JPH0613428Y2 - シールビードを強化した金属薄板 - Google Patents
シールビードを強化した金属薄板Info
- Publication number
- JPH0613428Y2 JPH0613428Y2 JP1987184474U JP18447487U JPH0613428Y2 JP H0613428 Y2 JPH0613428 Y2 JP H0613428Y2 JP 1987184474 U JP1987184474 U JP 1987184474U JP 18447487 U JP18447487 U JP 18447487U JP H0613428 Y2 JPH0613428 Y2 JP H0613428Y2
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- JP
- Japan
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- bead
- beads
- seal
- metal plate
- thin metal
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
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- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/085—Flat gaskets without fold over
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内燃機関において用いる金属積層形ガスケッ
ト等として適した金属薄板に関するものであり、特に、
該ビードが互い交差する箇所のシールビードを強化した
金属薄板に関するものである。
ト等として適した金属薄板に関するものであり、特に、
該ビードが互い交差する箇所のシールビードを強化した
金属薄板に関するものである。
[従来の技術] 例えば、内燃機関のヘッドガスケット等として用いられ
る金属積層形ガスケットでは、積層される金属薄板のう
ちの少なくとも一枚におけるシリンダ穴、水穴、油穴な
どの流体流通穴の周囲、あるいはその他のシールを必要
とする箇所に、シールビードを設け、これによってガス
洩れ、液体洩れを防止している。
る金属積層形ガスケットでは、積層される金属薄板のう
ちの少なくとも一枚におけるシリンダ穴、水穴、油穴な
どの流体流通穴の周囲、あるいはその他のシールを必要
とする箇所に、シールビードを設け、これによってガス
洩れ、液体洩れを防止している。
このようなガスケットにおいては、シールビードが単純
な均一幅の一条ビードで形成されている場合には問題が
ないが、例えば、シリンダ穴周囲のシールビードと水穴
周囲のシールビードが互いに交差するような箇所におい
ては、ビードの交差部分で幅広のビードが形成され、こ
のガスケットを内燃機関に組み込んで締付けボルトによ
り所定の締付け力で締付けた場合には、該ビードの交差
部分の幅が広いためにその部分で所望の面圧を得ること
ができず、ビードの交差部分のシール性能が他の部分よ
りも低下する結果となる。
な均一幅の一条ビードで形成されている場合には問題が
ないが、例えば、シリンダ穴周囲のシールビードと水穴
周囲のシールビードが互いに交差するような箇所におい
ては、ビードの交差部分で幅広のビードが形成され、こ
のガスケットを内燃機関に組み込んで締付けボルトによ
り所定の締付け力で締付けた場合には、該ビードの交差
部分の幅が広いためにその部分で所望の面圧を得ること
ができず、ビードの交差部分のシール性能が他の部分よ
りも低下する結果となる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、互いに交差するシールビードを備えた金属薄板にお
いて、該ビードの交差部分における締付け時の面圧を改
善することを目的としている。
で、互いに交差するシールビードを備えた金属薄板にお
いて、該ビードの交差部分における締付け時の面圧を改
善することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、互いに交差するシ
ールビードを備えた金属薄板において、上記ビードの交
差部分におけるビード頂部に、該交差部分を強化するた
めの凹状の窪みを設けたことを特徴とするものである。
ールビードを備えた金属薄板において、上記ビードの交
差部分におけるビード頂部に、該交差部分を強化するた
めの凹状の窪みを設けたことを特徴とするものである。
[作用] シールビードの交差部分は、そのビード頂部に凹状の窪
みを設けることにより強度が高められ、ビード幅が広い
にも拘らず他のビード部分と同様なシール面圧を発生す
ることが可能になり、シール面圧が全体的に均等化され
る。
みを設けることにより強度が高められ、ビード幅が広い
にも拘らず他のビード部分と同様なシール面圧を発生す
ることが可能になり、シール面圧が全体的に均等化され
る。
[実施例] 以下に本考案の実施例を図面を参照しながら詳述する。
第1図及び第2図は本考案に係る金属薄板の実施例の要
部を示している。これらの金属薄板1は、金属積層形ガ
スケットの中板等として用いられるもので、該薄板1に
設けたシールビード2が互いにT字形、X字形または十
字形等に交差する交差部分3においては、そのビード頂
部に該交差部分3を強化するための凹条の窪み4が形成
されている。該窪み4の断面形状は、第3図A,Bまた
はCに示すような形状とすることができ、同図Aは交差
部分3が比較的広い場合、同図Bは比較的狭い場合に適
している。また、窪み4の平面形状は、第4図A〜Gに
示すものの他、適宜形状を選択することができる。
部を示している。これらの金属薄板1は、金属積層形ガ
スケットの中板等として用いられるもので、該薄板1に
設けたシールビード2が互いにT字形、X字形または十
字形等に交差する交差部分3においては、そのビード頂
部に該交差部分3を強化するための凹条の窪み4が形成
されている。該窪み4の断面形状は、第3図A,Bまた
はCに示すような形状とすることができ、同図Aは交差
部分3が比較的広い場合、同図Bは比較的狭い場合に適
している。また、窪み4の平面形状は、第4図A〜Gに
示すものの他、適宜形状を選択することができる。
上記窪み4の配設位置は、交差部分3の周辺の各点から
窪み4の周辺までの距離がほぼ等距離になる点が、全体
に均等な面圧を発生させるのに最も有効であり、例え
ば、第5図Aに示すようにシールビード2が互いにほぼ
直角にT字状に交わる交差部分3では、距離aがそれぞ
れ等しい位置を選択すればよい。この場合に、第5図B
に示すように、窪み4を両シールビード2の中心線上に
