JPH0613185B2 - 電動式射出成形機における保圧力制御装置 - Google Patents

電動式射出成形機における保圧力制御装置

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JPH0613185B2
JPH0613185B2 JP21338586A JP21338586A JPH0613185B2 JP H0613185 B2 JPH0613185 B2 JP H0613185B2 JP 21338586 A JP21338586 A JP 21338586A JP 21338586 A JP21338586 A JP 21338586A JP H0613185 B2 JPH0613185 B2 JP H0613185B2
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正昭 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金型に樹脂を供給し固化させる過程におい
て、スクリユーを介して金型内の樹脂にかける保圧力を
制御する電動式射出成形機における保圧力制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、圧力制御装置として、油圧を用いて制御するもの
が知られている。すなわち、この油圧式圧力制御装置
は、油圧力によって型閉工程の型閉(締)圧力や、射出工
程の射出圧力、保圧力等を制御して、型閉時に金型に無
理な力が加わるのを防止し、金型を保護するとともに、
金型内に樹脂を射出する場合に、所定の型締付力を保持
する一方、金型内に充分に樹脂を供給し、かつ金型内の
樹脂にかかる圧力を所定の値に保って、金型内に成形さ
れる製品の品質を良好に維持するようになっている。
しかしながら、上記のように油圧によって圧力制御を行
うようにすると、連続的に繰り返して射出成形を行うう
ちに、油圧回路の作動油の温度が変化して、それに伴い
作動油の粘度が変わり、上記型閉(締)圧力、射出圧力、
保圧力等が変動するという問題があり、これにより、成
形品の品質に悪影響が生じるという問題があった。
そこで、近年、射出成形機として、電動式の駆動装置を
備えたものが使用されている。この電動式射出成形機は
従来の油圧駆動式に比べて、制御が容易であること、精
密な制御ができること、装置が簡単で扱いやすいことな
どの利点を有しており、本出願人は、新規な射出成形機
(電動式射出成形機)における圧力制御装置を提案した
(特開昭61−195819号公報)。
この電動式射出成形機の保圧力制御装置は、射出用のス
クリューをボールねじ及びナットで進退させる電動サー
ボモータの回転速度(速度指令値)を一定に保ったまま、
トルクを保圧の進行に合わせ何段かに変化させる構成と
されている。
この保圧力制御装置によれば、油圧駆動方式の問題点を
解消して保圧力を容易にかつ確実に制御することがで
き、高品質の成形品を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、理論的に圧力はトルクに比例し、しかも保圧
力制御においてスクリューはほとんど動かないものであ
るから、常識的には保圧力制御はトルク制御で充分でそ
れ以外には方法がないと考えられるところ、上記の電動
式射出成形機を実際に動かしてみると、必ずしもそうと
は言えない事態を生じることが度々あった。
これは、制御の対象圧力が低く、しかもスクリューの軸
方向移動を止めない計量(供給)工程の背圧制御の場合と
違って、射出(保圧)工程の保圧制御においては、電動モ
ータの回転力を移動力に変えてスクリューを直線的に前
進させるボールねじ等の機械系が、スクリューが実質的
にほとんど移動せず、しかも圧力が非常に高い保圧工程
の特殊性に起因して、ボールねじのナットに対する食込
み等により摩擦力が異常に大きくなって膠着状態とな
り、トルク制限値をいくら下げても実際の圧力が下がら
なかったり、また、一旦下がると逆に下がり過ぎてしま
うことが原因であることが分かった。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、
