JPH06134423A - タンク内面洗浄装置 - Google Patents
タンク内面洗浄装置Info
- Publication number
- JPH06134423A JPH06134423A JP29149192A JP29149192A JPH06134423A JP H06134423 A JPH06134423 A JP H06134423A JP 29149192 A JP29149192 A JP 29149192A JP 29149192 A JP29149192 A JP 29149192A JP H06134423 A JPH06134423 A JP H06134423A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- main body
- cleaning
- apparatus main
- cylinder
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】タンク等の内面に付着した異物や、細い溝の部
分等に入り込んだ異物を、自動的に効率よく洗浄するこ
とのできるタンク内面洗浄装置を提供するものである。 【構成】このタンク内面洗浄装置は、モータ5を内蔵し
た装置本体2と、装置本体2外部に設けられ、前記モー
タ5により回転駆動される回転体7と、この回転体7の
周囲に配置された洗浄ブラシ11と、装置本体2の走行
を案内する走行車輪18およびガイド車輪19と、装置
本体2の回転を防止させるクランプ用シリンダ22と、
装置本体2をタンク1内で進退させる位置決め装置27
とを具備したものである。
分等に入り込んだ異物を、自動的に効率よく洗浄するこ
とのできるタンク内面洗浄装置を提供するものである。 【構成】このタンク内面洗浄装置は、モータ5を内蔵し
た装置本体2と、装置本体2外部に設けられ、前記モー
タ5により回転駆動される回転体7と、この回転体7の
周囲に配置された洗浄ブラシ11と、装置本体2の走行
を案内する走行車輪18およびガイド車輪19と、装置
本体2の回転を防止させるクランプ用シリンダ22と、
装置本体2をタンク1内で進退させる位置決め装置27
とを具備したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大口径および長尺タン
ク等の内面を、遠隔操作により洗浄する自走式タンク内
面洗浄装置に関する。
ク等の内面を、遠隔操作により洗浄する自走式タンク内
面洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タンク等の内面の洗浄方法として、従来
は洗浄槽を設け、化学薬品による浸漬洗浄方法や、ロー
タリージェットノズルを用いた高圧洗浄方法がある。
は洗浄槽を設け、化学薬品による浸漬洗浄方法や、ロー
タリージェットノズルを用いた高圧洗浄方法がある。
【0003】さらに、前記洗浄方法では取れなかったタ
ンク等の内面付着物は、たわし等を用いて手作業により
洗浄を行っていた。
ンク等の内面付着物は、たわし等を用いて手作業により
洗浄を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タンク
等の内面洗浄を行う場合、浸漬洗浄方法においては洗浄
するものの大きさが洗浄槽の大きさに制限され、なおか
つ洗浄槽内の洗浄溶液を流動させなければ良い洗浄効果
がえられなかった。
等の内面洗浄を行う場合、浸漬洗浄方法においては洗浄
するものの大きさが洗浄槽の大きさに制限され、なおか
つ洗浄槽内の洗浄溶液を流動させなければ良い洗浄効果
がえられなかった。
【0005】ロータリージェットノズルを用いた高圧洗
浄方法においては、タンク等の内面に分岐がある場合、
周囲に洗浄液が飛散し、養生が大変である。
浄方法においては、タンク等の内面に分岐がある場合、
周囲に洗浄液が飛散し、養生が大変である。
【0006】また、上記洗浄方法では、タンク等の内面
に付着した取れにくい異物や細い溝の部分等に入り込ん
だ異物は容易には落ちないなどの問題があり、そのため
取れにくい異物等は作業員がタンク等内に入り、たわし
等を使用して洗浄を行うため、洗浄作業に多くの時間を
要するだけではなく、人手を使う作業が多く、洗浄むら
を生じるなど、作業性、安全性、洗浄度の面で問題があ
った。
に付着した取れにくい異物や細い溝の部分等に入り込ん
だ異物は容易には落ちないなどの問題があり、そのため
取れにくい異物等は作業員がタンク等内に入り、たわし
等を使用して洗浄を行うため、洗浄作業に多くの時間を
要するだけではなく、人手を使う作業が多く、洗浄むら
を生じるなど、作業性、安全性、洗浄度の面で問題があ
