JPH06134604A - Y軸機能付き旋盤 - Google Patents
Y軸機能付き旋盤Info
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- JPH06134604A JPH06134604A JP30968892A JP30968892A JPH06134604A JP H06134604 A JPH06134604 A JP H06134604A JP 30968892 A JP30968892 A JP 30968892A JP 30968892 A JP30968892 A JP 30968892A JP H06134604 A JPH06134604 A JP H06134604A
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- bracket
- turret
- turret carriage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Y軸無し仕様とする場合にタレットキャリッ
ジがY軸有りの場合と共用でき、かつ剛性向上を図れる
ものとする。また、保守に際してボールねじの着脱が容
易に行えるようにする。 【構成】 ベッド1のX軸案内18上にX軸送り台16
を設置し、このX軸送り台16に設けたY軸案内にタレ
ットキャリッジ17を設置した旋盤であって、次の構成
とする。すなわち、X軸送り台16を取除いた状態で、
タレットキャリッジ17をX軸案内18に直接に設置可
能とする。また、タレットキャリッジ17のハウジング
31を、ハウジング本体31とブラケット32とに分割
する。ブラケット32は、ハウジング本体31に着脱可
能に取付けられ、タレットキャリッジ送り用のボールね
じ22のナット22aをハウジング本体31の裏側から
抱き込むU字状のものである。ハウジング本体31に
は、ブラケット32の軸方向面に係合する軸方向係止面
39aを設ける。
ジがY軸有りの場合と共用でき、かつ剛性向上を図れる
ものとする。また、保守に際してボールねじの着脱が容
易に行えるようにする。 【構成】 ベッド1のX軸案内18上にX軸送り台16
を設置し、このX軸送り台16に設けたY軸案内にタレ
ットキャリッジ17を設置した旋盤であって、次の構成
とする。すなわち、X軸送り台16を取除いた状態で、
タレットキャリッジ17をX軸案内18に直接に設置可
能とする。また、タレットキャリッジ17のハウジング
31を、ハウジング本体31とブラケット32とに分割
する。ブラケット32は、ハウジング本体31に着脱可
能に取付けられ、タレットキャリッジ送り用のボールね
じ22のナット22aをハウジング本体31の裏側から
抱き込むU字状のものである。ハウジング本体31に
は、ブラケット32の軸方向面に係合する軸方向係止面
39aを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工具を主軸に対して
偏心方向に送り可能とするY軸機能を備えた旋盤に関す
る。
偏心方向に送り可能とするY軸機能を備えた旋盤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タレット旋盤において、複合加工
化の要望から、タレットをワークに対する切り込み方向
(X軸方向)と送り方向(Z軸方向)の他に、両軸X,
Zに対して垂直なY軸方向に進退可能とし、ワークの偏
心位置に加工を行えるようにしたものがある。この種の
Y軸機能付き旋盤は、一般にベッド上にZ軸送り台、Y
軸送り台、およびX軸送り台を順次搭載して3軸方向の
送りを可能としている。しかし、この構成では送り台が
3段重ねとなるため、タレットの支持剛性が充分に確保
できず、加工精度に欠けるという問題点がある。
化の要望から、タレットをワークに対する切り込み方向
(X軸方向)と送り方向(Z軸方向)の他に、両軸X,
Zに対して垂直なY軸方向に進退可能とし、ワークの偏
心位置に加工を行えるようにしたものがある。この種の
Y軸機能付き旋盤は、一般にベッド上にZ軸送り台、Y
軸送り台、およびX軸送り台を順次搭載して3軸方向の
送りを可能としている。しかし、この構成では送り台が
3段重ねとなるため、タレットの支持剛性が充分に確保
できず、加工精度に欠けるという問題点がある。
【0003】このような問題点の解消を図ったものとし
て、図10に示すように、ヘッドストック51をZ軸方
向に進退可能とし、タレット52の移動をX,Yの2軸
方向だけとして送り台の重ね段数を減らしたものが提案
されている。すなわち、ベッド50上にY軸送り台53
を設置し、その上にタレット52の装備されたタレット
キャリッジであるX軸送り台54を搭載している。これ
によれば、送り台53,54の重ね段数が2段となるた
め、剛性の向上が図られる。また、この2段重ねの旋盤
において、Y軸機能が不要な場合には、Y軸案内55を
取り外してY軸送り台53をベッド50に固定し、さら
に剛性を向上させることが図られている。なお、ベッド
50の上面を傾斜させたのは、切粉が排出され易くする
ためである。
て、図10に示すように、ヘッドストック51をZ軸方
向に進退可能とし、タレット52の移動をX,Yの2軸
方向だけとして送り台の重ね段数を減らしたものが提案