設け、ビードの交差部分3が窪み4を中心とする円弧状
になるように形成してもよい。第5図Cは、T字状に交
わるシールビード2のビード幅が異なる場合で、この場
合にも上記と同様に単一の窪み4を設けることができる
が、図示したように、小さな窪み4の複数個を均等に配
設するのが好ましい。
窪み4の周辺までの距離がほぼ等距離になる点が、全体
に均等な面圧を発生させるのに最も有効であり、例え
ば、第5図Aに示すようにシールビード2が互いにほぼ
直角にT字状に交わる交差部分3では、距離aがそれぞ
れ等しい位置を選択すればよい。この場合に、第5図B
に示すように、窪み4を両シールビード2の中心線上に
設け、ビードの交差部分3が窪み4を中心とする円弧状
になるように形成してもよい。第5図Cは、T字状に交
わるシールビード2のビード幅が異なる場合で、この場
合にも上記と同様に単一の窪み4を設けることができる
が、図示したように、小さな窪み4の複数個を均等に配
設するのが好ましい。
さらに、第6図A〜Cに示すように、シールビードが相
互に鋭角に交わる場合にあっては、ビードの交差部分3
に2個以上の窪み4を設けたり(同図A)、直線または
曲線状の線状窪み4を設けたり(同図B)、Y字状の窪
み4を設けたりするのが適している。
互に鋭角に交わる場合にあっては、ビードの交差部分3
に2個以上の窪み4を設けたり(同図A)、直線または
曲線状の線状窪み4を設けたり(同図B)、Y字状の窪
み4を設けたりするのが適している。
また、交差部分3が複雑な形状を有する場合には、ガス
ケットを装着して締付けたときに応力ができるだけ均等
に分散するような位置を選定すればよい。
ケットを装着して締付けたときに応力ができるだけ均等
に分散するような位置を選定すればよい。
このようにしてシールビードの交差部分に設ける窪み4
は、ビード相互の幅・高さ・交差角度などの相違や、交
差部分の形状、あるいはガスケットの締付け条件等によ
り、窪みの位置・形状・大きさ・深さ等を選択し、シー
ル面圧の均等性を確保するものである。即ち、シールビ
ード2が互いに交差する交差部分3においては、必然的
にビード幅が幅広となり、締付け時に十分な面圧が得ら
れなくなるが、この交差部分3におけるビード頂部に上
述したような小さな窪み4を設けると、該交差部分3が
適当に強化され、シール性能を悪化させることなく所望
の面圧を発生させることが可能になる。
は、ビード相互の幅・高さ・交差角度などの相違や、交
差部分の形状、あるいはガスケットの締付け条件等によ
り、窪みの位置・形状・大きさ・深さ等を選択し、シー
ル面圧の均等性を確保するものである。即ち、シールビ
ード2が互いに交差する交差部分3においては、必然的
にビード幅が幅広となり、締付け時に十分な面圧が得ら
れなくなるが、この交差部分3におけるビード頂部に上
述したような小さな窪み4を設けると、該交差部分3が
適当に強化され、シール性能を悪化させることなく所望
の面圧を発生させることが可能になる。
[考案の効果] 以上に詳述した本考案によれば、互いに交差するシール
ビードを備えた金属薄板において、ビードの交差部分に
おけるビード頂部に窪みを形成するという極めて簡単な
手段により、該交差部分を強化してこの部分でのシール
面圧の局部的な低下を防止し、ビード全体の面圧を均等
化することができ、しかも、ビードがT字形やX字形、
Y字形、十字形など、種々の形に交差することによって
交差部分の形状が様々に異なる場合や、交差するビード
の幅が相互に異なる場合等であっても、その頂部に確実
に窪みを形成して面圧調整を図ることができる。
ビードを備えた金属薄板において、ビードの交差部分に
おけるビード頂部に窪みを形成するという極めて簡単な
手段により、該交差部分を強化してこの部分でのシール
面圧の局部的な低下を防止し、ビード全体の面圧を均等
化することができ、しかも、ビードがT字形やX字形、
Y字形、十字形など、種々の形に交差することによって
交差部分の形状が様々に異なる場合や、交差するビード
の幅が相互に異なる場合等であっても、その頂部に確実
に窪みを形成して面圧調整を図ることができる。
第1図及び第2図は本考案に係る金属薄板の実施例の要
部斜視図、第3図A〜Cはシールビードに設ける窪みの
形状例を示す断面図、第4図A〜Gは同平面図、第5図
A〜CはシールビードがT字状に交わる交差部分での窪
みの設置例を示す平面図、第6図A〜Cはシールビード
が相互に鋭角に交わる交差部分での窪みの設置例を示す
平面図である。 1……金属薄板、2……シールビード、 3……交差部分、4……窪み。
部斜視図、第3図A〜Cはシールビードに設ける窪みの
形状例を示す断面図、第4図A〜Gは同平面図、第5図
A〜CはシールビードがT字状に交わる交差部分での窪
みの設置例を示す平面図、第6図A〜Cはシールビード
が相互に鋭角に交わる交差部分での窪みの設置例を示す
平面図である。 1……金属薄板、2……シールビード、 3……交差部分、4……窪み。
Claims (1)
- 【請求項1】互いに交差するシールビードを備えた金属
薄板において、上記ビードの交差部分におけるビード頂
部に、該交差部分を強化するための凹状の窪みを設けた
ことを特徴とするシールビードを強化した金属薄板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987184474U JPH0613428Y2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | シールビードを強化した金属薄板 |
US07/280,394 US4861047A (en) | 1987-12-03 | 1988-12-05 | Metal plate with reinforced beads for a metal gasket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987184474U JPH0613428Y2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | シールビードを強化した金属薄板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0187363U JPH0187363U (ja) | 1989-06-09 |
JPH0613428Y2 true JPH0613428Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16153797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987184474U Expired - Lifetime JPH0613428Y2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | シールビードを強化した金属薄板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4861047A (ja) |
