JPH0613274B2 - 車両の自動ライトコントロ−ル装置 - Google Patents
車両の自動ライトコントロ−ル装置Info
- Publication number
- JPH0613274B2 JPH0613274B2 JP61096370A JP9637086A JPH0613274B2 JP H0613274 B2 JPH0613274 B2 JP H0613274B2 JP 61096370 A JP61096370 A JP 61096370A JP 9637086 A JP9637086 A JP 9637086A JP H0613274 B2 JPH0613274 B2 JP H0613274B2
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- JP
- Japan
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- illuminance
- vehicle
- tunnel
- light
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車外の照度に応じて自動的にライトの点消灯
をコントロールするようにした車両の自動ライトコント
ロール装置に関し、特に、トンネルへの進入時などに誤
動作することなく確実にライトを点灯できるようにする
対策に関するものである。
をコントロールするようにした車両の自動ライトコント
ロール装置に関し、特に、トンネルへの進入時などに誤
動作することなく確実にライトを点灯できるようにする
対策に関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種の車両用ライトコントロール装置とし
て、例えば特開昭55−140620号公報に開示され
ているように、車外の照度を検出する受光素子等からな
る照度センサを備え、該照度センサによって検出された
照度が所定レベル以下であるときには自動的に車両のラ
イトを点灯するようにしたものがよく知られている。
て、例えば特開昭55−140620号公報に開示され
ているように、車外の照度を検出する受光素子等からな
る照度センサを備え、該照度センサによって検出された
照度が所定レベル以下であるときには自動的に車両のラ
イトを点灯するようにしたものがよく知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、例えば高速道路等でのトンネルでは、車両乗
員の眼の慣れに対応させるべく、通常、その出入口部分
に設置されている照明灯の設置間隔をトンネル内部より
も小さく設定することにより、該トンネル出入口部分の
照度を明るくしてトンネル外に近似させるようにするこ
とが行われている。
員の眼の慣れに対応させるべく、通常、その出入口部分
に設置されている照明灯の設置間隔をトンネル内部より
も小さく設定することにより、該トンネル出入口部分の
照度を明るくしてトンネル外に近似させるようにするこ
とが行われている。
ところが、上記従来のものでは、照度センサによって検
出された照度が所定レベルよりも低いときにライトを点
灯させるため、上記の如くトンネル入口部での照度が低
下しないときにはライトが点灯せず、トンネル進入時の
ライトの点灯タイミングが遅れるという問題があった。
出された照度が所定レベルよりも低いときにライトを点
灯させるため、上記の如くトンネル入口部での照度が低
下しないときにはライトが点灯せず、トンネル進入時の
ライトの点灯タイミングが遅れるという問題があった。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的
は、車両がトンネル内に進入したことを照度の低下では
なくて他の状態によって判定するようにすることによ
り、トンネル進入時にライトを照度の大きい入口部で確
実に点灯できるようにすることにある。
は、車両がトンネル内に進入したことを照度の低下では
なくて他の状態によって判定するようにすることによ
り、トンネル進入時にライトを照度の大きい入口部で確
実に点灯できるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明の解決手段は、第1図
に示すように、車外の照度Hを検出する照度センサ1を
備え、該照度センサ1で検出された照度Hに応じて自動
的に車両用ライト2の点灯または消灯を制御するように
した車両の自動ライトコントロール装置を対象とする。
に示すように、車外の照度Hを検出する照度センサ1を
備え、該照度センサ1で検出された照度Hに応じて自動
的に車両用ライト2の点灯または消灯を制御するように
した車両の自動ライトコントロール装置を対象とする。
