JPH06127477A - 舵角検出表示装置 - Google Patents

舵角検出表示装置

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Publication number
JPH06127477A
JPH06127477A JP30776492A JP30776492A JPH06127477A JP H06127477 A JPH06127477 A JP H06127477A JP 30776492 A JP30776492 A JP 30776492A JP 30776492 A JP30776492 A JP 30776492A JP H06127477 A JPH06127477 A JP H06127477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering angle
disc
sensors
rudder
sensor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30776492A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yamashita
智 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH06127477A publication Critical patent/JPH06127477A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船舶の舵角を検出して表示しうる舵角検出表
示装置に関するもので、特に非接触式距離検出センサを
利用して装置の簡素化をはかったものである。 【構成】 舵軸1とともに回動しうるように同舵軸1に
取り付けられた盤状体2と、同盤状体2の周縁部との距
離を検出しうる非接触式センサ3a,3bとをそなえ、
センサ3a,3bの距離検出値が舵角に対応するように
上記盤状体2の周縁部がセンサ3a,3bに対向する傾
斜面を持つように形成されて、センサ3a,3bの出力
信号を舵角信号に変換する変換器4と、同変換器4から
の出力を受けて舵角を表示しうる表示器5とが設けられ
ている。これにより、装置が簡素化され、信頼性の向上
がはかられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶の舵角を検出して
表示しうる舵角検出表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の舵角検出表示装置では、図3に示
すように、舵軸11とともに回動しうるように同舵軸11に
取り付けられた円盤12と、同円盤12とともに回動して舵
角αを発信するモータをそなえたシンクロ発信器14とが
設けられ、円盤12とシンクロ発信器14とは連結棒13で連
結され同期した回動が可能になっている。シンクロ発信
器14が発信する舵角αに対応したパラメータはケーブル
15を介してシンクロ受信器16に送出され、舵角αはこの
シンクロ受信器16で表示されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来の舵角検出表示装置では、舵角発信器となるシン
クロ発信器14のモータを回転させるために連結棒13など
が必要であるため、大がかりな装置になってしまうとい
う問題点がある。本発明は、このような問題点の解決を
はかろうとするもので、舵軸とともに回動しうるように
同舵軸に取り付けられた傾斜面を持つ盤状体の周縁部と
の距離を検出しうるセンサにより、舵角の検出および表
示を可能にして装置の簡略化をはかれるようにした舵角
検出表示装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の舵角検出表示装置は、舵軸とともに回動し
うるように同舵軸に取り付けられた盤状体と、同盤状体
から離隔した位置で同盤状体の周縁部との距離を検出し
うる非接触式センサとをそなえ、同センサの距離検出値
が舵角に対応するように上記盤状体の周縁部が上記セン
サに対向する傾斜面を持つように形成されて、上記セン
サの出力信号を舵角信号に変換する変換器と、同変換器
からの出力を受けて舵角を表示しうる表示器とが設けら
れたことを特徴としている。
【0005】
【作用】前述のような本発明の舵角検出表示装置では、
操舵に応じ舵軸と一体に盤状体が回動すると、同盤状体
の周縁部における傾斜面と対向したセンサが同傾斜面と
の距離を検出し、同センサの距離検出値は舵角に対応し
たものとなる。そして、上記検出値が変換器で舵角信号
に変換され、この舵角信号に基づいて表示器に舵角が表
示される。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
舵角検出表示装置について説明すると、図1はその平面
図、図2はその側面図である。図1,2に示すように、
本実施例の舵角検出表示装置は、舵軸1とともに回動し
うるように同舵軸1の上端に取り付けられた盤状体(円
盤)2と、同盤状体2から離隔した位置で同盤状体2の
周縁部との距離を計測しうる光学式等の非接触式センサ
3a,3bとをそなえている。なお、センサ3a,3b
は舵角0°の状態で舵軸中心より左右に等距離に配置さ
れる。
【0007】そして、センサ3a,3bの距離検出値が
舵角に対応するように、盤状体2の周縁部は、図2に示
すように、センサ3a,3bに対向する傾斜面2aを持
つように形成されている。また、センサ3a,3bの出
