JPH06133178A - 水平リニアリティ補正回路 - Google Patents
水平リニアリティ補正回路Info
- Publication number
- JPH06133178A JPH06133178A JP27993392A JP27993392A JPH06133178A JP H06133178 A JPH06133178 A JP H06133178A JP 27993392 A JP27993392 A JP 27993392A JP 27993392 A JP27993392 A JP 27993392A JP H06133178 A JPH06133178 A JP H06133178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- coil
- correction
- current
- horizontal linearity
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部分的な水平リニアリティの補正が可能な水
平リニアリティ補正回路を得る。 【構成】 水平リニアリティコイル３に補正コイル５を
取り付け、この補正コイル５に補正電流発生回路６から
の任意の補正電流を供給することにより、補正コイル５
で発生する磁束により、水平リニアリティコイル３の磁
束を変化させ、水平リニアリティコイル３のインダクタ
ンスを変化させることにより、水平偏向のリニアリティ
を補正する。
平リニアリティ補正回路を得る。 【構成】 水平リニアリティコイル３に補正コイル５を
取り付け、この補正コイル５に補正電流発生回路６から
の任意の補正電流を供給することにより、補正コイル５
で発生する磁束により、水平リニアリティコイル３の磁
束を変化させ、水平リニアリティコイル３のインダクタ
ンスを変化させることにより、水平偏向のリニアリティ
を補正する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
の水平偏向などにリニアリティ補正を行う水平リニアリ
ティ補正回路に関するものである。
の水平偏向などにリニアリティ補正を行う水平リニアリ
ティ補正回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、水平リニアリティ補正回路に関し
ては、たとえば、特開平３−２７８７７１号公報などに
より開示されており、この公報の水平リニアリティ補正
回路は、水平リニアリティコイルに並列に電流によりイ
ンダクタンス値を制御できる可飽和リアクトルを接続す
るとともに、制御手段によりインダクタンス制御電流を
水平周波数に応じて調整するものである。
ては、たとえば、特開平３−２７８７７１号公報などに
より開示されており、この公報の水平リニアリティ補正
回路は、水平リニアリティコイルに並列に電流によりイ
ンダクタンス値を制御できる可飽和リアクトルを接続す
るとともに、制御手段によりインダクタンス制御電流を
水平周波数に応じて調整するものである。
【０００３】また、別の従来の水平リニアリティ補正回
路としては、図２に示す回路が知られている。この図２
において、１は水平偏向出力回路、２は水平偏向ヨー
ク、３は水平リニアリティコイル、４は水平Ｓ字補正コ
ンデンサ（以下、ＣＳコンデンサという）である。
路としては、図２に示す回路が知られている。この図２
において、１は水平偏向出力回路、２は水平偏向ヨー
ク、３は水平リニアリティコイル、４は水平Ｓ字補正コ
ンデンサ（以下、ＣＳコンデンサという）である。
【０００４】次に、動作について説明する。水平出力回
路１からの水平偏向電流は水平偏向ヨーク２、水平リニ
アリティコイル３、ＣＳコンデンサ４を通って流れてい
る。水平リニアリティコイル３は可飽和リアクトルとし
て働いており、正（または負）の電流のときコアが飽和
し、電流が流れ、負（または正）の電流のとき、水平リ
ニアリティコイル３のインダクタンスが増加し、電流を
制限している。これにより、画面上では、左（または
右）伸びを補正することができる。
路１からの水平偏向電流は水平偏向ヨーク２、水平リニ
アリティコイル３、ＣＳコンデンサ４を通って流れてい
る。水平リニアリティコイル３は可飽和リアクトルとし
て働いており、正（または負）の電流のときコアが飽和
し、電流が流れ、負（または正）の電流のとき、水平リ
ニアリティコイル３のインダクタンスが増加し、電流を
制限している。これにより、画面上では、左（または
右）伸びを補正することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の水平リニアリテ
ィ補正回路はいずれも、水平リニアリティコイルの特性
のみで補正しており、非球面ブラウン管などに必要な部
分的な補正ができないなどの問題点があった。なお、近
似技術として、特開平１−２９６７７８号公報、特開昭
５９−２２１１７０号公報がある。
ィ補正回路はいずれも、水平リニアリティコイルの特性
のみで補正しており、非球面ブラウン管などに必要な部
分的な補正ができないなどの問題点があった。なお、近
似技術として、特開平１−２９６７７８号公報、特開昭
５９−２２１１７０号公報がある。
【０００６】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、部分的なリニアリティの補正が
できる水平リニアリティ補正回路を得ることを目的とし
ている。
になされたものであり、部分的なリニアリティの補正が
できる水平リニアリティ補正回路を得ることを目的とし
ている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る水平リニ
アリティ補正回路は、水平リニアリティコイルに取り付
けられた補正コイルと、この補正コイルに電流を供給す
るための補正電流発生回路とを設けたものである。
アリティ補正回路は、水平リニアリティコイルに取り付
けられた補正コイルと、この補正コイルに電流を供給す
るための補正電流発生回路とを設けたものである。
【０００８】
【作用】この発明における補正電流発生回路より補正コ
イルに任意の補正電流を流すことにより、補正コイルか
らこの補正電流に応じて磁束が発生し、この磁束によ
り、水平リニアリティコイルの発生する磁束を制御し
て、部分的なリニアリティを補正する。
イルに任意の補正電流を流すことにより、補正コイルか
らこの補正電流に応じて磁束が発生し、この磁束によ
り、水平リニアリティコイルの発生する磁束を制御し
て、部分的なリニアリティを補正する。
【０００９】
【実施例】実施例１．以下、この発明の水平リニアリテ
ィ補正回路の実施例について図面に基づき説明する。図
