JPH0613381B2 - 巻取機のウエブ先端巻付装置 - Google Patents

巻取機のウエブ先端巻付装置

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JPH0613381B2
JPH0613381B2 JP60038000A JP3800085A JPH0613381B2 JP H0613381 B2 JPH0613381 B2 JP H0613381B2 JP 60038000 A JP60038000 A JP 60038000A JP 3800085 A JP3800085 A JP 3800085A JP H0613381 B2 JPH0613381 B2 JP H0613381B2
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新介 山田
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Nishimura Seisakusho Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/22Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
    • B65H19/28Attaching the leading end of the web to the replacement web-roll core or spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/414Winding
    • B65H2301/4148Winding slitting

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、紙などの連続ウエブを巻取位置のコアに巻
き取る巻取機に関するものであり、特にそのウエブの先
端を次のコアに巻き付けるためのウエブ先端巻付装置に
関するものである。
従来例の構成とその問題点 たとえば、紙などの連続ウエブを複数条に細断し、これ
を巻取位置のコアに巻き取るようにしたスリッタが一般
に使用されている。普通、スリッタはロータリカッタを
有し、連続ウエブはウエブ供給源からロータリカッタに
導かれる。ロータリカッタは多数の回転刃からなり、連
続ウエブは複数条に細断される。そして、細断されたウ
エブがそのまま巻取位置に供給され、巻取位置のコアに
巻き取られる。さらに、巻取が完了すると、その巻取ロ
ールは巻取位置から巻取ロール支持位置に移送される。
その後、巻取位置と巻取ロール支持位置間で連続ウエブ
が幅方向にクロスカットされ、そのウエブの先端が巻取
位置の次のコアに巻き付けられる。
ところで、この場合、問題となるのは、次のコアに巻き
付けるウエブの先端の長さである。ウエブの先端にコア
の円周に対応する長さをもたせる必要があり、コアの円
周に比較してウエブの先端が長すぎると、ウエブの先端
を的確に巻き付けることができず、これを適当長さに切
断する必要がある。また、ウエブの先端をコアの円周よ
りも短くすると、それを巻き付けることはできないのは
当然である。
そして、ウエブの先端の長さについては、連続ウエブの
クロスカット位置によってそれが決定される。巻取位置
(A)から離れた位置で連続ウエブをクロスカットする
と、ウエブの先端が長くなり、巻取位置に近い位置で連
続ウエブをクロスカットすると、ウエブの先端は短くな
る。したがって、普通、巻取機の設計段階において、コ
アの径によってその円周が算出され、連続ウエブのクロ
スカット位置が適宜選定される。
しかしながら、従来の巻取機では、連続ウエブのクロス
カット位置を一旦選定すると、それによってウエブの先
端の長さが決定され、これを変化させることはできなか
った。このため、その巻取機に使用することができるの
は特定の径のコアに限られていた。それよりも小さい径
のコアについては、連続ウエブのクロスカット後、その
先端を適当長さに切断すると、コアに巻き付けることは
