JPH061332A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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Publication number
JPH061332A
JPH061332A JP16101792A JP16101792A JPH061332A JP H061332 A JPH061332 A JP H061332A JP 16101792 A JP16101792 A JP 16101792A JP 16101792 A JP16101792 A JP 16101792A JP H061332 A JPH061332 A JP H061332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging container
fragrance
perfume
odor
contents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16101792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyo Kikuchi
英世 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRA KK
Original Assignee
SANRA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANRA KK filed Critical SANRA KK
Priority to JP16101792A priority Critical patent/JPH061332A/ja
Publication of JPH061332A publication Critical patent/JPH061332A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2203/00Decoration means, markings, information elements, contents indicators
    • B65D2203/12Audible, olfactory or visual signalling means

Abstract

(57)【要約】 【目的】試供品を準備する必要がなく、コストを低減す
ることができ、しかも収容された香料含有物の匂(に
お)いを購買前に知ることができるようにする。 【構成】内部に香料含有物を収容しており、包装容器1
1の大気に接触する面の少なくとも一部を、樹脂に香料
を添加した複合材によって成形するようにしている。そ
して、前記香料を、包装容器11に収容された香料含有
物を認識することを可能とする匂いのものとする。大気
に接触する面から香料含有物を認識することを可能とす
る匂いの香料が大気中に放出される。したがって、試供
品を準備する必要がなくなり、コストを低減することが
できる。また、購買者は包装容器11の蓋(ふた)13
を開けることなく、包装容器11に収容された香料含有
物の匂いを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、香水や化粧品、薬品、食品、飲料
等は、一般に、ガラス、樹脂、紙等で形成された包装容
器に収容され、販売されている。そして、前記構成の包
装容器に収容される香水や化粧品、薬品、食品、飲料等
(以下、「香料含有物」という。)には、香水や化粧品
の場合は快適さや高級品らしさを高めるために、薬品の
場合は服用しやすくするために、食品や飲料の場合は嗜
好(しこう)性を高めるために各種香料が添加されてい
る。
【0003】すなわち、例えば香水には脂肪族アルデヒ
ドなどの合成香料が、化粧品にはクマリン、ヘリオトロ
ピン等の合成香料が添加されている。また、飲料には、
無果汁か少量の天然果汁を含む果汁フレーバー飲料、1
0%以上の天然果汁を含む果汁入り清涼飲料、50%以
上の天然果汁を含む果汁飲料、天然果汁飲料等の各種飲
料があるが、天然果汁感を出すために、果汁フレーバー
飲料の場合には乳化香料が、果汁入り清涼飲料や果汁飲
料の場合にはエッセンスが添加される。
【0004】そして、前記香料含有物は包装容器に収容
され、かつ、密封された状態で販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の包装容器においては、香料含有物が包装容器に収容
され、かつ、密封された状態で販売されるため、購買者
は前記香料含有物に添加されている香料の匂(にお)い
を購買前に知ることができない。香水や化粧品、薬品等
の場合には試供品として提供されるものを使用し、服用
することによって匂いを知ることができるが、試供品を
準備する分だけコストが上昇してしまう。
【0006】また、食品や飲料などの場合には、購買者
は購買後に初めて匂いを知ることになり、予想していた
匂いと異なると嗜好性が低下してしまう。本発明は、前
記従来の包装容器の問題点を解決して、試供品を準備す
る必要がなく、コストを低減することができ、しかも、
収容された香料含有物の匂いを購買前に知ることができ
る包装容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の包
装容器においては、内部に香料含有物を収容しており、
包装容器の大気に接触する面の少なくとも一部を、樹脂
に香料を添加した複合材によって成形するようにしてい
る。そして、前記香料を、包装容器に収容された香料含
有物を認識することを可能する匂いのものとする。
【0008】前記複合材によって成形した部分は、容器