ボールねじ等の機械系が膠着状態とならず、保圧力を良
好な応答性で精密に制御することができる、電動式射出
成形機における保圧力制御装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は、射出筒内に挿
入されたスクリューを電動モータによるねじの回転で軸
方向に移動させ、射出筒内で可塑化された樹脂を金型に
射出するようにした電動式射出成形機において、上記ス
クリューにかかる圧力を検出する圧力検出器と、上記電
動モータを回転駆動するモータ駆動機構と、トルクリミ
ッタ指令信号をモータ駆動機構に出力して電動モータの
トルクを予め設定された保圧力設定値よりも大きい保圧
力が得られるトルクに保たせながら、上記圧力検出器の
検出値を上記保圧力設定値と比較してその差に応じた速
度指令値を上記モータ駆動機構に出力し、上記圧力検出
値が上記保圧力設定値と等しくなるようにフィードバッ
ク制御して上記電動モータの回転方向と回転速度を制御
させる制御機構を具備した構成とした。
〔作用〕
制御機構は、圧力検出器の検出値を予め設定された保圧
力設定値と比較してその差に応じた速度指令値をモータ
駆動機構に出力し、上記圧力検出値が上記保圧力設定値
と等しくなるようにフィードバック制御する。このた
め、電動モータは、その回転速度と回転方向を瞬間的か
つ頻繁に変化させるようになり、スクリューを軸方向に
移動させるねじの食込みが防止されて保圧力が良好な応
答性のもとに精度よく制御されるようになる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第4図を参照して本発明の一実施例
を説明する。
図中1は、射出成形機の射出筒であり、この射出筒1の
先端部は固定盤2の射出入口2aにおいて固定型2bに
押し付けられているとともに、射出筒1の上部には、射
出筒1内に樹脂を供給するホッパ3が配設されている。
そして、射出筒1内には、スクリユー4が挿入されてお
り、このスクリユーの基端部はスプライン軸5に取り付
けられている。このスプライン軸5は、外周部が支持部
材6の一端部に回転自在に支持された回転部材5aに嵌
合され、該回転部材5aと一緒に回転し、かつ軸方向に
は回転部材5aと相対移動できるようになっている。
また、回転部材5aの先端部に装着されたタイミンング
プーリ7が、タイミングベルト8を介してスクリユー回
転用モータ(直流モータ)9の回転軸9aに装着された
タイミングプーリ10に連結されており、このスクリユ
ー回転用モータ9を駆動することにより、上記スクリユ
ー4が回転するようになっている。さらに、スクリユー
回転用モータ9には、ブレーキ装置が内蔵されており、
このブレーキ装置を励磁してスクリユー回転用モータ9
の回転軸9aを固定するようになっている。
上記スプライン軸5の基端部の回りには、両端内部にそ
れぞれ第1、第2軸受収容部11a,11bを形成した
筒状部材11が遊嵌されており、筒状部材11の一端側
(第2図において左端側)の第1軸受収容部11aとスプ
ライン軸5の基端部との間には、第1軸受収容部11a
の奥側から順に、挾持部材12、圧力検出器13及びス
ラスト軸受14が、第1軸受収容部11aの肩部11d
とスプライン軸5に嵌合した押え部材15とによって挾
持された状態で装着されている。この圧力検出器13
は、スクリユー4にかかる圧力を電気的に変換する歪ゲ
ージ式荷重変換器である。
さらに、上記筒状部材11の他端側の第2軸受収容部1
1bとスプライン軸5の基端部との間には、一端を筒状
部材11の内部の中央小径部11cにラジアル軸受部1
6aを嵌入したスラスト軸受16が、介在部材17及び
スプライン軸5の基端部にねじ込まれた固定部材18に
よって固定された状態で装着されており、これらのスラ
スト軸受14,16により、スプライン軸5の基端部が
筒状部材11に周方向に回転自在に連結されている。そ
して筒状部材11の他端側の外周部には、筒状の可動部
材19の一端部がねじ込まれている。
上記可動部材19の他端のナット部19aには、射出用
ボールねじ20が螺入されており、この射出用ボールね
じ20の基端部は射出用出力軸21の一端部に固着され
ている。この射出用出力軸21は上記支持部材6の他端