った。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、タンク等の内面洗浄において、タンク等の内面
に付着した異物や、細い溝の部分等に入り込んだ異物
を、自動的に効率よく洗浄することのできるタンク内面
洗浄装置を提供することを目的とする。
もので、タンク等の内面洗浄において、タンク等の内面
に付着した異物や、細い溝の部分等に入り込んだ異物
を、自動的に効率よく洗浄することのできるタンク内面
洗浄装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタンク内面
洗浄装置は、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、モータを内蔵した装置本体と、装置
本体外部に設けられ、前記モータにより回転駆動される
回転体と、この回転体の周囲に配置された洗浄ブラシ
と、装置本体の走行を案内する走行車輪およびガイド車
輪と、装置本体の回転を防止させるクランプ用シリンダ
と、装置本体をタンク内で進退させる位置決め装置とを
具備したものである。
洗浄装置は、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、モータを内蔵した装置本体と、装置
本体外部に設けられ、前記モータにより回転駆動される
回転体と、この回転体の周囲に配置された洗浄ブラシ
と、装置本体の走行を案内する走行車輪およびガイド車
輪と、装置本体の回転を防止させるクランプ用シリンダ
と、装置本体をタンク内で進退させる位置決め装置とを
具備したものである。
【0009】
【作用】上記の本発明のタンク内面洗浄装置において
は、モータを内蔵した装置本体と、装置本体外部に設け
られ、前記モータにより回転駆動される回転体と、この
回転体の周囲に配置された洗浄ブラシと、装置本体の走
行を案内する走行車輪およびガイド車輪と、装置本体の
回転を防止させるクランプ用シリンダと、装置本体をタ
ンク内で進退させる位置決め装置とを具備したので、装
置本体をタンク内で進退させつつ回転体を駆動させ、洗
浄ブラシにてタンク内面を洗浄させることができ、簡単
な押しボタン等の遠隔操作により、タンク等の内面に付
着した異物や、細い溝の部分等に入り込んだ異物を、自
動的に効率よく洗浄することが行える。
は、モータを内蔵した装置本体と、装置本体外部に設け
られ、前記モータにより回転駆動される回転体と、この
回転体の周囲に配置された洗浄ブラシと、装置本体の走
行を案内する走行車輪およびガイド車輪と、装置本体の
回転を防止させるクランプ用シリンダと、装置本体をタ
ンク内で進退させる位置決め装置とを具備したので、装
置本体をタンク内で進退させつつ回転体を駆動させ、洗
浄ブラシにてタンク内面を洗浄させることができ、簡単
な押しボタン等の遠隔操作により、タンク等の内面に付
着した異物や、細い溝の部分等に入り込んだ異物を、自
動的に効率よく洗浄することが行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例をタンクの内面洗浄
に用いた場合について、添付図面に基づいて説明する。
に用いた場合について、添付図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明に係るタンク内面洗浄装置
をタンク内に設置した場合の概略断面図を示し、図2
は、その左側側面図を示す。図3は、図1のX−X断面
図を示す。
をタンク内に設置した場合の概略断面図を示し、図2
は、その左側側面図を示す。図3は、図1のX−X断面
図を示す。
【0012】タンク内面洗浄装置は大口径、長尺のタン
ク1の内面に設置可能な装置本体2を有し、この装置本
体2は上部フレーム3aおよび下部フレーム3bと、そ
れらのフレーム3a,3bを両側から接続する側部フレ
ーム4a,4bとを組み立てて構成される。装置本体2
は内部に駆動手段としてのエアーモータ5を固定するモ
ータベース6を有し、このモータベース6は側部フレー
ム4a,4bの間に設置されている。
ク1の内面に設置可能な装置本体2を有し、この装置本
体2は上部フレーム3aおよび下部フレーム3bと、そ
れらのフレーム3a,3bを両側から接続する側部フレ
ーム4a,4bとを組み立てて構成される。装置本体2
は内部に駆動手段としてのエアーモータ5を固定するモ
ータベース6を有し、このモータベース6は側部フレー
ム4a,4bの間に設置されている。
【0013】装置本体2の前方(あるいは後方)には回
転体7が設置される。回転体7はシャフトハウジング8
にベアリング9により回転自在に支持されたシャフト1
0に設けられる一方、回転体7の周囲に複数個の洗浄ブ
ラシ11が取り付けられる。回転体7を支持したシャフ
