JPH06129913A - 耐火物表面の温度測定方法および耐火物表面の温度測定用熱電対 - Google Patents
耐火物表面の温度測定方法および耐火物表面の温度測定用熱電対Info
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- JPH06129913A JPH06129913A JP4278350A JP27835092A JPH06129913A JP H06129913 A JPH06129913 A JP H06129913A JP 4278350 A JP4278350 A JP 4278350A JP 27835092 A JP27835092 A JP 27835092A JP H06129913 A JPH06129913 A JP H06129913A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 固定用孔または／および固定用切り欠きを複
数個設けた金属パッドをシース熱電対の先端部に装着し
たシース熱電対を用い、金属パッドと耐火物表面との間
に耐火物充填剤を介在させ、さらに金属パッドを前記固
定用孔または固定用切り欠き利用して機械的に耐火物表
面に密着固定し、その後金属パッドを耐火物粉末で被覆
して測温する。 【効果】 耐火物表面温度の、測温誤差の小さい温度測
定が可能である。
数個設けた金属パッドをシース熱電対の先端部に装着し
たシース熱電対を用い、金属パッドと耐火物表面との間
に耐火物充填剤を介在させ、さらに金属パッドを前記固
定用孔または固定用切り欠き利用して機械的に耐火物表
面に密着固定し、その後金属パッドを耐火物粉末で被覆
して測温する。 【効果】 耐火物表面温度の、測温誤差の小さい温度測
定が可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、定形や不定形の耐火物
表面の温度測定方法および耐火物表面の温度測定用熱電
対に関するものである。
表面の温度測定方法および耐火物表面の温度測定用熱電
対に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、耐火物の乾燥昇熱において、生産
性向上、爆裂防止、省エネルギー、品質向上の観点から
緻密な乾燥昇熱ヒートパターンが要求されている。この
緻密な乾燥昇熱ヒートパターンを制御したり、検証する
ためには、耐火物表面の測温誤差の小さい連続測温が必
要である。耐火物の連続測温はシース熱電対による接触
式の測温方法が効果的である。しかし、従来のシース熱
電対による耐火物の表面の測温方法は、シース熱電対先
端の耐火物表面への密着度合いにばらつきが出やすく、
測温誤差が大きかった。
性向上、爆裂防止、省エネルギー、品質向上の観点から
緻密な乾燥昇熱ヒートパターンが要求されている。この
緻密な乾燥昇熱ヒートパターンを制御したり、検証する
ためには、耐火物表面の測温誤差の小さい連続測温が必
要である。耐火物の連続測温はシース熱電対による接触
式の測温方法が効果的である。しかし、従来のシース熱
電対による耐火物の表面の測温方法は、シース熱電対先
端の耐火物表面への密着度合いにばらつきが出やすく、
測温誤差が大きかった。
【０００３】すなわち、金属表面の測温は、シース熱電
対の先端が金属表面に密着するようにシース熱電対の先
端部を固定用の金属線や金属平帯で押さえ、それらの両
端を金属表面に溶接してシース熱電対の先端を金属表面
に固定して測温する方法、また管の表面温度の測温で
は、実開昭55-30877号公報に開示してあるようにＵ字状
の金具で熱電対を管表面に固定して測温する方法等で可
能であるが、耐火物表面の測温は、金属表面の測温と異
なり、シース熱電対を溶接で耐火物表面に固定すること
ができず、耐火物表面へのシース熱電対の固定方法、密
着度合に問題があった。
対の先端が金属表面に密着するようにシース熱電対の先
端部を固定用の金属線や金属平帯で押さえ、それらの両
端を金属表面に溶接してシース熱電対の先端を金属表面
に固定して測温する方法、また管の表面温度の測温で
は、実開昭55-30877号公報に開示してあるようにＵ字状
の金具で熱電対を管表面に固定して測温する方法等で可
能であるが、耐火物表面の測温は、金属表面の測温と異
なり、シース熱電対を溶接で耐火物表面に固定すること
ができず、耐火物表面へのシース熱電対の固定方法、密
着度合に問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の定形耐火物や不
定形耐火物の表面の温度測定方法は、図10に示すよう
に、シース熱電対１を耐火物表面３に沿って這わせ、シ