部に回転自在に支持されており、射出用出力軸21の他
端部には、射出用電磁クラッチ22が取り付けられてい
るとともに、射出用出力軸21の回転位置(回転量)を
検出することにより上記スクリユー4の軸方向位置を検
出する射出位置検出用エンコーダ(射出位置検出器)2
3が装着されている。
また、上記支持部材6と射出用電磁クラッチ22との間
の射出用出力軸21には、タイミングプーリ24が回転
自在に取り付けられているとともに、このタイミングプ
ーリ24の射出用電磁クラッチ2側には吸着板25が一
体的に連結されており、射出用電磁クラッチ22が励磁
されると射出用電磁クラッチ22とタイミングプーリ2
4とが連結するようになっている。
このタイミングプーリ24は、タイミングベルト26を
介して、駆動軸27の一端部の装着されたタイミングプ
ーリ28に連結されており、駆動軸27の他端部は接手
29を介して、射出・型開閉用モータ(交流式電動サー
ボモータ)30の両端から突出している回転軸30aの
一端部に連結されている。そして、この回転軸30aの
他端部には、射出・型開閉用モータ30の回転を検出す
るモータ回転検出用エンコーダ(回転検出器)31が装着
されている。
上記駆動軸27の中間部には、型開閉用電磁クラッチ3
2が取り付けられている。この型開閉用電磁クラッチ3
2とタイミングプーリ28との間の駆動軸27には、タ
イミングプーリ33が相対回転自在に取り付けられてい
るとともに、このタイミングプーリ33の型開閉用電磁
クラッチ32側には、吸着板34が一体的に連結されて
おり、型開閉用電磁クラッチ32が励磁されると、型開
閉用電磁クラッチ32とタイミングプーリ33とが連結
するようになっている。
このタイミングプーリ33は、タイミングベルト35を
介して、第1伝動軸36の一端部に装着されたタイミン
グプーリ37に連結されており、第1伝動軸36の他端
部には、滑動接手38を介して第2伝動軸39の一端部
が連結されている。そして、第2伝動軸39の他端部に
装着されたタイミングプーリ40が、タイミングベルト
41を介して、型開閉用出力軸42の一端部に装着した
タイミングプーリ43に連結されているとともに、型開
閉用出力軸42は、エンドプレート45に回転自在に支
持されている。また、上記型開閉用出力軸42の他端部
には型開閉用ボールねじ44の基端部が一体的に連結さ
れている。
上記型開閉用ボールねじ44は、取次部材60の基端部
のナット部60aに螺入されている。また、この取付部
材60の先端部には、移動盤61が取り付けられてお
り、この移動盤61は上記固定盤2とエンドプレート4
5との間に水平に配設されたガイド軸62に支持され
て、水平方向に往復移動するようになっている。そし
て、上記移動盤61が最も固定盤2側に近く移動する
と、移動盤61に取り付けられた移動型61aと固定盤
2に取り付けられた固定型2bが密着して、両金型61
a,2bにより内部にキャビティ(空隙)が形成されるよ
うになっている。
さらに、上記エンドプレート45のタイミングプーリ4
3側には、電磁ブレーキ63が取り付けられ、また、該
タイミングプーリ43には、電磁ブレーキ63に対向し
て吸着板64がそれぞれ配設されており、電磁ブレーキ
63が励磁されると、電磁ブレーキ63とタイミングプ
ーリ43とが連結し、型開閉用出力軸42が固定される
ようになっている。
また、この型開閉用出力軸42の一端部には、型開閉用
出力軸42の回転角度(回転量)を検出することにより、
上記移動型61aの位置を検出する型位置検出用エンコ
ーダ(型位置検出器)65が装着されている。
上記射出位置検出器23、型位置検出器65及び圧力検
出器13からの検出信号S,S,Sが、上記スク
リユー4及び移動型61aの速度、位置、圧力制御を行
う状態制御機構66に入力されることにより、状態制御
機構66は、予め入力された各種の速度、位置、圧力の
設定値に基づいて、上記直流モータ9に回転指令信号S
を出力するとともに、上記交流サーボモータ30を駆
動するサーボモータ駆動機構67に対して、速度指令信
号S及びトルクリミッタ指令信号Sを出力し、か
つ、射出成形工程の総合的なシーケンス(手順)を制御す
るシーケンス制御機構(シーケンサ)68に対して、エジ
ェクタ後退位置信号、型開完了信号、型閉完了信号、設