力信号(距離検出信号)を舵角信号に変換する変換器4
と、同変換器4からの出力を受けて舵角を表示しうる表
示器5とが設けられている。
【0008】図2に示すように、x,H,Aを定義す
る。すなわち、xはセンサ3a,3bの両位置の中点か
ら円盤表面までの距離で変数であり、Aはxが最小(x
min)のときの円盤の厚さであり、HはH=A+xmin
定義される。舵角をψ(x)とすると、これは[数1]式
で表すことができる。
【数1】 舵角方向は、2個のセンサ3a,3bからの出力信号の
差の符号から判定される。
【0009】上述の構成により、本実施例では次のよう
な作用が行なわれる。舵角をθにする操舵が行なわれた
とき、右舷側のセンサ3aで距離xRが検出され、左舷
側のセンサ3bで距離xLが検出されると、変換器4に
おいて両センサ3a,3bの出力信号xR,xLは[数
2]式によって舵角θに変換される。
【数2】 舵角方向については、xL>xRのとき舵は右舷側にきら
れており、逆にxL<xRのときは舵は左舷側にきられて
いる。そして、変換器4からの出力信号(舵角信号)を
受ける表示器5において、舵角θが表示される。
【0010】このようにして、本実施例の舵角検出表示
装置では、装置の簡素化,センサの非接触化による信頼
性の向上、設置の簡易化などの効果が得られる。なお、
本実施例では、盤状体2は全体として円盤状になってい
るが、その一部すなわち通常の最大舵角±35°に対応し
た部分のみが扇形に形成されて、この扇形部分の周縁部
が、センサ3a,3bの距離検出値を舵角に対応させる
べく、適当な傾斜面を持つように形成されていてもよ
い。
【0011】また、盤状体2は、舵軸1の上端ではなく
中間部につば状に設けられてもよい。さらに、盤状体2
の傾斜面の断面は図2のように直線的でなくてもよく、
曲線でもよい。そして舵角0°の状態でセンサが次の
[数3]式の値を検出できるようにすれば、1個のセン
サでその舵角方向を判断することも可能である。
【数3】 上述のように構成しても、前述の実施例と同様の作用効
果が得られることは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の舵角検出
表示装置によれば、舵軸と共に回動する盤状体との距離
を計測しうる非接触式センサを用いて舵角の検出が行な
われるため、次のような効果ないし利点が得られる。 (1) 従来の大がかりな装置と比べて、装置全体が大幅に
が簡素化され、小型化される。 (2) 非接触式センサを用いるため、信頼性が向上する。 (3) 装置の取り付けが簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての舵角検出表示装置を
示す平面図である。
【図2】図1の舵角検出表示装置の側面図である。
【図3】従来の舵角検出表示装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 舵軸 2 盤状体 2a 傾斜面 3a,3b 距離検出センサ 4 変換器 5 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舵軸とともに回動しうるように同舵軸に
    取り付けられた盤状体と、同盤状体から離隔した位置で
    同盤状体の周縁部との距離を検出しうる非接触式センサ
    とをそなえ、同センサの距離検出値が舵角に対応するよ
    うに上記盤状体の周縁部が上記センサに対向する傾斜面
    を持つように形成されて、上記センサの出力信号を舵角
    信号に変換する変換器と、同変換器からの出力を受けて
    舵角を表示しうる表示器とが設けられたことを特徴とす
    る、舵角検出表示装置。
JP30776492A 1992-10-21 1992-10-21 舵角検出表示装置 Withdrawn JPH06127477A (ja)

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JP30776492A JPH06127477A (ja) 1992-10-21 1992-10-21 舵角検出表示装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014136622A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Okada Kogyo Co Ltd ローラコンベア方向転換装置及びローラコンベア搬送装置
CN104583156A (zh) * 2013-02-27 2015-04-29 住友大阪水泥股份有限公司 多孔物品及其制造方法
FR3140859A1 (fr) * 2022-10-17 2024-04-19 Naval Group Dispositif de navigation pour bâtiment naval et bâtiment naval associé

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014136622A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Okada Kogyo Co Ltd ローラコンベア方向転換装置及びローラコンベア搬送装置
CN104583156A (zh) * 2013-02-27 2015-04-29 住友大阪水泥股份有限公司 多孔物品及其制造方法
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Effective date: 20000104