ース熱電対の先端10から所定の長さ離れた所を粘土等の
パテ15で固定して測温していた。この方法ではシース熱
電対温接点部の耐火物表面３への密着度合いＨにばらつ
きが出やすく、測温誤差を生じやすい。
定形耐火物の表面の温度測定方法は、図10に示すよう
に、シース熱電対１を耐火物表面３に沿って這わせ、シ
ース熱電対の先端10から所定の長さ離れた所を粘土等の
パテ15で固定して測温していた。この方法ではシース熱
電対温接点部の耐火物表面３への密着度合いＨにばらつ
きが出やすく、測温誤差を生じやすい。
【０００５】また、被測温物とシース熱電対との密着度
合を高めるために、シース熱電対の先端部に金属パッド
を装着したシース熱電対が、昭和44年 実用新案登録願
第122671号に開示されているが、このシース熱電対
は、金属パッドにコの字形の凹所を形成し、この凹所に
シース熱電対に嵌合したスリーブを溶接し、シース熱電
対を金属パッドに固定しているため、溶接熱歪みによっ
て金属パッドが変形し、耐火物表面への密着度合いにば
らつきが出やすく測温誤差を生じる問題がある。また、
溶接肉盛りの大小により、前記スリーブと金属パッド間
の熱伝導にばらつきが出て測温誤差を生じることがあ
る。さらに、この金属パッドを装着したシース熱電対に
おいても、耐火物表面への適当な固定方法はない。
合を高めるために、シース熱電対の先端部に金属パッド
を装着したシース熱電対が、昭和44年 実用新案登録願
第122671号に開示されているが、このシース熱電対
は、金属パッドにコの字形の凹所を形成し、この凹所に
シース熱電対に嵌合したスリーブを溶接し、シース熱電
対を金属パッドに固定しているため、溶接熱歪みによっ
て金属パッドが変形し、耐火物表面への密着度合いにば
らつきが出やすく測温誤差を生じる問題がある。また、
溶接肉盛りの大小により、前記スリーブと金属パッド間
の熱伝導にばらつきが出て測温誤差を生じることがあ
る。さらに、この金属パッドを装着したシース熱電対に
おいても、耐火物表面への適当な固定方法はない。
【０００６】測温においては、耐火物表面は一般に粗く
平滑でないため、金属パッドを直接耐火物表面に密着さ
せると、これらの間に空洞（空気層）ができる。この空
洞の熱伝導率は固体の熱伝導率よりも遙に小さいことは
周知の通りである。したがって、空洞の大小により金属
パッドと耐火物表面との間の熱伝導性にばらつきが生
じ、耐火物表面の測温に誤差が生じる。さらに、放射熱
の授受量は、固体表面の放射率の大小によって大きく左
右されることは周知である。したかって、金属パッドと
耐火物の放射率の違いによっても耐火物表面の測温に誤
差が生じる。
平滑でないため、金属パッドを直接耐火物表面に密着さ
せると、これらの間に空洞（空気層）ができる。この空
洞の熱伝導率は固体の熱伝導率よりも遙に小さいことは
周知の通りである。したがって、空洞の大小により金属
パッドと耐火物表面との間の熱伝導性にばらつきが生
じ、耐火物表面の測温に誤差が生じる。さらに、放射熱
の授受量は、固体表面の放射率の大小によって大きく左
右されることは周知である。したかって、金属パッドと
耐火物の放射率の違いによっても耐火物表面の測温に誤
差が生じる。
【０００７】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、シース熱電対の先端部に金属パッドを
装着したシース熱電対を用い、金属パッドと耐火物表面
との密着度合いを高め、さらに金属パッドを機械的に耐
火物表面に固定し、その後金属パッドを耐火物粉末で被
覆することによって、測温誤差の生じない耐火物表面の
温度測定方法を提供することを目的とする。また、金属
パッドに固定用孔もしくは固定用切り欠きを複数個設け
ることによって、金属パッドを機械的に耐火物表面に固
定できる耐火物表面の温度測定用熱電対を提供すること
を目的とする。
なされたもので、シース熱電対の先端部に金属パッドを
装着したシース熱電対を用い、金属パッドと耐火物表面
との密着度合いを高め、さらに金属パッドを機械的に耐
火物表面に固定し、その後金属パッドを耐火物粉末で被
覆することによって、測温誤差の生じない耐火物表面の
温度測定方法を提供することを目的とする。また、金属
パッドに固定用孔もしくは固定用切り欠きを複数個設け
ることによって、金属パッドを機械的に耐火物表面に固
定できる耐火物表面の温度測定用熱電対を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１発明は、耐火物表面
の温度測定において、シース熱電対の先端部に金属パッ
ドを装着したシース熱電対を用い、前記金属パッドと耐
火物表面との間に耐火物充填剤を介在させて金属パッド
を耐火物表面に密着固定して測温する耐火物表面の温度