１は実施例１の構成を示す回路図である。この図１にお
いて、図２と同一部分には同一符号を付して述べる。図
１における１は水平偏向出力回路であり、この水平偏向
出力回路１の出力端は水平偏向ヨーク２、可飽和リアク
トルによる水平リニアリティコイル３、ＣＳコンデンサ
４を直列に介してアースされている。
ィ補正回路の実施例について図面に基づき説明する。図
１は実施例１の構成を示す回路図である。この図１にお
いて、図２と同一部分には同一符号を付して述べる。図
１における１は水平偏向出力回路であり、この水平偏向
出力回路１の出力端は水平偏向ヨーク２、可飽和リアク
トルによる水平リニアリティコイル３、ＣＳコンデンサ
４を直列に介してアースされている。
【００１０】上記水平リニアリティコイル３に対して並
列的に、補正コイル５が取り付けられている。この補正
コイル５に補正電流発生回路６から補正電流が供給する
ようになっている。
列的に、補正コイル５が取り付けられている。この補正
コイル５に補正電流発生回路６から補正電流が供給する
ようになっている。
【００１１】次に、動作について説明する。水平偏向出
力回路１からの水平偏向電流は水平偏向ヨーク２、水平
リニアリティコイル３、ＣＳコンデンサ４を通して流
れ、水平リニアリティコイル３は可飽和リアクトルであ
るから電流の向きと大きさに応じて電流が流れたり、電
流を制限したりする。このとき、補正電流発生回路６か
ら補正電流を補正コイル５に任意の補正電流を流すこと
により、補正コイル５から磁束が発生する。この磁束に
より、可飽和リアクトルである水平リニアリティコイル
３の磁束が変化されることになる。この磁束の変化によ
って、水平リニアリティコイル３のインダクタンスが変
化し、水平偏向電流が補正される。
力回路１からの水平偏向電流は水平偏向ヨーク２、水平
リニアリティコイル３、ＣＳコンデンサ４を通して流
れ、水平リニアリティコイル３は可飽和リアクトルであ
るから電流の向きと大きさに応じて電流が流れたり、電
流を制限したりする。このとき、補正電流発生回路６か
ら補正電流を補正コイル５に任意の補正電流を流すこと
により、補正コイル５から磁束が発生する。この磁束に
より、可飽和リアクトルである水平リニアリティコイル
３の磁束が変化されることになる。この磁束の変化によ
って、水平リニアリティコイル３のインダクタンスが変
化し、水平偏向電流が補正される。
【００１２】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１３】水平リニアリティコイルに補正コイルを取
り付け、この補正コイルに任意の補正電流を流して、水
平リニアリティコイルの磁束を変化させて、水平リニア
リティコイルのインダクタンスの変化により水平偏向を
補正することにより、部分的なリニアリティを補正する
ことができる。
り付け、この補正コイルに任意の補正電流を流して、水
平リニアリティコイルの磁束を変化させて、水平リニア
リティコイルのインダクタンスの変化により水平偏向を
補正することにより、部分的なリニアリティを補正する
ことができる。
【図１】この発明の実施例１による水平リニアリティ補
正回路の回路図である。
正回路の回路図である。
【図２】従来の水平リニアリティ補正回路の回路図であ
る。
る。
１ 水平偏向出力回路 ２ 水平偏向ヨーク ３ 水平リニアリティコイル ４ 水平Ｓ字補正コンデンサ（ＣＳコンデンサ） ５ 補正コイル ６ 補正電流発生回路
Claims (1)
- 【請求項１】 水平リニアリティコイルと、この水平リ
ニアリティコイルの磁束を変化させるための補正コイル
と、上記水平リニアリティコイルの部分的なリニアリテ
ィを補正するために上記補正コイルに任意の補正電流を
供給する補正電流発生回路とを備えた水平リニアリティ
補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27993392A JPH06133178A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 水平リニアリティ補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27993392A JPH06133178A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 水平リニアリティ補正回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06133178A true JPH06133178A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17617941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27993392A Pending JPH06133178A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 水平リニアリティ補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06133178A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19600818C2 (de) * | 1995-01-11 | 2002-03-14 | Lg Electronics Inc | Linearitätskompensations-Schaltung für Breitbild-Fernsehempfänger |
| KR100490341B1 (ko) * | 1998-03-18 | 2005-08-01 | 삼성전자주식회사 | 트랜지스터를 이용한 에스 보정회로 |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP27993392A patent/JPH06133178A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19600818C2 (de) * | 1995-01-11 | 2002-03-14 | Lg Electronics Inc | Linearitätskompensations-Schaltung für Breitbild-Fernsehempfänger |
| KR100490341B1 (ko) * | 1998-03-18 | 2005-08-01 | 삼성전자주식회사 | 트랜지스터를 이용한 에스 보정회로 |
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