JPH06134101A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH06134101A
JPH06134101A JP4290353A JP29035392A JPH06134101A JP H06134101 A JPH06134101 A JP H06134101A JP 4290353 A JP4290353 A JP 4290353A JP 29035392 A JP29035392 A JP 29035392A JP H06134101 A JPH06134101 A JP H06134101A
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JP
Japan
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symbol
display
winning
flag
variable
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4290353A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP4290353A priority Critical patent/JPH06134101A/ja
Publication of JPH06134101A publication Critical patent/JPH06134101A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類定められた特定表示態様の内の特別
に定められたある特別表示態様が可変表示装置により表
示されて特定遊技状態が発生した事実を、その特定遊技
状態発生時の制御が終了した後において確認することが
できるようにする。 【構成】 可変表示装置の表示結果が、すべての可変表
示部に7が表示されるという特別表示態様となった場合
に(S86)、特定遊技状態発生時の制御が終了した後
においてもオール7終了待時間だけ引続きその特別表示
態様を表示させるようにした(S87)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関し、詳しくは、表示状態が変化可能な可変表示装置
を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特
定の表示態様になった場合に所定の遊技価値が付与可能
となる特定遊技状態が発生する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、複数種類の識別情
報を可変表示することによりその表示状態が変化する可
変表示装置が設けられており、その可変表示装置の可変
停止時の表示結果が予め定められた特定の表示態様(た
とえば777)になった場合に所定の遊技価値が遊技者
に付与可能となる特定遊技状態が発生する遊技機があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の遊技機においては、特定遊技状態が発生する前記特定
の表示態様が複数種類定められているものがあり、遊技
場においては、その複数種類の特定の表示態様の内ある
特別に定められた特別表示態様で前記特定遊技状態が発
生した場合に、特別に遊技者に何らかのサービスを提供
したいというニーズがあった。しかし、従来の遊技機に
おいては、その特別表示態様で特定遊技状態が発生した
場合にその特定遊技状態発生時の制御が終了すれば特別
表示態様が表示された事実を確認する術がなくなり、特
別表示態様が表示された事実を確認して間違いがないこ
とを確かめた上で前記遊技者に特別のサービスを提供す
るということはできないという欠点があった。一方、遊
技者においては、そのような特別表示態様が表示されて
特定遊技状態が発生した場合に、その特定遊技状態発生
時の制御が終了した後においても、特別表示態様が表示
された事実を確認して満足感を得たいという要望もあ
る。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、複数種類の特定の表示態様の
内特別に定められた特別表示態様が表示されて特定遊技
状態が発生した場合に、その事実を確認しやすい遊技機
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示状態が変
化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様になった場合に所定
の遊技価値が付与可能となる特定遊技状態が発生する遊
技機であって、前記可変表示装置を可変開始させた後表
示結果を導出して表示させる可変表示制御手段を含み、
前記特定の表示態様が複数種類定められており、前記可
変表示装置の表示結果が、前記複数種類の特定の表示態
様の内の特別に定められたある特別表示態様となった場
合に、前記特定遊技状態発生時の制御が終了した後にお
いて前記特別表示態様で前記特定遊技状態が発生した旨
を報知するようにしたことを特徴とする、。
【0006】
【作用】本発明によれば、可変表示装置が可変開始され
た後表示結果が導出されて表示される。そして、特定遊
技状態が発生する特定の表示態様が複数種類定められて
おり、可変表示装置の表示結果が、その複数種類の特定
の表示態様の内の特別に定められたある特別表示態様と
なった場合には、その特定遊技状態発生時の制御が終了
した後において、特別表示態様で前記特定遊技状態が発
生した旨が報知可能となる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。なお、本実施例においては、遊技機の一例と
してパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らずた
とえば、コイン遊技機やスロットマシン等であってもよ
く、可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表
示態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能となる
特定遊技状態が発生する遊技機であればすべて含まれ
る。
【0008】図1は、本発明にかかる遊技機の一例のパ
チンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。遊技者が
図示しない打球操作ハンドルを操作すれば、打球待機樋
(図示せず)に貯留されているパチンコ玉が1つずつ遊
技盤1の前面に形成されている遊技領域2内に打込まれ
る。遊技領域2には、複数種類の識別情報を可変表示可
能な、液晶表示装置を用いた可変表示装置3が設けられ
ているとともに、始動入賞口10a、10b、10cが
設けられている。これら始動入賞口10a、10b、1
0c内に入賞したパチンコ玉は、それぞれ始動入賞玉検
出器11a、11b、11cにより検出される。
【0009】始動入賞玉検出器11a、11b、11c
の検出信号に基づき、可変表示装置3の各図柄表示部が
可変開始される。可変表示装置3には、液晶表示装置の
映像によって3行×3列のマトリックス状に配列された
9つの図柄表示部が形成され、各図柄表示部は、可変表
示中は所定の複数個図柄を順次スクロール表示する。そ
して、所定時間の経過に基づいてまず左上と右下の図柄
表示部に表示される第1図柄が停止し、その後最左列の
2段目(「左中」と称する)、次に中央列の第1段目お
よび第3段目(それぞれ「中上」、「中下」と称す
る)、最右列の2段目(「右中」と称する)の4つの図
柄表示部に表示される第2図柄が停止し、最後に最左列
の3段目(「左上」と称する)、中央列の2段目(「中
中」と称する)、最右列の1段目(「右上」と称する)
の3つの図柄表示部に表示される第3図柄が停止する。
【0010】停止時の表示結果が予め定められた特定の
識別情報になれば、可変入賞球装置4の開閉板6を開成
させて遊技者にとって有利な第1の状態とし所定の遊技
価値が付与可能な状態にする。第1図柄が停止した時
点、あるいは第1、第2図柄が停止した時点で特定の識
別情報の組合わせとなる条件を満たしていれば、これを
リーチ状態と呼ぶ。
【0011】前述のように可変表示装置3によって表示
される図柄は、3×3のマトリックス状の配列となる。
このマトリックスにより、水平方向の3本のラインと、
垂直方向の3本のラインと、対角線の2本との合計8本
の表示ラインが形成される。本実施例においては、この
8つのラインのいずれも組合せ有効列とされており、こ
のライン上に特定の識別情報(本実施例の場合には「7
77」)が停止表示されれば、前記第1の状態となるよ
うに遊技機が制御される。また、9つの図柄がすべて停
止した時点ですべての図柄表示部に「フルーツ」を表わ
す図柄が表示されていれば、この場合にも大当りとなっ
て前記第1の状態となるように遊技機が制御される。
【0012】たとえば第1図柄が停止した時点で左上と
右下との両方に「7」の図柄が表示されれば、中央
(「中中」と称する)の図柄が「7」となれば大当りが
発生することとなり、この左上から右下への対角線がリ
ーチ状態となる。この場合にはこの実施例の可変表示装
置3においては、リーチ状態となる可能性のある有効ラ
インの各図柄表示部には、その図柄を囲む枠が、リーチ
状態である有効列を示す目印表示枠として表示される。
遊技者はこの表示枠が表示されることによりリーチ状態
の発生を容易に知ることができるとともに、この列の可
変表示の停止までこの列を注視することにより遊技の興
趣が盛上ることになる。
【0013】このようにリーチ状態のときに、リーチが
発生した有効ライン上の各図柄表示部を囲む枠を表示す
るという制御は、第2図柄の停止時にも行なわれる。こ