できるが、手作業で連続ウエブを切断せねばならず、こ
れを自動化することができない。また、ウエブの切断片
は廃棄するしかなく、不経済である。大きい径のコアに
ついては、ウエブの先端をそれに巻き付けることができ
ず、大きい径のコアを使用することはできない。これは
好ましくない。特に、この技術分野では、用途に応じて
コアの大きさが選定され、その径も種々に異なるのが普
通であるが、従来の巻取機は特定の径のコアを使用する
ことができるだけであり、その他の径のコアを使用する
ことはできず、汎用性がなく、現状にそぐわないという
問題があったものである。
この他、ウエブの先端の巻付方式の問題もある。たとえ
ば、第3図に示すように、コア(C)にウエブ(W)の先端を
巻き付けるとき、ウエブ(W)の先端を折り込み、いわゆ
るタック(Tu)を形成する方式が一般に採用されている。
これを達成するには、タック(Tu)を形成することができ
るようウエブ(W)の先端を十分に長くする必要がある。
これに対し、第4図に示すように、タック(Tu)を形成し
ないでウエブ(W)の先端をコア(C)に巻き付けるには、ウ
エブ(W)の先端を比較的短くする必要がある。また、第
5図に示すように、テープ(Ta)または糊でウエブ(W)の
先端をコア(C)に貼り付けることも多い。この場合、ウ
エブ(W)の先端をさらに短くする必要があるのは周知の
とおりである。
発明の目的 この発明は、スリッタなどの巻取機において、前記従来
の問題を解決し、一台の巻取機に種々の径のコアを使用
することができ、種々の巻取形成を適用することもで
き、その汎用性を高めることができるようにすべくなさ
れたものである。
発明の構成 この発明によれば、紙などの連続ウエブ(W)を巻取位置
(A)に供給するウエブ供給源と、 前記巻取位置(A)に配置され、コア(C)を表面駆動し、前
記連続ウエブ(W)を前記コア(C)に巻き取る一対の表面駆
動ローラ(2L),(2R)と、 前記連続ウエブ(W)の巻取後、その巻取ロール(R)を前記
巻取位置(A)から巻取ロール支持位置(B)に移送する機構
(10),(11)と、 前記巻取ロール(R)の移送後、次のコア(C)を前記巻取位
置(A)の連続ウエブ(W)上に供給する機構と、 前記巻取位置(A)と前記巻取ロール支持位置(B)間に配置
され、前記巻取ロール(R)の移送後、前記巻取位置(A)と
前記巻取ロール支持位置(B)間において、前記連続ウエ
ブ(W)を幅方向にクロスカットするカッタ(13H),(13L)
とを備えた巻取機において、 前記ウエブ供給源と前記巻取位置(A)間に配置し、前記
連続ウエブ(W)に接触させたアキュムレータローラ(4)
と、 前記連続ウエブ(W)のクロスカット後、前記アキュムレ
ータローラ(4)を前記連続ウエブ(W)を横切る方向に移動
させ、前記アキュムレータローラ(4)によって前記ウエ
ブ(W)の先端を一旦引き戻すアキュムレータローラ操作
機構(5),(6)と、 前記コア(C)の径または前記ウエブ(W)の先端の巻付方式
に応じて前記アキュムレータローラ(4)の移動量を変化
させ、選定する移動量選定機構(SWL),(SWR)(9)と、 前記巻取位置(A)と前記カッタ(13H),(13L)間に配置さ
れ、前記連続ウエブ(W)の引き戻し後、前記ウエブ(W)の
先端を前記巻取位置(A)のコア(C)に巻き上げる機構(14)
と、 前記連続ウエブ(W)の巻き上げ後、前記巻取位置(A)のコ
ア(C)に向かって下降し、前記コア(C)上のウエブ(W)に
接触し、前記連続ウエブ(W)を前記コア(C)に押し付ける
押さえローラ(15)と、 前記連続ウエブ(W)の巻き上げ後、前記ウエブ(W)の先端
を前記コア(C)と前記表面駆動ローラ(2L)間に押し込む
機構(17),(18)とを備えたことを特徴とする巻取機のウ
エブ先端巻付装置が提供される。
実施例の説明 以下、この発明の実施例を説明する。第1図はこの発明
を使用したスリッタを示す。このスリッタは左右一対の
ロータリカッタ(1L),(1R)および左右一対の表面駆動ロ
ーラ(2L),(2R)を有する。ロータリカッタ(1L),(1R)は
多数の回転刃を有し、回転刃はその軸芯のまわりを回転
する。表面駆動ローラ(2L),(2R)はコア(C)を表面駆動
するためのもので、巻取位置(A)に配置され、コア(C)は
表面駆動ローラ(2L),(2R)間に支持される。そして、紙
などの連続ウエブ(W)がウエブ供給源からエキスパンダ
ローラ(3)に導かれ、幅方向に引き伸ばされ、ロータリ
カット(1L),(1R)に導かれる。したがって、連続ウエブ
(W)が複数条に細断される。細断されたウエブ(W)はその
まま巻取位置(A)に導かれ、巻取位置(A)のコア(C)に巻
き取られる。
このスリッタは連続ウエブ(W)に接触するアキュムレー
タローラ(4)を有し、アキュムレータローラ(4)はウエブ
供給源と巻取位置(A)間に配置される。この実施例で
は、アキュムレータローラ(4)はロータリカッタ(1L),
(1R)と表面駆動ローラ(2L),(2R)間に配置され、連続ウ
エブ(W)に接触するよう配置されている。また、第2図
に示すように、アキュムレータローラ(4)はスイングア
ーム(5)に支持され、回転可能に案内され、アーム(5)は
シリンダ(6)に伝動連結されている。したがって、シリ
ンダ(6)を駆動すると、アーム(5)がその支点(7)のまわ
りを揺動し、アキュムレータローラ(4)は連続ウエブ(W)
を横切る方向に移動する。また、アーム(5)の揺動方向
に間隔を置いて左右一対のマイクロスイッチ(SWL),(SW
R)が配置され、アーム(5)のドグ(8)がマイクロスイッチ
(SWL),(SWR)に接触するよう構成されている。各スイッ
チ(SWL),(SWR)はアキュムレータローラ(4)の移動量を
制限および選定するためのもので、シリンダ(6)の切換
弁に接続されている。さらに、左側のスイッチ(SWL)は
固定位置に配置され、右側のスイッチ(SWR)は目盛板(9)
に沿って移動させることができるよう案内されている。
また、このスリッタは巻取ロール押出プッシヤ(10)およ
び巻取ロールガイドシュート(11)を有する。したがっ
て、後述するように、連続ウエブ(W)の巻取が完了する
と、その巻取ロール(R)を巻取位置(A)から巻取ロール支
持位置(B)に移送し、巻取ロール支持位置(B)の支持ロー
ラ(12)間に支持することができる。その後、次のコアが
巻取位置(A)に供給される。コア供給機構の構成につい
ては、よく知られており、その説明は省略する。
さらに、このスリッタは上下一対のシャーリングカッタ
(13H),(13L)を有する。シャーリングカッタ(13H),(1
3)は連続ウエブ(W)をクロスカットするためのもので、
巻取位置(A)と巻取ロール支持位置(B)間に配置されてい
る。そして、上方のカッタ(13H)がシリンダなどの昇降
操作機構に伝動連結され、下方のカッタ(13L)は所定位
置に固定されている。
また、このスリッタはエアを噴出するエアノズル(14)を
有し、エアノズル(14)は表面駆動ローラ(2L),(2R)と下
方のカツタ(13L)間に配置されている。さらに、巻取位
置(A)のコア(C)の上方で押えローラ(15)がキャリジ(16)
に支持されている。また、タッキングプレート(17)がシ
リンダ(18)に連結され、このシリンダ(18)もキャリジ(1
6)に支持されている。そして、キャリジ(16)がシリンダ
などの昇降操作機構に伝動連結され、キャリジ(16)、押
えローラ(15)およびタッキングプレート(17)を巻取位置
(A)のコア(C)に向かって下降させることができるよう構
成されている。
また、このスリッタは各駆動機構および操作機構をシー
ケンス制御する制御機構を有する。
前記のように構成されたスリッタにおいて、連続ウエブ
(W)はロータリカッタ(1L),(1R)およびアキュムレータ
ローラ(4)を通り、巻取位置(A)に供給され、そのコア
(C)に巻き取られる。連続ウエブ(W)の巻取が完了する
と、シーケンス制御機構によってプッシヤ(10)が駆動さ
れ、巻取ロール(R)が巻取位置(A)から押し出され、シュ
ート(11)に沿って転動する。したがって、巻取ロール
(R)の連続ウエブ(W)がわずかに巻き戻され、巻取ロール
