JPH0612827B2 - 導電変調型mosfet - Google Patents
導電変調型mosfetInfo
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- JPH0612827B2 JPH0612827B2 JP60039251A JP3925185A JPH0612827B2 JP H0612827 B2 JPH0612827 B2 JP H0612827B2 JP 60039251 A JP60039251 A JP 60039251A JP 3925185 A JP3925185 A JP 3925185A JP H0612827 B2 JPH0612827 B2 JP H0612827B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/70—Bipolar devices
- H01L29/72—Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
- H01L29/739—Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
- H01L29/7393—Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
- H01L29/7395—Vertical transistors, e.g. vertical IGBT
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/02—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/06—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
- H01L29/0684—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions characterised by the shape, relative sizes or dispositions of the semiconductor regions or junctions between the regions
- H01L29/0692—Surface layout
- H01L29/0696—Surface layout of cellular field-effect devices, e.g. multicellular DMOS transistors or IGBTs
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、導電変調型MOSFETに関する。
導電変調型MOSFETは、通常のパワーMOSFET
のドレイン領域をソース領域とは逆の導電型にしたもの
である。従来の導電変調型MOSFETの構造を第4図
に示す。41はp+ドレイン層,42はn−型高抵抗層
であり、この高抵抗層42の表面にp型ベース拡散層4
3が形成され、更にこのp型ベース拡散層34内にn+
型ソース拡散層44が形成されている。そしてソース拡
散層44と表面に露出している高抵抗層42に挟まれた
p型ベース層43部分をチャネル領域49として、この
上にベース絶縁膜45を介してゲート電極46を配設
し、また、ソース拡散層44とベース拡散層43の双方
にコンタクトするソース電極47を形成している。ドレ
イン層48の表面にはドレイン電極48が形成されてい
る。
のドレイン領域をソース領域とは逆の導電型にしたもの
である。従来の導電変調型MOSFETの構造を第4図
に示す。41はp+ドレイン層,42はn−型高抵抗層
であり、この高抵抗層42の表面にp型ベース拡散層4
3が形成され、更にこのp型ベース拡散層34内にn+
型ソース拡散層44が形成されている。そしてソース拡
散層44と表面に露出している高抵抗層42に挟まれた
p型ベース層43部分をチャネル領域49として、この
上にベース絶縁膜45を介してゲート電極46を配設
し、また、ソース拡散層44とベース拡散層43の双方
にコンタクトするソース電極47を形成している。ドレ
イン層48の表面にはドレイン電極48が形成されてい
る。
この導電変調型MOSFETでは、ゲート電極46にソ
ース電極47に対して正の電圧を印加するとチャネル領
域49に反転層が形成され、ソース拡散層44からの電
子がこのチャネル領域49を通ってn−型高抵抗層42
に注入される。注入された電子は高抵抗層42を拡散し
