JPH0613340Y2 - 排煙窓 - Google Patents

排煙窓

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JPH0613340Y2
JPH0613340Y2 JP11678888U JP11678888U JPH0613340Y2 JP H0613340 Y2 JPH0613340 Y2 JP H0613340Y2 JP 11678888 U JP11678888 U JP 11678888U JP 11678888 U JP11678888 U JP 11678888U JP H0613340 Y2 JPH0613340 Y2 JP H0613340Y2
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JP
Japan
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shoji
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JP11678888U
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幸雄 山本
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、火災発生時に開放して煙を排出する排煙窓に
関するものである。
〔従来の技術〕
排煙窓としては第5図、第6図に示すように、窓枠Aの
上横枠aに、障子Bの上横框bをヒンジcで面外方向に
開閉自在に枢着連結し、窓枠Aの左右竪枠d・dに固着
して窓枠側ブラケットeと障子Bの左右竪框f・fに固
着した障子側ブラケットg・gとに亘って左右一対のス
テイダンパh・hをそれぞれ枢着連結し、左右一対のス
テイダンパh・hによって障子Bを開放側に付勢すると
共に、ロープ等で障子Bを閉じ側に引張り保持し、ロー
プ等を弛めることで障子Bを開放させるようにしたもの
が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 かかる排煙窓であると、ステイダンパhが竪枠dと堅框
fとに亘って連結されていると共に、障子Bはヒンジc
を中心として回動しながら開閉するので、ステイダンパ
hのストロークは障子Bの開閉角度に見合う大きな値と
なり、ステイダンパhが長尺となるから高価となって、
排煙窓が高価となる。
また、ステイダンパhは障子Bを閉じた時に垂直に対し
て斜めとなるように取付けて、障子Bを開き側に回動付
勢できるようにしているから、ステイダンパhは室内側
に大きく突出した状態となり、室内側より見えるから体
裁が悪く、しかも他の物体が衝突して破損することがあ
ると共に、排煙窓を組立た状態でトラック等で運搬する
際にステイダンパhを損傷し易い。
また、左右一対のステイダンパh、hで障子Bの左右堅
框f、fを押すことで開放するので、左右一対のステイ
ダンパh、hの押し力が異なると左右堅框f、fに作用
する押し力が異なり、上框b、下框iが変形して障子B
がゆがんでしまうことがある。
そこで、本考案は上記の課題を解決するようにした排煙
窓を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
(手段) 上枠1と下枠2と左右竪枠3,3で方形枠状となった窓
枠C内に、上框4と下框5と左右竪框6,6を備えた障
子Dを配設すると共に、前記障子Dを構成する相対向す
る一対の框における長手方向一端側を、前記窓枠Cを構
成する相対向する一対の枠に、長手方向に摺動自在で、
かつ室内外側方向に回動自在に連結し、該一対の枠と前
記一対の框とに亘ってアーム13を室内・外側方向に回
動自在に連結すると共に、前記相対向する一対の枠を連
結する一方の枠と前記相対向する一対の框を連結する一
方の框との間に、障子Bを長手方向一方に向けて移動付
勢するステイダンパ16を枢着連結し、前記障子Bをス
テイダンパ16に抗して長手方向他方に向けて移動する
ロープを設けた排煙窓。
(作用) ロープを弛めることでステイダンパ16によって障子D
を長手方向一側に向けて移動すると同時に障子が窓枠C
より突出するように回動して障子Dを開放できるから、
障子Dの長手方向の移動量に比較して開閉角度を大きく
でき、障子Dを僅かに長手方向に移動することで障子D
を大きな開閉角度で開放できる。
また、ステイダンパ16は枠と框との間に、障子を長手
方向一側に向けて移動するように枢着連結してあるか
ら、そのステイダンパ16は窓枠よりも室内側に突出す
ることがなく、体裁が良いと共に、他の物体が衝突して
破損したり、排煙窓を組み立てた状態で運搬する際に損
傷したりすることがない。
また、ステイダンパ16は一つの框を長手方向一側に向
けて押すので、一対のステイダンパ16の押し力が異な
っても障子Bがゆがむことがない。
〔実施例〕
第1図に示すように、窓枠Cは上枠1と下枠2と左右竪
枠3,3で方形枠状となり、障子Dは上框4と下框5と
左右堅枠6,6で方形枠状となった枠内にガラス7を装
着してある。
前記竪枠3の上部には摺動体10がガイドレール11に
沿って上下摺動自在に設けられ、この摺動体10に堅框
6上部に設けた支持杆12が回動自在に嵌合してあると
共に、堅框3と堅框6とに亘ってアーム13がピン1
4,15で室内外側方向に回動自在に連結され、障子D
は第2図仮想線で示すように上部が窓枠Cに対して下方
に移動し、支持杆12を中心として下部が室外側に突出
するように回動することで開放するように構成してあ
る。
前記上框1と下框4とに亘ってステイダンパ16が枢着
連結され、障子Dはステイダンパ16で下方に付勢され
ていると共に、上框1の左右一端に連結したロープ17
が上框4に設けた可動プーリ18、上框1に設けた固定
プーリ19を経て上枠1の左右他端に向けて掛け回しさ
れ、そのロープ17は第4図のように竪枠3に設けたプ
ーリ20を経て室内側に垂れ下げてある。
次に各部の詳細を説明する。
上框1は第2図のように、室内・外側縦板1a,1bと
横板1cで断面上向コ字状の長尺材となり、横板1cの
室内側に一体形成した下向突出板21には上横気密材2
2が装着され、下枠2は階段状に折曲した横板2aを備
え、その横板2aの室内側に下横気密材23が装着して
