JP6028150B2 - 金属ガスケット - Google Patents

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Description

本発明は、変速機等を収容する2つのハウジング間に装着してオイル等のリークを防止する金属ガスケットに関し、特に、両ハウジング間の隙間が広がるリフトアップ現象やハウジングが接合面に沿って移動するスラスト現象の発生下でも、また接合面に鋳巣が存在する場合でも、良好なシール機能を長期に亘って確保することができる技術に関する。
内燃機関と組み合わされた変速機等を収容するハウジングと、このハウジングに対してボルトで固定される蓋状のハウジングとの間に装着される金属ガスケットにおいては、ハウジング同士を締結するボルトを締め付けることによって、金属ガスケットに設けたビードが圧縮されて弾性変形する結果、ビードの復元力によってハウジングの接合面にシール線が形成され、オイル等のリークを防止している。このようなビードを設けた金属ガスケットとしては、例えば特許文献1〜3が挙げられる。
特開2011−47508号公報 実開平2−21370号公報 特開平11−230355
特許文献1の金属ガスケットにおいて、ビードの初期断面形状は、同文献の図5に示されるように、幅広の平坦部分を突出させた形状になっている。そして、本願の図11(a)に示すように、2つのハウジングH1、H2間に載置するとともにボルトを締め付ける前の状態では、ビード100の中央部がハウジングH1に対して当接し、下方のハウジングH2に対してビード100の根元部が当接する状態になる。そして、ボルトを締め付けると、図11(b)に示すようにビード100は圧縮され、この圧縮効果でビード100が凹部状に陥没する結果、ハウジングH1に対して2つのシール線101、102が形成され、ハウジングH2に対して3つのシール線103、104、105が形成される。
また特許文献2の金属ガスケットにおいて、ビードの初期断面形状は、同文献の第3図に示されるように、頂部を尖らせた三角形状になっている。そして、本願の図12(a)に示すように、2つのハウジングH1、H2間に載置するとともにボルトを締め付ける前の状態では、ビード200の頂部が逆向きに折り曲がってM字状に変形する。そして上側の両端部がハウジングH1に対して当接し、下側の両端部がハウジングH2に対して当接する。また、折り曲がった元の頂部は宙に浮いた状態になる。そして、図12(b)に示すようにボルトを締め付けると、ハウジングH1に対して2つのシール線201、202が形成され、また、折り曲がった元の頂部がハウジングH2に押し付けられて、ハウジングH2に対して3つのシール線203、204、205が形成される。
また特許文献3の金属ガスケットにおいて、ビードの初期断面形状は、同文献の図2に示されるように、その中央部とその両側部とを逆向きに突出させる形状になっている。そして、本願の図13に示すように、2つのハウジングH1、H2間に載置してボルトを締め付けると、ハウジングH1に対して2つのシール線301、302が形成され、ハウジングH2に対して1つのシール線303が形成される。なお、図13は、説明の都合上、特許文献3の図2に対して上下を逆にして示している。
ところで、内燃機関の稼働や停止を繰り返すことに伴う温度変化や、変速時のギア噛み合い等が生じると、図14に示すように2つのハウジングH1、H2には、縦方向、すなわちハウジングH1、H2間の隙間が広がるリフトアップHL、及び横方向の微小なスラストHSが現れる現象が生じる。そして、このような現象が長期に亘るとビードがへたってしまい、シール線の面圧が低下してオイル等に対するシール機能が低下することにつながる。特に、特許文献1、2のビードでは、ボルトを締め付けて元の断面形状から形が変わることによってハウジングに対する接触点を増やす構造であることから、リフトアップやスラスト現象が生じると、接触点が減ってシール機能が損なわれるおそれがある。