てドレイン電極48へ抜けるが、このときドレイン層4
1から正孔の注入を引起こす。この正孔の注入により、
高抵抗層42にはキャリアの蓄積による導電変調が起こ
り、この高抵抗層42の抵抗が低下する。これにより、
通常のパワーMOSFETより低いオン抵抗を持ったM
OSFETが得られることになる。
ース電極47に対して正の電圧を印加するとチャネル領
域49に反転層が形成され、ソース拡散層44からの電
子がこのチャネル領域49を通ってn−型高抵抗層42
に注入される。注入された電子は高抵抗層42を拡散し
てドレイン電極48へ抜けるが、このときドレイン層4
1から正孔の注入を引起こす。この正孔の注入により、
高抵抗層42にはキャリアの蓄積による導電変調が起こ
り、この高抵抗層42の抵抗が低下する。これにより、
通常のパワーMOSFETより低いオン抵抗を持ったM
OSFETが得られることになる。
ところでこの様な導電変調型MOSFETでは、p+型
ドレイン層41−n−型高抵抗層42−p型ベース拡散
層43−n+型ソース拡散層44の四層がサイリスタを
構成する。この寄生サイリスタが導通すると、ゲート・
ソース間電圧を零にしても素子はオフできなくなり、多
くの場合素子破壊に繋がる。この寄生サイリスタがオン
になる原因は、p+型ドレイン層41から注入された正
孔がソース電極47へ抜ける際にp型ベース拡散層44
を通ることにある。即ち、このような正孔電流が流れ、
ベース拡散層43のソース拡散層44直下の抵抗による
電圧降下がベース・ソース間のビルトイン電圧を越える
と、ソース層44からの電子注入をもたらし、寄生サイ
リスタがオンしてしまう。
ドレイン層41−n−型高抵抗層42−p型ベース拡散
層43−n+型ソース拡散層44の四層がサイリスタを
構成する。この寄生サイリスタが導通すると、ゲート・
ソース間電圧を零にしても素子はオフできなくなり、多
くの場合素子破壊に繋がる。この寄生サイリスタがオン
になる原因は、p+型ドレイン層41から注入された正
孔がソース電極47へ抜ける際にp型ベース拡散層44
を通ることにある。即ち、このような正孔電流が流れ、
ベース拡散層43のソース拡散層44直下の抵抗による
電圧降下がベース・ソース間のビルトイン電圧を越える
と、ソース層44からの電子注入をもたらし、寄生サイ
リスタがオンしてしまう。
本発明は上記の点に鑑み、寄生サイリスタがラッチアッ
プしないようにして、通常のパワーMOSFETやバイ
ポーラトランジスタと同等に使用することを可能とした
導電変調型MOSFETを提供することを目的とする。
プしないようにして、通常のパワーMOSFETやバイ
ポーラトランジスタと同等に使用することを可能とした
導電変調型MOSFETを提供することを目的とする。
本発明は、導電変調型MOSFETがラッチアップする
時の電流値を、チャネル領域が飽和する時の電流値より
大きく設計すれば、原理的に寄生サイリスタのラッチア
ップを防止することができる、という発想に基づく。こ
のような発想に基づいた設計パラメータを見出だし、実
験的にこれらの設計パラメータの関係式を求めた。即ち
本発明によれば、導電変調型MOSFETの有効素子領
域内での単位面積(1cm2)当りの全チャネル幅をW,
同単位面積内で直下に第2導電型高抵抗層を有する部分
のゲート電極面積をSG,同単位面積内のベース拡散層
の全外周長をTとしたとき、チャネル長の長短にかかわ
らず、 0.45≦(W・SG)/T<0.6[cm2] を満たすように各パラメータを設定したことを特徴とす
る。
時の電流値を、チャネル領域が飽和する時の電流値より
大きく設計すれば、原理的に寄生サイリスタのラッチア
ップを防止することができる、という発想に基づく。こ
のような発想に基づいた設計パラメータを見出だし、実
験的にこれらの設計パラメータの関係式を求めた。即ち
本発明によれば、導電変調型MOSFETの有効素子領
域内での単位面積(1cm2)当りの全チャネル幅をW,
同単位面積内で直下に第2導電型高抵抗層を有する部分
のゲート電極面積をSG,同単位面積内のベース拡散層
の全外周長をTとしたとき、チャネル長の長短にかかわ
らず、 0.45≦(W・SG)/T<0.6[cm2] を満たすように各パラメータを設定したことを特徴とす
る。
また本発明は、チャネル長の長短にかかわらず、 (W・SG)/T<0.6[cm2] とし、かつ素子内に結晶欠陥またはライフタイムキラー
を導入することにより、常温におけるゲート電圧VGと
ゲート絶縁膜厚dの比が1.0×106V/cmになるよ
うにゲート電圧をかけた時の素子の飽和電流値をラッチ
アップの電流値より小さくなるようにしたことを特徴と