そして、この自動ライトコントロール装置に対し、上記
照度センサ1により検出された照度Hの規則的な変化に
基づいて車両がトンネル内に進入したことを検出するト
ンネル進入時検出手段12を設けるとともに、該トンネ
ル進入時検出手段12の出力を受け、照度センサ1の検
出照度Hが規則的に変化したときに上記車両用ライト2
を点灯させるように制御する制御手段13を設ける構成
とする。
照度センサ1により検出された照度Hの規則的な変化に
基づいて車両がトンネル内に進入したことを検出するト
ンネル進入時検出手段12を設けるとともに、該トンネ
ル進入時検出手段12の出力を受け、照度センサ1の検
出照度Hが規則的に変化したときに上記車両用ライト2
を点灯させるように制御する制御手段13を設ける構成
とする。
(作用) この構成により、本発明では、車両がトンネル内に進入
した際、該トンネルに一定の間隔をあけて設置されてい
る照明灯からの光により照度センサ1で検出される照度
Hが規則的に変化する。この照度Hの規則的な変化をト
ンネル進入時検出手段12が検出してトンネル進入時と
判断し、この検出手段12の出力を受けた制御手段13
によりライト2が点灯される。このため、たとえトンネ
ル入口部での照度が大きくても確実にライト2を点灯で
き、よってライト2の点灯タイミングをトンネル進入時
に正確に合致させることができるのである。
した際、該トンネルに一定の間隔をあけて設置されてい
る照明灯からの光により照度センサ1で検出される照度
Hが規則的に変化する。この照度Hの規則的な変化をト
ンネル進入時検出手段12が検出してトンネル進入時と
判断し、この検出手段12の出力を受けた制御手段13
によりライト2が点灯される。このため、たとえトンネ
ル入口部での照度が大きくても確実にライト2を点灯で
き、よってライト2の点灯タイミングをトンネル進入時
に正確に合致させることができるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
明する。
第2図は本発明を自動車に適用した実施例の全体構成を
示し、1は自動車の車外照度Hを検出する受光素子等か
らなる照度センサであって、この照度センサ1は、図示
しないがフロントウインドガラスを透過した上方からの
光を入射させるように例えば車室前部のダッシュパネル
上に配置した取付台に上方に向けられて取り付けられて
いる。
示し、1は自動車の車外照度Hを検出する受光素子等か
らなる照度センサであって、この照度センサ1は、図示
しないがフロントウインドガラスを透過した上方からの
光を入射させるように例えば車室前部のダッシュパネル
上に配置した取付台に上方に向けられて取り付けられて
いる。
一方、2は自動車の前方を照射するヘッドライトであっ
て、該ヘッドライト2は車体前方を遠くまで照らす走行
用のハイビームランプ3と、同近い範囲を照らすすれ違
い用のロウビームランプ4とからなり、これらのビーム
ランプ3,4が該両ビームランプ3,4の点灯を切り換
えるための切換スイッチ5および照消灯制御リレー11
のリレースイッチ11aを介してバッテリ電源に接続さ
れている。6はイグニツシヨンキースイッチ(図示せ
ず)のキーがキーシリンダに差し込まれているときにO
N状態になるキーレススイッチ、7はオートライト制御
を実行するときにON操作されるオートスイッチ、8は
上記ヘッドライト2を点消灯させるためにマニュアル操
作されるライトスイッチである。また、9は自動車の走
行速度Vを検出するための車速センサであって、上記照
度センサ1、3つのスイッチ6〜8および車速センサ9
は、上記ヘッドライト2の点消灯を制御するためのマイ
クロコンピュータ10に接続されており、このマイクロ
コンピュータ10から制御信号が出力されたときに制御
リレー11を作動させてヘッドライト2を点灯させるよ
うになされている。
て、該ヘッドライト2は車体前方を遠くまで照らす走行
用のハイビームランプ3と、同近い範囲を照らすすれ違
い用のロウビームランプ4とからなり、これらのビーム
ランプ3,4が該両ビームランプ3,4の点灯を切り換
えるための切換スイッチ5および照消灯制御リレー11
のリレースイッチ11aを介してバッテリ電源に接続さ
れている。6はイグニツシヨンキースイッチ(図示せ
ず)のキーがキーシリンダに差し込まれているときにO
N状態になるキーレススイッチ、7はオートライト制御
を実行するときにON操作されるオートスイッチ、8は
上記ヘッドライト2を点消灯させるためにマニュアル操
作されるライトスイッチである。また、9は自動車の走
行速度Vを検出するための車速センサであって、上記照
度センサ1、3つのスイッチ6〜8および車速センサ9
は、上記ヘッドライト2の点消灯を制御するためのマイ
クロコンピュータ10に接続されており、このマイクロ