測定方法である。
の温度測定において、シース熱電対の先端部に金属パッ
ドを装着したシース熱電対を用い、前記金属パッドと耐
火物表面との間に耐火物充填剤を介在させて金属パッド
を耐火物表面に密着固定して測温する耐火物表面の温度
測定方法である。
【０００９】第２発明は、耐火物表面の温度測定におい
て、シース熱電対の先端部に金属パッドを装着したシー
ス熱電対を用い、事前に表面を平滑に仕上げた耐火物の
表面に前記金属パッドを固定金具で密着固定して測温す
る耐火物表面の温度測定方法である。
て、シース熱電対の先端部に金属パッドを装着したシー
ス熱電対を用い、事前に表面を平滑に仕上げた耐火物の
表面に前記金属パッドを固定金具で密着固定して測温す
る耐火物表面の温度測定方法である。
【００１０】第３発明は、耐火物表面の温度測定におい
て、シース熱電対の先端部に金属パッドを装着したシー
ス熱電対を用い、前記金属パッドと耐火物表面との間に
耐火物充填剤を介在させ、かつ固定金具で金属パッドを
耐火物表面に密着固定して測温する耐火物表面の温度測
定方法である。
て、シース熱電対の先端部に金属パッドを装着したシー
ス熱電対を用い、前記金属パッドと耐火物表面との間に
耐火物充填剤を介在させ、かつ固定金具で金属パッドを
耐火物表面に密着固定して測温する耐火物表面の温度測
定方法である。
【００１１】第４発明は、耐火物表面の温度測定におい
て、シース熱電対の先端部に金属パッドを装着したシー
ス熱電対を用い、前記金属パッドを耐火物表面に密着固
定した後、金属パッドの表面を耐火物と同じ成分の耐火
粉末で被覆して測温する請求項１、２または３記載の耐
火物表面の温度測定方法である。
て、シース熱電対の先端部に金属パッドを装着したシー
ス熱電対を用い、前記金属パッドを耐火物表面に密着固
定した後、金属パッドの表面を耐火物と同じ成分の耐火
粉末で被覆して測温する請求項１、２または３記載の耐
火物表面の温度測定方法である。
【００１２】第５発明は、金属パッドの厚みおよび幅方
向中央部から金属パッドの中心部までシース熱電対を嵌
挿する穴を設け、この穴の端までシース熱電対の先端を
嵌挿し、金属パッド穴入口部でシース熱電対を金属パッ
ドにかしめ固定した耐火物表面の温度測定用熱電対であ
る。
向中央部から金属パッドの中心部までシース熱電対を嵌
挿する穴を設け、この穴の端までシース熱電対の先端を
嵌挿し、金属パッド穴入口部でシース熱電対を金属パッ
ドにかしめ固定した耐火物表面の温度測定用熱電対であ
る。
【００１３】第６発明は、金属パッドの厚みおよび幅方
向中央部から金属パッドの中心部までシース熱電対を嵌
挿する穴を設け、この穴の端までシース熱電対の先端を
嵌挿し、さらにこのシース熱電対の外周に金属短管を嵌
合し、この金属短管の一端でシース熱電対を金属短管に
かしめ固定し、さらに金属短管の他端を金属パッドに溶
接固定して、シース熱電対を金属パッドに固定した耐火
物表面の温度測定用熱電対である。
向中央部から金属パッドの中心部までシース熱電対を嵌
挿する穴を設け、この穴の端までシース熱電対の先端を
嵌挿し、さらにこのシース熱電対の外周に金属短管を嵌
合し、この金属短管の一端でシース熱電対を金属短管に
かしめ固定し、さらに金属短管の他端を金属パッドに溶
接固定して、シース熱電対を金属パッドに固定した耐火
物表面の温度測定用熱電対である。
【００１４】第７発明は、金属パッドに固定用孔もしく
は固定用切り欠きまたは固定用孔と固定用切り欠きを複
数個設けた請求項５または６記載の耐火物表面の温度測
定用熱電対である。
は固定用切り欠きまたは固定用孔と固定用切り欠きを複
数個設けた請求項５または６記載の耐火物表面の温度測
定用熱電対である。
【００１５】
【作用】以下に、本発明を詳細に説明する。耐火物表面
は一般に粗く平滑でないため、金属パッドを直接耐火物
表面に密着させると、これらの間に空洞（空気層）がで
きる。これを防止するために、図１に示すように、金属
パッド２と耐火物表面３との間の空洞または隙間に接着
機能を有する耐火物充填剤８を充填して、金属パッド２
を耐火物表面３に密着固定する。このことによって、金
属パッドと耐火物表面との間の熱伝導性のばらつきを小
さくして、耐火物表面の温度を金属パッドに反映し易く
し、測温誤差を小さくすることができる。
は一般に粗く平滑でないため、金属パッドを直接耐火物
表面に密着させると、これらの間に空洞（空気層）がで
きる。これを防止するために、図１に示すように、金属
パッド２と耐火物表面３との間の空洞または隙間に接着
機能を有する耐火物充填剤８を充填して、金属パッド２
を耐火物表面３に密着固定する。このことによって、金
属パッドと耐火物表面との間の熱伝導性のばらつきを小