する。
を導入することにより、常温におけるゲート電圧VGと
ゲート絶縁膜厚dの比が1.0×106V/cmになるよ
うにゲート電圧をかけた時の素子の飽和電流値をラッチ
アップの電流値より小さくなるようにしたことを特徴と
する。
本発明によれば、順方向ゲート電圧を印加してドレイン
電流を流せるだけ流しても寄生サイリスタがラッチアッ
プすることがない導電変調型MOSFETが得られる。
また、本発明によれば、例えば600Vの静耐圧をもつ
MOSFETの場合に、ゲート電圧が15V印加されて
MOSFETがオンできる状態で、外部負荷が短絡して
300Vの電源電圧が直接ドレイン・ソース間に加わり
大電流が流れたとしても、10μsの間は破壊に至らな
い素子が得られる。
電流を流せるだけ流しても寄生サイリスタがラッチアッ
プすることがない導電変調型MOSFETが得られる。
また、本発明によれば、例えば600Vの静耐圧をもつ
MOSFETの場合に、ゲート電圧が15V印加されて
MOSFETがオンできる状態で、外部負荷が短絡して
300Vの電源電圧が直接ドレイン・ソース間に加わり
大電流が流れたとしても、10μsの間は破壊に至らな
い素子が得られる。
以下本発明の実施例を説明する。
具体的な素子構造を説明する前に、本発明における設計
パラメータの関係式導出の過程を説明する。まず、導電
変調型MOSFETがラッチアップするときの電流値を
求める。ソース領域の幅LSやゲート電極の幅LG(第
1図参照)が十分小さければ、素子内にはほぼ一様な電
流が流れる。この電流密度をJとし、寄生サイリスタが
ラッチアップするときの電流密度をJLとする。有効素
子領域の単位面積(1cm2)内のゲート電極面積(直下
に高抵抗層がある部分の面積)をSGとすると、素子の
単位面積内にあるゲートの部分に流れ込む電流値Iは、 I=SG・JL……(1) である。n−型高抵抗層に接するp型ベース拡散層の総
周辺長を単位面積当りTとすると、 (1)式の電流の内正孔電流は第4図に矢印で示すよう
に結局ベース拡散層に入り込むので、単位の周辺長当り
に流れ込む(1)の電流Ib は次式となる。
パラメータの関係式導出の過程を説明する。まず、導電
変調型MOSFETがラッチアップするときの電流値を
求める。ソース領域の幅LSやゲート電極の幅LG(第
1図参照)が十分小さければ、素子内にはほぼ一様な電
流が流れる。この電流密度をJとし、寄生サイリスタが
ラッチアップするときの電流密度をJLとする。有効素
子領域の単位面積(1cm2)内のゲート電極面積(直下
に高抵抗層がある部分の面積)をSGとすると、素子の
単位面積内にあるゲートの部分に流れ込む電流値Iは、 I=SG・JL……(1) である。n−型高抵抗層に接するp型ベース拡散層の総
周辺長を単位面積当りTとすると、 (1)式の電流の内正孔電流は第4図に矢印で示すよう
に結局ベース拡散層に入り込むので、単位の周辺長当り
に流れ込む(1)の電流Ib は次式となる。
Ib =SG・JL・αP/T……(2) ここでαPは正孔電流の割合11を示す。単位の周辺長
当りのベース拡散層の周辺からソース電極までの平均の
抵抗をRb とすると、ベース拡散層内での(2)の電流
による電圧降下は、 V=Rb ・SG・JL・αP/T……(3) となる。この電圧がソース・ベース接合のビルトイン電
圧Vbi以上となる時、寄生サイリスタがラッチするの
で、(3)式の右辺をVbiとおきJLについて解くと、 JL=Vbi・T/(Rb ・SG) ……(4) となる。(4)式で、スイッチング時の過渡時ではチャ
ネルは消失し、全て正孔電流と見なすべきであるから、
αP=1と置換えてある。
当りのベース拡散層の周辺からソース電極までの平均の
抵抗をRb とすると、ベース拡散層内での(2)の電流
による電圧降下は、 V=Rb ・SG・JL・αP/T……(3) となる。この電圧がソース・ベース接合のビルトイン電
圧Vbi以上となる時、寄生サイリスタがラッチするの
で、(3)式の右辺をVbiとおきJLについて解くと、 JL=Vbi・T/(Rb ・SG) ……(4) となる。(4)式で、スイッチング時の過渡時ではチャ
ネルは消失し、全て正孔電流と見なすべきであるから、
αP=1と置換えてある。
一方、MOSFETの理論から、チャネル長が4μm以
下の短チャネルの場合の飽和領域の単位面積当りに流れ
る電流をJSとすると、 JS=W・vS・nm ・q ……(5) と表わされる。ここに、Wは単位面積当りのチャネル
幅、vSはキャリアの最大速度(=1×107cm/se
c)、nm はチャネル内のキャリア密度である。
