JPH06133423A - ケーブル線路 - Google Patents
ケーブル線路Info
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- JPH06133423A JPH06133423A JP30300892A JP30300892A JPH06133423A JP H06133423 A JPH06133423 A JP H06133423A JP 30300892 A JP30300892 A JP 30300892A JP 30300892 A JP30300892 A JP 30300892A JP H06133423 A JPH06133423 A JP H06133423A
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- JP
- Japan
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- cable
- movable
- cleats
- cables
- laid
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- Pending
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 6
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/16—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/10—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直線布設されるケーブルに対し所定の曲率で
曲げを付与するための作業を省略し、スネーク布設と同
様の効果を得る。 【構成】 ケーブル1を支持する可動クリート11がそ
れぞれその布設方向にほぼ直交する方向にスライド可能
にされている。また、各可動クリート11はそれぞれ弾
性部材12によってケーブルの長手方向に沿って順に交
互に反対方向にスライドするよう押圧されているため、
ケーブル1が熱伸縮すると、ケーブル1は強制的に可動
クリート11のスライド方向に湾曲する。これにより、
ケーブル1に予めスネーク状のくせ付けを行わなくて
も、ケーブル1の熱伸縮は可動クリート11のスライド
によって吸収される。
曲げを付与するための作業を省略し、スネーク布設と同
様の効果を得る。 【構成】 ケーブル1を支持する可動クリート11がそ
れぞれその布設方向にほぼ直交する方向にスライド可能
にされている。また、各可動クリート11はそれぞれ弾
性部材12によってケーブルの長手方向に沿って順に交
互に反対方向にスライドするよう押圧されているため、
ケーブル1が熱伸縮すると、ケーブル1は強制的に可動
クリート11のスライド方向に湾曲する。これにより、
ケーブル1に予めスネーク状のくせ付けを行わなくて
も、ケーブル1の熱伸縮は可動クリート11のスライド
によって吸収される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブルを直線布
設した場合に、そのケーブルの熱伸縮を吸収するために
スネーク布設を行ったケーブル線路に関する。
設した場合に、そのケーブルの熱伸縮を吸収するために
スネーク布設を行ったケーブル線路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大サイズの電力ケーブルを洞道
やピットに直線布設した場合、送電量の増減によって電
力ケーブルが発熱して長手方向に熱伸縮する。この熱伸
縮量は、比較的大きく、また大サイズの電力ケーブルで
は、その熱伸縮に伴う力が非常に大きい。従って、無条
件にケーブル全体を拘束すると、ケーブルに座屈を生
じ、あるいは接続箱を破損するおそれもある。そこで、
従来この種のケーブルは、その布設の際接続箱部分で適
当なオフセットをとるほか、洞道の内部においてケーブ
ルを蛇行させるスネーク布設が行われている。
やピットに直線布設した場合、送電量の増減によって電
力ケーブルが発熱して長手方向に熱伸縮する。この熱伸
縮量は、比較的大きく、また大サイズの電力ケーブルで
は、その熱伸縮に伴う力が非常に大きい。従って、無条
件にケーブル全体を拘束すると、ケーブルに座屈を生
じ、あるいは接続箱を破損するおそれもある。そこで、
従来この種のケーブルは、その布設の際接続箱部分で適
当なオフセットをとるほか、洞道の内部においてケーブ
ルを蛇行させるスネーク布設が行われている。
【0003】図2に、このようなスネーク布設されたケ
ーブル線路の概略図を示す。図に示すように、ケーブル
1は接続箱2において直線接続され、図示しない洞道や
ピットに沿って直線布設されている。接続箱2は、通常
マンホール等に配置されており、これはケーブル1をS
字状に折り曲げてオフセットをとるようにしている。一
方、ケーブル1の他の部分では、多数のクリート3を用
いてケーブル1を蛇行させている。