されている。すなわち、ベッド50上にY軸送り台53
を設置し、その上にタレット52の装備されたタレット
キャリッジであるX軸送り台54を搭載している。これ
によれば、送り台53,54の重ね段数が2段となるた
め、剛性の向上が図られる。また、この2段重ねの旋盤
において、Y軸機能が不要な場合には、Y軸案内55を
取り外してY軸送り台53をベッド50に固定し、さら
に剛性を向上させることが図られている。なお、ベッド
50の上面を傾斜させたのは、切粉が排出され易くする
ためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにY
軸機能が不要な場合にY軸送り台53をベッド50に固
定しても、Y軸送り台53を残して、その上にX軸送り
台54が載せられるため、ベッド50からタレット52
までに介在する部材の長さは殆どかわらず、充分な剛性
向上が図れない。
軸機能が不要な場合にY軸送り台53をベッド50に固
定しても、Y軸送り台53を残して、その上にX軸送り
台54が載せられるため、ベッド50からタレット52
までに介在する部材の長さは殆どかわらず、充分な剛性
向上が図れない。
【0005】このような問題点を解消するものとして、
本出願人はベッドのX軸案内上にX軸送り台を設置し、
このX軸送り台に設けたY軸案内にタレットキャリッジ
を設置したものを試みた。これによると、Y軸機能が不
要な場合に、X軸送り台を取除いた状態で前記タレット
キャリッジをX軸案内に直接に設置可能となる。このよ
うにX軸送り台が取除かれることによってベッドからタ
レットまでの距離が短くなって剛性が向上する。
本出願人はベッドのX軸案内上にX軸送り台を設置し、
このX軸送り台に設けたY軸案内にタレットキャリッジ
を設置したものを試みた。これによると、Y軸機能が不
要な場合に、X軸送り台を取除いた状態で前記タレット
キャリッジをX軸案内に直接に設置可能となる。このよ
うにX軸送り台が取除かれることによってベッドからタ
レットまでの距離が短くなって剛性が向上する。
【0006】しかし、この構成の旋盤の場合、保守に際
してボールねじの取扱いが難しいという問題点がある。
すなわち、通常の送り台のようにボールねじを設ける場
合、タレットキャリッジのハウジングにはボールナット
を受けるブラケットが一体に鋳造等で形成されることに
なる。ところが、前記のようにX軸送り台にタレットキ
ャリッジを設置した旋盤では、保守に際してタレットキ
ャリッジとX軸送り台との間の狭い空間からボールねじ
を抜き取る必要があり、この場合にボールナットのフラ
ンジやボールねじの軸受ユニット等がブラケットに干渉
して抜くことができない。そのため、保守が難しいとい
う問題点がある。
してボールねじの取扱いが難しいという問題点がある。
すなわち、通常の送り台のようにボールねじを設ける場
合、タレットキャリッジのハウジングにはボールナット
を受けるブラケットが一体に鋳造等で形成されることに
なる。ところが、前記のようにX軸送り台にタレットキ
ャリッジを設置した旋盤では、保守に際してタレットキ
ャリッジとX軸送り台との間の狭い空間からボールねじ
を抜き取る必要があり、この場合にボールナットのフラ
ンジやボールねじの軸受ユニット等がブラケットに干渉
して抜くことができない。そのため、保守が難しいとい
う問題点がある。
【0007】この発明の目的は、Y軸無し仕様とする場
合にタレットキャリッジがY軸有りの場合と共用でき、
かつ剛性を大きく向上させることができ、さらに保守に
際してボールねじの着脱が容易に行える旋盤を提供する
ことである。
合にタレットキャリッジがY軸有りの場合と共用でき、
かつ剛性を大きく向上させることができ、さらに保守に
際してボールねじの着脱が容易に行える旋盤を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の旋盤は、ベッ
ドのX軸案内上にX軸送り台を設置し、このX軸送り台
に設けたY軸案内にタレットキャリッジを設置したY軸
機能付き旋盤であって、次の構成としたものである。す
なわち、X軸送り台を取除いた状態で、タレットキャリ
ッジを前記X軸案内に直接に設置可能とする。また、タ
レットキャリッジのハウジングを、ハウジング本体と、
このハウジング本体に着脱可能に取付けられてタレット
キャリッジ送り用のボールねじのナットをハウジング本
体の裏側から抱き込むU字状のブラケットとに分割す
る。
ドのX軸案内上にX軸送り台を設置し、このX軸送り台
に設けたY軸案内にタレットキャリッジを設置したY軸
機能付き旋盤であって、次の構成としたものである。す
なわち、X軸送り台を取除いた状態で、タレットキャリ
ッジを前記X軸案内に直接に設置可能とする。また、タ
レットキャリッジのハウジングを、ハウジング本体と、
このハウジング本体に着脱可能に取付けられてタレット
キャリッジ送り用のボールねじのナットをハウジング本
体の裏側から抱き込むU字状のブラケットとに分割す
る。
【0009】請求項2のY軸機能付き旋盤は、前記のタ
レットキャリッジのハウジング本体に、ブラケットの軸
方向面に係合する軸方向係止面を設けたものである。
レットキャリッジのハウジング本体に、ブラケットの軸
方向面に係合する軸方向係止面を設けたものである。
【0010】