下の短チャネルの場合の飽和領域の単位面積当りに流れ
る電流をJSとすると、 JS=W・vS・nm ・q ……(5) と表わされる。ここに、Wは単位面積当りのチャネル
幅、vSはキャリアの最大速度(=1×107cm/se
c)、nm はチャネル内のキャリア密度である。
JLの値をJSより大きくしておけば、基本的に寄生サ
イリスタはラッチすることがない。この条件は、 Vbi・T/(Rb ・SG)> W・vS・nm ・q……(6) と表わされ、これを書換えると、 W・SG/T< Vbi/(vS・q・nm ・Rb )……(7) となる。
イリスタはラッチすることがない。この条件は、 Vbi・T/(Rb ・SG)> W・vS・nm ・q……(6) と表わされ、これを書換えると、 W・SG/T< Vbi/(vS・q・nm ・Rb )……(7) となる。
(7)式の右辺の値は、Rb を除いて一定値である。R
b は現実に実現することができる最小値は限られている
ので、右辺は定数とみてよい。この定数をAMとする
と、 W・SG/T<AM ……(8) となる。
b は現実に実現することができる最小値は限られている
ので、右辺は定数とみてよい。この定数をAMとする
と、 W・SG/T<AM ……(8) となる。
(8)式を満足すれば、ゲート電圧を上げて電流を流せ
るだけ流しても、寄生サイリスタのラッチする電流に達
しないので、この導電変調型MOSFETがラッチアッ
プしてゲートでオフできなくなることは理論上ないこと
になる。
るだけ流しても、寄生サイリスタのラッチする電流に達
しないので、この導電変調型MOSFETがラッチアッ
プしてゲートでオフできなくなることは理論上ないこと
になる。
しかし実際の場合には、素子の電圧降下が100V以上
にもなる場合や大電流が流れると素子温度が上昇して素
子の破壊が起こってくる。この場合でも(8)式の左辺
を十分小さくした素子は破壊に強い。このことを第3図
のデータを用いて次に説明する。第3図において縦軸の
VSC=300Vの点は、温度25℃でゲート絶縁膜厚
が1000Åの時にゲート電圧VG=15Vとして30
0Vの定電圧電源に素子を直結して10μsの間素子に
流れるだけ電流を流しても素子が破壊しないことを示
す。当然のことながらこの時の素子の電圧降下は電源電
圧300Vと同じである。600V素子の場合300V
の電源まで使われるので、VSCが300V以上あれ
ば、この素子を用いてシステムを作った場合、たとえば
外部負荷が短絡する事故が起こって電源電圧が直接素子
に加わり多量の電流が流れても、少なくとも10μsの
間は素子は破壊しないことになる。この間に素子をオフ
にすれば素子破壊を防止することができる。第3図よ
り、ゲート電圧VGを15Vかけたままで300Vの電
圧をかけて10μsの間電流を流して素子が破壊しない
ためには、 W・SG/T<0.45[cm2] ……(9) であることが必要である。
にもなる場合や大電流が流れると素子温度が上昇して素
子の破壊が起こってくる。この場合でも(8)式の左辺
を十分小さくした素子は破壊に強い。このことを第3図
のデータを用いて次に説明する。第3図において縦軸の
VSC=300Vの点は、温度25℃でゲート絶縁膜厚
が1000Åの時にゲート電圧VG=15Vとして30
0Vの定電圧電源に素子を直結して10μsの間素子に
流れるだけ電流を流しても素子が破壊しないことを示
す。当然のことながらこの時の素子の電圧降下は電源電
圧300Vと同じである。600V素子の場合300V
の電源まで使われるので、VSCが300V以上あれ
ば、この素子を用いてシステムを作った場合、たとえば
外部負荷が短絡する事故が起こって電源電圧が直接素子
に加わり多量の電流が流れても、少なくとも10μsの
間は素子は破壊しないことになる。この間に素子をオフ
にすれば素子破壊を防止することができる。第3図よ
り、ゲート電圧VGを15Vかけたままで300Vの電
圧をかけて10μsの間電流を流して素子が破壊しない
ためには、 W・SG/T<0.45[cm2] ……(9) であることが必要である。
ところで、導電変調型MOSFETの飽和電流値をラッ
チアップの電流値より小さくすることができるのは、
(9)式の場合に限定されない。例えば第4図におい
て、ベース層49に挟まれた領域は縦型接合型FETを
構成しており、このFETの効果を大きくすることによ
っても同様の効果が得られる。具体的には、(9)式を
満足しない場合であっても電子線を照射してn−型層4
2のキャリア寿命を小さくし、ベース層49で挟まれた
領域の導電変調を小さくすることにより、ラッチアップ
