JPH0612820Y2 - プラネタリーミキサー - Google Patents

プラネタリーミキサー

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JPH0612820Y2
JPH0612820Y2 JP1989108308U JP10830889U JPH0612820Y2 JP H0612820 Y2 JPH0612820 Y2 JP H0612820Y2 JP 1989108308 U JP1989108308 U JP 1989108308U JP 10830889 U JP10830889 U JP 10830889U JP H0612820 Y2 JPH0612820 Y2 JP H0612820Y2
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JP
Japan
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blade
tank
drive shaft
shaft
support cylinder
Prior art date
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Application number
JP1989108308U
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English (en)
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JPH0347031U (ja
Inventor
政憲 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Mfg Inc
Original Assignee
Inoue Mfg Inc
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Publication date
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はブレードをタンク内で遊星運動させて被処理材
料を混練等するようにしたプラネタリーミキサーに関す
る。
(従来の技術) 2軸のブレード軸を有するプラネタリーミキサーにおい
て、該ブレード軸に取付けたブレードがオーバーラツプ
せずに運動するような場合、タンク中央のブレード間に
は被処理材料に運動を与えないデツドスペースが生じて
いる。このような部分では、タンク内壁とブレードの間
のように、被処理材料にズリ力を与えることができない
ので、効率が良くなく、材料が柱状にまとまつてしまう
ようなこともあり、また処理中に各ブレードに作用する
荷重が相異し、攪拌軸に振動その他の悪影響を与えるこ
とがある。
(考案の解決課題) 本考案の目的は、遊星運動するブレードがタンクの内壁
との間でズリ力を被処理材料に与えるとともにタンクの
中央部でも被処理材料にズリ力を与えることができ、攪
拌軸にも偏荷重を与えないようにしたプラネタリーミキ
サーを提供しようとするものである。
(課題解決の手段) 本考案によれば、上記目的はタンクの内壁に沿つて遊星
運動するブレードが駆動軸の周囲に等間隔に設けられか
つタンクの中央において近接するよう柱状体を形成した
ことを特徴とするプラネタリーミキサーにより達成する
ことができる。
(作用) 本考案のプラネタリーミキサーは、駆動軸の周囲に等間
隔に3本のブレードを設けると共にタンクの中央にブレ
ードが近接して運動するよう柱状体を設けたので、ブレ
ードはタンクの内壁との間及び上記柱状体の間で被処理
材料にズリ力を与えることができる。
(実施例) 以下実施例と共に詳細に説明する。
ブレードをタンク内で遊星運動させるには公知の種々の
機構に構成することができるが、図においては、本体
(1)にタンク(2)を取出可能に位置させ、該タンク上に攪
拌ヘツド(3)を昇降可能に形成してある。該攪拌ヘツド
(3)は、図においてはガイド棒(4)に案内され油圧シリン
ダー(5)で昇降するが、2本の油圧シリンダーをゲート
状に設けて昇降させることもある。該攪拌ヘツドに設け
た駆動軸(6)は、モーター(7)により駆動スプロケツト
(8)、従動スプロケツト(9)及びチエーン(10)を介して回
転される。該駆動軸(6)は攪拌ヘツド(3)に固定した支持
筒(11)に挿通しており、該支持筒(11)の上下部分で第2
図に示すように軸受(12),(13)により回転自在に支持さ
れている。該駆動軸(6)の下端には、回転板(14)をキー
(15)で固定してあり、該回転板の周縁は筒状に形成され
て上方に延び、その端部に上記支持筒(11)の周囲に回転
自在に嵌挿した蓋板(16)がねじ着されている。該回転板
(14)には、上記駆動軸(6)を取り囲むよう3本のブレー
ド軸(17),(17),(17)を軸着してある。該ブレード軸
は、平面からみて正三角形の各頂点に各軸が位置するよ
うな関係に配置され(第3図)、それぞれ軸受(18),(1
9)により回転自在に支持されている。該ブレード軸(17)
の先端には遊星歯車(20)をキー(21)で固定してあり、該
遊星歯車は上記支持筒(11)に支持された太陽歯車に係合