ーブル線路の概略図を示す。図に示すように、ケーブル
1は接続箱2において直線接続され、図示しない洞道や
ピットに沿って直線布設されている。接続箱2は、通常
マンホール等に配置されており、これはケーブル1をS
字状に折り曲げてオフセットをとるようにしている。一
方、ケーブル1の他の部分では、多数のクリート3を用
いてケーブル1を蛇行させている。
【0004】(b)に(a)に示したケーブル1の主要
部平面図を示す。この図に示すように、ケーブル1は、
例えば一対のクリート3に挟まれて一定の曲率で湾曲す
るように布設されている。これによって、ケーブル1に
熱伸縮が生じても、図の破線に示すようにケーブル1の
熱伸縮がケーブル1の長手方向と直交する方向に吸収さ
れ、ケーブル各部に無理な力が及ぶことがない。
部平面図を示す。この図に示すように、ケーブル1は、
例えば一対のクリート3に挟まれて一定の曲率で湾曲す
るように布設されている。これによって、ケーブル1に
熱伸縮が生じても、図の破線に示すようにケーブル1の
熱伸縮がケーブル1の長手方向と直交する方向に吸収さ
れ、ケーブル各部に無理な力が及ぶことがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なスネーク布設を行う場合には、まず布設直後のケーブ
ル1について、ドラムに巻回されていた際に生じたくせ
を直すくせ取り作業が行われる。そして、スネーク布設
のために予め設計された所定の曲率で曲げを付与する。
この曲げを付与するには、次のような装置が使用され
る。
なスネーク布設を行う場合には、まず布設直後のケーブ
ル1について、ドラムに巻回されていた際に生じたくせ
を直すくせ取り作業が行われる。そして、スネーク布設
のために予め設計された所定の曲率で曲げを付与する。
この曲げを付与するには、次のような装置が使用され
る。
【0006】図3に、ケーブルに曲げを付与するための
ケーブルベンダーの正面図を示す。このケーブルベンダ
ー4は、シリンダ4−1の両側にV字状に一対のアーム
4−2と4−3を配置している。これらのアーム4−
2、4−3の先端には、クランプ4−4及び4−5が取
り付けられている。また、シリンダ4−1にはピストン
4−6が挿入されており、油圧によってこのピストン4
−6が伸縮する構成となっている。このようなケーブル
ベンダー4に対し、図に示すようにケーブル1を装着
し、ピストン4−6を伸縮させると、ケーブル1は図に
示すように湾曲させられる。従来、このような作業を繰
り返しながらスネーク布設を行っていた。
ケーブルベンダーの正面図を示す。このケーブルベンダ
ー4は、シリンダ4−1の両側にV字状に一対のアーム
4−2と4−3を配置している。これらのアーム4−
2、4−3の先端には、クランプ4−4及び4−5が取
り付けられている。また、シリンダ4−1にはピストン
4−6が挿入されており、油圧によってこのピストン4
−6が伸縮する構成となっている。このようなケーブル
ベンダー4に対し、図に示すようにケーブル1を装着
し、ピストン4−6を伸縮させると、ケーブル1は図に
示すように湾曲させられる。従来、このような作業を繰
り返しながらスネーク布設を行っていた。
【0007】しかしながら、上記のようなくせ取り作業
やケーブルの曲げ付与のための作業は、非常に時間と手
間がかかり、布設工事期間の短縮化とコストダウンを妨
げていた。本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、直線布設されるケーブルに対し所定の曲率で曲げを
付与するための作業を省略し、スネーク布設と同様の効
果を得ることができるようにしたケーブル線路を提供す
ることを目的とするものである。
やケーブルの曲げ付与のための作業は、非常に時間と手
間がかかり、布設工事期間の短縮化とコストダウンを妨
げていた。本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、直線布設されるケーブルに対し所定の曲率で曲げを
付与するための作業を省略し、スネーク布設と同様の効
果を得ることができるようにしたケーブル線路を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、布
設されたケーブルの長手方向に沿って所定間隔で配置さ
れ、ケーブルをその布設方向にほぼ直交する方向にスラ
イド可能に可動支持する複数の可動クリートと、前記各
可動クリートを、その可動方向に押圧して付勢する弾性
部材とを備え、前記各押圧部材は、前記ケーブルの長手
方向に沿って順に、前記可動クリートを交互に反対方向
に押圧するよう、その押圧方向が選定されていることを
特徴とするケーブル線路に関わる。
設されたケーブルの長手方向に沿って所定間隔で配置さ
れ、ケーブルをその布設方向にほぼ直交する方向にスラ
イド可能に可動支持する複数の可動クリートと、前記各
可動クリートを、その可動方向に押圧して付勢する弾性
部材とを備え、前記各押圧部材は、前記ケーブルの長手
方向に沿って順に、前記可動クリートを交互に反対方向
に押圧するよう、その押圧方向が選定されていることを