ト10はカップリング12を介してエアーモータ5の出
力シャフト13に結合され、このエアーモータ5の回転
駆動により回転体7が回転駆動せしめられる。
転体7が設置される。回転体7はシャフトハウジング8
にベアリング9により回転自在に支持されたシャフト1
0に設けられる一方、回転体7の周囲に複数個の洗浄ブ
ラシ11が取り付けられる。回転体7を支持したシャフ
ト10はカップリング12を介してエアーモータ5の出
力シャフト13に結合され、このエアーモータ5の回転
駆動により回転体7が回転駆動せしめられる。
【0014】シャフトハウジング8は装置本体2の側部
フレーム4bに取り付けられる。この側部フレーム4b
には洗浄液噴射ノズル14が設けられ、この噴射ノズル
14から洗浄ブラシ11の方向に洗浄液が噴射せしめら
れるようになっている。
フレーム4bに取り付けられる。この側部フレーム4b
には洗浄液噴射ノズル14が設けられ、この噴射ノズル
14から洗浄ブラシ11の方向に洗浄液が噴射せしめら
れるようになっている。
【0015】なお、符号15はロックナットであり、こ
のロックナット15の操作により、カラー16を介して
ベアリング9を加圧し、所定位置に保持している。符号
17はパッキンである。
のロックナット15の操作により、カラー16を介して
ベアリング9を加圧し、所定位置に保持している。符号
17はパッキンである。
【0016】下部フレーム3bには装置本体2をタンク
1内で移動させる走行車輪18が設けられ、上部フレー
ム3aにはガイド車輪19が設けられている。ガイド車
輪19は、上部フレーム3aに固定されたガイド用シリ
ンダ20の作動ロッド21に装着されており、作動ロッ
ド21の伸長によりガイド車輪19をタンク1内面に当
接させ、装置本体2の位置をタンク1内で安定させるよ
うに構成されている。さらに、上下フレーム3a,3b
には、エアーモータ5の回転トルクで装置本体2が回転
するのを防ぐためのクランプ用シリンダ22が備えられ
ている。クランプ用シリンダ22は作動ロッド23とロ
ッド23先端に装着された摩擦部材であるすべり止め材
24とから構成され、作動ロッド23の伸長によりすべ
り止め材24をタンク1内面に当接させ、摩擦力により
装置本体2をタンク1内で固定させる働きをもつ。
1内で移動させる走行車輪18が設けられ、上部フレー
ム3aにはガイド車輪19が設けられている。ガイド車
輪19は、上部フレーム3aに固定されたガイド用シリ
ンダ20の作動ロッド21に装着されており、作動ロッ
ド21の伸長によりガイド車輪19をタンク1内面に当
接させ、装置本体2の位置をタンク1内で安定させるよ
うに構成されている。さらに、上下フレーム3a,3b
には、エアーモータ5の回転トルクで装置本体2が回転
するのを防ぐためのクランプ用シリンダ22が備えられ
ている。クランプ用シリンダ22は作動ロッド23とロ
ッド23先端に装着された摩擦部材であるすべり止め材
24とから構成され、作動ロッド23の伸長によりすべ
り止め材24をタンク1内面に当接させ、摩擦力により
装置本体2をタンク1内で固定させる働きをもつ。
【0017】また、側部フレーム4aには複数本のガイ
ド棒25が装置本体2の軸方向(走行方向)に突出して
おり、これらのガイド棒25に摺接自在なブッシュ26
を介して位置決め装置27が保持される。
ド棒25が装置本体2の軸方向(走行方向)に突出して
おり、これらのガイド棒25に摺接自在なブッシュ26
を介して位置決め装置27が保持される。
【0018】位置決め装置27は、摺接自在なブッシュ
26を介してガイド棒25上を移動する移動板28と、
移動板28の周囲に複数個配置された位置決め用シリン
ダ29と、移動板28の中央に設置され、装置本体2を
進退させる移動用シリンダ32とから構成される。
26を介してガイド棒25上を移動する移動板28と、
移動板28の周囲に複数個配置された位置決め用シリン
ダ29と、移動板28の中央に設置され、装置本体2を
進退させる移動用シリンダ32とから構成される。
【0019】位置決め用シリンダ29は作動ロッド30
の先端に装着された摩擦部材としてのすべり止め材31
を有し、作動ロッド30の伸長によりすべり止め材31
をタンク1内面に当接させ、摩擦力により位置決め装置
27をタンク1内で固定させ得るようになっている。
の先端に装着された摩擦部材としてのすべり止め材31
を有し、作動ロッド30の伸長によりすべり止め材31
をタンク1内面に当接させ、摩擦力により位置決め装置
27をタンク1内で固定させ得るようになっている。
【0020】移動用シリンダ32は、その作動ロッド3
3が側部フレーム4aに装着されており、位置決め用シ
リンダ29の作動ロッド30が収縮し、タンク1の内壁
面からフリーな状態において移動用シリンダ32を駆動
