JPH06131363A - 個人情報個別管理方式及びそれに用いる情報カードホルダ及び情報カード登録用紙 - Google Patents

個人情報個別管理方式及びそれに用いる情報カードホルダ及び情報カード登録用紙

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JPH06131363A
JPH06131363A JP2556693A JP2556693A JPH06131363A JP H06131363 A JPH06131363 A JP H06131363A JP 2556693 A JP2556693 A JP 2556693A JP 2556693 A JP2556693 A JP 2556693A JP H06131363 A JPH06131363 A JP H06131363A
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JP2556693A
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Michihiko Hattori
道彦 服部
Shigenori Domeki
重則 百目鬼
Keiji Koizumi
慶治 小泉
Masahiko Morishima
正彦 森島
Yasunari Yamaguchi
保成 山口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
Nakayo Telecommunications Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
Nakayo Telecommunications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、名刺情報の現行維持管理の
困難正と、従来のセンタ管理方式での名刺を渡した相手
に対するきめ細かな管理がされていないことによるセキ
ュリティ不足と、プライバシィ侵害の可能性及び通常名
刺での自動ダイヤルができない等の欠点を解消した個人
情報個別管理方式を提供することである。 【構成】 本発明は、個人の情報を管理するための会員
用の名刺と名刺の情報を記録しておくための媒体を用
い、名刺交換後、それらの名刺及び媒体を対応するよう
にして保持する。また、保持している名刺及び媒体を用
いてセンタに登録または情報の検索、提供を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人情報個別管理方式
に係り、特に、名刺等の個人情報管理において、個人情
報をセンタにおいて集中管理し、かつ名刺交換におい
て、交換する名刺にシステム内でユニークな名刺番号を
付与することにより、情報の現行状態維持を容易に実現
し、かつ名刺を渡した相手に対して、親密度に応じてセ
ンタ内の自分の個人情報の開示範囲を制限して、通信回
線を介して取得させ、また、相手のセンタ内の自分の個
人情報へのアクセス回数を管理することにより、相手の
自分への関心度を分析することが可能な個人情報個別管
理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、名刺管理は、以下のような方法で
行われている。 (1)相手から受取った名刺を名刺帖に貼付する。 (2)名刺から住所録を作成する。 (3)パソコン、ワープロ等にカナ漢字変換方式で入力
するか、またはOCR入力して電子キャラクタファイル
の名刺帖を作り、パソコン、ワープロで管理する。
【0003】(4)スキャナで名刺をイメージとして読
み取り、人間が管理用キーを付加して電子イメージファ
イルの名刺帖を作成し、この電子イメージファイルを読
み出せる端末で管理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方式では以下に述べるような問題がある。
【0005】先ず、上記の(1)の方法は、相手に異動
が発生しても自分で調査するか、または、相手から新名
刺を受け取って、名刺帖を自分で訂正する必要があり、
手間かかり、名刺帖が常時最新状態に更新されているこ
とが困難である。
【0006】また、上記の(2)の方法は、名刺交換し
て相手からもらった名刺の管理のみで相手に渡した名刺
の管理はされていないため、相手が自分に対して持って
いる興味、親近感を常時、自動的に把握することができ
なかった。
【0007】上記の(3)の方法において、(1)の方
法の欠点をカバーするため、会員制センタを作り、会員
は、センタ電話番号の印刷してある磁気名刺(Magnetic
Card:MC) を相手に渡し、且つ自己の名刺情報は異動も
含めてセンタに通知しておけば、センタの自己の名刺情
報ファイルを更新してくれるので、自己の名刺をもらっ
た相手は、その名刺に記載してあるセンタに電話して、
自己の最新の名刺情報を得ればよい。また、センタの自
己の名刺情報ファイルも会員が含まれていれば、自動更
新されるセンタ管理方式も提案されている。しかしなが
ら、この方式は、以下の問題を有する。
【0008】(1)入会しても、センタの自己の名刺情
報ファイルが自動更新されるのは、名刺情報ファイルの
中の会員の部分のみである。
【0009】(2)会員は、自己のセンタ名刺情報ファ
イルをアクセスするためには暗証コードを有している
が、会員から磁気名刺を貰った者(以下準会員と呼ぶ)
は、暗証コードが付与されていないのでその名刺さえあ
れば、名刺を貰った準会員でなくても、名刺表記人(正
会員)の最新の名刺情報をセンタから取得できるので、
名刺を渡していない者にまで、異動、その他を通知する
こととなり、プライバシが侵害される可能性がある。
【0010】(3)磁気名刺を与えた相手に対し、全て
同一の名刺情報をセンタより提供するシステムであった
ので、相手との親密度により特定相手を区別して、その
相手のみに、特定の異動情報等を提供する選択的情報の
提供ができない。
【0011】(4)会員は他会員から貰った磁気名刺を
カードリーダーに読ませることで、名刺表記人電話番号
を自動ダイヤルして接続ができるが、準会員から貰った
通常名刺(Normal Card:NC) では、自動ダイヤルができ
ない。
【0012】(5)会員は自己の名刺情報ファイルを見
るには、必ず端末からセンタ接続して、センタのファイ
ルをオンラインで読む方法しかとれない。即ち、会員が
所有し、利用するキーカード(会員カード)はセンタフ
ァイルをダウンロードできるメモリを内蔵しているIC
メモリカードではなく、磁気カードである。このため、
オフラインでの名刺情報ファイルの検索やその他の利用
ができなかった。
【0013】(6)会員がMCを渡す際、渡したMCと
相手より貰ったNCとのカード番号(ID)等による完
全な1:1対応がなかったので、(3)のように選択的
情報の提供等のように相手と自己との人間関係の深さを
考慮した管理ができない。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、名刺情報の現行維持管理の困難性と、従来のセンタ
管理方式での名刺を渡した相手に対するきめ細かな管理
がされていないことによるセキュリティ不足と、プライ
バシィ侵害の可能性及び通常名刺での自動ダイヤルがで
きない等の欠点を解消した個人情報個別管理方式を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するための図である。
【0016】本発明は、センタ102登録されている正
会員101に関する会員関連情報及び正会員101とし
て登録されていない準会員に関する準会員関連情報を管
理するセンタ会員情報ファイル112と、記憶手段を有
する会員カードを持つ正会員間及び正会員101とセン
タ102に正会員として登録されていない準会員間のデ
ータの処理、検索を行う中央処理装置と、会員の個人情
報の授受を行う伝送手段及び端末装置とを含むセンタ1
02と会員間における情報カードである名刺の交換を行
う際の個人情報個別管理方式において、正会員間及び正
会員101と準会員間の情報カードの交換の際に、該正
会員に関する情報を印刷及び記録されている第1の情報
カード103を用いて、相手と情報カードの交換により
相手から第2の情報カード110を取得し、第1の情報
カード103を渡した相手が、正会員か準会員かを第2
のカードの正会員・準会員識別情報より識別し、第1の
情報カード103の情報に第2の情報カード110の情
報を付与した情報を正会員101からセンタ102に伝
送手段を介して送信し、センタ102は、正会員101
から送信された第1の情報カード103の情報に基づい
て正会員101に対応するセンタ会員情報ファイル11
2を更新し、正会員101または、準会員の必要に応じ
て、センタ102は正会員101の更新されたセンタ会
員情報ファイル112を伝送手段を介して、正会員10
1または、準会員の端末装置に送信し、正会員101の
端末装置は、センタ102で更新された情報により、セ
ンタ会員情報ファイル112の内容の一部または、全部
を記憶している会員カードの内容を更新する。
【0017】また、本発明は、第1の情報カード103
は媒体の表面に印刷される表記情報として会員の種別を
識別するための会員識別情報と、カード毎に一意の番号
とするカード識別情報と、媒体に記録される非表記情報
としてカード識別情報、会員識別情報に対応する暗証番
号情報、及び電話番号とを有し、相手から受け取った第
2の情報カード110と共に保持する。
【0018】また、本発明は、媒体として、シールを用
い、カード識別情報をシールに記録し、シールを第1の
情報カード103に仮貼付し、第1の情報カード103
を相手に渡す際に、シールを予め剥離して、相手から取
得した第2の情報カード110に剥離してあったシール
を貼付する。
【0019】また、本発明は媒体としてシールを用い、
カード識別情報をシールに印刷し、シールを前記第1の
情報カードに仮貼付し、第1の情報カードを相手に渡す
際にシールを予め剥離して相手から取得した第2の情報
カードに剥離してあったシールを貼付し、かつシールに
第2の情報カードに関する情報を記入する。
【0020】また、本発明は、カード識別情報を表面に
印刷すると共に、カード識別情報をシールに記録し、シ
ールが仮貼付されている第1の情報カード103におい
てシールを予め剥離し、第1の情報カード103を相手
に渡し、相手から取得した第2の情報カード110にシ
ールを貼付し、第2の情報カード110に貼付してある
シール内情報をリーダにより読み出して第2の情報カー
ド110の表記人へ自動ダイヤルする。
【0021】また、本発明の媒体は、カード識別情報が
表面に印刷され、且つ記録され、裏面に接着剤が塗布さ
れているシール代行カードを含む。
【0022】また、本発明は、シール代行カードの裏面
に接着剤を塗布し、第1の情報カード103の裏面を離
型紙化処理した平滑面とし、シール代行カードの裏面と
第1の情報カード103裏面を接着させ、シール代行カ
ードと第1の情報カード103を合体させて保管し、情
報カード交換時に、第1の情報カード103をシール代
行カードより剥離して相手に渡し、相手から入手した第
2の情報カード110の裏面をシール代行カードの裏面
に接着する。
【0023】また、本発明は、カード識別情報が各々同
じ第1の情報カード103とシール代行カードを対応さ
せて保持し、第1の情報カードを相手に渡す際にシール
代行カードを渡さずに保管し、相手から取得した第2の
情報カードにシール代行カードを添付して第2の情報カ
ードに添付して保存する。
【0024】また、本発明は、第1の情報カード103
にカード識別情報を印刷すると共に、カード識別情報を
記録しておき、情報カード交換時に相手から取得した第
2の情報カード110に、第1の情報カード103に印
刷しておいたカード識別情報を転記する。
【0025】また、本発明は、カード識別情報と表記人
電話番号が印刷され、かつ記録されている第1の情報カ
ード103内の表記人電話番号を読み取り、第1の情報
カード103の表記人電話番号を自動ダイヤルして接続
する。
【0026】また、本発明は、情報カード交換時に、正
会員101は相手から取得した第2の情報カード110
に対して、親密度や関心度に基づいて相手に提供する情
報の範囲を決定するためのクラス値を設定し、クラス値
を相手の準会員関連情報の一部として位置付けし、セン
タ会員情報ファイル112に登録し、相手から会員関連
情報の入手要望があった場合、センタ会員情報ファイル
112内の相手の準会員関連情報内のクラス値により、
相手に提供する会員関連情報を表記情報のみとするか、
表記情報と非表記情報とするか、または、これらの情報
のうちの1部とするかの判断を行う。
【0027】また、本発明は、正会員101の端末装置
から準会員関連情報をセンタ102に送付する場合に、
予め該当する情報カードのカード識別情報のみを端末装
置からセンタ102に通信回線を介して送付し、センタ
102のセンタ会員情報ファイル112にカード識別情
報を登録しておき、正会員101の端末装置とセンタ1
02を接続して、第2の情報カード110の内容をセン
タ102に送付し、予めセンタ会員情報ファイル112
に登録してあるカード識別情報と会員の端末装置から受
信したカード識別情報が一致する場合のみ、センタ10
2は第2の情報カード110の準会員関連情報をセンタ
会員情報ファイル112に登録する。
【0028】また、本発明は、正会員101の端末装置
から準会員関連情報をセンタ102に送付する場合に、
正会員101の端末装置とセンタ102を接続して情報
カードの内容をセンタ102に送付すると共に、情報カ
ードの内容を端末装置により音声で読み上げてこれをセ
ンタ102内の音声記憶装置に記憶させておき、センタ
102は、情報カードの準会員関連情報をセンタ会員情
報ファイル112に登録する際に、音声記憶装置内に記
憶させてある情報カード内容を音声で聴取して登録処理
に利用する。
【0029】また、本発明は、情報カード毎に、予め仮
暗証番号を定め、センタ会員情報ファイル112に準会
員関連情報の一部として登録すると共に、情報カードに
印刷し、情報カードの表面を隠蔽膜で隠蔽し、仮暗証番
号を表面から認識不可能とした情報カードを取得した準
会員が表記人の会員関連情報の取得を望む際に、端末装
置からセンタ102に接続し、隠蔽膜を除去して内部の
仮暗証番号を認識して仮暗証番号を端末装置より入力
し、センタ102がセンタ会員情報ファイル112の仮
暗証番号と等しいことをチェックし、センタ会員情報フ
ァイル112の仮暗証番号と等しければ、本暗証番号を
入力することにより、センタ102はセンタ会員情報フ
ァイル112の仮暗証番号を本暗証番号に書き換える。
【0030】また、本発明は、情報カードの仮暗証番号
から本暗証番号への書き換えのための条件として、準会
員が相手から受け取った情報カードと引換えで、相手に
渡した情報カードの表記人電話番号及び情報カード交換
日の端末から入力されたものと、センタ会員情報ファイ
ル112内の情報カードに関する準会員関連情報の一部
として予め登録されている表記人電話番号及び情報カー
ド交換日との一致をチェックする。
【0031】また、本発明は、端末装置からセンタ会員
情報ファイル112にアクセスする毎に、センタ102
側は、更新されたセンタ会員情報ファイル112に属す
る会員関連情報と、準会員関連情報を通信回線を介し
て、会員カード内の記憶手段にダウンロードする。
【0032】また、本発明は、会員カード内の記憶手段
に暗号キーを設け、端末装置に暗号化復号化機能を設
け、センタ102に暗号化復号化機能を具備し、端末装
置とセンタ102間の情報送信において暗号化伝送及び
暗号化・復号化処理を行う。
【0033】また、本発明は、センタ会員情報ファイル
112の会員関連情報と準会員関連情報をセンタ102
に通信回線で結合されている外部センタから更新してセ
ンタ会員情報ファイル112の最新の状態を維持する。
【0034】また、本発明は、準会員は、任意の通信手
段によりセンタ102に接続し、情報カードの本暗証番
号とカード識別情報を入力し、センタ102は、準会員
に対して、音声により会員関連情報を送出する。
【0035】また、本発明は準会員は、任意の通信手段
により前記センタに接続し、前記情報カードの前記本暗
証番号と前記カード識別情報を入力し、前記センタは前
記準会員に対して非音声信号により前記会員関連情報を
送出する。
【0036】また、本発明は、センタ102のセンタ会
員情報ファイル112の会員関連情報及び準会員関連情
報の一部として、予め会員によりダイレクトメールの要
否、希望分野又は各種挨拶状の要否を登録しておき、セ
ンタ102から会員叉は準会員に対してダイレクトメー
ル又は各種挨拶情報を送付する。
【0037】また、本発明は、センタ102のセンタ会
員情報ファイル112の準会員関連情報の一部として、
各種暗号を登録しておき、端末装置より入力された暗号
に合致した情報をセンタ102から会員または準会員に
送付する。
【0038】また、本発明は、センタ会員情報ファイル
112の中で正会員101が所有する第2の情報カード
110に対応する情報提供回数の限度の回数を正会員1
01側の端末装置より伝送手段を介して設定する。
【0039】また、本発明は、正会員101の会員関連
情報を会員側端末より取得した正会員101又は準会員
を特定するカード識別情報及び正会員101または、準
会員による正会員関連情報の取得回数をセンタ102か
ら正会員101のみに提供する。
【0040】また、本発明は、会員と会員、または会員
と非会員の間で情報カードの交換を行なった際に、会員
が相手より受け取った情報カードと自分が相手に渡して
情婦カードのカード識別情報を1対1対応で保持するた
めの接着型のシールを相手より受け取ったカードと併せ
て保存する。
【0041】また、本発明は、会員と会員、または、会
員と非会員の間で情報カードの交換を行なった際に、会
員が相手より受け取った情報カードと自分が相手に渡し
たカードの識別情報を1対1対応で保持するための接着
型のカードまたはシールを相手より受け取ったカードと
併せて保存する。
【0042】また、本発明の個別管理方式の用いる情報
カードホルダは、表面及び裏面を平滑面として離型紙化
処理したベース紙の片面または両面上に、表面及び裏面
を平滑面として離型紙化処理した中間紙を重ね、更に中
間紙の上に透明紙を重ねて、該中間紙と該透明紙を相手
より受け取った情報カード及び相手に渡した情報カード
の識別情報を有する裏面に接着手段を有する接着型シー
ル代行カードの出し入れ部分を除いてベース紙の周辺部
を固着させて上下2層のカード収納部を形成し、かつ接
着型シール代行カードのみを下層の収納部に収納した場
合、透明紙を介して、収納部内の接着型シール代行カー
ド上の認識事項を視認できる切り抜き穴を中間紙に設
け、情報カードを上層の収納部へ、接着型シール代行カ
ードを下層の該収納部へ収納する。
【0043】また、本発明は表面及び裏面を平滑面とし
て離型紙化処理したベース紙の片面または両面上に透明
紙を重ねて透明紙を情報カード及び接着型シール代行カ
ードの出し入れ部分を除いてベース紙の周辺部に固着さ
せてカード収納部を形成して情報カード及び接着シール
代行カードを該カード収納部に収納する。
【0044】また、本発明は、情報カードを交換した者
相互の伝言を第3者と共用しているファクシミリまたは
電話機を用いて第3者に知られることなく実行できる機
密伝言サービスを提供する。
【0045】さらに、本発明の情報カード登録用紙は、
相手より受け取った情報カードまたは、自らの情報をフ
ァクシミリ装置を用いてセンタの会員ファイルに登録す
る際に、該情報カード及びその他登録に必要事項が記入
されたカードを任意の位置にセットする。
【0046】また、本発明の情報カード登録用紙は、予
めファクシミリ入力できる用紙のベース紙の表面にベー
ス紙自体を識別できる情報を予め印刷しておき、ベース
紙の表面を透明紙で覆ってポケット状の収納部を1個以
上設け、ベース紙の表面と裏面及び収納部の透明紙の収
納部外部側の面は平滑面でなく、微少突起を有する摩擦
係数の大きい粗い面を有する収納部に、情報カードと情
報カードの関連情報を記入した入力用メモカードと、シ
ール代行カードの裏面に第2の情報カードの裏面を接着
した接着済情報カードとシール代行カード裏面に入力用
メモカードの裏面を接着した接着済入力用メモカードの
うちのいずれかを収納する。
【0047】また、本発明は、キャリアシートの透明紙
の外側表面及びキャリアシートのベース紙の外側表面を
微少突起を有する摩擦係数の大きな粗い面として、キャ
リアシートのベース紙の透明紙側の表面を透明紙で覆っ
てポケット状の収納部を1個以上設け、これら収納部に
第2の情報カードと第2の情報カードに関する情報を記
入した入力用メモカードと、シール代行カードの裏面に
第2の情報カードの裏面を接着した接着済情報カード
と、シール代行カードの裏面に入力用のメモカードの裏
面を接着した接着済み入力用メモカードうちいずれかを
収納する。
【0048】本発明は、予めファクシミリ入力できる用
紙の表面と裏面に用紙自体を識別できる情報と、用紙の
表面と裏面が識別できる情報を予め印刷しておき、且つ
用紙の基板紙の一部分に切り抜き穴を設け、切り抜き穴
を切り抜き穴よりも大きい透明紙で覆い、透明紙と基板
紙の間に、格納部を設け、第2の情報カード110とシ
ール代行カードを接着した接着済カードを第2の情報カ
ード110が透明紙と接するように格納部に格納して基
板紙の接着済カードと接していない面の切り抜き穴より
シール代行カードに印刷されている前記カード識別情報
の認識事項の確認を可能にした基板紙、及び接着済情報
カードの関連情報を記入した入力用メモカードにより用
紙を構成して用紙を正会員側のファクシミリ装置よりセ
ンタ30に送付する。
【0049】また、本発明は、予めファクシミリ入力で
きる用紙の表面と裏面に用紙自体を識別できる情報と、
用紙の表面と裏面が識別できる情報を予め印刷してお
き、且つ用紙の基板紙の一部分に切り抜き穴を設け、切
り抜き穴よりも大きい透明紙で切り抜き穴を覆い、透明
紙と基板紙の間に、格納部を設け、第2の情報カード1
10とシール代行カードを接着した接着済カードを第2
の情報カード110が透明紙と接するように格納部に格
納して基板紙の接着済カードと接していない面の切り抜
き穴よりシール代行カードに印刷されているカード識別
情報の認識事項の確認を可能にした基板紙、及び接着済
情報カードの関連情報を記入した入力用メモカードによ
り用紙を構成して用紙を正会員側のファクシミリ装置よ
りセンタ102に送付する。
【0050】
【作用】本発明は、名刺情報をセンタ管理する方式であ
る。先ず、第1に会員が有する会員カードにICメモリ
カードを使用し、そのカード内に、センタに存在する名
刺情報ファイルに相当するセンタ会員情報ファイルと同
じまたは、それに準じたファイルを設け、さらに、第1
の情報カードに相当する名刺機能を有する磁気カード
(MC)に暗証番号を与えて、且つ磁気カード毎に、固
有のカード番号(以下ID)を付与し、磁気カードを相
手に渡して相手から貰う第2の情報カードに相当する名
刺にも、渡した磁気カードと同じIDを付与することに
より、渡した名刺と貰った名刺(磁気カード)の1対1
対応が成立する。従って、渡した磁気カードをIDで管
理することが可能となる。
【0051】また、センタでのセンタ会員情報ファイル
の自動更新は、従来の会員による自発的更新の他に、外
部データベースセンタからのオンラインによる更新機能
も付加する。これにより、自己のセンタ会員情報ファイ
ルは、従来は会員情報ファイルの中の他会員及び自己の
情報のみが他会員及び自己の自主更新により自動更新さ
れたが、本発明を適用することにより、センタ会員情報
ファイルの中の準会員の情報も外部データベースセンタ
によりセンタ自動更新され、センタの自動更新する範囲
が拡大される。
【0052】また、本発明は、媒体としてのシールの機
能を代行するシール代行カードを用いて、カード識別情
報をシール代行カードに記録し、シール代行カードと第
1の情報カードを対として取扱い、第1の情報カードを
相手に渡す際に、シール代行カードは予め相手に渡さず
に確保しておき、相手から取得した第2の情報カードの