さくして、耐火物表面の温度を金属パッドに反映し易く
し、測温誤差を小さくすることができる。
【００１６】耐火物の表面を平滑に仕上げた面に金属パ
ッドを固定金具で密着固定することによって、前記の接
着機能を有する耐火物充填剤を使用することなく金属パ
ッドと耐火物表面との密着度合いを高めることができ
る。図２は固定金具６を固定金具取付け穴５に固定し
て、表面を平滑に仕上げた耐火物表面３に金属パッド２
を固定金具６で密着固定した図である。このことによっ
て、金属パッドと耐火物表面との間の熱伝導性のばらつ
きを小さくして、耐火物表面の温度を金属パッドに反映
し易くし、測温誤差を小さくすることができる。
ッドを固定金具で密着固定することによって、前記の接
着機能を有する耐火物充填剤を使用することなく金属パ
ッドと耐火物表面との密着度合いを高めることができ
る。図２は固定金具６を固定金具取付け穴５に固定し
て、表面を平滑に仕上げた耐火物表面３に金属パッド２
を固定金具６で密着固定した図である。このことによっ
て、金属パッドと耐火物表面との間の熱伝導性のばらつ
きを小さくして、耐火物表面の温度を金属パッドに反映
し易くし、測温誤差を小さくすることができる。
【００１７】また、図３に示すように、金属パッド２と
耐火物表面３との間に接着機能を有する耐火物充填剤８
を充填することによって、金属パッド２と耐火物表面３
との密着度合いを高めて、金属パッドを耐火物表面に固
定するとともに、さらに固定金具６で金属パッド２を耐
火物表面３に固定することによって、金属パッドと耐火
物表面との間の熱伝導性のばらつきを小さくして、耐火
物表面の温度を金属パッドに反映し易くし、測温誤差を
小さくすることができる。また、耐火物充填剤を使用す
ることによって、耐火物の表面を平滑に仕上げる必要が
なくなる。
耐火物表面３との間に接着機能を有する耐火物充填剤８
を充填することによって、金属パッド２と耐火物表面３
との密着度合いを高めて、金属パッドを耐火物表面に固
定するとともに、さらに固定金具６で金属パッド２を耐
火物表面３に固定することによって、金属パッドと耐火
物表面との間の熱伝導性のばらつきを小さくして、耐火
物表面の温度を金属パッドに反映し易くし、測温誤差を
小さくすることができる。また、耐火物充填剤を使用す
ることによって、耐火物の表面を平滑に仕上げる必要が
なくなる。
【００１８】さらに、図１、２、３に示すように、金属
パッド２を耐火物表面３に密着固定した後、金属パッド
２の表面を耐火物と同じ成分の耐火物粉末７で被覆する
ことによって、金属パッドの素地の放射率を耐火物表面
の放射率に合わせて、放射率の差による温度的影響を少
なくし、耐火物表面の温度を金属パッドに反映し易く
し、かつ測温誤差を小さくすることができる。
パッド２を耐火物表面３に密着固定した後、金属パッド
２の表面を耐火物と同じ成分の耐火物粉末７で被覆する
ことによって、金属パッドの素地の放射率を耐火物表面
の放射率に合わせて、放射率の差による温度的影響を少
なくし、耐火物表面の温度を金属パッドに反映し易く
し、かつ測温誤差を小さくすることができる。
【００１９】図４および５は本発明に係わる耐火物表面
の温度測定用熱電対を示しており、図４は金属パッド２
の厚みおよび幅方向中央部から金属パッド２の中心部ま
でシース熱電対１を嵌挿する穴４を設け、この穴４の端
までシース熱電対の先端10を嵌挿し、金属パッド穴入口
部でシース熱電対１を金属パッド２にかしめ固定した耐
火物表面の温度測定用熱電対である。なお、図中13は金
属パッド穴入口部のかしめ固定部を、14は固定用切り欠
きを示す。
の温度測定用熱電対を示しており、図４は金属パッド２
の厚みおよび幅方向中央部から金属パッド２の中心部ま
でシース熱電対１を嵌挿する穴４を設け、この穴４の端
までシース熱電対の先端10を嵌挿し、金属パッド穴入口
部でシース熱電対１を金属パッド２にかしめ固定した耐
火物表面の温度測定用熱電対である。なお、図中13は金
属パッド穴入口部のかしめ固定部を、14は固定用切り欠
きを示す。
【００２０】図５は金属パッド２の厚みおよび幅方向中
央部から金属パッド２の中心部までシース熱電対１を嵌
挿する穴４を設け、この穴４の端までシース熱電対の先
端10を嵌挿し、さらにこのシース熱電対１の外周に金属
短管９を嵌合し、この金属短管の一端でシース熱電対１
を金属短管９にかしめ固定し、さらに金属短管９の他端
を金属パッド２に溶接12固定して、シース熱電対１を金
属パッド２に固定した耐火物表面の温度測定用熱電対で
ある。なお、図中13は金属短管９のかしめ固定部を、14
は固定用切り欠きを示す。
央部から金属パッド２の中心部までシース熱電対１を嵌
挿する穴４を設け、この穴４の端までシース熱電対の先