【作用】この構成によると、通常はタレットキャリッジ
のY軸案内に沿う移動により、主軸に把持されたワーク
に対して、偏心位置に加工を施すことができる。Y軸機
能が不要な場合は、X軸送り台を取り外し、タレットキ
ャリッジをベッドのX軸案内上に直接に設置する。この
ようにX軸送り台が取り外されることにより、ベッドか
らタレットまでに介在する部材の長さが短くなり、剛性
が大きく向上する。また、タレットキャリッジはY軸機
能の有無の両仕様で共用されることになる。
のY軸案内に沿う移動により、主軸に把持されたワーク
に対して、偏心位置に加工を施すことができる。Y軸機
能が不要な場合は、X軸送り台を取り外し、タレットキ
ャリッジをベッドのX軸案内上に直接に設置する。この
ようにX軸送り台が取り外されることにより、ベッドか
らタレットまでに介在する部材の長さが短くなり、剛性
が大きく向上する。また、タレットキャリッジはY軸機
能の有無の両仕様で共用されることになる。
【0011】タレットキャリッジをX軸送り台に設置し
た状態で、ボールねじの保守を行うときは、まずブラケ
ットをタレットキャリッジの裏側から取外す。この場合
に、ブラケットはタレットキャリッジのハウジング本体
の裏側からボールナットを抱き込んでいるため、裏側へ
の取り外しを簡単に行える。このようにブラケットを取
り外した状態でボールねじの抜取りを行うことにより、
ブラケットが障害とならずにボールねじの抜取りが行え
る。
た状態で、ボールねじの保守を行うときは、まずブラケ
ットをタレットキャリッジの裏側から取外す。この場合
に、ブラケットはタレットキャリッジのハウジング本体
の裏側からボールナットを抱き込んでいるため、裏側へ
の取り外しを簡単に行える。このようにブラケットを取
り外した状態でボールねじの抜取りを行うことにより、
ブラケットが障害とならずにボールねじの抜取りが行え
る。
【0012】請求項2の構成の場合は、タレットキャリ
ッジのハウジング本体に形成された軸方向係止面にブラ
ケットの軸方向面が係合するため、ブラケットに作用す
る荷重が、ブラケットの取付ねじ等だけでなく、前記の
軸方向係止面によっても受けられる。そのため、ブラケ
ットの分割に伴う剛性低下が回避される。
ッジのハウジング本体に形成された軸方向係止面にブラ
ケットの軸方向面が係合するため、ブラケットに作用す
る荷重が、ブラケットの取付ねじ等だけでなく、前記の
軸方向係止面によっても受けられる。そのため、ブラケ
ットの分割に伴う剛性低下が回避される。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図13に基
づいて説明する。この旋盤は、ワークの両面加工を行う
ようにした対面型2軸2タレットの旋盤であり、上面の
全体が前方へ傾斜したベッド1上に、固定側主軸2と、
可動側主軸3と、各主軸2,3に対応して設置された2
個のタレット4,5とを備えている。
づいて説明する。この旋盤は、ワークの両面加工を行う
ようにした対面型2軸2タレットの旋盤であり、上面の
全体が前方へ傾斜したベッド1上に、固定側主軸2と、
可動側主軸3と、各主軸2,3に対応して設置された2
個のタレット4,5とを備えている。
【0014】固定側主軸2は、ベッド1と一体の固定ヘ
ッドストック6に支持されたものであり、ベッド1の長
さ方向に平行に設けられ、主軸モータ7によりベルトを
介して回転駆動される。固定側主軸2は、後端側から長
尺のバーワークWを挿入可能に構成され、かつ主軸チャ
ックを開閉するチャックシリンダ8が装備されている。
ッドストック6に支持されたものであり、ベッド1の長
さ方向に平行に設けられ、主軸モータ7によりベルトを
介して回転駆動される。固定側主軸2は、後端側から長
尺のバーワークWを挿入可能に構成され、かつ主軸チャ
ックを開閉するチャックシリンダ8が装備されている。
【0015】可動側主軸3は、ベッド1のレール9上を
進退自在な可動ヘッドストック10に固定側主軸2と同
心に支持してあり、固定側主軸2に対面して軸心方向
(Z軸方向)に進退する。可動ヘッドストック10には
可動側主軸3をベルト駆動する主軸モータ11が搭載さ
れ、かつ可動側主軸3の後部にチャックシリンダ12が
設けられている。
進退自在な可動ヘッドストック10に固定側主軸2と同
心に支持してあり、固定側主軸2に対面して軸心方向
(Z軸方向)に進退する。可動ヘッドストック10には
可動側主軸3をベルト駆動する主軸モータ11が搭載さ
れ、かつ可動側主軸3の後部にチャックシリンダ12が
設けられている。
【0016】固定側主軸2に並設したタレット4は、ベ
ッド1上にZ軸送り台13およびX軸送り台14を介し
て支持されており、Z軸送り台13はベッド1に設けた
Z軸案内15上を主軸2と平行な方向(Z軸方向)に進
退する。X軸送り台14は、Z軸送り台13に設けられ
たX軸案内13a上に、主軸2と直交するベッド傾斜方
向(X軸方向)に進退可能に設置され、工具取付部であ
るタレット4の割出駆動機構(図示せず)を内蔵する。
ッド1上にZ軸送り台13およびX軸送り台14を介し
て支持されており、Z軸送り台13はベッド1に設けた
Z軸案内15上を主軸2と平行な方向(Z軸方向)に進
退する。X軸送り台14は、Z軸送り台13に設けられ
たX軸案内13a上に、主軸2と直交するベッド傾斜方