(R)は巻取位置(A)から巻取ロール支持位置(B)に移送さ
れ、巻取ロール支持位置(B)の支持ローラ(12)間に支持
される。その後、コア供給機構によって次のコア(C)が
巻取位置(A)に供給され、次のコア(C)は連続ウエブ(W)
上に落下し、表面駆動ローラ(2L),(2R)間に支持され
る。これと同時に、シャーリングカッタ(13H),(13L)の
昇降操作機構が駆動され、上方のカッタ(13H)が下方の
カッタ(13L)に向かって下降し、カッタ(13H),(13L)間
に連続ウエブ(W)が挾まれる。したがって、巻取位置(A)
と巻取ロール支持位置(B)間で連続ウエブ(W)が幅方向に
クロスカットされる。
次いで、アキュムレータローラ(4)のシリンダ(6)が駆動
され、そのアーム(5)が第2図の実線の位置から鎖線の
位置まで揺動する。したがって、アキュムレータローラ
(4)が連続ウエブ(W)を横切る方向に移動し、アキュムレ
ータローラ(4)によってウエブ(W)の先端が一旦引き戻さ
れる。また、アーム(5)のドグ(8)が左側のスイッチ(SW
L)から離れ、右側のスイッチ(SWR)に接触すると、シリ
ンダ(6)の切換弁が閉じられ、シリンダ(6)およびアーム
(5)は自動的に停止する。これによってアキュムレータ
ローラ(4)の移動量が制限される。
その後、エアノズル(14)からエアが噴出し、エアによっ
てウエブ(W)の先端が吹き上げられ、巻取位置(A)の次の
コア(C)にウエブ(W)の先端が巻き上げられる。次いで、
キャリジ(16)の昇降操作機構が駆動され、キャリジ(1
6)、押えローラ(15)およびタッキングプレート(17)が巻
取位置(A)のコア(C)に向かって下降する。そして、押え
ローラ(15)がウエブ(W)の先端に接触し、ウエブ(W)の先
端はコア(C)に押え付けられる。また、タッキングプレ
ート(17)がコア(C)の左側に下降し、左側の表面駆動ロ
ーラ(2L)に接近する。さらに、タッキングプレート(17)
のシリンダ(18)が駆動され、タッキングプレート(17)は
ウエブ(W)の先端に係合され、コア(C)と表面駆動ローラ
(2L)間に向かって前進する。したがって、ウエブ(W)の
先端がコア(C)と表面駆動ローラ(2L)間に押し込まれ
る。これによってウエブ(W)の先端が折り込まれ、タッ
ク(Tu)が形成される。
次いで、表面駆動ローラ(2L),(2R)によってコア(C)が
表面駆動される。これと同時に、ロータリカッタ(1L),
(1R)の回転刃が回転し、連続ウエブ(W)が巻取位置(A)に
供給される。したがって、巻取位置(A)のコア(C)にウエ
ブ(W)の先端が巻き付けられる。
したがって、そのまま連続ウエブ(W)の巻取を再開する
ことができる。また、巻取の再開後、タッキングプレー
ト(17)はもとの位置に後退する。次いで、キャリジ(1
6)、押えローラ(15)およびタッキングプレート(17)がも
との位置に上昇する。さらに、アキュムレータローラ
(4)のアーム(5)が第2図の鎖線の位置から実線の位置に
復帰し、アキュムレータローラ(4)はアーム(5)と一体的
に移動する。そして、アーム(5)のドグ(8)が左側のスイ
ッチ(SWL)に接触し、アーム(5)およびアキュムレータロ
ーラ(4)は自動的に停止する。
その後、連続ウエブ(W)の巻取が完了すると、前述した
工程が繰り返される。したがって、巻取ロール(R)が巻
取位置(A)から巻取ロール支持位置(B)に移送され、連続
ウエブ(W)が幅方向にクロスカットされ、そのウエブ(W)
の先端が巻取位置(A)の次のコア(C)に巻き付けられる。
また、このスリッタはウエブ(W)の先端の長さを調節す
ることができる。連続ウエブ(W)のクロスカット後、ア
キュムレータローラ(4)が連続ウエブ(W)を横切る方向に
移動し、アキュムレータローラ(4)によってウエブ(W)の
先端が一旦引き戻されるのは前述したとおりである。し
たがって、アキュムレータローラ(4)の移動量がウエブ
(W)の先端の長さに関係し、その移動量によってウエブ
(W)の先端の長さが決定される。さらに、アキュムレー