時の電流値より飽和電流値を小さくすることができる。
また(5)式から明らかなように、JSの値はキャリア
の最大速度の関数であるから、チャネル内のキャリアの
速度を小さくすることによっても(5)式の値を小さく
することができる。これも電子線の照射等により素子内
に結晶欠陥を導入することにより可能である。ただしこ
の方法は(9)式の値が大きすぎるばあいには成功しな
い。一般にW・SG/Tの値が0.6cm2以下、好まし
くは0.45乃至0.55[cm2]であれば可能であ
る。また同様にn−型層42に重金属イオン例えばAu
を拡散してそのn−型層のライフタイムを下げるように
してもよい。
チアップの電流値より小さくすることができるのは、
(9)式の場合に限定されない。例えば第4図におい
て、ベース層49に挟まれた領域は縦型接合型FETを
構成しており、このFETの効果を大きくすることによ
っても同様の効果が得られる。具体的には、(9)式を
満足しない場合であっても電子線を照射してn−型層4
2のキャリア寿命を小さくし、ベース層49で挟まれた
領域の導電変調を小さくすることにより、ラッチアップ
時の電流値より飽和電流値を小さくすることができる。
また(5)式から明らかなように、JSの値はキャリア
の最大速度の関数であるから、チャネル内のキャリアの
速度を小さくすることによっても(5)式の値を小さく
することができる。これも電子線の照射等により素子内
に結晶欠陥を導入することにより可能である。ただしこ
の方法は(9)式の値が大きすぎるばあいには成功しな
い。一般にW・SG/Tの値が0.6cm2以下、好まし
くは0.45乃至0.55[cm2]であれば可能であ
る。また同様にn−型層42に重金属イオン例えばAu
を拡散してそのn−型層のライフタイムを下げるように
してもよい。
以下に具体的な実施例を説明する。
第1図は一実施例の素子構造を示す。第1図(a)は断
面図であり、同図(b)は拡散層パターンである。これ
を製造工程に従って説明すれば、p+型Si基板11に
5×1016/cm3以上の濃度のn+型層12をエピタ
キシャル成長させ、この上に2×1014/cm3の高抵
抗n−型層13をエピタキシャル成長させた後、電子線
の照射等により、高抵抗n−型層13にライフタイムキ
ラーとしての結晶欠陥を導入する。次に有効素子領域の
外側に高耐圧化のために数本のp+型ガードリング層2
2を形成し、これと同時にベース拡散層の一部となる深
い(10μm程度)のp+型層16を形成する。この後
1000Åのゲート酸化膜18を介して5000Åの多
結晶シリコン膜によるゲート電極19を形成し、ゲート
電極19をマスクとしてp型ベース拡散層14を形成す
る。次にp型ベース拡散層14内に浅いp+型層15を
形成する。n+型ソース拡散層17は、ゲート電極19
をマスクとしてAsを高濃度に浅くイオン注入して形成
する。これによりゲート電極19の下にチャネル領域2
1が形成される。その後全面をCVD酸化膜で覆い、こ
れにコンタクト孔を開けてソース電極20を形成する。
基板11の裏面にはドレイン電極23を形成する。p型
ベース拡散層14の深さは4μm,ソース拡散層17の
深さは0.2μmとする。ゲート電極19の直下のn−
高抵抗層13がある部分の幅LGは30μmとし、ソー
ス領域の幅LSは45μmと広くしてチャネル幅を狭く
している。ソースの形状は第1図(b)に示すようにス
トライプ状としている。
面図であり、同図(b)は拡散層パターンである。これ
を製造工程に従って説明すれば、p+型Si基板11に
5×1016/cm3以上の濃度のn+型層12をエピタ
キシャル成長させ、この上に2×1014/cm3の高抵
抗n−型層13をエピタキシャル成長させた後、電子線
の照射等により、高抵抗n−型層13にライフタイムキ
ラーとしての結晶欠陥を導入する。次に有効素子領域の
外側に高耐圧化のために数本のp+型ガードリング層2
2を形成し、これと同時にベース拡散層の一部となる深
い(10μm程度)のp+型層16を形成する。この後
1000Åのゲート酸化膜18を介して5000Åの多
結晶シリコン膜によるゲート電極19を形成し、ゲート
電極19をマスクとしてp型ベース拡散層14を形成す
る。次にp型ベース拡散層14内に浅いp+型層15を
形成する。n+型ソース拡散層17は、ゲート電極19
をマスクとしてAsを高濃度に浅くイオン注入して形成
する。これによりゲート電極19の下にチャネル領域2
1が形成される。その後全面をCVD酸化膜で覆い、こ
れにコンタクト孔を開けてソース電極20を形成する。
基板11の裏面にはドレイン電極23を形成する。p型
ベース拡散層14の深さは4μm,ソース拡散層17の
