JP5392442B2 - ガスケット及び密封構造 - Google Patents

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Description

本発明は、2部材間の隙間を封止するガスケット及び密封構造に関する。
近年、製造工程の簡略化を図ることを目的として、アルミダイカストなどの鋳造部品に設けられた装着溝に対して、表面加工を施すことなく、そのままガスケット用の装着溝として用いられることがある。しかしながら、鋳造部品の場合、表面加工を施さないそのままの鋳肌は、微小な凹凸面で構成されており、かつ鋳巣などの比較的大きな凹部も形成されている。従って、一般的なガスケットでは封止機能を発揮させることができない。
そこで、従来、液状ガスケットを使用したり、シール面を円弧形状にして面積を広く取ったり(特許文献1参照)、2重のシールラインを設けたり(特許文献2参照)する手法が採用されていた。
しかしながら、液状ガスケットを使用する場合、経時的にシール性が低下してしまう問題がある。また、シール面を広くしたり、2重のシールラインを設けたりする場合、ガスケットに対して密封流体圧力がかかる環境下においては、ガスケットの傾きや変形等が生じてしまい、安定的にシール性能が発揮されないおそれがある。
特開2011−94667号公報 特開2010−244976号公報 特開2011−117466号公報
本発明の目的は、シール対象面が鋳肌などの凹凸が形成されている面であっても、安定的にシール性を発揮させることが可能なガスケット及び密封構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のガスケットは、
2部材のうちの少なくとも一方に設けられた装着溝内に装着されて、これら2部材間の隙間を封止するゴム状弾性体製のガスケットにおいて、
2部材のうちの一方の部材表面に面接触する第1シール面と、
2部材のうちの他方の部材表面に面接触する第2シール面と、
前記装着溝における密封流体圧力が発生する側とは反対側の側面に面接触する第3シール面と、
を備え、
第1シール面,第2シール面及び第3シール面は、いずれもガスケットが外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面と同一形状であることを特徴とする。
また、本発明の密封構造は、
少なくとも一方に装着溝が設けられている2部材と、
前記装着溝に装着されて、これら2部材間の隙間を封止するゴム状弾性体製のガスケットと、
を備える密封構造において、
前記ガスケットは、
2部材のうちの一方の部材表面に面接触する第1シール面と、
2部材のうちの他方の部材表面に面接触する第2シール面と、
前記装着溝における密封流体圧力が発生する側とは反対側の側面に面接触する第3シール面と、
を備え、
第1シール面,第2シール面及び第3シール面は、いずれもガスケットが外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面と同一形状であることを特徴とする。
本発明によれば、ゴム状弾性体製のガスケットに設けられた、第1シール面,第2シール面及び第3シール面は、2部材のうちの一方の部材表面及び他方の部材表面と、装着溝の側面に対して、それぞれ面接触する。また、これらのシール面は、いずれもガスケットが外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面と同一形状である。従って、シール対象面が鋳肌などの凹凸が形成されている面であっても、安定的にシール性を発揮させることができる。
また、前記ガスケットは、第3シール面とは反対側の密封流体圧力を受ける側に開口し、第1シール面及び第2シール面に並行するように設けられる受圧溝を備えるとよい。
このように、受圧溝を設けることによって、受圧溝の内壁面に密封流体圧力が加わるので、第1シール面及び第2シール面が、2部材のうちの一方の部材表面及び他方の部材表面に対してそれぞれ押圧され、かつ第3シール面が装着溝の側面に対して押圧された状態となる。これにより、シール対象面が鋳肌などの凹凸が形成されている面であっても、より安定的にシール性を発揮させることができる。また、受圧溝は、第1シール面及び第2シール面に並行するように設けられているので、圧縮率と充填率とを適度に両立させることができる。従って、2部材及びガスケットの組み立て時において、大きな力を必要とすることもなく、2部材が変形してしまうこともなく、所望のシール性を得ることができる。