向(X軸方向)に進退可能に設置され、工具取付部であ
るタレット4の割出駆動機構(図示せず)を内蔵する。
【0017】可動側主軸3に対応するタレット5は、ベ
ッド1上にX軸送り台16およびタレットキャリッジ1
7を介して支持されている。X軸送り台16は、ベッド
1に案内形成部材19を介して設けたX軸案内18上を
主軸3と直交するベッド傾斜方向(X軸方向)に進退可
能に設置されている。案内形成部材19は、ベッド1の
上面にボルト等で着脱可能に取付けたものである。タレ
ットキャリッジ17は、X軸送り台16のY軸案内16
aに沿ってベッド上面に垂直な方向(Y軸方向)に昇降
可能であり、タレット5の割出機構(図示せず)を内蔵
する。
ッド1上にX軸送り台16およびタレットキャリッジ1
7を介して支持されている。X軸送り台16は、ベッド
1に案内形成部材19を介して設けたX軸案内18上を
主軸3と直交するベッド傾斜方向(X軸方向)に進退可
能に設置されている。案内形成部材19は、ベッド1の
上面にボルト等で着脱可能に取付けたものである。タレ
ットキャリッジ17は、X軸送り台16のY軸案内16
aに沿ってベッド上面に垂直な方向(Y軸方向)に昇降
可能であり、タレット5の割出機構(図示せず)を内蔵
する。
【0018】前記のX軸案内18およびY軸案内16a
は、各々両側面に転動体係合溝(図示せず)を有する溝
付きレールからなり、X軸送り台16およびタレットキ
ャリッジ17は、各々X軸案内18およびY軸案内16
aに直動玉軸受16b,17b(図2,図5(A))で
移動自在に係合する。タレットキャリッジ17の直動玉
軸受17bは、Y軸案内16aおよびX軸案内18の何
れにも設置可能なものとされる。なお、各案内は滑り案
内としても良い。
は、各々両側面に転動体係合溝(図示せず)を有する溝
付きレールからなり、X軸送り台16およびタレットキ
ャリッジ17は、各々X軸案内18およびY軸案内16
aに直動玉軸受16b,17b(図2,図5(A))で
移動自在に係合する。タレットキャリッジ17の直動玉
軸受17bは、Y軸案内16aおよびX軸案内18の何
れにも設置可能なものとされる。なお、各案内は滑り案
内としても良い。
【0019】図5(A)に示すように、X軸送り台16
の送りは、案内形成部材19に設置したボールねじ20
およびX軸サーボモータ21で行われ、タレットキャリ
ッジ17の送りは、X軸送り台16に設置したボールね
じ22およびY軸サーボモータ23で行われる。20
a,22aは、各々X軸送り台16およびタレットキャ
リッジ17に設置されて各ボールねじ20,22に螺合
するボールナットを示す。
の送りは、案内形成部材19に設置したボールねじ20
およびX軸サーボモータ21で行われ、タレットキャリ
ッジ17の送りは、X軸送り台16に設置したボールね
じ22およびY軸サーボモータ23で行われる。20
a,22aは、各々X軸送り台16およびタレットキャ
リッジ17に設置されて各ボールねじ20,22に螺合
するボールナットを示す。
【0020】図6(A)は、タレットキャリッジ17の
送り用のボールねじ22の周辺構造を示す。ボールねじ
22は、X軸送り台16の立壁部16cに両端で軸受ユ
ニット24,25を介して取付けられており、上端のプ
ーリ26およびタイミングベルト27を介してY軸サー
ボモータ23(図5(A))から回転伝達される。軸受
ユニット24,25は立壁部16cにボルト等(図示せ
ず)で取付られる。28はボールねじ22に接続したエ
ンコーダであり、5aはタレット軸を示す。X軸送り台
16の立ち壁部16cにはブラケット取出窓29が設け
てある。
送り用のボールねじ22の周辺構造を示す。ボールねじ
22は、X軸送り台16の立壁部16cに両端で軸受ユ
ニット24,25を介して取付けられており、上端のプ
ーリ26およびタイミングベルト27を介してY軸サー
ボモータ23(図5(A))から回転伝達される。軸受
ユニット24,25は立壁部16cにボルト等(図示せ
ず)で取付られる。28はボールねじ22に接続したエ
ンコーダであり、5aはタレット軸を示す。X軸送り台
16の立ち壁部16cにはブラケット取出窓29が設け
てある。
【0021】タレットキャリッジ17のハウジング30
は、ハウジング本体31とブラケット32とに分割さ
れ、ボールねじ22のボールナット22aは前記ブラケ
ット32でハウジング本体31に固定される。ボールナ
ット22aのフランジ22aaは取付ねじ37でブラケ
ット32に固定される。
は、ハウジング本体31とブラケット32とに分割さ
れ、ボールねじ22のボールナット22aは前記ブラケ
ット32でハウジング本体31に固定される。ボールナ
ット22aのフランジ22aaは取付ねじ37でブラケ
ット32に固定される。
【0022】ブラケット32は、図12に示すようにU
字状に形成されたものであり、ボールナット22aを抱
き込んだ状態で、両片の先端部がハウジング本体31に
接するように、取付ねじ33でハウジング本体31に固
定される。ボルト33は、ブラケット32のねじ挿通孔
35に挿通され、ハウジング本体31のねじ孔34に螺
着される。ブラケット32の先端面には、係合キー32
aが突設され、ハウジング本体31のキー溝36に嵌合
する。
字状に形成されたものであり、ボールナット22aを抱