の場合、2本の対角線を除く他の6本の有効ラインにお
いてリーチ状態が発生する可能性があり、リーチ状態が
発生すればその有効列上の各図柄表示部に、表示枠が表
示される。同様にもしもこの時点で、停止した図柄のす
べてがフルーツ図柄である場合には、第3図柄の停止時
の識別情報がすべてフルーツとなれば大当りが発生する
可能性がある。そのため、この場合には可変表示装置3
上のすべての図柄表示部に、リーチ発生表示のための表
示枠が表示される。このようにリーチ発生を示す表示枠
を表示することにより、第3図柄が停止するまで遊技者
は可変表示装置3上の表示を注視することになり、遊技
の興趣が一層盛上げられる。
【0014】可変表示装置3の可変表示中においてパチ
ンコ玉が始動入賞口10a〜10cに入賞すればその始
動入賞が記憶され、可変表示装置3の可変表示が停止し
た後にその記憶に基づいて再度可変表示装置3が可変開
始される。その始動入賞記憶の上限値はたとえば「4」
に定められている。その始動入賞記憶回数は始動記憶表
示器16により表示される。
【0015】なお、上述の説明においては、組合せ有効
ラインは8ラインとされていた。しかし有効ラインはこ
れには限定されず、たとえば1ラインでも、他の複数の
ラインでもよい。また、上述の実施例では図柄表示部の
停止順序が第1図柄、第2図柄、第3図柄の順序で行な
われたが、本発明はこれには限定されない。また、第1
図柄として左上および右下、第2図柄として左中、中
上、中下、右中、第3図柄として左下、中中、右上の図
柄が選択されたが、各図柄を構成する図柄表示部も、上
述の実施例には限定されない。また識別情報の表示方法
は上述の実施例では各図柄毎のスクロール表示となって
いるが、これをスクロールとせずに、切換表示としても
よい。
【0016】一方、可変入賞球装置4は、通常時におい
ては開口部5が開閉板6により閉塞されてパチンコ玉が
開口部5に入賞できない遊技者にとって不利な第2の状
態になっている。しかし、開閉板6が開成することによ
り、パチンコ玉が開口部5に入賞可能な遊技者にとって
有利な第1の状態となる。可変入賞球装置4の第1の状
態は、パチンコ玉の所定個数(たとえば10個)の開口
部5への入賞または所定時間(たとえば30秒間)の経
過のいずれか早い方の条件が成立することにより終了
し、可変入賞球装置4が第2の状態に切換わる。一方、
開口部5内の所定の箇所には特定入賞領域7が形成され
ており、可変入賞球装置4に入賞したパチンコ玉がこの
特定入賞領域7に入賞すれば、その回における可変入賞
球装置4の第1の状態が終了して第2の状態となった
後、再度開閉板6が開成されて第1の状態が繰返し継続
制御される。この繰返し継続制御の上限回数はたとえば
16回と定められている。この可変入賞球装置4に入賞
した入賞玉の個数は入賞個数表示器12により表示され
る。なお、図中13はソレノイドであり、開閉板6を開
閉駆動させるためのものである。
【0017】この可変入賞球装置4の第2の状態として
は、打玉が全く入賞できない状態ではなく、打玉が入賞
困難な状態であってもよい。
【0018】図柄表示部は9つに限らず8つ以下または
10以上のものであってもよい。さらに、この可変表示
装置3の可変表示を、遊技者の停止ボタン(図示せず)
の押圧操作によって停止させたり、また、所定時間の経
過または遊技者の停止ボタンの押圧操作のうちいずれか
早い方が行なわれたことに基づいて停止制御してもよ
い。
【0019】可変表示装置3の上部にはランプカバー1
7が設けられている。また遊技領域2には、さらに、装
飾ランプ18〜22、通常入賞口14が設けられてい
る。可変入賞球装置4の両側部分には、装飾LED23
が設けられている。図中、15はアウト玉を回収するア
ウト口である。
【0020】
【0021】図2は、可変表示装置3によって表示され
る図柄を、各表示位置毎に、図柄の表示順序にしたがっ
て展開図形式で示したものである。これら図柄は、左上
図柄79Aおよび右下図柄79Bからなる第1図柄と、
中上図柄79C、左中図柄79D、中下図柄79E、右
中図柄79Fからなる第2図柄と、右上図柄79G、左
下図柄79H、中中図柄79Iからなる第3図柄とから
なる。
【0022】第1図柄および第2図柄はそれぞれ、1つ
の大当り図柄「7」と、6つのフルーツ図柄と、大当り
図柄とフルーツ図柄との間、またはフルーツ図柄とフル
ーツ図柄との間に設けられた6つのはずれ図柄との、合
計13の図柄からなる。図5において左側に記載された
番号は各図柄に予め割当てられた図柄ナンバーである。
この図柄ナンバーを用いてもう一度第1図柄および第2
図柄を説明すれば、以下のようになる。図柄ナンバー
0、3、5、7、9、Bははずれ図柄である。図柄ナン
バー1、2、4、6、8、Aはフルーツ図柄である。図
柄ナンバーCは大当り図柄である。
【0023】同様に第3図柄は、図柄ナンバー0、2、
3、5、7、9、Bのはずれ図柄と、図柄ナンバー1、
4、6、8、Aのフルーツ図柄と、図柄ナンバーCの大
当り図柄とからなる。この第3図柄は、フルーツ図柄が
1つ少ないことと、用いられているフルーツ図柄が第1
図柄および第2図柄のそれとは異なっているという点で
第1図柄および第2図柄と相違している。またこの第3
図柄のうち、図柄79G,79Hは同色・同図柄であっ
て、図柄79Iは配列は図柄79G、79Hと同じであ
るが、図柄のデザインは他と異なったものとなってい
る。このため、同図柄のフルーツ図柄が各ライン上にそ
ろうことがないので、遊技者が大当りと勘違いするおそ
れが少なくなる。
【0024】図2に示される第3図柄の中中図柄79I
を参照して、大当り図柄およびフルーツ図柄はそれぞれ
高さL1であり、はずれ図柄は、L1よりも小さな高さ
L2となっている。可変表示装置の各図柄表示部の縦方
向の高さはL2よりも大きな高さL3となっている。そ
のために、仮に停止時の図柄がはずれ図柄である場合に
は、図柄表示部の上部または下部の少なくとも一方に
は、大当り図柄またはフルーツ図柄の一部が表示される
ことになる。そのために、停止時の図柄が結局特定の識
別情報とならない場合であっても、わずかに見える大当
り図柄またはフルーツ図柄を確認できることにより、わ
ずかの違いで大当りとならなかったことなどを遊技者が
知ることができるために、遊技の興趣をより一層盛上げ
ることが可能となる。
【0025】図3は、本実施例のパチンコ遊技機におい
て、可変表示装置3の可変表示および停止時の1つの態
様が示されている。図3(a)においては、すべての図
柄表示部79A〜79Iは、各図柄表示部内でスクロー
ルしている。たとえば図柄表示部79Aにおいては、図
2に示される図柄のうち最も左列の図柄が順にスクロー
ル表示される。
【0026】所定時間の経過後図3(b)に示されるよ
うに、左上図柄79Aおよび右下図柄79Bからなる第
1図柄が停止する。停止時の左上図柄79Aと右下図柄
79Bとがともに「7」である場合には、左上から右下
にかけての対角線上に特定の識別情報「777」が発生
する可能性があり、いわゆるリーチ状態となる。この場
合には、この特定の識別情報が発生する可能性のある組
合せ有効列上の各図柄表示部に、リーチライン表示用の
目印表示枠80A、80I、80Bがそれぞれ表示され
る。このような表示が行なわれることにより遊技者はリ
ーチの発生を容易に知ることができるとともに、後続す
る第2図柄および第3図柄の停止時の図柄を確認しよう
とするために遊技の興趣が一層盛上がることになる。
【0027】続いて図3(c)を参照して、図3(a)
に示される中上図柄79C、左中図柄79D、中下図柄
79E、右中図柄79Fからなる第2図柄が停止する。
図3(c)に示される例では、左中図柄が大当り図柄
「7」、中上図柄および中下図柄がフルーツ図柄、右中
図柄がはずれ図柄となる。この時点では左下図柄、中中
図柄、右上図柄はいずれもスクロール表示している。第
2図柄停止時の識別情報が図3(c)となった場合に
は、左上から右下への対角線ラインに加えて、左上から
左下への有効ラインにも、特定の識別情報「777」が
発生する可能性が生ずる。そのため、図3(b)に示さ
れる目印表示枠80A、80I、80Bに加えて、目印
表示枠80D、80Hが表示される。このようにリーチ
ラインを示す表示枠が増加することによって遊技者の興
趣はさらに盛上がる。
【0028】そして第3図柄が停止することにより、最
終的に特定の識別情報の組合せが発生したか否かが確定
する。そして、図3(d)に示されるように、特定の識
別情報の組合せが発生した場合にはその有効ライン上の
各目印表示枠が点滅して特定の識別情報の組合せの成立
を報知するとともに、リーチ状態でありながら特定の識
別情報が表示されなかった有効ライン上の目印表示枠が
消去される。
【0029】図4は、可変表示装置の表示結果が、特定
の表示態様の内特別に定められたある特別表示態様とな
った場合の表示状態を示した図である。
【0030】(a)のように、可変表示装置3が、たと
えば、すべての可変表示部に「7」が表示される特別表
示態様となった場合には、その表示態様に基づいて特定
遊技状態発生時の制御が行なわれた後においても、この
(a)に示された特別表示態様が引続き表示され続ける
ように制御される。このことにより、特定遊技状態発生
時の制御が終了した後においては、特別表示態様より特
定遊技状態が発生したことが報知されることとなり、遊
技者が満足感を感じることができ、かつ、遊技場におい
ては、特別表示態様により特定遊技状態が発生したこと
を確認して間違いのないことを確かめた上でその遊技者
に特別のサービスを提供することができる。
【0031】可変表示装置3のすべての可変表示部が
「7」となる特別表示態様が導出されて表示されること
により特定遊技状態が発生した場合に、その特定遊技状
態発生時の制御(大当り制御)が終了した後において、
