JPH06133275A - Ｅｄｔｖ受像機 - Google Patents
Ｅｄｔｖ受像機Info
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- JPH06133275A JPH06133275A JP4276986A JP27698692A JPH06133275A JP H06133275 A JPH06133275 A JP H06133275A JP 4276986 A JP4276986 A JP 4276986A JP 27698692 A JP27698692 A JP 27698692A JP H06133275 A JPH06133275 A JP H06133275A
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- reinforcement
- noise level
- noise
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Abstract
(57)【要約】
【構成】受像信号に含まれる雑音成分に応じて帯域制限
処理をした補強信号成分ＶＨＮＲを復調して補強信号Ｖ
ＨＤを再生し、メイン部領域の画像信号を復調して得ら
れる信号系列ＶＭの順次走査化，走査線数変換などの走
査変換処理に使用して、アスペクト比１６：９、順次走
査の表示部にフル画面で画像を再生する。 【効果】受像情況の不良なＳ／Ｎ比の悪い受像信号で
も、補強信号類に起因する画質劣化が少ない、高品質な
再生画像を得ることができる。
処理をした補強信号成分ＶＨＮＲを復調して補強信号Ｖ
ＨＤを再生し、メイン部領域の画像信号を復調して得ら
れる信号系列ＶＭの順次走査化，走査線数変換などの走
査変換処理に使用して、アスペクト比１６：９、順次走
査の表示部にフル画面で画像を再生する。 【効果】受像情況の不良なＳ／Ｎ比の悪い受像信号で
も、補強信号類に起因する画質劣化が少ない、高品質な
再生画像を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号を受像
する受像機に係り、特に、画面の上下に無画部領域を設
けて横長画像を送像するレターボックス方式のＥＤＴＶ
テレビジョン信号の受像に好適なＥＤＴＶ受像機に関す
る。
する受像機に係り、特に、画面の上下に無画部領域を設
けて横長画像を送像するレターボックス方式のＥＤＴＶ
テレビジョン信号の受像に好適なＥＤＴＶ受像機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】現行テレビとの両立性を保存して、高画
質化，高精細化，画面のワイド化を実現するＥＤＴＶの
研究開発が進められている。このうち、レターボックス
方式ＥＤＴＶは、アスペクト比１６：９の横長画像を画
面の上下に無画部領域を設けて送像するもので、現行受
像機でも横長画像を受像できる利点があり、ＥＤＴＶの
実現形態として有望視されている。
質化，高精細化，画面のワイド化を実現するＥＤＴＶの
研究開発が進められている。このうち、レターボックス
方式ＥＤＴＶは、アスペクト比１６：９の横長画像を画
面の上下に無画部領域を設けて送像するもので、現行受
像機でも横長画像を受像できる利点があり、ＥＤＴＶの
実現形態として有望視されている。
【０００３】このレターボックス方式ＥＤＴＶでま、高
画質化，高精細化を図るために、送像できない画像信号
の水平，垂直の高周波成分は伝送可能な周波数帯の信号
に周波数変換し、画面の上下の無画部領域に補強信号と
して重畳し、テレビジョン信号を構成する。
画質化，高精細化を図るために、送像できない画像信号
の水平，垂直の高周波成分は伝送可能な周波数帯の信号
に周波数変換し、画面の上下の無画部領域に補強信号と