本体又は装飾用部材とすることができる。また、包装容
器の大気に接触する面を、複数の層から成る積層体の外
側層とすることもできる。
【0009】
【作用】本発明によれば、前記のように内部に香料含有
物を収容しており、包装容器の大気に接触する面の少な
くとも一部、例えば、容器本体、装飾用部材、積層体の
外側層等を、樹脂に香料を添加した複合材によって成形
するようにしている。そして、前記香料を、包装容器に
収容された香料含有物を認識することを可能とする匂い
のものとしている。
【0010】したがって、大気に接触する面から香料含
有物を認識することを可能とする匂いの香料が大気中に
放出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示す包装容器の斜視図、図2は本発明の第2の実施例を
示す包装容器の斜視図、図3は本発明の第3の実施例を
示す包装容器の斜視図である。
【0012】図1において、11は香水を香料含有物と
して収容する包装容器であり、容器本体12はガラス製
の瓶(びん)から成り、該容器本体12に例えば金属製
の蓋(ふた)13が着脱自在に取り付けられる。15は
前記容器本体12の上縁部の周囲に取り付けられる装飾
用の縁15であり、香料含有樹脂で成形される。該香料
含有樹脂はポリエチレン樹脂に香料を混合した複合材を
射出成形することによって得られ、前記香料は包装容器
11に収容された香料含有物すなわち香水と同じ匂いの
ものとし、該香料含有物を認識することを可能とする。
【0013】前記構成の包装容器11においては、縁1
5を構成する香料含有樹脂から香料が大気中に放出され
るため、購買者は前記蓋13を開けることなく香水の匂
いを知ることができる。なお、前記蓋13のトップ13
aには装飾用のシール17が接着剤によって貼着(ちょ
うちゃく)されているが、該シール17を香料含有樹脂
フィルムで成形するようにしてもよい。
【0014】図2において、21は化粧品を香料含有物
として収容する包装容器であり、容器本体22は香料含
有樹脂製の中空容器から成り、該容器本体22に例えば
金属製の蓋23が着脱自在に取り付けられる。前記香料
含有樹脂はポリエチレン樹脂に香料を混合した複合材を
ブロー成形することによって得られ、前記香料は包装容
器21に収容された香料含有物すなわち化粧品と同じ匂
いのものとし、該香料含有物を認識することを可能とす
る。
【0015】前記構成の包装容器21においては、容器
本体22を構成する香料含有樹脂から香料が大気中に放
出されるため、購買者は前記蓋23を開けることなく化
粧品の匂いを知ることができる。図3において、31は
化粧品を香料含有物として収容する包装容器であり、容
器本体32はポリエチレン樹脂製の中空容器から成り、
該容器本体32に例えば樹脂製の蓋33が着脱自在に取
り付けられる。
【0016】前記容器本体32には熱収縮性の香料含有
樹脂フィルム35が装飾用として被覆される。該香料含
有樹脂フィルム35は熱収縮性の樹脂に香料を混合した
複合材を押出成形することによって得られ、前記香料は
包装容器31に収容された香料含有物すなわち化粧品と
同じ匂いのものとし、該香料含有物を認識することを可
能する。
【0017】前記構成の包装容器31においては、容器
本体32を被覆する香料含有樹脂フィルム35から香料
が大気中に放出されるため、化粧品の購買者は前記蓋3
3を開けることなく化粧品の匂いを知ることができる。
この場合、前記容器本体32には香料が混合された複合
材が使用されていないので共用することができ、包装容
器31内に収容される化粧品の種類を変更した場合に
は、前記香料含有樹脂フィルム35のみを取り替えれば
よい。
【0018】なお、蓋33を香料含有樹脂で成形し、該
蓋33から香料を大気中に放出させるようにしてもよ
い。次に、飲料を香料含有物として収容する包装容器に
ついて説明する。図4は本発明の第4の実施例を示す包
装容器の一部破断斜視図、図5は本発明の第4の実施例
を示す包装容器の断面図である。
【0019】図において、41は包装容器であり、積層
体から成る包材42を例えば図に示すような煉瓦(れん
が)状に加工することによって形成される。該包装容器
41には、清涼飲料や乳飲料などの飲料が香料含有物と
して収容されている。43は包材42の支持体層を構成
する紙材である。本実施例においては、支持体層として
紙材43を使用しているが、ガラス、プラスチック等を
使用してボトル状に加工しても、金属などを使用して缶
状にしてもよい。
【0020】前記紙材43の内側表面には、接着性樹脂
層44を介して金属箔(はく)層、例えばアルミ箔層4
5が被覆される。該アルミ箔層45は、包装容器41内
に収容される飲料に対する光及びガスのバリヤを形成
し、飲料の変質や香料の消散を防止する。そして、該ア
ルミ箔層45の更に内側表面には、接着性樹脂層46を
介してポリエチレン樹脂層47が被覆される。
【0021】前記二つの接着性樹脂層44,46は、紙
材43とアルミ箔層45間、及びアルミ箔層45とポリ
エチレン樹脂層47間の接着性を向上させるために設け
られる。一方、前記紙材43の外側表面には香料含有樹
脂層48が被覆される。該香料含有樹脂層48は、外側
層を形成し、ポリエチレン樹脂に香料を混合した複合材
を押出成形することによって得られ、前記香料は包装容
器41内に収容された飲料と同じ匂いのものとし、該香
料含有物を認識することを可能とする。
【0022】前記構成の包装容器41から飲料を注出す
る場合、例えば包装容器41に形成された封止部にスト
ローの尖鋭(せんえい)部を突き刺して注出口を開封す
るようになっているが、前記香料含有樹脂層48から香
料が大気中に放出されるため、購買者は注出口を開封す