(b)に示すように、すべての可変表示部が「7」にな
り、ラッキーフィーバが発生した旨のメッセージを可変
表示装置3より表示するようにしてもよい。この表示
は、スクロール表示させてもよく、固定的に表示させて
もよい。、また、特別表示態様が導出されて表示された
場合に、その旨を専用の表示器で表示してもよいし、音
により報知してもよい。
【0032】図5は、パチンコ遊技機に用いられている
制御回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制
御回路は、各種機器を制御するためのプログラムにした
がって遊技機制御を行なうためのゲーム制御用マイクロ
コンピュータ81と、始動入賞玉検出器11a、11
b、11cと、特定入賞玉検出器8と、入賞個数検出器
9とからの検出信号をマイクロコンピュータ81のI/
Oポート85に与えるための検出回路91と、マイクロ
コンピュータ81の指令にしたがってソレノイド13を
駆動するためのソレノイド駆動回路93と、マイクロコ
ンピュータ81から与えられるデータにしたがって装飾
ランプ18〜22を駆動するためのランプ駆動回路94
と、マイクロコンピュータ81から与えられるデータに
したがって始動入賞記憶表示器16と装飾LED23と
入賞個数表示器12とを駆動するためのセグメント・L
ED駆動回路95と、マイクロコンピュータ81から与
えられる音データにしたがってスピーカ98を駆動し、
効果音を発生させるためのアンプ96とを含む。
【0033】ゲーム制御用マイクロコンピュータ81
は、前述のI/Oポート85の他に、CPU(中央処理
装置)82と、ゲーム制御用プログラムが予め書込まれ
たROM(読出専用メモリ)83と、随時書込みおよび
読出しが可能なRAM(Random Access
Memory)84と、電源投入時にCPU82をリセ
ットするためのパワーオンリセット回路87と、CPU
82を動作させるためのクロック信号を発生するための
クロック発生回路88と、クロック発生回路88の発生
するクロック信号を分周して、定期的(たとえば2ms
ec毎)にリセットパルスをCPU82に与え、ROM
83に格納されたゲーム制御用プログラムを先頭から繰
返し実行させるためのパルス分周回路89と、CPU8
2から与えられる指令にしたがって、アンプ96に与え
る音データを生成するためのサウンドジェネレータ86
と、CPU82から与えられるアドレス信号をデコード
し、ROM83、RAM84、I/Oポート85、サウ
ンドジェネレータ86のいずれか1つを選択するための
信号を出力するためのアドレスデコード回路90とを含
む。I/Oポート85には、検出回路91、ソレノイド
駆動回路93、ランプ駆動回路94、セグメント・LE
D駆動回路95の他に、LCDユニット24も接続され
ている。
【0034】また、パチンコ遊技機の制御回路には、A
C24Vの交流電源に接続され、複数種類の直流の電圧
を発生させる電源回路97が含まれている。
【0035】図6を参照して、LCDユニット24内の
電気的接続は以下のようになっている。カバー50内に
は、液晶表示板25と、LCD電源IC100と、液晶
表示板25にLCD電源IC100から加えられる電圧
を調整するためのボリューム43と、CFLバックライ
ト46と、図示されない電源回路から供給される+12
Vの直流電流を交流電流に変換してCFLバックライト
46に与えるためのインバータ101とが設けられてい
る。
【0036】液晶表示板25は、コネクタ42、59を
介してマイコンインターフェイス61に接続されてい
る。マイコンインターフェイス61とLCD制御用マイ
クロコンピュータ92とは同一の基板(図示せず)上に
設けられており、基板上に形成された共通バス99によ
って接続されている。そしてLCD制御用マイクロコン
ピュータ92は、ゲーム制御用マイクロコンピュータ8
1から表示用のデータを受信してマイコンインターフェ
イス61を駆動する。
【0037】なお、LCD電源IC100およびボリュ
ーム43には、インバータ101に対して+12Vの直
流電流を与えている電源回路と同一の電源回路から+5
V、+45V、−7Vの直流電圧が与えられている。
【0038】ゲーム制御用マイクロコンピュータ81に
は、検出回路91を介して次のような信号が与えられ
る。入賞個数検出器9は、可変入賞球装置4に入賞した
入賞玉の検出信号を検出回路91を介してマイクロコン
ピュータ81に与える。特定入賞玉検出器8は、可変入
賞球装置4の特定入賞領域7に入賞した入賞玉を検出
し、検出信号を検出回路91を介してマイクロコンピュ
ータ81に与える。始動入賞玉検出器11a、11b、
11cはそれぞれ、始動入賞口10a、10b、10c
に入賞したパチンコ玉を検出し、検出信号を検出回路9
1を介してゲーム制御用マイクロコンピュータ81に与
える。
【0039】LCDユニット24は、ゲーム制御用マイ
クロコンピュータ81によって制御されて次のように表
示を行なう。まず、通常時には、LCDユニット24は
9つの図柄をすべて停止表示している。始動入賞が発生
し、可変開始されると、すべての図柄が高速で回転(縦
スクロール)する。この縦スクロールは各図柄表示部毎
の縦スクロールである。所定時間の経過後第1図柄が停
止される。すなわち左上図柄と右下図柄とが、予定停止
図柄の2図柄前からゆっくりしたスクロール表示とな
り、予定停止図柄で停止される。なお、この停止図柄は
後述するように始動入賞に基づいてランダム数を用いて
予め決定されている。
【0040】第1図柄停止後所定時間経過すると、第2
図柄が停止される。すなわち第1図柄の停止と同様に、
左中、中上、中下、右中図柄を予定停止図柄の2図柄前
からゆっくりスクロール回転させ、予定停止図柄で停止
させる。さらに所定時間経過後、第3図柄を同様にして
停止させる。ただしこの場合、第2図柄が停止した時点
でリーチラインが発生した場合には、この第3図柄を通
常の停止時よりもさらに長く(たとえば10秒間)ゆっ
くりとスクロールさせ、予定停止図柄で停止させる。
【0041】停止時の表示結果によって、いずれかの有
効ラインに特定の識別情報「777」が揃った時、また
は停止時のすべての図柄がフルーツ図柄となった場合に
は大当りとなる。この場合マイクロコンピュータ81は
スピーカ98を駆動してファンファーレ音を発生させる
とともに、LCDユニット24の表示面上にファンファ
ーレ用のキャラクタを表示する。
【0042】大当りとなって可変入賞球装置4が開成状
態となっている間、LCDユニット24には停止時の図
柄が表示されるが、特定の識別情報が揃ったラインの枠
を特定の色で囲うとともに、点滅表示する。そして、所
定期間内に特定入賞領域7にパチンコ玉が入賞した場合
には、LCDユニット24はV入賞時に表示されるキャ
ラクタを2秒間表示する。
【0043】V入賞があった場合には、可変入賞球装置
4にパチンコ玉が所定個数(たとえば10個)入賞する
か、所定時間(たとえば30秒)が経過するかして一旦
可変入賞球装置4が閉成した後、2秒間のインターバル
をおいて再度可変入賞球装置4が開成する。このインタ
ーバル時には、LCDユニット24は開成回数表示のた
めのキャラクタを表示する。この繰返し継続回数の上限
は所定回数(たとえば16回)に制限されており、各回
数に応じてキャラクタが表示される。
【0044】可変入賞球装置4の繰返し継続回数が16
回となり、最終の開成が終了すると、LCDユニット2
4は大当り終了のキャラクタを10秒間表示する。
【0045】なお、LCDユニット24は、パチンコ遊
技機が異常状態となったときにはエラーキャラクタを表
示することにより、遊技者および操作員に対してエラー
の発生を報知する。
【0046】装飾LED23および装飾ランプ18〜2
2は、遊技状態に応じて点灯、消灯、点滅を行なう、ス
ピーカ98は、遊技状態に応じて予め定められた効果音
を発生する。ソレノイド13は、マイクロコンピュータ
81の制御に応じて、可変入賞球装置4の開成および閉
成を行なう。始動入賞記憶表示器16は、可変表示中等
において始動入賞があった場合にその個数を記憶して表
示する。入賞個数表示器12は、可変入賞球装置4の1
回の開成におけるパチンコ玉の入賞個数を表示する。
【0047】図7は、後述するステップS6に示したサ
ブCPUコマンドの内容を示す模式図である。図8は、
ゲーム制御用マイクロコンピュータからサブCPUへの
データのパラレル伝送のタイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【0048】図7を参照して、ゲーム制御用マイクロコ
ンピュータに用意されたサブCPUコマンドエリアは、
それぞれ13通り(0〜C)の値を取り得る各停止図柄
を指定するデータd1〜d9と、14通り(0〜D)の
値を取るプロセスフラグd10と、大当りフラグ、リー
チフラグの内容を表わす大当りフラグエリアd11と、
アラームフラグA、B、Cを示すアラームフラグエリア
d12とからなる。これらデータd1〜d12と同様の
領域が、LCD制御用マイクロコンピュータ(サブCP
U)にも、サブCPUコマンド入力エリアとして用意さ
れており、ゲーム制御用マイクロコンピュータの各領域
のデータが、サブCPUコマンド入力エリアの対応する
データエリアに伝送される。
【0049】図8を参照して、ゲーム制御用マイクロコ
ンピュータとLCD制御用マイクロコンピュータとの間
には、8本の信号線D0〜D7が設けられている。信号
線D0は、ゲーム制御用マイクロコンピュータからサブ
CPUへのデータ伝送のタイミングを示すチップセレク
ト信号CSのためのものである。信号線D1は、ゲーム
制御用マイクロコンピュータからサブCPUに送出す
る、後述するデータD2〜D7をサブCPUでラッチす
るためのタイミングを示すクロック信号を送信するため
のものである。データ線D2〜D7は、それぞれ各デー