して重畳し、テレビジョン信号を構成する。
【０００４】受像側では、上下の無画部領域の補強信号
は復調して元の画像信号の水平，垂直の高周波成分を再
生する。そして、復調した横長画像の画像信号成分に加
算して、高精細な画像信号を再生する。そして、アスペ
クト比１６：９の表示部でフル画面の高品質な画像を再
生する。
は復調して元の画像信号の水平，垂直の高周波成分を再
生する。そして、復調した横長画像の画像信号成分に加
算して、高精細な画像信号を再生する。そして、アスペ
クト比１６：９の表示部でフル画面の高品質な画像を再
生する。
【０００５】なお、このレターボックス方式ＥＤＴＶに
関するものには、特開平2−113688号，特開平3−179986
号，特開平3−206788 号公報に記載のものなどがあ
る。
関するものには、特開平2−113688号，特開平3−179986
号，特開平3−206788 号公報に記載のものなどがあ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】レターボックス方式Ｅ
ＤＴＶでは、補強信号は時分割多重の形態で重畳する場
合が多い。したがって、伝送系で補強信号に加わった雑
音は、受像側では時間軸伸長によって低い周波数の目立
ちやすい雑音となり、大きな画質妨害になるという問題
がある。しかし従来の技術ではこの問題について考慮さ
れておらず、Ｓ／Ｎ比の悪い受像状況では、補強信号に
起因した画質妨害によって再生画質が大幅に劣化するな
どの問題が発生する。
ＤＴＶでは、補強信号は時分割多重の形態で重畳する場
合が多い。したがって、伝送系で補強信号に加わった雑
音は、受像側では時間軸伸長によって低い周波数の目立
ちやすい雑音となり、大きな画質妨害になるという問題
がある。しかし従来の技術ではこの問題について考慮さ
れておらず、Ｓ／Ｎ比の悪い受像状況では、補強信号に
起因した画質妨害によって再生画質が大幅に劣化するな
どの問題が発生する。
【０００７】本発明の目的は、受像状況に左右されるこ
となく、補強信号に起因した画質妨害の発生が少なく、
高画質な画像を再生するＥＤＴＶ受像機を提供すること
にある。
となく、補強信号に起因した画質妨害の発生が少なく、
高画質な画像を再生するＥＤＴＶ受像機を提供すること
にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、受像するテレビジョン信号に含まれる雑
音のノイズレベルを検出し、このノイズレベルに応じて
帯域幅を変化させて補強信号の周波数帯域制限を行い、
この帯域制限を行った補強信号を復調して元の画像信号
の水平，垂直高周波成分を再生する。
め、本発明は、受像するテレビジョン信号に含まれる雑
音のノイズレベルを検出し、このノイズレベルに応じて
帯域幅を変化させて補強信号の周波数帯域制限を行い、
この帯域制限を行った補強信号を復調して元の画像信号
の水平，垂直高周波成分を再生する。
【０００９】また、ノイズレベルの検出では、ベースバ
ンド帯域のテレビジョン信号の基準レベル信号や同期信
号に含まれる雑音成分、あるいは中間周波数帯域のテレ
ビジョン信号の信号レベルによって行う。
ンド帯域のテレビジョン信号の基準レベル信号や同期信
号に含まれる雑音成分、あるいは中間周波数帯域のテレ
ビジョン信号の信号レベルによって行う。
【００１０】
【作用】本発明では、検出したノイズレベルが高い時に
は、通過帯域幅の狭い特性で補強信号の周波数帯域制限
を行う。一方、ノイズレベルが低い時には通過帯域幅の
広い特性で補強信号の周波数帯域制限を行う。したがっ
て、ノイズレベルが高いＳ／Ｎ比の悪いテレビジョン信
号では、補強信号に加わった雑音成分はほぼ除去でき
る。また、ノイズレベルが低いＳ／Ｎ比の良好なテレビ
