JPH06128168A - 抗変異原活性並びにスーパーオキシドジムスターゼ様活性を有 する茶カテキン類 - Google Patents

抗変異原活性並びにスーパーオキシドジムスターゼ様活性を有 する茶カテキン類

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JPH06128168A
JPH06128168A JP4319196A JP31919692A JPH06128168A JP H06128168 A JPH06128168 A JP H06128168A JP 4319196 A JP4319196 A JP 4319196A JP 31919692 A JP31919692 A JP 31919692A JP H06128168 A JPH06128168 A JP H06128168A
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tea
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dismutage
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Kunio Suetsuna
邦男 末綱
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 茶葉を水、アルコール又はこれらの混合溶液
を抽出溶媒として抽出した茶カテキン類を有効成分とす
る抗変異原剤並びにスーパーオキシドジムスターゼ様活
性食材を提供する。 【構成】 茶葉を水、アルコール又はこれらの混合溶液
を抽出溶媒として抽出した茶カテキン類の中で、エピガ
ロカテキンガレート((−)EGCg)、エピカテキン
ガレート((−)ECg)及びエピガロカテキン
((−)EGC)は、変異原剤 Trp−P−1並びに
IQに対する抗変異原活性は極めて強く、又活性酸素フ
リーラジカル消去作用すなわちスーパーオキシドジムス
ターゼ(SOD)様活性も極めて強く、毒性も極めて低
く生体に安全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茶葉の水又はアルコー
ル抽出で得られる茶カテキン類を有効成分とする抗変異
原剤並びにスーパーオキシドジムスターゼ様活性食材
【0002】
【従来の技術】疫学調査によると、ヒトの発癌因子は、
食物とタバコであり、この二つが環境中の発癌因子の約
70%を占めているといわれる。突然変異の抑制には、
変異原物質が直接、物理的あるいは化学的に不活性化さ
れたり、生体内で代謝活性される際にその代謝酵素の活
性が阻害され、あるいは代謝産物の活性が阻害され、失
われたりして不活性化される場合がある。さらには、第
2級アミンと亜硝酸との反応で抗変異原が生成する場合
のように、亜硝酸が消費されてN−ニトロソ化反応が阻
害されたり、反応によって生成したニトロソ化合物(特
にニトロソアミド型化合物)の化学変化が促進され、結
果として変異が抑制される場合などのあることが知られ
ている。又、変異原物質が、細胞内DNAに作用した
後、変異が固定されるまでの過程で働き、DNAの修
復、複製機構を介した抗変異活性を示す場合もある。こ
の機構には、傷害を受けたDNAの除去修復の促進、S
OS反応[Oda,Y.,Nakamura,S.,O
ki,I.,Kato,T.,Shinagawa,
H.:Mutation Res.,147,219−
229(1985)]修復の抑制など様々な現象がから
むものと思われる。一方、老化に伴う病気としては癌を
始め、動脈硬化や本能性高血圧、パーキンソン氏病、ア
ルツハイマー型痴呆、免疫不全等の難病が知られてい
る。多くの生物は酸素がなくては生きてゆけない。一般
に酸素には、動物に必須の酸素(三重頃酸素分子;
)と、特定の条件あるいは体の不調時に生ずるラジカ
ル(活性酸素)とが存在する。ラジカルは直接又は間接
的(過酸化反応という形で)に細胞膜、細胞内顆粒膜、
あるいはDNAをはじめ種々の細胞成分を変質、損傷さ
せたりする。このラジカルは体内で生成され、その種類
はスーパーオキシドアニオン(・)、一重頃酸素
・)、水酸化ラジカル(・OH)等が存在す
る。このうちスーパーオキシドアニオン(・)は
細胞膜の不飽和脂肪酸などに作用して過酸化反応を引き
起こし、脂質に対する酸化力は動物に必須な酸素の数千