前記ガスケットの密封流体圧力を受ける面側には、前記受圧溝を挟んで両側に、前記装着溝における密封流体圧力が発生する側の側面に密着する複数の突起部が設けられているとよい。
これにより、装着溝に対するガスケットの装着状態を安定させることができ、抜け落ちも抑制できる。また、第3シール面による装着溝の側面に対するシール性も安定化させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、シール対象面が鋳肌などの凹凸が形成されている面であっても、安定的にシール性を発揮させることができる。
図1は本発明の実施例1に係るガスケットの平面図である。 図2は本発明の実施例1に係るガスケットの断面図である。 図3は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図である。 図4は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図である。 図5は試験装置の概略構成図である。 図6は試験装置に用いる治具の概略構成図である。 図7は治具に試験サンプルを入れた状態を示す模式的断面図である。 図8は比較例に係るガスケットの平面図及び断面図である。 図9は本発明の実施例2に係るガスケットの平面図である。 図10は本発明の実施例2に係るガスケットの内側の側面図の一部である。 図11は本発明の実施例2に係るガスケットの断面図である。 図12は本発明の実施例2に係る密封構造の模式的断面図である。 図13は本発明の実施例2に係る密封構造の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施例に係るガスケット及び密封構造は、CVTやATなどのミッションやエンジンまたはウォーターポンプなどの構成部に適用可能である。すなわち、これらの構成部のうち、アルミダイカストなどの鋳造部品が用いられた密封構造部に好適に適用される。
(実施例1)
図1〜図8を参照して、本発明の実施例1に係るガスケット及び密封構造について説明する。
<ガスケット>
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係るゴム状弾性体製のガスケット100について説明する。図1は本発明の実施例1に係るガスケット100の平面図である。図2は本発明の実施例1に係るガスケット100の断面図であり、図1中のAA断面図である。
本実施例に係るガスケット100は、両面(図2における上面と下面)が平面で構成されている。そして、そのうちの一方の面が第1シール面100aとして機能し、他方の面が第2シール面100bとして機能する。また、ガスケット100の両側面のうち、外側(外周面側)の側面(図2においては左側の側面)が第3シール面100cとして機能する。この第3シール面100cは円柱面で構成されている。
<密封構造1>
図3を参照して、本実施例に係るガスケット100が用いられた密封構造の一例を説明する。この図3に示す例においては、ガスケット100は、ケースカバー20(一方の部材)とケース30(他方の部材)との間の隙間を封止するために用いられている。そして、ガスケット100はケース30に設けられた装着溝31に装着される。また、この例においては、ケース30は鋳造部品であり、かつ装着溝31の表面は加工処理が施されておらず、鋳肌となっている。
この装着溝31は、ケース30におけるケースカバー20との対向面側に設けられている。なお、装着溝31は断面が矩形の円環形状であり、ガスケット100は、この装着溝31に沿うように構成されている。また、ガスケット100は、装着溝31の溝底面31aとケースカバー20によって圧縮された状態で装着される。そして、本実施例においては、ガスケット100の内側(内周面側)に密封対象となる流体が封じ込められる。これにより、図3において、図中右側が高圧側(H)となり、左側が低圧側(L)となる。また、装着溝31の溝底面31aは平面によって構成されており、ケースカバー20におけるケース30との対向面21も平面により構成されている。