端10を嵌挿し、さらにこのシース熱電対１の外周に金属
短管９を嵌合し、この金属短管の一端でシース熱電対１
を金属短管９にかしめ固定し、さらに金属短管９の他端
を金属パッド２に溶接12固定して、シース熱電対１を金
属パッド２に固定した耐火物表面の温度測定用熱電対で
ある。なお、図中13は金属短管９のかしめ固定部を、14
は固定用切り欠きを示す。
【００２１】図４、５に示すように、シース熱電対の先
端10が金属パッド２の中央部まで耐火物表面に平行にな
るように金属パッド２に固定されているため、雰囲気温
度の影響は少なく、耐火物表面の温度を反映しやすく、
かつ測温誤差を小さくすることができる。また、図４に
示すように金属パッド２の中央部まで穴４を開け、シー
ス熱電対１を嵌挿し、金属パッド２にかしめ固定してい
るため、測温誤差を小さくすることができる。
端10が金属パッド２の中央部まで耐火物表面に平行にな
るように金属パッド２に固定されているため、雰囲気温
度の影響は少なく、耐火物表面の温度を反映しやすく、
かつ測温誤差を小さくすることができる。また、図４に
示すように金属パッド２の中央部まで穴４を開け、シー
ス熱電対１を嵌挿し、金属パッド２にかしめ固定してい
るため、測温誤差を小さくすることができる。
【００２２】図５に示すように、金属パッド２の中央部
まで穴４を開け、シース熱電対１を嵌挿し、シース熱電
対１の外周に金属短管９を嵌合し、この金属短管９の一
端でシース熱電対１を金属短管９にかしめ固定し、さら
に金属短管９の他端を金属パッド２に溶接12固定してい
るため、溶接箇所が少なくてすみ、金属パッド２の溶接
熱歪みによる変形を防止することができる。したがっ
て、金属パッドの耐火物表面への密着度合いを高めるこ
とができる。溶接固定に替えてろう付け固定も可能であ
るが、測定温度がろう軟化温度よりも高い時は、溶接固
定あるいは図４に示したかしめ固定が好ましい。なお、
金属パッドを耐火物表面に固定するときに、金属短管９
が邪魔しないように金属短管９の外径は金属パッド２の
厚みより小さくする。
まで穴４を開け、シース熱電対１を嵌挿し、シース熱電
対１の外周に金属短管９を嵌合し、この金属短管９の一
端でシース熱電対１を金属短管９にかしめ固定し、さら
に金属短管９の他端を金属パッド２に溶接12固定してい
るため、溶接箇所が少なくてすみ、金属パッド２の溶接
熱歪みによる変形を防止することができる。したがっ
て、金属パッドの耐火物表面への密着度合いを高めるこ
とができる。溶接固定に替えてろう付け固定も可能であ
るが、測定温度がろう軟化温度よりも高い時は、溶接固
定あるいは図４に示したかしめ固定が好ましい。なお、
金属パッドを耐火物表面に固定するときに、金属短管９
が邪魔しないように金属短管９の外径は金属パッド２の
厚みより小さくする。
【００２３】図４、５に示すように、金属パッド２に固
定用切り欠き14または固定用孔（図示せず）を複数個設
けることによって、これらを利用して、図６、図２、３
に示すように固定金具６で金属パッド２を耐火物表面に
機械的に固定することができる。このことによって、常
温から高温まで密着度合いを安定でき、金属パッドと耐
火物表面との間に空気層をなくすことができ、測温誤差
を小さくすることができる。
定用切り欠き14または固定用孔（図示せず）を複数個設
けることによって、これらを利用して、図６、図２、３
に示すように固定金具６で金属パッド２を耐火物表面に
機械的に固定することができる。このことによって、常
温から高温まで密着度合いを安定でき、金属パッドと耐
火物表面との間に空気層をなくすことができ、測温誤差
を小さくすることができる。
【００２４】また、固定金具６は測温後、シース熱電対
を引っ張るだけで金属パッドとともに耐火物表面から外
れることが好ましく、金属パッドが耐火物表面に残った
場合でも、溶鋼や溶銑等による耐火物の浸食を少なくす
るために、安定した固定ができる範囲内で、できるだけ
短くする。
を引っ張るだけで金属パッドとともに耐火物表面から外
れることが好ましく、金属パッドが耐火物表面に残った
場合でも、溶鋼や溶銑等による耐火物の浸食を少なくす
るために、安定した固定ができる範囲内で、できるだけ
短くする。
【００２５】金属パッドは加工精度を高くすることがで
きるため標準化しやすく、熱容量のばらつきを小さくで
きるとともに、また金属であるため熱伝導度が大きく、
かつ熱伝導率のばらつきも小さいので、耐火物表面の温
度を反映し易く測温誤差を小さくすることができる。ま
た、金属パッドは酸化雰囲気などでの劣化による測温誤
差を小さくするために、できるだけ劣化が進行しない材
質とする。
きるため標準化しやすく、熱容量のばらつきを小さくで
きるとともに、また金属であるため熱伝導度が大きく、