裏面に確保しておいたシール代行カードを貼付する。
【0053】また、本発明はシール代行カードと第1の
情報カードが相手に第1の情報カードを渡すまでは対と
して保管する必要があり、このため各々別個にしておく
と片方を紛失してしまう可能性があるため、第1の情報
カードの裏面を接着剤による接着が容易に剥離できるよ
うに離型紙化処理して平滑面に加工し、シール代行カー
ドの裏面に接着材を塗布し、シール代行カードの裏面と
第1の情報カードの裏面を仮接着させたカード(仮接着
カード)を作り、保管しておく。名刺交換時には第1の
情報カードをシール代行カードより剥離して相手に渡
し、相手から受け取った第2の情報カードの裏面に確保
しておいたシール代行カードの裏面を接着させたカード
(接着済カード)を作り利用する。
【0054】また、本発明は、シール代行カードの裏面
に同カードの裏面に仮接着されている第1の情報カード
のカード識別情報を印刷しておき、名刺交換の際、相手
から受けとった第2の情報カードにシール代行カードの
裏面を接着した場合、第2の情報カードに付与した第1
の情報カードのカード識別情報を容易にシール代行カー
ドの表面の印刷面から知ることができる。
【0055】また、上記の本発明の仮接着カードを用い
る方式では、シール代行カードから剥離して相手に渡し
た第1の情報カードのカード識別情報と同じ情報が印刷
されているシール代行カードに相手から貰った第2の情
報カードを貼付する必要があるが、1度に多数の名刺交
換を行なうと、受け取った第2の情報カードを貼付すべ
きシール代行カードのカード識別情報がわからなくな
る。このため、本発明は、予め離型紙化処理した平滑面
を表、裏に有するベース紙の表裏に離型紙化処理した平
滑面を有する中間紙でカード格納部分(ポケット)を作
り、更に、中間紙の上に透明紙でカード格納部分を作っ
たものをページ式に綴じたカードホルダーを準備し、各
ページにインデックス番号を付与して印刷し、予め、シ
ール代行カードと仮接着している第1の情報カード(仮
接着磁気カード)のカード識別情報の数字に合致したイ
ンデックス番号のページに仮接着カードを挿入格納して
おく。多数の名刺交換を一度に行う場合は、一人ずつ名
刺の交換をすることとして、インデックス番号の昇順ま
たは降順に、第1の情報カードをシール代行カードから
剥離して相手に渡し、手元に残ったシール代行カードは
中間紙とベース紙の間に格納し、相手から貰った第2の
情報カードを、一旦、中間紙と透明紙の間に格納してお
き、後でこれらの同一頁に格納されているシール代行カ
ードの裏面と第2の情報カードの裏面を貼付して、接着
済みカードを作成して別途保管する。この場合、中間紙
の中心部に切り抜き穴を作り、この穴からシール代行カ
ードのカード識別情報も知ることができる。更に、切り
抜き穴が左右端で中間に比して突起した形状にすると、
カードの挿入がスムーズに行なうことができる。以上の
方法により多数の名刺交換も間違いなく実行できる。
【0056】また、本発明は、カード識別情報を第1の
情報カードの表面に印刷すると共に、カード識別情報を
シール代行カードに記録し、第2の情報カードを相手か
ら受け取り、取得した第2の情報カードに第1の情報カ
ードと対になっていたシール代行カードを貼付しておく
ことにより、シール代行カード内情報をリーダ等で読み
出して第2の情報カードの表記人電話番号を自動ダイヤ
ルすることができる。
【0057】また、本発明は、第1の情報カードにカー
ド識別情報と、表記人電話番号が印刷されかつ、記録さ
れているので、第1の情報カード内の表記人電話番号を
端末装置の読み取り手段により読み取り、第1の情報カ
ードの表記人電話番号を自動ダイヤルして接続すること
ができる。
【0058】従来、名刺を貰った時に、渡した磁気カー
ドのカード番号を貰った名刺に付与しておかなかったの
で、渡した磁気カード(MC)を使用して相手が自己の
名刺情報をセンタから取得する場合に磁気カードを渡し
た全ての相手が同じ自己の名刺情報を取得することが可
能であったが、磁気カードを相手に渡した時に相手から
貰った名刺にクラスとアクトを与えて、名刺のセンタ登
録時に、クラスもアクトも登録することとする。登録さ
れたクラスにより、センタのファイルの非表記情報(自
宅住所、自宅電話番号等)と表記情報を準会員(自分が
磁気カードを渡した相手)によりファクシミリ装置を介
してセンタから取得される場合に、表記情報のみまた
は、非表記情報内の一部のみを相手に取得させることも
できる。また、磁気カードには、磁気カード固有のカー
ド識別情報に相当するIDが印刷してあり、さらに、表
面を隠蔽箔等で隠蔽して、その下に仮暗証番号を印刷し
ておく。この仮暗証番号とIDはセンタのセンタ会員情
報ファイルにも登録されている。本発明は、準会員の磁
気カードを利用して、最初のセンタアクセス時にこのI
Dと、仮暗証番号を入力させ、センタのセンタ会員情報
ファイルとの一致をチェックして、強制的に仮暗証番号
を本暗証番号に変更させて、セキュリティを確保する。
本暗証番号は磁気カードに印刷されておらず、本人のみ
の記憶にあるので、安全である。
【0059】さらに、名刺交換日は、比較的最近の日付
であると推定されるため、正しい名刺交換日が不明でも
適当な最近の日付を入力すると、正しい交換日に合致す
ることも考えられる。そこで、交換日のみならず、磁気
カード受取者が磁気カード交換者に与えた名刺に記載さ
れている電話番号を入力させ、センタ会員情報ファイル
との一致をチェックさせている。
【0060】このように、磁気カードの最初のセンタア
クセス時に、磁気カード受取者にIDと仮暗証番号と共
に名刺交換日、相手に渡した自分の名刺の電話番号を入
力させている。しかし、名刺交換日及び電話番号の入力
は煩瑣であるため、磁気カードを渡す相手が磁気カード
の紛失の恐れがなければ、交換日及び電話番号入力不要
とすることもできる。
【0061】また、会員端末装置よりセンタに情報カー
ド(名刺)の内容をファクシミリ装置を用いて送付する
際に、センタオペレータが文字等の判読が困難な場合
に、電話機からの音声により、確認することが可能であ
る。これは、音声記憶装置内に情報カードの会員関連情
報を登録する際に録音等により予め記憶させておくこと
により実現できる。
【0062】また、情報料課金システムの公衆網を介し
て課金することにより、不用な会員情報へのアクセスを
抑えることができる。
【0063】交換日及び電話番号入力不要とする場合が
アクト=0で、入力が必要とする場合がアクト=1とし
て、磁気カード交付者はセンタに登録する。
【0064】また、センタは会員毎に各種情報を取得し
た準会員毎の取得回数をセンタ会員情報ファイルで管理
して、会員の要求によりそれらを会員端末装置を介して
会員に対してセンタから送付すると共に、準会員毎に取
得回数を制限できるので、会員は準会員による情報の取
得の有無を知ることができ、且つ情報の取得を制限する
ことができる。
【0065】以上のように、本発明を適用することによ
り、セキュリティが強化され、プライバシィが尊重され
る。
【0066】また、本発明は、音声により磁気カード取
得者に対し、会員の名刺情報を送出することができる。
【0067】また、本発明を実施することにより、情報
カードの交換済の者同士では複数人で共用しているファ
クシミリ及び電話を用いての伝言の発信人と受信人のみ
が伝言内容を知り他の者には機密を守れる機密ファクシ
ミリ伝言及び機密音声伝言が可能となる。
【0068】また、本発明のシール代行カードを用いる
方式では、相手から受け取った第2の情報カードをシー
ル代行カードに貼付し接着済みカードの表記情報及び、
接着済みカード関連情報を、センタに登録するために端
末のファクシミリ装置からセンタに送付する際は、次に
述べる登録用紙を使用してセンタに接着済カード関連情
報を送信する。
【0069】また、本発明の情報カードホルダは、中間
紙を設けてあることにより、接着型シール代行カードの
接着面をベース紙側または、中間紙側にして挿入しても
中間紙も離型紙化処理を施してあるために、スムーズに
カードの出し入れができる。
【0070】また、相手に渡した磁気カードの情報を記
録しておくシール代行カードをカード識別番号の順番に
並べて情報カードホルダに入れておき、相手から受け取
ったカードを渡した磁気カードの代わりに、当該シール
代行カードと一緒に保存することにより、渡したカード
と相手から受け取ったカードの1対1に対応した管理が
実現する。
【0071】また、本発明の情報カード登録用紙は、名
刺以外の必要情報も登録用紙にセットすることにより、
一回でセンタが登録すべきデータを送信することができ
る。
【0072】センタに登録する接着済カード1枚に対
し、1枚の登録用紙を使用することとし、登録用紙の1
部分を接着前のシール代行カード表面に印刷してある認
識事項(ID及び有効期限等)の大きさ以上に切り抜
き、登録用紙の表面にこの穴を覆うように透明紙で接着
済カードの第1の格納部を設け、登録する接着済カード
を第2の情報カード側を透明紙側にしてこの格納部に挿
入して、別紙の入力用メモカードに接着済カードの関連
情報(表記、非表記、本人記入情報)を記入して、登録
用紙の表、裏に透明紙を貼付して入力用メモカードの第
2の格納部を設け、記入済の入力用メモカードをこの格
納部に格納してファクシミリ装置より登録用紙の表、裏
をセンタに送付する。
【0073】また、一度、カード等を登録用紙にセット
した場合に、裏面に切り抜きを設けることにより、両面
を用いる情報カードであっても、情報カード登録用紙に
セットしたカードを一度引き抜いて裏返ししてセットし
なくとも必要な項目データを送信することができる。
【0074】また、切り抜き穴の辺は、カード挿入方向
に対し、直角でないため、カードの格納部への挿入はス
ムーズである。
【0075】また、通常のキャリアシートの基板紙に簡
単な加工により接着済カードの格納部と、切り抜き穴を
設けた登録用紙において、格納部に接着済カードを格納
して、基板紙の格納部が存在していない面の切り抜き穴
より接着済カードの認識事項(ID及び有効期限)を視
認可能とし、かつ、別紙の入力用メモカードに接着済カ
ードの関連情報である表記・非表記・本人記入情報を記
入してこれを接着済カードの格納部が存在している箇所
以外のキャリアシートの原稿挿入スペースに挿入して、
ファクシミリ装置より登録用紙をセンタに送付する。
【0076】さらに、本発明の情報カード登録用紙は、
ベース紙等の表面を摩擦係数の高い面とすることによ
り、ファクシミリ装置の読み取り時に厚みのある用紙を
セットした時に読み取り易くなる。
【0077】また、登録用紙の表と裏には用紙毎のシー
ケンシャル番号が付与され印刷されているため、表と裏
が別個にセンタに送付されてもセンタでは同一の第2の
情報カードに関する情報であると認識できる。又、裏面
にはこの第2の情報カードに対して付与されたカード識
別情報とシール代行カードの有効期限が切り抜き穴を通
して視認することができる。従って、ファクシミリによ
りセンタに送付されるのでセンタのオペレータも容易に
第2の情報カードのカード識別情報を知ることができ
る。これにより、登録の際に用紙の表と裏にカード識別
情報を手で加筆する必要はない。
【0078】
【実施例】
(個人情報個別管理システム)図2は本発明のシステム
構成を示す。同図において、公衆網50には、パーソナ
ルコンピュータ利用者端末群10が回線16で、ディス
プレイ付電話機20は回線26で、データベースセンタ
80は回線85で、個人情報個別管理システム30は回
線61、62で、さらにPB電話機付きファクシミリ装
置40、41、42は、回線70、71、72でそれぞ
れ接続されている。
【0079】図3は、本発明の個人情報個別管理システ
ムセンタの構成図を示す。
【0080】個人情報個別管理システムセンタ(以下セ
ンタと記す)30は、ソフトファクシミリ及び音声応答
機能を有するファクシミリメール装置32、磁気ディス
クに収容されたセンタ会員情報ファイル331、磁気デ
ィスクに収容された個人情報ファイル332、モデム3
4、通信制御部35、入出力用パーソナルコンピュータ
36、メモリ付きファクシミリ装置37、情報伝達バス
38、中央処理装置(以下CPU)39、内線転送制御
部311、内線転送トランク312、音声メール装置3
33、電話機334により構成される。
【0081】モデム34は、通信制御部35側のディジ
タル情報と内線転送制御部311側の変調信号を変換す
る。メモリ付きファクシミリ装置37(以下、センタF
AXと略記)は、メモリを有したメモリ受信と出力紙印
刷が可能で内線転送制御部311に結合している。通信
制御部35は、CPU39からの指示でモデム34と内
線転送制御部311を制御する。内線転送機能付PBX
(構内電話交換機)である。内線転送制御部311の内
線3111と内線3112は、転送機能を有する内線転
送制御トランク312の内線端子に接続する。内線31
11に着信があり、回線62と内線3111が接続され
てもモデム34と端末が通信中に、端末よりモデム34
への接続を断ってメモリ付きファクシミリ装置37への
機能を要求されると、通信制御部35からの指示によ
り、内線転送制御部311は内線転送制御トランク31
2側の内線3111を約0.5秒間断として、内線転送
制御トランク312からの発信音を確認して、メモリ付
きファクシミリ装置37が接続されている内線3112
の内線番号をダイヤルすると、メモリ付きファクシミリ
装置37へ呼出音が内線転送制御トランク312から自
動送出され、メモリ付きファクシミリ装置37が自動応
答して、受信可能信号がメモリ付きファクシミリ装置3
7より内線転送制御部311へ内線3112、3111
を介して送出される。内線転送制御部311がこれを受
信して、内線転送制御部311から内線転送制御トラン
ク312に対して内線を切断すると、回線62から内線
転送制御トランク312、内線3112、スイッチ31
13を介してメモリ付きファクシミリ装置37への接続
が完成する。
【0082】以上の動作は、内線転送制御トランク31
2の内線転送機能を利用している。上記の動作は内線転
送制御部311により、通信制御部35からの切替指示
により自動的に行われる。
【0083】センタ会員情報ファイル331は、会員関
連情報と準会員関連情報が記憶されるている。個人情報
ファイル332は、データベースセンタ80により更新
される。 個人情報ファイル332は、データベースセ
ンタ80により更新される個人情報ファイルとNS利用
者プログラムが記憶されている。磁気ディスク332は
個人情報ファイルを記憶している。ファクシミリメール
装置32は、ソフトファクシミリ(センタ会員情報ファ
イル内容のディジタル情報をファクシミリ受信可能な符
号に変換するソフトウェアを有し、変換を行う装置)及
びファクシミリ信号の蓄積機能と音声応答機能及びファ
クシミリ信号の蓄積機能を有する。入出力用パーソナル
コンピュータ36は、メモリ付きファクシミリ装置37
に会員の端末ファクシミリ装置から送られてくる名刺情
報をオペレータが会員ファイル330に入力するため
と、NS全体のコントロールのための入力用のパーソナ
ルコンピュータである。
【0084】音声メール装置333は、正会員がNCま
たはMCを登録または変更する際、端末よりファクシミ
リ装置でセンタファクシミリ装置37に送付するが、オ
ペレータがファクシミリ装置の出力からは判読困難な場
合を予想して端末よりNC又はMCのデータ(表記事項
と非表記事項と本人記入事項)を音声で発声し、音声情
報としてIDをキーにして登録しておく。これにより、
オペレータがセンタファクシミリ装置37の出力結果を
判読できない場合は、電話機334より名刺情報を聴取
して参考とする。
【0085】音声メール装置333への接続は、端末よ
り音声情報登録要求が、センタファクシミリ装置37の
受信後に到着すると、内線転送部311内のスイッチ3
113を動作させて内線3112を音声メール装置33
3へ接続することにより実行する。
【0086】また、図2に示すファクシミリ装置40、
41、42は正会員から磁気カード(以下MC)を受け
取った人である準会員または、個人情報個別管理システ
ムに加入していて、センタ会員情報ファイル331内に
会員として登録され、準会員にMCを交付することがで
きる会員側のファクシミリ装置である。
【0087】(利用者側のパーソナルコンピュータ)図
4は本発明のパーソナルコンピュータ利用者端末群の構
成図である。
【0088】パーソナルコンピュータ利用者端末群10
は、磁気カードリーダ11、ICメモリカードリーダ・
ライタ12、パーソナルコンピュータのCPUで電話接
続機能を及び通話機能を含む通信機能を有する通信機能
14、回線16、通信機能14からのディジタル情報を
回線16に送出するための変調信号の変換を行うモデム
13、スピーカ受話機能とPB電話機機能を有するファ
クシミリ装置15、及び通信機能14からの指示で回線
16にモデム13を接続するリード191、ファクシミ
リ装置15を接続するリード192、通信機能内の通話
回路を接続するリード193及び、無瞬断で接続切替え
を行う無瞬断切替装置18より構成される。
【0089】(ディスプレイ付電話機)図5は本発明の
ディスプレイ付電話機の構成図を示す。
【0090】ディスプレイ付電話機20は、電話機にデ
ィスプレイ機能を付加して、且つ、パーソナルコンピュ
ータ機能を付加したものである。ディスプレイ付電話機
20は、磁気カードリーダ21、ICメモリカードリー
ダ・ライタ22、電話接続機能及び通話機能を含む通信
機能を有するCPUである通信機能24、通信機能24
からのディジタル情報を回線26に送出する際の信号の
変換を行うモデム23、ファクシミリ装置25、PBダ
イヤル機能ボタン、ディスプレイ等から構成され、通信
機能24に接続されている入出力部27、通信機能24
からの指示で回線26をモデム23に接続するリード2
91または、同様にしてファクシミリ装置25に接続す
るリード292、または、同様にして通信機能内の通話
回路に接続するリード293及びこれらのリードを無瞬
断で切替を行う無瞬断切替装置28に接続されるリード
293より構成される。
【0091】(データベースセンタ)図6は本発明のデ
ータベースセンタの構成図である。
【0092】データベースセンタ80は、外部に設けら
れたデータベースセンタである。
【0093】データベースセンタ80は、個人情報ファ
イルが記録されている磁気ディスク83、モデム81、
モデム81を制御する通信制御部82、システム内時計
86、センタ30へ接続するための回線85、センタ3
0への個人情報ファイル転送機能を有するCPU84よ
り構成される。
【0094】(ICメモリカード)図7は本発明の正会
員(東京太郎)が所有するICメモリカードの構成図を
示す。同図において、ICメモリカード200は、個人
情報個別管理システムセンタ30(以下センタとする)
のセンタ会員情報ファイル331に登録されている正会
員である東京太郎用のものである。ソケット201は、
パーソナルコンピュータ利用者端末群10のICメモリ
カードリータ・ライタ12と結合する。会員ファイルメ
モリ202はセンタ会員情報ファイル情報が格納されて
いる。プログラムメモリ部203は、本システムの端末
用プログラムが格納されている。カード識別情報(以下
ID)204はこのICメモリカードを有する正会員に
付与されたもので、上位4桁が会員番号(以下MN)
で、下位4桁がID(以下CN)である。センタ基本シ
ステム電話番号205は、センタ基本システムに端末か
ら接続するための電話番号でセンタ30の内線転送制御
トランク312に接続される回線62に付与された電話
番号である。センタファクシミリシステム電話番号20
7はセンタ30側のファクシミリ装置の電話番号であ
り、ファクシミリメール装置32に接続されるセンタフ
ァクシミリシステム回線61に付与された電話番号であ
る。所持者氏名209は、ICメモリカードの所有者で
あり、有効期限206はICメモリカードの有効期限で
ある。CPU208は、ソケット201、会員ファイル
メモリ202、プログラムメモリ203を制御する。
【0095】(センタ会員情報ファイル)次にセンタ会
員情報ファイルについて説明する。
【0096】図8は本発明のセンタ会員情報ファイルの
一例を示す図で、正会員「東京太郎」MN=1234の
情報を示すものである。同図において、会員番号が“1
234”のレコードにおいて、同図左端に記載してある
6100はID=“12340000”に属する会員項
目グループであり、6101はID=“1234000
1”に属する準会員項目グループであり、6102はI
D=“12340002”に属する準会員項目グループ
である。
【0097】センタ会員情報ファイル331は、会員毎
のレコードを持ち、1個のレコードには、CN=000
0からCN=NNNN(Nは任意)まで、カード番号が
設定でき、最初のカード番号CN=0000は会員自身
の項目グループであり、取得した名刺毎にCN=000
1から順次1項目グループづつ情報を記録する。
【0098】同図の例では、カード番号CN=1234
0001は、名刺交換を92年12月20日に行った
「大阪株式会社の技術部長の大阪次郎」であるというデ
ータが登録されている。また、カード番号CN=123
4002は、92年12月25日に行った「名古屋株式
会社の総務部長の名古屋三郎」であるというデータが登
録されている。
【0099】図9は本発明のセンタ会員情報ファイルの
一例を示す図で、正会員「名古屋三郎」MN=3581
の情報を示すものである。同図において、会員番号が
“3581”のレコードにおいて、6200はID=3
5810000に属する会員項目グループであって、会
員の自己の情報をもち、6201はID=358100
01に属する準会員項目グループであって、名刺交換を
93年1月10日に行った相手の情報であり、6202
はID=35810002に属する準会員項目グループ
であって、92年12月25日に名刺交換を行った相手
の情報が記録されている。
【0100】図10は本発明のセンタ会員情報ファイル
の一例を示す図である。同図の例は、特殊レコードで、
MN=0000のレコードである。このレコードにおい
て、6300は、ID=0000000に存在するの項
目グループであり、項目グループにはセンタ30の2個
のサブシステムの電話番号が記録されている。即ち、セ
ンタの基本システム電話番号205、センタファクシミ
リシステム電話番号207が記録されている。
【0101】図11は、本発明の個人情報ファイルを示
す。同図は、センタ30が有する個人情報ファイル33
2に記録されている個人情報が格納されている。個人情
報ファイル332は、個人毎に個人番号をキーとして付
与し、キー毎にレコードを設定し、記録される。640
0は、個人番号=2311に属する個人項目グループで
あり、6401は個人番号=2312に属する個人項目
グループを示す。
【0102】図12は本発明の正会員(東京太郎)が他
の正会員(名古屋三郎)に渡した磁気カード(以下M
C)の構成図である。図12(A)はMCの表面を示
し、(B)はMCの裏面を示す。
【0103】同図(A)の磁気カードの表面300に
は、姓名、勤務先、地位の印刷表記情報301、表記人
勤務先電話番号302、このMCの有効期限が93年の
12月であることを示す有効期限310、上位4桁にユ
ニークに決められた本MCの表記人の会員番号「123
4」、下位4桁に本MCの発行番号であるID「000
2」が表記情報として印刷してあるMCのID303、
表記情報として印刷してあるセンタ30のセンタファク
シミリシステム電話番号304が印刷されており、さら
に、MC300の埋め込み磁気記録帯305には、本M
CのID306、及び本MC300の有効期限307、
表記人勤務先電話番号302と同じ情報である勤務先電
話番号308、センタファクシミリシステム電話番号3
04と同じ情報であるセンタファクシミリシステムの電
話番号が記録されている。
【0104】図12(B)は同MCの裏面であり、裏面
には、磁気記録シール355が仮貼付されている。MC
の裏面350の基板面おいて磁気記録シール355の仮
貼付してある部分は、離型紙化処理された平滑面であ
り、磁気記録シール355の裏面には、接着剤が塗布し