また、金属ガスケットを変速機用として用いる場合は、変速機のオイルは圧力が比較的低くなることから、高圧燃焼ガスをシールするために用いられる高反発性をもつステンレス材等の代わりに、低反発であるもののより安価なスチール材を用いることが好ましい。しかし、スチール材を用いる場合は、低反発であるが故に、リフトアップ現象が生じると、シール機能が大きく低下してしまう懸念がある。このため、特許文献1、2の技術を用いたスチール材の金属ガスケットでは、特にリフトアップやスラスト現象の影響を受けやすくなることが想定される。また、スラスト現象の影響を抑えるためには、ハウジングH1、H2に対してビードを安定的に着座させることが重要であり、このためにはシール線の面圧を高めることが重要である。しかし、スチール材を用いる場合は全てのシール線の面圧を高めることは困難であるため、この場合でもスラスト現象に対して十分な着座安定性を確保できることが求められている。
また、ハウジングH1、H2がダイキャストの場合、図15(a)、(b)に示すようにハウジングH1、H2の接合面には、任意の位置、任意のサイズで鋳巣C1、C2が形成されうる。ここで鋳巣とは、ダイキャストで製造した際にハウジングの接合面に残った微細な凹部をいう。鋳巣C1、C2がシール線の近傍に存在すると、鋳巣C1、C2とビードとの間に空隙が形成される可能性がある他、空隙は形成されないまでも鋳巣C1、C2によってシール線の面圧が低下するため、オイルがシール線を乗り越えてしまうおそれがある。これに対して特許文献1、2のビードでは、上述したようにハウジングに対する接触点の数を増やすことで、鋳巣C1、C2の影響を受けにくくすることができる。しかし、リフトアップやスラスト現象が生じると接触点の数が減るおそれがあるため、依然としてオイル等がリークする可能性がある。また、特許文献3のビードでは、ハウジングに対する接触点の数が特許文献1、2のビードよりも少ない分、各シール線の面圧が高まるために、リフトアップやスラスト現象が発生しても接触点の数は維持されると想定されるものの、元々の接触点の数が少ないことから、鋳巣C1、C2の影響が避けられない。
また、ハウジングH1、H2を固定するボルトは、金属ガスケットに設けたボルト孔に挿通させることが一般的であり、特許文献1ではビードの位置を優先させてボルト孔をビードの外側に設けている。しかし、この場合は金属ガスケットの外形サイズが大きくなるうえ、ハウジングH1、H2のサイズも大きくなることになる。このため、ボルト孔は図16(a)に示すように金属ガスケットの幅方向中央部に設けることが好ましいものの、リフトアップやスラスト現象によるシール線の面圧低下、或いは鋳巣C1、C2によって、図16(b)に示すように、シール線間の空隙G1、G2、或いはG3にオイル等が浸入すると、この空隙G1〜G3を介してボルト孔4に流れ込み、ハウジングH1のボルト貫通孔を通して外部に流失するおそれがある。
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、ハウジングのリフトアップやスラスト現象の影響を受けにくく、またハウジング接合面の鋳巣に対してもシール機能を有効に発揮させることができる金属ガスケットを提供することを目的とするものである。また併せて、ボルト孔を金属ガスケットの中央部に設ける場合にも、ボルト孔周辺のシール機能が損なわれることがない金属ガスケットを提供することを目的とする。
本発明は、水平に延在する枠状の基部と該基部に沿って延在するビード部とを備えるとともに、2つのハウジングの間で挟持される金属ガスケットであって、
前記ビード部は、
前記基部に連結するとともに一方のハウジングに向けてそれぞれ突き出す一対の外側傾斜部と、該外側傾斜部のそれぞれの先端部に連結するとともに他方のハウジングに向けてそれぞれ突き出して互いの先端部同士を連結させた一対の内側傾斜部とを有するとともに、
該ビード部の延在方向に対して直交する断面において、一方のハウジングに対面する該基部の表側水平線と各外側傾斜部の表側傾斜線との交点をそれぞれP1、P2、各外側傾斜部の表側傾斜線と各内側傾斜部の表側傾斜線との交点をそれぞれP3、P4、各内側傾斜部の表側傾斜線同士の交点をP5とし、点P1から点P3に至る垂直方向長さをMh1、点P3から点P5に至る垂直方向長さをMh2、点P1から点P5に至る水平方向長さをW1、点P2から点P5に至る水平方向長さをW2、点P3から点P4に至る水平方向長さをW3とするとき、Mh2/Mh1=1.10〜1.81、W3>W1、及びW3>W2の関係を全て満たし、