コンピュータ10から制御信号が出力されたときに制御
リレー11を作動させてヘッドライト2を点灯させるよ
うになされている。
上記マイクロコンピュータ10で行われる信号処理の手
順を第3図により説明するに、まず、スタート後の最初
のステップS1においてタイマフラグF1およびメモリ
フラグF2をF1=F2=0にリセットする。上記タイ
マフラグF1はタイマが時間のカウントを実行したかど
うかを識別するものであり、時間カウントの実行時にF
1=1にセットされる。また、メモリフラグF2は上記
タイマでカウントされた値がメモリされているか否かを
識別するものであり、メモリされているときにはF2=
1にセットされる。
順を第3図により説明するに、まず、スタート後の最初
のステップS1においてタイマフラグF1およびメモリ
フラグF2をF1=F2=0にリセットする。上記タイ
マフラグF1はタイマが時間のカウントを実行したかど
うかを識別するものであり、時間カウントの実行時にF
1=1にセットされる。また、メモリフラグF2は上記
タイマでカウントされた値がメモリされているか否かを
識別するものであり、メモリされているときにはF2=
1にセットされる。
この後、ステップS2において上記照度センサ1で検出
された車外照度Hを入力され、次のステップS3で車速
センサ9によって検出された車速Vを入力させた後、ス
テップS4で上記照度Hが所定のしきい値Kよりも低い
か否かを判定する。この判定がH<KのYESであると
きには、例えば薄暮時であると見做し、ステップS5で
上記車速Vに応じたタイマ時間T1=f(V)を設定
し、次のステップS6で上記タイマ時間T1が経過した
否かをみて時間の経過によりステップS7においてヘッ
ドライト2を点灯する。
された車外照度Hを入力され、次のステップS3で車速
センサ9によって検出された車速Vを入力させた後、ス
テップS4で上記照度Hが所定のしきい値Kよりも低い
か否かを判定する。この判定がH<KのYESであると
きには、例えば薄暮時であると見做し、ステップS5で
上記車速Vに応じたタイマ時間T1=f(V)を設定
し、次のステップS6で上記タイマ時間T1が経過した
否かをみて時間の経過によりステップS7においてヘッ
ドライト2を点灯する。
一方、上記ステップS4での判定がH≧K1のNOであ
るときには、ステップS8で上記照度Hの変化速度H′
=dH/dtを演算する。そして、次のステップS9で
この変化速度H′が“O”よりも大きいか否か,つまり
入射照度Hが増大しているか否かを判定し、この判定が
H′≦OのNOであるときには、上記ステップS2に戻
ってその後のステップS3,S4,…を繰り返す。ま
た、判定がH′>OのYESであるときには、ステップ
S10に進んで上記変化速度H′がH′=Oであるか否
か,つまり第4図に示すように入射照度Hが最大値から
低下し始めているか否かを判定し、H′≠OのNOであ
るときには上記ステップS2に戻る。また、判定がH′
=OのYESのときにはステップS11のおいて上記タ
イマフラグF1がF1=1か否かを判定し、この判定が
F1=OのNOのときにはステップS12に進んでタイ
マのカウント時間TをT=Oにリセットした後、次のス
テップS13で該タイマのカウントをスタートさせ、ス
テップS14でタイマフラグF1をF1=1にセットし
て上記ステップS2に戻る。このようなステップS11
〜S14のフローは、第4図に示すごとく入射照度Hの
最大値からの経過時間を検出するものである。
るときには、ステップS8で上記照度Hの変化速度H′
=dH/dtを演算する。そして、次のステップS9で
この変化速度H′が“O”よりも大きいか否か,つまり
入射照度Hが増大しているか否かを判定し、この判定が
H′≦OのNOであるときには、上記ステップS2に戻
ってその後のステップS3,S4,…を繰り返す。ま
た、判定がH′>OのYESであるときには、ステップ
S10に進んで上記変化速度H′がH′=Oであるか否
か,つまり第4図に示すように入射照度Hが最大値から
低下し始めているか否かを判定し、H′≠OのNOであ
るときには上記ステップS2に戻る。また、判定がH′
=OのYESのときにはステップS11のおいて上記タ
イマフラグF1がF1=1か否かを判定し、この判定が
F1=OのNOのときにはステップS12に進んでタイ
マのカウント時間TをT=Oにリセットした後、次のス
テップS13で該タイマのカウントをスタートさせ、ス
テップS14でタイマフラグF1をF1=1にセットし
て上記ステップS2に戻る。このようなステップS11
〜S14のフローは、第4図に示すごとく入射照度Hの
最大値からの経過時間を検出するものである。
また、上記ステップS11での判定がF1=1のYES
であるときには、ステップS15に進んで上記メモリフ