てあり、仮貼付できる。磁気記録シール355の仮貼付
してある部分は平滑面であるので、容易にMCの裏面3
50より磁気記録シール355が剥離可能である。ま
た、磁気記録シール355は相手(名古屋三郎)との名
刺交換の際に、予めMC裏面350より剥離しておき、
磁気カードのみを相手に渡す。
【0105】図13は本発明の正会員(名古屋三郎)が
正会員(東京太郎)に渡したMCの構成である。図13
中(A)はMCの表面を示し、(B)はMCの裏面を示
す。
【0106】図13において、同図(A)の磁気名刺5
00の表面上には、印刷してある表記情報項目として姓
名、勤務先、地位の印刷表記情報501、表記人勤務先
電話番号502、このMCの有効期限が93年の10月
であることを示す有効期限510、上位4桁にユニーク
に決められた本MCの表記人の会員番号「3581」、
下位4桁に本MCの発行番号であるカード番号「000
2」がMCのID503、センタ30のセンタファクシ
ミリシステムの電話番号504、非表記情報を記録する
ためにMC500に埋め込んである埋め込み磁気記録帯
505には、本MCのID506、本MC500の有効
期限507、表記人勤務先電話番号502と同じ情報で
ある磁気カードの表記人勤務先電話番号508、センタ
のファクシミリシステム電話番号504と同じ情報であ
るセンタファクシミリの電話番号が記録されている。
【0107】図13(B)は同MCの裏面であり、裏面
には、磁気記録シール555が仮貼付されている。MC
の裏面550の基板面の磁気記録シール555の仮貼付
してある部分は、平滑面であり、磁気記録シール555
の裏面には、接着剤が塗布してあり仮貼付できる。磁気
記録シール555の仮貼付してある部分は平滑面である
ので、容易にMCの裏面550より磁気記憶シール55
5が剥離可能である。また、磁気記録シール555は相
手(東京太郎)との名刺交換の際に、予めMCの裏面5
50より剥離しておき、磁気カードのみを相手に渡す。
【0108】ここで、「東京太郎」は、相手(名古屋三
郎)から貰ったMC裏面に相手に渡したMCから予め剥
離して確保しておいた磁気記録シール355を図13
(B)の上部の貼付位置に固着貼付する。自己の磁気記
録シール355を貼るための貼付位置は、平滑面となっ
ていないため、磁気記録シール555は、貼付位置に固
着貼付することができる。
【0109】「東京太郎」のMCの磁気記録シール35
5は、磁気記録シールに記録してあるMCのID356
(表面のID303と同じ)、センタ30の磁気記録シ
ールに記録してあるセンタファクシミリシステムの電話
番号359(表面のセンタファクシミリシステム電話番
号304と同様)及び磁気シールの表面に印刷してある
磁気カードのID366と磁気記録シールの表面に印刷
してあるセンタファクシミリシステム電話番号369で
構成される。
【0110】MCの表面300及びMCの表面500に
爪等で容易に剥離可能な隠蔽箔391、591の下に印
刷されている各MCの仮暗証番号390、590等が付
与される。隠蔽箔391、591は、MCの表面30
0、500に貼付してあるが、剥離することによりその
下に印刷してある仮暗証番号390、590を読むこと
ができる。
【0111】磁気記録シール555は、「名古屋三郎」
が「東京太郎」に「名古屋三郎」のMC500を渡す前
に予め剥離しておいたものである。また、「名古屋三
郎」は「東京太郎」から磁気カード300を受け取り、
図12(B)の点線で囲まれている貼付位置に磁気記録
シール555を固着貼付する。
【0112】また、磁気記録シール555は、磁気カー
ドのID(カード識別情報)556、センタファクシミ
リシステム電話番号559を記録し、その表面には磁気
カードのID(カード識別情報)566、センタファク
シミリシステム電話番号569が印刷してある。
【0113】また、会員カード114として使用するI
Cカードにはセンタ30のセンタ会員情報ファイル33
1の内容と同様または、それに準じたファイルを記録で
きる構成をとり、MCに暗証番号を与え、各MC毎に固
有のカード番号(CN)を付与して、MCを相手に渡
し、さらに、相手から貰う磁気カード(MC)にも渡し
たMCと同じCNを付与することにより、相手に渡した
MCをCNで管理することが可能となる。
【0114】次に準会員が正会員に通常名刺(NC)を
渡した場合について説明する。
【0115】図14は、本発明の準会員(大阪次郎)が
正会員(東京太郎)に渡した通常名刺(NC)の構成図
を示す。同図中(A)はNCの表面であり、(B)はN
Cの裏面である。
【0116】図14(A)において、NCの表面400
上には、姓名、勤務先、地位等の印刷表記情報401、
表記人の勤務先電話番号402が表記してある。
【0117】図14(B)において、NCの裏面450
には、正会員(東京太郎)が準会員(大阪次郎)にMC
を渡すために予め剥離しておいた磁気記録シール455
を同図の中の点線で囲まれた位置に固着貼付する場所が
ある。磁気記録シール455は、相手(大阪次郎)に渡
したMCのID456、センタ30のファクシミリ装置
の電話番号459が記録されている。また、磁気記録シ
ール455の表面には相手に渡したMCのID466と
センタファクシミリシステム電話番号469が印刷され
ている。
【0118】(台紙シール)次に上記の磁気記録シール
貼付方式の他に、本発明の磁気記録シールの代わりに台
紙シールを用いる台紙シール貼付方式について説明す
る。
【0119】図15は本発明の台紙シールを示す。
【0120】図12(B),図13(B),図14
(B)では正会員である「東京太郎」及び「名古屋三
郎」は相手と名刺交換するときに、MCの磁気記録シー
ル355、555、455を自己のMCより剥離して、
相手から貰った名刺に貼付していたが、この場合、剥離
・貼付するものは、台紙シールでもよい。即ち、図12
(B)で名刺の下端面から磁気記録シール355の上端
面までの縦の長さで横がMCの長辺と同じ大きさで、且
つ裏面に接着剤が塗布してある磁気記録シール台紙59
5に予め磁気記録シール355に相当する磁気記録シー
ル596を固着貼付しておいた台紙シール597を作っ
ておき、この台紙シール597を予めMC上で平滑面で
あるMC裏面の下段(図12(B))の磁気記録シール
355が仮貼付されている位置)に丁度、台紙シール5
97の下端面とMCの下端面と揃えて仮貼付しておく。
【0121】名刺交換時には、台紙シール597を剥離
して、相手から貰った名刺の上端面に台紙シール597
の上端面を揃えて、図14(B)の磁気記録シール45
5のように、貼付すればよい。この台紙シール方式で
は、磁気記録シール方式と比較して貼付位置が一定化
し、名刺の厚みが増して強度が大となり、磁気カードリ
ーダ(MCR)11、21にセットし易くなる。磁気記
録シール上の印刷文字と磁気記録情報は両方式とも同様
であるので、システムの機能上においても同様である。
【0122】(シール代行カード)次に、上記の磁気記
録シール貼付方式及び台紙シール貼付方式以外のペアシ
ール代行カード方式について説明する。
【0123】図16は本発明の正会員(東京太郎)が他
の正会員(名古屋三郎)に渡した磁気カードと正会員
(東京太郎)が他の正会員(名古屋三郎)に磁気カード
を渡して時に手元に確保したシール代行カードの表面図
である。
【0124】ペアシール代行カード方式は、磁気カード
とシール代行カードがペアで構成され、名刺交換時には
磁気カードのみ相手に渡し、シール代行カードは手元に
確保する。ペアシール代行カード方式において、図16
(A)は「東京太郎」の磁気カード600で名刺交換の
際、「東京太郎」が相手(名古屋三郎)に渡したもので
ある。同図中、図12と同一構成部分には、同一符号を
付し、その説明を省略する。但し、図12においては、
裏面に設定されていたが、図16の構成では表面に設定
されている。図16(B)は「東京太郎」が確保してい
るシール代行カード650を示し、磁気記録シール貼付
方式の磁気記録シールを代行するものであり、全面磁気
コーティング板651とその裏面に接着剤を全面に塗布
してある接着剤面を挟んで接着剤面を保護するために貼
付されている離型紙652から形成されている。
【0125】シール代行カードの表面には、MC600
のカード識別情報666と、センタファクシミリシステ
ム電話番号669が印刷してあり、これは、図12の磁
気記録シールの表面に印刷してある磁気カードのID3
66,センタファクシミリシステム電話番号369に相
当する。
【0126】また、全面磁気コーティング板651の磁
気記録範囲655の中にシール代行カードに記録してあ
る磁気カードMC600のID656及びシール代行カ
ードに記録してあるセンタファクシミリシステム電話番
号659を磁気記録する。
【0127】また、図17は本発明の正会員(東京太
郎)が他の正会員(名古屋三郎)に渡した磁気カードと
対として手元に保留した「東京太郎」が確保しているシ
ール代行カードと正会員(東京太郎)が他の正会員(名
古屋三郎)から受け取った磁気カードをシール代行カー
ドの各々の裏面とを接着した状態を示す図である。ペア
シール代行カード方式において、「東京太郎」が「名古
屋三郎」とMCを交換するとき、「東京太郎」は「東京
太郎」の磁気カード600のみを「名古屋三郎」に渡
し、「名古屋三郎」も「東京太郎」に磁気カード700
のみを与える。即ち、ペアシール代行方式の「名古屋三
郎」の磁気カード700の印刷表記情報501〜有効期
限510は図13の(A)と同じで仮暗証番号590と
隠蔽箔591は図13の(A)と同じである。「東京太
郎」はペアシール代行カード方式の「名古屋三郎」の磁
気カード700を貰うと、「東京太郎」が確保している
シール代行カード650においてセパレータ652を全
面磁気コーティング板651から剥離してこれにペアシ
ール代行カード方式の「名古屋三郎」の磁気カード70
0の裏面を貼付する。
【0128】即ち、貼付後の磁気カード700側の表面
が図17(A)で、貼付後のシール代行カード650側
の表面が(B)である。
【0129】この上記のペアシール代行カード方式で
は、シール代行カードが丁度、磁気記録シール貼付方式
の磁気記録シールに相当し、磁気記録シールを代行する
ものがシール代行カードと位置づけられ、磁気記録情報
と印刷文字は両方式とも同様であるのでシステムの機能
上においても同様である。ペアシール代行カード方式
は、磁気記録シール貼付方式に比して貼付するものがシ
ールではなく、カードのため貼付が容易である。
【0130】また、準会員と正会員がMCとNCを交換
した場合も正会員は準会員から貰ったNCをシール代行
カードに貼付すれば、機能的には磁気記録シール貼付方
式と全く同じである。
【0131】このシール代行カードは接着剤を貼付して
ある面にセパレータを貼付してあるため、このセパレー
タをはがすことによってNC,MCを問わずに接着面に
貼付することができるために相手から貰うカードの種類
は問わない。
【0132】(接着型シール代行カード)上記に述べた
ペアシール代行方式に加えて更なる効果を引き出す方式
として以下に説明する接着型シール代行方式がある。
【0133】本方式はMCとシール代行カードを対応さ
せて保管する必要をなくしたもので、ペアシール代行カ
ード方式のセパレータ652を用いずに、全面式コーテ
ィング板651のみでシール代行カードを構成し、名刺
交換前は、同一のIDの磁気カードとシール代行カード
を接着して保管する点がペアシール代行カード方式と異
なるのみで他の機能は同様である。
【0134】図18は本発明の接着型シール代行カード
方式のカード構成を示す。同図中、図16,17と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。同
図中、(A)は接着型シール代行方式の「東京太郎」の
MC表面(以下MCと記す)800であり、(B)は裏
面820、(C)は接着型シール代行カード方式の「東
京太郎」の磁気カードに仮接着しているシール代行カー
ドの裏面830、(D)は裏面830の表面840を示
す。
【0135】同図(A)において、MCは切り欠け部8
02を有する。切り欠け部802は、MC表面800の
裏面820とシール代行カード方式の「東京太郎」の磁
気カードに仮接着しているシール代行カードの裏面(以
下シール代行カード裏面と記す)830を接着した後、
MC800のMC裏面820をシール代行カード裏面8
30から剥離を容易にするために設けらたものである。
即ち、これは、MC800の裏面820を代行カード裏
面830から剥離する際に爪のひっかけ部分として用い
る。
【0136】同図(B)に示す800の裏面820は、
平滑処理(離型紙化処理)が施してある。同図(C)は
シール代行カードの裏面830であり、認識事項印刷部
分832はMC800のID833、有効期限834が
印刷されている。接着剤831は局部的かつ離散的にM
C800の周辺部に塗布されている。これは、MC又は
NCの剥離を容易にし、かつ確実に接着するためであ
る。
【0137】マーク835は、相手から受け取ったMC
又はNCをシール代行カード830に貼付する際に目印
として用いる。シール代行カード830上のマーク83
5が存在する角を接着するMCまたはNCの角と合致さ
せかつ両者のコーナー836を揃えて貼付する。
【0138】同図(D)はシール代行カード830
(C)の表面を示す。
【0139】シール代行カードの表面840の磁気記録
帯841の記録内容は図16の655に示す内容と同じ
である。認識事項842、MC800のID843、M
C800の有効期限844は同図(C)に示すものと同
じである。
【0140】本方式では、「東京太郎」は図17におい
て(B)と(C)を接着させてMC800とシール代行
カード830を一体化して保管し、名刺交換時にはシー
ル代行カード830からMC800を剥離して代行カー
ド830を手元に保管してMC800を相手に渡し相手
から貰ったMC又はNCを代行カード830に貼付して
保管する。この他の機能は前述した各方式と同一の機能
を有するため、その説明は省略する。
【0141】(印刷シール)MCまたは、NCを貰った
場合、その名刺の表面に相手に渡したMCのIDを記入
してもよいが、記入忘れもあるので、これに変わる有効
な方式として、以上の方式の他に本発明の磁気記録シー
ルの代わりに、印刷シールを用いる印刷シール方式につ
いて説明する。
【0142】図51は、本発明の印刷シール方式のカー
ド構成を示す。同図において(A)は正会員の「東京太
郎」が名刺交換で非会員の「大阪次郎」に渡す前の磁気
カードである。(B)は名刺交換後、「大阪次郎」が
「東京太郎」から受け取ったMCである。(C)は名刺
交換後、「東京太郎」が「大阪次郎」から受け取った通
常名刺の表面である。
【0143】6001は図16の600と同じである
が、表面は平滑面となっている。図51で7001は印
刷シールで紙製で裏面には予め接着剤が塗布してあり、
平滑面の600の表面に仮貼付してあり、容易に剥離で
きる。7004は、紙製の白紙シールで600の表面に
固着接着してある。7002は、図16の303と同じ
で磁気カードのIDで予め印刷済で、7003は図16
の310と同じで、有効期限で予め印刷済である。70
00は磁気カードの切り欠け部で印刷シール7001の
剥離を容易にするために存在する。7005は名刺交換
の際、手で記入する名刺交換日であり、図51では19
93年5月1日を示している。
【0144】図51での(A),(B)での301、3
02、303、304、305、306、307、30
8、309、310、391は図16と同じである。
【0145】本方式では磁気カード600は名刺交換前
は図35の情報カードホルダーに格納しておく。「東京
太郎」は「大阪次郎」と名刺交換するとき、印刷シール
7001と白紙シール7004の上にペン等で交換日を
記入して印刷シール7001を磁気カード600より剥
離して剥離した印刷シール7001は、図35の(A)
の該磁気カードを引き出した格納部の横の印刷シール貼
付箇所910に仮貼付して磁気カード(図51の
(B))を「大阪次郎」に渡す。また、「大阪次郎」か
ら貰った通常名刺400は、図35の情報カードホルダ
ーに格納しておき、後程、印刷シール貼付箇所910か
ら印刷シール7001を剥離して通常名刺400の表面
に貼付して情報カードホルダーに格納して保管する。
【0146】なお、印刷シール方式では次の論点が考え
られる。
【0147】(1)シール代行カードのスリットが不可
能となるのでID入力はスリットでなくてマニュアル入
力となる。
【0148】(2)印刷シールは相手から取得した情報
カードの任意の位置に貼付すればよいので貼付が容易で
ある。
【0149】(3)印刷シールに予め本人記入情報を記
入する入力用メモを記入する欄を作っておき、名刺登録
時に記入してセンタにファクミシリ送付することもでき
る。
【0150】(4)印刷シール方式では、図27のNC
のスリット発信は不可能となるが、その代わりに通常の
表記人の電話番号の手作業のダイヤルによる発信の他に
NCの場合はNC上のIDを入出力部27よりマニュア
ル入力すれば、表記人電話番号を自動ダイヤルできる。
【0151】上記の構成に基づいて以下に本発明の処理
を詳細に説明する。
【0152】(第1の実施例)本発明の第1の実施例に
ついて説明する。
【0153】最初に、正会員である「東京太郎」が準会
員の「大阪次郎」から通常名刺(NC)を貰った場合
に、ディスプレイ付き電話機20を用いてセンタ30の
センタ会員情報ファイル331のレコードに通常名刺
(NC)の登録を行う場合について説明する。
【0154】「東京太郎」は準会員の「大阪次郎」に対
しては前述したように、IDが“12340001”の
磁気名刺(MC)を渡し、「大阪次郎」からNCを受け
取る。「大阪次郎」は準会員であるためにMCを持たな
いので、IDも同様にもたないことを前提とする。
【0155】図19及び図20は第1の実施例のディス
プレイ付き電話機とセンタとを接続する場合において正
会員が準会員より通常名刺(NC)を受け取った場合の
処理動作を説明するためのフローチャートである。 ステップ10:「東京太郎」は図12(B)に示すMC
の磁気記録シール455(図12(B))では355と
記されているが大阪次郎に対しては455となる)のシ
ールを予め剥がしておく。この磁気記録シール455の
ID(カード識別番号)が“12340001”とす
る。図19において、“T”は「東京太郎」を示し、
“O”は「大阪次郎」を示す。「東京太郎」はシールを
剥がしてあるMCを「大阪次郎」に渡す。
【0156】ステップ11:「東京太郎」は、剥がして
おいた磁気記録シール455を「大阪次郎」から貰った
NC400(図14)の裏面450に貼付する。
【0157】ステップ12:さらに、「東京太郎」は、
「大阪次郎」と自己(「東京太郎」)との信頼関係を考
慮して位置付けを行う。位置付けは、自己の非表記情報
を相手「大阪次郎」に開示してもよい場合には、クラス
=1とし、さらに、MCの本暗証番号(IN)登録の際
に、名刺交換日、自己の電話番号の入力を必要とするか
により、アクトを決定する。従って、クラス=1の場合
には、相手に名刺に印刷していない部分の情報である非
表記情報を開示してもよく、クラス=0の場合には非表
記情報は開示しないことを意味する。また、アクト=1
は本暗証番号設定時に、名刺交換日、自己の電話番号の
入力を必要とする場合である。アクト=0はこれらを必
要としない場合である。
【0158】加えて、名刺交換日(図15のグループ6
101の項目番号2.10)、メモ(図8のグループ6
101の項目番号2.11)の本人記入情報と非表記情
報を「大阪次郎」から貰った名刺400の裏面450に
手で記入しておく。
【0159】ステップ13:ICメモリカードをICメ
モリカードリーダ・ライタ22にセットして、本ICメ
モリカードを有する正会員に付与されたIC−IN(図
8の6100の項目番号1.2.1を入力する。この
後、次によりIC−INの正当性とICメモリカードが
有効期限内であること確認して、通信機能24及び無瞬
断切替装置28を介してセンタ30と接続する。
【0160】ステップ14:ICメモリカードリーダ・
ライタ22は、ICメモリカード200の会員ファイル
メモリ202のセンタ会員情報ファイル331のグルー
プ6100を自動的に検索する。
【0161】ステップ15:ICメモリカード200の
会員ファイルメモリ202に登録されている暗証番号
(IC−IN)と入力された暗証番号(IC−IN)が
一致するか確認する。本実施例では、“2111”と入
力されれば、一致することとする。一致しない場合に
は、ステップ19に移行し、一致する場合にはステップ
16に移行する。
【0162】ステップ16:入出力部27よりセンタ3
0との接続を指示する。
【0163】ステップ17:通信機能24は、ICメモ
リカード200の会員メモリファイル202に記憶して
あるセンタ30のセンタ基本システム電話番号を自動ダ
イヤルする。
【0164】ステップ18:以上によりセンタ30とデ
ィスプレイ付き電話機20の接続が完了する。次にステ
ップ20に移行する。
【0165】ステップ19:入出力部27にエラー表示
をして終了する。
【0166】ステップ20:入出力部27は、センタ3
0に対してNC登録か、NC変更かをセンタ30に通知
する。
【0167】以降のステップ52までは、NC登録の場
合の処理について説明する。なお、NCの変更について
は、ステップ90として、ステップ52の後で説明す
る。
【0168】ステップ21:NC450上の磁気記録シ
ール上のID“12340001”を入出力部27から
入力し、ステップ23に移行する。
【0169】ステップ22:自己のMCより剥がした磁
気記録シール455をNC540に貼付して磁気カード
リーダ21より読み取り、ステップ23に移行する。
(ステップ21とステップ22は任意にいずれかを実行
する) ステップ23:入出力部27よりクラス及びアクトを入
力する。本実施例では、クラス=1、アクト=0とす
る。
【0170】ステップ24:磁気カードリーダ21また
は、入出力部27より入力されたIDをセンタ30に送
出する。
【0171】ステップ25:また、センタ30のセンタ
会員情報ファイル331のID=1234001に属す
る準会員項目グループ6101に、ID=123400
1とクラス=1、アクト=0を登録する。
【0172】さらに、センタ30のCPU39は、セン
タ会員情報ファイル331内の“12340000”に
該当するレコードをディスプレイ付き電話機20内のI
Cメモリ・カードリーダ・ライタ22により会員ファイ
ルメモリ202内の“12340000”に該当するレ
コードにダウンロードし、上書きする。
【0173】ステップ26:ディスプレイ付き電話機2
0は、入出力部27より通信機能24を介して接続先を
センタ30のモデム34からメモリ付きファクシミリ装
置37への切替指示をCPU39に対して行う。CPU
39は、通信制御部35を介して内線転送制御部311
へ指示して、回線62からモデム34のルートを回線6
2からメモリ付きファクシミリ装置37へのルートに変
更して、ディスプレイ付き電話機20のファクシミリ装
置25との通信の準備を行う。ディスプレイ付き電話機
20の通信機能24が無瞬断切替装置28に指示して、
モデム23から回線26のルートをファクシミリ装置2
5から回線26のルートに変更する。
【0174】ステップ27:センタ30の内線転送制御
部312が内線転送接続により、メモリ付きファクシミ
リ装置37に対して呼出信号を送出する。
【0175】ステップ28:メモリ付きファクシミリ装
置37を自動応答させて、ファクシミリ装置25、無瞬
断切替装置28、回線26、回線62、内線転送制御ト
ランク312、ファクシミリ装置37のルートを完成さ
せる。メモリ付きファクシミリ装置37から受信可能信
号が会員側のファクシミリ装置25に送出され、ファク
シミリ装置25はその接続をファクシミリ装置25内の
スピーカにより確認する。
【0176】ステップ29:ディスプレイ付き電話機2
0のファクシミリ装置25にNC表面400とNC裏面
450をセットし、ファクシミリ装置25とセンタ30