タエリアd1〜d10に格納されたデータの第0ビット
〜第5ビットを順次送信するためのものである。
【0050】図8を参照して、チップセレクト信号CS
が立上がると、データ線D2〜D7には、左上停止図柄
エリアd1のデータの第0ビット〜第5ビットがまず送
出される。信号線D1には、クロック信号が与えられ
る、サブCPUは、このクロック信号の各パルスの立上
がりによって規定されるタイミングでデータ線D2〜D
7のデータをラッチする。データ線D2〜D7には、そ
の後データエリアd2〜d12のデータが、クロック信
号の周期と同一の周期で順次送出される。これら各デー
タは、サブCPUで、左上停止図柄を示すデータd1と
同様にクロック信号D1の各パルスの立上がりによって
規定されるタイミングで順次サブCPUコマンド入力エ
リアに格納される。
【0051】図9〜図22は、図5に示した制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。図9はメ
インプログラムのフローチャートを示し、図10ないし
図22はサブルーチンプログラムのフローチャートを示
す。
【0052】図9に示すメインルーチンプログラムは前
述のようにたとえば2msec毎に1回実行される。こ
の実行は、図5のパルス分周回路89が2msec毎に
1回発生するリセットパルスに応答して開始される。ま
ずステップS(以下単にSと言う)1により、スタック
セット処理がなされ、S2によりRAMエラーがあった
か否かの判断が行なわれる。この判断は、図5のRAM
84の所定アドレスの内容を読出し、その値が所定の値
と等しいか否かを調べることにより行なわれる。プログ
ラムの暴走時や電源投入直後には、RAM84の格納デ
ータは不定であるため、この判断の答えはNOとなって
制御はS8に進む。S8においては、RAM84の所定
アドレスに初期データが書込まれる。その後制御はS9
に進む。S8において初期データが書込まれるため、以
降このメインルーチンの実行時には、S2における判断
の答えがYESとなり、制御は直接S3に進む。
【0053】S3では、ゲーム制御用マイクロコンピュ
ータ81中のI/Oポート85に所定のデータを出力す
る処理が行なわれる。続いてS4では、アラームフラグ
がセットされているか否かについての判断が行なわれ
る。アラームフラグとは、後述するS83、S99、S
102の処理によってセットされるフラグであって、入
賞個数検出器9に異常が発生したか否かを判定するもの
である。アラームフラグがセットされていない場合には
制御はS5に進み、プロセス処理が実行された後S6に
進む。アラームフラグがセットされている場合にはS5
のプロセス処理は実行されず、直接S6に進む。
【0054】S5のプロセス処理とは、図10を参照し
て後述するように、遊技のプロセスに応じて必要な処理
を行なうためのステップである。
【0055】続いてS6では、図7に示されるLCD制
御用マイクロコンピュータ92(以下これをサブCPU
と呼ぶ)に対して発行するコマンドをI/Oポート85
にセットし、サブCPUに対して出力する処理が行なわ
れる。この処理により、LCDユニット24のLCD制
御用マイクロコンピュータ92に対し、遊技状態に応じ
た表示を行なうためのコマンドが与えられる。
【0056】続いてS7では、各種検出器からの検出信
号を入力するスイッチ入力処理が行なわれる。
【0057】次にS9により、ランダム1カウンタとラ
ンダム2カウンタのカウント値を更新する処理が行なわ
れる。このランダム1カウンタとランダム2カウンタ
は、可変表示装置3の停止時の表示結果を、大当りが発
生する特定の識別情報の組合せ(たとえば777)にす
るか否かを決定するためのものであり、ランダム1カウ
ンタは後述する一次抽選用のもの、ランダム2カウンタ
は後述する二次抽選用のものである。また、ランダム2
カウンタは後述するように、大当りと決定された場合の
停止図柄を決定するためにも兼用されている。
【0058】次にS10に進み、リセット回数が
「0」、「0以外」のいずれであるかの判断が行なわれ
る。このリセット回数とは、パルス分周回路89から発
せられる定期リセットパルスにしたがってリセットされ
た回数を意味し、リセットされる度に「0」から1つず
つ歩進され、「7」に達した後さらに歩進されることに
より「0」となる。リセット回数が0の場合にはS11
に進み、サウンドジェネレータ86に対し、スピーカ9
8から発生される効果音を示すデータが出力される。S
11の後処理はS14に進む。
【0059】リセット回数が0以外の場合には処理はS
12に進む。S12では、出力データテーブルの選択、
LED・ランプデータの各データをセットする処理が行
なわれ、S13によってそのセットされた各データがI
/Oポート85から出力される。出力データに基づき、
前述したように装飾ランプ18〜22、装飾LED23
が表示制御される。
【0060】続いてS14に進み、後述する入賞記憶エ
リア格納処理が行なわれる。S14の後処理はS15に
進み、ランダム1カウンタ、ランダム2カウンタ、ラン
ダム3カウンタの更新処理が行なわれる。ランダム3カ
ウンタとは、はずれ時の表示図柄を決定するために用い
られるランダムカウンタである。このS15の処理は、
パルス分周回路89によってリセットされる時間(2m
sec)内にS1〜S14までの処理を行ない、その残
り時間であるリセット待ち時間を利用して行なわれる。
ゆえに、S1〜S14までの処理時間がランダムとなる
ために、S15による処理時間もランダムとなり、S1
5による更新処理の結果、ランダム1カウンタ、ランダ
ム2カウンタ、ランダム3カウンタのカウント値はラン
ダムな値を取ることになる。
【0061】図10は、S5で示したプロセス処理のサ
ブルーチンプログラムを示すフローチャートである。S
16により、遊技の状態を示すプロセスフラグがどのよ
うな値にセットされているかの判別が行なわれる。この
プロセスフラグは、後述するS38、S42、S44、
S48、S54、S58、S60、S62、S64、S
65、S68、S69、S74、S75、S77、S8
1,S85,S87,S112によりそれぞれの値にセ
ットされるものであり、所定の制御時間を保ちながらパ
チンコ遊技機を制御するために必要となるものである。
プロセスフラグの値に応じて図10に示されるように、
実行されるプログラムが選択される。,プロセスフラグ
が「0」の場合にはS17による通常処理が行なわれ、
「1」の場合にはS18によるランダム2カウンタのチ
ェック処理が行なわれ、「2」の場合にはS19による
大当り図柄セット処理が行なわれ、「3」の場合にはS
20によるはずれ図柄セット処理が行なわれ、「4」〜
「7」の場合にはS21による各図柄停止処理(4は第
1図柄停止処理、5は第2図柄停止処理、6は第3図柄
停止処理、7はリーチ時の第3図柄停止処理)が行なわ
れ、「8、9」の場合にはS22による大当りチェック
(8ははずれ、9は大当り)処理が行なわれ、「10、
11」の場合にはS23による開放中(10はV入賞
前、11はV入賞後)の処理が行なわれ、「12、1
3」の場合にはS24による開放後(12は通常の開放
後、13は最終回の開放終了時)処理が行なわれる。
【0062】図11は、図9のS13において行なわれ
るLED・ランプデータセット処理を行なうためのサブ
ルーチンプログラムを示すフローチャートである。S2
6により、アラームフラグがセットされているか否かの
判断が行なわれ、セットされていた場合にはS27に進
み、アラーム時のデータセットが行なわれるとともに、
ソレノイド13をOFFにするためのデータがセットさ
れる。このセットされたデータは図9のS13により出
力される。アラーム時のデータとは、装飾ランプ18〜
22や装飾LED23などにアラーム時の状態を点灯ま
たは点滅表示するためのデータなどである。また、ソレ
ノイド13をOFFにするデータがセットされて出力さ
れるために、可変入賞球装置4の開閉板6が閉成されて
遊技者にとって不利な第2の状態となる。
【0063】アラームフラグがセットされていない場合
にはS28に進み、プロセスフラグの値に応じて、対応
するアドレスのLED・ランプデータがセットされる。
このセットされたデータが図9のS13により出力され
る。
【0064】図12は、図9のS14に示した入賞記憶
エリア格納処理のサブルーチンプログラムを示すフロー
チャートである。S29により、始動入賞数が「0」で
あるか否かの判断が行なわれる。この始動入賞数は、後
述するS119により「1」ずつ加算され、後述するS
31により「1」ずつ減算される。始動入賞数が「0」
の場合にはこのままサブルーチンプログラムは終了する
が、始動入賞数が0でない場合にはS30に進み、ラン
ダム1カウンタとランダム2カウンタとの値を始動入賞
記憶エリアの、対応するエリアに格納する処理が行なわ
れる。この始動入賞記憶エリアは、始動入賞記憶数に応
じて各ランダム1カウンタの値とランダム2カウンタの
値とを記憶するための複数個(本実施例では4個)のカ
ウント値格納用のエリアを有する。
【0065】次にS31に進み、始動入賞数を前述のよ
うに「1」減算する処理が行なわれ、再び処理はS29
に戻る。S29〜S31の処理は始動入賞数が「0」に
なるまで繰返し行なわれる。この入賞記憶エリア格納処
理により、始動入賞毎に、それに対応するランダム1カ
ウンタの値とランダム2カウンタの値とがそれぞれの入
賞記憶エリアに格納される。
【0066】図13は、図10のS17に示した通常処
理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。まずS32により、入賞記憶があるか否かの判断が
行なわれる。この入賞記憶は、前述したS119により
「1」ずつ加算され、後述するS45により「1」ずつ