することにより位置決め装置27をガイド棒25に沿っ
て装置本体2に進退方向に移動可能とさせ、また、位置
決め用シリンダ29の作動ロッド30が伸長されて位置
決め装置27がタンク1内に固定され、なおかつクラン
プ用シリンダ22の作動ロッド23が収縮し、タンク1
の内壁面からフリーの状態において移動用シリンダ29
を駆動することにより装置本体2を進退方向に移動可能
とさせる。
3が側部フレーム4aに装着されており、位置決め用シ
リンダ29の作動ロッド30が収縮し、タンク1の内壁
面からフリーな状態において移動用シリンダ32を駆動
することにより位置決め装置27をガイド棒25に沿っ
て装置本体2に進退方向に移動可能とさせ、また、位置
決め用シリンダ29の作動ロッド30が伸長されて位置
決め装置27がタンク1内に固定され、なおかつクラン
プ用シリンダ22の作動ロッド23が収縮し、タンク1
の内壁面からフリーの状態において移動用シリンダ29
を駆動することにより装置本体2を進退方向に移動可能
とさせる。
【0021】移動板28には圧縮空気供給ホース34と
洗浄液供給ホース35とを接続させる継ぎ手36も設け
られている。
洗浄液供給ホース35とを接続させる継ぎ手36も設け
られている。
【0022】継ぎ手36を経由した圧縮空気および洗浄
液は、それぞれ図示しない配管を伝わってエアーモータ
5、各シリンダ20,22,29,32、および洗浄液
噴射ノズル14に供給される。
液は、それぞれ図示しない配管を伝わってエアーモータ
5、各シリンダ20,22,29,32、および洗浄液
噴射ノズル14に供給される。
【0023】なお、本実施例では、各機器を作動させる
動力として圧縮空気を使用しているが、他の流体でも作
動可能である。
動力として圧縮空気を使用しているが、他の流体でも作
動可能である。
【0024】次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】タンク1の端部に圧縮空気および洗浄液用
の自動巻取ホースリール(図示せず)をそれぞれ設け、
圧縮空気供給ホース34および洗浄液供給ホース35を
それぞれ継ぎ手36に接続する。
の自動巻取ホースリール(図示せず)をそれぞれ設け、
圧縮空気供給ホース34および洗浄液供給ホース35を
それぞれ継ぎ手36に接続する。
【0026】この時点で、移動用シリンダ32は、その
作動ロッド33が収縮した状態にあって、位置決め装置
27が側部フレーム4aに最も接近している状態とす
る。
作動ロッド33が収縮した状態にあって、位置決め装置
27が側部フレーム4aに最も接近している状態とす
る。
【0027】圧縮空気が供給されると、ガイド用シリン
ダ20の作動ロッド21が伸長されガイド車輪19がタ
ンク1内面に当接され、装置本体2の位置をタンク1内
で安定させる。この状態で、装置本体2をタンク1内で
安定的に走行させることができる。
ダ20の作動ロッド21が伸長されガイド車輪19がタ
ンク1内面に当接され、装置本体2の位置をタンク1内
で安定させる。この状態で、装置本体2をタンク1内で
安定的に走行させることができる。
【0028】圧縮空気によりエアーモータ5が作動し、
カップリング12およびシャフト10を介して回転体7
が回転すると、回転体7の周囲に取り付けられた複数の
洗浄ブラシ11が回転し、タンク1の内面を洗浄する。
この時、洗浄液噴射ノズル14を併用し、この洗浄液噴
射ノズル14より洗浄液を噴射することにより、洗浄効
果をより一層高めることができる。もしこの時エアーモ
ータ5の回転トルクで装置本体2が回転する恐れのある
場合、クランプ用シリンダ22の作動ロッド23を伸長
させ、すべり止め材24をタンク1内面に当接させ、摩
擦力により装置本体2をタンク1内で固定させる。
カップリング12およびシャフト10を介して回転体7
が回転すると、回転体7の周囲に取り付けられた複数の
洗浄ブラシ11が回転し、タンク1の内面を洗浄する。
この時、洗浄液噴射ノズル14を併用し、この洗浄液噴
射ノズル14より洗浄液を噴射することにより、洗浄効
果をより一層高めることができる。もしこの時エアーモ
ータ5の回転トルクで装置本体2が回転する恐れのある
場合、クランプ用シリンダ22の作動ロッド23を伸長
させ、すべり止め材24をタンク1内面に当接させ、摩
擦力により装置本体2をタンク1内で固定させる。
【0029】次に、位置決め装置27の作用を説明し、
装置本体2の進退作用を説明する。
装置本体2の進退作用を説明する。
【0030】まず、圧縮空気により位置決め用シリンダ
29の作動ロッド30を伸長させ、すべり止め材31を
タンク1内面に当接させ、摩擦力により位置決め装置2
7をタンク1内で固定させる。