かつ熱伝導率のばらつきも小さいので、耐火物表面の温
度を反映し易く測温誤差を小さくすることができる。ま
た、金属パッドは酸化雰囲気などでの劣化による測温誤
差を小さくするために、できるだけ劣化が進行しない材
質とする。
【００２６】さらに金属パッドは耐火物表面の温度を反
映し易くするために、耐火物表面に安定して密着固定で
きる範囲内で、厚みはできるだけ薄く、面積もできるだ
け小さい方が好ましい。一方、シース熱電対は耐火物表
面の温度を反映し易くするために、シース熱電対の外径
は許容測温可能な範囲内で、できるだけ小さくする。
映し易くするために、耐火物表面に安定して密着固定で
きる範囲内で、厚みはできるだけ薄く、面積もできるだ
け小さい方が好ましい。一方、シース熱電対は耐火物表
面の温度を反映し易くするために、シース熱電対の外径
は許容測温可能な範囲内で、できるだけ小さくする。
【００２７】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
溶鋼取鍋の直下加熱テスト時の溶鋼取鍋内の耐火物表面
温度測定結果の一部を図７および８に示す。耐火物表面
温度の測定点は、耐火物表面の 100mm×150mm長方形の
角４点である。
溶鋼取鍋の直下加熱テスト時の溶鋼取鍋内の耐火物表面
温度測定結果の一部を図７および８に示す。耐火物表面
温度の測定点は、耐火物表面の 100mm×150mm長方形の
角４点である。
【００２８】図７は本発明による耐火物表面の温度測定
用熱電対を用い、本発明法によって測温した結果で、図
から明らかなよに、各測定点における測温値は10℃以内
の温度偏差に収まり、耐火物表面温度測定において本発
明が測温誤差の小さい温度測定方法であることがわか
る。
用熱電対を用い、本発明法によって測温した結果で、図
から明らかなよに、各測定点における測温値は10℃以内
の温度偏差に収まり、耐火物表面温度測定において本発
明が測温誤差の小さい温度測定方法であることがわか
る。
【００２９】図８は比較例で、従来技術で測温した結果
を示す。図から明らかなように、各測定点の測温値は、
最高と最低の温度偏差が約150 ℃と大きく、また、各測
定点での測温値の変動も大きい。
を示す。図から明らかなように、各測定点の測温値は、
最高と最低の温度偏差が約150 ℃と大きく、また、各測
定点での測温値の変動も大きい。
【００３０】つぎに、上記溶鋼取鍋の均一加熱技術適用
の溶鋼取鍋乾燥期の各部耐火物表面温度を本発明の温度
測定方法で検証した結果を図９にしめす。図に示す耐火
物表面温度測定部位は、溶鋼取鍋の排滓側および注入側
耐火物の 3、 7、13段の計 6部位である。図には耐火物
内部温度と鉄皮温度を併記している。測温値の温度偏差
は小さく、本発明の温度測定方法が緻密な乾燥昇熱ヒー
トパターンの検証に使用できることが明らかとなった。
の溶鋼取鍋乾燥期の各部耐火物表面温度を本発明の温度
測定方法で検証した結果を図９にしめす。図に示す耐火
物表面温度測定部位は、溶鋼取鍋の排滓側および注入側
耐火物の 3、 7、13段の計 6部位である。図には耐火物
内部温度と鉄皮温度を併記している。測温値の温度偏差
は小さく、本発明の温度測定方法が緻密な乾燥昇熱ヒー
トパターンの検証に使用できることが明らかとなった。
【００３１】以上のように、耐火物表面の測温におい
て、本発明による測温誤差の小さい測温ができるように
なり、耐火物に与える化学・物理的な考察が可能になっ
て、生産性向上、爆裂防止、省エネルギー、品質向上の
観点から最適で緻密な乾燥昇熱ヒートパターンの検証と
制御が可能となった。
て、本発明による測温誤差の小さい測温ができるように
なり、耐火物に与える化学・物理的な考察が可能になっ
て、生産性向上、爆裂防止、省エネルギー、品質向上の
観点から最適で緻密な乾燥昇熱ヒートパターンの検証と
制御が可能となった。
【００３２】その結果、溶鋼取鍋の乾燥昇熱において本
発明の実施により溶鋼取鍋の内表面を従来の 250℃程度
から30℃以内に均一加熱できる均一加熱技術の開発がで
き、従来の乾燥昇熱時間を54％に燃料使用量を38％に低
減できた。
発明の実施により溶鋼取鍋の内表面を従来の 250℃程度
から30℃以内に均一加熱できる均一加熱技術の開発がで
き、従来の乾燥昇熱時間を54％に燃料使用量を38％に低
減できた。
【００３３】
【発明の効果】本発明は、固定用孔または／および固定
用切り欠きを複数個設けた金属パッドをシース熱電対の
先端部に装着したシース熱電対を用い、金属パッドと耐
火物表面との間に耐火物充填剤を介在させ、さらに金属
パッドを前記固定用孔または固定用切り欠き利用して機
械的に耐火物表面に密着固定し、その後金属パッドを耐