前記ビード部の初期の断面形状において、前記外側傾斜部の先端が前記基部に対して表側に突出し、前記内側傾斜部の先端が前記基部に対して裏側に突出するものであり、かつ、
前記2つのハウジングに挟持される際、各外側傾斜部の先端部が一方のハウジングに対して押し当たって2つのシール線を形成するとともに、各外側傾斜部の根元部及び内側傾斜部の先端部が他方のハウジングに対して押し当たって3つのシール線を形成する金属ガスケットである。
前記基部は、前記ハウジング同士を締結するボルトを挿通させるボルト孔を有し、
前記ビード部は、前記一対の内側傾斜部が該ボルト孔の手前で分断されるとともに前記一対の外側傾斜部が該ボルト孔を間に挟んで延在する迂回ビード部を有することが好ましい。
本発明の金属ガスケットにあっては、水平に延在する基部に設けたビード部を、一方のハウジングに向けてそれぞれ突き出す一対の外側傾斜部と、他方のハウジングに向けてそれぞれ突き出して互いの先端部同士を連結させた一対の内側傾斜部とで構成し、点P1から点P3に至る垂直方向長さをMh1、点P3から点P5に至る垂直方向長さをMh2、点P1から点P5に至る水平方向長さをW1、点P2から点P5に至る水平方向長さをW2、点P3から点P4に至る水平方向長さをW3とするとき、Mh2/Mh1=1.10〜1.81、W3>W1、及びW3>W2の関係を全て満たすようにしている。これにより、ビード部の初期の断面形状において、内側傾斜部の先端は基部よりも下方に位置することになるので、リフトアップやスラスト現象の発生下でも良好なシール性が確保できる。また、ビード部によって、一方のハウジングに対しては2つ、他方のハウジングに対しては3つのシール線が形成されるよう、何れのハウジングに対しても複数箇所でシールするようにしているので、接合面に鋳巣が存在する場合でもシール機能を有効に発揮させることができる。
また、ボルト孔を設ける場合は、ビード部に、一対の内側傾斜部がボルト孔の手前で分断されるとともに一対の外側傾斜部がボルト孔を間に挟んで延在する迂回ビード部を設けることで、ボルト孔を介してオイル等がリークする不具合を防止することができる。また、このような迂回ビード部によって、ボルト孔を基部の幅方向中央部に設けることができるので、金属ガスケットの外径サイズをより小さくすることができる。
本発明に従う金属ガスケットの一実施形態を示す平面図である。 図1に示す金属ガスケットを2つのハウジング間に載置した状態を示す断面図である。 図1に示すX1−X1に沿う金属ガスケットの断面図である。 図2に示す状態からハウジングのボルトを締め込み、金属ガスケットを挟持した状態を示す断面図である。 図1に示すボルト孔周辺部の部分拡大図である。 (a)は図5に示すY1−Y1に沿う断面図であり、(b)は図5に示すY2−Y2に沿う断面図であり、(c)は図5に示すX2−X2に示す断面図である。 基部に対してシール線面圧試験を行った際の感圧紙の変色状態を示す図である。 図5に示すボルト孔周辺部に対してシール線面圧試験を行った際の感圧紙の変色状態を示す図である。 図16に示すボルト孔周辺部に対してシール線面圧試験を行った際の感圧紙の変色状態を示す図である。 応力緩和率の測定結果を示す図である。 従来の金属ガスケットにつき、(a)は2つのハウジング間に載置した状態を示す図であり、(b)は2つのハウジングで挟持した状態を示す図である。 従来の他の金属ガスケットにつき、(a)は2つのハウジング間に載置した状態を示す図であり、(b)は2つのハウジングで挟持した状態を示す図である。 従来の更に他の金属ガスケットにつき、2つのハウジングで挟持した状態を示す図である。 ハウジングのリフトアップ及びスラスト現象を説明する図である。従来の金属ガスケットを示す平面図である。 ハウジングの接合面に形成される鋳巣について説明する図であり、(a)は断面図であって、(b)は平面図である。 ボルト孔にオイルが流れ込む状態を説明する図であり、(a)は平面図であって、(b)は断面図である。