倍も高いといわれている。スーパーオキシドジムスター
ゼ(SOD;酵素番号 EC1.15.1.1)は、1
969年にマックコルド等[McCord,J.M.&
Fridovich,I.:J.Biol.Che
m.,244,6049(1969)]によってその作
用が発見された酵素であり、酸素分子が一電子還元され
て生ずるスーパーオキシドアニオン(・)を不均
化する 2・+2H→H+O を触媒する。人体が正常な時には、SODが働いてスー
パーオキシドアニオンの発生を抑えている。このSOD
活性は加齢と共に低下し、すなわち壮年期から老年期に
なると活性が低下し、SOD活性の増減は生体の老化、
癌化のバロメーターとも言われている。このようなSO
D活性が低下するとラジカルの発生は抑えにくくなりS
ODを摂取補強するか、又はラジカルを捕捉除去するS
OD様活性物質を有する物質を摂取することが必要とな
ってくる。このような背景のもとに、抗癌、老化防止に
対する特効薬がない今日、環境中から変異原/発癌因子
を取り除いたり不活性化する抗変異原剤、並びに活性酸
素フリーラジカル消去作用を示すスーパーオキシドジム
スターゼ(SOD)様活性食材に関する研究や検討が進
められている。しかしながら、多くの抗変異原剤並びに
SOD様活性食材は、それ自体生体に有害であったり嗜
好性の面で常時飲用に不適当であるため実用化が困難で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、ヒトが毎日飲用又は肌に塗布しても無害で、環境中
に存在する変異原物質に対して広範囲の活性を有する抗
変異原剤の開発は早急に望まれているものである。又、
前記従来技術において、スーパーオキシドジムスターゼ
(SOD)はその製造が困難であり、また原料の入手も
制限があり、ビタミンE、ビタミンCは生体を用いた実
験では活性酸素フリーラジカル消去の作用が十分でない
等の難点があり、更に強力な作用を有する活性酸素フリ
ーラジカル消去作用を持つSOD様活性食材が要望され
ている。更に、変異原物質を取り除いたりする抗変異原
剤、並びに活性酸素フリーラジカルを強力に消去するS
OD様活性食材の多くは、その殆どが化学合成で製造さ
れたものであり、またたとえ植物や動物からの材料を用
いた天然物由来のものであっても、その製造過程で人体
に害を及ぼす化学物質を用いたり、生成物の一部を化学
物質と反応させて作られた物が多い。一方、茶は古くよ
り保健と延命の妙薬として知られている。茶又は茶の抽
出物を含め、茶の成分を分画して得られる茶カテキン類
に多くの薬理効果がみられることは衆知の事実である。
そこで、本発明者は、天然物由来の安全生の高い茶葉を
原料として、人体に危険な化学薬品を用いることなく、
単に水あるいはアルコールで抽出した茶カテキン類を用
いて、そのin vitro(試験管内)における薬理
作用について鋭意研究を重ねた結果、茶カテキン類が優
れた抗変異原活性並びにスーパーオキシドジムスターゼ
様活性を有することを見い出した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記知見に基
づいてなされたものであって、茶カテキン類を有効成分
として含有することを特徴とする抗変異原剤並びにスー
パーオキシドジムスターゼ様活性食材である。以下、本
発明につき詳細に説明する。
【0005】茶カテキン類は、ツバキ科の常緑低木Th
ea Sinesis L.の葉を水あるいは人体に無
害なアルコールもしくはこれらの混合溶液で抽出する。
これらは生の葉部を使用してもよく、また葉部を乾燥に
用いてもよく、さらに葉部を発酵させあるいは発酵させ
ることなく蒸成し、揉稔、乾燥を行ったものを用いてよ
い。このようなものとして緑茶、煎茶、はうじ茶、ウー
ロン茶、紅茶等がある。そして、茶カテキン類は(+)
カテキン(C),(−)エピカテキン(EC),(−)
エピガロカテキン(EGC)、(−)エピカテキンガレ
ート(ECg)及び(−)エピガロカテキンガレート
(EGCg)が好適である。これらの物質は公知であ
る。更に、上記各種茶カテキン類の他、遊離型テアフラ
ビン、テアフラビンモノガレートA、テアフラビンモノ
ガレートB,テアフラビンジガレート等の茶テアフラビ
ン類をも抗変異原剤並びにスーパーオキシドジムスター
ゼ様活性食材として使用することができる。本発明にお
ける茶カテキン類の抗変異原活性並びにスーパーオキシ
ドジムスター様活性については、第44回 日本栄養食