火物粉末で被覆して測温する耐火物表面の温度測定方法
であって、本発明によれば、耐火物表面温度の、測温誤
差の小さい温度測定が可能である。
用切り欠きを複数個設けた金属パッドをシース熱電対の
先端部に装着したシース熱電対を用い、金属パッドと耐
火物表面との間に耐火物充填剤を介在させ、さらに金属
パッドを前記固定用孔または固定用切り欠き利用して機
械的に耐火物表面に密着固定し、その後金属パッドを耐
火物粉末で被覆して測温する耐火物表面の温度測定方法
であって、本発明によれば、耐火物表面温度の、測温誤
差の小さい温度測定が可能である。
【図１】金属パッドと耐火物表面との間の空洞または隙
間に接着機能を有する耐火物充填剤を充填して金属パッ
ドを耐火物表面に密着固定した図である。
間に接着機能を有する耐火物充填剤を充填して金属パッ
ドを耐火物表面に密着固定した図である。
【図２】固定金具を固定金具取付け穴に固定して、表面
を平滑に仕上げた耐火物表面に金属パッドを固定金具で
密着固定した図である。
を平滑に仕上げた耐火物表面に金属パッドを固定金具で
密着固定した図である。
【図３】金属パッドと耐火物表面との間に接着機能を有
する耐火物充填剤を充填し、さらに固定金具で金属パッ
ドを耐火物表面に固定した図である。
する耐火物充填剤を充填し、さらに固定金具で金属パッ
ドを耐火物表面に固定した図である。
【図４】本発明に係わるシース熱電対を金属パッドにか
しめ固定した耐火物表面の温度測定用熱電対を示す図で
ある。
しめ固定した耐火物表面の温度測定用熱電対を示す図で
ある。
【図５】本発明に係わる金属短管の一端でシース熱電対
を金属短管にかしめ固定し、さらに金属短管の他端を金
属パッドに溶接固定して、シース熱電対を金属パッドに
固定した耐火物表面の温度測定用熱電対を示す図であ
る。
を金属短管にかしめ固定し、さらに金属短管の他端を金
属パッドに溶接固定して、シース熱電対を金属パッドに
固定した耐火物表面の温度測定用熱電対を示す図であ
る。
【図６】固定金具６で金属パッドを耐火物表面に機械的
に固定した図である。
に固定した図である。
【図７】本発明による耐火物表面の温度測定用熱電対を
用い、本発明法によって測温した結果を示す図である。
用い、本発明法によって測温した結果を示す図である。
【図８】従来技術で測温した結果を示す図である。
【図９】溶鋼取鍋の均一加熱技術適用の溶鋼取鍋乾燥期
の各部耐火物表面温度を本発明の温度測定方法で検証し
た結果を示す図である。
の各部耐火物表面温度を本発明の温度測定方法で検証し
た結果を示す図である。
【図１０】従来技術をの温度測定方法を示す図である。
１…シース熱電対、２…金属パッド、３…耐火物表面、
４…穴、５…固定金具取付け穴、６…固定金具、７…耐
火物粉末、８…耐火物充填剤、９…金属短管、10…シー
ス熱電対の先端、11…耐火物、12…溶接、13…かしめ固
定部、14…固定用切り欠き、15…パテ、Ｈ…密着度合
い。
４…穴、５…固定金具取付け穴、６…固定金具、７…耐
火物粉末、８…耐火物充填剤、９…金属短管、10…シー
ス熱電対の先端、11…耐火物、12…溶接、13…かしめ固
定部、14…固定用切り欠き、15…パテ、Ｈ…密着度合
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 秀也 兵庫県加古川市金沢町１番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内
Claims (7)
- 【請求項１】 耐火物表面の温度測定において、シース
熱電対の先端部に金属パッド（金属板）を装着したシー
ス熱電対を用い、前記金属パッドと耐火物表面との間に
耐火物充填剤を介在させて金属パッドを耐火物表面に密
着固定して測温することを特徴とする耐火物表面の温度
測定方法。 - 【請求項２】 耐火物表面の温度測定において、シース
熱電対の先端部に金属パッドを装着したシース熱電対を
用い、事前に表面を平滑に仕上げた耐火物の表面に前記
金属パッドを固定金具で密着固定して測温することを特
徴とする耐火物表面の温度測定方法。 - 【請求項３】 耐火物表面の温度測定において、シース
熱電対の先端部に金属パッドを装着したシース熱電対を
用い、前記金属パッドと耐火物表面との間に耐火物充填
剤を介在させ、かつ固定金具で金属パッドを耐火物表面
に密着固定して測温することを特徴とする耐火物表面の
温度測定方法。 - 【請求項４】 耐火物表面の温度測定において、シース
熱電対の先端部に金属パッドを装着したシース熱電対を
用い、前記金属パッドを耐火物表面に密着固定した後、
金属パッドの表面を耐火物と同じ成分の耐火粉末で被覆
して測温する請求項１、２または３記載の耐火物表面の