き込んだ状態で、両片の先端部がハウジング本体31に
接するように、取付ねじ33でハウジング本体31に固
定される。ボルト33は、ブラケット32のねじ挿通孔
35に挿通され、ハウジング本体31のねじ孔34に螺
着される。ブラケット32の先端面には、係合キー32
aが突設され、ハウジング本体31のキー溝36に嵌合
する。
【0023】図6(B)はハウジング本体31の裏面を
示し、そのA−A断面およびB−B断面を図8および図
9に各々示す。ハウジング本体31の裏面には同図
(A)のボールナット22aおよび軸受ユニット24,
25が遊嵌する円弧状断面のボールねじ逃がし溝38が
上下端に渡って設けられ、その一部に、底面が平坦面の
ブラケット嵌合凹部39と、作業用開口40とが並んで
形成されている。前記キー溝36はブラケット嵌合凹部
39の底面に形成されている。ブラケット嵌合凹部39
の作業用開口40と反対側の側壁面は、軸方向係止面3
9aとなる。ブラケット32は、このブラケット嵌合凹
部39に図10のように嵌合して前記のように取付けら
れ、その軸方向面がハウジング本体31の前記の軸方向
係止面39aに係合する(図6(A))。
示し、そのA−A断面およびB−B断面を図8および図
9に各々示す。ハウジング本体31の裏面には同図
(A)のボールナット22aおよび軸受ユニット24,
25が遊嵌する円弧状断面のボールねじ逃がし溝38が
上下端に渡って設けられ、その一部に、底面が平坦面の
ブラケット嵌合凹部39と、作業用開口40とが並んで
形成されている。前記キー溝36はブラケット嵌合凹部
39の底面に形成されている。ブラケット嵌合凹部39
の作業用開口40と反対側の側壁面は、軸方向係止面3
9aとなる。ブラケット32は、このブラケット嵌合凹
部39に図10のように嵌合して前記のように取付けら
れ、その軸方向面がハウジング本体31の前記の軸方向
係止面39aに係合する(図6(A))。
【0024】図7は、タレットキャリッジ17をX軸案
内18に直接に設置した場合のボールねじ付近の構造を
示す。この場合のX軸案内18は、ベッド1に前記の案
内形成部材19と交換して設置された案内形成部材1
9′に設けたものである。ボールねじ22も、案内形成
部材19,19′の交換に伴って交換されたものである
が、同様な構成のものであるため、対応部分に同一符号
を付してその説明を省略する。このようにタレットキャ
リッジ17をX軸案内18に設置した場合は、ボールナ
ット22aの保持用のブラケット41を前記のブラケッ
ト32と交換してハウジング本体31に取付ける。
内18に直接に設置した場合のボールねじ付近の構造を
示す。この場合のX軸案内18は、ベッド1に前記の案
内形成部材19と交換して設置された案内形成部材1
9′に設けたものである。ボールねじ22も、案内形成
部材19,19′の交換に伴って交換されたものである
が、同様な構成のものであるため、対応部分に同一符号
を付してその説明を省略する。このようにタレットキャ
リッジ17をX軸案内18に設置した場合は、ボールナ
ット22aの保持用のブラケット41を前記のブラケッ
ト32と交換してハウジング本体31に取付ける。
【0025】このブラケット41は、図13に示すよう
に形成されたものであり、前記のブラケット32と逆向
きに開口して形成されて、図11のように基端側でハウ
ジング本体31のブラケット嵌合凹部39に嵌合状態に
取付けられる。この場合、ブラケット取付ねじ42は、
ハウジング本体31の表面側から螺着される。ブラケッ
ト41の底面には係合キー41aが一体形成され、前記
キー溝36に嵌合する。また、この場合も、ブラケット
41の軸方向面はハウジング本体31の軸方向係止面3
9aに係合する。なお、キー溝36と係合キー41aと
の間には若干の軸方向隙間dが形成される。
に形成されたものであり、前記のブラケット32と逆向
きに開口して形成されて、図11のように基端側でハウ
ジング本体31のブラケット嵌合凹部39に嵌合状態に
取付けられる。この場合、ブラケット取付ねじ42は、
ハウジング本体31の表面側から螺着される。ブラケッ
ト41の底面には係合キー41aが一体形成され、前記
キー溝36に嵌合する。また、この場合も、ブラケット
41の軸方向面はハウジング本体31の軸方向係止面3
9aに係合する。なお、キー溝36と係合キー41aと
の間には若干の軸方向隙間dが形成される。
【0026】上記構成の動作および作用を説明する。固
定側主軸2に把持されたワークは、タレット4の工具で
加工され、可動側主軸3で把持されたワークはタレット
5の工具で加工される。可動側主軸3では、ワーク軸心
方向の工具送りは可動ヘッドストック10の進退により
行われ、またタレットキャリッジ17の昇降によりワー
ク軸心から偏心した位置に回転工具(図示せず)等によ
る加工が行える。両面加工を行う場合は、固定側主軸2
で片面の加工が完了したワークを、可動側主軸3の前進
によって可動側主軸3に持ち替えて、残り片面の加工を
行う。これらの加工時に生じた切粉は、ベッド1の傾斜
した上面を滑り落ちて切粉受け(図示せず)に回収され
る。
定側主軸2に把持されたワークは、タレット4の工具で
加工され、可動側主軸3で把持されたワークはタレット
5の工具で加工される。可動側主軸3では、ワーク軸心