タローラ(4)が移動するのは、そのアーム(5)のドグ(8)
が左側のスイッチ(SWL)から離れ、右側のスイッチ(SWR)
に接触するまでである。したがって、目盛板(9)に沿っ
て右側のスイッチ(SWR)を移動させ、各スイッチ(SWL),
(SWR)の間隔を調節すると、アキュムレータローラ(4)の
移動量を選定することができ、ウエブ(W)の先端の長さ
を調節することができる。
したがって、次のコア(C)の大きさが異なり、その径が
異なっても、それに応じてウエブ(W)の先端の長さを調
節することができ、ウエブ(W)の先端の長さをコア(C)の
径に対応させることができる。したがって、コア(C)の
径に関係なく、ウエブ(W)の先端にタック(Tu)を形成す
ることができ、ウエブ(W)の先端を的確に巻き付けるこ
とができる。
この結果、ウエブ(W)の先端の巻付を自動化することが
できるものである。また、タック(Tu)を形成する方式の
他に、それ以外の巻付方式を採用することもできる。ウ
エブ(W)の先端の巻付方式に応じてウエブ(W)の先端の長
さを調節すると、巻付方式に関係なく、ウエブ(W)の先
端を的確に巻き付けることができる。さらに、ねじ送り
機構などの操作機構によって右側のマイクロスイッチ(S
WR)を移動させ、各マイクロスイッチ(SWL),(SWR)の間
隔を自動調節することもでき、アキュムレータローラ
(4)の移動量およびウエブ(W)先端の長さを数値制御する
こともできる。したがって、連続ウエブ(W)の巻取の全
工程を自動化することも可能である。
なお、この実施例では、シリンダ(6)およびアーム(5)に
よってアキュムレータローラ(4)を移動させるようにし
たものについて説明したが、その他の構造の移動操作機
構を使用してもよい。さらに、マイクロスイッチ(SW
L),(SWR)に代えて、ポテンショメータおよびエンコー
ダなど、その他の種類の検出器を使用してもよい。要す
るに、アキュムレータローラ(4)を連続ウエブ(W)を横切
る方向に移動させ、コア(C)の径およびウエブ(W)の先端
の巻付方式に応じてアキュムレータローラ(4)の移動量
を選定することができるよう構成すればよいものであ
る。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、一対の表面駆
動ローラ(2L),(2R)が巻取位置(A)に配置され、表面駆
動ローラ(2L),(2R)によってコア(C)が表面駆動され、
紙などの連続ウエブ(W)が巻取位置(A)に供給され、コア
(C)に巻き取られる。さらに、連続ウエブ(W)の巻取後、
その巻取ロール(R)が巻取位置(A)から巻取ロール支持位
置(B)に移送され、巻取ロール(R)の移送後、次の巻取コ
ア(C)が巻取位置(A)の連続ウエブ(W)上に供給される。
さらに、カッタ(13H),(13L)が巻取位置(A)と巻取ロー
ル支持位置(B)間に配置され、巻取ロール(R)の移送後、
巻取位置(A)と巻取ロール支持位置(B)間において、連続
ウエブ(W)が幅方向にクロスカットされる。
さらに、この発明によれば、アキュムレータローラ(4)
がウエブ供給源と巻取位置(A)間に配置され、連続ウエ
ブ(W)に接触し、連続ウエブ(W)のクロスカット後、アキ
ュムレータローラ操作機構(5),(6)によってアキュムレ
ータローラ(4)が操作され、アキュムレータローラ(4)は
連続ウエブ(W)を横切る方向に移動する。したがって、
アキュムレータローラ(4)によってウエブ(W)の先端が一
旦引き戻される。さらに、エアノズルなどの機構(14)が
巻取位置(A)とカッタ(13H),(13L)間に配置され、連続
ウエブ(W)の引き戻し後、ウエブ(W)の先端が巻取位置
(A)のコア(C)に巻き上げられる。その後、押さえローラ
(15)が巻取位置(A)のコア(C)に向かって下降し、コア
(C)上のウエブ(W)に接触し、連続ウエブ(W)はコア(C)に
押し付けられる。さらに、ウエブ(W)の先端がコア(C)と
表面駆動ローラ(2L)間に押し込まれる。したがって、表
面駆動ローラ(2L),(2R)によってコア(C)を表面駆動す