以下、本発明に従う金属ガスケットの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示す金属ガスケット1は、金属製の薄板(例えばステンレス材やスチール材)の表面に、ラバー等のシール材を塗布してガスケット基板とした後、プレスによってビード部を形成して得られるものである。そして図2に示すように、例えば変速機等を収容する2つのハウジングH1、H2の間に装着され、ボルト等の締め付けによってハウジングH1、H2で挟持された状態で使用される。シール材を設けることで、金属ガスケットとハウジングとの金属同士の接触を防止できる他、ハウジングの接合面をフライス加工する際に生じる微小凹凸を吸収するミクロシール機能を得ることができる。なお図2は、ハウジングH1、H2で挟持される前(ボルトで締結される前)の状態を示す。
金属ガスケット1は、水平に延在する枠状となる基部2と、この基部2の幅方向内側において基部2に沿って延在するビード部3とを備えている。本実施形態における基部2は、平面視において概略D字状をなすものであるが、その形状や大きさは、変速機及びハウジングH1、H2に応じて種々変更することができる。また、本実施形態における基部2の幅は、後述する拡径部を除いて全周に亘って同一となっているが、この幅もハウジング等に応じて種々変更することができる。
またビード部3は、図3に示すように、基部2に沿う延在方向に対して直交する断面(以下、「横断面」という)における形状が、概略、山の先端部分を逆側に折りかえしたかの如きM字状になるものである。図2、図3を参照しつつ詳細に説明すると、ビード部3は、基部2に連結するとともにハウジングH1に向けてそれぞれ突き出す一対の外側傾斜部3a、3bと、外側傾斜部3a、3bのそれぞれの先端部3c、3dに連結するとともにハウジングH2に向けてそれぞれ突き出して互いの先端部3g同士を連結させた一対の内側傾斜部3e、3fとを有するものである。また、図3中、符号3h、3iは、各外側傾斜部3a、3bの根元部を示す。なお、先端部3c、3d、3g、及び根元部3h、3iはそれぞれ、図4に示すように金属ガスケット1を挟持した際、ハウジングH1、H2に対して押し当たってシール線を形成する部位である(以下、先端部3c、3d、3g、根元部3h、3iによって形成されるシール線に対しても、同一の符号3c〜3iを付して説明する)。
更にビード部3について詳細に説明すると、金属ガスケット1がハウジングH1に対面する側を表側とする場合、図3に示すように横断面において、基部2の表側水平線L1と各外側傾斜部3a、3bの表側傾斜線L2、L3との交点をそれぞれP1、P2、各外側傾斜部3a、3bの表側傾斜線L2、L3と各内側傾斜部3e、3fの表側傾斜線L4、L5との交点をそれぞれP3、P4、各内側傾斜部3e、3fの表側傾斜線L4、L5の交点をP5とし、点P1から点P3に至る垂直方向長さをMh1、点P3から点P5に至る垂直方向長さをMh2、点P1から点P5に至る水平方向長さをW1、点P2から点P5に至る水平方向長さをW2、点P3から点P4に至る水平方向長さをW3とするとき、Mh2/Mh1=1.10〜1.81、W3>W1、及びW3>W2の関係を全て満たすものである。すなわち、ビード部3は、先端部3c、3dは基部2よりも表側に突出し、先端部3gは基部2よりも裏側に突出するものであって、更に、先端部3gに対向する先端部3cと先端部3dとの間隔が、先端部3gと根元部3hとの間隔よりも大きく、また先端部3gと根元部3iとの間隔よりも大きいものである。