ジョン信号では、補強信号が損なわれることがない。本
発明によれば、受像状況が良好な場合には従来技術と同
等、受像状況が不良な場合には補強信号に起因した画質
妨害の少ない画像が再生できる。
は、通過帯域幅の狭い特性で補強信号の周波数帯域制限
を行う。一方、ノイズレベルが低い時には通過帯域幅の
広い特性で補強信号の周波数帯域制限を行う。したがっ
て、ノイズレベルが高いＳ／Ｎ比の悪いテレビジョン信
号では、補強信号に加わった雑音成分はほぼ除去でき
る。また、ノイズレベルが低いＳ／Ｎ比の良好なテレビ
ジョン信号では、補強信号が損なわれることがない。本
発明によれば、受像状況が良好な場合には従来技術と同
等、受像状況が不良な場合には補強信号に起因した画質
妨害の少ない画像が再生できる。
【００１１】また、本発明では、ベースバンド帯域のテ
レビジョン信号の基準レベル信号，同期信号などの所定
の信号に含まれる雑音成分、あるいは中間周波数帯域の
テレビョン信号の受信信号のレベルによってノイズレベ
ルの検出を行うため、誤検出の発生のない高精度な特性
の検出ができる。
レビジョン信号の基準レベル信号，同期信号などの所定
の信号に含まれる雑音成分、あるいは中間周波数帯域の
テレビョン信号の受信信号のレベルによってノイズレベ
ルの検出を行うため、誤検出の発生のない高精度な特性
の検出ができる。
【００１２】
【実施例】本発明の第１の実施例を図１に示す全体ブロ
ック図により説明する。これは、ベースバンド帯域のテ
レビジョン信号でノイズレベルの検出を行うのに好適な
ものである。
ック図により説明する。これは、ベースバンド帯域のテ
レビジョン信号でノイズレベルの検出を行うのに好適な
ものである。
【００１３】レターボックス方式ＥＤＴＶのベースバン
ド帯域のテレビジョン信号ＶＳ（例えば、メイン部の横
長画像は有効画素走査線数３６０本、マスク部領域に垂
直補強信号ＶＨを重畳）は、Ａ／Ｄ変換部１で色副搬送
波ｆscの例えば、４倍の周波数の標本化を行い、ディジ
タルの信号ＶＳＤに変換する。
ド帯域のテレビジョン信号ＶＳ（例えば、メイン部の横
長画像は有効画素走査線数３６０本、マスク部領域に垂
直補強信号ＶＨを重畳）は、Ａ／Ｄ変換部１で色副搬送
波ｆscの例えば、４倍の周波数の標本化を行い、ディジ
タルの信号ＶＳＤに変換する。
【００１４】補強信号前処理部２では、複数種類の特性
で補強信号ＶＨの周波数帯域制限を行い、雑音レベル判
定部３で検出したノイズレベルに応じた制御信号ＰＣＴ
に従って対応する特性で帯域制限した補強信号を信号Ｖ
ＨＮＲとして出力する。なお、雑音レベル判定部３で
は、テレビジョン信号の基準レベル信号や同期信号の期
間で雑音成分を抽出し、その雑音成分の大小に応じてノ
イズレベルを判定し、ノイズレベルが高い場合には通過
帯域幅が狭く、ノイズレベルが低くなるにつれて通過帯
域幅が広くなる特性を選択する制御信号ＰＣＴを生成す
る。
で補強信号ＶＨの周波数帯域制限を行い、雑音レベル判
定部３で検出したノイズレベルに応じた制御信号ＰＣＴ
に従って対応する特性で帯域制限した補強信号を信号Ｖ
ＨＮＲとして出力する。なお、雑音レベル判定部３で
は、テレビジョン信号の基準レベル信号や同期信号の期
間で雑音成分を抽出し、その雑音成分の大小に応じてノ
イズレベルを判定し、ノイズレベルが高い場合には通過
帯域幅が狭く、ノイズレベルが低くなるにつれて通過帯
域幅が広くなる特性を選択する制御信号ＰＣＴを生成す
る。
【００１５】補強信号復調部４では、帯域制限処理によ
り雑音を除去した補強信号ＶＨＮＲに対して、所定の復
調処理を行い、元の画像信号の垂直高周波成分ＶＨＤを
再生する。
り雑音を除去した補強信号ＶＨＮＲに対して、所定の復
調処理を行い、元の画像信号の垂直高周波成分ＶＨＤを
再生する。