方向の工具送りは可動ヘッドストック10の進退により
行われ、またタレットキャリッジ17の昇降によりワー
ク軸心から偏心した位置に回転工具(図示せず)等によ
る加工が行える。両面加工を行う場合は、固定側主軸2
で片面の加工が完了したワークを、可動側主軸3の前進
によって可動側主軸3に持ち替えて、残り片面の加工を
行う。これらの加工時に生じた切粉は、ベッド1の傾斜
した上面を滑り落ちて切粉受け(図示せず)に回収され
る。
【0027】可動側主軸3に並設したタレット5のY軸
機能が不要な場合は、図5(A)のX軸送り台16を取
り外して、同図(B)のようにベッド1上の案内形成部
材19′のX軸案内18にタレットキャリッジ17を設
置する。この場合、タレットキャリッジ17はX軸送り
台として機能することになる。案内形成部材19′は、
前述のように同図(A)のX軸送り台16の設置時の案
内形成部材19と交換してベッド1に取付けたものであ
り、案内形成部材19よりも若干厚みを厚くすることに
より、タレット5の中心TOと主軸3の軸心SOとがY
軸方向につき同レベルになるようにしてある。
機能が不要な場合は、図5(A)のX軸送り台16を取
り外して、同図(B)のようにベッド1上の案内形成部
材19′のX軸案内18にタレットキャリッジ17を設
置する。この場合、タレットキャリッジ17はX軸送り
台として機能することになる。案内形成部材19′は、
前述のように同図(A)のX軸送り台16の設置時の案
内形成部材19と交換してベッド1に取付けたものであ
り、案内形成部材19よりも若干厚みを厚くすることに
より、タレット5の中心TOと主軸3の軸心SOとがY
軸方向につき同レベルになるようにしてある。
【0028】このように、Y軸機能が不要の場合は、X
軸送り台16を取り除いてタレットキャリッジ16をベ
ッド1に設置するようにしたため、ベッド1から工具支
持部であるタレット5までに介在する部材の長さが短く
なり、剛性が大きく向上する。そのため大きな切削荷重
に耐えることができ、加工精度も向上する。しかも、Y
軸有りと無しの両仕様に、タレットキャリッジ17を共
用することができ、交換部品を最小限とできる。
軸送り台16を取り除いてタレットキャリッジ16をベ
ッド1に設置するようにしたため、ベッド1から工具支
持部であるタレット5までに介在する部材の長さが短く
なり、剛性が大きく向上する。そのため大きな切削荷重
に耐えることができ、加工精度も向上する。しかも、Y
軸有りと無しの両仕様に、タレットキャリッジ17を共
用することができ、交換部品を最小限とできる。
【0029】Y軸機能有り仕様の場合のボールねじ22
の保守、あるいはY軸機能有り仕様から無し仕様に変更
する場合のボールねじ22の取り外しは次のように行
う。すなわち、X軸送り台16のブラケット取出窓29
からボールナット22aのブラケット32への取付ねじ
37を取り外し、この後、ブラケット32の取付ねじ3
3を取り外して、ブラケット32をブラケット取出窓2
9から取り出す。この場合に、ブラケット32はU字状
に形成されてボールナット22aに裏側から被さるよう
にハウジング本体31に取付けられているため、裏側へ
の取り外しが簡単に行える。
の保守、あるいはY軸機能有り仕様から無し仕様に変更
する場合のボールねじ22の取り外しは次のように行
う。すなわち、X軸送り台16のブラケット取出窓29
からボールナット22aのブラケット32への取付ねじ
37を取り外し、この後、ブラケット32の取付ねじ3
3を取り外して、ブラケット32をブラケット取出窓2
9から取り出す。この場合に、ブラケット32はU字状
に形成されてボールナット22aに裏側から被さるよう
にハウジング本体31に取付けられているため、裏側へ
の取り外しが簡単に行える。
【0030】このようにブラケット32の取外しの後、
ボールねじ22を上下の軸受ユニット24,25と共に
上方へ抜き出す。このとき、ブラケット32が既に取り
外されているため、ボールナット22aのフランジ22
aaや下側の軸受ユニット24がブラケット32に干渉
することなく、ボールねじ22の全体を上方へ抜き出す
ことができる。このように、ブラケット32をハウジン
グ本体31と分割したため、ボールねじ22の保守が容
易に行える。
ボールねじ22を上下の軸受ユニット24,25と共に
上方へ抜き出す。このとき、ブラケット32が既に取り
外されているため、ボールナット22aのフランジ22
aaや下側の軸受ユニット24がブラケット32に干渉
することなく、ボールねじ22の全体を上方へ抜き出す
ことができる。このように、ブラケット32をハウジン
グ本体31と分割したため、ボールねじ22の保守が容
易に行える。
【0031】ブラケット32がハウジング本体31と分
割されたことによる剛性の低下は、次のように防止され
る。すなわち、ブラケット32はハウジング本体31の
ブラケット嵌合凹部39に設けられた軸方向係止面39
aに係合するため、この面39aでブラケット32の軸
方向荷重が受けられる。そのため、ブラケット32を係
合キー33aの係合と取付ねじ33とによる固定だけと
した場合に比べて、高い剛性でブラケット32が固定さ
れ、剛性低下による加工精度の低下が防止される。図7
のようにタレットキャリッジ17をX軸案内18に直接
に設置した場合も、前記と同様にハウジング本体17の