定位置信号、金型保護位置信号、計量完了信号、内圧除
去完了信号等を出力するようになっている。
上記シーケンス制御機構68は、上記各信号に応じて、
各電磁クラッチ22,32、電磁ブレーキ63及び上記
直流モータ9のブレーキ装置に対して励磁信号をそれぞ
れ出力するとともに、上記状態制御機構66に対して、
型閉指令、型開指令、射出指令、スクリユー無転後退指
令、スクリユー回転指令、正転圧力指令、金型保護指
令、逆転圧力指令等の信号を出力し、かつ上記サーボモ
ータ駆動機構67に対して回転可能、比例制御、正転禁
止、逆転禁止等の信号を出力するようになっている。
さらに、上記サーボモータ駆動機構67は、回転検出器
31からの回転検出信号S及び、上記状態制御機構6
6とシーケンス制御機構68からの各信号に応じて、上
記交流サーボモータ30に対して駆動信号Sを出力す
るものであり、その概要を第3図に基づいて説明する
と、上記状態制御機構66からの速度指令信号Sは、
サーボモータ駆動機構67の速度制御回路70に入力さ
れており、この速度制御回路70は、上記速度指令信号
と、上記回転検出信号Sに基づいて速度検出回路
71により算出した速度検出値(速度フィーバック値)
とを比較するものである。
この速度制御回路70の出力信号と、上記回転検出信号
により回転方向検出回路72が検出した射出・型開
閉用モータ30の回転方向信号と、電流制限回路(アン
プ)73を介して入力された上記トルクリミッタ指令信
号Sとが入力されている電流比較回路74は、電流制
限制御回路73の出力値を速度制御回路70の出力値が
越えないようにするものである。
そして、この電流比較回路74の出力値と、射出・型開
閉用モータ30の電流を検出する2つの検出器75,7
5の出力に応じて電流検出回路76が算出した電流値と
が電流制御回路77に入力されており、両者の差に応じ
て出力される電流制御回路77の出力値に基づいて、P
WM制御回路78は、パルス幅を変調したパルス信号を
パワートランジスタ回路79に入力するようになってい
る。
このパワートランジスタ回路79は、上記パルス信号に
基づいてトランジスタの導通時期を制限するようになっ
ており、整流回路80で商業周波数の交流から変換され
た直流は、パワートランジスタ回路79により、上記P
WM制御回路78のパルス信号に応じて所定の周波数の
交流に変換されて交流サーボモータ30に供給されるよ
うになっている。
次に、上記のように構成された電動式射出成形機におけ
る圧力制御について説明する。
まず、射出成形機の運転に先立って、状態制御機構66
に対して予め各種の速度、位置、圧力の設定値を入力し
ておく。次いで、連続して射出成形工程を行うが、その
1サイクルの工程について第4図に示す動作チャート図
に基づいて詳述する。なお、第4図に記入された「+」
は交流サーボモータ30の正転時、「−」は逆転時のト
ルクリミッタ出力である。
シーケンス制御機構68は、1つの射出成形工程の終了
時に励磁していた電磁ブレーキ63を消磁するとともに
型開閉用電磁クラッチ32を励磁して交流サーボモータ
30と移動型61a側を連結する。この時、サーボモー
タ駆動機構67は、シーケンス制御機構68からの回転
可能信号により、交流サーボモータ30を回転させるこ
とができる状態になっており、また、スクリユー回転用
モータ9のブレーキ装置が、シーケンス制御機構68に
より励磁されているため、スクリユー回転用モータ9は
回転しない。
この状態で、型閉開始時刻tになると、シーケンス制
御機構68からの指令信号により、状態制御機構66
は、第1型閉速度を指令する速度指令信号(電圧)S
サーボモータ駆動機構67に対して出力するとともに、
最大発生トルク(交流サーボモータ30の、例えば定格
電流の300%値)まで出力できるトルクリミッタ指令
信号(負電圧)Sを出力する。これにより、サーボモー
タ駆動機構67が交流サーボモータ30に対して駆動信
号Sを出力するから、交流サーボモータ30は逆転方
向にフィードバック制御されて上記第1型閉速度に基づ
いた回転数で回転する。この時、交流サーボモータ30
の電流は定格電流の300%までは制御されることはな
い。
そして、交流サーボモータ30の回転は、接手29、駆