【００１６】一方、画像信号復調部５では、輝度信号と
色信号の分離，色信号の復調などの所定の信号処理を行
い、有効画素走査線数３６０本，２：１インタレース走
査の輝度信号，色差信号の信号系列ＶＭを生成する。
色信号の分離，色信号の復調などの所定の信号処理を行
い、有効画素走査線数３６０本，２：１インタレース走
査の輝度信号，色差信号の信号系列ＶＭを生成する。
【００１７】走査変換部６では、信号系列ＶＭ、および
垂直高周波成分ＶＨＤを用いて、所定のインタレース〜
順次走査への走査変換、ならびに、有効画素走査線数３
６０本から４８０本への走査線数変換の信号処理を行
う。そして、マトリクス演算により３原色ＲＧＢ系へ変
換し、有効画素走査線数４８０本，１：１順次走査の形
態の３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂの信号系列ＶＬＢを生成す
る。
垂直高周波成分ＶＨＤを用いて、所定のインタレース〜
順次走査への走査変換、ならびに、有効画素走査線数３
６０本から４８０本への走査線数変換の信号処理を行
う。そして、マトリクス演算により３原色ＲＧＢ系へ変
換し、有効画素走査線数４８０本，１：１順次走査の形
態の３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂの信号系列ＶＬＢを生成す
る。
【００１８】Ｄ／Ａ変換部７では、アナログ信号への変
換を行い、ワイドアスペクト比表示部８で、アスペクト
比１６：９，有効画素走査線数４８０本，１：１順次走
査の形態で、フル画面に画像を表示する。
換を行い、ワイドアスペクト比表示部８で、アスペクト
比１６：９，有効画素走査線数４８０本，１：１順次走
査の形態で、フル画面に画像を表示する。
【００１９】つぎに、本実施例における各ブロック部に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００２０】図２は補強信号前処理部２の一実施例図
で、同図（ａ），（ｂ）はそれぞれ構成ならびにフィル
タの特性例を示す。
で、同図（ａ），（ｂ）はそれぞれ構成ならびにフィル
タの特性例を示す。
【００２１】信号ＶＳＤは、ＬＰＦ１回路９，ＬＰＦ２
回路１，…，ＬＰＦＮ回路１１でそれぞれ同図（ｂ）に
示す低域通過特性のフィルタでカットオフ周波数が
ｆC1，ｆC2，ｆCNの周波数特性による帯域制限を行う。
また、遅延回路１２ではフィルタ類での時間遅延を調整
した信号を出力する。選択回路１３では、制御信号PCT
に従って所定の特性の信号を選択し、信号ＶＨＮＲとし
て出力する。
回路１，…，ＬＰＦＮ回路１１でそれぞれ同図（ｂ）に
示す低域通過特性のフィルタでカットオフ周波数が
ｆC1，ｆC2，ｆCNの周波数特性による帯域制限を行う。
また、遅延回路１２ではフィルタ類での時間遅延を調整
した信号を出力する。選択回路１３では、制御信号PCT
に従って所定の特性の信号を選択し、信号ＶＨＮＲとし
て出力する。
【００２２】図３は、この補強信号前処理部のフィルタ
特性とＳ／Ｎ比との関係図で、同図（ａ）は説明図、
（ｂ）は具体的な一特性図を示す。本発明では、同図
（ａ）に示す様に、Ｓ／Ｎ比が高く雑音成分の少ない信
号に対してはカットオフ周波数の高いフィルタ特性、Ｓ
／Ｎ比が低く雑音成分が多くなるにつれてカットオフ周
波数の低くなるフィルタ特性で周波数帯域制限を行い、
補強信号に加わっている雑音成分を効率良く除去する。
具体的には、同図（ｂ）に示す様に、Ｓ／Ｎ比がα1〜
α2はｆC1，α1〜α2はｆC2，……，αN〜αN+1は
ｆCN，αN+1 以上はスルーのフィルタ特性で、補強信号
に対して周波数の帯域制限を行う。
特性とＳ／Ｎ比との関係図で、同図（ａ）は説明図、
（ｂ）は具体的な一特性図を示す。本発明では、同図