このような形状、寸法関係となるビード部3によれば、図4に示すようにハウジングH1、H2によって挟持することで、ハウジングH1の接合面に2つのシール線3c、3dを形成することができ、また、ハウジングH2の接合面に3つのシール線3g、3h、3iを形成することができる。すなわち、金属ガスケット1によれば、1つのハウジングに対して複数のシール線が形成されることになり、しかもハウジングH2においてはその数が3つになるので、鋳巣の影響を受けにくくなる。また、ハウジングH1、H2で挟持する前後で金属ガスケット1の形状は大きく変化しない(当初からシール線となる部位である先端部3c、3d、3g、根元部3h、3iが突出している)ため、リフトアップ現象が生じる場合でも接触点の数は変わらず、シール機能を有効に維持することができる。更に、先端部3gを基部2よりも突出させてシール線の面圧を高めるようにしているので、ビード部3の着座を安定させることができる。ここで、ビード部3は先端部3gを境に左右対称形状になっており、また、先端部3gに対向する先端部3c、3dの幅W3を大きくしているので、ビード部3の着座をより安定させることができる。
また、図3に示すように本実施形態の先端部3c、3d、3gは、横断面においてR形状をなすものであり、これによってハウジングH1、H2に挟持された際、シール線の幅が広くなるようにしている。これにより、鋳巣の影響をより受けにくくすることができる。
更に基部2には、図1に示すように、ハウジングH1、H2同士を締結するボルトを挿通させるためのボルト孔4が設けられている(本実施形態においては合計8つ)。ボルト孔4は、基部2の幅方向中央部に設けられていている。また基部2には、ボルト孔4取り囲んで広がる拡径部2aが設けられている。
ここで、拡径部2aにおけるビード部3について、図3、図5、図6(a)〜(c)を参照しつつ詳細に説明する。なお、図5中、符号D1およびD2は、ボルト孔4の孔径に対して所定寸法より大きなラインを示している。本実施形態では、符号D1はボルト孔4の孔径に対して7mm外側に位置するラインを示し、符号D2はボルト孔4の孔径に対して1.5mm外側に位置するラインを示している。
図5に示すようにラインD1の外側では、シール線3c、3d、3g、3h、3iは直線状に延在している。そしてラインD1を過ぎた時点からシール線3cは、図6に示すように、幅方向内側に平坦部を形成しつつ、シール線3cとシール線3c1の2つに分かれる。またシール線3dも同様に、幅方向内側に平坦部を形成しつつシール線3dとシール線3d1の2つに分かれる。またシール線3h、3iは、ボルト孔4を間に挟んで拡径部2aの外端縁に沿うように延在する。すなわち、拡径部2aにおける径方向外側部分は、ラインD1からボルト孔4を囲繞するように径方向外側へ広がり、ボルト孔4の中心を通る位置でその広がりが最大になった後、反対側のラインD1に向かって収束するように形成される。
一方、シール線3gにおける垂直方向長さMh2は、ラインD1の外側では図3に示すような長さであるのに対し、ラインD1を過ぎた時点から図6(a)に示すように徐々に短くなり、図6(b)に示すようにラインD2の内側では消滅する。また、シール線3c、3dから分かれたシール線3c1、3d1は、図5に示すようにラインD1を過ぎた時点から相互に接近し、ラインD2で結合する。すなわち、図3、図6(a)に示す、シール線3gの上方に形成される空隙G1は、ラインD1を過ぎた時点から徐々に小さくなり、ラインD2において完全に消滅する。
このように、拡径部2aにおけるビード部3は、ボルト孔4を通過することなく迂回するように延在する(以下、拡径部2aにおけるビード部を「迂回ビード部3j」と称す)ため、図16(b)に示すように、シール線間の空隙G1、G2、或いはG3にオイル等が浸入しても、ボルト孔への流入を防止することができる。また、迂回ビード部3jにおいて、ラインD2の内側の横断面形状は、図6(b)〜(c)に示すように、片側斜面構造のハーフビードの如き形状になる。すなわち、横断面形状がM字状になる他のビード部3よりも圧縮しやすい形状であるため、ボルトで締め付けた際、ボルトの直下でビードを完全に圧縮させやすくなる。このため、ボルト孔4からのオイルの流出をより確実に防止することができる。