JP (1) | JPH0613428Y2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH081328Y2 (ja) * | 1989-12-22 | 1996-01-17 | 石川ガスケット株式会社 | 内燃機関用ガスケットのビード板 |
US5170927A (en) * | 1990-12-20 | 1992-12-15 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Metal plate with intersecting beads |
JP2512239Y2 (ja) * | 1991-11-12 | 1996-09-25 | 石川ガスケット株式会社 | ガスケット用ビ―ド板 |
JPH081329Y2 (ja) * | 1991-08-26 | 1996-01-17 | 石川ガスケット株式会社 | ガスケット用ビード板 |
EP0579353B1 (en) * | 1992-06-30 | 1997-10-08 | NIPPON GASKET COMPANY Ltd. | Metal gasket |
DE4225379C2 (de) * | 1992-07-31 | 1996-05-30 | Reinz Dichtungs Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Flachdichtung |
DE4238929C2 (de) * | 1992-11-19 | 1996-06-13 | Payen Goetze Gmbh | Flachdichtung für Verbrennungskraftmaschinen |
JPH10169556A (ja) * | 1996-12-12 | 1998-06-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機用ガスケット |
US6237557B1 (en) * | 2000-04-28 | 2001-05-29 | Dana Corporation | Integrated push rod locator in cylinder head gasket |
DE102005013417B4 (de) * | 2005-03-23 | 2008-05-29 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Flachdichtung |
DE102005013346B4 (de) * | 2005-03-23 | 2012-08-30 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Flachdichtung |
DE102005013416A1 (de) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Flachdichtung |
FR2900715B1 (fr) † | 2006-05-04 | 2008-07-04 | Freudenberg Meillor Soc Par Ac | Joint metallique comportant une surepaisseur formee de protuberances a motifs intersectes |
DE102009030559B4 (de) | 2009-06-25 | 2012-11-22 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Flachdichtung mit einer Vollsicke |
JP6028150B2 (ja) * | 2014-03-07 | 2016-11-16 | 日本リークレス工業株式会社 | 金属ガスケット |
USD999346S1 (en) * | 2019-11-22 | 2023-09-19 | Transportation Ip Holdings, Llc | Seal structure of a body |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1904651A (en) * | 1930-06-30 | 1933-04-18 | Victor Mfg & Gasket Co | Gasket |
US2055103A (en) * | 1933-06-11 | 1936-09-22 | Westinghouse Air Brake Co | Gasket and method of making |
US2125334A (en) * | 1935-11-22 | 1938-08-02 | Westinghouse Air Brake Co | Gasket |
US2114442A (en) * | 1936-11-23 | 1938-04-19 | Fitzgerald Mfg Co | Gasket |
GB1051747A (ja) * | 1964-08-28 | |||
JPS58149467A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-05 | Nippon Metal Gasket Kk | 金属ガスケツト |
JPS6369751U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-11 | ||
JPS63121863U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-08 |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP1987184474U patent/JPH0613428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-12-05 US US07/280,394 patent/US4861047A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4861047A (en) | 1989-08-29 |
JPH0187363U (ja) | 1989-06-09 |
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