（ａ）に示す様に、Ｓ／Ｎ比が高く雑音成分の少ない信
号に対してはカットオフ周波数の高いフィルタ特性、Ｓ
／Ｎ比が低く雑音成分が多くなるにつれてカットオフ周
波数の低くなるフィルタ特性で周波数帯域制限を行い、
補強信号に加わっている雑音成分を効率良く除去する。
具体的には、同図（ｂ）に示す様に、Ｓ／Ｎ比がα1〜
α2はｆC1，α1〜α2はｆC2，……，αN〜αN+1は
ｆCN，αN+1 以上はスルーのフィルタ特性で、補強信号
に対して周波数の帯域制限を行う。
【００２３】図４は、補強信号前処理部２の他の実施例
図である。これは、ＦＩＲフィルタのタップ係数を変化
させることにより種々のカットオフ周波数の特性を実現
するものである。１画素遅延回路１４の各出力に係数乗
算回路１５ではタップ係数ａli（ｌ＝１〜Ｎ，ｉ＝−ｍ
〜ｍでｌはフィルタ特性の種類、タップ総数は２ｍ＋
１）を乗算し、加算回路１７でこれらを加算して、所望
の周波数帯域制限を行った信号ＶＨＮＲを生成する。な
お、タップ係数設定回路１６では、制御信号ＰＣＴに応
じて、対応する例えば図２（ｂ）に示したカットオフ周
波数のフィルタ特性を実現するタップ係数ａliの設定を
行う。
図である。これは、ＦＩＲフィルタのタップ係数を変化
させることにより種々のカットオフ周波数の特性を実現
するものである。１画素遅延回路１４の各出力に係数乗
算回路１５ではタップ係数ａli（ｌ＝１〜Ｎ，ｉ＝−ｍ
〜ｍでｌはフィルタ特性の種類、タップ総数は２ｍ＋
１）を乗算し、加算回路１７でこれらを加算して、所望
の周波数帯域制限を行った信号ＶＨＮＲを生成する。な
お、タップ係数設定回路１６では、制御信号ＰＣＴに応
じて、対応する例えば図２（ｂ）に示したカットオフ周
波数のフィルタ特性を実現するタップ係数ａliの設定を
行う。
【００２４】図５は、雑音レベル判定部３の一実施例図
で、同図（ａ）は構成、（ｂ）はこのゲート回路での動
作説明図である。ゲート回路１８では、（ｂ）に示す様
に、ゲート信ＧＴＳにより、信号ＶＳＤの基準レベル信
号の期間の信号成分のみを通過させる動作を行って信号
ＶＧをつくる。ＨＰＦ回路１９は高域通過特性のフィル
タで、雑音成分を信号ＮＳ（雑音成分は１、それ以外は
０の２値）として抽出する。雑音積算回路２０では、１
画素遅延回路１４のフィードバックループを構成して得
られる雑音成分の積算値ＮＳＵＭに信号を加算する動作
を行い、基準レベル信号期間で発生した雑音の積算値を
計測する。積分回路２２では、複数の基準レベル信号期
間にわたり雑音の積算値を平均化する動作を行い、平均
化雑音信号ＡＶＮＳをつくる。そして、制御信号設定回
路２２では、信号ＡＶＮＳの数値に対応した制御信号Ｐ
ＣＴを設定する。すなわち、信号ＡＶＮＳの数値が大き
くなるにつれて、カットオフ周波数の低い特性のフィル
タが選択される様な制御信号ＰＣＴを設定する。なお、
雑音成分の検出は、基準レベル信号の期間の他、同期信
号の期間でも行うことが可能である。
で、同図（ａ）は構成、（ｂ）はこのゲート回路での動
作説明図である。ゲート回路１８では、（ｂ）に示す様
に、ゲート信ＧＴＳにより、信号ＶＳＤの基準レベル信
号の期間の信号成分のみを通過させる動作を行って信号
ＶＧをつくる。ＨＰＦ回路１９は高域通過特性のフィル
タで、雑音成分を信号ＮＳ（雑音成分は１、それ以外は
０の２値）として抽出する。雑音積算回路２０では、１
画素遅延回路１４のフィードバックループを構成して得
られる雑音成分の積算値ＮＳＵＭに信号を加算する動作
を行い、基準レベル信号期間で発生した雑音の積算値を
計測する。積分回路２２では、複数の基準レベル信号期
間にわたり雑音の積算値を平均化する動作を行い、平均
化雑音信号ＡＶＮＳをつくる。そして、制御信号設定回
路２２では、信号ＡＶＮＳの数値に対応した制御信号Ｐ