29の作動ロッド30を伸長させ、すべり止め材31を
タンク1内面に当接させ、摩擦力により位置決め装置2
7をタンク1内で固定させる。
【0031】次に、クランプ用シリンダ22の作動ロッ
ド23を収縮させて、すべり止め材24をタンク1内面
から開放させ、装置本体2の進退を自由にする。
ド23を収縮させて、すべり止め材24をタンク1内面
から開放させ、装置本体2の進退を自由にする。
【0032】そして移動用シリンダ32の作動ロッド3
3を伸長させることにより装置本体2が図1のA方向に
移動する。
3を伸長させることにより装置本体2が図1のA方向に
移動する。
【0033】移動用シリンダ32の作動ロッド33が最
も伸長されて装置本体2の移動が終了した時点で、クラ
ンプ用シリンダ22の作動ロッド23を伸長させ、すべ
り止め材24をタンク1内面に当接させ、装置本体2を
タンク1内で固定させる。そして位置決め用シリンダ2
9の作動ロッド30を収縮させて、すべり止め材31を
タンク1内面から開放させる。この開放状態で移動用シ
リンダ32の作動ロッド33をストローク分収縮させて
位置決め装置27を側部フレーム4aに接近させる。
も伸長されて装置本体2の移動が終了した時点で、クラ
ンプ用シリンダ22の作動ロッド23を伸長させ、すべ
り止め材24をタンク1内面に当接させ、装置本体2を
タンク1内で固定させる。そして位置決め用シリンダ2
9の作動ロッド30を収縮させて、すべり止め材31を
タンク1内面から開放させる。この開放状態で移動用シ
リンダ32の作動ロッド33をストローク分収縮させて
位置決め装置27を側部フレーム4aに接近させる。
【0034】これら一連の作用を一工程とし、この工程
を繰り返すことにより装置本体2はタンク1内をA方向
に移動し、その間にタンク1内の洗浄作業を行うことが
できる。
を繰り返すことにより装置本体2はタンク1内をA方向
に移動し、その間にタンク1内の洗浄作業を行うことが
できる。
【0035】また、押しボタン等の操作により、各シリ
ンダの動作順序を切り替えることが可能なため、装置本
体2を図1のB方向に移動させることも可能である。
ンダの動作順序を切り替えることが可能なため、装置本
体2を図1のB方向に移動させることも可能である。
【0036】装置本体2の移動スピードは各シリンダの
切り替え時間を調整することで行う。また、装置本体2
の一回の進退距離は、移動用シリンダ32の作動ロッド
33のストロークを調整することにより行う。
切り替え時間を調整することで行う。また、装置本体2
の一回の進退距離は、移動用シリンダ32の作動ロッド
33のストロークを調整することにより行う。
【0037】上記実施例においては、タンクの内面の洗
浄を例にして述べたが、本発明は特にタンクに限らず、
大口径のパイプ等の長尺円筒状の部品の内面洗浄にも応
用が可能である。
浄を例にして述べたが、本発明は特にタンクに限らず、
大口径のパイプ等の長尺円筒状の部品の内面洗浄にも応
用が可能である。
【0038】また、洗浄ブラシの代わりに他の機器を装
着することにより、他の目的の作業にも応用できる。例
を挙げると、タンク内面の研磨や流体の塗布などが考慮
される。
着することにより、他の目的の作業にも応用できる。例
を挙げると、タンク内面の研磨や流体の塗布などが考慮
される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るタン
ク内面洗浄装置によれば、モータを内蔵した装置本体
と、装置本体外部に設けられ、前記モータにより回転駆
動される回転体と、この回転体の周囲に配置された洗浄
ブラシと、装置本体の走行を案内する走行車輪およびガ
イド車輪と、装置本体の回転を防止させるクランプ用シ
リンダと、装置本体をタンク内で進退させる位置決め装
置とをを具備した構成としたため、簡単な押しボタン等
の操作により、装置本体をタンク内で進退させつつ回転
体を駆動させ、洗浄ブラシでタンク内面を洗浄させるこ
とができ、タンク内面に付着した異物や、細い溝の部分
等に入り込んだ異物を、自動的に効率よく洗浄すること
が行なえるので、作業員がタンク等の中に入って作業す
る必要もなく、作業性、安全性、および洗浄度の大幅な
向上が得られる。
ク内面洗浄装置によれば、モータを内蔵した装置本体
と、装置本体外部に設けられ、前記モータにより回転駆
動される回転体と、この回転体の周囲に配置された洗浄
ブラシと、装置本体の走行を案内する走行車輪およびガ
イド車輪と、装置本体の回転を防止させるクランプ用シ
リンダと、装置本体をタンク内で進退させる位置決め装
置とをを具備した構成としたため、簡単な押しボタン等
の操作により、装置本体をタンク内で進退させつつ回転
体を駆動させ、洗浄ブラシでタンク内面を洗浄させるこ