減算される。
【0067】入賞記憶がなかった場合にはS33に進
み、一次抽選フラグを「はずれ」にセットしてそのまま
サブルーチンプログラムは終了する。一方、入賞記憶が
あった場合には処理はS34に進み、入賞記憶エリアの
エリア1に記憶されているランダム1カウンタのカウン
ト値と現在のランダム1カウンタのカウント値とを加算
し、その結果の値に基づいて一次抽選が当りか否かにつ
いての判断が行なわれる。入賞記憶エリアのエリア1
は、S30で格納されたカウント値のうち1番古いカウ
ント値を格納しているエリアである。このS34におけ
る判定処理は、この1番古いカウント値に基づいて行な
われる。S34では、1番古いカウント値を現在のラン
ダム1カウンタのカウント値と加算し、その加算結果に
基づいて一次抽選の当りはずれを判定するようにしてい
るために、入賞記憶エリアのエリア1に格納されている
ランダム1カウンタのカウント値のみに基づいて当りは
ずれを判定するのに比べ、ランダム性がより向上する。
【0068】続いてS35に進み、一次抽選の結果が当
りとなっているか否かの判断が行なわれる。当りでない
と判断された場合にはS36に進み、一次抽選フラグを
「はずれ」にセットしてS38に進む。一方、当りと判
断された場合にはS37に進み、一次抽選フラグを「当
り」にセットしてS38に進む。S38ではプロセスフ
ラグを「1」にセットする処理が行なわれる。その結
果、S5のプロセス処理が次回に実行される際には、図
10のS18に示されるランダム2カウンタのチェック
処理が実行される。
【0069】図14は、図10のS18に示したランダ
ム2カウンタのチェック処理のサブルーチンプログラム
を示すフローチャートである。まずS39により、一次
抽選フラグが「当り」となっているか否かの判断が行な
われる。「当り」でない場合には処理は直接S44に進
む。一方、「当り」となっている場合には処理はS40
に進む。
【0070】S40では、入賞記憶エリアのエリア1に
格納されているランダム2カウンタの値が、二次抽選を
当りとする値であるか否かについての判定が行なわれ
る。この判定の結果S41において、二次抽選が当りか
否かの判断が行なわれ、当りでない場合には処理はS4
3に進んで一次抽選フラグに「はずれ」がセットされS
44に進む。S44ではプロセスフラグに3をセットす
る処理が行なわれてS45に進む。プロセスフラグが3
にセットされることにより、S5のプロセス処理が次回
実行される際には図10のS20に示されるはずれ図柄
セット処理が実行されることになる。
【0071】一方、S41において二次抽選が当りと判
定された場合には処理はS42に進み、入賞記憶エリア
のエリア1に格納されているランダム2カウンタの値に
基づき、大当り図柄ナンバー(9×9の表示領域のいず
れの列に「777」を表示するかを示す値、またはすべ
ての図柄をフルーツ図柄とすることを示す値)がセット
され、プロセスフラグが「2」にセットされる。プロセ
スフラグが「2」にセットされることにより、次回この
プロセス処理が実行される際には図10のS19に示さ
れる大当り図柄セット処理が実行されることになる。S
42の後処理はS45に進む。
【0072】S45では始動入賞記憶数を「1」減算す
る処理が行なわれる。次にS46に進み、始動入賞記憶
エリアを1ずつシフトする処理が行なわれる。始動入賞
記憶エリアは前述したように、始動入賞数に対応してそ
れぞれランダム1カウンタおよびランダム2カウンタの
カウント値を格納するための複数(4つ)のエリアを有
する。これらエリアのうち、最も古いカウント値がエリ
ア1に格納され、2番目に古いカウント値がエリア2に
格納され、3番目に古いカウント値がエリア3に格納さ
れ、最も新しいカウント値がエリア4に格納される。こ
のS78により、エリア2に格納されているカウント値
がエリア1に1つシフトされて格納される。エリア3に
格納されているカウント値も同様にエリア2に1シフト
して格納される。同様にエリア4に格納されているカウ
ント値もエリア3に1シフトして格納され、さらにエリ
ア4がクリアされる。S46の後このランダム2チェッ
ク処理は終了する。
【0073】図15は、図10のS19においておこな
われる大当り図柄セット処理のサブルーチンのフローチ
ャートである。このサブルーチンはプロセスフラグが
「2」にセットされている場合に実行される。まずS4
7において、S42でセットされた大当り図柄ナンバー
により、可変表示装置3の停止時の大当り図柄がセット
される。なお、この大当り図柄のセットにおいてもラン
ダム3カウンタの値が用いられる。すなわち、大当り図
柄ナンバーが、8つの有効ライン上のいずれかに「77
7」を停止させる内容の場合には、そのナンバーに対応
するライン上の停止図柄を「777」にセットするが、
他の図柄表示部の停止図柄の決定にはランダム3カウン
タの値が用いられる。また、図柄表示部すべてにフルー
ツ図柄を停止させる内容の場合にはランダム3カウンタ
の値を参照して、フルーツ図柄に対応する値になってい
ない桁の値をフルーツ図柄に対応する値に変更する(た
とえばその桁の値から最も近いフルーツ図柄の値に変更
する)ことによりすべての図柄表示部にフルーツ図柄を
停止させる。さらにS48において、大当りフラグにリ
ーチおよび大当りを示す値がセットされる。プロセスフ
ラグには「4」がセットされる。プロセスタイマーに
は、第1図柄停止待ち時間がセットされる。大当りフラ
グにリーチを表わす値がセットされるために、第1図柄
または第2図柄の停止時に、リーチ状態となっている表
示列上に、前述のリーチライン表示用の目印表示枠80
A〜Iが表示される。プロセスフラグが「4」にセット
されることにより、次回プロセス処理が実行される際に
は図10のS21に示される各図柄停止処理のうち、第
1図柄の停止処理が実行されることになる。また第1図
柄停止待ち時間は、可変開始後第1図柄が停止するまで
の待ち時間であり、S48においてセットされた時間に
したがって後の各図柄停止処理で停止制御が行なわれ
る。
【0074】図16は、図10のS20に示したはずれ
図柄セットのサブルーチンプログラムを示すフローチャ
ートである。この処理はプロセスフラグが「3」にセッ
トされている場合、すなわち一次抽選または二次抽選の
結果はずれと判断された場合に実行される。
【0075】まずS49により、ランダム3カウンタの
値に基づいて、その各桁に対応するはずれ図柄(可変表
示装置3に表示される停止図柄の組合せを示す停止図柄
ナンバー)がセットされる。次にS50において、最初
に停止される2つの第1図柄と、2番目に停止される4
つの第2図柄とが、いづれかの有効ライン上で大当り図
柄の組合せの発生条件を満足しているかどうかの判定が
行なわれる。満足していない場合には処理はS54に直
接進む。満足している場合にはS52に進み、大当りフ
ラグにリーチを表わす値がセットされ、S53に進む。
S53ではさらに、第1図柄、第2図柄、第3図柄が、
大当り図柄の組合せを満足しているかどうかの判断が行
なわれる。大当り図柄でない場合には処理は直接S54
に進むが、偶然大当り図柄である場合には処理はS53
に進み、第3図柄のうち大当り図柄の組合せとなってい
るライン上の図柄ナンバーに1を加算する処理が行なわ
れてS54に進む。このように第3図柄の大当り図柄の
組合せとなっているライン上の図柄ナンバーに1を加算
することによって停止時の図柄が強制的に1ずらされ、
はずれ図柄となる。
【0076】S54ではプロセスフラグが「4」にセッ
トされるとともに、プロセスタイマーに第1図柄停止待
ち時間(たとえば5秒)を示す値がセットされる。可変
開始後、S54においてセットされた停止待ち時間経過
後に第1図柄が停止されることになる。
【0077】図17は、図10のS21において実行さ
れる各図柄停止処理のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【0078】まずS55では、プロセスタイマーが終了
したかどうかの判断が行なわれる。未だ終了していない
場合はこのサブルーチンは何もせず直ちに終了する。終
了している場合にはS56に進み、S56以下でプロセ
スフラグの値に応じた図柄の停止処理が行なわれる。こ
のように、プロセスタイマーが終了するまで処理の待ち
合わせを行ない、プロセスタイマーが終了して初めて図
柄の停止制御を実行することにより、可変開始後第1図
柄が停止されるまで、第1図柄停止後第2図柄が停止さ
れるまで、さらに第2図柄停止後第3図柄が停止される
までの間に所定の待ち時間が設定されることになる。
【0079】S56では、図柄を停止させる際にスピー
カ98から発生すべき効果音(図柄停止音)を表わすデ
ータをセットする処理が行なわれる。このデータは図9
に示されるS11で出力される。続いてS57では、プ
ロセスフラグが「4」であるか否かの判断が行なわれ
る。プロセスフラグが「4」である場合には第1図柄を
停止した後第2図柄を停止させるまでの時間をセットす
る必要があるために、S58においてプロセスフラグに
「5」がセットされ、さらにプロセスタイマーに第2図
柄停止待ち時間(たとえば1秒)がセットされる。
【0080】プロセスフラグが「4」でない場合にはS
59に進み、プロセスフラグが「5」であるか否かにつ
いての判断が行なわれる。プロセスフラグが「5」の場
合にはS60に、「5」以外の場合にはS63にそれぞ
れ進む。プロセスフラグが「5」である場合には、第2
図柄を停止させた後に、第2図柄停止後第3図柄停止ま
での待ち時間をセットする必要があるために、まずプロ
セスフラグに「6」がセットされ、さらにプロセスタイ
マーに第3図柄停止待ち時間(たとえば1秒)がセット
される。
【0081】S60の後S61に進み、大当りフラグが
リーチを示す値であるかどうかについての判断が行なわ