ラグF2がF2=1であるか否かを判定する。判定がF
1=OのNOであるときには、ステップS16において
上記タイマによってカウントされている時間Tをメモリ
t1に記憶させ、次のステップS17で該記憶されたメ
モリt1と上記車速Vとの積I1=t1×Vを算出す
る。この後、ステップS18でメモリフラグF2をF2
=1にセットし、ステップS19で上記タイマのカウン
ト時間Tを再度T=Oにリセットした後、ステップS
20で新たにタイマのカウントを開始して上記ステップ
S2に戻る。このステップS11〜S20までの流れ
は、第4図に示すように入射照度Hが最大値になるとき
の時間間隔を検出してそれをメモリt1に記憶させると
ともに,その照度Hの最大値からの経過時間を引き続い
て検出するものである。
であるときには、ステップS15に進んで上記メモリフ
ラグF2がF2=1であるか否かを判定する。判定がF
1=OのNOであるときには、ステップS16において
上記タイマによってカウントされている時間Tをメモリ
t1に記憶させ、次のステップS17で該記憶されたメ
モリt1と上記車速Vとの積I1=t1×Vを算出す
る。この後、ステップS18でメモリフラグF2をF2
=1にセットし、ステップS19で上記タイマのカウン
ト時間Tを再度T=Oにリセットした後、ステップS
20で新たにタイマのカウントを開始して上記ステップ
S2に戻る。このステップS11〜S20までの流れ
は、第4図に示すように入射照度Hが最大値になるとき
の時間間隔を検出してそれをメモリt1に記憶させると
ともに,その照度Hの最大値からの経過時間を引き続い
て検出するものである。
また、上記ステップS15での判定がF2=1のYES
であるときには、ステップS21に進んで上記ステップ
S20にてカウント開始されたタイマのカウント時間T
をメモリt2に記憶させ、次のステップS22で該メモ
リt2に車速Vを乗じて両者の積I2=t2×Vを求
め、しかる後、ステップS23でこの積I1と上記ステ
ップS17で算出された積I1とが等しいか否かを判定
する。そして、この判定がI1=I2のYESであると
きには、照度センサ1に入射されている照度Hが一定の
時間間隔で最大になる,すなわち自動車のトンネル内へ
の進入によって入射照度Hが規則的に増減変化している
と見做し、上記ステップS5〜S7に進んでヘッドライ
ト2を点灯する。また、判定がI1≠I2のNOであれ
ば、入射照度Hが規則的に変化せず、自動車がトンネル
内に進入していない状態とみて、ステップS24におい
て上記タイマフラグF1およびメモリフラグF2を共に
F1=F2=Oにリセットした後、上記ステップS2に
戻って最初からのフローを繰り返す。
であるときには、ステップS21に進んで上記ステップ
S20にてカウント開始されたタイマのカウント時間T
をメモリt2に記憶させ、次のステップS22で該メモ
リt2に車速Vを乗じて両者の積I2=t2×Vを求
め、しかる後、ステップS23でこの積I1と上記ステ
ップS17で算出された積I1とが等しいか否かを判定
する。そして、この判定がI1=I2のYESであると
きには、照度センサ1に入射されている照度Hが一定の
時間間隔で最大になる,すなわち自動車のトンネル内へ
の進入によって入射照度Hが規則的に増減変化している
と見做し、上記ステップS5〜S7に進んでヘッドライ
ト2を点灯する。また、判定がI1≠I2のNOであれ
ば、入射照度Hが規則的に変化せず、自動車がトンネル
内に進入していない状態とみて、ステップS24におい
て上記タイマフラグF1およびメモリフラグF2を共に
F1=F2=Oにリセットした後、上記ステップS2に
戻って最初からのフローを繰り返す。
よって、本実施例では、上記制御手順におけるステップ
S8〜S23により、照度センサ1によって検出される
照度Hのトンネル内照明による規則的な変化に基づいて
自動車がトンネル内に進入したことを検出するようにし
たトンネル進入時検出手段12が構成されている。
S8〜S23により、照度センサ1によって検出される
照度Hのトンネル内照明による規則的な変化に基づいて
自動車がトンネル内に進入したことを検出するようにし
たトンネル進入時検出手段12が構成されている。
また、同ステップS5〜S7により、上記トンネル進入
時検出手段12の出力を受け、自動車のトンネル内への
進入に伴って照度センサ1の検出照度Hが規則的に変化
したときには、上記ヘッドライト2を点灯させるよう制
御するようにした制御手段13が構成されている。
時検出手段12の出力を受け、自動車のトンネル内への
進入に伴って照度センサ1の検出照度Hが規則的に変化
したときには、上記ヘッドライト2を点灯させるよう制
御するようにした制御手段13が構成されている。
したがって、上記実施例においては、キーレススイッチ
6、ライトスイッチ8およびオートスイッチ7が全てO