糧学会総会(開催会場;川崎医療福祉大学、岡山)講演
演題2D−4p「大豆蛋白質由来低分子ペプチドのum
u法によるTrp−P−1,IQに対する変異原抑制作
用について」の方法に準拠して行うことができる。以下
に本発明を実施例として具体的に説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
【0006】
【実施例1】乾燥した茶葉100重量部に対し、溶媒3
00〜600重量部を加えて行う。溶媒としては、水、
温湯、熱湯あるいはエタノールもしくはその含水物が用
いられ、乾燥した茶葉を前記溶媒に浸漬するかあるいは
加熱下で2分間〜12時間抽出を行うことが望ましい。
得られた抽出液は抽出溶剤除去して濃縮する。濃縮は前
記抽出液を茶抽出成分が35wt%程度になるまで濃縮
する。なお乾燥した茶100重量部は生葉約600重量
部に相当する。また、アルコール抽出液の場合、濃縮す
る前後に、活性炭、酸性白土あるいは硅藻土等を用いて
不必要な成分を吸着、除去し、濃縮液を脱色してもよ
い。さらに、濃縮液を蒸発乾固したりあるいは凍結乾燥
し粉末としてもよい。特に抽出液を活性炭で処理し、凍
結乾燥を行うと得られる製品の保存中の変色を防止する
ことができる。得られた茶カテキン類の濃縮液または粉
末が本発明では抗変異原剤並びにスーパーオキシドジム
スターゼ(SOD)様活性食材として用いられる。これ
らはそのまま用いてもよく、あるいはこれらをドリンク
剤、錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤等の形として経口
的に投与される。これらの剤の製造は、茶カテキン類濃
縮液あるいは粉末に増量剤、バインダー、崩壊剤、矯味
剤、矯臭剤、着色剤等をその製剤の剤型に応じて加え
て、従来知られている慣用の製剤の製造法を用いて製造
するとよい。投与量は、成人に対し粉末の場合1日約8
00mg〜1,200mgを、また濃縮液の場合は2〜
8gを一日数回に分けて投与する。この投与量は、通常
茶を飲用するときの数倍に相当する。この茶カテキン類
は常用されている茶葉の成分であるので毒性はなく、従
って上記投与量を越えて投与しても何等支障はない。こ
のようにすると、癌や老化予防することができるばかり
でなく、その治療にも有用である。また、得られた茶カ
テキンの固体を清水に溶かして、食品とともに摂取する
と、癌の予防や老化制御に有用である。なお茶カテキン
類((+)C,(−)EC,(−)EGC,(−)EC
g,(−)EGCg)の組成を高速液体クロマトグラフ
ィーにより調べた。野村化学製デベロシルODS−5カ
ラム(φ4.5×15cm)を用い、移動相としてはア
セトニトリル:酢酸エチル:0.05%リン酸水=1
2:2:86 を用いた。流速1.0ml/min,カ
ラム温度25℃とし、検出波長280nmで行った結果
を図1に示す。
【0007】
【実施例2】変異原製試験の主流として現在用いられて
いるエームス法や癌原性試験の結果とよく相関している
ウム−テスト(umu−Test)を用いた。DNAへ
の損傷により誘発される一連の遺伝子群(SOS遺伝
子)のうち突然変異に直接関与しているumu−遺伝子
の発現をβ−ガラクトシダーゼ活性(Millerの方
法,1972年)を指標として測定した。活性型Trp
−P−1(3−アミノ−1,4−ジメチル 5Hピリド
[4,3−b]インドール)(和光純薬製)によりSO
Sに反応を誘発する場合には、96穴マイクロタイター
プレートの各ウェルにTGA培地(1%トリプトン,
0.5%塩化ナトリウム,0.2%グルコース,0.0
1%アンピシリン)中に10%のS−9mixを含むネ
ズミチフス菌TA1535/psk1002株培養の菌
液100μlに活性型Trp−P−1を10μl(濃度
369,184.5,92.3,46.1,23.1,
11.5,5.8μM)加え、被検試料としての茶カテ
キン類((+)C,(−)EC,(−)EGC,(−)
ECg,(−)EGCg)を10μl(濃度5μg)加
え、37℃ 2時間反応させた。また、活性型IQ
(2−アミノ−3−メチルイミダゾ[4,5−f]キノ
リン)(和光純薬製)によりSOSに反応を誘発する場
合には、96穴マイクロタイタープレートの各ウェル
に、TGA培地中に10%のS−9mixを含むネズミ
チフス菌液100μlに活性型IQを10μl(濃度5
04.5,252.3,126.1,63.1,31.