上記のような構成となる金属ガスケットの性能を確認するに当たり、発明者は、先行技術である図13に示す金属ガスケット300に着目した。すなわち、先端部3gでのシール線面圧を上げるには、Mh1の値よりもMh2の値を大きくすれば(Mh2/Mh1の値が1以上であれば)よいものの、この値を大きくしすぎれば、金属ガスケット300のようにシール線が合計3つしか形成されないことになる。このため発明者は、Mh2/Mh1の関係には特に好ましい範囲があると考え、Mh1を0.21mmに限定するともにMh2を0.13mm〜0.43mmの範囲で12段階に分けて金属ガスケットの試作を行った。なお、試作した金属ガスケットは何れも、スチール材であり、W3>W1、及びW3>W2の関係を満たし、先端部3c、3d、3gはR形状(半径r=2.5mm)であり、シール材に用いたラバーは膜厚が24μmであって硬度はHs70である。
金属ガスケットの性能は、オイル加圧シール試験及びシール線面圧確認試験によって行った。ここでオイル加圧シール試験は、図1、図3に示す金属ガスケットに対し、2つの拡径部分2a間に位置する直線状に延在する基部2をハウジング治具によって挟持し、ハウジング治具間の隙間に対して加圧したオイルを流入させ、そのオイルが金属ガスケットを越えて漏れ出すことがないかを確認した。ここでハウジング治具には、鋳巣を想定した加工も施されていて、金属ガスケットを挟持した際に各先端部3c、3d、3gの直上、及び各根元部3h、3iの直下になる位置に、凹部(今回は直径2mm)を設けている。また、先端部3c、3dに対応して設けられた凹部間の隙間は3mmである。
また、シール線面圧確認試験は、図4において、上側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間、及び下側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に感圧紙を挟みこみ、金属ガスケットを挟持した際の感圧紙の色の変化によって評価した。感圧紙としては、富士フィルム株式会社製の圧力測定フィルム(低圧用)を用いた。なお図7において、有色(黒)の部分が感圧紙の色が変化した部分を示す。また、図7(a)〜(f)は、上側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に挟んだ感圧紙の変色状態を示し、図7(g)〜(l)は、下側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に挟んだ感圧紙の変色状態を示す。また、比較例1の結果は図7(a)、(g)であり、比較例2の結果は図7(b)、(h)であり、比較例4の結果は図7(c)、(i)であり、実施例1の結果は図7(d)、(j)であり、実施例6の結果は図7(e)、(k)であり、比較例5の結果は図7(f)、(l)である。また、先端部3c、3d、3g及び根元部3h、3iと感圧紙の変色状態との対応関係を、図7(d)、(j)に代表して示す。なお、比較例3、実施例2〜5、比較例6においては、感圧紙の変色状態の図示は省略しているが、比較例3における有色部分の分布は、比較例2よりも密集しているものの比較例4よりは疎らになっていた。また実施例2〜5は、比較例1よりも密集しているものの比較例6よりは疎らになっていて、かつ実施例2から順に密集度合いが増していた。そして比較例6は、比較例5と同様に、シール線3gの幅方向中央部に白抜けしている線が認められた。
2つの試験に用いた金属ガスケットの諸元とともに結果を表1に示す。
オイル加圧試験:
○=オイルの漏れ出し無し
×=オイルの漏れ出し有り
シール線面圧確認試験:
○=シール線の面圧は十分
×=シール線の面圧が不足
オイル加圧シール試験を行ったところ、比較例1〜3では、オイルが金属ガスケットを越えて漏れ出していた。また、シール線面圧確認試験を行ったところ、比較例1、比較例2では、図7(g)、(h)に示すように、下側の中央部に位置するシール線(図11(b)のシール線105、図12(b)のシール線205)において有色部分が疎らになっており、このシール線の面圧が不足していることが認められた。比較例5、6では、図7(f)に示すようにシール線3c、3dにおいて有色部分が疎らになっており、また、図7(l)に示すようにシール線3gの幅方向中央部に白抜けしている線があった。すなわち、シール線3c、3d、3gにおいて面圧が不足する現象が認められた。一方、実施例1〜6は結果が良好で会った。すなわち、図2の形状となるビード部において、Mh2/Mh1=1.10〜1.81、W3>W1、及びW3>W2の関係を満たす場合は、オイルの漏れ出しを防止することができるとともに、シール線の面圧も確保できることが分かる。そしてハウジングの鋳巣は、たとえシール線の直上又は直下に位置する場合でも、直径が2mmまでであれば、オイルの漏れ出しを防止することができることが分かる。また、2つのシール線間に位置する場合であれば、直径が3mmの鋳巣であっても、オイルの漏れ出しを防止することができることが分かる。