特徴とするケーブル線路に関わる。
【0009】本発明の第2発明は、布設されたケーブル
の長手方向に沿って所定間隔で配置され、ケーブルをそ
の布設方向にほぼ直交する方向にスライド可能に可動支
持する複数の可動クリートと、前記各可動クリートの中
間に配置され、前記ケーブルを固定支持する複数の固定
クリートと、前記各可動クリートを、その可動方向に押
圧して付勢する弾性部材とを備えたことを特徴とするケ
ーブル線路に関わる。
の長手方向に沿って所定間隔で配置され、ケーブルをそ
の布設方向にほぼ直交する方向にスライド可能に可動支
持する複数の可動クリートと、前記各可動クリートの中
間に配置され、前記ケーブルを固定支持する複数の固定
クリートと、前記各可動クリートを、その可動方向に押
圧して付勢する弾性部材とを備えたことを特徴とするケ
ーブル線路に関わる。
【0010】
【作用】このケーブル線路では、ケーブルを支持するク
リートがそれぞれその布設方向にほぼ直交する方向にス
ライド可能にされている。また、各クリートはそれぞれ
弾性部材によってケーブルの長手方向に沿って順に交互
に反対方向にスライドするよう押圧されているため、ケ
ーブルが熱伸縮すると、ケーブルは強制的にクリートの
スライド方向に湾曲する。これにより、ケーブルに予め
スネーク状のくせ付けを行わなくても、ケーブルの熱伸
縮はクリートのスライドによって吸収される。
リートがそれぞれその布設方向にほぼ直交する方向にス
ライド可能にされている。また、各クリートはそれぞれ
弾性部材によってケーブルの長手方向に沿って順に交互
に反対方向にスライドするよう押圧されているため、ケ
ーブルが熱伸縮すると、ケーブルは強制的にクリートの
スライド方向に湾曲する。これにより、ケーブルに予め
スネーク状のくせ付けを行わなくても、ケーブルの熱伸
縮はクリートのスライドによって吸収される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のケーブル線路実施例を示すもの
で、(a)はケーブル線路の平面図、(b)はケーブル
線路の主要部断面図である。図において、この実施例で
は3条のケーブル1がピット10の内部に布設されてい
る。そして、このピット10の内部には、ケーブル1の
長手方向に沿って所定間隔で多数の可動クリート11が
配置されている。また、これらの可動クリート11に
は、一端をその可動クリート11に接続し、他端をピッ
ト10の側壁に固定した弾性部材12が取り付けられて
いる。この実施例では、この弾性部材12は、例えばコ
イルスプリング等から構成される。
明する。図1は本発明のケーブル線路実施例を示すもの
で、(a)はケーブル線路の平面図、(b)はケーブル
線路の主要部断面図である。図において、この実施例で
は3条のケーブル1がピット10の内部に布設されてい
る。そして、このピット10の内部には、ケーブル1の
長手方向に沿って所定間隔で多数の可動クリート11が
配置されている。また、これらの可動クリート11に
は、一端をその可動クリート11に接続し、他端をピッ
ト10の側壁に固定した弾性部材12が取り付けられて
いる。この実施例では、この弾性部材12は、例えばコ
イルスプリング等から構成される。
【0012】なお、本発明に使用される可動クリート1
1は、例えば図の(b)に示すように、ケーブル1を上
下に挟みつけるブロックの下にコロ13を取り付けたも
のである。このブロックは碍子等から構成され、コロ1
3は丸棒状のものであってもよいし、車輪状のものであ
ってもよい。可動クリート11は、このコロ13によっ
てケーブル1の布設方向に直交する方向にスライド可能
とされている。また、各弾性部材12は、丁度図1に示
すようにケーブル1を直線的に布設した場合、その長さ
が強制的に縮められ、常に可動クリート11を弾性部材
12を伸ばす方向に押圧し、付勢しているものとする。
1は、例えば図の(b)に示すように、ケーブル1を上
下に挟みつけるブロックの下にコロ13を取り付けたも
のである。このブロックは碍子等から構成され、コロ1
3は丸棒状のものであってもよいし、車輪状のものであ
ってもよい。可動クリート11は、このコロ13によっ
てケーブル1の布設方向に直交する方向にスライド可能
とされている。また、各弾性部材12は、丁度図1に示
すようにケーブル1を直線的に布設した場合、その長さ
が強制的に縮められ、常に可動クリート11を弾性部材
12を伸ばす方向に押圧し、付勢しているものとする。
【0013】本発明においては、ケーブル1は図1に示
すように当初直線的に布設される。ケーブル1は、布設
の際は送電を行っていないため冷却されており、最も縮
んだ状態となっている。しかしながら、ケーブル1に送
電が開始されると、発熱によってケーブル1は膨張す
る。このとき、ケーブル1には常に各可動クリート11
によってその布設方向にほぼ直交する方向の力が加えら
れている。また、図1の実施例に示すように、各可動ク
リート11はその長手方向に沿って順に交互にケーブル
1を反対方向に押圧するよう押圧方向が選定されてい
る。従って、ケーブル1が熱膨張した場合、図4に示す