のメモリ付きファクシミリ装置37間においてファクシ
ミリ装置通信プロトコルにより通信制御が行われる。
【0177】ステップ30:ファクシミリ装置25より
NC表面400とNC裏面450の表記情報をセンタ3
0のメモリ付きファクシミリ装置37に送付する。
【0178】最初にNC表面400をステップ29とス
テップ30でファクシミリ装置25より送信し、次に裏
面を送信する。
【0179】ステップ31:メモリ付きファクシミリ装
置37は、受信したNCのデータ(表記情報、本人記入
情報)をFAX内メモリに記憶する(出力紙に直接印刷
出力することも可能)。
【0180】ステップ32:端末で音声登録指示を入力
した場合はステップ33に移行し、入力しない場合はス
テップ37へ移行する。
【0181】ステップ33:端末で回線26が通信機能
内の通話回路に接続するリード293に接続される。さ
らに、通信機能24からメモリ付きセンタファクシミリ
装置37を音声メール装置333へ切替る旨の指示が内
線転送制御部311に到達し、回線62は音声メール装
置333に接続される。
【0182】ステップ34:端末から登録または変更す
るNCのデータを音声で読み上げる。
【0183】ステップ35:読み上げたものを音声メー
ル装置333はNCのIDをキーとした形で記憶する
(但し、NCのIDは予めステップ21又は、ステップ
22で入力されたIDを、CPUは音声メール装置33
3に記録している)。
【0184】ステップ36:センタ30のメモリ付きフ
ァクシミリ装置37又は音声メール装置333に対し内
線転送部311を介してNCの送付または、音声記憶が
終了すると、ディスプレイ付き電話機20の入出力部2
7より接続切断指示を入力して、センタ30との接続を
切断する。
【0185】図21は、本発明の第1の実施例の正会員
が準会員より通常名刺(NC)を受け取った場合のオペ
レータの作業のフローチャートを示す。
【0186】ステップ40:センタ30のオペレータが
メモリ付きファクシミリ装置(センタFAX)37より
NCの表面400,同裏面450のデータをメモリ付き
ファクシミリ装置37のメモリより出力紙に印刷出力さ
せて取り出す。
【0187】この時、オペレータは出力させたものよ
り、名刺情報のID(12340001)を知る。
【0188】ステップ41:オペレータは、入出力用パ
ーソナルコンピュータ36よりNCの裏面450の磁気
記録シール455の表面に印刷してある相手「大阪次
郎」に渡したMCのID(12340001)に該当す
るNCのIDを入力する。
【0189】ステップ42:センタ30のCPU39は
センタ会員情報ファイル331にオペレータが入力した
IDが登録されているかを検索し、登録されていない場
合にはステップ52に移行する。
【0190】ステップ43:メモリ付きファクシミリ装
置37からの出力だけではNCのデータが判読できない
場合は、NCの音声情報の必要性をチェックする。
【0191】必要な場合はステップ44へ、必要でない
場合はステップ48に移行する。
【0192】ステップ44:オペレータは、NCのID
を入出力パーソナルコンピュータ36より入力する。
【0193】ステップ45:センタ30のCPU39が
音声メール装置333内に入力IDに対応した音声情報
が存在する否かチェックし、存在している時はステップ
46に移行し、存在していない場合はステップ48に移
行する。
【0194】ステップ46:CPU39は音声メール装
置333内の入力IDに対応する音声情報を電話機33
4に出力する。
【0195】ステップ47:センタオペレータは電話機
334からNCの音声情報を聴取してNCのデータを判
読して確認する。
【0196】ステップ48:オペレータは、NC400
及びNCの裏面450の通常名刺の印刷表記情報40
1、表記人の勤務先電話番号402と記入された非表記
情報及び本人記入情報である名刺交換日、メモ、最大回
数を音声情報が存在する音声メール装置333の出力音
声も参考にして確認し、入出力用パーソナルコンピュー
タ36よりシステムに入力し、センタ会員情報ファイル
331のID=12340001に属する準会員項目グ
ループに登録する。
【0197】ステップ49:「大阪次郎」(姓名)+
「大阪株式会社」(勤務先)+技術部長(地位)をキー
として個人情報ファイル332をサーチする。
【0198】ステップ50:個人番号=2311に属す
る個人項目グループの存在を検出し、存在している場合
は、ステップ51に移行し、存在しない場合は、処理を
終了する。
【0199】ステップ51:個人番号=2311と非表
記情報(自宅住所、自宅電話番号)を個人番号=231
1に属する個人項目グループからセンタ会員情報ファイ
ル331のID=12340001に属する準会員項目
グループに転記する。但し、予め、センタ会員情報ファ
イル331のID=12340001に属する準会員項
目グループが記入済であっても、上書きする。
【0200】ステップ52:検索の結果、入力されたI
Dが登録されていない場合は「登録不能」の旨のメッセ
ージを入出力用パーソナルコンピュータ36にプリント
する。
【0201】ステップ53:エラーメッセージがプリン
トされたものを後刻、会員の「東京太郎」にメモリ付き
ファクシミリ装置37により送付し、処理を終了する。
【0202】上記の第1の実施例において、(ステップ
19)NCの変更を行う場合とは、ID=123400
00の「東京太郎」が「大阪次郎」より貰ったNCの表
面400、NCの裏面450の表記情報及び本人記入情
報、非表記情報を変更する場合である。変更時には、
「大阪次郎」から貰ったNC400上にペン等で訂正ま
たは、加筆しておく。以降の処理は、図19に示すNC
登録処理のステップ13に移行する。
【0203】上記の図19から図21のフローチャート
ではセンタ30との通信手段として、ファクシミリ装置
25、メモリ付きファクシミリ装置37を用いたが、上
記の図20のフローチャートのステップ28以降の処理
において、入出力部27より音声登録を指示すると、回
線62のルートがセンタ30の音声メール装置333に
切り替わり、センタ30の音声メール装置333にCP
U39からステップ21または、22でディスプレイ付
き電話機20より送られてきていたID(123400
01)より指定された音声メール装置333内の領域に
会員側のディスプレイ付き電話機20よりNCの表面4
00と裏面450の記載事項を読み上げ、音声登録す
る。
【0204】また、入出力用パーソナルコンピュータ3
6によりセンタ会員情報ファイル331のMN=123
4のレコードのグループ6101のID=123400
01に属する準会員項目グループにメモリ付きファクシ
ミリ装置37の出力紙をみて、オペレータがNCの表面
と裏面400、450の記載事項を登録する場合、セン
タ30のオペレータはファクシミリ通信により判読困難
な場合は、電話機334よりID=12340001を
入力して、音声メール装置333の入力IDにより指定
された領域を聴取して、参考としてNCの登録を行うこ
とも可能である。
【0205】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例として、磁気カード(MC)の登録及び変更の処理
について説明する。
【0206】本実施例のMCの登録の処理は、ID=1
2340000の「東京太郎」が正会員の「名古屋三
郎」からカード識別番号“35810002”のMCを
貰い、「東京太郎」に該当するセンタ30のセンタ会員
情報ファイル331のID=112340002に属す
る準会員項目グループ6102に登録するものである
(「名古屋三郎」は正会員であるが、磁気カードを「名
古屋三郎」から貰ってそれを「東京太郎」のセンタ会員
情報ファイルの自己の領域に登録する場合においては、
「東京太郎」にとっては、「名古屋三郎」は準会員項目
グループ6102に登録することとなる)。
【0207】また、本実施例のMCの変更の処理は、I
D=12340000の「東京太郎」が「名古屋三郎」
のMCの表面500、MCの裏面550の表記情報及び
本人記入情報、非表記情報を変更する場合の処理であ
る。
【0208】以下、図22〜図25を用いて、「東京太
郎」が「名古屋三郎」よりMCを貰った場合の処理を説
明する。
【0209】図22は、本発明の第2の実施例のディス
プレイ付き電話機とセンタを接続する場合において、正
会員が他の正会員より磁気カードを受け取った場合の処
理動作を説明するためのフローチャート(その1)を示
す。図23は、本発明の第2の実施例のディスプレイ付
き電話機とセンタを接続する場合において、正会員が他
の正会員より磁気カード(MC)を受け取った場合の処
理動作を説明するためのフローチャート(その2)を示
す。図24は、本発明の第2の実施例のディスプレイ付
き電話機とセンタを接続する場合において、正会員が他
の正会員より磁気カード(MC)を受け取った場合の処
理動作を説明するためのフローチャート(その3)を示
す。なお、図22でTは「東京太郎」、Nは「名古屋三
郎」を示す。
【0210】最初に、正会員である「東京太郎」と正会
員である「名古屋三郎」がMCの相互交換を行った場合
に、「東京太郎」及び「名古屋三郎」が図8及び図9に
示すセンタ会員情報ファイル331に登録する場合の動
作について説明する。
【0211】ステップ250〜ステップ252:「東京
太郎」と「名古屋三郎」は各自のMCの磁気記録シール
355、555を剥がして、相互にMC交換を行い、そ
れぞれ相手から貰ったMCに予め剥がしてある磁気シー
ル355、555を貼付し、それぞれ相手の位置付けを
行って、クラス、アクト、名刺交換日(図8グループ6
102の3.10、図9グループ6202の3.10設
定)、メモ:最大回数(図8グループ6102の3.1
1、3.12、図10グループ6202の3.11、
3.12設定)等の本人記入情報及び非表記情報を相手
から貰ったMCの裏面または、表面に記入する。
【0212】詳細についてはステップ10〜ステップ1
2と同様の動作であるため、説明を省略する。
【0213】ステップ253:ICメモリカードをIC
メモリカードリーダ・ライタ22にセットして、本IC
メモリカードを有する正会員に付与されたIC−IN
(図15の6100の項目番号1.2.1)を入力す
る。この後、次によりIC−INの正当性とICメモリ
カードが有効期限内であること確認して、通信機能24
及び無瞬断切替装置28を介してセンタ30と接続す
る。
【0214】ステップ254:ICメモリカードリーダ
・ライタ22は、ICメモリカード200の会員ファイ
ルメモリ202のセンタ会員情報ファイルのグループ6
100を自動的に検索する。
【0215】ステップ255:ICメモリカード200
のセンタ会員情報ファイルメモリ202に登録されてい
る暗証番号(IC−IN)と入力された暗証番号(IC
−IN)が一致するか確認する。一致しない場合には、
ステップ259に移行し、一致する場合には、ステップ
256に移行する。本実施例において、暗証番号“21
11”と入力することにより会員ファイルメモリの内容
と一致するものとする。
【0216】ステップ256:ディスプレイ付き電話機
20の入出力部27よりセンタ30との接続を指示す
る。
【0217】ステップ257:通信機能24は、ICメ
モリカード200の会員ファイルメモリ202に記憶し
てあるセンタ30の基本システム電話番号を自動ダイヤ
ルする。
【0218】ステップ258:以上により、センタ30
との接続が完了する。
【0219】ステップ259:ディスプレイ付き電話機
20の入出力部27にエラー表示を行い、終了する。
【0220】以上のステップ250からステップ259
までの処理は、ディスプレイ付き電話機20とセンタ3
0との通信の接続についての処理である。
【0221】ステップ260:入出力部27は、センタ
30に対してMC登録か、MC変更かをセンタ30に通
知する。以下のステップ283までは、MC登録の場合
の処理について説明する。なお、MCの変更について
は、ステップ290として、ステップ283の後で説明
する。
【0222】ステップ261:MCの裏面550上の磁
気記録シール上のID“1234002”とMCの表面
500上のID“35”を入出力部27から入力し、ス
テップ263に移行する。
【0223】ステップ262:自己のMCより剥がした
磁気記録シール355を相手からもらった磁気カード
(MC)裏面550に貼付して磁気カードリーダ21よ
り読み取る(ステップ261とステップ262は任意に
いずれかを実行する)。
【0224】ステップ263:クラス及びアクトを入力
する。本実施例では、クラス=0、アクト=1とする。
【0225】ステップ264:磁気カードリーダ21ま
たは、入出力部27より入力されたID“123400
02”をセンタ30に送出する。名刺交換後取得した相
手「名古屋三郎」のMCの表面500の埋め込み磁気記
録帯505をスリットし、MC表面500のID“35
810002”を読み取り、読み取られたMCの表面5
00のID“35810002”をセンタ30に送出す
る。
【0226】ステップ265:センタ30は、受け取っ
たID=12340002とID=35810002,
クラス=0、アクト=1をセンタ会員情報ファイル33
1の6102グループに登録する。
【0227】ステップ266:MCの有効期限をチェッ
クし、有効期限が経過したものついては、処理を終了さ
せる。
【0228】ステップ267:MCの表面500の埋め
込み磁気記録帯に記録してあるMCのID506を端末
からのスリットによりCPU39はMCの表面500に
印刷してあるIDはID=35810002であり、こ
のIDに関する情報は、MN=3581のセンタ会員情
報ファイル331のレコードに存在することを知り、I
D=35810000をキーとして、センタ会員情報フ
ァイル331を検索する。
【0229】ステップ268:該当するレコードがある
場合には、図9に示すセンタ会員情報ファイル331の
グループ6202の3.9.2のクラスを知り、非表記
情報の登録の可否を判定する。
【0230】ステップ269:「東京太郎」から「名古
屋三郎」に渡されたMCを「名古屋三郎」はクラス=1
で登録しているので、図9の6202グループ3.9.
2のクラス=1であり、センタ会員情報ファイル331
のグループ6200の非表記情報は、「東京太郎」のレ
コードのグループ6102の非表記情報へ転記登録され
る。
【0231】「名古屋三郎」から「東京太郎」に渡した
MCは「東京太郎」はクラス=0で登録しているため、
非表記情報は、「東京太郎」のレコードのグループ61
00から「名古屋三郎」のレコードのグループ6202
に転記登録されない。
【0232】ステップ270:表記情報を「東京太郎」
のレコードのID=12340002に属する準会員項
目グループ(G)に登録する。
【0233】ステップ271:センタ30は、センタ会
員情報ファイル331のID=12340000のレコ
ードをICメモリカードの会員ファイルメモリ202に
ダウンロードする。
【0234】ステップ272:ディスプレイ付き電話機
20(D−TEL)は、入出力部27より通信機能24
を介して接続先をセンタ30のモデム34からメモリ付
きファクシミリ装置37への切替指示をCPU39に行
う。CPU39は、通信制御部35を介して内線転送制
御部311へ指示して、回線62からモデム34のルー
トを回線62からメモリ付きファクシミリ装置37への
ルートに変更して、ディスプレイ付き電話機20のファ
クシミリ装置25との通信の準備を行う。ディスプレイ
付き電話機20の通信機能24が無瞬断切替装置28に
指示して、モデム23から回線26のルートをファクシ
ミリ装置25から回線26のルートに変更する。
【0235】ステップ273:センタ30の内線転送制
御トランク312が内線転送接続により、メモリ付きフ
ァクシミリ装置37に対して呼出信号を送出する。
【0236】ステップ274:メモリ付きファクシミリ
装置37が自動応答してファクシミリ装置25、無瞬断
切替装置28、回線26、回線62、内線転送制御トラ
ンク312、メモリ付きファクシミリ装置37のルート
を完成させる。メモリ付きファクシミリ装置37から受
信可能信号がファクシミリ装置25に送出され、ファク
シミリ装置25はファクシミリ装置25内のスピーカに
より確認する。
【0237】ステップ275:ファクシミリ装置25は
受信可能信号を受信する。ディスプレイ付き電話機20
のファクシミリ装置25にMCの表面500とMCの裏
面550をセットし、ファクシミリ装置25とセンタ3
0のメモリ付きファクシミリ装置37間においてファク
シミリ装置通信プロトコルにより通信制御が行われる。
【0238】ステップ276:ファクシミリ装置25よ
りMCの表面500とMCの裏面550の内容につい
て、センタ30のメモリ付きファクシミリ装置37に送
付し、センタ30のファクシミリ装置37はその内容を
受信する。
【0239】ステップ277:センタファクシミリ装置
37は受信したMCのデータをメモリに記憶する。
【0240】ステップ278:端末で音声登録指示が入
力されたかを判断し、入力された場合はステップ279
へ、入力されていない場合はステップ283へ移行す
る。
【0241】以下ステップ279はステップ33と、ス
テップ280はステップ34とステップ281はステッ
プ35とステップ282はステップ36とそれぞれの処
理は同じであるので説明を省略する。
【0242】ステップ283:端末の入出力部27より
接続切断指示を行い、センタ30との接続を切断する。
【0243】ステップ290:MC変更処理の場合(M
C変更とは、ID=12340000の「東京太郎」が
「名古屋三郎」より貰ったMCの表面500、MCの裏
面550の表記情報及び本人記入情報、非表記情報を変
更する場合である)には、MCの表面550上にペン等
により訂正または、加筆を行う。以降の処理は、ステッ
プ253以降の処理を実行する。
【0244】上記のステップでは、MCの登録・変更に
ついて説明した。
【0245】次に、ファクシミリ装置25からセンタ3
0のファクシミリ装置37にMCのデータが送信された
場合のセンタのオペレータの作業について説明する。
【0246】図25は本発明の第2実施例の正会員が正
会員より磁気カード(MC)を受け取った場合のセンタ
オペレータの作業のフローチャートを示す。
【0247】ステップ110:センタ30のオペレータ
がメモリ付きファクシミリ装置37よりMCの表面50
0,同裏面550のデータを取り出し、「名古屋三郎」
から受け取ったMCの裏面550の磁気記録シール35
5の表面に印刷してあるID(12340002)を知
る。
【0248】ステップ111:オペレータは、入出力用
パーソナルコンピュータ36より「名古屋三郎」から受
け取ったMCの裏面550の磁気記録シール355の表
面に印刷されているID12340002)を入力す
る。
【0249】ステップ112:センタ30のCPU39
はセンタ会員情報ファイル331にオペレータが入力し
たID12340002が登録されているかを検索し、
登録されてない場合にはステップ122に移行する。
【0250】ステップ113:MCの音声情報が必要か
を判断する。必要でない場合はステップ118へ移行す
る。
【0251】ステップ114:MCの音声情報が必要な
場合はMCのID=12340002を入出力パーソナ
ルコンピュータ36(PC)より入力する。
【0252】ステップ115:音声メール装置333に
入力されたIDに対応した音声情報が存在しているか判
断する。
【0253】ステップ116:CPU39は音声メール
装置333内に記憶されている音声情報を電話機334
の受話器に出力する。
【0254】ステップ117:オペレータは電話機33
4の音声情報を聴いてMCのデータを確認する。
【0255】ステップ118:オペレータは、MCの表
面500とMCの裏面550の表記情報と非表記情報と
本人記入情報である名刺交換日、メモ、最大回数を入出
力用パーソナルコンピュータ36よりシステムに入力
し、それらの情報をセンタ会員情報ファイル331のI
D=12340002に属するグループ6102に登録
する。
【0256】ステップ119:「名古屋三郎」(姓名)
+「名古屋株式会社」(勤務先)+総務部長(地位)を
キーとして個人情報ファイル332をサーチする。
【0257】ステップ120,121:個人情報ファイ
ル332に該当するものがあれば、個人情報ファイル3
32の内容が、センタ会員情報ファイル331の「東京
太郎」のレコードのグループ6102に転記する。一
方、個人情報ファイル332に該当するものがなけれ
ば、転記されない。
【0258】ステップ122:検索の結果、入力された
IDがセンタ会員情報ファイル331に登録されていな
い場合には、「登録不能」の旨のメッセージを入出力用
パーソナルコンピュータ36にプリントする。本実施例
では、図18に示す個人情報ファイル332には、「名
古屋三郎」の情報はないので、登録不能となる。
【0259】ステップ123:エラーメッセージがプリ
ントされたものを後刻、会員の「東京太郎」にメモリ付
きファクシミリ装置37により送付し、処理を終了す
る。
【0260】以上、図21と図25ではメモリ付きファ
クシミリ装置(センタFAX)37は、端末から送られ
たNC又はMCをセンタFAX37内のメモリに一度記
憶させてから、オペレータは、センタFAX37のメモ
リからセンタFAX37の出力用紙に印刷出力させて、
これをみて、入出力パーソナルコンピュータ36からN
C又はMCのIDを入力して、予め登録してあるセンタ
会員情報ファイル331内のIDとの一致をチェックし
ている。しかし、端末から送られたNC又はMCをセン
タFAX37内のメモリに記憶させずに直接、出力用紙
に印刷出力させて、オペレータはこれをみて入出力パー
ソナルコンピュータ36よりNC又はMCのIDを入力
してチェックしても同じ効果を得られる。又、後述する
センタOCR方式で送られてきたNC又はMCのID
を、出力用紙に印刷出力させずに、センタFAX37の
メモリ内でOCR認識して、この結果得られたNC又は
MCのIDと、センタ会員情報ファイル331内のID
との一致をチェックする方式も考えられる。
【0261】(第3の実施例)次に、第3の実施例とし
て、NC及びMCの情報の削除について図26により説
明する。図26は、本発明の第3の実施例である登録済
の通常名刺(NC)また、磁気カード(MC)を削除す
る場合の処理動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0262】ステップ101:「東京太郎」が相手から
貰ったNC、MCを削除したい場合に、入出力部27よ
りNC、MCの削除についてセンタ30に通知する。
【0263】ステップ102:削除したいMCの裏面5
50の磁気記録シール355上のID“123400
2”(または、NCの裏面450の磁気記録シール45
5上のID“12340001”)を入出力部27から
入力し、ステップ104に移行する。
【0264】ステップ103:自己のMCより剥がした
磁気記録シール355又は、455を相手から貰ったM
Cの裏面550又はNCの裏面450上に貼付してある
削除したいMC又はNC上の磁気記録シール355又は
455を磁気カードリーダ21より読み取る。
【0265】ステップ104:センタ30は、センタ会
員情報ファイル331より、ディスプレイ付き電話機2
0より送信された削除すべきMC又は、NCのIDをサ
ーチし、一致するものがあれば、センタ会員情報ファイ
ル331より削除する。
【0266】ステップ105:センタ30は、センタ会
員情報ファイル331の内容を「東京太郎」が有するI
Cメモリカードの会員ファイルメモリ202にダウンロ
ードする。
【0267】ステップ106:ディスプレイ付き電話機
20よりセンタ30との接続の切断指示を行う。
【0268】(第4の実施例)次に、第4の実施例とし
て、ディスプレイ付き電話機20の磁気カードリーダ
(MCR)21を用いたスリット発信について説明す
る。
【0269】東京太郎が名古屋三郎から貰ったMCと大
阪次郎から貰ったNCを用いてスリット発信する場合を
説明する。
【0270】スリット発信は、MC又は、NCの磁気記