れる。リーチである場合にはS62に進み、プロセスフ
ラグをさらに「7」にし、プロセスタイマーに、リーチ
時の第3図柄停止待ち時間(リーチ動作時間)(たとえ
ば8〜10秒)がセットされる。S62の処理により、
リーチ時には、第2図柄停止後第3図柄が停止するまで
の時間は、通常時よりも長くなる。なお、このリーチ動
作時間は停止図柄の種類に応じて13通りの時間の中か
ら選択されセットされる。S61において大当りフラグ
がリーチを表わす値でない場合には何もせずこのサブル
ーチンは終了する。
【0082】S59においてプロセスフラグが「5」で
ないと判定された場合には処理はS63に進み、大当り
フラグが大当りを表わす値であるかどうかについての判
定が行なわれる。大当りでない場合にはS64に進み、
プロセスフラグに「8」がセットされ、プロセスタイマ
ーにはずれ待ち時間(たとえば0.6秒)がセットされ
てこのサブルーチンは終了する。一方大当りフラグに大
当りを示す値がセットされている場合には処理はS65
に進み、プロセスフラグに「9」がセットされ、プロセ
スタイマーには初回開放前時間(たとえば4秒)がセッ
トされる。S64、S65によりプロセスフラグがそれ
ぞれ「8」、「9」にセットされるために、次回のプロ
セス処理の実行時には図10に示される大当りチェック
処理S20が実行されることになる。また、S64にお
いてプロセスタイマーにはずれ待ち時間がセットされる
ために、可変表示装置3の停止時にははずれ図柄がはず
れ待ち時間だけ停止表示され、遊技者にはずれ図柄を確
認させることができる。また、S65によりプロセスタ
イマーに初回開放待ち時間がセットされるために、可変
表示装置3の図柄停止後初回開放前時間が経過した後可
変入賞球装置4の開閉板6の開成動作が開始されること
になる。
【0083】図18は、図10のS22に示される大当
りチェック処理のサブルーチンプログラムを示すフロー
チャートである。この大当りチェック処理はプロセスフ
ラグが「8」または「9」のいずれかにセットされてい
る場合に実行される。
【0084】まずS66により、プロセスタイマーが終
了したか否かの判断が行なわれる。終了していない場合
にはこの大当りチェック処理は直ちに終了する。プロセ
スタイマーが終了した場合にはS67に進み、S67以
下の処理が行なわれることになる。このようにプロセス
タイマーが終了するまで何らの処理も行なわないことに
より、図17のS64、S65でセットされたはずれ待
ち時間、初回開放前時間が経過するまでS67以下の処
理が実行されないことになる。
【0085】S67では大当りフラグに大当りを示す値
がセットされているか否かについての判断が行なわれ
る。大当りフラグに大当りを示す値がセットされていな
い場合にはS68に進み、プロセスフラグに通常処理を
示す「0」がセットされてこのサブルーチンは終了す
る。一方大当りフラグに大当りを表わす値がセットされ
ている場合にはS69に進み、プロセスフラグには開放
中を示す値「10」がセットされ、プロセスタイマーに
は開放時間(たとえば30秒)がセットされ、開放回数
カウンタの値が1にセットされてこのサブルーチンは終
了する。
【0086】S68でプロセスフラグが「0」にセット
されるために、次回プロセス処理が実行される場合には
図10のS17に示される通常処理が実行されることに
なる。一方、S69においてプロセスフラグが「10」
に設定された場合には、次回のプロセス処理の実行では
図10に示される開放中処理S23の処理が実行される
ことになる。また、プロセスタイマーには開放時間がセ
ットされるために、S23における開放は所定時間だけ
行なわれることになる。
【0087】図19は、図10のS23において行なわ
れる開放中処理のサブルーチンのフローチャートであ
る。この処理はプロセスフラグが「10」または「1
1」の時に実行される。
【0088】まずS70において、図示されないホール
用管理コンピュータなどに大当りの発生を通知するため
の大当り情報と、開閉板6を開成させるために、ソレノ
イド13をONさせるためのデータがセットされる。こ
のデータが図11のS4において出力される。
【0089】続いてS71では、可変入賞球装置4に入
賞した個数が予め定められた最大個数(たとえば10
個)であるかどうかについての判断が行なわれる。最大
でない場合には処理はS72に進み、さらにS72では
プロセスタイマーが終了したかどうかについての判断が
行なわれる。未だ終了してない場合にはこのまま可変入
賞球装置4の開放を続行するためにこのサブルーチンは
終了する。一方、S71で入賞個数が最大であると判定
された場合、またはS72でプロセスタイマーが終了し
た、すなわち予め定められた開放時間が終了したと判断
された場合には可変入賞球装置4の開放を一旦終了させ
る必要があるために処理はS73に進む。
【0090】S73では、可変入賞球装置4の繰返し継
続制御の開放回数が予め定められた最大値(たとえば1
6回)であるかどうかについての判断が行なわれる。最
大値でない場合には、開放中に特定入賞領域7への入賞
があったことを条件として一旦可変入賞球装置4を第2
の状態にした後に再び第1の状態に制御する必要がある
ために、処理はS74に進み、プロセスフラグに「1
2」をセットし、プロセスタイマーに前述したV受付時
間(たとえば2秒)をセットする処理が行なわれてこの
サブルーチンは終了する。プロセスフラグに「12」が
セットされるために、今回の開放中およびS74でセッ
トされたV受付時間中にV入賞が検出された場合には、
後述する開放後処理のS81においてプロセスフラグに
再び「10」がセットされて開放中処理が繰返し行なわ
れることになる。
【0091】S73で開放回数が最大であると判断され
た場合には繰返し継続制御が終了してこれ以上可変入賞
球装置4を繰返し開放させる必要がないために、S75
に進みプロセスフラグに「13」がセットされる。また
プロセスタイマーには終了表示時間がセットされる。こ
の終了表示時間とは、可変入賞球装置4の開放終了後所
定時間(たとえば10秒間)、可変表示装置3に繰返し
継続制御が終了したことを示すキャラクターを表示する
ためのものである。S75によってプロセスフラグに
「13」がセットされるために、図22を参照して後述
するスイッチ入力処理では、S111、S113におけ
る判断の答えが必ずNOとなる。したがってこの場合に
はS114においてV入賞フラグがセットされることが
ない。この場合図21を参照して後述する開放後処理に
おいては必ず次のプロセスフラグとして「0」が設定さ
れることになり通常処理が開始されることになる。S7
5の後このサブルーチンは終了する。
【0092】図21は、図10のS24に示される開放
後処理のサブルーチンプログラムのフローチャートであ
る。この処理はプロセスフラグが「12」または「1
3」の場合に実行される。まずS78において、可変入
賞球装置4の開閉板6を閉成させるために、ソレノイド
13をOFFさせるためのデータがセットされる。次に
S79でプロセスタイマーが終了したか否かの判断が行
なわれ、プロセスタイマーが終了していない場合にはS
58以下の処理を行なうことなくこのサブルーチンは終
了する。そしてプログラムが繰返し行なわれてプロセス
タイマーが終了して初めてS58に処理が進み、S58
ではV入賞フラグがセットされているか否かについての
判断が行なわれる。前述したようにプロセスフラグが
「13」である場合にはV入賞フラグがセットされるこ
とはなく、S58における判断の答えは必ずNOとなっ
てS85に進む。プロセスフラグが12である場合で
も、可変入賞球装置4の開放中およびそれに引続くV受
付時間中にV入賞がなかった場合にはV入賞フラグはセ
ットされないために、S85に進む。S85では、大当
りに伴う繰返し継続制御を終了させるために、まず開放
回数カウンタがクリアされる。また、ホール用管理コン
ピュータに対して大当りの終了を通知するために、大当
り情報OFF出力がセットされる。また一次抽選フラグ
および大当りフラグがともにクリアされた後、プロセス
フラグに「0」がセットされてS86に進む。次に、S
86に進み、オール7で大当りになったか否かの判断が
行なわれる。すべての可変表示部の可変停止結果が
「7」となり予め定められた特別表示態様となったか否
かの判断がこのS86によりなされ、なっていなければ
S82に進む。プロセスフラグに「0」がセットされる
ために、次回図10のプロセス処理が実行される際には
S17の通常処理が実行されることになる。一方、オー
ル7で大当りと判断された場合にはS87に進み、プロ
セスタイマにオール7終了待時間がセットされ、オール
7終了時の音データがセットされてスピーカ98からオ
ール7終了時の音が発せられ、プロセスフラグが「1
4」にセットされる。オール7終了待時間とは、オール
7で大当りが発生した場合に(図4参照)、そのオール
7の表示(図4(a))またはオール7である旨のメッ
セージ表示(図4(b))を所定時間継続して表示させ
るためのものであり、たとえば3分程度の時間である。
プロセスフラグが「14」になったため、制御はS25
に移行する。
【0093】図20はS25のオール7大当り終了処理
のサブルーチンプログラムを示すフローチャトである。
S76によりプロセスタイマが終了したか否かの判断が
行なわれ、S87によりセットされたオール7終了待時
間が経過した段階でS77に進み、プロセスフラグが
「0」にセットされる。その結果、制御はS17に進む
ことになる。
【0094】なお、解除スイッチを設け、該スイッチが
操作されるまで、特別表示態様で特定遊技状態が発生し
た旨を報知するようにしてもよい。
【0095】一方、V入賞フラグがセットされている場
合には処理はS80からS81に進み、可変入賞球装置
4を繰返し開放するための処理が行なわれる。すなわち