ように、ケーブル1をその布設方向に直交する方向に波
打たせるように変形させる。これにより、予めケーブル
1をスネーク布設したと同様にしてその熱伸縮が吸収さ
れる。
すように当初直線的に布設される。ケーブル1は、布設
の際は送電を行っていないため冷却されており、最も縮
んだ状態となっている。しかしながら、ケーブル1に送
電が開始されると、発熱によってケーブル1は膨張す
る。このとき、ケーブル1には常に各可動クリート11
によってその布設方向にほぼ直交する方向の力が加えら
れている。また、図1の実施例に示すように、各可動ク
リート11はその長手方向に沿って順に交互にケーブル
1を反対方向に押圧するよう押圧方向が選定されてい
る。従って、ケーブル1が熱膨張した場合、図4に示す
ように、ケーブル1をその布設方向に直交する方向に波
打たせるように変形させる。これにより、予めケーブル
1をスネーク布設したと同様にしてその熱伸縮が吸収さ
れる。
【0014】図5に、本発明のケーブル線路の他の実施
例を示す。図5の実施例は、ケーブル1をピット10の
内部で固定クリート15を用いて所定間隔で固定支持し
ている。そして、この固定クリート15の中間におい
て、先に説明した可動クリート11を配置し、これに弾
性部材12を取り付けている。このような構成とした場
合にも、ケーブル1が送電によって加熱され膨張する
と、固定クリート15に挟まれた部分において、その膨
張が可動クリート11をスライドさせる方向に吸収され
る。ケーブル1が冷却されて縮めば、弾性部材12によ
って可動クリート11が引き戻される。このような運動
によってケーブル1の伸縮が円滑に吸収される。
例を示す。図5の実施例は、ケーブル1をピット10の
内部で固定クリート15を用いて所定間隔で固定支持し
ている。そして、この固定クリート15の中間におい
て、先に説明した可動クリート11を配置し、これに弾
性部材12を取り付けている。このような構成とした場
合にも、ケーブル1が送電によって加熱され膨張する
と、固定クリート15に挟まれた部分において、その膨
張が可動クリート11をスライドさせる方向に吸収され
る。ケーブル1が冷却されて縮めば、弾性部材12によ
って可動クリート11が引き戻される。このような運動
によってケーブル1の伸縮が円滑に吸収される。
【0015】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては、可動クリートをケーブルの長手方
向に沿って順に1個ずつ交互に反対方向に押圧するよう
配置したものを示したが、これらは、例えばケーブルの
湾曲する周期が長い場合、2個ずつそれぞれ交互に反対
方向に押圧するように配置してもよいし、もちろんその
数は自由に増減して差し支えない。更に、クリートの構
造はケーブルをその布設方向に直交する方向にスライド
可能に可動支持するものであればよく、コロによって床
面に置かれスライドするものでもよいし、また吊り下げ
等によってスライド可能に支持されていてもよい。更
に、ケーブルラックやレール等の上にスライド可能に配
置されているものでもよい。また、クリートはケーブル
を3条一括してクランプするものでもよいし、1条ずつ
クランプするような構成のものでもよい。更に、弾性部
材12は上記実施例ではコイルスプリングを用いた例を
示したが、例えば板ばねやその他ケーブル1に圧縮力や
伸張力によって適切な押圧力を与えておく構成のもので
あればどのようなものであってもよい。
記実施例においては、可動クリートをケーブルの長手方
向に沿って順に1個ずつ交互に反対方向に押圧するよう
配置したものを示したが、これらは、例えばケーブルの
湾曲する周期が長い場合、2個ずつそれぞれ交互に反対
方向に押圧するように配置してもよいし、もちろんその
数は自由に増減して差し支えない。更に、クリートの構
造はケーブルをその布設方向に直交する方向にスライド
可能に可動支持するものであればよく、コロによって床
面に置かれスライドするものでもよいし、また吊り下げ
等によってスライド可能に支持されていてもよい。更
に、ケーブルラックやレール等の上にスライド可能に配
置されているものでもよい。また、クリートはケーブル
を3条一括してクランプするものでもよいし、1条ずつ
クランプするような構成のものでもよい。更に、弾性部
材12は上記実施例ではコイルスプリングを用いた例を
示したが、例えば板ばねやその他ケーブル1に圧縮力や
伸張力によって適切な押圧力を与えておく構成のもので
あればどのようなものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明した本発明のケーブル線路は、
ケーブルをその布設方向にほぼ直交する方向にスライド
可能に可動支持する複数の可動クリートを設け、これを
可動方向に押圧して付勢する弾性部材によって、ケーブ
ルの熱伸縮をその可動方向に吸収する構成としたので、
予めケーブルをスネーク布設するためにくせ付けする作
業等を省略することができ、ケーブル布設作業の簡略化
を図ることができる。
ケーブルをその布設方向にほぼ直交する方向にスライド