録シールが貼付してあるMC,NCを磁気カードリータ
(MCR)21にスリットすることで、MC,NCの表
記人電話番号に自動ダイヤルする動作である。
【0271】図27は、本発明の第4の実施例のスリッ
ト発信を説明するためのフローチャートを示す。以下、
正会員「東京太郎」によるスリット発信について説明す
る。
【0272】ステップ1120:センタ30に入出力部
27より、スリット発信であることを入力して通知す
る。
【0273】ステップ1121:磁気カードリーダ21
に読み込ませるカードがMCであるか、NCであるかを
判断する。
【0274】ステップ1122:カードがNCである場
合には、ICメモリカード200をICメモリカードリ
ーダ・ライタ22に挿入し、IC−IN(ICメモリカ
ードのアクセスID)を入力する。
【0275】ステップ1123:入力されたIC−IN
と会員ファイルメモリ202内のグループ6100内の
項目番号1.2.1のIC−IN(2111)一致を通
信機能24がチェックし、不一致のときは、ステップ1
128に移行する。但し、センタ30との通信接続は行
わない。
【0276】ステップ1124:その後、NCの磁気記
録シール455を磁気カードリーダ21よりスリットさ
せ、磁気シールを読み、次に、ICメモリカード200
の会員ファイルメモリ202を読み、「大阪次郎」のレ
コードのグループ6101の勤務先電話番号を参照す
る。
【0277】ステップ1125:磁気カードリーダ21
に読み込ませるカードがMCである場合には、MCを磁
気カードリーダ21にスリットする。これにより、磁気
カードリーダ21は、埋め込み磁気記録帯505の中の
表記人電話番号508を読む。これにより表記人電話番
号(TELNo)を取得する。
【0278】ステップ1126:それぞれ、電話番号が
得られたら、通信機能24は入出力部27に表記人電話
番号を自動ダイヤルするよう指示する。
【0279】ステップ1127:入出力部27により自
動ダイヤルされることで、相手先と接続される。
【0280】ステップ1128:入力された暗証番号
(IC−IN)とセンタ会員ファイル内の暗証番号(I
C−IN)の旨を表示するエラーメッセージを出力して
処理を終了する。
【0281】(第5の実施例)次に、会員がセンタの自
己のセンタ会員情報ファイルのレコードをディスプレイ
付き電話機20を用いて読み込み、表示を行う第5の実
施例の動作について説明する。
【0282】図28は、本発明の第5の実施例のセンタ
会員情報ファイル表示を行う場合の処理動作を示すフロ
ーチャートである。東京太郎がセンタのセンタ会員情報
ファイルの自己のID=12340000に属するレコ
ードをディスプレイ付き電話機20に表示させる場合を
示す。
【0283】ステップ130:ICメモリカード200
をICメモリカードリーダ・ライタ22にセットし、I
C−INを入力し、さらに、入出力部27よりセンタ会
員情報ファイルの内容を表示することを入力する。
【0284】ステップ131:ICメモリカード200
内の会員ファイルメモリ202内のID=123400
00と記入された該当するレコードを検索する。
【0285】ステップ132:該当するレコードがない
場合又は該当するレコードがあってもそのレコード内の
IC−INと入力されたIC−INが不一致の場合に
は、ステップ133に移行し、該当するレコードがある
場合には、ステップ134に移行する。
【0286】ステップ133:該当するレコードがない
旨又はIC−IN(入力)≠IC−IN(20)の旨を
表示して処理を終了する。
【0287】ステップ134:入出力部27よりセンタ
30との接続を指示する。
【0288】ステップ135:入出力部27より、セン
タ基本システム電話番号を自動ダイヤルする。
【0289】ステップ136:入出力部27より表示す
るものが、センタ会員情報ファイル331であることを
センタ30に通知する。
【0290】ステップ137:センタ30は、入出力部
27により入力されたID=12340000のセンタ
会員情報ファイル331の表示であることを知り、CP
U39は、ID=12340000に対応するセンタ会
員情報ファイル331のレコード(図8)を読み、IC
メモリカード200にダウンロードする。
【0291】ステップ138:センタ30のCPU39
が接続の切断を指示する。
【0292】ステップ139:入出力部27より、表示
させたいID(12340001)を入力する。
【0293】ステップ140:ICメモリカードリーダ
22は、入力されたIDに対応するICメモリカード2
00の会員ファイルメモリ202を検索し、該当するレ
コードを発見したら、入力するIDに属する全情報を入
出力部27のディスプレイにそのレコードの内容を表示
する。
【0294】ステップ141:入出力部27は接続の切
断指示を行う。
【0295】上記の処理は、会員側端末装置として、デ
ィスプレイ付き電話機20を用いたが、上記の処理で使
用する会員側端末装置として、パーソナルコンピュータ
利用者端末群10を用いることも可能である。
【0296】図29は、本発明の実施例の会員側のディ
スプレイ付き電話機をパーソナルコンピュータ利用者端
末群に置き換えた場合の処理を示す図である。
【0297】第1から第5の実施例で示した処理におい
て、ディスプレイ付き電話機20の各手段をパーソナル
コンピュータ利用者端末群10に置き換える。ディスプ
レイ付き電話機20のICメモリカードリーダ・ライタ
22をICメモリカードリーダ・ライタ12に、モデム
23をモデム13に、通信機能24を通信機能14に、
ファクシミリ装置25をファクシミリ装置15に、無瞬
断切替装置28を無瞬断切替装置18に、入出力部27
をキーボードディスプレイ17に、回線26を回線16
にリード291をリード191、リード292をリード
192、リード293をリード193にそれぞれ置き換
えることにより先に示した実施例と同様の機能が実現す
る。
【0298】(第6の実施例)次に、本発明の第6の実
施例として、準会員が正会員よりMCを貰った場合に、
ファクシミリ装置により表記人の名刺情報(表記情報、
非表記情報)を取得する場合の動作について図30、3
1により説明する。
【0299】図30、31は、本発明の第6の実施例の
ファクシミリ通信により磁気カードの情報を得る処理動
作を説明するためのフローチャートを示す。同図におい
て、二重線のボックスはセンタ30側の処理を示し単線
は端末側の処理を示す。
【0300】ステップ150:名刺交換によりMCを取
得する。
【0301】ステップ151:PB電話機能付きファク
シミリ装置40(以下端末FAXと記す)より、MC上
のセンタ30のファクシミリメール装置32のセンタフ
ァクシミリシステム電話番号304に接続する。
【0302】ステップ152:センタ30のファクシミ
リメール装置32が自動応答後、「MCのIDを入力し
て下さい」と音声で案内する。
【0303】ステップ153:PBダイヤルにて情報の
提供を望むMCのIDを入力する。
【0304】ステップ154:センタ30は、入力され
たIDにより、センタ会員情報ファイル331の入力さ
れたIDに該当するレコードを検索する。
【0305】ステップ155:アクト=0の場合には、
ステップ163に移行する。
【0306】ステップ156:アクト=1の場合には、
センタ会員情報ファイル331のレコードの回数が0以
外(過去にMCの仮暗証番号を本格的に暗証番号(本暗
証番号)は、ステップ164に移行する。
【0307】ステップ157:アクト=1であり、レコ
ードの回数が0(始めてMCによる名刺情報の提供を受
ける場合)には、ファクシミリメール装置32が「お手
持ちのMCの名刺交換日を入力して下さい」と音声案内
により名刺交換日の入力を促す。
【0308】ステップ158:端末側では、名刺交換日
を入力する。
【0309】ステップ159:センタ30は、センタ会
員情報ファイル331内の名刺交換日と等しいかを確認
する。確認した結果、入力された日付と、センタ会員情
報ファイル331の日付が不一致の場合には、ステップ
170に移行する。
【0310】ステップ160:名刺交換日を確認した結
果、日付が等しければ、ファクシミリメール装置32
は、「お手持ちのMCと名刺交換した際に、相手に渡し
た貴方の名刺の電話番号を入力して下さい」と音声案内
により入力を促す。
【0311】ステップ161:端末側は、相手に渡した
自分の名刺の電話番号(勤務先の電話番号)を入力す
る。
【0312】ステップ162:センタ30は、センタ会
員情報ファイル331の表記情報の勤務先電話番号と入
力された電話番号が等しいかを確認し、等しくなけれ
ば、ステップ170に移行する。
【0313】ステップ163:アクト=0であり、セン
タ会員情報ファイルのレコードの回数=0の場合にはス
テップ167に移行する。
【0314】ステップ164:センタ会員情報ファイル
のレコードの回数≠0の場合には、ファクシミリメール
装置32は、「暗証番号INを入力して下さい」と音声
案内する。
【0315】ステップ165:端末側は、暗証番号(以
下INと記す)を入力する。
【0316】ステップ166:センタ30は、入力され
た暗証番号INとセンタ会員情報ファイル331に登録
されている暗証番号とを比較して、等しくない場合に
は、ステップ170に移行する。また、センタ会員情報
ファイル331に登録してある暗証番号と一致する場合
には、ステップ176に移行する。
【0317】ステップ167:レコードの回数=0の場
合には、センタ30は、「お手持ちのMCの仮暗証番号
を入力して下さい」と音声案内により、入力を促す。
【0318】ステップ168:端末の会員は、仮暗証番
号を覆っている隠蔽箔を剥離し、仮暗証番号を入力す
る。
【0319】ステップ169:センタ30は、入力され
た仮暗証番号とセンタ会員情報ファイル331の該当I
Dのレコード内に一致する仮暗証番号MC−INがあれ
ば、ステップ172に移行し、なければ、ステップ17
0に移行する。
【0320】ステップ170:センタ30は、会員の端
末に対して「サービスできません」と音声で処理不能を
通知する。
【0321】ステップ171:センタ30のファクシミ
リメール装置32は、接続を切断して処理を終了する。
【0322】ステップ172:ステップ169におい
て、センタ会員情報ファイル331内のレコードに該当
する仮暗証番号MC−INがあれば、センタ会員情報フ
ァイル331のレコードのシステム記入情報の回数をイ
ンクリメントする(回数の初期値は0とする)。
【0323】ステップ173:ファクシミリメール装置
32は、音声案内により「仮暗証番号を本暗証番号に変
更しますので、お好きな暗証番号を決めて入力して下さ
い」をアナウンスし、入力を促す。
【0324】ステップ174:端末側の会員は、任意の
暗証番号(本実施例では4桁)を入力する。
【0325】ステップ175:センタ30は、会員によ
り入力された暗証番号を当該レコードの暗証番号MC−
INに上書きする。
【0326】ステップ176:会員または準会員が会員
Fのレコードのシステム記入情報の回数が本人記入情報
の最大回数以下であるか否かのチェックを行い、回数が
最大回数以下でない場合はステップ170に移行する。
【0327】ステップ177:回数が最大回数以下であ
る場合には、センタ会員情報ファイル331のアクセス
されたレコードのクラス=0であるか否かの判定を行な
う。 ステップ178:クラス=0である場合には、センタ会
員情報ファイル331の表記情報のみを会員にファクシ
ミリ送信しステップ180に移行する。
【0328】ステップ179:クラス=1である場合に
は、センタ会員情報ファイル331の表記情報及び非表
記情報を会員にファクシミリ送信を行なう。
【0329】ステップ180:センタ30は会員に対し
てファクシミリ送信を開始する旨を通知する。
【0330】ステップ181:センタ30によりファク
シミリ送信が終了する。
【0331】ステップ182:センタ会員情報ファイル
331の情報取得に利用したMCのIDに対応するレコ
ードの回数をインクリメントする。
【0332】ステップ183:会員側の端末よりセンタ
30との接続切断要求を行い、接続を切断する。
【0333】ステップ184:公衆網50の情報料課金
システムにより予め設定された情報料及び通話時分に対
応する課金を情報取得に利用した端末FAXの電話番号
に対して行う。
【0334】なお、上記第6の実施例において、クラス
=1の場合は、セキュリティを考慮してさらに名刺交換
日と相手に渡した自己の名刺の電話番号を入力させ、セ
ンタ30のセンタ会員情報ファイル331内の各々の値
の等しいことをチェックしてからセンタ会員情報ファイ
ル30内の表記情報及び非表記情報を出力する。
【0335】なお、本実施例では、クラスを0と1のみ
としたがクラスを0、1、2…と増やしてもそれぞれ表
記・非表記情報の提供する項目内容を区別してもよく、
さらに、ファクシミリメール装置32の中に名刺関連情
報以外の各種情報を予め記憶させておき、クラスにより
提供する各種情報を区別してもよい。また、アクトも0
と1以外の3、4…を増やしても、それぞれ、名刺交換
日のみ、または、表記電話番号のみ、或いは、全く別の
暗号のみの入力を必要とするものとしてもよい。
【0336】なお、ステップ176におけるセンタ会員
情報ファイル331をアクセスした回数については、初
期値を0とし、MCを受け取った準会員が最初に仮暗証
番号(図8のグループ6101の項目番号2.2.1)
を本暗証番号に変更した時にインクリメントされる。以
降は準会員が表記人の名刺情報を取得する毎に回数がイ
ンクリメントされる。センタ30のセンタ会員情報ファ
イル331のアクセス回数の上限値(最大回数)は必要
以上の表記人の名刺情報の取得を回避するために設定さ
れ、この上限値を越えて準会員がアクセスしようとした
場合には表記人の名刺情報が提供されなくなる。従っ
て、名刺情報は、この上限値を引き上げて設定しない限
り提供されない。
【0337】なお、前記のフローチャートにおいて、ア
クト、クラス名刺交換日、メモ、最大回数等の本人記入
情報、変更する表記情報、非表記情報等をNCの表・裏
面に記入しても、紙にNCを貼付し、その紙の余白にこ
れらを記入しても良い。
【0338】(第7の実施例)次に、本発明の第7の実
施例としてデータベースセンタ80からセンタ30にア
クセスすることにより更新する方法について説明する。
【0339】センタ30内のセンタ会員情報ファイル3
31の更新を行う際に、会員の端末からの更新の他に、
外部のデータベースセンタ80からオンラインによって
更新を行う。
【0340】図6に示すデータベースセンタ80の個人
情報ファイル83は、会員データ及び準会員データも有
しており、更新されるべき情報が入力されると、独自に
個人情報フィアル83の更新を行う。データベースセン
タ80の個人情報ファイル83が更新されると、同時ま
たは随時オンラインを用いてセンタ30のセンタ会員情
報ファイル331の更新された個人情報ファイル83の
データに該当するレコードを検索し、更新する。
【0341】これにより、人事異動等で一定時期に多数
の会員情報が更新されるような場合に、外部のデータベ
ースセンタ80で独自に会員情報の更新を行っておき、
後刻纏めてセンタ30に送信し、センタ30は、送信さ
れたデータに基づいてセンタ会員情報ファイル331を
更新する。従って、センタ30で行う処理が簡略化され
る。
【0342】図32は本発明の第7の実施例のデータベ
ースセンタからの個人情報個別管理センタへの個人情報
ファイルの更新動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【0343】センタ30の磁気ディスク(個人情報ファ
イル)332には図11の個人情報ファイルが格納され
ている。
【0344】又、データベースセンタ80の磁気ディス
ク(個人情報ファイル)83には図11と同様の型式の
個人情報ファイルが格納されている。
【0345】データベースセンタ80では個人情報に変
更が発生する都度個人情報ファイル83の内容を更新し
て現行維持する。
【0346】ステップ190:予め定められた定期移送
時点(毎日0時又は毎金曜日0時、又は毎月末の0時
等)が到来するとCPU84はシステム内時計86でそ
のタイミングを検出し、更新を開始する。
【0347】ステップ191:CPU84が通信制御部
82に対して、個人情報個別管理システムセンタ30
(以下個情センタと記す)への接続を指示する。
【0348】ステップ192:通信制御部82がセンタ
30のセンタ基本システム電話番号へモデム81を介し
て自動発呼接続してセンタ30とデータベースセンタ8
0との接続を完了する。
【0349】ステップ193:センタ間接続をCPU8
4が確認すると、個人情報ファイル83から個人番号を
キーとしてファイルの内容を読み出し、これをセンタ3
0の個人情報ファイル332に移送し、各項目を上書き
する。
【0350】ステップ194:個人情報ファイル83の
すべてのレコードの移送が終了するとCPU84は接続
切断命令を通信制御部82に送出し、通信制御部82は
回線を切断する。
【0351】以上の動作では個人情報ファイル83は図
11の型式であり、かつ、個人情報ファイル83のすべ
てのレコードを個人情報ファイル332に移送するとし
て説明したが、必ずしも個人情報ファイル83の型式は
図11と同様である必要はなく、項目とキー(個人番
号)が個人情報ファイルにも存在しさえすれば充分であ
る。この場合はCPU84が図11の型式により必要な
項目とキーを個人情報ファイル83内の情報から抽出し
て個人情報ファイル332に移送すればよい。
【0352】また、CPU84が予め個人情報ファイル
83のファイル情報で前回の定期移送時点以後に更新の
あったレコードに対して識別符号を付しておけば次回の
定期移送では識別符号のあるレコードのみ移送すればよ
く、個人情報ファイル内のすべてのレコードを移送する
必要はない。
【0353】上述のように、本発明の本実施例では、M
Cの入力IDに対応するセンタ会員情報ファイル331
のレコードのアクト及び当該レコードのアクセス回数に
より、仮暗証番号を会員に入力させ、第3者に使用され
ることを防止している。また、会員本人が記入している
本人記入情報のクラスにより、表記情報のみを開示する
か、非表記情報も含めて開示するか、或いは、表記又
は、非表記情報の内の特定の項目を組み合わせたものを
開示するかを決定し、会員本人の意思を反映させ、親密
度が低い者に対しては、非表記情報を開示しないように
している。
【0354】(第8の実施例)次に本発明の第8の実施
例として、会員と準会員間でのファクシミリ通信による
機密ファクシミリ伝言について説明する。
【0355】図3のファクシミリメール装置32内に次
の伝言ボックスファイルを設置して会員と準会員間の機
密伝言を可能とする。
【0356】
【表1】 (1)準会員から正会員への伝言登録 図44は正会員と名刺交換してMCを取得した準会員が
FAXから表記人の正会員に伝言する際の登録処理のフ
ローチャートである。
【0357】例として正会員を「東京太郎」、準会員を
「大阪次郎」として説明する。
【0358】ステップ2100:名刺交換して「東京太
郎」が表記人であるMCを「大阪次郎」が取得する。 ステップ2101:伝言を記した用紙をファクシミリに
セットする。 ステップ2102:センタファクシミリシステムに電話
番号をダイヤルしてファクシミリメール装置32に接続
する。 ステップ2103:32からの音声による指示で登録の
旨をPB入力すると、伝言あて先のMCのID入力指示
の音声案内を行なう。 ステップ2104:MCのID(12340001)を
入力する。 ステップ2105:CPU39は、センタ会員情報ファ
イル331を入力されたIDによりID=123400
00のレコード(図8)を検索する。 ステップ2106:該レコードの有無をチェックする。 ステップ2107:該レコードの回数が最大回数以下で
あるかをチェックする。 ステップ2108:該レコードのMC−IN入力指示し
てMC−IN入力する。 ステップ2109〜2110:該レコードとの一致をチ
ェックする。 ステップ2111〜2113:あて先MCの名刺交換日
をチェックする。 ステップ2114〜2116:名刺交換時にあて先の相
手に渡した自己の名刺の電話番号をチェックする。 ステップ2117〜2118:伝言をセンタに送付す
る。 ステップ2119:CPU39は受信した伝言を伝言ボ
ックスファイルに格納し、同時に発信ID(12340
001)、受信ID(12340000)を受信した年
月日(93年2月1日)時分(16時20分)を登録す
る。 ステップ2120:CPU39はファクシミリ端末との
接続を切断する。 ステップ2121:情報料課金機能により公衆網が発信
ファクシミリに対して情報料課金を実施する。 ステップ2122:以上の各種チェックにより不適格の
場合、サービス提供不能を通知する。
【0359】(2)正会員から準会員への伝言登録 図45は正会員と名刺交換してMCを取得した準会員に
対して正会員が伝言する場合の登録処理フローチャート
である。 ステップ2200:「東京太郎」がMCを「大阪次郎」
に交付する。 ステップ2201:「東京太郎」がMCをセンタに登録
する。 ステップ2202:「東京太郎」が伝言を記入し用紙を
ファクシミリ装置にセットする。 ステップ2203:ステップ2102と同じ。 ステップ2204〜2207:32からの音声による指
示で登録の旨をPB入力すると自己のICメモリカード
のID(12340000)入力指示して入力IDの該
当レコードをセンタ会員情報ファイル331内で検索
し、レコードの有無をチェックする。 ステップ2208〜2210:IC−INをチェックす
る。 ステップ2211〜2213:あて先の相手から取得し
たMCまたはNCのIDをチェックする。 ステップ2214〜2225:図44のステップ211
1〜2122と同じ。
【0360】(3)センタからの伝言預かり通知 図46はセンタが伝言を預かった際の伝言依頼人に対す
る通知処理のフローチャートである。図44の伝言預か
り通知を例として説明する。 ステップ2300:伝言ボックスファイル伝言登録発
生。 ステップ2301:CPU39は一定時間(T0 )(例
えば、30分)毎に伝言ボックスファイルを読む。 ステップ2302:CPU39は伝言ボックスファイル
内の通知回線=0の伝言レコードを検出する。 ステップ2303〜2304:CPU39は該当伝言レ
コードの受信ID(12340000)によってセンタ
会員情報ファイル331内の勤務先ファクシミリ装置の
電話番号(12368765)を知り、これに自動発呼
する。 ステップ2305:相手ファクシミリ応答検出。話中ま
たは一定時間内に未応答のときは呼び出しを中止する。 ステップ2306:相手ファクシミリ応答後、CPU3
9は伝言ボックスファイル内の受信IDか伝言あて先の
姓名「東京太郎」を知り、「東京太郎様(ID=123
40000)宛のID=12340001様からの伝言
をお預かりしています」とファクシミリメール装置を介
してファクシミリ送付する。但し、「東京太郎」以外は
固定文とする。 ステップ2307:CPU39は伝言ボックスファイル
の通知回数をインクリメントする。 ステップ2308〜2309:2週間以上の伝言の引出
しのない伝言を自動的に削除する。
【0361】(4)あて先人のセンタからの伝言取り出
し 図47は、センタからの伝言預かり通知を受け取った宛
先人がセンタから自己宛の伝言を取り出す処理のフロー
チャートである。 ステップ2400:あて先人が伝言預かり通知を見る。 ステップ2401〜2403:するとセンタの32から
の音声指示で取り出しの旨をPB入力し、さらに伝言あ
て先人(伝言取り出し人)が会員か非会員をPB入力し
てセンタCPU39は、正会員、準会員毎の処理を指示
する。
【0362】(正会員の場合) ステップ2404〜2407:ICメモリカードのID
をPB入力させてセンタ会員情報ファイル331内での
その有無をチェックする。 ステップ2408〜2410:IC−INをPB入力さ
せてチェックする。
【0363】(準会員の場合) ステップ2423〜2426:伝言を発信した人から貰
ったMCのID(受信ID)をPB入力させて、センタ