ることなく、収容された飲料の匂いを知ることができ
る。
【0023】飲料がジュースなどの場合、ポリエチレン
テレフタレート(PFT)樹脂層が前記ポリエチレン樹
脂層47に代えて使用される。なお、本発明は前記実施
例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々変形することが可能であり、それらを本発明の範囲
から排除するものではない。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、内部に香料含有物を収容しており、包装容器の大
気に接触する面の少なくとも一部を、樹脂に香料を添加
した複合材によって成形するようにしている。そして、
前記香料を、包装容器に収容された香料含有物を認識す
ることを可能とする匂いのものとする。
【0025】大気に接触する面から香料含有物を認識す
ることを可能とする匂いの香料が大気中に放出される。
したがって、試供品を準備する必要がなくなり、コスト
を低減することができる。また、購買者は包装容器の蓋
を開けることなく、包装容器に収容された香料含有物の
匂いを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す包装容器の斜視図
である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す包装容器の斜視図
である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す包装容器の斜視図
である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す包装容器の一部破
断斜視図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す包装容器の断面図
である。
【符号の説明】
11,21,31,41 包装容器 12,22,32 容器本体 15 縁 35 香料含有樹脂フィルム 48 香料含有樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65D 65/42 A 9028−3E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に香料含有物を収容する包装容器に
    おいて、(a)包装容器の大気に接触する面の少なくと
    も一部を、樹脂に香料を添加した複合材によって成形
    し、(b)前記香料を、包装容器に収容された香料含有
    物を認識することを可能とする匂いのものとしたことを
    特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 前記複合材によって成形した部分が容器
    本体である請求項1記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記複合材によって成形した部分が装飾
    用部材である請求項1記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 包装容器の大気に接触する面が、複数の
    層から成る積層体の外側層である請求項1記載の包装容
    器。
JP16101792A 1992-06-19 1992-06-19 包装容器 Pending JPH061332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16101792A JPH061332A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 包装容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16101792A JPH061332A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061332A true JPH061332A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15727002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16101792A Pending JPH061332A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 包装容器

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JP (1) JPH061332A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043804A1 (de) * 2002-11-12 2004-05-27 Robert Leidel Verpackung für nahrungsmittel, insbesondere für tiernahrungsmittel
JP2019099178A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 キョーラク株式会社 香り付き容器

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043804A1 (de) * 2002-11-12 2004-05-27 Robert Leidel Verpackung für nahrungsmittel, insbesondere für tiernahrungsmittel
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