ＣＴを設定する。すなわち、信号ＡＶＮＳの数値が大き
くなるにつれて、カットオフ周波数の低い特性のフィル
タが選択される様な制御信号ＰＣＴを設定する。なお、
雑音成分の検出は、基準レベル信号の期間の他、同期信
号の期間でも行うことが可能である。
【００２５】なお、補強信号復調部４，画像信号復調部
５、および走査変換部６は、例えば、特開平2−113688
号，特開平3−179986 号，特開平3−206788 号公報など
に記載の従来技術によって構成すればよいので説明は省
略する。
５、および走査変換部６は、例えば、特開平2−113688
号，特開平3−179986 号，特開平3−206788 号公報など
に記載の従来技術によって構成すればよいので説明は省
略する。
【００２６】本実施例によれば、受像状況に左右されず
に、常に、補強信号に起因した画質妨害の少ない画像を
再生するレターボックス方式ＥＤＴＶ信号の受像機が実
現できる。
に、常に、補強信号に起因した画質妨害の少ない画像を
再生するレターボックス方式ＥＤＴＶ信号の受像機が実
現できる。
【００２７】つぎに、本発明の第２の実施例を図６に示
す全体ブロック図により説明する。これは、中間周波数
帯域のテレビジョン信号でノイズレベルの検出を行うの
に好適なものである。
す全体ブロック図により説明する。これは、中間周波数
帯域のテレビジョン信号でノイズレベルの検出を行うの
に好適なものである。
【００２８】チューナ部２３では、所定のチャンネルの
放送波を選局し、ＩＦ増幅回路２４で中間周波数帯域の
テレビジョン信号に変換する。そして、映像検波回路２
５では同期検波などの復調処理により、ベースバンド帯
域のレターボックス方式EDTV信号ＶＳ（例えば、メイン
部の横長画像は有効画素走査線３６０本，マスク部領域
に垂直補強信号ＶＨを重畳）に変換する。一方、受信レ
ベル検出回路２６では、ＩＦ増幅回路２４の入力信号Ｒ
ＦＳの信号レベルの大小によってノイズレベルの検出を
行い、制御信号ＰＣＴを設定する。
放送波を選局し、ＩＦ増幅回路２４で中間周波数帯域の
テレビジョン信号に変換する。そして、映像検波回路２
５では同期検波などの復調処理により、ベースバンド帯
域のレターボックス方式EDTV信号ＶＳ（例えば、メイン
部の横長画像は有効画素走査線３６０本，マスク部領域
に垂直補強信号ＶＨを重畳）に変換する。一方、受信レ
ベル検出回路２６では、ＩＦ増幅回路２４の入力信号Ｒ
ＦＳの信号レベルの大小によってノイズレベルの検出を
行い、制御信号ＰＣＴを設定する。
【００２９】Ａ／Ｄ変換部１では、色副搬送波ｆscの例
えば４倍の周波数で標本化を行い、ディジタルの信号Ｖ
ＳＤに変換する。
えば４倍の周波数で標本化を行い、ディジタルの信号Ｖ
ＳＤに変換する。
【００３０】補強信号前処理部２では、特性の異なる複
数種類の周波数帯域制限を行った信号より制御信号ＰＣ
Ｔに従って対応する特性の信号を選択し、帯域制限処理
により雑音成分を除去した補強信号ＶＨＮＲをつくる。
そして、補強信号復調部４では、所定の復調処理によ
り、元の画像信号の垂直高周波成分ＶＨＤを再生する。
数種類の周波数帯域制限を行った信号より制御信号ＰＣ
Ｔに従って対応する特性の信号を選択し、帯域制限処理
により雑音成分を除去した補強信号ＶＨＮＲをつくる。
そして、補強信号復調部４では、所定の復調処理によ
り、元の画像信号の垂直高周波成分ＶＨＤを再生する。
【００３１】また、画像信号復調部５では、メイン部の
横長画像の信号に対して、輝度信号と色信号の分離，色
信号の復調などの所定の信号処理を行い、輝度信号，色
差信号の信号系列ＶＭ（有効画素走査線数３６０本，
２：１インタレース走査）を生成する。
横長画像の信号に対して、輝度信号と色信号の分離，色
信号の復調などの所定の信号処理を行い、輝度信号，色