会員情報ファイル331内での有無をチェックする。 ステップ2427〜2429:MC−INをPB入力さ
せてチェックする。
【0364】(正会員、準会員の場合) ステップ2411〜2418:図44のステップ211
1〜2118と同じ。 ステップ2420〜2421:送信終了をCPU39は
確認して伝言ボックスファイル内の該当レコードを削除
する。 ステップ2422:CPU39は端末ファクシミリによ
り不適格の場合、サービス提供不能を通知する。
【0365】以上、説明した伝言処理では、名刺交換を
介して同一IDを正会員と準会員とで共有していること
が基礎となっている。一般に企業におけるファクシミリ
装置は複数の社員で共用しており、従来はあて先の社員
のみに対する機密文書は予め、該社員に電話してファク
シミリ装置の側に待機してもらい、ファクシミリ出力文
書が他の社員の目に触れる前に取得させる必要があった
が、本発明を実施すれば伝言預かり通知は預かっている
旨の固定文のみであて先人がセンタにアクセスしてID
と暗証番号(IC−IN,MC−IN)を入力して伝言
本文を取り出すので機密が守られ、かつ事前の電話も必
要ない。また、本実施例では、ファクシミリ装置による
伝言を説明したが、図3の32を音声メール装置におき
かえれば、容易に機密音声伝言を実現できる。
【0366】(情報カードホルダの第1の実施例)次に
上記の実施例で使用されているMC,NCを保持してお
くための個人情報個別管理方式に用いられる情報カード
ホルダについて説明する。
【0367】図33は本発明の情報カードホルダの第1
の実施例の構成図である。同図(A)はカードホルダの
1ページの表面を示し、同図(B)は、同裏面を示し、
同図(C)は、(A)の右端側より見た断面図、(D)
はホルダの各ページをリングで綴じた状態を示す。
【0368】同図(A),(B),(C),(D)にお
いて、表裏を離型紙化処理して、平滑面としているベー
ス紙900の表と裏に、表裏が離型紙化処理した面を有
する中間紙904と、その上に重ねる透明紙906を各
々の周辺の端部を重ねて周辺固着部907で固着してあ
る。また、中間紙904の中心部には楕円状切り抜き穴
905を設ける。各ページの右又は左にはページインデ
ックス902が貼付してあり、そこでは各ページを識別
するための一連のインデックス番号903が印刷されて
いる。
【0369】これらの各ページはリング908を通すた
めのリング穴901を有し、このリング穴901にリン
グ908を貫通して同図(D)に示すようにホルダとし
て綴る。
【0370】リング908はリング接続部909を有
し、このリング接続部909を外して各ページの除去又
は挿入を行なう。
【0371】また、図34は本発明の情報カードホルダ
の第1の実施例の運用を説明するための図を示す。
【0372】同図(A)は正会員が自己の磁気カードの
裏面820とシール代行カードの裏面830を仮接着し
ている仮接着済カードを透明紙906と中間紙904の
間に収納してある状態を示す。同図(B)は正会員の
「名古屋三郎」と名刺交換するため仮接着カードのみを
取り出して磁気カードをシール代行カードから剥離し、
磁気カードのみを「名古屋三郎」に渡し、シール代行カ
ードの裏面830を中間紙904側にしてベース紙90
0と中間紙904の間に挿入した状態を示す。
【0373】また、切り抜き穴905からはシール代行
カードの裏面830に印刷してあるID(1234−0
002)と、有効期限(93−12)が切り抜き穴90
5を通して表面より視認することができる。
【0374】同図(C)は、他の会員より受け取った磁
気カードを一旦、中間紙904と透明紙906の間に磁
気カードの表面を透明紙906側にして収納した状態を
示す。
【0375】同図(D)は、非会員の「大阪次郎」と名
刺交換した場合に「名古屋三郎」の磁気カードの代わり
に「大阪次郎」から受け取った通常名刺を通常名刺の表
面が透明紙906側として中間紙904と透明紙906
の間に収納したものである。
【0376】本実施例では、自己の磁気カードの表面8
00のIDの末尾の値(2)と収納するページのインデ
ックス番号(2)を一致させて予め収納しておき、相手
から貰ったカードは相手に磁気カードを渡した際に引き
抜いたページのインデックス番号(2)に相手から受取
ったカードを収納する。即ちID(1234−000
2)の末尾(2)を確認して引き抜いたページ(インデ
ックス番号(2))に収納する。
【0377】このためには、正会員が保有する磁気カー
ドのIDの末尾部分がシーケンシャルに昇順又は降順に
ホルダに収納しておき、かつ昇順(又は降順)に相手に
渡すこと、及び、予め仮接着済カードをそのIDの末尾
部分の数字と等しいインデックス番号のページに収納し
ておくと使い易い。
【0378】又、名刺交換時は、相手から受け取った名
刺にシール代行カードを貼付する時間的余裕がない場合
を想定して、一旦、受け取った名刺はインデックス番号
のページの中間紙904と透明紙906の間に挿入収納
しておき、後刻、名刺とシール代行カードを引き抜いて
貼り合わせて別途保管する。
【0379】さらに、中間紙904とベース紙900は
表裏が離型紙化処理された平滑面であるのでシール代行
カードの裏面830に接着剤が塗布してあっても挿入及
び引き抜きの作業には支障を与えない。
【0380】また、名刺交換時の剥離作業が煩瑣な場合
は、予め磁気カードとシール代行カードを剥離してお
き、各々を同一インデックス番号のページに、磁気カー
ドは透明紙906と中間紙904間にシール代行カード
はベース紙900と中間紙904間に収納しておいても
よい。
【0381】また、ホルダは名刺交換時の使用が中心で
あると考えられるため、最初にIDの末尾の00〜09
の仮接着済カードをインデックス番号0〜9の各ページ
に収納しておき、ID末尾00,01,02の仮接着済
カードを交換終了したら、それを取り出してシール代行
カードの貼付を行い、別途保管し、インデックス番号
0,1,2のページにはID末尾(10),(11),
(12)の磁気カードを収納しておいて同様に運用する
こともできる。インデックスの桁数はページを増補した
場合には必要により増加することになる。
【0382】更に切り抜き穴905の左右の端の中間が
左又は右にふくらんで突出する構造とすることにより、
カードを中間紙904と透明紙906の間にスムーズに
挿入することができる。
【0383】なお、本実施例ではページインデックス9
02をページの外に付加したがページインデックス90
2がなくてもインデックス番号903をページの一部に
印刷しておいても同様の効果を得ることができる。
【0384】(情報カードホルダーの第2の実施例)次
に、本発明の情報カードホルダの第2の実施例について
説明する。
【0385】図35は、本発明の情報カードホルダの第
2の実施例の構成を示す。
【0386】同図中、図33と同一構成部分には同一符
号を付す。但し、901は印刷シールを用いる場合の印
刷シール貼付箇所である。
【0387】本実施例の場合は、第1の実施例で用いた
中間紙を用いずに、両面に離型紙化処理が施されたベー
ス紙900の片面または、両面に透明紙906を重ねて
出し入れ部分を除いて、周囲の3辺を固着して、カード
の収納部を設けた構造である。本実施例の構成は、第1
の実施例の構成と比して中間紙が不要となるので、構造
が簡単である。
【0388】図35において、接着型シール代行カード
では名刺交換する前はMCのIDの末尾とインデクッス
(903)と一致させて格納しておき、交換時に、剥離
したシール代行カードは接着面をベース紙(900)側
にして格納しておき、相手から取得した名刺は、該シー
ル代行カードと透明紙(906)との間に格納しておい
て、後程、これらのカードを抽出して接着すれば充分で
ある。本実施例ではベース紙が離型紙であるため、シー
ル代行カードはスムーズに出し入れが可能で、また、印
刷シールも容易に貼付剥離できてかつホルダーの構造も
簡単で使い易い。
【0389】(情報カード登録用紙)次に、情報カード
登録用紙について説明する。
【0390】次にファクシミリ通信を行なう際にさらに
有効な例を説明する。
【0391】本実施例はファクシミリによりセンタ30
へ表記・非表紙情報・本人記入情報の登録または、変更
を行なう場合に用いる用紙の例を示す。
【0392】本発明では会員側のファクシミリ装置25
を用いてセンタ30に送信し、これをセンタ30のオペ
レータが見てセンタ会員情報ファイル331に入出力用
パーソナルコンピュータ36を用いて登録していたが、
会員側のファクシミリ装置25からは一般に名刺のみで
はサイズが小さいことから送付するのが困難である。従
って台紙に名刺を貼付し、ID等を加筆する方法により
送信することになる。さらに、表記・非表記・本人記入
情報は判読できる文字の大きさで記入するには、現実的
にはA4判で2ページに渡ることがある。このため同一
のIDの情報が2ページに分かれるので、各ページにI
Dを加筆する必要があり、作業が煩雑になる。これらを
解決するために以下のファクシミリを用いた登録の方法
を説明する。
【0393】情報カード登録用紙は、会員情報等をセッ
トしてファクシミリ通信によりセンタに登録するもので
ある。
【0394】次に、会員側のファクシミリ装置25から
センタに情報を送信する際に用いる情報カード登録用紙
を説明する。
【0395】(情報カード登録用紙の第1の実施例)図
36は本発明の情報カード登録用紙の第1の実施例を示
す図である。
【0396】登録用紙は1枚の名刺についてA4判1枚
の表と裏を利用する。同図(A)は登録用紙の表、
(B)は裏を示す。
【0397】同図において登録用紙1000には表のペ
ージ番号1001、裏のページ番号1002が設定さ
れ、このうち上位4桁についてはシーケンシャル番号と
し、末位は表はA、裏はBと付与する。これによりセン
タ30で別個に送付された表と裏のページの一体化が図
れる。
【0398】透明紙1004は3辺を登録用紙1000
に固定部1005で固着されている。切り抜き穴100
6は登録用紙1000上に抜きとられて形成される。記
号1003は、登録用紙1000をファクシミリ装置2
5に入力する際に挿入する方向を示す。また、透明紙1
008は3辺を登録用紙1000に固定部1009で固
着されていて入力用メモカード1010の格納部を提供
する。
【0399】図37は本発明の情報カード登録用紙の第
1の例の運用を説明するための図である。
【0400】同図中、図36と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0401】同図において、正会員の「東京太郎」が非
会員の「大阪次郎」に接着型シール代行カード方式でM
Cを渡し、NC400を受け取った場合に、ID(12
34−0001)のシール代行カードの裏面にNCの裏
面400を貼付し、接着済カードを作り、登録用紙10
00と透明紙1004で形成されたポケットに格納す
る。さらに、入力用メモカード1010に表記・非表記
・本人記入情報の項目名(自宅住所、自宅電話番号、メ
モ)と項目内容(東京都新宿区、xxxx−xxxx,
新規システム発注)を記入して、入力用メモカードの格
納部1008に格納して、センタ30に登録用紙100
0の表・裏をそれぞれファクシミリ装置25から送付す
る。
【0402】同図において、切り抜き穴1006の中の
文字はシール代行カードの表面840の認識事項100
7であり、登録用紙1000の裏面から見ることができ
る。この状態でセンタ30に送信すると、センタ30は
これを受信し、センタ30のオペレータは登録用紙の表
のページ番号(4321−A)(1001)と登録用紙
の裏のページ番号(4321−B)(1002)を見
て、これらがNC400に関する登録であると認識で
き、同様にNCのIDが(1234−0001)であ
り、「大阪次郎」に渡してMCの有効期限が93年12
月であることも同時に知り得る。オペレータは、NC4
00の表記項目と項目カード1010に記載されている
情報を入出力用パーソナルコンピュータ36よりセンタ
会員情報ファイル331に登録する。
【0403】一般に、透明紙の表面は平滑であり、かつ
この部分は接着済カードを挿入するため多少盛り上るの
でファクシミリ装置に挿入する際には最初にMCが挿入
されているポケットとこの部分が挿入されると、ファク
シミリ装置の搬送部分で搬送されにくい可能性があるの
で、最初に透明紙1004がない部分から挿入し、ファ
クシミリ装置の搬送機構が動作状態となった後にページ
全体を搬送させるのが好ましい。本実施例の登録用紙1
000にはファクシミリ装置に入力する方向であるFA
X挿入方向を示す記号1003が印刷してある。
【0404】又、切り抜き穴1006の辺が接着済カー
ドの挿入移動方向に対し直角にしないのは、接着済カー
ドを挿入する際に、接着済カードが透明膜1006の辺
に引掛かるためスムーズに挿入できない可能性があるた
めである。
【0405】(情報カード登録用紙の第2の実施例)図
38は本発明の情報カード登録用紙の第2の実施例の構
成を示す。綴じ穴1301は登録用紙をページ番号順に
リングを通して整理保管するために用いる。離型紙13
02は、平滑面を透明紙側として基板紙に透明紙と共に
固着させて、シール代行カードを接着面を離型紙側とし
て、第2収納部に収納する際に利用する。基板紙の表面
305及び裏面306と透明紙の表面(ポケット部側)
は、平滑面でなく、細い突起を有する。これは、摩擦係
数の大きいざらついた面である。同図の構成は、第1か
ら第4の収納部を有し、通常名刺や、磁気カードの他に
入力用メモカードをセットする。この収納部の数は、任
意でありセンタ30に登録したい情報をある大きさを決
めてセットすればよい。その他は、図36と同じもので
( )で図36で対応するものを示すと、1310(1
003)、1317(1006)、1318(100
6)、1307、1303、1304、1313(10
08)、1308、1309、1311、1314(1
008)、1316(1001)、1315(100
2)である。
【0406】図39は本発明の第2の実施例の本人記入
情報を記入した入力用メモカードである。入力用メモカ
ードA1350は、本人記入情報のうち、「メモ」を他
の入力用メモカードに移し、代わりに、IDを取り入れ
る。IDは、情報カードの登録時には、必須項目であ
り、サイズは、情報カードと同様であり、通常名刺より
も厚みが薄い。
【0407】ファクシミリ装置は用紙の厚みにより、読
み取り時の紙送りの能力(以下、搬送能力)が異なる。
この搬送能力に応じて各パターン毎に説明する。
【0408】図40は、本発明の第2の実施例の第1の
運用パターンを示す。同図中、図38と同一部分には、
同一符号を付し、その説明を省略する。図40(A)は
登録用紙の表面、同図(B)は登録用紙の裏面を示す。
【0409】運用パターン1は、裏面印刷のない通常名
刺登録用の用紙を用いた場合のパターンである。ファク
シミリ装置25の搬送能力が大きい場合には、S−0パ
ターンを用い、搬送能力が小さい時は、S−1パターン
を用いる。
【0410】(1)S−0パターン 名刺交換後に、相手から受け取った通常名刺をシール代
行カードの裏面に接着して、接着済情報カードを作成
し、第1の収納部303に収納し、記入した入力用メモ
カードA1350を第2の収納部に収納し、他の入力用
メモカードB1351、入力用メモカードC320を第
3、第4の収納部に収納する。但し、どの収納部にどの
情報カードを入れるかは、予めセンタ30との間で取り
決めておけばよく、任意である。
【0411】カードが収納された登録用紙の挿入方向記
号1310の向きに従って、ファクシミリ装置25にセ
ットする。以下の本サブパターンは、通常名刺とシール
代行カードを張り合わせているような厚みのある接着済
情報カードを送るため、搬送能力の高いファクシミリ装
置の場合に適する。もし搬送が不可能であれば、S−1
のパターンを利用する。
【0412】(2)S−1パターン S−1パターンがS−0パターンと異なる点は、送信前
に通常名刺とシール代行カードを接着せずにおき、最初
に通常名刺のみを第1の収納部に、入力用メモカードA
1350を第2の収納部に収納して送信する。入力用メ
モカードAは薄いが、通常名刺は多少厚いが、シール代
行カードが貼ってないため搬送能力が弱いファクシミリ
装置でも搬送することができる。次に、シール代行カー
ドを第1収納部に格納して送付する。
【0413】図41は、本発明の第2の実施例の第2の
運用パターンを示す。
【0414】同図(A)は、登録用紙の表面、同図
(B)は裏面を示す。第2の運用パターンは、裏面印刷
のある通常名刺400の表面の情報の登録に用いられる
ものであり、送信前に、通常名刺400とシール代行カ
ードを接着せずに、シール代行カード830と入力用メ
モカードA1352を接着する。これは、通常名刺40
0の裏面を送信後も参照する。シール代行カード830
と入力用メモカードA1351を接着したものをここで
は、接着済入力用メモカードAと呼ぶ。
【0415】最初に第1収納部で通常名刺の表面400
を送り、次に裏面450を送る。
【0416】上記の同図(B)に示す裏面については表
面と対応するように切り抜き穴1317より認識事項1
321を見えるようにしてセンタ30に送出する。
【0417】図41の運用パターンとしては、搬送能力
が大きいものは、以下に示すW−0のサブパターンを用
い、搬送能力が小さいものは、W−1のサブパターンを
用いる。
【0418】(1)W−0のサブパターン 本パターンは、搬送能力の大きいファクシミリ装置より
裏面印刷のある通常名刺を登録する場合であり、図40
に示すように、予め接着済入力用メモカードAを構成
し、第2の収納部に収納し、通常名刺の表面を第1の収
納部に収納して、ファクシミリ装置25より送出する。
次に、同図(B)に示すように、通常名刺を裏返して、
通常名刺裏面を第1の収納部に収納してファクシミリ装
置より送付する。厚みが大きい通常名刺と接着済入力用
メモカードを並べて搬送するため、大きい搬送能力が必
要となり、搬送能力の大きいファクシミリ装置装置の場
合に適する。搬送できない場合は、サブパターンW−1
を利用する。
【0419】(2)W−1のサブパターン 搬送能力の小さいファクシミリ装置装置より裏面印刷の
ある通常名刺を登録する場合で、最初は、接着済入力用
メモカードは作成せずに、入力用メモカードAのみを第
2の収納部に収納し、通常名刺400の表面と裏面をそ
れぞれ、図41に示すように、第1の収納部に収納し
て、送付した後、入力用メモカードA1351とシール
代行830を接着する。この場合は、搬送能力の小さい
ファクシミリ装置に適する。
【0420】なお、上記は、情報カードが通常名刺の場
合であるが、磁気カードの場合も同様であるので、S−
0,S−1サブパターンで通常名刺と磁気カードとを読
み替えればよい。また、S−1,W−0,W−1サブタ
ーンでは、通常名刺または、磁気カードに名刺交換時
に、シール代行カードを接着しないので、ファクシミリ
送付作業途中で、通常名刺または磁気カードと接着すべ
きシール代行カードのIDが不明となることを防止する
ため、ファクシミリ送付の前に通常名刺または、磁気カ
ードに図41に示すように、シール代行カードのIDを
転記しておくと、便利である。
【0421】切り抜き穴1317からはS−0、W−0
のサブパターンで、シール代行カードのIDを書き忘れ
たか、または、書き間違えた場合に、登録用紙を裏返せ
ば、直ぐIDを識別できる。従って、切り抜き穴131
7は、基板紙を切り抜かなくても、基板紙の切り抜き穴
に相当する部分を透明処理しても同様の効果が得られ
る。また、シール代行カードのIDは、シール代行カー
ドを収納部より引き出する作業を厭わなければ識別でき
る。
【0422】また、第1の収納部、第2の収納部は、一
般的なファクシミリ装置の搬送機構を考慮して、厚みが
生じるので、用紙の中央部分に設けてある。
【0423】(情報カード登録用紙の第3の実施例)図
42は本発明の第3の実施例の登録用紙の構成図であ
る。これは、従来のキャリアシートを利用して、改造し
たものであり、基本的には、第1の実施例と同様であ
る。図42(A)は従来のキャリアシート、(B)は本
発明の登録用紙の表面、(C)は登録用紙の裏面を示
す。
【0424】同図の構成は、基本的に図35と同様であ
り、キャリアシートの基板紙の透明紙側の表面に基板紙
の切り抜き穴を有する第2の収納部を設けたものであ
る。
【0425】図43は、本発明の第3の実施例の登録用
紙の運用方法を示す。
【0426】接着済情報カードと入力用メモカードを収
納し、また、入力用メモカードを併せた入力用メモカー
ドを透明紙と基板紙の間に挿入した登録用紙を示してお
り、同図(A)が登録用紙の表面で、(B)は登録用紙
の裏面である。
【0427】同図(A)において、通常のキャリアシー
トの基板紙2001にキャリアシートの透明紙2002
が固定部2003で固定されている。また、基板紙20
01の表面(透明紙2002の裏面側)に透明紙200
4の3辺を固定部2005で基板紙2001に固定し、
収納部を設ける。また、該収納部の底面の部分の基板紙
2001に切り抜き穴2006を設けると共に、ファク
シミリ装置に入力する方向を示すマーク2007を基板
紙2001の裏面に印刷する。
【0428】以上の実施例において、離型紙は、入力用
メモカードを使用せずに、入力メモカードに記入するI
D以外の事項を通常名刺表面に記入して送付する場合
に、シール代行カードのみを第2の収納部に収納するこ
とを想定して、この場合、シール代行カード接着面を離
型紙側にして収納することを考慮して設けたものでなく
ても構わない。
【0429】また、以上の実施例において、ファクシミ
リ装置の搬送能力を少しでも高めるために、基板紙の収
納部の存在しない外側表面、キャリアシートの透明紙の
基板紙に接しない面(外側表面)等は平滑面とせずに細
い突起を有する摩擦係数の大きいざらついた面とする。
【0430】さらに、センタ30に送付した接着済カー
ドの表面に、接着済カードの通常名刺のID(1234
−0001)2009を記入して透明紙2004より通
常名刺の表面400を視認できるように、接着済カード
を該収納部に収納し、更に、別紙の入力用メモカード2
008に第2の実施例と同様に表記・非表記情報・本人
記入情報の項目名と項目内容を記入して透明紙2002
と基板紙2001の間に挿入して情報カード登録用紙2
000をファクシミリ装置よりセンタ30に送付すれ
ば、切り抜き穴2006は必要ない。
【0431】本実施例では、登録用紙2000は、透明
紙2002と基板紙2001間に入力メモカード200
8を挿入して、登録用紙2000の裏面の切り抜き穴2
006より認識事項(通常名刺400のID(1234
−0001)と有効期限)1007を視認できて便利で
あり、通常のキャリアシートに接着済カードの収納部と
切り抜き穴2006を設けるのみで登録用紙を簡単に作
成できる利点がある。
【0432】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、以下のような方法においても有効である。
先ず、正会員は、MCを準会員または、正会員に渡し
て、各種情報(MC,NCの種別、有効期限、センタフ
ァクシミリシステム電話番号、表記人勤務先電話番号
等)を磁気記録帯(埋め込み記録帯または、磁気記録シ
ール)に記録し、かつ、表面にも印刷して、相手に知ら
せている。しかし、これらの情報を磁気記録帯の代わり
に、情報記録媒体(例えば、バーコードまたは、レーザ
光等による光学的記録を行う光カード、または、光の有
無または、機械的接触で情報記録するホールカード、誘
電率の相違により情報を記録し、静電容量の変化を検知
する静電記録、半導体メモリを内蔵させて、記録させる
電子的記録を行うICカードに記録してもよい。例え
ば、図4、図5の磁気カードリーダ11、21を各々バ
ーコードリーダ、レーザー光による光カードリーダ、機
械的に光を読みとるリーダ、静電容量検知リーダ、IC
カードリーダに代えても、カードの内容を検知する目的
は同様であるので、システムにおける機能は上記の実施
例と同様である。
【0433】上記の実施例では、相手から貰った、MC
または、NCに自己のMCから剥離した磁気シールを貼
付するが、バーコードカードの場合には、磁気記録シー