また、ボルト孔を設けた拡径部については、上述したシール線面圧確認試験によって評価を行った。図8は、本発明に従う図1、図5、図6に示す拡径部に対して確認した結果である。なお、図8(a)は、上側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に挟みこんだ場合であり、図8(b)は、下側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に挟みこんだ場合である。一方、図9は、シール線3gがボルト孔4につながっている拡径部(図16参照)に対して確認した結果である。なお、図9(a)は、上側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に挟みこんだ場合であり、図9(b)は、下側に位置するハウジングと金属ガスケットとの間に挟みこんだ場合である。
図9では、白抜けした線が、ボルト孔4の周囲を取り囲む有色部分を横切っている。すなわち、図16(a)に示すように、シール線3gがボルト孔4につながる金属ガスケット1では、ボルト孔4の周辺でシール線の面圧が不十分である部分があるため、図16(b)に示すように空隙G1〜G3にオイルが浸入すると、このオイルがボルト孔4に流れ込むおそれがある。これに対し、図8では、ボルト孔4の周囲は全て有色部分で取り囲まれている。すなわち、図5に示す金属ガスケットでは、ボルト孔4の周囲は十分な面圧でハウジングに挟持されるため、空隙G1〜G3にオイルが浸入することがあっても、ボルト孔4からの流れ出しが防止できることが分かる。
更に、金属ガスケット1の表面に塗布されているシール材は、その厚みが薄すぎるとシール性を十分に発揮することができず、厚すぎると内燃機関の稼働や停止を繰り返すことに伴う温度変化やシール材の塑性変形によって、ボルト軸力の低下であるトルクダウンを生みやすくなる。このため、シール材として用いたラバーの膜厚による影響について確認するため、オイル加圧シール試験及び応力緩和率の測定を実施した。
オイル加圧シール試験は、ラバーの膜厚が16μm、24μm、35μm、47μm、57μmとなる金属ガスケットを準備し、上述したハウジング治具で挟持するとともに加圧したオイルを流入させることで、それぞれの金属ガスケットに対するオイルの漏れ出しを確認した。ラバーの硬度は全てHs70とした。なお、金属ガスケットの形状は、上述した比較例1〜4、実施例1〜8のうち、オイルの漏れ出しは認められなかったものの、シール線の面圧は不足すると判断した比較例4と同様のものを用いた。その結果、ラバーの膜厚が16μmの金属ガスケットではオイルの漏れ出しが認められたものの、24μm以上の金属ガスケットでは、オイルの漏れ出しは認められなかった。従って、ラバーの膜厚が24μm以上であれば、シール性は十分であることが分かる。
また、応力緩和率の測定を行うにあたっては、ラバーの膜厚が16μm、24μm、35μm、47μm、57μmとなる金属ガスケットを所定のサイズにカットした試験片を準備し、この試験片を2枚の板の間にセットするとともにボルトを締め込んで規定のボルト軸力で挟持し、そのまま所定の温度、時間で加熱放置した後、ボルト軸力がどの程度低下するかを調査した。具体的には、ボルトに歪みゲージを取り付けておき、各試験片に対して規定のボルト軸力で挟持した際のボルトの伸び(加熱前の伸び)S1を測定し、加熱放置後、冷却した後にボルトを緩めることで得られるボルトの戻り量(加熱冷却後における戻り量)S2を測定した。そして各試験片につき、応力緩和率(%)=(S1−S2)/S1×100として算出した。その結果を図10に示す。図10より、ラバー膜厚が16μm〜47μmでは大きな変化がないものの、47μm〜57μmの間で応力緩和率が大きく変化する(ボルト軸力が大きく低下する)ことが認められた。従って、温度変化を吸収しつつ長期に亘ってシール性を維持するためには、ラバー膜厚を47μm以下にすることが好適であるということが分かる。
すなわち、オイル加圧シール試験及び応力緩和率の測定の結果から、十分なシール性を長期に亘って維持するには、ラバーの膜厚を24μm〜47μmの範囲とすることが好ましいことが分かる。
本発明によれば、ハウジングのリフトアップやスラスト現象の影響を受けにくく、またハウジング接合面の鋳巣に対してもシール機能を有効に発揮させることができる金属ガスケットを提供することができる。また、ボルト孔を金属ガスケットの中央部に設ける場合にも、ボルト孔周辺のシール機能が損なわれることがない金属ガスケットを提供することができる。
1 金属ガスケット
2 基部
2a 拡径部
3 ビード部
3a、3b 外側傾斜部
3c、3d 先端部(シール線)
3e、3f 内側傾斜部
3g 先端部(シール線)
3h、3i 根元部(シール線)
3j 迂回ビード部
4 ボルト孔
C1、C2 鋳巣
D1 ハウジングのガスケットボルト孔抱き肉部外郭形状の円周
D2 ハウジングにおけるボルトを締結するネジ径に対して所定寸法大きなライン
G1〜G3 空隙
H1 ハウジング
H2 ハウジング
L1 基部の表側水平線
L2、L3 外側傾斜部の表側傾斜線
L4、L5 内側傾斜部の表側傾斜線
P1 L1とL2の交点
P2 L1とL3の交点
P3 L2とL4の交点
P4 L3とL5の交点
P5 L4とL5の交点
Mh1 点P1から点P3に至る垂直方向長さ
Mh2 点P3から点P5に至る垂直方向長さ
W1 点P1から点P5に至る水平方向長さ
W2 点P2から点P5に至る水平方向長さ
W3 点P3から点P4に至る水平方向長さ
100 ビード
101〜105 シール線
200 ビード
201〜205 シール線
300 金属ガスケット
301〜303 シール線

Claims (2)

  1. 水平に延在する枠状の基部と該基部に沿って延在するビード部とを備えるとともに、2つのハウジングの間で挟持される金属ガスケットであって、
    前記ビード部は、
    前記基部に連結するとともに一方のハウジングに向けてそれぞれ突き出す一対の外側傾斜部と、該外側傾斜部のそれぞれの先端部に連結するとともに他方のハウジングに向けてそれぞれ突き出して互いの先端部同士を連結させた一対の内側傾斜部とを有するとともに、
    該ビード部の延在方向に対して直交する断面において、一方のハウジングに対面する該基部の表側水平線と各外側傾斜部の表側傾斜線との交点をそれぞれP1、P2、各外側傾斜部の表側傾斜線と各内側傾斜部の表側傾斜線との交点をそれぞれP3、P4、各内側傾斜部の表側傾斜線同士の交点をP5とし、点P1から点P3に至る垂直方向長さをMh1、点P3から点P5に至る垂直方向長さをMh2、点P1から点P5に至る水平方向長さをW1、点P2から点P5に至る水平方向長さをW2、点P3から点P4に至る水平方向長さをW3とするとき、Mh2/Mh1=1.10〜1.81、W3>W1、及びW3>W2の関係を全て満たし、
    前記ビード部の初期の断面形状において、前記外側傾斜部の先端が前記基部に対して表側に突出し、前記内側傾斜部の先端が前記基部に対して裏側に突出するものであり、かつ、
    前記2つのハウジングに挟持される際、各外側傾斜部の先端部が一方のハウジングに対して押し当たって2つのシール線を形成するとともに、各外側傾斜部の根元部及び内側傾斜部の先端部が他方のハウジングに対して押し当たって3つのシール線を形成する金属ガスケット。
  2. 前記基部は、前記ハウジング同士を締結するボルトを挿通させるボルト孔を有し、
    前記ビード部は、前記一対の内側傾斜部が該ボルト孔の手前で分断されるとともに前記一対の外側傾斜部が該ボルト孔を間に挟んで延在する迂回ビード部を有する請求項1に記載の金属ガスケット。
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