まずプロセスフラグに開放中を表わす値「10」がセッ
トされ、プロセスタイマーに、次回の開閉板6の開放時
間がセットされる。さらに開放回数カウンタが1カウン
トアップされて処理はS82に進む。この開放回数カウ
ンタの値は、前述のように繰返し継続制御の最大開放回
数をチェックするために用いられるものである。
【0096】S82では、その回の可変入賞球装置4の
開放中に検出された入賞個数が0であるかどうかについ
ての判断が行なわれる。0である場合には入賞個数検出
器9が所定の検出位置から不正などによってずらされて
いるおそれがあるためにS83に進み、アラームフラグ
Aがセットされ、S84に進む。入賞個数が0でない場
合にはアラームフラグをセットする必要はなく直接処理
はS84に進む。
【0097】S84では、入賞個数およびV入賞フラグ
がともにクリアされ、このサブルーチンは終了する。
【0098】図22は、S7に示したスイッチ入力処理
のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。まずS88により、I/Oポート85から、各種検
出器の検出信号を入力する処理が行なわれる。次にS8
9により、10カウントスイッチ(入賞個数検出器)9
がオンしているか否かについての判断が行なわれる。判
断の答えがNOであれば処理はS90に進み、10カウ
ントスイッチのONカウンタをクリアする処理が行なわ
れ、アラームフラグBがクリアされてS100に進む。
この10カウントスイッチのONカウンタは、後述する
S92で1ずつ加算され、S93における入賞判定のタ
イミングか否かの判断に用いられるものである。アラー
ムフラグBは、後述するS99に処理が進んだ場合にセ
ットされるアラームフラグであって、10カウントスイ
ッチが所定時間を越えて連続してON入力となっている
ことを示すフラグである。アラームフラグBがセットさ
れる場合には、入賞個数検出器9(10カウントスイッ
チ)が断線あるいはショートしたり玉詰まりを起したり
している場合が考えられる。
【0099】S89における判断の答えがYESである
場合には処理はS91に進み、10カウントスイッチの
ONカウンタの値が最大値であるか否かの判断が行なわ
れる。最大値である場合には処理はS100に進むが、
最大値でない場合には処理はS92に進む。S92では
10カウントスイッチのONカウンタを1インクリメン
トする処理が行なわれる。続いてS93では、10カウ
ントスイッチの値が所定の値(たとえば3)であるか否
かの判断が行なわれ、3である場合には10カウントス
イッチへの入賞があったと判定して処理はS94に進む
が、それ以外の場合は処理はS98に進む。S98で
は、10カウントスイッチのONカウンタが最大値(た
とえば2.9秒に相当する1450)であるかどうかの
判断が行なわれ、最大値でない場合にはそのままS10
0に進むが、最大値である場合には、10カウントスイ
ッチのONカウンタが所定時間以上ONし続けているた
めに、前述のように入賞個数検出器9がショートや玉詰
まりを起こしていることが考えられる。そのためにS9
9でアラームフラグBがセットされS100に進む。
【0100】パチンコ玉が可変入賞球装置4に入賞して
入賞個数検出器9によって検出された場合、入賞個数検
出器9からは所定のパルス幅を有する検出パルスが導出
され、このゲーム制御用マイクロコンピュータに与えら
れる。この場合その検出パルスのパルス幅の時間中スイ
ッチ入力処理のサブルーチンが実行される毎にS89に
よりYESの判断が続けて行なわれる。その度に10カ
ウントスイッチのONカウンタがカウントアップされ、
そのカウント値が前述のように所定の値(たとえば3)
に達すれば初めてS93によってYESの判断が行なわ
れ、入賞があったものと判定される。一方、静電気など
に起因したノイズにより入賞個数検出器9からの出力が
瞬間的にONと判断されるような値になる場合がある
が、そのような場合には入賞個数検出器9からの入力は
パルス幅がほとんど0に近いパルス信号となる。そのた
めに、仮にそのようなノイズが入力されたタイミングと
同一のタイミングでS89の判断が1回行なわれてS8
9によりONカウンタの値が1加算されたとしても、S
93においてはNOと判断されるために、ただちに10
カウントスイッチがパチンコ玉を検出したとは判断され
ない。そして、続くスイッチ入力処理が実行されたとき
にはノイズは立下がってしまうために、S89における
判断がNOとなり、その結果S90で10カウントスイ
ッチのONカウンタがクリアされる。したがって、ノイ
ズによって10カウントスイッチがONしていると誤判
断されるおそれはない。
【0101】S93で入賞があったと判断された場合に
は処理はS94に進み、アラームフラグA、Cと、V−
10チェックタイマとがクリアされる。アラームフラグ
AはS83によってセットされるフラグであり、可変入
賞球装置4の1回の開放時間中に可変入賞球装置4への
入賞が1つもなかった場合にセットされるものである。
アラームフラグAは、入賞個数検出器9の不正による所
定の検出位置からのずらしなどの発生を検知するための
ものである。アラームフラグCは、後述するS102に
よってセットされるものであり、特定入賞玉検出器8で
検出されたパチンコ玉が所定時間内に入賞個数検出器9
で検出されなかった場合にセットされるものである。す
なわちアラームフラグCは、入賞個数検出器9の所定の
検出位置からのずらしや、特定入賞玉検出器8から入賞
個数検出器9への間での玉詰まりの発生などを検出する
ためのものである。V−10チェックタイマーは、アラ
ームフラグCをセットするか否かの判定に用いられるタ
イマーであって、特定入賞玉検出器8で検出されたパチ
ンコ玉が入賞個数検出器9で検出されるまでに許容され
る最大の時間を計時するためのものである。
【0102】続いてS95でプロセスフラグが10以上
であるか否かの判断が行なわれる。プロセスフラグが1
0以上である場合とは、図10を参照してすでに説明し
たように可変入賞球装置4が開放中かまたは開放後であ
る(インターバルを含む)場合である。S95における
判断の答えがNOであれば制御は直接S100に進む
が、YESである場合にはS96に進み、可変入賞球装
置4への入賞個数が最大(たとえば10)であるか否か
の判断が行なわれる。最大である場合には今回検出され
た入賞を加算する必要がなく、直接S100に進むが、
未だ最大でない場合にはS97に進み入賞個数が1加算
される。
【0103】S100ではV−10チェックタイマーが
終了しているか否かの判断が行なわれる。終了している
場合には処理はS103に進むが、終了していない場合
にはさらにS101でチェックタイマーの値を−1した
結果所定の時間が終了したか否かの判断が行なわれる。
終了しない場合には処理はS103に進むが、終了する
場合には、S102でアラームフラグCがセットされ
る。S102により、特定入賞玉検出器8で検出された
パチンコ玉がV−10チェックタイマーにセットされた
時間内に入賞個数検出器9で検出されなかった場合にア
ラームフラグCがセットされることになる。
【0104】S103においては、アラームフラグがセ
ットされているか否かの判断が行なわれる。セットされ
ている場合には後述する処理を行なわずにこのサブルー
チンはただちに終了する。その結果、アラーム中におけ
るV入賞と始動入賞は無効とされる。セットされていな
い場合にはS104に進み、Vスイッチ(特定入賞玉検
出器8)がONしているかどうかの判断が行なわれる。
ONしている場合にはS106に進むが、ONしていな
い場合にはS105に進みVスイッチのONカウンタの
内容がクリアされる。そして処理はS115に直接進
む。一方、S106に処理が進んだ場合には、Vスイッ
チのONカウンタの値が最大値であるかどうかの判断が
行なわれる。最大値である場合には処理は直接S115
に進む。最大値でない場合には処理はS107に進み、
VスイッチのONカウンタの値を1インクリメントする
処理が行なわれる。続いてS108で、VスイッチのO
Nカウンタの値が所定の値(たとえば3)であるか否か
を判定することにより、入賞があったと判定すべきか否
かの判断が行なわれる。判断の結果ONカウンタの値が
未だ所定の値に達していない場合には処理は直接S11
5に進むが、所定の値に達していると判断された場合に
はS109に進み、特定入賞領域7へのパチンコ玉の入
賞があったと判断された場合の処理が行なわれる。この
ようにS104、S105、S106、S107、S1
08の処理を行なうことにより、10カウントスイッチ
の場合と同様にノイズなどによるVスイッチの誤判定が
防止できる。
【0105】S109では、特定入賞玉検出器8によっ
てパチンコ玉が検出されたわけであるから、まずV−1
0チェックタイマーに、所定の時間(たとえば2.9
秒)を表わす値(たとえば1450)がセットされる。
このV−10チェックタイマーにセットされる値とは、
前述のように特定入賞玉検出器8で検出されたパチンコ
玉が入賞個数検出器9で検出されるまでに許容される時
間として予め設定されたものである。続いてS110で
は、V入賞フラグがセットされているか否かの判断が行
なわれる。V入賞フラグとは、1回の可変入賞球装置4
の開放中に特定入賞領域7へのパチンコ玉の入賞があっ
たか否かを判定するために用意されたものである。すで
にこのフラグがセットされている場合には改めてセット
する必要がないために処理は直接S115に進むが、そ
れ以外の場合にはS111に進む。
【0106】S111では、プロセスフラグが10か否
かの判断が行なわれる。プロセスフラグが10とは、可
変入賞球装置4の開放中であって未だ特定入賞領域7へ
のパチンコ玉の入賞がないということであるから処理は
S112に進み、プロセスフラグに11がセットされる