可能に可動支持する複数の可動クリートを設け、これを
可動方向に押圧して付勢する弾性部材によって、ケーブ
ルの熱伸縮をその可動方向に吸収する構成としたので、
予めケーブルをスネーク布設するためにくせ付けする作
業等を省略することができ、ケーブル布設作業の簡略化
を図ることができる。
【図1】本発明のケーブル線路を示し、(a)はその平
面図、(b)はその主要部断面図である。
面図、(b)はその主要部断面図である。
【図2】従来一般のスネーク布設されたケーブル線路を
示し、(a)はケーブル線路の平面図、(b)はその主
要部拡大平面図である。
示し、(a)はケーブル線路の平面図、(b)はその主
要部拡大平面図である。
【図3】従来のケーブルくせ付け作業に使用されるケー
ブルベンダーの正面図である。
ブルベンダーの正面図である。
【図4】本発明のケーブル線路のケーブルが膨張した場
合の状態を示す平面図である。
合の状態を示す平面図である。
【図5】本発明のケーブル線路の変形例を示す平面図で
ある。
ある。
【図6】図5に示す変形例のケーブルが膨張した場合の
平面図である。
平面図である。
【符号の説明】 1 ケーブル 11 可動クリート 12 弾性部材 13 コロ
Claims (2)
- 【請求項1】 布設されたケーブルの長手方向に沿って
所定間隔で配置され、ケーブルをその布設方向にほぼ直
交する方向にスライド可能に可動支持する複数の可動ク
リートと、 前記各可動クリートを、その可動方向に押圧して付勢す
る弾性部材とを備え、 前記各押圧部材は、前記ケーブルの長手方向に沿って順
に、前記可動クリートを交互に反対方向に押圧するよ
う、その押圧方向が選定されていることを特徴とするケ
ーブル線路。 - 【請求項2】 布設されたケーブルの長手方向に沿って
所定間隔で配置され、ケーブルをその布設方向にほぼ直
交する方向にスライド可能に可動支持する複数の可動ク
リートと、 前記各可動クリートの中間に配置され、前記ケーブルを
固定支持する複数の固定クリートと、 前記各可動クリートを、その可動方向に押圧して付勢す
る弾性部材とを備えたことを特徴とするケーブル線路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30300892A JPH06133423A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ケーブル線路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30300892A JPH06133423A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ケーブル線路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133423A true JPH06133423A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17915829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30300892A Pending JPH06133423A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ケーブル線路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106989209A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-07-28 | 芜湖侨云友星电气工业有限公司 | 一种线束支架 |
KR102236519B1 (ko) * | 2020-03-31 | 2021-04-05 | 김정환 | 배관 설비용 덕트 |
JP2023083165A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 株式会社関電工 | ケーブルのコアずれ抑制装置 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30300892A patent/JPH06133423A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106989209A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-07-28 | 芜湖侨云友星电气工业有限公司 | 一种线束支架 |
KR102236519B1 (ko) * | 2020-03-31 | 2021-04-05 | 김정환 | 배관 설비용 덕트 |
JP2023083165A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 株式会社関電工 | ケーブルのコアずれ抑制装置 |
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