差信号の信号系列ＶＭ（有効画素走査線数３６０本，
２：１インタレース走査）を生成する。
【００３２】走査変換部６では、垂直高周波成分ＶＨＤ
を用いて、信号系列ＶＭに対してインタレース〜順次走
査への走査変換、ならびに有効画素走査線数３６０本か
ら４８０本への走査線数変換の所定の信号処理を行う。
そして、マトリクス演算により３原色ＲＧＢ系への変換
を行い、有効画素走査線数が４８０本，１：１順次走査
の３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂの信号系列ＶＬＢを生成する。
を用いて、信号系列ＶＭに対してインタレース〜順次走
査への走査変換、ならびに有効画素走査線数３６０本か
ら４８０本への走査線数変換の所定の信号処理を行う。
そして、マトリクス演算により３原色ＲＧＢ系への変換
を行い、有効画素走査線数が４８０本，１：１順次走査
の３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂの信号系列ＶＬＢを生成する。
【００３３】Ｄ／Ａ変換部７でアナログ信号に変換した
信号は、ワイドアスペクト比表示部８で、アスペクト比
１６：９，１：１順次走査の形態でフル画面に画像を表
示する。
信号は、ワイドアスペクト比表示部８で、アスペクト比
１６：９，１：１順次走査の形態でフル画面に画像を表
示する。
【００３４】図７は、この実施例における受信レベル検
出回路２６の一実施例図である。増幅回路２７で増幅処
理を行った信号は、信号レベル判定回路２８で信号の振
幅値ＶＬを検出する。そして、制御信号発生回路２９で
は、同図（ｂ）に示す様な特性で制御信号ＰＣＴの設定
を行う。すなわち、信号ＶＬの数値が小さいものでは、
Ｓ／Ｎ比の悪い信号と判定し、カットオフ周波数の低い
フィルタ、数値が大きいもの程、Ｓ／Ｎ比の良い信号と
判定してカットオフ周波数の高いフィルタが補強信号前
処理部２で選択される様に、制御ＰＣＴを設定する。
出回路２６の一実施例図である。増幅回路２７で増幅処
理を行った信号は、信号レベル判定回路２８で信号の振
幅値ＶＬを検出する。そして、制御信号発生回路２９で
は、同図（ｂ）に示す様な特性で制御信号ＰＣＴの設定
を行う。すなわち、信号ＶＬの数値が小さいものでは、
Ｓ／Ｎ比の悪い信号と判定し、カットオフ周波数の低い
フィルタ、数値が大きいもの程、Ｓ／Ｎ比の良い信号と
判定してカットオフ周波数の高いフィルタが補強信号前
処理部２で選択される様に、制御ＰＣＴを設定する。
【００３５】なお、チューナ部２３，ＩＦ増幅回路２
４，映像検波回路２５は従来技術で容易に構成できる。
また、補強信号復調部４，画像信号復調部５、および走
査変換部６は、例えば、特開平2−113688 号，特開平3
−179986 号，特開平3−206788号公報などに記載の従来
技術によって構成できるので説明は省略する。
４，映像検波回路２５は従来技術で容易に構成できる。
また、補強信号復調部４，画像信号復調部５、および走
査変換部６は、例えば、特開平2−113688 号，特開平3
−179986 号，特開平3−206788号公報などに記載の従来
技術によって構成できるので説明は省略する。
【００３６】本実施例によれば、受像状況に左右される
ことなく、常に補強信号に起因した画質妨害の少ない画
像を再生するレターボックス方式ＥＤＴＶ信号の受像機
を実現することができる。
ことなく、常に補強信号に起因した画質妨害の少ない画
像を再生するレターボックス方式ＥＤＴＶ信号の受像機
を実現することができる。
【００３７】
【発明の効果】本発明によれば、受像信号に含まれる雑
音成分に応じて帯域制限処理をした補強信号成分を使用
して画像再生を行うため、補強信号類に起因する画質劣