ると、ウエブ(W)の先端をコア(C)に巻き付け、そのまま
巻き取ることができ、これを自動化することができる。
さらに、この発明によれば、移動量選定機構(SWL),(SW
R),(9)によってアキュムレータローラ(4)の移動量が調
節され、コア(C)の径またはウエブ(W)の先端の巻付方式
に応じてアキュムレータローラ(4)の移動量が変化し、
選定される。したがって、コア(C)の径またはウエブ(W)
の先端の巻付方式に応じてウエブ(W)の先端の長さを変
化させ、調節することができる。この結果、一台の巻取
機に種々の径のコア(C)を使用することができ、種々の
巻付方式を適用することもでき、その汎用性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側面図、第2図は第
1図のアキュムレータローラの操作機構を示す側面図、
第3図、第4図および第5図はウエブの先端の巻付方式
を示す説明図である。 (W)……ウエブ (C)……コア (A)……巻取位置 (B)……巻取ロール支持位置 (4)……アキュムレータローラ (5)……アーム (6)……シリンダ (SWL),(SWR)……マイクロスイッチ (13H),(13L)……シャーリングカッタ
フロントページの続き (72)発明者 山田 新介 兵庫県伊丹市東有岡1丁目18番地 サン伊 丹駅前ハイツA―308号 (56)参考文献 特開 昭58−113060(JP,A) 特開 昭57−117447(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙などの連続ウエブ(W)を巻取位置(A)に供
    給するウエブ供給源と、 前記巻取位置(A)に配置され、コア(C)を表面駆動し、前
    記連続ウエブ(W)を前記コア(C)に巻き取る一対の表面駆
    動ローラ(2L),(2R)と、 前記連続ウエブ(W)の巻取後、その巻取ロール(R)を前記
    巻取位置(A)から巻取ロール支持位置(B)に移送する機構
    (10),(11)と、 前記巻取ロール(R)の移送後、次のコア(C)を前記巻取位
    置(A)の連続ウエブ(W)上に供給する機構と、 前記巻取位置(A)と前記巻取ロール支持位置(B)間に配置
    され、前記巻取ロール(R)の移送後、前記巻取位置(A)と
    前記巻取ロール支持位置(B)間において、前記連続ウエ
    ブ(W)を幅方向にクロスカットするカッタ(13H),(13L)
    とを備えた巻取機において、 前記ウエブ供給源と前記巻取位置(A)間に配置し、前記
    連続ウエブ(W)に接触させたアキュムレータローラ(4)
    と、 前記連続ウエブ(W)のクロスカット後、前記アキュムレ
    ータローラ(4)を前記連続ウエブ(W)を横切る方向に移動
    させ、前記アキュムレータローラ(4)によって前記ウエ
    ブ(W)の先端を一旦引き戻すアキュムレータローラ操作
    機構(5),(6)と、前記コア(C)の径または前記ウエブ(W)
    の先端の巻付方式に応じて前記アキュムレータローラ
    (4)の移動量を変化させ、選定する移動量選定機構(SW
    L),(SWR),(9)と、 前記巻取位置(A)と前記カッタ(13H),(13L)間に配置さ
    れ、前記連続ウエブ(W)の引き戻し後、前記ウエブ(W)の
    先端を前記巻取位置(A)のコア(C)に巻き上げる機構(14)
    と、 前記連続ウエブ(W)の巻き上げ後、前記巻取位置(A)のコ
    ア(C)に向かって下降し、前記コア(C)上のウエブ(W)に
    接触し、前記連続ウエブ(W)を前記コア(C)に押し付ける
    押さえローラ(15)と、 前記連続ウエブ(W)の巻き上げ後、前記ウエブ(W)の先端
    を前記コア(C)と前記表面駆動ローラ(2L)間に押し込む
    機構(17),(18)とを備えたことを特徴とする巻取機のウ
    エブ先端巻付装置。
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