5,15.8,7.9μM)加え、被検試料としての茶
カテキン類((+)C,(−)EC,(−)EGC,
(−)ECg,(−)EGCg)を10μl(濃度5μ
g)加えた。反応液のβガラクトシターゼ活性は各ウェ
ルに基質濃度4mg/mlの2−ニトロフェニル−β−
D−ガラクトピラノシド100μlを加え37℃,2時
間酵素反応を行なわせ、1M炭酸ナトリウム100μl
を加え反応を停止した後、タイタープレート分光光度計
(バイオラッド社製)で吸光度620nmを測定した。
変異原剤Trp−P−1に対する茶カテキン類の抗変異
原活性測定の結果を2図に、また、変異原剤IQに対す
る茶カテキン類の抗変異原活性測定の結果を3図に示
す。結果から、茶カテキン類の中でエピガロカテキンガ
レート((−)EGCg),エピカテキンガレート
((−)ECg)及びエピガロカテキン((−)EG
C)は、変異原剤Trp−P−1並びにIQに対して極
めて強い抗変異原活性を有する。
【0008】
【実施例3】ウミホタルルシフェリン誘導体(CLA)
・、・を特異的に検出する有効な化学発
酵試薬であり、発明者ら(Agric.Biol.Ch
em.,55巻,157−160頁,1991年)の方
法によりスーパーオキシドジムスターゼ(SOD)を消
光剤に用いた消光実験よりCLAと・との反応速
度が求められる。ウミホタルルシフェリン誘導体CLA
(C1311ON、東京化成製、最終濃度1.39
x10−7〜4.64x10−8M)溶液10μl,ア
ルブミン(50mg/50ml,シグマ化学製)500
μl,キサンチンオキシターゼ(1.45unit/m
l,シグマ化学製)50μlを順に円筒型石英セル(内
径14mm×高さ60mm)に入れ、ルミノメーター
Aloka BLR−102B型(浜松ホトニクス製)
の試料室内に移し、3mMヒポキサンチン溶液200μ
lを注入して、セル底面から化学発光を単一光量子計数
により測定した。消光剤が存在する場合並び存在しない
場合の・の発光強度の比率(I/I)は I/I=1+[k/(k+k[CLA])]×
[Q] で表わされる。ここで、[Q]はSOD様活性物質を、
・の消失速度定数、k・と[C
LA]との反応速度定数、k・と[Q]との
反応速度定数を示す。本発明に係わる、茶カテキン類の
スーパーオキシドジムスターゼ活性(反応速度定数 k
で表す)は表1のとおりである。
【0009】
【表1】 茶カテキン類の活性酸素フリーラジカル消去
作用 結果から、茶カテキン類の中で、エピガロカテキンガレ
ート((−)EGCg)、エピカテキンガレート
((−)ECg)及びエピガロカテキン((−)EG
C)は、極めて強い活性酸素フリーラジカル消去作用す
なわちスーパーオキシドジムスターゼ様活性を有する。
図4は、測定試料を加えない場合の化学発光の強度変化
(積分)を示し、図5は、測定試料を加えた場合の化学
発光の強度変化(積分)を示す。
【0010】
【発明の効果】本発明は、茶葉から水またはアルコール
を抽出溶媒として抽出した茶カテキン類を有効成分とす
る抗変異原剤並びにスーパーオキシドジムスターゼ様活
性食材を提供するものである。本発明の抗変異原剤並び
にスーパーオキシドジムスターゼ様活性食材は、癌の予
防並びに老化制御に有効であり、生体にとって安全であ
る。したがって本発明の抗変異原剤並びにスーパーオキ
シドジムスターゼ様活性食材は単に強力な抗変異原剤並
びにスーパーオキシドジムスターゼ様活性食材として医
療分野で使用されるにとどまらず、食品、化学薬品類等
の利用も期待できるものである。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる、茶葉を水、アルコールまたは
これらの混合溶液を抽出溶媒として抽出した茶カテキン
類の高速液体クロマトグラフを示す。
【図2】本発明に係わる、変異原剤Trp−P−1各濃
度に対する茶カテキン類((+)C,(−)EC,
(−)EGC,(−)ECg,(−)EGCg)の抗変
異原活性を示す。
【図3】本発明に係わる、変異原剤IQ各濃度に対する
茶カテキン類((+)C,(−)EC,(−)EGC,
(−)ECg,(−)EGCg)の抗変異原活性を示
す。
【図4】本発明に係わる、スーパーオキシドジムスター
ゼ様活性測定の際、測定試料を加えない場合の化学発光
の強度変化(積分)を示す。
【図5】本発明に係わる、スーパーオキシドジムスター
ゼ様活性測定の際、測定試料を加えた場合の化学発光の
強度変化(積分)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶葉を水、アルコール又はこれらの混合
    溶液を抽出溶媒として抽出した茶カテキン類を含有せし
    めてなる抗変異原剤
  2. 【請求項2】 茶葉を水、アルコール又はこれらの混合
    溶液を抽出した茶カテキン類を含有せしめてなるスーパ
    ーオキシドジムスターゼ様活性食材
JP4319196A 1992-10-14 1992-10-14 抗変異原活性並びにスーパーオキシドジムスターゼ様活性を有 する茶カテキン類 Pending JPH06128168A (ja)

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