温度測定方法。 - 【請求項５】 金属パッドの厚みおよび幅方向中央部か
ら金属パッドの中心部までシース熱電対を嵌挿する穴を
設け、この穴の端までシース熱電対の先端を嵌挿し、金
属パッド穴入口部でシース熱電対を金属パッドにかしめ
固定したことを特徴とする耐火物表面の温度測定用熱電
対。 - 【請求項６】 金属パッドの厚みおよび幅方向中央部か
ら金属パッドの中心部までシース熱電対を嵌挿する穴を
設け、この穴の端までシース熱電対の先端を嵌挿し、さ
らにこのシース熱電対の外周に金属短管を嵌合し、この
金属短管の一端でシース熱電対を金属短管にかしめ固定
し、さらに金属短管の他端を金属パッドに溶接固定し
て、シース熱電対を金属パッドに固定したことを特徴と
する耐火物表面の温度測定用熱電対。 - 【請求項７】 金属パッドに固定用孔もしくは固定用切
り欠きまたは固定用孔と固定用切り欠きを複数個設けた
請求項５または６記載の耐火物表面の温度測定用熱電
対。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278350A JP2512269B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 耐火物表面の温度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278350A JP2512269B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 耐火物表面の温度測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129913A true JPH06129913A (ja) | 1994-05-13 |
| JP2512269B2 JP2512269B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=17596113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278350A Expired - Fee Related JP2512269B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 耐火物表面の温度測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512269B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016156788A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 山里産業株式会社 | シース熱電対の取り付け構造及び該取り付け構造に用いるパッド |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4974274U (ja) * | 1972-10-11 | 1974-06-27 | ||
| JPH0285338U (ja) * | 1988-09-23 | 1990-07-04 | ||
| JPH04191626A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 表面温度測定センサ |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278350A patent/JP2512269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4974274U (ja) * | 1972-10-11 | 1974-06-27 | ||
| JPH0285338U (ja) * | 1988-09-23 | 1990-07-04 | ||
| JPH04191626A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 表面温度測定センサ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016156788A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 山里産業株式会社 | シース熱電対の取り付け構造及び該取り付け構造に用いるパッド |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2512269B2 (ja) | 1996-07-03 |
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