N操作されているとき、マイクロコンピュータ10で照
度センサ1により検出された照度Hとしきい値Kとの大
小が比較され、照度Hがしきい値Kよりも低いときには
ヘッドライト2が点灯され、しきい値K以上のときには
ヘッドライト2は点灯されない。
6、ライトスイッチ8およびオートスイッチ7が全てO
N操作されているとき、マイクロコンピュータ10で照
度センサ1により検出された照度Hとしきい値Kとの大
小が比較され、照度Hがしきい値Kよりも低いときには
ヘッドライト2が点灯され、しきい値K以上のときには
ヘッドライト2は点灯されない。
ところが、上記照度センサ1に入力される照度Hがしき
い値K以上の場合であっても、該照度Hが規則的に増減
変化したとには、そのことをトンネル進入時検出手段1
2が検出して自動車のトンネル内への進入時と判断し、
この判断に基づいて照度Hがしきい値K以上であるにも
拘らずヘッドライト2が点灯される。このため、乗員の
眼の慣れのために照度が大きく設定されていて、単なる
照度Hとしきい値Kとの比較では照度Hのしきい値K以
上への増大によってヘッドライト2が点灯されない例え
ば高速道路でのトンネル入口部でも確実にヘッドライト
2を点灯でき、よってヘッドライト2の点灯タイミング
をトンネル入口部に正確に合致させて安全性の向上に寄
与することができる。
い値K以上の場合であっても、該照度Hが規則的に増減
変化したとには、そのことをトンネル進入時検出手段1
2が検出して自動車のトンネル内への進入時と判断し、
この判断に基づいて照度Hがしきい値K以上であるにも
拘らずヘッドライト2が点灯される。このため、乗員の
眼の慣れのために照度が大きく設定されていて、単なる
照度Hとしきい値Kとの比較では照度Hのしきい値K以
上への増大によってヘッドライト2が点灯されない例え
ば高速道路でのトンネル入口部でも確実にヘッドライト
2を点灯でき、よってヘッドライト2の点灯タイミング
をトンネル入口部に正確に合致させて安全性の向上に寄
与することができる。
なお、上記実施例では、照度センサ1によって検出され
る照度Hが最大値になる時間間隔をみて照度Hの規則的
変化を検出するようにしたが、この他、照度Hの最大値
と最小値との時間間隔等をみて検出するように変更して
もよく、上記実施例と同様の作用効果を奏することがで
きる。
る照度Hが最大値になる時間間隔をみて照度Hの規則的
変化を検出するようにしたが、この他、照度Hの最大値
と最小値との時間間隔等をみて検出するように変更して
もよく、上記実施例と同様の作用効果を奏することがで
きる。
また、上記実施例では、自動車に適用した場合を示した
が、本発明はその他の車両にも適用することができるの
はいうまでもない。
が、本発明はその他の車両にも適用することができるの
はいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、照度センサによ
り検出された車外の照度に応じてライトを自動的に点消
灯させるようにした自動ライトコントロール装置に対
し、検出照度の規則的な増減変化を基に車両のトンネル
内進入時と判断してライトを点灯させるようにしたこと
により、トンネル入口部の照度が大きく設定されていて
も該トンネル入口部で確実にライトを点灯させることが
でき、よってライトの点灯タイミングをトンネル進入時
に正確に合致させ得、ひいては車両のトンネル内走行時
の安全性の向上を図ることができるものである。
り検出された車外の照度に応じてライトを自動的に点消
灯させるようにした自動ライトコントロール装置に対
し、検出照度の規則的な増減変化を基に車両のトンネル
内進入時と判断してライトを点灯させるようにしたこと
により、トンネル入口部の照度が大きく設定されていて
も該トンネル入口部で確実にライトを点灯させることが
でき、よってライトの点灯タイミングをトンネル進入時
に正確に合致させ得、ひいては車両のトンネル内走行時
の安全性の向上を図ることができるものである。
第1図は本発明の構成を示す構成図である。第2図ない
し第4図は本発明の実施例を示し、第2図はライトコン
トロール装置の全体構成図、第3図はマイクロコンピュ
ータで行われる信号処理の手順を示すフローチャート
図、第4図は検出照度の規則的な増減変化を示す説明図
である。 1…照度センサ、2…ヘッドライト、10…マイクロコ
ンピュータ、12…トンネル進入時検出手段、13…制
御手段。
し第4図は本発明の実施例を示し、第2図はライトコン
トロール装置の全体構成図、第3図はマイクロコンピュ
ータで行われる信号処理の手順を示すフローチャート
図、第4図は検出照度の規則的な増減変化を示す説明図
である。 1…照度センサ、2…ヘッドライト、10…マイクロコ
ンピュータ、12…トンネル進入時検出手段、13…制