あり、竪枠3の横板3aの室内側に一体形成した内向板
24に縦気密材25が装着され、これら各気密材は四周
連続している。
前記上框4、下框5、竪框6は第2図、第3図のよう
に、室内・外側板4a,4b,5a,5b,6a,6b
と内横板4c,5c,6cと外横板4d,5d,6dで
断面略矩形状の中空長尺材となり、障子Dを閉じると各
室内側板4a,5a,6aが前記各気密材に圧着するよ
うにしてある。
前記上枠1の横板1cと上框4の外横板4dとには第2
図に示すように、上ブラケット26と下ブラケット27
が左右方向に間隔を置いて相対向してそれぞれ設けら
れ、この上ブラケット26と下ブラケット27とにステ
イダンパ16の固定側、可動側16a,16bがボール
継手等で揺動可能に連結してあり、ステイダンパ16は
障子Dを閉じた時に上框4と上枠1との間に形成される
空間内に収納されて外部より見えないようにしてある。
前記ガイドレール11は第3図のように横断面略コ字状
の長尺材となり、竪枠3の横板3aに取付けてあると共
に、摺動体10はガイドレール11内に嵌まり込む形状
となり、かつ孔10aが形成してあり、支持杆12は堅
框6の外横板6dに固着されて前記摺動体10の孔10
a内に回動可能に嵌合してある。
前記竪枠3の横板3a下部側と竪枠6の外横板6dの中
間部とには第3図のように略コ字状に折曲したブラケッ
ト28,29が相対向して取付けられ、このブラケット
28,29に前記アーム13がピン14,15で回動可
能に連結されている。
前記可動側プーリ18と固定側プーリ19は第4図に示
すように、上框4の外横板4dと上枠1の横板1cとに
設けたブラケット30,31に回動自在に支承され、プ
ーリ20は竪枠3の横板3aにおける上部に設けたブラ
ケット32に回動自在に支承されて、ロープ17を矢印
方向に引張ると可動側プーリ18が固定側プーリ19に
引き寄せられて障子Dが上方に移動して閉じ状態に保持
される。
しかして、ロープ17の保持を解除するとステイダンパ
16の可動側16bが伸長して上框4を下に押すので、
支持杆12とともに摺動体10がガイドレール11に沿
って下方に摺動し、アーム13によって障子Dの下部が
室外側に突出するように支持杆12を中心として回動す
ることで障子Dが開放作動する。
また、ロープ17を引張ると前述のように上框4が上方
に移動して障子Dは閉じ状態となり、ロープ17を係止
保持することで障子Dを閉じ状態に保持できる。
以上の実施例ではロープ17を上枠1と上框4とに亘っ
て掛け回したが、下框5と下枠2とに亘って掛け回して
も良い。
また、支持杆12を左右堅框6,6の下部に設けると共
に、ガイドレール11を左右竪枠3,3の下部に設け、
アーム13は上方側に設けると共に、下枠2の横板2a
と下框5の外横板5dとに亘ってステイダンパ16を枢
着連結しても良い。
また、上框4、下框5の長手方向一側に支持杆12を設
けると共に、上枠1、下枠2の長手方向一側にガイドレ
ール11を設け、上枠1と上框4との間及び下枠2と下
框5との間にアーム13をそれぞれ枢着連結すると共
に、竪枠3の横板3aと堅框6の外横板6dとの間にス
テイダンパー16を枢着連結しても良い。
〔考案の効果〕
ロープ17を弛めることでステイダンパ16によって障
子Dを長手方向一側に向けて移動すると同時に障子が窓
枠Cより突出するように回動して障子Dを開放できるか
ら、障子Dの長手方向の移動量に比較して開閉角度を大
きくでき、障子Dを僅かに長手方向に移動することで障
子Dを大きな開閉角度で開放できる。
したがって、障子Dを長手方向に移動するステイダンパ
16のストロークを短くできるから、ステイダンパ16
を短くしてコストを安くできる。
また、ステイダンパ16は枠と框との間に、障子を長手
方向一側に向けて移動するように枢着連結してあるか
ら、そのステイダンパ16は窓枠よりも室内側に突出す
ることがなく、体裁が良いと共に、他の物体が衝突して
破損したり、排煙窓を組み立てた状態で運搬する際に損
傷したりすることがない。
また、ステイダンパ16は一つの框を長手方向一側に向
けて押すので、一対のステイダンパ16の押し力が異な
っても障子Bがゆがむことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す排煙窓の正面図、第2
図、第3図、第4図は第1図のII−II線、III−III線、
IV−IV線断面図、第5図、第6図は従来の排煙窓の正面
図、側面図である。 1は上枠、2は下枠、3は竪枠、4は上框、5は下框、
6は堅框、13はアーム、16はステイダンパ、17は
ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上枠1と下枠2と左右竪枠3,3で方形枠
    状となった窓枠C内に、上框4と下框5と左右堅框6,
    6を備えた障子Dを配設すると共に、前記障子Dを構成
    する相対向する一対の框における長手方向一端側を、前
    記窓枠Cを構成する相対向する一対の枠に、長手方向に
    摺動自在で、かつ室内外側方向に回動自在に連結し、該
    一対の枠と前記一対の框とに亘ってアーム13を室内・
    外側方向に回動自在に連結すると共に、前記相対向する
    一対の枠を連結する一方の枠と前記相対向する一対の框
    を連結する一方の框との間に、障子Bを長手方向一方に
    向けて移動付勢するステイダンパ16を枢着連結し、前
    記障子Bをステイダンパ16に抗して長手方向他方に向
    けて移動するロープを設けたことを特徴とする排煙窓。
JP11678888U 1988-09-07 1988-09-07 排煙窓 Expired - Lifetime JPH0613340Y2 (ja)

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JP11678888U JPH0613340Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 排煙窓

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JPH0239087U JPH0239087U (ja) 1990-03-15
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