ルと同様に、情報がバーコード記録されたバーコードシ
ールを用いることができる。しかし、他のカードの場合
には、シールの作成が困難であるため、シールを用いず
に運用することがある。また、MCまたは、NCを貰っ
た場合、その名刺の表面に相手に渡したMCのIDを記
入するることも考えられる。
【0434】さらに、既に説明した実施例では、MC、
NC登録変更の際に、端末のファクシミリ装置からM
C、NCの表記情報をセンタ30に送付し、センタ30
のメモリ付きファクシミリ装置37で受信し、これを見
て、手書き情報及び表記情報をセンタのオペレータが入
力用パーソナルコンピュータ36でファクシミリイメー
ジ情報をキャラクタ情報に変換して、センタ会員情報フ
ァイル331に登録している。このファクシミリ入力方
式においてセンタ30でOCR装置を入出力用パーソナ
ルコンピュータ36とメモリ付きファクシミリ装置37
の間に設置して、センタ30のメモリ付きファクシミリ
装置37の受信結果をOCR装置で読み取り、ファクシ
ミリイメージ情報をキャラクタ情報に変換し、オペレー
タを介在させずに、入出力用パーソナルコンピュータ3
6からセンタ会員情報ファイル331に登録することも
可能である(センタOCR方式)。
【0435】また、端末にMC/NC用のOCR装置を
通信機能24に接続して設置して、MC,NCをこのO
CR装置で読み、イメージ情報をキャラクタ情報に変換
して、モデム23、モデム34、通信制御部35を介し
てセンタ会員情報ファイル331に登録することも可能
である(端末OCR方式)。
【0436】また、端末にカナ・漢字変換機能のワード
プロセッサ機能を持たせ、入出力部27、キーボード・
ディスプレイ17より直接、キャラクタ情報をセンタ3
0のセンタ会員情報ファイル331に登録することも可
能である(端末ワードプロセッサ方式)。但し、OCR
を利用したOCR装置が誤読または、不読したものの有
無を会員は、会員ファイル表示(第5の実施例)で必ず
確認し、センタ30に対して、ファクシミリ装置、ワー
ドプロセッサ、郵送等で、再度送出することが必要であ
る。
【0437】さらに、上記の実施例では、センタ会員情
報ファイル331の会員レコード(図8、9)と同じも
のが、ICメモリカード200の会員ファイルメモリ2
02内にダウンロードされ、格納されているが、会員フ
ァイルメモリ202は記憶容量が一般的に小さいので、
センタ会員情報ファイル331の一部の必須重要項目
(例えば、ID,IC−IN,MC−IN表記情報等)
のみを会員ファイルメモリにダウンロードし、格納して
もよい。
【0438】また、上記の実施例では、MCによる名刺
情報取得(図30、31)の際にアクト=1でセンタ会
員情報ファイル331のレコードの回数が0の場合に、
本暗証番号登録を行うが、名刺交換日、相手に渡した名
刺の自分の電話番号入力が必須となっているが、これ
は、名刺交換日、電話番号が一種の暗証番号として、機
能しているので、これらの名刺交換日、電話番号を使用
せずに、予め、名刺交換者同士で決定しておいた暗証番
号を使用してもよい。
【0439】また、上記の実施例では、図2において、
公衆網50と限定したが、当然、これは、PBX,LA
N等の構内ネットワーク、または、専用ネットワークで
も実現可能である。
【0440】また、実施例のセンタ会員情報ファイル3
31には全会員の会員ファイル情報があるので、予め会
員が、会員関連情報の一部として、趣味、希望ダイレク
トメール分野、ダイレクトメールDM要否、または、準
会員関連情報の一部として、年賀状等の各種挨拶状の要
否を登録しておけば、センタ30から自動的に要望に合
致したダイレクトメールまたは、各種挨拶状を会員また
は、準会員に送付できる。
【0441】なお、図3で、会員からのセンタアクセス
実績を記録するファイル(ログファイル)を情報伝達バ
ス38に接続して設置すれば、会員の自己のセンタアク
セス実績と自己の準会員のセンタアクセス実績を記録す
ることができ、会員の要求により、通信回線を介して、
ファクシミリメール装置32により会員の端末のファク
シミリ装置15、25にセンタ30から提供することが
できる。
【0442】なお、上記の実施例で、端末からセンタ3
0までの伝送路での盗聴等の防止のため、ICメモリカ
ード200のプログラムメモリ203及びセンタ30の
センタ会員情報ファイル331と通信制御部35に暗号
キーと暗号化及び復号化処理プログラムを搭載して、暗
号伝達を実行することも可能である。
【0443】さらに、上記の実施例では、センタ30
は、MCを取得した準会員に対して、ファクシミリメー
ル装置32によりMCの表記人の表記情報・非表記情報
を出力しているが、センタ30にファクシミリメール装
置32の代わりに、センタ会員情報ファイル331の情
報を音声に変換する音声合成装置を設置すれば、MCを
取得した準会員に対して、電話機を介して音声でMCの
表記人の表記情報、非表記情報を出力することも可能で
ある。
【0444】さらに、本実施例では、会員が所有する会
員証は、ICメモリカードを用いたが,ICメモリカー
ドと同等以上の記憶容量を有するカードであれば、他の
カード(光カード等)でも端末のリーダ・ライタも含め
て代替すれば、本発明に適用できる。
【0445】さらに本実施例では準会員がファクシミリ
メール装置からMC表記人の名刺情報(表記・非表記情
報)を取得しているが、センタ30の会員関連情報に名
刺情報以外の各種情報を蓄積しておけば、準会員は同様
の手順によりMCを所持している限りこれらの情報を取
得できる。この場合、公衆網に情報料課金サービスを用
いれば有料でこれらの情報をMC所持者に限り提供する
ことができる。
【0446】
【発明の効果】上述のように、本発明により自己が名刺
交換により取得した名刺の表記人の表記情報・非表記情
報がセンタで自動的に更新される。
【0447】また、名刺交換時に、相手に渡したMCと
相手から受け取ったNCのIDを等しくして対応させる
ため、自分の表記情報と非表記情報の相手取得状況を端
末から随時知ることができ、相手が自分に持っている興
味、親近感を把握できる。
【0448】さらに、センタでMC毎に、暗証番号(本
暗証番号)が設定されているので、名刺交換した相手の
みが自己の表記情報・非表記情報をセンタ30からファ
クシミリ装置で取得できる。
【0449】また、相手との親近感に応じて、相手にク
ラスを与え、クラス=0では、自分の表記情報のみを、
クラス=1では、自分の表記情報・非表記情報の双方を
区別して、最新の情報をファクシミリ装置を用いて送付
することができる。
【0450】また、センタで、基本システムとファクシ
ミリシステムを有機的に結合しているので、会員は、パ
ーソナルコンピュータ利用者端末群または、ディスプレ
イ付き電話機が必要であるが、MC取得者は、一時的な
ファクシミリ装置の使用で、容易にMC表記人の表記情
報または、非表記情報を取得できる。
【0451】さらに、MCに対してアクト=1を会員が
設定すると、そのMCが会員が渡した相手しか使用でき
ないように、本暗証番号の登録時に相手の名刺に記載し
た電話番号、名刺交換日の入力を要求することによりセ
キュリティが高められる。但し、アクト=0では、これ
らの入力は不要である。
【0452】また、MCの埋め込み磁気記録帯または、
NCに貼付した磁気記録シールを磁気カードリーダにス
リットさせるだけで、MCNCの表記人へ電話番号を自
動ダイヤルできる。
【0453】また、ICメモリカード内に、センタの自
分の会員ファイルと同じファイルを有し、このファイル
がセンタアクセスの都度、センタからダウンロード及び
更新記録されるため、ICメモリカード内の会員ファイ
ルの現行維持が容易であり、センタに接続せずに、オフ
ラインでもICメモリカード内で、現行の会員ファイル
内の名刺情報を検索できる。
【0454】また、NC,MCの登録変更の際に、先に
登録・変更するMC,NCのIDをオンラインでセンタ
に登録しておき、これに、ファクシミリ装置でこれらの
MC,NCをセンタに送付し、センタでは、ファクシミ
リ装置で受信したMC,NCが先にオンラインで伝送さ
れ登録されているMC,NCであることをIDでチェッ
クする方式であるため、センタの会員ファイルへ登録す
るものは、必ず、オンライン登録されているもののみと
なり、セキュリティが守られる。
【0455】また、MCの授受が済んでいる者同士では
複数人で共用しているファクシミリ装置をよび電話機を
用いても伝言の発信人と受信人のみが伝言内容を知り、
他の者には機密を守れる機密ファクシミリ伝言及び機密
音声伝言が可能となる。
【0456】また、本発明の情報カードホルダによれ
ば、名刺交換時に相手に渡した磁気カード情報を有する
シール代行カードを用いて相手から受け取った名刺と1
対1対応でホルダにいれておくために、管理がし易い。
【0457】また、本発明の情報カード登録用紙を用い
ることにより、登録に必要な情報を登録用紙にセットし
易く、両面に情報が掲載されているものでもカードの出
し入れなしに送付でき、さらにセットされたカードより
厚みを考えて、搬送速度別にセンタに送信することがで
きる。
【0458】また、本発明の方式は、名刺管理のみなら
ず、他の世論調査、商品評価等のデータ収集にも利用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】本発明の個人情報個別管理システムセンタの構
成図である。
【図4】本発明のパーソナルコンピュータ利用者端末群
の構成図である。
【図5】本発明のディスプレイ付き電話機の構成図であ
る。
【図6】本発明のデータベースセンターの構成図であ
る。
【図7】本発明の正会員「東京太郎」が所有するICメ
モリカードの構成図である。
【図8】本発明のセンタ会員情報ファイルの一例を示す
図(MN−1234)である。
【図9】本発明のセンタ会員情報フィアルの一例を示す
図(MN3581)である。
【図10】本発明のセンタ会員情報ファイルの一例を示
す図(MN=0000)である。
【図11】本発明の個人情報ファイルである。
【図12】本発明の正会員「東京太郎」が他の正会員
「名古屋三郎」に渡した磁気カードの構成図である。
【図13】本発明の正会員「「名古屋三郎」が正会員
「東京太郎」に渡した磁気カードの構成図である。
【図14】本発明の準会員「大阪次郎」が正会員「東京
太郎」に渡した通常名刺の構成図である。
【図15】本発明の台紙シールを示す図である。
【図16】本発明の正会員「東京太郎」が他の正会員
「名古屋三郎」に渡した磁気カードと正会員が他の正会
員に磁気カードを渡した時手元に確保したシール代行カ
ードの表面図である。
【図17】本発明の正会員「東京太郎」が他の正会員
「名古屋三郎」に渡した磁気カードと対として手元に保
留した正会員のシール代行カードと他の正会員から受け
取った磁気カードの各々の裏面と接着した状態を示す図
である。
【図18】本発明の接着型シール代行カード方式のカー
ド構成を示す図である。
【図19】本発明の第1の実施例のディスプレイ付き電
話機とセンタを接続する場合において、正会員が準会員
より通常名刺(NC)を受け取った場合の処理動作を説
明するためのフローチャート(その1)である。
【図20】本発明の第1の実施例のディスプレイ付き電
話機とセンタを接続する場合において、正会員が準会員
より通常名刺(NC)を受け取った場合の処理動作を説
明するためのフローチャート(その2)である。
【図21】本発明の第1の実施例の正会員が準会員より
通常名刺(NC)を受け取った場合のオペレータの作業
のフローチャートである。
【図22】本発明の第2の実施例のディスプレイ付き電
話機とセンタを接続する場合において、正会員が正会員
より磁気カード(MC)を受け取った場合の処理動作を
説明するためのフローチャート(その1)である。
【図23】本発明の第2の実施例のディスプレイ付き電
話機とセンタを接続する場合において、正会員が正会員
より磁気カード(MC)を受け取った場合の処理動作を
説明するためのフローチャート(その2)である。
【図24】本発明の第2の実施例のディスプレイ付き電
話機とセンタを接続する場合において、正会員が正会員
より磁気カード(MC)を受け取った場合の処理動作を
説明するためのフローチャート(その3)である。
【図25】本発明の第2の実施例のディスプレイ付き電
話機とセンタを接続する場合において、正会員が正会員
より磁気カード(MC)を受け取った場合のセンタオペ
レータの作業フローチャートである。
【図26】本発明の第3の実施例である登録済の通常名
刺(NC)または、磁気カード(MC)を削除する場合
の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図27】本発明の第4の実施例の正会員によるスリッ
ト発信を説明するためのフローチャートである。
【図28】本発明の第5の実施例のセンタ会員情報ファ
イル表示を行う場合の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図29】本発明の実施例の会員側のディスプレイ付き
電話機をパーソナルコンピュータに置き換えた場合の処
理を示す図である。
【図30】本発明の第6の実施例のファクシミリ通信に
より磁気カードの情報を得る処理動作を説明するための
フローチャート(その1)である。
【図31】本発明の第6の実施例のファクシミリ通信に
より磁気カードの情報を得る処理動作を説明するための
フローチャート(その2)である。
【図32】本発明の第7の実施例のデータベースセンタ
からの個人情報個別管理センタへの個人情報ファイルの
更新動作を説明するためのフローチャートである。
【図33】本発明の第1の例のカードホルダーの第1の
実施例の構成図である。
【図34】本発明の情報カードホルダの第1の実施例の
運用を説明するための図である。
【図35】本発明の情報カードホルダの第2の実施例の
例の構成図である。
【図36】本発明の情報カード登録用紙の第1の実施例
を示す図である。
【図37】本発明の情報カード登録用紙の第1の実施例
の運用を説明するための図である。
【図38】本発明の情報登録用紙の第2の実施例の構成
図である。
【図39】本発明の情報登録用紙の第2の実施例の本人
記入情報を記入した入力用メモカードである。
【図40】本発明の第2の実施例の第1の運用パターン
を示す図である。
【図41】本発明の第2の実施例の第2の運用パターン
を示す図である。
【図42】本発明の登録用紙の第3の実施例の構成図で
ある。
【図43】本発明の登録用紙の第3の実施例の運用方法
を示す図である。
【図44】本発明の第8のファクシミリ通信によるMC
取得者「大阪次郎」から、MC表記人「東京太郎」への
機密ファクシミリ伝言のMC取得者の登録処理のフロー
チャート(その1)である。
【図45】本発明の第8の実施例のファクシミリ通信に
よるMC取得者「大阪次郎」からMC表記人「東京太
郎」への機密ファクシミリ伝言のMC取得者の登録処理
のフローチャート(その2)である。
【図46】本発明の第8の実施例のファクシミリ通信に
よるMC表記人「東京太郎」から、MC取得者「大阪次
郎」への機密ファクシミリ伝言のMC表記人の登録処理
のフローチャート(その1)である。
【図47】本発明の第8の実施例のファクシミリ通信に
よるMC表記人「東京太郎」から、MC取得者「大阪次
郎」への機密ファクシミリ伝言のMC表記人の登録処理
のフローチャート(その2)である。
【図48】本発明の第8の実施例のファクシミリ通信に
よる機密ファクシミリ伝言預かり通知処理のフローチャ
ートである。
【図49】本発明の第8の実施例のファクシミリ通信に
よる機密ファクシミリ伝言を伝言宛先人がセンタから取
り出すフローチャート(その1)である。
【図50】本発明の第8の実施例のファクシミリ通信に
よる機密ファクシミリ伝言を伝言宛先人がセンタから取
り出すフローチャート(その2)である。
【図51】本発明の印刷シール方式のカード構成を示す
図である。
【符号の説明】
10 パソコン利用者の端末群 11 磁気カードリーダ 12 ICメモリカードリーダ・ライタ 13 モデム 14 通信機能 15 ファクシミリ装置 16 回線 17 キーボード・ディスプレイ 18 無瞬断切替装置 101 センタ登録されている正会員 102 センタ 103 第1の情報カード 104 表示情報 105 非表示情報 106 会員識別情報 107 カード識別情報 108 会員関連情報 109 暗証番号情報 110 第2の情報カード 111 会員・準会員識別情報 112 センタ会員情報ファイル 113 中央処理装置 114 会員カード 115 会員ファイルメモリ 191 モデムに接続するリード 192 ファクシミリ装置に接続するリード 193 通信機能内の通話回路に接続するリード 20 ディスプレイ付き電話機 21 磁気カードリーダ 22 ICメモリカードリーダ 23 モデム 24 通信機能 25 ファクシミリ装置 26 回線 27 入出力部 28 無瞬断切替装置 291 モデムに接続するリード 292 ファクシミリ装置に接続するリード 293 通信機能内の通話回路に接続するリード 312 内線転送制御トランク 30 個人情報個別管理システムセンタ(センタ) 311 内線転送制御部 3111,3112 内線 3113 切替スイッチ 32 ファクシミリメール装置 331 センタ会員情報ファイル 332 個人情報ファイル 34 モデム 35 通信制御部 36 入出力用パソコン 37 メモリ付きファクシミリ装置(センタFAX) 38 情報伝達バス 39 CPU 333 音声メール装置 334 電話機 40、41、42 PB電話機能付ファクシミリ装置 50 公衆網 61 センタファクシミリシステム回線 62 センタ基本システム回線 70、71、72 回線 80 データベースセンタ 81 モデム 82 通信制御部 83 個人情報ファイルが記録されている磁気ディスク 84 CPU 85 回線 86 システム内時計 200 ICメモリカード 201 ソケット 202 会員ファイルメモリ 203 プログラムメモリ 204 ICメモリカードのID(カード識別情報) 205 センタ基本システム電話番号 206 有効期限 207 センタファクシミリシステム電話番号 208 CPU 209 ICメモリカードの所持者氏名 300 磁気カードの表面 301 印刷表記情報 302 表記人勤務先電話番号 303 磁気カードのID(カード識別情報) 304 センタファクシミリシステム電話番号 305 埋め込み磁気記録帯 306 埋め込み磁気記録帯に記録してある磁気カード
のID(カード識別情報) 307 埋め込み磁気記録帯に記録してある磁気カード
の有効期限 308 埋め込み磁気記録帯に記録してある磁気カード
の表記人勤務先電話番号 309 埋め込み磁気記録帯に記録してあるセンタファ
クシミリシステム電話番号 310 有効期限 350 磁気カードの裏面 355 磁気記録シール 356 磁気記録シールに記録してある磁気カードのI
D(カード識別情報) 359 磁気記録シールに記憶してあるセンタファクシ
ミリシステム電話番号 366 磁気記録シールの表面に印刷してある磁気カー
ドのID(識別情報) 369 磁気記録シールの表面に印刷してあるセンタフ
ァクシミリシステム電話番号 390 仮暗証番号 391 隠蔽箔 555 磁気記録シール 556 磁気記録シールに記録してある磁気カードのI
D(カード識別情報) 559 磁気記録シールに記録してあるセンタファクシ
ミリシステム電話番号 566 磁気記録シールの表面に印刷してある磁気カー
ドのID(カード識別情報) 569 磁気記録シールの表面に印刷してあるセンタフ
ァクシミリシステム電話番号 400 通常名刺の表面 401 通常名刺の印刷表記情報 402 表記人の勤務先電話番号 450 通常名刺の裏面 455 磁気記録シール 456 相手に渡した磁気カードのID(カード識別情
報) 459 センタファクシミリシステム電話番号 466 相手に渡した磁気カードのID(カード識別情
報) 469 センタファクシミリシステム電話番号 500 磁気カードの表面 501 印刷表記情報 502 表記人勤務先電話番号 503 磁気カードのID(カード識別情報) 504 センタファクシミリシステム電話番号 505 埋め込み磁気記録帯 506 埋め込み磁気記録帯に記録してある磁気カード
のID(カード識別情報) 507 埋め込み磁気記録帯に記録してある磁気カード
の有効期限 508 埋め込み磁気記録帯に記録してある磁気カード
の表記人勤務先電話番号 509 磁気記録帯に記録してあるセンタファクシミリ
システム電話番号 510 有効期限 550 磁気カードの裏面 590 仮暗証番号 591 隠蔽箔 595 磁気記録シール台紙 596 磁気記録シール 597 台紙シール 600 シール代行カード方式の「東京太郎」磁気カー
ド 650 東京太郎が確保しているシール代行カード 651 全面磁気コーティング板 652 セパレータ 655 磁気記録範囲 656 シール代行カードに記録してある磁気カードM
C600のID(カード識別情報) 659 シール代行カードに記録してあるセンタファク
シミリシステム電話番号 700 シール代行カード方式での「名古屋三郎」磁気
カード 800 接着型シール代行カード方式の「東京太郎」の
磁気カード表面 802 切り欠け部 820 800の裏面 830 接着型シール代行カード方式の「東京太郎」の
磁気カードに仮接着しているシール代行カードの裏面
(接着面) 831 接着剤 832 認識事項(800のID(1234−000
2)と800の有効期限(93.12) 833 磁気カード800のID 834 磁気カード800の有効期限 835 マーク 836 コーナー 840 830の表面 841 840の磁気記録帯 842 認識事項 843 磁気カード800のID 844 磁気カード800の有効期限 850 接着型シール代行カード方式の「名古屋三郎」
の磁気カード表面 900 ベース紙 901 リング穴 902 ページインデックス 903 インデックス番号 904 中間紙 905 楕円状切り抜き穴 906 透明紙 907 周辺固着部 908 リング 909 リング接続部 910 印刷シール貼付箇所 1000 登録用紙 1001 表のページ番号 1002 裏のページ番号 1003 記号 1004 透明紙 1005 固定部 1006 切り抜き穴 1007 認識事項(400と接着したシール代行カー
ドのID(1234.0001)と有効期限) 1008 透明紙 1009 固定部 1010 入力用メモカード 1301 綴じ穴 1302 離型紙 1303 第1収納部の透明紙 1304 第2収納部の透明紙 1307 第3収納部の透明紙 1313 第4収納部の透明紙 1305 基盤紙表面 1306 基盤紙裏面 1309 第1収納部の固定部 1311 第2収納部の固定部 1308 第3収納部の固定部 1314 第4収納部の固定部 1318 第1収納部の切り抜き穴 1317 第2収納部の切り抜き穴 1310 記号 1316 表のページ番号 1315 裏のページ番号 1350 入力用メモカードA 1351 入力用メモカードB 1320 入力用メモカードC 1321 認識事項 2000 登録用紙 2001 基板紙 2002 透明紙 2003 固定部 2004 第1格納部の透明紙 2005 第2格納部の固定部 2006 切り抜き穴 2007 記号 2008 入力用メモカード 2009 通常名刺のID 2010 通常のキャリアシート 6100 ID=12340000に属する会員項目グ
ループ 6101 ID=12340001に属する準会員項目
グループ 6102 ID=1234.002に属する準会員項目
グループ 6300 ID=00000000に属する項目グルー
プ 6400 個人番号=2311に属する個人項目グルー
プ 6401 個人番号=2312に属する個人項目グルー
プ 6200 ID=35810000に属する会員項目グ
ループ 6201 ID=35810001に属する準会員項目
グループ 6202 ID=35810002に属する準会員項目
グループ 7000 印刷シール方式の磁気カードの切り欠け部 7001 印刷シール 7002 磁気カードのID(カード認識情報) 7003 有効期限 7004 白紙シール 7005 名刺交換日