御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】車外の照度を検出する照度センサを備え、
該照度センサで検出された照度に応じて自動的に車両用
ライトの点灯または消灯を制御するようにした車両の自
動ライトコントロール装置において、上記照度センサに
より検出された照度の規則的な変化に基づいて車両がト
ンネル内に進入したことを検出するトンネル進入時検出
手段と、該トンネル進入時検出手段の出力を受け、照度
センサの検出照度が規則的に変化したときに上記車両用
ライトを点灯させるように制御する制御手段とを設けた
ことを特徴とする車両の自動ライトコントロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61096370A JPH0613274B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 車両の自動ライトコントロ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61096370A JPH0613274B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 車両の自動ライトコントロ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62253543A JPS62253543A (ja) | 1987-11-05 |
JPH0613274B2 true JPH0613274B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=14163082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61096370A Expired - Lifetime JPH0613274B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 車両の自動ライトコントロ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613274B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5877897A (en) | 1993-02-26 | 1999-03-02 | Donnelly Corporation | Automatic rearview mirror, vehicle lighting control and vehicle interior monitoring system using a photosensor array |
US6822563B2 (en) | 1997-09-22 | 2004-11-23 | Donnelly Corporation | Vehicle imaging system with accessory control |
US6891563B2 (en) | 1996-05-22 | 2005-05-10 | Donnelly Corporation | Vehicular vision system |
US7655894B2 (en) | 1996-03-25 | 2010-02-02 | Donnelly Corporation | Vehicular image sensing system |
ES2391556T3 (es) | 2002-05-03 | 2012-11-27 | Donnelly Corporation | Sistema de detección de objetos para vehículo |
US7526103B2 (en) | 2004-04-15 | 2009-04-28 | Donnelly Corporation | Imaging system for vehicle |
WO2008024639A2 (en) | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Donnelly Corporation | Automatic headlamp control system |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP61096370A patent/JPH0613274B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62253543A (ja) | 1987-11-05 |
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