固定されたプレート45,45’が前進し、マニホール
ド43,43’はガイドレール42,42’に案内され
ながら前進する。このときマニホールド43,43’と
ベース4,4’及びガイドレール42,42’の間に
は、ボールプランジャ5の存在により隙間が存在してい
る。したがって芯ずれが生じていたとしても、ガイドピ
ン6がガイド孔に当接するとガイド孔による案内により
マニホールド43,43’は位置が矯正され、図2に示
すように第2カプラ47,47’は正確に第1カプラ3
0,30’に挿入されて結合する。
【0017】すなわち本実施例の成形装置では、作業者
は油圧シリンダ装置41,41’を駆動するためのスイ
ッチを操作するだけで、全てのカプラを同時に接続する
ことができる。したがって成形機の反対側へ廻ってカプ
ラを接続する面倒な作業が回避され、金型交換の工数が
低減されるとともに生産性が向上する。また固定取付板
10と可動取付板20に第1カプラ30,30’をそれ
ぞれ固定する構成としたため、固定型11及び可動型2
1の形状に無関係にカプラの固定位置を決定することが
でき、これにより第2カプラ47,47’の位置が一定
となり接続作業の自動化が達成された。
【0018】さらにベース4,4’や油圧シリンダ装置
41,41’の固定位置は、作業者から見て金型の反対
側にあり、作業の邪魔になることがなく、従来はタイバ
ーの陰となってデッドスペースとなっていた部分に設け
られているので、スペース面での不具合もない。
【0019】
【発明の効果】すなわち本発明の成形装置によれば、カ
プラの結合作業を自動化することができるので、作業者
の負担が軽減されるとともに、金型交換に要する時間を
短縮することができ生産性が向上する。また第1カプラ
の取付位置の自由度が高いので、第2カプラの取付位置
や駆動装置の位置の自由度も高く、作業者の邪魔になら
ない位置などとすることが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の成形装置におけるカプラ結
合前の要部正面図である。
【図2】本発明の一実施例の成形装置におけるカプラ結
合後の要部正面図である。
【図3】本発明の一実施例の成形装置におけるマニホー
ルドの取付部分の要部断面図である。
【符号の説明】
1:固定ダイプレート 2:可動ダイプレート
3:マニホールド 4:ベース 5:ボールプランジャ
6:ガイドピン 10:固定取付板 11:固定型 2
0:可動取付板 21:可動型 22:スペーサ 3
0:第1カプラ 41:油圧シリンダ装置 42:ガイドレール 4
3:マニホールド 47:第2カプラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する固定ダイプレート及び可
    動ダイプレートと、該固定ダイプレートに保持された固
    定取付板と、該固定取付板に固定された固定型と、該可
    動ダイプレートに保持された可動取付板と、該可動取付
    板に固定された可動型と、該固定取付板及び該可動取付
    板の少なくとも一方に固定され該固定型及び該可動型の
    一方の冷却水通路と連通する第1カプラと、該固定ダイ
    プレート及び該可動ダイプレートの少なくとも一方に保
    持され該第1カプラに近接する方向及び遠ざかる方向に
    移動自在で該第1カプラと結合して冷却水流路を構成す
    る第2カプラと、該固定プレート及び該可動ダイプレー
    トの少なくとも一方に固定され該第2カプラを該第1カ
    プラに向かって前進後退駆動する駆動装置と、からなる
    ことを特徴とする成形装置。
JP29145592A 1992-10-29 1992-10-29 成形装置 Pending JPH06134830A (ja)

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JP29145592A JPH06134830A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 成形装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109702972A (zh) * 2018-11-26 2019-05-03 钟锋良 一种注塑模具散热设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109702972A (zh) * 2018-11-26 2019-05-03 钟锋良 一种注塑模具散热设备
CN109702972B (zh) * 2018-11-26 2021-05-14 钟锋良 一种注塑模具散热设备

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