軸方向係止面39aにブラケット41の軸方向面が係合
し、ブラケット41の荷重が受けられる。そのため、こ
の場合もブラケット41の分割による剛性低下が回避さ
れる。
割されたことによる剛性の低下は、次のように防止され
る。すなわち、ブラケット32はハウジング本体31の
ブラケット嵌合凹部39に設けられた軸方向係止面39
aに係合するため、この面39aでブラケット32の軸
方向荷重が受けられる。そのため、ブラケット32を係
合キー33aの係合と取付ねじ33とによる固定だけと
した場合に比べて、高い剛性でブラケット32が固定さ
れ、剛性低下による加工精度の低下が防止される。図7
のようにタレットキャリッジ17をX軸案内18に直接
に設置した場合も、前記と同様にハウジング本体17の
軸方向係止面39aにブラケット41の軸方向面が係合
し、ブラケット41の荷重が受けられる。そのため、こ
の場合もブラケット41の分割による剛性低下が回避さ
れる。
【0032】なお、前記実施例ではX軸送り台16を設
置する場合と取り外す場合とで案内形成部材19,1
9′を交換するように構成したが、タレットキャリッジ
17の被案内部である直動玉軸受17bからタレット中
心TOまでの高さ寸法Hを主軸中心SOに合わせて適宜
設定することにより、案内形成部材19を交換すること
なく、タレットキャリッジ17を軸心一致状態に設置す
ることができる。その場合、案内形成部材19をベッド
2と別体に形成せずに、ベッド1に直接にX軸案内18
を形成しても良い。また、前記実施例は対向型2軸旋盤
に適用した場合につき説明したが、この発明は単軸のY
軸機能付き旋盤にも適用することができる。
置する場合と取り外す場合とで案内形成部材19,1
9′を交換するように構成したが、タレットキャリッジ
17の被案内部である直動玉軸受17bからタレット中
心TOまでの高さ寸法Hを主軸中心SOに合わせて適宜
設定することにより、案内形成部材19を交換すること
なく、タレットキャリッジ17を軸心一致状態に設置す
ることができる。その場合、案内形成部材19をベッド
2と別体に形成せずに、ベッド1に直接にX軸案内18
を形成しても良い。また、前記実施例は対向型2軸旋盤
に適用した場合につき説明したが、この発明は単軸のY
軸機能付き旋盤にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】この発明のY軸機能付き旋盤は、ベッド
のX軸案内上にX軸送り台を設置し、このX軸送り台の
Y軸案内にタレットキャリッジを設置したため、Y軸機
能が不要な場合に、タレットキャリッジを直接にX軸案
内に設置して剛性を高めることができ、またY軸有りと
無しの両仕様において、タレットキャリッジを共用する
ことができる。また、タレットキャリッジのハウジング
をハウジング本体とボールナット保持用のブラケットと
に分割し、かつこのブラケットを、ハウジング本体の裏
側からボールナットを抱き込むU字状としたため、前記
ブラケットをハウジングの裏側へ簡単に取り外すことが
でき、ボールねじの保守時の抜取り等を簡単に行うこと
ができる。
のX軸案内上にX軸送り台を設置し、このX軸送り台の
Y軸案内にタレットキャリッジを設置したため、Y軸機
能が不要な場合に、タレットキャリッジを直接にX軸案
内に設置して剛性を高めることができ、またY軸有りと
無しの両仕様において、タレットキャリッジを共用する
ことができる。また、タレットキャリッジのハウジング
をハウジング本体とボールナット保持用のブラケットと
に分割し、かつこのブラケットを、ハウジング本体の裏
側からボールナットを抱き込むU字状としたため、前記
ブラケットをハウジングの裏側へ簡単に取り外すことが
でき、ボールねじの保守時の抜取り等を簡単に行うこと
ができる。
【0034】請求項2の構成の場合は、タレットキャリ
ッジのハウジング本体に、ブラケットの軸方向面に係合
する軸方向係止面を設けたため、ブラケットをハウジン
グ本体と分割したことによる剛性低下が回避される。
ッジのハウジング本体に、ブラケットの軸方向面に係合
する軸方向係止面を設けたため、ブラケットをハウジン
グ本体と分割したことによる剛性低下が回避される。
【図1】この発明の一実施例にかかる旋盤の斜視図であ
る。
る。
【図2】そのベッドに対して垂直に見た各旋盤構成部品
の配置図である。
の配置図である。
【図3】同旋盤構成部品の一部を傾斜方向に見上げた正
面図である。
面図である。
【図4】同旋盤を固定側主軸の部分で破断した破断側面
図である。
図である。
【図5】(A)は同旋盤の側面図、(B)はY軸機能無
し仕様とした状態の部分側面図である。
し仕様とした状態の部分側面図である。
【図6】(A)はタレットキャリッジとその送り用のボ
ールねじとを示す破断側面図、(B)はそのタレットキ
ャリッジの背面図、(C)は同タレットキャリッジのブ
ラケットの背面図である。
ールねじとを示す破断側面図、(B)はそのタレットキ
ャリッジの背面図、(C)は同タレットキャリッジのブ
ラケットの背面図である。
【図7】Y軸機能無し仕様とした状態のタレットキャリ
ッジとその送り用のボールねじとを示す破断側面図であ
る。
ッジとその送り用のボールねじとを示す破断側面図であ
る。
【図8】図6(B)のB−B線断面図である。