とともに、スピーカ98から発生されるV入賞音(効果
音)を示すデータがセットされる。その後処理はS11
4に進み、V入賞フラグがセットされてS52に進む。
【0107】一方、S111でプロセスフラグが10で
ないと判断された場合にはS113でさらにプロセスフ
ラグが12かどうかの判断が行なわれる。プロセスフラ
グが12である場合とは、可変入賞球装置4の開放が終
了した後、V受付時間として予め設定された時間の経過
前であるということである。このようにV受付時間を、
可変入賞球装置4の終了後も所定時間だけ有効としてい
るのは、可変入賞球装置4の閉成の直前に可変入賞球装
置4に入賞したパチンコ玉が、可変入賞球装置4の開放
終了後に特定入賞領域に入賞する可能性があり、少なく
とも開放終了後所定の時間内については、このような特
定入賞領域への入賞を有効とする必要があるためであ
る。S113における判断の答えがYESである場合に
はS114に進み、V入賞フラグがセットされる。
【0108】S104〜S114の処理で注意すべきな
のは、一旦V入賞があったと判断されてS109でV−
10チェックタイマーがセットされた直後、可変入賞球
装置4のその回の開放中にさらにV入賞があった場合に
は、再びS109の処理が実行されるために、V−10
チェックタイマーが、新たにセットし直されるという点
である。このようにV−10チェックタイマーがセット
し直されるために、可変入賞球装置4の1回の開放中に
特定入賞領域7への入賞がV−10チェックタイマーが
終了する前に複数回連続してあった場合には、その内最
終のV入賞から所定時間内にパチンコ玉が入賞個数検出
器9で一回検出されればアラームフラグCのセットが行
なわれないということになる。なお、V−10チェック
タイマーを複数個設けて、1つのチェックタイマーの作
動中にさらにV入賞があった場合に別のチェックタイマ
ーを作動させてV−10のチェックを行なうようにして
もよい。
【0109】S115以下では、始動入賞口10a〜1
0cへの入賞があったかどうかの判断が行なわれる。S
115〜S120の処理は、3つの始動入賞玉検出器1
1a〜11cのそれぞれにつき1回ずつ、合計3回繰返
して実行される。
【0110】まずS115において、始動入賞玉検出器
がONしているかどうかの判断が行なわれる。ONでな
い場合にはS116において対応するONカウンタがク
リアされS120に進む。ONしている場合にはS11
7において、対応するONカウンタの値が所定の値(た
とえば3)であるかどうかを判断することにより、入賞
と判定すべきかどうかの判断が行なわれる。未だ入賞と
判断すべき値でない場合には処理は直接S120に進
む。入賞と判断すべき値である場合にはS118におい
て、すでに記憶された始動記憶数が予め定められた最大
値(たとえば4)であるかどうかの判断が行なわれる。
すでに最大である場合にはこれ以上記憶する余地がない
ため、処理は直接S120に進む。未だ最大でない場合
にはS119に進み、始動記憶数と始動入賞数とがそれ
ぞれ1ずつ加算される。続いてS120において、すべ
ての始動入賞玉検出器についてチェックが終了したかど
うかの判断が行なわれ、未だ終了していない場合には再
びS115に戻り、S115以下の処理が繰返し行なわ
れる。すべての始動入賞玉検出器についてチェックが終
了した場合にはこのサブルーチンは終了する。
【0111】以上、本発明に係る遊技機の一例であるパ
チンコ遊技機においては、液晶表示装置を用いて可変表
示装置を構成し、可変表示装置の停止制御時にリーチラ
インが発生した場合には、そのリーチライン上の各図柄
表示部の部分にそれを囲う形の目印表示枠を表示してリ
ーチ状態の発生とその発生ラインとを表示するために、
遊技者がリーチの発生を容易に知ることができ、遊技の
興趣をいっそう盛上げることができる。また、本実施例
では目印表示と図柄表示とを、同一の液晶表示装置の画
面上で行なっているために、構造が複雑にならないとい
う効果もある。
【0112】なお、上述の実施例では図柄表示と目印表
示とを、同一の液晶表示装置で行なっていたが、本発明
はこれには限定されず、たとえば目印表示専用の表示手
段を別途設けてもよい。また、可変表示装置3は、LE
Dやエレクトロルミネセンスやドットマトリックスを用
いたものであってもよく、また、回転ドラム式のもので
もよい。さらに、たとえばボクシングの試合を映像表示
し、遊技者側のボクサーが勝てば所定の遊技価値が付与
されるものでもよい。つまり、可変表示装置は、複数種
類の識別情報をスクロール表示または切換え表示するも
のにかぎらず、また、表示結果が導出表示された後も引
き続き可変表示するものであってもよい。
【0113】
【発明の効果】本発明は、複数種類定められた特定の表
示態様の内の特別に定められたある特別表示態様が可変
表示装置により表示されて特定遊技状態が発生した場合
には、その特定遊技状態発生時の制御が終了した後にお
いて、その特別表示態様で特定遊技状態が発生した旨が
報知可能とされているために、特定遊技状態発生時の制
御が終了した後において、特別表示態様により特定遊技
状態が発生した旨を遊技場が確認して間違いがないこと
を確かめた上で遊技者に特別のサービスを提供すること
も可能となる。また、遊技者も、特定遊技状態発生時の
制御が終了した後においてその特定遊技状態の発生が特
別表示態様によることが報知されるために、満足感を味
わうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる遊技機の一例のパチンコ遊技機
の遊技領域およびその遊技領域に設けられている、遊技
機用液晶表示装置その他の各種機器を示す正面図であ
る。
【図2】可変表示装置の各表示部で表示される各種図柄
を示す模式図である。
【図3】可変表示装置の表示の態様を示す正面図であ
る。
【図4】可変表示装置の表示の態様を示す正面図であ
る。
【図5】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブ
ロック図である。
【図6】ゲーム制御用マイクロコンピュータおよび遊技
機用液晶表示装置の接続状態を示す模式的ブロック図で
ある。
【図7】ゲーム制御用マイクロコンピュータからサブC
PUへのデータ送信のためのコマンドエリアを示す模式
図である。
【図8】サブCPUへのデータの伝送方法を示すタイミ
ングチャートである。
【図9】図5に示される制御回路の動作を説明するため
のプログラムのメインルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図10】プロセス処理のサブルーチンプログラムを示
すフローチャートである。
【図11】LED・ランプデータセット処理のサブルー
チンプログラムのフローチャートである。
【図12】入賞記憶エリア格納処理のサブルーチンプロ
グラムのフローチャートである。
【図13】通常処理のサブルーチンプログラムのフロー
チャートである。
【図14】ランダム2カウンタのチェック処理のサブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。
【図15】大当り図柄セット処理のサブルーチンプログ
ラムのフローチャートである。
【図16】はずれ図柄セット処理のサブルーチンプログ
ラムのフローチャートである。
【図17】各図柄停止処理のサブルーチンプログラムの
フローチャートである。
【図18】大当りチェック処理のサブルーチンプログラ
ムのフローチャートである。
【図19】開放中処理のサブルーチンプログラムのフロ
ーチャートである。
【図20】オール7大当り終了処理のサブルーチンプロ
グラムのフローチャートである。
【図21】開放後処理のサブルーチンプログラムのフロ
ーチャートである。
【図22】スイッチ入力処理のサブルーチンプログラム
のフローチャートである。
【符号の説明】
1は遊技盤、3は可変表示装置、4は可変入賞球装置、
7は特定入賞領域、8は特定入賞玉検出器、9は入賞個
数検出器、10a〜10cは始動入賞口、11a〜11
cは始動入賞玉検出器、24はLCDユニット、25は
液晶表示板、43はボリウム、46はCFLバックライ
ト、61はマイコンインターフェイス、79A〜79I
は図柄表示部、80A〜80Iは目印表示枠、81はゲ
ーム制御用マイクロコンピュータ、92はLCD制御用
マイクロコンピュータを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な可変表示装置を有
    し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の
    表示態様になった場合に所定の遊技価値が付与可能とな
    る特定遊技状態が発生する遊技機であって、 前記可変表示装置を可変開始させた後表示結果を導出し
    て表示させる可変表示制御手段を含み、 前記特定の表示態様が複数種類定められており、前記可
    変表示装置の表示結果が、前記複数種類の特定の表示態
    様の内の特別に定められたある特別表示態様となった場
    合に、前記特定遊技状態発生時の制御が終了した後にお
    いて前記特別表示態様で前記特定遊技状態が発生した旨
    を報知するようにしたことを特徴とする、遊技機。
JP4290353A 1992-10-28 1992-10-28 遊技機 Withdrawn JPH06134101A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024372A1 (ja) 2002-09-10 2004-03-25 Nikko Materials Co., Ltd. 粉末冶金用金属粉末及び鉄系焼結体

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