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 個人情報個別管理方式及びそれに用
いる情報カードホルダ及び情報カード登録用紙
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項33
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0365
【補正方法】変更
【補正内容】
【0365】以上、説明した伝言処理では、名刺交換を
介して同一IDを正会員と準会員とで共有していること
が基礎となっている。一般に企業におけるファクシミリ
装置は複数の社員で共用しており、従来はあて先の社員
のみに対する機密文書は予め、該社員に電話してファク
シミリ装置の側に待機してもらい、ファクシミリ出力文
書が他の社員の目に触れる前に取得させる必要があった
が、本発明を実施すれば伝言預かり通知は預かっている
旨の固定分のみであて先人がセンタにアクセスしてID
と暗唱番号(IC−IN,MC−IN)を入力して伝言
本文を取り出すので機密が守られ、かつ事前の電話も必
要ない。また、本実施例では、ファクシミリ装置による
伝言を説明したが、図3の32を音声メール装置におき
かえれば、容易に機密音声伝言を実現できる。また、本
実施例では、機密ファクシミリ伝言預かり通知をセンタ
から伝言宛先人に対しファクシミリにより実行している
が、これに代わるものとして、伝言発信人がセンタに機
密ファクシミリ伝言を登録後、直接、伝言宛先人または
伝言宛先人が不在の場合は伝言宛先人に連絡できる他の
人に対し、電話またはファクシミリにより伝言宛先人氏
名、受信ID及び必要により発信IDと共に機密ファク
シミリ伝言をセンタから取り出してもらいたい旨を通知
する方式も考えられる。いづれの機密ファクシミリ伝言
預かり通知方法においても、伝言内容の機密性は保持さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百目鬼 重則 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小泉 慶治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 森島 正彦 宮城県仙台市太白区郡山6丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 山口 保成 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社ナ カヨ通信機内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ登録されている正会員に関する会
    員関連情報及び正会員として登録されていない準会員に
    関する準会員関連情報を管理するセンタ会員情報ファイ
    ルと、記憶手段を有する会員カードを持つ正会員間及び
    正会員とセンタに正会員として登録されていない準会員
    間のデータの処理、検索を行う中央処理装置と、会員の
    個人情報の授受を行う伝送手段及び端末装置とを含むセ
    ンタと会員間における情報カードの交換を行う際の個人
    情報個別管理方式において、 該正会員間及び該正会員と該準会員間の情報カードの交
    換の際に、該正会員に関する情報を有する第1の情報カ
    ードを用いて、相手と情報カードの交換により相手から
    第2の情報カードを取得し、 該第1の情報カードを渡した相手が、正会員か準会員か
    を該第2のカードの正会員・準会員識別情報より識別
    し、 該第1の情報カードの情報に該第2の情報カードの情報
    を付与した情報を該正会員から該センタに該伝送手段を
    介して送信し、 該センタは、該正会員から送信された該第1の情報カー
    ドの情報に該第2の情報カードの情報を付与した情報に
    基づいて該正会員に対応する該センタ会員情報ファイル
    を更新し、 該正会員または、準会員の必要に応じて、該センタは該
    正会員の更新された該センタ会員情報ファイルを該伝送
    手段を介して、該正会員または、準会員の該端末装置に
    送信し、 該正会員の端末装置は、該センタで更新された情報によ
    り、該センタ会員情報ファイルの内容の一部または、全
    部を記憶している該会員カードの内容を更新することを
    特徴とする個人情報個別管理方式。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報カードは媒体の表面に印
    刷される表記情報として会員の種別を識別するための会
    員識別情報と、カード毎に一意の番号とするカード識別
    情報と、 該媒体に記録される非表記情報として該カード識別情
    報、該会員識別情報に対応する暗証番号情報、及び電話
    番号とを有し、相手から受け取った前記第2の情報カー
    ドと共に保持する請求項1記載の個人情報個別管理方
    式。
  3. 【請求項3】 前記媒体として、シールを用い、前記カ
    ード識別情報をシールに記録し、該シールを前記第1の
    情報カードに仮貼付し、 前記第1の情報カードを相手に渡す際に、該シールを予
    め剥離して、相手から取得した前記第2の情報カード
    に、剥離してあった該シールを貼付することを特徴とす
    る請求項2記載の個人情報個別管理方式。
  4. 【請求項4】 前記媒体としてシールを用い、前記カー
    ド識別情報をシールに印刷し、該シールを前記さい1の
    情報カードに仮貼付し、前記第1の情報カードを相手に
    渡す際に該シールを予め剥離して相手から取得した前記
    第2の情報カードに剥離してあった該シールを貼付し、
    かつ該シールに前記第2の情報カードに関する情報を記
    入することを特徴とする請求項2記載の個人情報個別管
    理方式。
  5. 【請求項5】 前記カード識別情報を表面に印刷すると
    共に、前記カード識別情報をシールに記録し、該シール
    が仮貼付されている前記第1の情報カードにおいて該シ
    ールを予め剥離し、前記第1の情報カードを相手に渡
    し、相手から取得した第2の情報カードに該シールを貼
    付し、前記第2の情報カードに貼付してあるシール内の
    前記非表記情報をリーダにより読み出して 前記第2の
    情報カードの表記人電話番号を自動ダイヤルして接続す
    る請求項2記載の個人情報個別管理方式。
  6. 【請求項6】 前記媒体は、前記カード識別情報が表面
    に印刷及び記録され、さらに裏面に接着手段を有するシ
    ール代行カードを含む請求項2記載の個人情報個別管理
    方式。
  7. 【請求項7】 前記第1の情報カードの裏面を離型紙化
    処理した平滑面とし、前記シール代行カードの裏面と該
    第1の情報カード裏面を接着させ、前記シール代行カー
    ドと前記第1の情報カードを合体させて保管し、情報カ
    ード交換時に、前記第1の情報カードを前記シール代行
    カードより剥離して相手に渡し、相手から入手した前記
    第2の情報カードの裏面を前記シール代行カードの裏面
    に接着する請求項6記載の個人情報個別管理方式。
  8. 【請求項8】 前記カード識別情報が各々同じ前記第1
    の情報カードと前記シール代行カードを対応させて保持
    し、前記第1の情報カードを相手に渡す際に前記シール
    代行カードを渡さずに保管し、相手から取得した前記第
    2の情報カードに前記シール代行カードを貼付して保存
    する請求項2記載の個人情報個別管理方式。
  9. 【請求項9】 前記第1の情報カードに前記カード識別
    情報を印刷すると共に、前記カード識別情報を記録して
    おき、前記情報カード交換時に相手から取得した前記第
    2の情報カードに、前記第1の情報カードに印刷されて
    いる前記カード識別情報を転記する請求項1記載の個人
    情報個別管理方式。
  10. 【請求項10】 カード識別情報と表記人電話番号が印
    刷され、かつ記録されている前記第1の情報カード内の
    表記人電話番号を読み取り、前記第1の情報カードの表
    記人電話番号を自動ダイヤルして接続する請求項1記載
    の個人情報個別管理方式。
  11. 【請求項11】 前記情報カード交換時に、前記正会員
    は相手から取得した前記第2の情報カードに対して、親
    密度や関心度に基づいて該相手に提供する情報の範囲を
    決定するためのクラス値を設定し、該クラス値を該相手
    の準会員関連情報の一部として位置付けし、前記センタ
    会員情報ファイルに登録し、相手から会員関連情報の入
    手要望があった場合、前記センタ会員情報ファイル内の
    該相手の準会員関連情報内の該クラス値により、該相手
    に提供する会員関連情報を表記情報のみとするか、表記
    情報と非表記情報とするか、または、これらの情報のう
    ちの1部とするかの判断を行う請求項1記載の個人情報
    個別管理方式。
  12. 【請求項12】 前記正会員の前記端末装置から前記準
    会員関連情報を前記センタに送付する場合に、予め該当
    する情報カードのカード識別情報のみを前記端末装置か
    ら前記センタに通信回線を介して送付し、前記センタの
    前記センタ会員情報ファイルに該カード識別情報を登録
    しておき、前記正会員の前記端末装置と前記センタを接
    続して、前記第2の情報カードの内容を前記センタに送
    付し、予め前記センタ会員情報ファイルに登録してある
    該カード識別情報と前記会員の前記端末装置から受信し
    たカード識別情報が一致する場合のみ、前記センタは前
    記第2の情報カードの準会員関連情報を前記センタ会員
    情報ファイルに登録する請求項1記載の個人情報個別管
    理方式。
  13. 【請求項13】 前記正会員の前記端末装置から前記準
    会員関連情報を前記センタに送付する場合に、前記正会
    員の前記端末装置と前記センタを接続して前記情報カー
    ドの内容を前記センタに送付すると共に、前記情報カー
    ドの内容を前記端末装置により音声で読み上げてこれを
    前記センタ内の音声記憶装置に記憶させておき、前記セ
    ンタは、前記情報カードの準会員関連情報を前記センタ
    会員情報ファイルに登録する際に、音声記憶装置内に記
    憶してある前記情報カード内容を音声で聴取して登録処
    理に利用する請求項12記載の個人個別情報管理方式。
  14. 【請求項14】 前記情報カード毎に、予め仮暗証番号
    を定め、前記センタ会員情報ファイルに準会員関連情報
    の一部として登録すると共に、前記情報カードに印刷
    し、前記情報カードの表面を隠蔽膜で隠蔽し、該仮暗証
    番号を表面から認識不可能とした前記情報カードを取得
    した準会員が表記人の会員関連情報の取得を望む際に、
    前記端末装置から前記センタに接続し、該隠蔽膜を除去
    して内部の該仮暗証番号を認識して該仮暗証番号を前記
    端末装置より入力し、前記センタが前記センタ会員情報
    ファイルの仮暗証番号と等しいことをチェックし、前記
    センタ会員情報ファイルの仮暗証番号と等しければ、本
    暗証番号を入力することにより、前記センタは前記セン
    タ会員情報ファイルの該仮暗証番号を該本暗証番号に書
    き換える請求項1記載の個人情報個別管理方式。
  15. 【請求項15】 前記情報カードの前記仮暗証番号から
    前記本暗証番号への書き換えのための条件として、準会
    員が相手から受け取った情報カードと引換えで、相手に
    渡した情報カードの表記人電話番号及び情報カード交換
    日の端末から入力されたものと、前記センタ会員情報フ
    ァイル内の前記情報カードに関する準会員関連情報の一
    部として予め登録されている表記人電話番号及び情報カ
    ード交換日との一致をチェックする請求項14記載の個
    人情報個別管理方式。
  16. 【請求項16】 前記端末装置から前記センタ会員情報
    ファイルにアクセスする毎に、前記センタ側は、更新さ
    れた前記センタ会員情報ファイルに属する前記会員関連
    情報と、前記準会員関連情報を通信回線を介して、前記
    会員カード内の記憶手段にダウンロードする請求項1記
    載の個人情報個別管理方式。
  17. 【請求項17】 前記会員カード内の前記記憶手段に暗
    号キーを設け、前記端末装置に暗号化復号化機能を設
    け、前記センタに暗号化復号化機能を具備し、前記端末
    装置と前記センタ間の情報送信において暗号化伝送及び
    暗号化・復号化処理を行う請求項1記載の個人情報個別
    管理方式。
  18. 【請求項18】 前記センタ会員情報ファイルの会員関
    連情報と準会員関連情報を前記センタに通信回線で結合
    されている外部センタから更新して前記センタ会員情報
    ファイルの最新の状態を維持する請求項1記載の個人情
    報個別管理方式。
  19. 【請求項19】 前記準会員は、任意の通信手段により
    前記センタに接続し、前記情報カードの前記本暗証番号
    と前記カード識別情報を入力し、前記センタは前記準会
    員に対して非音声信号により前記会員関連情報を送出す
    る請求項1記載の個人情報個別管理方式。
  20. 【請求項20】 前記準会員は、任意の通信手段により
    前記センタに接続し、前記情報カードの前記本暗証番号
    と前記カード識別情報を入力し、前記センタは、前記準
    会員に対して、音声により前記会員関連情報を送出する
    請求項1記載の個人情報個別管理方式。
  21. 【請求項21】 前記センタの前記センタ会員情報ファ
    イルの会員関連情報及び準会員関連情報の一部として、
    予め会員によりダイレクトメールの要否、希望分野叉は
    各種挨拶状の要否を登録しておき、前記センタから前記
    会員又は前記準会員に対してダイレクトメール又は各種
    挨拶情報を送付する請求項1記載の個人情報個別管理方
    式。
  22. 【請求項22】 前記センタの前記センタ会員情報ファ
    イルの準会員関連情報の一部として、各種暗号を登録し
    ておき、前記端末装置より入力された該暗号に合致した
    情報を前記センタから前記会員または前記準会員に送付
    する請求項1記載の個人情報個別管理方式。
  23. 【請求項23】 前記センタ会員情報ファイルの中で前
    記正会員が所有する前記第2の情報カードに対応する前
    記情報提供回数の限度の回数を前記正会員が前記端末装
    置より前記伝送手段を介して設定する請求項1記載の個
    人情報個別管理方式。
  24. 【請求項24】 前記正会員の会員関連情報を前記会員
    側端末より取得した正会員又は準会員を特定する前記カ
    ード識別情報及び該正会員または、該準会員による前記
    正会員関連情報の取得回数を前記センタから前記正会員
    のみに提供する請求項1記載の個人情報個別管理方式。
  25. 【請求項25】 会員と会員、または、会員と非会員の
    間で情報カードの交換を行なった際に、会員が相手より
    受け取った情報カードと自分が相手に渡した情報カード
    のカード識別情報を1対1対応で保持するための接着型
    のカードを相手より受け取ったカードと併せて保存する
    ことを特徴とする個人情報個別管理方式に用いる情報カ
    ードホルダ。
  26. 【請求項26】 会員と会員または、会員と非会員の間
    で情報カードの交換を行なった際に、会員が相手より受
    け取った情報カードと自分が相手に渡した情報カードの
    カード識別情報を1対1対応で保持するための接着型の
    シールを相手より受け取ったカードと併せて保存するこ
    とを特徴とする個人情報個別管理方式に用いる情報カー
    ドホルダ。
  27. 【請求項27】 表面及び裏面を平滑面として離型紙化
    処理したベース紙の片面または両面上に、表面及び裏面
    を平滑面として離型紙化処理した中間紙を重ね、更に中
    間紙の上に透明紙を重ねて、該中間紙と該透明紙を相手
    より受け取った情報カード及び相手に渡した情報カード
    の識別情報を有する裏面に接着手段を有する接着型シー
    ル代行カードの出し入れ部分を除いて該ベース紙の周辺
    部を固着させて上下2層のカード収納部を形成し、かつ
    接着型シール代行カードのみを下層の該収納部に収納し
    た場合、該透明紙を介して、該収納部内の該接着型シー
    ル代行カード上の認識事項を視認できる切り抜き穴を該
    中間紙に設け、情報カードを上層の該収納部へ、接着型
    シール代行カードを下層の該収納部へ収納する請求項2
    5記載の個人情報個別管理方式に用いる情報カードホル
    ダ。
  28. 【請求項28】 表面及び裏面を平滑面として離型紙化
    処理したベース紙の片面または両面上に透明紙を重ねて
    該透明紙を情報カード及び接着型シール代行カードの出
    し入れ部分を除いて該ベース紙の周辺部に固着させてカ
    ード収納部を形成して情報カード及び接着型シール代行
    カードを該カード収納部に収納する請求項25記載の個
    人情報個別管理方式に用いる情報カードホルダ。
  29. 【請求項29】 該相手より受け取った情報カードまた
    は、自らの情報をファクシミリ装置を用いてセンタの会
    員ファイルに登録する際に、該情報カード及びその他登
    録に必要な事項が記入されたカードを任意の位置にセッ
    トする個人情報個別管理方式に用いる情報カード登録用
    紙。
  30. 【請求項30】 予めファクシミリ入力できる用紙のベ
    ース紙の表面に該ベース紙自体を識別できる情報を予め
    印刷しておき、該ベース紙の表面を透明紙で覆ってポケ
    ット状の収納部を1個以上設け、該ベース紙の表面と裏
    面及び収納部の透明紙の収納部外部側の面は、平滑面で
    なく、微少突起を有する摩擦係数の大きい粗い面を有す
    る該収納部に、情報カードと該情報カードの関連情報を
    記入した入力用メモカードと、シール代行カードの裏面
    に第2の情報カードの裏面を接着した接着済情報カード
    と前記シール代行カード裏面に入力用メモカードの裏面
    を接着した接着済入力用メモカードのうちのいずれかを
    収納する請求項29記載の個人情報個別管理方式に用い
    る情報カード登録用紙。
  31. 【請求項31】 キャリアシートの透明紙の外側表面及
    びキャリアシートのベース紙の外側表面を微少突起を有
    する摩擦係数の大きな粗い面として、キャリアシートの
    ベース紙の透明紙側の表面を透明紙で覆ってポケット状
    の収納部を1個以上設け、これら収納部に第2の情報カ
    ードと該第2の情報カードに関する情報を記入した入力
    用メモカードと、該シール代行カードの裏面に該第2の
    情報カードの裏面を接着した接着済情報カードと、シー
    ル代行カードの裏面に該入力用メモカードの裏面を接着
    した接着済み入力用メモリカードのうちいずれかを収納
    する請求項29記載の個人情報個別管理方式に用いる情
    報カード登録用紙。
  32. 【請求項32】 予めファクシミリ入力できる用紙の表
    面と裏面に該用紙自体を識別できる情報と、該用紙の表
    面と裏面が識別できる情報を予め印刷しておき、且つ該
    用紙の基板紙の一部分に切り抜き穴を設け、該切り抜き
    穴を該切り抜き穴よりも大きい透明紙で覆い、該透明紙
    と該基板紙の間に、格納部を設け、前記第2の情報カー
    ドと前記シール代行カードを接着した接着済カードを前
    記第2の情報カードが該透明紙と接するように該格納部
    に格納して該基板紙の該格納部が設置されていない面の
    該切り抜き穴より該シール代行カードに印刷されている
    前記カード識別情報の認識事項の確認を可能にした該基
    板紙、及び該接着カードの関連情報を記入した入力用メ
    モカードにより該用紙を構成して該用紙を前記正会員側
    のファクシミリ装置より前記センタに送付する請求項2
    9記載の個人情報個別管理方式に用いる情報カード登録
    用紙。
  33. 【請求項33】 前記第1の情報カードの授受におい
    て、第1の情報カードを交付した正会員と該第1の情報
    カードを取得した準会員との間の伝言の伝達において、
    センタに伝言を記憶する伝言ボックスファイルを設け、
    伝言発信者が正会員である場合は自己の会員カードのカ
    ード識別情報と暗証番号を端末から入力して前記センタ
    がセンタ会員情報ファイルの暗証番号と入力された該暗
    証番号が等しいことをチェックした後、該カード識別情
    報を発信IDとしてさらに伝言受信者に渡した該第1の
    情報カードのカード識別情報を受信IDとして伝言内容
    に付加して該伝言ボックスファイルに登録し、伝言発信
    者が準会員である場合は、該会員から取得した該第1の
    情報カードのカード識別情報と暗証番号を端末から入力
    して前記センタが前記センタ会員情報ファイルの暗証番
    号と入力された該暗証番号が等しいことをチェックした
    後、該カード識別情報を発信IDとして、更に伝言受信
    者の正会員の会員カードのカード識別情報を受信IDと
    して伝言内容に付加して該伝言ボックスファイルに登録
    し、前記センタから伝言受信者に対し、発信IDと受信
    者名と、受信IDを付加して伝言の預かり通知をして、
    伝言受信者は、該通知を見て、受信IDと受信IDに対
    応する暗証番号を入力して、前記センタが前記センタ会
    員情報ファイルの暗証番号と入力された該暗証番号が等
    しいことをチェックした後、前記センタから自己宛の伝
    言内容を該伝言ボックスルファイルから取り出すことに
    より、第3者に対し伝言内容を機密化することを特徴と
    する請求項2記載の個人情報個別管理方式。
JP2556693A 1992-09-07 1993-02-15 個人情報個別管理方式及びそれに用いる情報カードホルダ及び情報カード登録用紙 Pending JPH06131363A (ja)

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JP4-238688 1992-09-07
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11191127A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Sony Corp 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体
JP2001290818A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Indigo Corp 名刺情報の管理方法及び管理システム、名刺情報の入力支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20010100686A (ko) * 2000-05-04 2001-11-14 고명주 무선인터넷폰과 전자 메일을 통한 디지털 명함 서비스활용방안
JP2008252624A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Denso Corp 車両用通信システム及び車載器

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