深さは0.2μmとする。ゲート電極19の直下のn−
高抵抗層13がある部分の幅LGは30μmとし、ソー
ス領域の幅LSは45μmと広くしてチャネル幅を狭く
している。ソースの形状は第1図(b)に示すようにス
トライプ状としている。
この導電変調型MOSFETでは、 SG=30/(30+45)=0.4でありp型ベース
拡散層の外周Tはチャネル幅Wと等しい。またチャネル
長lは約3.0μmであり、従って、 W・SG/T=0.4[cm2] となる。
拡散層の外周Tはチャネル幅Wと等しい。またチャネル
長lは約3.0μmであり、従って、 W・SG/T=0.4[cm2] となる。
実験結果から、この実施例の場合、ゲートに15Vをか
けておいてドレイン・ソース間に500Vの電圧をかけ
ると、素子には300A/cm2の電流が流れるが、10
μsの間は素子は破壊しない。この素子の静耐圧は60
0Vであり、通常電源電圧が300V以下に用途に使わ
れるので、500Vの電圧で破壊しないこの実施例は十
分な特性であるといえる。
けておいてドレイン・ソース間に500Vの電圧をかけ
ると、素子には300A/cm2の電流が流れるが、10
μsの間は素子は破壊しない。この素子の静耐圧は60
0Vであり、通常電源電圧が300V以下に用途に使わ
れるので、500Vの電圧で破壊しないこの実施例は十
分な特性であるといえる。
第2図は別の実施例の拡散層パターンを示す。先の実施
例と異なる点は、p型ベース拡散層14が複数の島状を
なして配列されていることであり、製造工程は同じであ
る。従って先の実施例と対応する部分には先の実施例と
同じ符号を付している。この実施例では、p型ベース拡
散層14の外周全てにソース領域を設けず4隅で省略し
ている。従って、p型ベース拡散層14の外周Tとチャ
ネル幅Wは異なり、W/T=0.8となっている。また
LG=20μm,LS=45μmとしている。この時、 W・SG/T=0.42[cm2] であり、先の実施例とほぼ同じ特性を示す。
例と異なる点は、p型ベース拡散層14が複数の島状を
なして配列されていることであり、製造工程は同じであ
る。従って先の実施例と対応する部分には先の実施例と
同じ符号を付している。この実施例では、p型ベース拡
散層14の外周全てにソース領域を設けず4隅で省略し
ている。従って、p型ベース拡散層14の外周Tとチャ
ネル幅Wは異なり、W/T=0.8となっている。また
LG=20μm,LS=45μmとしている。この時、 W・SG/T=0.42[cm2] であり、先の実施例とほぼ同じ特性を示す。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施することができる。例えば第1図のn+型層12がな
い構造に本発明を適用しても有効である。
施することができる。例えば第1図のn+型層12がな
い構造に本発明を適用しても有効である。
また、1200Vの静耐圧の素子の場合には、同様にし
てVSCは600Vまで破壊しないものが得られる。
てVSCは600Vまで破壊しないものが得られる。
これらの素子を実際に用いる場合には例えば、ゲート絶
縁膜1000Åの場合ではゲート電圧10Vとする。こ
れは安全のため素子の飽和電流値を小さくして素子特性
のバラツキによる危険を避けるためである。このことを
第5図を用いて説明する。第5図のAはW・SG/Tが
小さい時のラッチング電流、BはW・SG/Tが0.4
5より少し小さい時のラッチング電流を示し、,,
,はそれぞれゲート電圧が20V,15V,10
V,5Vのときの飽和電流値を示す。即ち第5図に示す
ように、素子の飽和電流はゲート電圧を上げる程大きく
なる。W・SG/Tを十分小さくした時は素子のラッチ
ング電流値は飽和電流値より十分大きいので、ゲート電
圧を20Vまで上げても飽和電流はラッチング電流値を
超えず、ゲート電圧20Vとしてオン抵抗を下げて使う
ことができる。一方、W・SG/Tの値が0.45に近
い時には、ゲート電圧15Vのときの飽和電流とラッチ
ング電流の差が小さくなるので、安全のためゲート電圧
を10Vに低下させて使うのがよい。W・SG/Tの値
が大きくなりすぎると、ゲート電圧を5V程度まで下げ
なければならず、順方向電圧降下が大きくなったり、素
子のしきい値電圧(約3V)との差がなくなるので好ま
しくない。
縁膜1000Åの場合ではゲート電圧10Vとする。こ
れは安全のため素子の飽和電流値を小さくして素子特性
のバラツキによる危険を避けるためである。このことを
第5図を用いて説明する。第5図のAはW・SG/Tが
小さい時のラッチング電流、BはW・SG/Tが0.4