化が極めて少ない高品質な画像で受像するレターボック
ス方式ＥＤＴＶ受像機が実現できる。
音成分に応じて帯域制限処理をした補強信号成分を使用
して画像再生を行うため、補強信号類に起因する画質劣
化が極めて少ない高品質な画像で受像するレターボック
ス方式ＥＤＴＶ受像機が実現できる。
【図１】本発明の第１の実施例の全体ブロック図。
【図２】図１における補強信号前処理部の一実施例のブ
ロック図。
ロック図。
【図３】補強信号前処理部でのＳ／Ｎ比とフィルタ特性
図。
図。
【図４】補強信号前処理部の他の一実施例のブロック
図。
図。
【図５】図１における雑音レベル判定部の一実施例のブ
ロック図。
ロック図。
【図６】本発明の第２の実施例の全体ブロック図。
【図７】図６における受信レベル検出回路の一実施例の
ブロック図。
ブロック図。
１…Ａ／Ｄ変換部、２…補強信号前処理部、３…雑音レ
ベル判定部、４…補強信号復調部、５…画像信号復調
部、６…走査変換部、７…Ｄ／Ａ変換部、８…ワイドア
スペクト比表示部。
ベル判定部、４…補強信号復調部、５…画像信号復調
部、６…走査変換部、７…Ｄ／Ａ変換部、８…ワイドア
スペクト比表示部。
Claims (3)
- 【請求項１】アスペクト比が４：３とは異なる横長なア
スペクト比の横長画像を画面の上下に無画部領域を設け
て送像するＥＤＴＶ信号を受像するＥＤＴＶ受像機にお
いて、上記ＥＤＴＶ信号に含まれる雑音のノイズレベル
を検出する手段と、上記EDTV信号の上記無画部領域に重
畳された補強信号を周波数帯域制限する手段とを設け、
上記ノイズレベルに対応する帯域幅で周波数帯域制限し
た補強信号を抽出し、上記補強信号を用いて画像再生を
行うことを特徴とするＥＤＴＶ受像機。 - 【請求項２】請求項１において、ベースバンド帯域の上
記ＥＤＴＶ信号の基準レベル信号もしくは同期信号の期
間で雑音のノイズレベルの検出を行うＥＤＴＶ受像機。 - 【請求項３】請求項１において、中間周波数帯域の上記
ＥＤＴＶ信号の信号レベルより雑音のノイズレベルの検
出を行うＥＤＴＶ受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276986A JPH06133275A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | Ｅｄｔｖ受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276986A JPH06133275A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | Ｅｄｔｖ受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06133275A true JPH06133275A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17577179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276986A Pending JPH06133275A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | Ｅｄｔｖ受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06133275A (ja) |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4276986A patent/JPH06133275A/ja active Pending
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