【図9】図6(B)のA−A線断面図である。
【図10】図6(A)のA−A線に相当するブラケット
取付状態の断面図である。
取付状態の断面図である。
【図11】Y軸機能無し仕様における図6(B)のA−
A線に相当するブラケット取付状態の断面図である。
A線に相当するブラケット取付状態の断面図である。
【図12】ブラケットの斜視図である。
【図13】Y軸機能無し仕様の場合に使用するブラケッ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図14】従来例の側面図である。
1…ベッド、2…固定側主軸、3…可動側主軸、4,5
…タレット、10…可動ヘッドストック、16…X軸送
り台、16a…Y軸案内、16c…立壁部、17…タレ
ットキャリッジ、17b…直動玉軸受、18…X軸案
内、19,19′…案内形成部材、22aa…フラン
ジ、24,25…軸受ユニット、29…ブラケット取出
窓、30…ハウジング、31…ハウジング本体、32…
ブラケット、32a…係合キー、33…取付ねじ、39
…ブラケット嵌合凹部、39a…軸方向係止面、41…
ブラケット
…タレット、10…可動ヘッドストック、16…X軸送
り台、16a…Y軸案内、16c…立壁部、17…タレ
ットキャリッジ、17b…直動玉軸受、18…X軸案
内、19,19′…案内形成部材、22aa…フラン
ジ、24,25…軸受ユニット、29…ブラケット取出
窓、30…ハウジング、31…ハウジング本体、32…
ブラケット、32a…係合キー、33…取付ねじ、39
…ブラケット嵌合凹部、39a…軸方向係止面、41…
ブラケット
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッドのX軸案内上にX軸送り台を設置
し、このX軸送り台に設けたY軸案内にタレットキャリ
ッジを設置し、前記X軸送り台を取除いた状態で前記タ
レットキャリッジを前記X軸案内に設置可能とし、前記
タレットキャリッジのハウジングを、ハウジング本体
と、このハウジング本体に着脱可能に取付けられてタレ
ットキャリッジ送り用のボールねじのナットをハウジン
グ本体の裏側から抱き込むU字状のブラケットとに分割
したY軸機能付き旋盤。 - 【請求項2】 タレットキャリッジのハウジング本体
に、ブラケットの軸方向面に係合する軸方向係止面を設
けた請求項1記載のY軸機能付き旋盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30968892A JPH06134604A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Y軸機能付き旋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30968892A JPH06134604A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Y軸機能付き旋盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134604A true JPH06134604A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17996090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30968892A Pending JPH06134604A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Y軸機能付き旋盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06134604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107186485A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-09-22 | 田川 | 一种用于数控车床的车铣复合装置 |
CN109176113A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-01-11 | 沈阳景宏数控设备有限公司 | 具有插补功能炮塔铣床进给机构的x轴进给传动系统结构 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP30968892A patent/JPH06134604A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107186485A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-09-22 | 田川 | 一种用于数控车床的车铣复合装置 |
CN109176113A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-01-11 | 沈阳景宏数控设备有限公司 | 具有插补功能炮塔铣床进给机构的x轴进给传动系统结构 |
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