動軸27、型開閉用電磁クラッチ32、吸着板34、タ
イミングプーリ33、タイミングベルト35、タイミン
グプーリ37、第1伝動軸36、滑動接手38、第2伝
動軸39、タイミングプーリ40、タイミングベルト4
1、タイミングプーリ43を介して型開閉用出力軸42
に伝わるから、型開閉用出力軸42に連結された型開閉
用ボールねじ44が回転し、この型開閉用ボールねじ4
4が螺入している取付部材60を固定盤2側に近付け
る。従って、取付部材60に取り付けられた移動盤61
がガイド軸62に支持されながら摺動し、この移動盤6
1に取り付けられた移動型61aが上記第1型閉速度で
固定型2bに近付く。なお、上記交流サーボモータ30
が回転し始めた時、射出用電磁クラッチ22は励磁され
ていないので、射出用出力軸21が回転することはな
い。
そして、型開閉用出力軸42の回転に伴い、この型開閉
用出力軸42に装着された型位置検出器65は、検出信
号Sを状態制御機構66に対して出力し、状態制御機
構66は、上記検出信号Sと予め入力されている第1
の位置設定値とを比較する。この比較の結果、両者が一
致すると(時刻tになると)、今まで出力されていた
第1型閉速度を指令する速度指令信号(電圧)Sに代わ
って第2型閉速度を指令する速度指令信号(電圧)S
をサーボモータ駆動機構67に対して出力するから、サ
ーボモータ駆動機構67が交流サーボモータ30をフィ
ードバック制御して、上記第2型閉速度に基づいた回転
数で回転させる。この結果、移動型61aは、今までの
第1閉速度に代わって第2型閉速度で固定型2bに近付
く。
同様にして、状態制御機構66において、上記検出信号
と予め入力されている第2の位置設定値とを比較し
た結果、両者が一致すると(時刻tになると)、今ま
で出力されていた第2型閉速度指令電圧に代わって、第
3型閉速度を指令する速度指令信号(電圧)Sを、状態
制御機構66がサーボモータ駆動機構67に対して出力
するから、サーボモータ駆動機構67は、交流サーボモ
ータ30を上記第3型閉速度に基づいた回転数で回転さ
せる。従って、移動型61aは、今までの第2型閉速度
に代わって第3型閉速度で固定型2bに近付く。
次いで、移動型61aが金型保護位置に達すると(時刻
になると)、シーケンス制御機構68は、状態制御
機構66及びサーボモータ駆動機構67に対してそれぞ
れ指令信号を出力するから、状態制御機構66は、予め
入力されている第1の圧力設定値に基づいて制限された
トルクリミッタ指令信号(電圧)Sサーボモータ駆動機
構67に対して出力する。これにより、交流サーボモー
タ30の電流が制限されて、交流サーボモータ30の発
生トルクが抑制されるから、万一、移動型61aと固定
型2bとの間に成形品等が挟まっていても、型閉力が低
く抑えられることにより金型が損傷することがない。
さらに時刻tになると、シーケンス制御機構68から
の指令信号により、状態制御機構66は、今まで制限さ
れていたトルクリミッタ指令信号(電圧)Sの代わり
に、交流サーボモータ30の電流を300%まで許容す
るトルクリミッタ指令信号(電圧)Sサーボモータ駆動
機構67に対して出力する。これにより、交流サーボモ
ータ30の発生トルクは再び元に戻り、所定の型締力が
確保される。
この状態において、時刻tになると、シーケンス制御
機構68は、電磁ブレーキ63を励磁するから、型開閉
用出力軸42が固定され、これにより、移動型61aは
固定型2bに上記所定の型締力によって密着した状態で
強固に固定される。
この後、時刻tになると、シーケンス制御機構68か
らの指令信号によって、状態制御機構66は、上記第3
型閉速度を指令する速度指令信号(電圧)Sの出力を停
止するとともに、型開閉用電磁クラッチ32が消磁され
て、交流サーボモータ30と移動型61a側との連結が
断たれ、また、射出用電磁クラッチ22が励磁されて、
交流サーボモータ30とスクリユー6側とが連結され
る。
続いて、この状態で、射出開始時刻tになると、シー
ケンス制御機構68からの指令信号により、状態制御機
構66は、第1射出速度を指令する速度指令信号(電圧)
及び最大発生トルク(交流サーボモータ30の定格
電流の300%値)まで出力できるトルクリミッタ指令