している。図において、該太陽歯車は上記遊星歯車を囲
むように支持筒(11)に固定した内歯太陽歯車(22)を用い
ているが、所望により支持筒の先部に上記遊星歯車の中
心に位置するよう太陽歯車を設けてもよい(図示略)。
上記各ブレード軸(17)の下端には、上記タンクの内壁に
近接して運動するよう第3図に示すように、一側がタン
クの内壁に近接し他側がタンクの中心に延びる径を有す
るブレード(23)をキー(24)により取付けてある。該ブレ
ードは、矩形枠型ブレードその他種々の構造のものを採
用することができ、第1図に示すように枠の下辺を、材
料を下方へ押し下げるよう90°捩つた形状に形成して
もよい。
上記ブレードが遊星運動した際タンクの中央に生じるデ
ツドスペースには、該ブレードが近接して運動するよう
柱状体(25)を形成してある。該柱状体(25)は、上記ブレ
ードの大きさ、形状等に応じて該ブレードとの間で材料
に充分なズリ力を与えることができるような太さ、形状
に形成され、円柱状、円錐状等に作られている。図に示
す柱状体(25)は中実のロツドであるが、中空に形成し内
部に冷却水等の調温媒体を流通させるようにしてもよ
い。該柱状体(25)は、第1図に示すように上記回転板(1
4)の下端に垂下させて固着してあるが、第4図に示すよ
うに上記タンクの中央に起立させることもできる。回転
板(14)の下端に取付けた場合、該柱状体(25)は回転す
る。
上記タンク(2)内に被処理材料を入れ、攪拌ヘツド(3)を
降下させると、上記ブレード(23)はタンク内で公転、自
転をなし、外方においてタンク内壁に近接し、内方にお
いて上記柱状体(25)に近接して遊星運動するから、被処
理材料には各近接部でズリ力が与えられ、充分に分散、
攪拌、混練等の処理をすることができる。
(考案の効果) 本考案は上記のように構成され、回転板に3本のブレー
ド軸を軸着し該ブレード軸にそれぞれブレードを設けた
ので、3本のブレードはタンク内を公転しながら自転し
被処理材料を攪拌、混練し、この際上記ブレード軸は駆
動軸を取り囲んで各軸が平面からみて正三角形の頂点の
位置に設けられ、駆動軸の周囲に等間隔に存しているか
ら、3本のブレード軸には均等に負荷がかかり、偏荷重
を生じることがなく、振動等の悪影響を防止でき、その
上、上記ブレードの径を一側がタンクの内壁に近接し、
他側がタンクの中心に延びる長さに形成したので、該ブ
レードの遊星運動により被処理材料にはブレードとタン
ク内壁との間及び各ブレードとブレードの間で強力なズ
リ力が与えられ、またタンク中心部分においてもブレー
ドと柱状体によりズリ力が与えられ、材料が柱状にまと
まることもなく、タンク内のデッドスペースをなくすこ
とができ、攪拌、粉砕等の機能を増大することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切欠正面
図、第2図は駆動軸部分の拡大断面図、第3図はブレー
ド部分の平面図、第4図は変形例の一部を断面して示す
正面図である。 1……本体、2……タンク、3……攪拌ヘツド、 6……駆動軸、23……ブレード、25……柱状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク上に位置する攪拌ヘッドに支持筒を
    設け、該支持筒に駆動軸を挿通し、該駆動軸に回転板を
    固定し、該回転板に上記駆動軸を取り囲んで各軸が平面
    からみて正三角形の頂点に位置するよう3本のブレード
    軸を軸着し、該ブレード軸の先端に遊星歯車を設け、該
    遊星歯車を上記支持筒に支持した太陽歯車に係合し、上
    記各ブレード軸の下端に一側がタンクの内壁に近接し他
    側がタンクの中心に延びる径を有するブレードを設け該
    タンクの中心に上記ブレードが近接して運動するよう柱
    状体を形成したことを特徴とするプラネタリーミキサ
    ー。
JP1989108308U 1989-09-18 1989-09-18 プラネタリーミキサー Expired - Lifetime JPH0612820Y2 (ja)

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JP1989108308U JPH0612820Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 プラネタリーミキサー

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JPH0347031U JPH0347031U (ja) 1991-04-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4077714B2 (ja) * 2002-11-08 2008-04-23 株式会社東洋精機製作所 一軸押出と二軸押出を選択できる押出機
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JPS6032455B2 (ja) * 1979-05-31 1985-07-27 松下電器産業株式会社 泡立て装置

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