以上の構成により、ガスケット100における平面状の第1シール面100aが、全面に亘ってケースカバー20における平面状の対向面21に密着し、ガスケット100における平面状の第2シール面100bが、全面に亘って装着溝31における平面状の溝底面31aに密着する。このように、第1シール面100aは、ガスケット100が外力を受ける前の状態で、この第1シール面100aが面接触する対向面21の表面と同一の平面形状で構成されている。また、第2シール面100bも同様に、ガスケット100が外力を受ける前の状態で、この第2シール面100bが面接触する溝底面31aの表面と同一の平面形状で構成されている。
また、ガスケット100における外側の側面である第3シール面100cは、ほぼ全面に亘って装着溝31における低圧側(L)の側面31bに密着する。ここで、上記の通り、ガスケット100における第3シール面100cは円柱面で構成されている。また、装着溝31の低圧側(L)の側面31bも円柱面で構成されている。このように、第3シール面100cも、ガスケット100が外力を受ける前の状態で、この第3シール面100cが面接触する側面31bの表面と同一の形状である円柱面で構成されている。
なお、図3から明らかなように、本実施例に係るガスケット100の断面は、ほぼ矩形状である。そして、ガスケット100は、高圧側(H)の側面以外の部分が、ほぼ全面に亘ってシール対象面(装着溝31の溝底面31a,低圧側(L)の側面31b及びケースカバー20の対向面21)に密着するように構成されている。
また、ガスケット100における高圧側(H)の側面(内周面)には密封流体圧力がかかった状態となる。
<密封構造2>
図4を参照して、本実施例に係るガスケット100が用いられた密封構造の他の例を説明する。この図4に示す例においては、ガスケット100は、ケースカバー40(一方の部材)とケース50(他方の部材)との間の隙間を封止するために用いられている。そして、ガスケット100は両者にそれぞれ設けられた装着溝41,51に装着される。また、この例においては、ケースカバー40及びケース50はいずれも鋳造部品であり、かつ装着溝41,51の表面は加工処理が施されておらず、鋳肌となっている。
これらの装着溝41,51は、ケースカバー40におけるケース50との対向面、及びケース50におけるケースカバー40との対向面にそれぞれ設けられている。なお、装着溝41,51はいずれも断面が矩形の円環形状であり、ガスケット100は、これらの装着溝41,51に沿うように構成されている。また、ガスケット100は、装着溝41の溝底面41aと装着溝51の溝底面51aによって圧縮された状態で装着される。そして、本実施例においては、ガスケット100の内側(内周面側)に密封対象となる流体が封じ込められる。これにより、図4において、図中右側が高圧側(H)となり、左側が低圧側(L)となる。また、装着溝41の溝底面41a、及び装着溝51の溝底面51aはいずれも平面によって構成されている。
以上の構成により、ガスケット100における平面状の第1シール面100aが、全面に亘ってケースカバー40における装着溝41の平面状の溝底面41aに密着し、ガスケット100における平面状の第2シール面100bが、全面に亘ってケース50における装着溝51の平面状の溝底面51aに密着する。このように、第1シール面100aは、ガスケット100が外力を受ける前の状態で、この第1シール面100aが面接触する溝底面41aの表面と同一の平面形状で構成されている。また、第2シール面100bも同様に、ガスケット100が外力を受ける前の状態で、この第2シール面100bが面接触する溝底面51aの表面と同一の平面形状で構成されている。
また、ガスケット100における外側の側面である第3シール面100cは、ほぼ全面に亘って装着溝41における低圧側(L)の側面41b及び装着溝51における低圧側(L)の側面51bにそれぞれ密着する。ここで、上記の通り、ガスケット100における第3シール面100cは円柱面で構成されている。また、装着溝41の低圧側(L)の側面41b及び装着溝51における低圧側(L)の側面51bも円柱面で構成されている。このように、第3シール面100cも、ガスケット100が外力を受ける前の状態で、この第3シール面100cが面接触する側面41b,51bの表面と同一の形状である円柱面で構成されている。
なお、図4から明らかなように、本実施例に係るガスケット100の断面は、ほぼ矩形状である。そして、ガスケット100は、高圧側(H)の側面以外の部分が、ほぼ全面に亘ってシール対象面(装着溝41,51の溝底面41a,51a,低圧側(L)の側面41b,51b)に密着するように構成されている。
また、ガスケット100における高圧側(H)の側面(内周面)には密封流体圧力がかかった状態となる。
<本実施例に係るガスケット及び密封構造の優れた点>
以上のように、本実施例によれば、ゴム状弾性体製のガスケット100は、当該ガスケット100における第1シール面100a,第2シール面100b及び第3シール面100cが、ほぼ全面に亘ってシール対象面に密着するように構成されている。なお、各シール面におけるシール対象面がどの部位に相当するかに関しては、図3及び図4及び上記の説明から明らかであるので、その説明は省略する。以下、同様である。
また、第1シール面100a,第2シール面100b及び第3シール面100cは、いずれもガスケット100が外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面(シール対象面)と同一形状である。更に、ガスケット100における高圧側(H)の側面(内周面)には密封流体圧力がかかるので、第1シール面100a,第2シール面100b及び第3シール面100cは、いずれもシール対象面に対して押圧された状態となる。
以上より、シール対象面が鋳肌のように凹凸が形成されている面であっても(鋳巣が形成されていても)、ガスケット100が凹部内に食い込み、また、凹部の上面がガスケット100により覆い被されることから、安定的にシール性を発揮させることができる。
ここで、図5〜図8を参照して、本実施例と比較例とを比較する比較試験及び試験結果について説明する。図5は試験装置全体の概略構成を示しており、図6は試験装置内に配置する治具の概略構成を示している。なお、図6(a)は治具の平面図であり、同図(b)は治具を分解した状態を示す斜視図であり、同図(c)は治具の断面図(同図(a)のAA断面図)である。
治具300は、2枚の金属製の板状部材で構成されている。以下、これらの板状部材をそれぞれ第1金属板310,第2金属板320と称する。第1金属板310には空気の通り道となる貫通孔311が形成されている。第2金属板320には、試験サンプルを装着させるための円形穴321が形成されている。この第2金属板320の円形穴321に試験サンプルを装着させた状態で、第1金属板310が第2金属板320に固定される。これにより、治具300内に、試験サンプルが第1金属板310と第2金属板320によって圧縮された状態で配置される。
ここで、第2金属板320の円形穴321の表面は、Rz=15.5μmの鋳肌を模した面となっている。なお、「Rz」はJIS規格により定義される「最大高さ」である。JIS B2406においては、平面固定かつ脈動なしの場合、ガスケットが装着される溝の側面及び底面はRzが12.5μm以下となるように規定されている。本試験では、この規定よりも表面が粗い条件にてシール性について試験を行っている。
上記のように、試験サンプルを治具300内に配置させた状態で、第1金属板310の貫通孔311の開口部に、治具300内に空気を送り込むための配管500の先端を固定させる。この状態で、水410が溜められた水槽400内に治具300を配置させる。配管500には圧力計510が接続されており、治具300の内部圧力を計測することができるようになっている。
以上のように構成された試験装置によって、所定の内部圧力をかけた状態で、水槽400内において、気泡が発生している否かを目視により確認することで、漏れが発生しているか否かを検査することができる。
次に、試験サンプルについて説明する。この試験に用いるガスケットの材料はエチレンプロピレンゴム(EPDM)とした。また、試験サンプルとして、3種類のガスケットを用いた。一つは本実施例に係るガスケット100である。図7(a)は、このガスケット100を治具300内に装着させた状態を示す模式的断面図である。なお、ガスケット100の矩形断面の寸法は3.3mm×3.3mmである。
また、比較例1として、本実施例と同様に、断面がほぼ矩形の円環状のガスケット150であり、かつ本実施例に係るガスケット100よりも小径のガスケット150を用いた。このガスケット150の外周面は第2金属板320の円形穴321の内周面には密着しない。つまり、この比較例1に係るガスケット150は、第3シール面を有していないことが本実施例に係るガスケット100と異なっている。図7(b)は、このガスケット150を治具300内に装着させた状態を示す模式的断面図である。なお、ガスケット150の矩形断面の寸法は3.3mm×3.3mmである。
更に、比較例2として、断面が円形のガスケット200を用いた。図8(a)は比較例2に係るガスケット200の平面図であり、同図(b)はこのガスケット200の断面図(図8(a)中のAA断面図)である。この比較例2に係るガスケット200は、本実施例に係るガスケット100と同様に、その外周面は第2金属板320の円形穴321の内周面に密着するように構成されている。この比較例2に係るガスケット200の断面形状は円形である。そのため、ガスケット200のシール面は、ガスケット200が外力を受ける前の状態で、当該シール面が面接触する相手側の部材表面とは異なる形状となっている。なお、ガスケット200の断面は直径3.3mmの円である。
以上のような試験装置及び試験サンプルを用いて、内部圧力が500kPaの場合に、シール性を維持できる(漏れが生じない)ガスケットの最小圧縮率を測定した。なお、上記の治具300において、第1金属板310と第2金属板320との間に任意の厚みのスペーサー330を挟んだ状態で、これらの金属板同士を固定することによって、ガスケットの圧縮率を変えながら、上記最小圧縮率の測定を行った(図7参照)。ここで、「圧縮率」については、一般的に、圧縮率(%)=[設定つぶし代(ガスケット高さ−設定溝深さ)÷ガスケット高さ]×100である。ここでは、上記の通りスペーサー330によって溝深さを疑似的に調整しているので、設定溝深さ=円形穴321の深さ+スペーサー330の厚みとなる。
まず、デュロメータA(ショアA)硬度が50,70,90の本実施例に係るガスケット100について、シール性を維持できるガスケットの最小圧縮率を測定した。その結果、当該最小圧縮率は、硬度50のサンプルの場合5%、硬度70のサンプルの場合8%、硬度90のサンプルの場合7%であった。
次に、デュロメータA硬度が70の比較例1に係るガスケット150について、シール性を維持できるガスケットの最小圧縮率を測定した。その結果、当該最小圧縮率は14%であった。
更に、デュロメータA硬度が50,70,90の比較例2に係るガスケット200について、シール性を維持できるガスケットの最小圧縮率を測定した。その結果、当該最小圧縮率は、硬度50のサンプルの場合14%、硬度70のサンプルの場合21%、硬度90のサンプルの場合28%であった。
以上のように、本実施例と比較例1との比較結果から、本実施例に係るガスケット100のように第3シール面100cを有することにより、シール性を維持できるガスケットの最小圧縮率を小さくすることができ、シール性に優れることが分かる。
また、本実施例と比較例2との比較結果から、ガスケットのシール面を、ガスケットが外力を受ける前の状態で、当該シール面が面接触する相手側の部材表面と同一形状とすることにより、シール性に優れ、かつゴム硬度の違いによるシール性への影響が少ないことが分かる。ここで、一般的には、デュロメータA硬度が50程度の低硬度材料の場合、凹凸面への食い込みによるシール性は期待できるが、へたり易いなど耐久性の点で欠点がある。しかしながら、上記の通り、本実施例の場合には、ゴム硬度の違いによるシール性への影響が少ないことから、使用環境による材料選択の幅が広がるメリットもある。また、鋳肌面でのシール性を考慮して、無理に低硬度材料を使用しなくても、デュロメータA硬度が70程度の汎用材料を適宜用いることができる。
(実施例2)
図9〜図13を参照して、本発明の実施例2に係るガスケット及び密封構造について説明する。
<ガスケット>
図9〜図11を参照して、本発明の実施例2に係るゴム状弾性体製のガスケット10について説明する。図9は本発明の実施例2に係るガスケット10の平面図である。図10は本発明の実施例2に係るガスケット10の内側の側面図の一部であり、図9中P方向に見た図である。図11は本発明の実施例2に係るガスケット10の断面図であり、図9中のAA断面図である。
本実施例に係るガスケット10は、両面(図10及び図11における上面と下面)が平面で構成されている。そして、そのうちの一方の面が第1シール面10aとして機能し、他方の面が第2シール面10bとして機能する。また、ガスケット10の両側面のうち、外側の側面(図11においては左側の側面)が第3シール面10cとして機能する。この第3シール面10cは、4つの平面と、隣接する平面同士を繋ぐ合計4つの湾曲面で構成されている(図9の平面図を参照)。
そして、ガスケット10には、その内側の側面側(第3シール面10cとは反対側)に開口し、かつ第1シール面10a及び第2シール面10bに並行するように受圧溝11が設けられている。
また、本実施例に係るガスケット10において、その内側の側面側には、受圧溝11を挟んで両側に、複数の突起部12,14が設けられている。これらの突起部12,14は、図9に示すように、全周に亘って複数設けられている。また、隣り合う突起部12間、及び隣り合う突起部14間には、それぞれスリット部13,15が形成されている。
<密封構造1>
図12を参照して、本実施例に係るガスケット10が用いられた密封構造の一例を説明する。この図12に示す例においては、ガスケット10は、ケースカバー20(一方の部材)とケース30(他方の部材)との間の隙間を封止するために用いられている。そして、ガスケット10はケース30に設けられた装着溝31に装着される。また、この例においては、ケース30は鋳造部品であり、かつ装着溝31の表面は加工処理が施されておらず、鋳肌となっている。
この装着溝31は、ケース30におけるケースカバー20との対向面側に設けられている。なお、ガスケット10は、この装着溝31に沿うような形状で構成されている。また、ガスケット10は、装着溝31の溝底面31aとケースカバー20によって圧縮された状態で装着される。そして、本実施例においては、ガスケット10の内側に密封対象となる流体が封じ込められる。これにより、図12において、図中右側が高圧側(H)となり、左側が低圧側(L)となる。また、装着溝31の溝底面31aは平面によって構成されており、ケースカバー20におけるケース30との対向面21も平面により構成されている。
以上の構成により、ガスケット10における平面状の第1シール面10aが、全面に亘ってケースカバー20における平面状の対向面21に密着し、ガスケット10における平面状の第2シール面10bが、全面に亘って装着溝31における平面状の溝底面31aに密着する。このように、第1シール面10aは、ガスケット10が外力を受ける前の状態で、この第1シール面10aが面接触する対向面21の表面と同一の平面形状で構成されている。また、第2シール面10bも同様に、ガスケット10が外力を受ける前の状態で、この第2シール面10bが面接触する溝底面31aの表面と同一の平面形状で構成されている。
また、ガスケット10における外側の側面である第3シール面10cは、ほぼ全面に亘って装着溝31における低圧側(L)の側面31bに密着する。ここで、本実施例に係る装着溝31における低圧側(L)の側面31bは、ガスケット10の外側の側面に沿うように、4つの平面と、隣接する平面同士を繋ぐ合計4つの湾曲面で構成されている。従って、第3シール面10cについても、ガスケット10が外力を受ける前の状態で、この第3シール面10cが面接触する側面31bの表面と同一形状の複数の面で構成されている。
なお、図12から明らかなように、本実施例に係るガスケット10の断面は、ほぼ矩形状である。そして、ガスケット10は、高圧側(H)の側面以外の部分が、ほぼ全面に亘ってシール対象面(装着溝31の溝底面31a,低圧側(L)の側面31b及びケースカバー20の対向面21)に密着するように構成されている。更に、本実施例においては、ガスケット10に設けられている複数の突起部12,14が、装着溝31の高圧側(H)の側面31cに密着する。
また、ガスケット10における受圧溝11、及びスリット部13,15には、密封対象となる流体が入り込むため、これらには密封流体圧力がかかった状態となる。
<密封構造2>
図13を参照して、本実施例に係るガスケット10が用いられた密封構造の他の例を説明する。この図13に示す例においては、ガスケット10は、ケースカバー40(一方の部材)とケース50(他方の部材)との間の隙間を封止するために用いられている。そして、ガスケット10は両者にそれぞれ設けられた装着溝41,51に装着される。また、この例においては、ケースカバー40及びケース50はいずれも鋳造部品であり、かつ装着溝41,51の表面は加工処理が施されておらず、鋳肌となっている。
これらの装着溝41,51は、ケースカバー40におけるケース50との対向面、及びケース50におけるケースカバー40との対向面にそれぞれ設けられている。なお、ガスケット10は、これらの装着溝41,51に沿うような形状で構成されている。また、ガスケット10は、装着溝41の溝底面41aと装着溝51の溝底面51aによって圧縮された状態で装着される。そして、本実施例においては、ガスケット10の内側に密封対象となる流体が封じ込められる。これにより、図13において、図中右側が高圧側(H)となり、左側が低圧側(L)となる。また、装着溝41の溝底面41a、及び装着溝51の溝底面51aはいずれも平面によって構成されている。
以上の構成により、ガスケット10における平面状の第1シール面10aが、全面に亘ってケースカバー40における装着溝41の平面状の溝底面41aに密着し、ガスケット10における平面状の第2シール面10bが、全面に亘ってケース50における装着溝51の平面状の溝底面51aに密着する。このように、第1シール面10aは、ガスケット10が外力を受ける前の状態で、この第1シール面10aが面接触する溝底面41aの表面と同一の平面形状で構成されている。また、第2シール面10bも同様に、ガスケット10が外力を受ける前の状態で、この第2シール面10bが面接触する溝底面51aの表面と同一の平面形状で構成されている。
また、ガスケット10における外側の側面である第3シール面10cは、ほぼ全面に亘って装着溝41における低圧側(L)の側面41b及び装着溝51における低圧側(L)の側面51bにそれぞれ密着する。ここで、本実施例に係る装着溝41における低圧側(L)の側面41b及び装着溝51における低圧側(L)の側面51bは、ガスケット10の外側の側面に沿うように、4つの平面と、隣接する平面同士を繋ぐ合計4つの湾曲面で構成されている。従って、第3シール面10cについても、ガスケット10が外力を受ける前の状態で、この第3シール面10cが面接触する側面41b,51bの表面と同一形状の複数の面で構成されている。
なお、図13から明らかなように、本実施例に係るガスケット10の断面は、ほぼ矩形状である。そして、ガスケット10は、高圧側(H)の側面以外の部分が、ほぼ全面に亘ってシール対象面(装着溝41,51の溝底面41a,51a,低圧側(L)の側面41b,51b)に密着するように構成されている。更に、本実施例においては、ガスケット10に設けられている複数の突起部12,14が、装着溝41の高圧側(H)の側面41c、及び装着溝51の高圧側(H)の側面51cにそれぞれ密着する。
また、ガスケット10における受圧溝11、及びスリット部13,15には、密封対象となる流体が入り込むため、これらには密封流体圧力がかかった状態となる。
<本実施例に係るガスケット及び密封構造の優れた点>
以上のように、本実施例によれば、ゴム状弾性体製のガスケット10は、当該ガスケット10における第1シール面10a,第2シール面10b及び第3シール面10cが、ほぼ全面に亘ってシール対象面に密着するように構成されている。なお、各シール面におけるシール対象面がどの部位に相当するかに関しては、図12及び図13及び上記の説明から明らかであるので、その説明は省略する。以下、同様である。
また、第1シール面10a,第2シール面10b及び第3シール面10cは、いずれもガスケット10が外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面(シール対象面)と同一形状である。更に、受圧溝11の内壁面には密封流体圧力がかかるので、第1シール面10a及び第2シール面10bがシール対象面に対して押圧された状態となる。また、受圧溝11の内壁面及びスリット部13,15に密封流体圧力がかかるので、第3シール面10cもシール対象面に対して押圧された状態となる。
以上より、シール対象面が鋳肌のように凹凸が形成されている面であっても(鋳巣が形成されていても)、ガスケット10が凹部内に食い込み、また、凹部の上面がガスケット10により覆い被されることから、安定的にシール性を発揮させることができる。
また、ガスケット10には、第1シール面10a及び第2シール面10bに並行するように受圧溝11が設けられているので、圧縮率と充填率とを適度に両立させることができる。従って、2部材(ケースカバー20,40とケース30,50)及びガスケット10の組み立て時において、大きな力を必要とすることもなく、2部材が変形してしまうこともなく、所望のシール性を得ることができる。
また、本実施例においては、ガスケット10の密封流体圧力を受ける面側(つまり高圧側(H))に、受圧溝11を挟んで両側に、装着溝31,41,51の側面に密着する複数の突起部12,14を設ける構成を採用している。
これにより、装着溝31,41,51に対するガスケット10の装着状態を安定させることができる。また、組立工程等において、ガスケット10が装着溝31,41,51から抜け落ちてしまうことを抑制できる。更に、第3シール面10cによる装着溝31,41,51の側面31b,41b,51bに対するシール性も安定化させることができる。
なお、ガスケット10の装着溝31,41,51に対する装着安定性やシール性が十分得られるのであれば、突起部12,14を設けなくても良い。つまり、ガスケット10と装着溝31,41,51における高圧側(H)の側面との間に隙間が形成されていてもよい。なお、この場合でも、ガスケット10は、高圧側(H)から密封流体圧力を受けるので、第3シール面10cはシール対象面に対して押圧された状態となる。
10,100 ガスケット
10a,100a 第1シール面
10b,100b 第2シール面
10c,100c 第3シール面
11 受圧溝
12,14 突起部
13,15 スリット部
20,40 ケースカバー
21 対向面
30,50 ケース
31,41,51 装着溝
31a,41a,51a 溝底面
31b,41b,51b 側面
31c,41c,51c 側面
150,200 ガスケット
300 治具
310 第1金属板
311 貫通孔
320 第2金属板
321 円形穴
330 スペーサー
400 水槽
410 水
500 配管
510 圧力計

Claims (6)

  1. 2部材のうちの少なくとも一方に設けられた、その表面が鋳肌で構成されている装着溝内に装着されて、これら2部材間の隙間を封止するゴム状弾性体製のガスケットにおいて、
    2部材のうちの一方の部材表面に面接触する第1シール面と、
    2部材のうちの他方の部材表面に面接触する第2シール面と、
    前記装着溝における密封流体圧力が発生する側とは反対側の側面に面接触する第3シール面と、
    を備え、
    第1シール面,第2シール面及び第3シール面は、いずれもガスケットが外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面と同一形状であることを特徴とするガスケット。
  2. 第3シール面とは反対側の密封流体圧力を受ける側に開口し、第1シール面及び第2シール面に並行するように設けられる受圧溝を備えることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 密封流体圧力を受ける面側には、前記受圧溝を挟んで両側に、前記装着溝における密封流体圧力が発生する側の側面に密着する複数の突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスケット。
  4. 少なくとも一方に、その表面が鋳肌で構成されている装着溝が設けられている2部材と、
    前記装着溝に装着されて、これら2部材間の隙間を封止するゴム状弾性体製のガスケットと、
    を備える密封構造において、
    前記ガスケットは、
    2部材のうちの一方の部材表面に面接触する第1シール面と、
    2部材のうちの他方の部材表面に面接触する第2シール面と、
    前記装着溝における密封流体圧力が発生する側とは反対側の側面に面接触する第3シール面と、
    を備え、
    第1シール面,第2シール面及び第3シール面は、いずれもガスケットが外力を受ける前の状態で、これらが面接触する相手側の部材表面と同一形状であることを特徴とする密封構造。
  5. 前記ガスケットは、第3シール面とは反対側の密封流体圧力を受ける側に開口し、第1シール面及び第2シール面に並行するように設けられる受圧溝を備えることを特徴とする請求項5に記載の密封構造。
  6. 前記ガスケットの密封流体圧力を受ける面側には、前記受圧溝を挟んで両側に、前記装着溝における密封流体圧力が発生する側の側面に密着する複数の突起部が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の密封構造。
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