とができ、タンク内面に付着した異物や、細い溝の部分
等に入り込んだ異物を、自動的に効率よく洗浄すること
が行なえるので、作業員がタンク等の中に入って作業す
る必要もなく、作業性、安全性、および洗浄度の大幅な
向上が得られる。
【図1】本発明に係るタンク内面洗浄装置の一実施例を
示す概略断面図。
示す概略断面図。
【図2】図1に示すタンク内面洗浄装置の左側側面図。
【図3】図1に示すタンク内面洗浄装置のX−X断面
図。
図。
【符号の説明】 1 タンク 2 装置本体 3a 上部フレーム 3b 下部フレーム 4a,4b 側部フレーム 5 エアーモータ 6 モータベース 7 回転体 8 シャフトハウジング 9 ベアリング 10 シャフト 11 洗浄ブラシ 12 カップリング 13 出力シャフト 14 洗浄液噴射ノズル 15 ロックナット 16 カラー 17 パッキン 18 走行車輪 19 ガイド車輪 20 ガイド用シリンダ 21 ガイド用シリンダ作動ロッド 22 クランプ用シリンダ 23 クランプ用シリンダ作動ロッド 24、31 すべり止め材 25 ガイド棒 26 ブッシュ 27 位置決め装置 28 移動板 29 位置決め用シリンダ 30 位置決め用シリンダ作動ロッド 32 移動用シリンダ 33 移動用シリンダ作動ロッド 34 圧縮空気供給ホース 35 洗浄液供給ホース 36 継ぎ手
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク内に設置された洗浄装置におい
て、モータを内蔵した装置本体と、装置本体外部に設け
られ、前記モータにより回転駆動される回転体と、この
回転体の周囲に配置された洗浄ブラシと、装置本体の走
行を案内する走行車輪およびガイド車輪と、装置本体の
回転を防止させるクランプ用シリンダと、装置本体をタ
ンク内で進退させる位置決め装置とを具備することを特
徴とする、タンク内面洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29149192A JPH06134423A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | タンク内面洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29149192A JPH06134423A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | タンク内面洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134423A true JPH06134423A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17769560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29149192A Pending JPH06134423A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | タンク内面洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06134423A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110201953A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-09-06 | 郑州工程技术学院 | 一种高效的环保领域的管道加工清理设备 |
CN114042704A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-02-15 | 熊磊 | 一种水利工程用水管内部清理设备 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP29149192A patent/JPH06134423A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110201953A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-09-06 | 郑州工程技术学院 | 一种高效的环保领域的管道加工清理设备 |
CN114042704A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-02-15 | 熊磊 | 一种水利工程用水管内部清理设备 |
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