5より少し小さい時のラッチング電流を示し、,,
,はそれぞれゲート電圧が20V,15V,10
V,5Vのときの飽和電流値を示す。即ち第5図に示す
ように、素子の飽和電流はゲート電圧を上げる程大きく
なる。W・SG/Tを十分小さくした時は素子のラッチ
ング電流値は飽和電流値より十分大きいので、ゲート電
圧を20Vまで上げても飽和電流はラッチング電流値を
超えず、ゲート電圧20Vとしてオン抵抗を下げて使う
ことができる。一方、W・SG/Tの値が0.45に近
い時には、ゲート電圧15Vのときの飽和電流とラッチ
ング電流の差が小さくなるので、安全のためゲート電圧
を10Vに低下させて使うのがよい。W・SG/Tの値
が大きくなりすぎると、ゲート電圧を5V程度まで下げ
なければならず、順方向電圧降下が大きくなったり、素
子のしきい値電圧(約3V)との差がなくなるので好ま
しくない。
第1図(a)(b)は本発明の一実施例の導電変調型M
OSFETの構成を示す図、第2図は他の実施例の導電
変調型MOSFETの拡散層パターンを示す図、第3図
は本発明の数値限定の根拠を説明するためのデータを示
す図、第4図は従来の一般的な導電変調型MOSFET
を示す図、第5図は飽和電流とラッチング電流の相対関
係を示す図である。 11……p+型ドレイン層、12……n+型層、13…
…n−型高抵抗層、14……p型ベース拡散層、15…
…p+型層、16……p+型層、17……n+型ソース
拡散層、18……ゲート絶縁膜、19……ゲート電極、
20……ソース電極、21……チャネル領域、22……
p+型ガードリング層、23……ドレイン電極。
OSFETの構成を示す図、第2図は他の実施例の導電
変調型MOSFETの拡散層パターンを示す図、第3図
は本発明の数値限定の根拠を説明するためのデータを示
す図、第4図は従来の一般的な導電変調型MOSFET
を示す図、第5図は飽和電流とラッチング電流の相対関
係を示す図である。 11……p+型ドレイン層、12……n+型層、13…
…n−型高抵抗層、14……p型ベース拡散層、15…
…p+型層、16……p+型層、17……n+型ソース
拡散層、18……ゲート絶縁膜、19……ゲート電極、
20……ソース電極、21……チャネル領域、22……
p+型ガードリング層、23……ドレイン電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 弘通 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−211773(JP,A) IEEE Electron Devi ce Letters,Vol.EDL− 4〔12〕(1983),Baliga et al.:“Fast−Switching Insulated Gate Tra nsistors”,pp.452−454
Claims (1)
- 【請求項1】高濃度,第1導電型のドレイン層と第2導
電型の高抵抗層を有する半導体基板ウエーハの前記高抵
抗層部分に第1導電型のベース拡散層が形成され、この
ベース拡散層内に高濃度,第2導電型のソース拡散層が
形成され、このソース拡散層と前記高抵抗層に挟まれた
チャネル領域となるベース拡散層上にゲート絶縁膜を介
してゲート電極が形成され、前記ソース拡散層とベース
拡散層の双方にコンタクトするソース電極が形成された
導電変調型MOSFETにおいて、有効素子領域内での
単位面積(1cm2)当りの全チャネル幅をW,同単位面積
内で第2導電型高抵抗層が直下にある部分のゲート電極
面積をSG,同単位面積内のベース拡散層の全外周長を
Tとした時、 0.45≦(W・SG)/T<0.6[cm2] であって、かつ素子内に結晶欠陥またはライフタイムキ
ラーを導入することにより、常温におけるゲート電圧V
Gとゲート絶縁膜厚dの比VG/dが1.0×106V
/cmとした時の素子の飽和電流値をラッチアップの電流
値より小さくしたことを特徴とする導電変調型MOSF
ET。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60039251A JPH0612827B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 導電変調型mosfet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60039251A JPH0612827B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 導電変調型mosfet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61198781A JPS61198781A (ja) | 1986-09-03 |