信号(正電圧)Sをサーボモータ駆動機構67に対して
出力する。これにより、サーボモータ駆動機構67が交
流サーボモータ30に対して駆動信号Sを出力するか
ら、交流サーボモータ30は射出速度をフイードバック
制御されて上記第1射出速度に基づいた回転数で回転す
る。
そして、交流サーボモータ30の回転は、接手29、駆
動軸27、タイミングプーリ28、タイミングベルト2
6、タイミングプーリ24、吸着板25、射出用電磁ク
ラッチ22を介して射出用出力軸21に伝わるから、射
出用出力軸21に連結された射出用ボールねじ20が回
転し、この射出用ボールねじ20が螺入している可動部
材19を固定盤2側に前進させる。従って、可動部材1
9に固設されたスプライン軸5とこのスプライン軸5に
連結されたスクリユー4が上記第1射出速度で前進し、
予め射出筒1内に可塑化されていた樹脂を金型内に射出
し始める。
そして、射出用出力軸21に装着された射出位置検出器
23は、検出信号Sを状態制御機構66に対して出力
し、状態制御機構66は上記検出信号Sと予め入力さ
れている第1の射出位置設定値とを比較する。この比較
の結果、両者が一致すると(時刻tになると)、今まで
出力されていた第1射出速度に代わって第2射出速度
を、また、上記検出信号Sと第2の射出位置設定値と
が一致すると(時刻tになると)、第2射出速度に代
わって第3射出速度を、さらに、上記検出信号Sと第
3の射出位置設定値とが一致すると(時刻t10になる
と)、第3射出速度に代わって第4射出速度を、それぞ
れ指令する速度指令信号(電圧)Sが、状態制御機構6
6からサーボモータ駆動機構67に対して出力されるか
ら、サーボモータ駆動機構67は交流サーボモータ30
をフィードバック制御して、それぞれ上記第2、第3、
第4射出速度に基づいた回転数で回転させる。従ってス
クリユー4は、各速度に基づいて前進し、予め射出筒5
内に可塑化された樹脂を金型内に供給し続ける。
時刻t11になって、上記検出信号Sと第4の射出位置
設定値とが一致すると、射出速度制御から射出圧力制御
に切り換わって保圧力制御を行う。保圧工程中は、シー
ケンス制御機構68からの指令信号により、状態制御機
構66が、シーケンスに沿って保圧を行う場合の応答性
を良くするような所定のトルクリミッタ指令信号(電
圧)Sをサーボモータ駆動機構67に対して出力す
る。なお、第4図から明らかなように、トルクリミッタ
出力は、交流サーボモータ30のトルクが予め設定され
た保圧力設定値よりも大きい保圧力が得られる値(図の
場合は最大出力値)に保たれる。
そして、状態制御機構66は、予め入力されている第1
保圧力設定値と上記圧力検出器13の圧力検出値S
比較して、その差に応じて所要の大きさの速度指令信号
(電圧)Sをサーボモータ駆動機構67に送り、そし
てサーボモータ駆動機構67が交流サーボモータ30を
速度指令信号Sに応じた回転速度で回転させ、そのよ
うな制御を、圧力検出器13の圧力検出値Sが上記第
1保圧力設定値と一致するまで行ってフィードバック制
御を行う。
さらに、状態制御機構66は、時刻t12になると、上記
第1の保圧力設定値に代わって第2の保圧力設定値を、
また、時刻t13になると、第2の保圧力設定値に代わっ
て第3の保圧力設定値を、それぞれ圧力検出器13の圧
力検出値Sと比較して速度指令信号(電圧)Sを出力
し、各々の設定値が圧力検出値Sと一致するような速
度で交流サーボモータ30を回転させてスクリユー4に
かかる圧力(保圧)制御を行う。
上記において、保圧力設定値=圧力検出値となるよう
に、保圧力設定値よりも圧力検出値が低いときは交流サ
ーボモータ30の正方向回転速度を上げ、また保圧力設
定値よりも圧力検出値が高い場合はモータ30を負(逆)
方向に回転させる。したがって、モータ30は、最高正
回転から最高負回転の範囲内(第4図の斜線部分)で回転
速度と回転方向を瞬間的に頻繁に変化させる。
上記の、回転速度と回転方向の瞬間的かつ頻繁な変化に
よりボールねじ20はナット部19aに対して正逆方向
に動くようになってその食込みが防止され、防止され、
保圧力が良好な応答性で所定の値に維持されて確実に制
御され、高品質の成形品が成形される。
次いで、射出工程が完了すると(時刻t14になると)、
シーケンス制御機構68からの指令信号により、状態制
御機構66は、上記圧力検出器13の圧力検出値S
予め入力されている背圧設定値とを比較して、速度指令
信号Sを制御するとともに、所定のトルクリミッタ指
令信号(電圧)Sを出力する。従って、サーボモータ駆
動機構67は、該各信号S,Sに基づいて、交流サ
ーボモータ30を制御して回転させ、上記背圧設定値に
一致する背圧がスクリユー4にかかるように調整する。
また、シーケンス制御機構68は、今まで励磁していた
スクリユー回転用モータ9のブレーキ装置を消磁して、
スクリユー回転用モータ9を回転可能状態にした後、時
刻t15になると、状態制御機構66からの回転指令信号
によってスクリユー回転用モータ9が回転する。こ
れにより、タイミングプーリ10、タイミングベルト
8、タイミングプーリ7を介して回転部材5aが回転
し、さらに、スプライン軸5を経てスクリユー4が回転
して、射出筒1内へのホッパ3からの樹脂の供給、可塑
化が開始され、時刻t16になるまで射出筒1内に樹脂が
供給、可塑化される一方、金型内に充填された樹脂成形
品の冷却が行われる。
この結果、射出筒1内への樹脂の供給、可塑化に伴い、
スクリユー4が後退するが、この際、スクリユー4に
は、上記背圧設定値に基づいた背圧がかかるように制御
されているから、射出筒1内の樹脂は所定の可塑化状態
に保たれる。
なお、この場合、サーボモータ駆動機構67は、第4図
の時刻t15〜t16の材料供給時において、背圧設定値と
背圧設定値を比較し、その差によって交流サーボモータ
30の速度指令値をかえ、上記背圧検出値が背圧設定値
と等しくなるように該交流サーボモータ30のフィード
バック制御を行う。この際、交流サーボモータ30は、
背圧設定値>背圧検出値の場合には、正方向(スクリユ
ーが前進する方向)に回転し、また背圧設定値<背圧検
出値の時には、逆方向に回転して、背圧検出値が背圧設
定値となるように回転速度と回転方向を瞬間的かつ頻繁
に変化させる。この時も、第4図から明らかなように、
トルクリミッタ出力は最高値で一定に保たれる。
そして、時刻t16になると、シーケンス制御機構68か
らの指令信号により、状態制御機構66は、予め入力さ
れている設定値に基づいた速度指令信号(電圧)S
と、トルクリミッタ指令信号(電圧)Sをサーボモ
ータ駆動機構67に対して出力するから、サーボモータ
駆動機構67が交流サーボモータ30をフィードバック
制御して、逆転方向に設定値に基づいた回転数で回転さ
せる。従って、スクリユー4は、上記設定値に基づいた
移動速度で後退を開始するとともに、状態制御機構66
は、スクリユー回転用モータ9の回転を停止させ、かつ
シーケンス制御機構68は、スクリユー回転用モータ9
のブレーキ装置を励磁するから、スクリユー回転用モー
タ9はその回転軸9aを固定し、これによりスクリユー
4は回転しないで僅かに後退し内圧を除去する。そし
て、射出筒1の内圧除去が完了すると(時刻t17になる
と)、シーケンス制御機構68からの指令信号により、
射出用電磁クラッチ22が消磁され、かつ交流サーボモ
ー30は回転を停止し、またスクリユー4は後退を止め
る。
次いで、供給(冷却)工程が終了し、型開(休止)工程に入
ると(時刻t18になると)、まず、シーケンス制御機構
68は、今まで励磁されていた電磁ブレーキ63を消磁
し、かつ型開閉用電磁クラッチ32を励磁するから、交
流サーボモータ30と移動型61a側とが連結される。
この状態で、時刻t19になると、シーケンス制御機構6
8からの指令信号により、状態制御機構66は、第1型
開速度を指令する速度指令信号(電圧)Sをサーボモー
タ駆動機構67に対して出力する。これにより、交流サ
ーボモータ30は正転方向に、上記第1型開速度に基づ
いた回転数で回転するから、移動型61aは該第1型開
速度で固定型2bから離れ始める。
次いで、第1の型開設定位置になると(時刻t20になる
と)、状態制御機構66は、第1型開速度の代わりに第
2型開速度を指令する速度指令信号(電圧)Sを、さら
に第2の型開設定位置になると(時刻t21になると)、
第2型開速度の代わりに第3型開速度を指令する速度指
令信号(電圧)Sをそれぞれサーボモータ駆動機構67
に対して出力する。これにより、交流サーボモータ30
は、第1、第2、第3型開速度に基づいた回転数で回転
するから、移動型61aは、第2型開速度(時刻t20
らt21までの間)、あるいは第3型開速度(時刻t21
らt22までの間)で固定型2bから離れる。
そして、時刻t22になると、シーケンス制御機構68の
指令信号により、型開閉用の電磁ブレーキ63が励磁さ
れ、速度指令信号Sが無効にされるから、移動型61
aは停止する。次いで、型開閉用電磁クラッチ32を消
磁して、射出成形工程の1サイクルが完了する。
このような過程においては、スクリユー4が金型61
a,2b内あるいは射出筒1内から受ける反力(スクリ
ユーがそれらの中の樹脂に与える圧力)は、圧力検出器
13により直接的に測定されるので、正確で遅れのない
圧力検出値Sが得られる。従って、この値をもとに上
記のようなフィードバック制御を行えば、保圧及び背圧
制御が所定の設定条件通りに確実に行え、樹脂の種類、
成形品の形状、大きさ等の条件により要求されるきめ細
かい安定した制御が行える。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は、射出筒内に挿入された
スクリユーを電動モータによるねじの回転で軸方向に移
動させ、射出筒内で可塑化された樹脂を金型に射出する
ようにした電動式射出成形機において、上記スクリユー
にかかる圧力を検出する圧力検出器と、上記電動モータ
を回転駆動するモータ駆動機構と、トルクリミッタ指令
信号をモータ駆動機構に出力して電動モータのトルクを
予め設定された保圧力設定値よりも大きい保圧力が得ら
れるトルクに保たせながら、上記圧力検出器の検出値を
上記保圧力設定値と比較してその差に応じた速度指令値
を上記モータ駆動機構に出力し、上記圧力検出値が上記
保圧力設定値と等しくなるようにフィードバック制御し
て上記電動モータの回転方向と回転速度を制御させる制
御機構を具備した構成とされているので、電動モータ
は、保圧力制御に当たって、その回転速度と回転方向を
瞬間的にかつ頻繁に変化させるようになり、その結果、
スクリユーを軸方向に移動させるねじの食込みによる膠
着状態が生じることがなく、したがって、応答性がよく
なって保圧力制御が設定値通り正確に行え、高品質の成
形品を連続して安定的に製造できるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は装置全体の概略を示す機構図、第2図は圧力検
出器の取り付け部分の断面図、第3図はサーボモータ駆
動機構の主要部を説明するブロック図、第4図は動作チ
ャート図である。 1……射出筒 2b……固定型 4……スクリユー 13……圧力検出器 20……射出用ボールねじ 30……射出・型開閉用モータ(電動モータ) 61a……移動型 66……状態制御機構 67……サーボモータ駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出筒内に挿入されたスクリユーを電動モ
    ータによるねじの回転で軸方向に移動させ、射出筒内で
    可塑化された樹脂を金型に射出するようにした電動式射
    出成形機において、上記スクリユーにかかる圧力を検出
    する圧力検出器と、上記電動モータを回転駆動するモー
    タ駆動機構と、トルクリミッタ指令信号をモータ駆動機
    構に出力して電動モータのトルクを予め設定された保圧
    力設定値よりも大きい保圧力が得られるトルクに保たせ
    ながら、上記圧力検出器の検出値を上記保圧力設定値と
    比較してその差に応じた速度指令値を上記モータ駆動機
    構に出力し、上記圧力検出値が上記保圧力設定値と等し
    くなるようにフィードバック制御して上記電動モータの
    回転方向と回転速度を制御させる制御機構を具備してい
    ることを特徴とする電動式射出成形機における保圧力制
    御装置。
JP21338586A 1986-09-10 1986-09-10 電動式射出成形機における保圧力制御装置 Expired - Lifetime JPH0613185B2 (ja)

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