JPH0612827B2 true JPH0612827B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=12547915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60039251A Expired - Lifetime JPH0612827B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 導電変調型mosfet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612827B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63288064A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Toshiba Corp | 複合サイリスタ |
JPH0783117B2 (ja) * | 1988-04-15 | 1995-09-06 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
JPH02163974A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Mitsubishi Electric Corp | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
JPH02312280A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ |
US5194394A (en) * | 1989-10-23 | 1993-03-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Thyristor and method of manufacturing the same |
JPH0795596B2 (ja) * | 1989-10-23 | 1995-10-11 | 三菱電機株式会社 | サイリスタ及びその製造方法 |
GB9009558D0 (en) * | 1990-04-27 | 1990-06-20 | Lucas Ind Plc | Semiconductor device |
JPH07235672A (ja) * | 1994-02-21 | 1995-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 絶縁ゲート型半導体装置およびその製造方法 |
EP1531497A1 (en) * | 2003-11-17 | 2005-05-18 | ABB Technology AG | IGBT cathode design with improved safe operating area capability |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2507820A1 (fr) * | 1981-06-16 | 1982-12-17 | Thomson Csf | Transistor bipolaire a commande par effet de champ au moyen d'une grille isolee |
JPH0680831B2 (ja) * | 1983-11-30 | 1994-10-12 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP60039251A patent/JPH0612827B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IEEEElectronDeviceLetters,Vol.EDL−4〔12〕(1983),Baligaetal.:"Fast−SwitchingInsulatedGateTransistors",pp.452−454 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61198781A (ja) | 1986-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |