JPH05323044A - 積雪測定装置 - Google Patents

積雪測定装置

Info

Publication number
JPH05323044A
JPH05323044A JP12772992A JP12772992A JPH05323044A JP H05323044 A JPH05323044 A JP H05323044A JP 12772992 A JP12772992 A JP 12772992A JP 12772992 A JP12772992 A JP 12772992A JP H05323044 A JPH05323044 A JP H05323044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
signal
transmitter
time difference
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12772992A
Other languages
English (en)
Inventor
Rintaro Kotaki
麟太郎 小滝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12772992A priority Critical patent/JPH05323044A/ja
Publication of JPH05323044A publication Critical patent/JPH05323044A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は1個の雪センサのみで複数の測定点
の積雪を測定することができる積雪測定装置を提供する
ことを目的としている。 【構成】 本発明において、雪面10の測定点がP1
場合、位置制御部5はセンサ駆動部3、4を制御して信
号発信器1、2を対応する角度θ1 、θ2 として、発信
器1と受信器2を測定点P1 の方向に向ける。この状態
で信号発信器1から発信された超音波は測定点P1 で反
射して信号受信器2に受信される。時間差検出部6はこ
の時の超音波の発信時刻と受信時刻との時間差を検出し
て、これを演算処理部8に出力する。信号補正部7は位
置制御部5から渡される前記角度θ1、θ2に対応する
補正係数を求め、この補正係数を演算処理部8に与え
る。演算処理部8は前記時間差と補正係数とから積雪D
を求め、これを出力する。測定点P2 、P3 に関しても
上記と同様の動作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非接触型雪センサを用い
て積雪を測定する積雪測定装置に係わり、特に測定点を
複数箇所とした場合の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置は音波又は光波を発信
する発信器と、前記音波又は光波の反射波を受信する受
信器とから成る雪センサを備え、前記発信器から雪面に
発信された音波又は光波の反射波を受信器で受信し、そ
の際の前記音波又は光波の発信時刻と受信時刻との差に
基づいて積雪を測定していた。このような従来の積雪測
定装置は1台で1測定点の積雪しか測定できないため、
複数測定点の積雪を測定したい場合には、前記発信器と
受信器とから成る雪センサを前記複数点に対応して複数
個用いなければならなかった。従って、測定点が複数の
場合は、装置のコストが増大するという欠点がある共
に、一旦測定点を決めた後、その測定点を変更する際
に、対応する雪センサの位置も移動して再び固定しなけ
ればならず、測定点の変更に手間及び時間かかかるとい
う欠点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の非
接触式雪センサを用いる積雪測定装置では、1個の雪セ
ンサで1測定点の積雪しか測定できないため、複数の測
定点の積雪を測定するには、測定点と同じ数だけの雪セ
ンサを配設しなければならず、この分、装置のコストが
上昇してしまうという欠点があった。又、測定点を変更
する際には、対応する雪センサの位置も移動して再び固
定しなければならず、測定点の変更に手間及び時間がか
かるという欠点もあった。
【0004】そこで本発明は上記の欠点を除去し、1個
の雪センサのみで複数の測定点の積雪を測定することが
できる積雪測定装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は信号を発信する
発信器と、この発信器から発信された信号の雪面からの
反射波を受信する受信器とから成る雪センサを備え、前
記信号の発信器からの発信時刻と前記信号の受信器によ
る受信時刻との時間差に基づいて積雪を求める積雪測定
装置において、発信器の向きを変更する第1の駆動手段
と、受信器の向きを変更する第2の駆動手段と、前記雪
面の任意に決められた測定点の方向に前記発信器と前記
受信器がそれぞれ向くように前記第1の駆動手段及び前
記第2の駆動手段を制御する位置制御手段と、前記測定
点に対応した補正係数を発生する補正手段と、この補正
手段から発生された補正係数と前記時間差に基づいて積
雪を算出する演算手段とを具備した構成を有する。
【0006】
【作用】本発明の積雪測定装置において、第1の駆動手
段は発信器の向きを変更する。第2の駆動手段は受信器
の向きを変更する。位置制御手段は前記雪面の任意に決
められた測定点の方向に前記発信器と前記受信器がそれ
ぞれ向くように前記第1の駆動手段及び前記第2の駆動
手段を制御する。補正手段は前記測定点に対応した補正
係数を発生する。演算手段は前記補正手段から発生され
た補正係数と前記時間差に基づいて積雪を算出する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の積雪測定装置の一実施例を示し
たブロック図である。1は超音波を発信する信号発信器
で、センサ駆動部3によって回動可能に固定されてい
る。2は雪面10より反射された超音波を受信する信号
受信器で、センサ駆動部4によって回動可能に固定され
ている。3は信号発信器1を指定された角度に回動して
測定点方向に向けるセンサ駆動部、4は指定された角度
に信号受信器2を回動して測定点方向に向けるセンサ駆
動部、5はセンサ駆動部3、4を制御して信号発信器
1、2を測定点方向に向ける位置制御部、6は信号発信
器1から超音波が発信されて、その反射波を信号受信器
2が受信するまでの時間差を検出する時間差検出部、7
は位置制御部5から渡された信号発信器1、2の現在の
角度に対応した信号補正情報(補正係数)を発生して、
これを演算処理部8に与える信号補正部、8は時間差検
出部6によって検出された時間差と信号補正部7によっ
て発生された補正係数に基づいて測定点の積雪を演算し
て出力する演算処理部である。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。雪
面10の測定位置P1 、P2 、P3の積雪を測定する場
合について述べる。位置制御部5は測定点P1 の積雪を
測定するに際して、信号発信器1の向きと信号受信器2
の向きを測定点P1 の方向に向ける制御を行う。予め測
定点P1 、P2 、P3 が決まっていれば、信号発信器
1、2を前記測定点に向ける信号発信器1、2が垂直方
向に対して有するそれぞれの角度(図2参照)は図3に
示すように一律に決まってしまう。このため、位置制御
部5は測定点P1 に信号発信器1、2が向くようにセン
サ駆動部3、4を制御して、信号発信器1、2が角度θ
1、θ2をなすまで回動させる。その後、信号発信器1
が超音波を発信すると、この超音波は測定点P1 で反射
されて、その反射波が信号受信器2により受信される。
この時、時間差検出部6は信号発信器1が前記超音波を
発信した時刻と、この超音波を信号受信器2が受信した
時刻との差を検出し、得られた時間差Δtを演算処理部
8に与える。一方、信号補正部7は現在信号発信器1,2
が垂直方向に対して有している角度θ1 、θ2 を位置制
御部5から入力し、この角度θ1、θ2に対応する補正
係数k(θ1 、θ2 )をメモリ等から読み出して、これ
を演算処理部8に与える。尚、位置制御部5のメモリに
は図3に示したような測定位置に対応する信号発信器
1、2が有する角度を示した一覧データが登録されてい
るものとする。
【0009】ここで、時間差Δtと積雪Dの関係におい
て、積雪が深い場合は雪面10が上昇しているため、信
号発信器1から信号発信器2に超音波が伝達される経路
が短くなり、逆に積雪が浅いと、雪面10が下降してい
るため前記経路が長くなる関係にある。前記経路が長い
と上記した時間差Δtは大きくなり、前記経路が短いと
小さくなる。従って、積雪の深浅と前記時間差Δtはあ
る関数関係にあるといえる。しかも、本例の場合は、測
定点に対して信号発信器1と信号受信器2が垂直方向に
対してある角度を持っているため、この角度によって前
記積雪の深浅Dと時間差Δtの関係が異なってくる。
又、これとは別に、信号発信器1から発信された超音波
の雪面10に対する反射率や透過率も信号発信器1、2
が有する前記角度によって違ってくるため、前記積雪D
と時間差Δtの関数関係を補正するために、前記角度毎
の補正係数が必要になり、結局、D=k(θa 、θb
h(Δt)のような関係が積雪Dと時間差Δtの間に成
り立つことになる。但し、上記したk(θa 、θb )は
補正係数である。
【0010】信号補正部7は信号発信器1、2が有する
角度によって、前記時間差Δtから導出される積雪Dの
誤差を補正する補正係数k(θa 、θb )を発生する。
上記した図1の例の如く測定位置がP1 の場合、図4に
示すように信号補正部7から発生される補正係数はk
(θ1 、θ2 )になる。従って、演算処理部8はD=k
(θ1 、θ2 )h(Δt)…(1)に沿った演算を行っ
て、積雪Dを求め、これを出力する。尚、図4に示した
測定位置に対応する補正係数を示した一覧データは信号
補正部7のメモリに登録されているものとする。位置制
御部5は測定点P1 における積雪Dが演算処理部8によ
り求められると、次に測定点P2 に信号発信器1、2を
向けるべく、センサ駆動部3、4を制御してそれぞれの
発信器1、受信器2を対応する角度(θ3 、θ4 )に回
動して固定する。以降は上記したのと同様の動作が行わ
れ、演算処理部8から測定点P2 に対応する積雪Dが求
められて出力される。測定点P3 に関しても同様で、演
算処理部8から測定点P3の積雪Dが出力される。
【0011】本実施例によれば、位置制御部5とセンサ
駆動部3、4によって信号発信器1、2を複数の積雪測
定点P1 〜P3 の方向に順番に向けることができるた
め、各測定点で信号発信器1からの超音波の発信時刻と
信号受信器2における前記超音波の受信時刻との時間差
を求め、この時間差と測定点に対応した補正係数に基づ
いて、各測定点の積雪Dを順次求めることができる。従
って、複数の測定点P1 〜P3 に対して信号発信器1と
信号発信器2から成る雪センサ1個で対応可能であり、
装置のコストを上げることなく、複数の測定点P1 〜P
3 の積雪Dを測定することができる。しかも、図3に示
したような測定位置に対応する信号発信器1が有する角
度及び信号発信器2が有する角度を示したデータと、図
4に示したような測定位置に対応する補正係数を示した
データを変更登録するだけで、測定点を自由に増減でき
ると共に、測定位置の変更を容易に行うことができる。
【0012】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の積雪測定装置
によれば、1個の雪センサのみで複数の測定点の積雪を
測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積雪測定装置の一実施例を示したブロ
ック図である。
【図2】図1に示した信号発信器と信号受信器が垂直方
向と成す角度例を示した図。
【図3】図1に示した位置制御部のメモリに登録されて
いる測定位置に対応する信号発信器と信号受信器の成す
角度例を示した図。
【図4】図1に示した信号補正部のメモリに登録されて
いる測定位置に対応する補正係数例を示した図。
【符号の説明】
1…信号発信器 2…信号受信器 3、4…センサ駆動部 5…監視制御部 6…時間差検出部 7…信号補正部 8…演算処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を発信する発信器と、この発信器か
    ら発信された信号の雪面からの反射波を受信する受信器
    とから成る雪センサを備え、前記信号の発信器からの発
    信時刻と前記信号の受信器による受信時刻との時間差に
    基づいて積雪を求める積雪測定装置において、発信器の
    向きを変更する第1の駆動手段と、受信器の向きを変更
    する第2の駆動手段と、前記雪面の任意に決められた測
    定点の方向に前記発信器と前記受信器がそれぞれ向くよ
    うに前記第1の駆動手段及び前記第2の駆動手段を制御
    する位置制御手段と、前記測定点に対応した補正係数を
    発生する補正手段と、この補正手段から発生された補正
    係数と前記時間差に基づいて積雪を算出する演算手段と
    を具備したことを特徴とする積雪測定装置。
JP12772992A 1992-05-20 1992-05-20 積雪測定装置 Withdrawn JPH05323044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12772992A JPH05323044A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 積雪測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12772992A JPH05323044A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 積雪測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05323044A true JPH05323044A (ja) 1993-12-07

Family

ID=14967257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12772992A Withdrawn JPH05323044A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 積雪測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05323044A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2865953A1 (en) * 2013-10-24 2015-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd Air conditioner and method of controlling the same
EP2944886A3 (en) * 2014-05-15 2016-02-24 LG Electronics Inc. Air conditioner and method for controlling the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2865953A1 (en) * 2013-10-24 2015-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd Air conditioner and method of controlling the same
US9784496B2 (en) 2013-10-24 2017-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Air conditioner and method of controlling the same
EP2944886A3 (en) * 2014-05-15 2016-02-24 LG Electronics Inc. Air conditioner and method for controlling the same
US10088177B2 (en) 2014-05-15 2018-10-02 Lg Electronics Inc. Air conditioner and method for controlling the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8712588B2 (en) Method and/or apparatus for navigating mobile robot using virtual sensor
JP2003294777A (ja) 回転数検出装置、物体計測システムおよび回転数検出方法
JPH05323044A (ja) 積雪測定装置
JP3117372B2 (ja) 超音波距離測定装置
JP2916362B2 (ja) 位置測定における音速補正装置及びその方法
JPH0720223A (ja) 無人搬送車の測位装置
JPH05257530A (ja) 移動ロボットの方位及び位置の較正方法並びに装置
JPH08128994A (ja) アレイ型探傷器におけるアレイ探触子及びこの入射角制御装置
JPH08334321A (ja) 超音波式測距計
JPS6365899B2 (ja)
JPS60205208A (ja) 超音波距離測定装置
JPH0772128A (ja) アレイ探触子の駆動方法及びその装置
JPS6098324A (ja) 温度計
JPH0894753A (ja) 距離および法線方向測定方法
JPH10186029A (ja) 水中位置検出装置
JPH0412433B2 (ja)
JP2000298170A (ja) 超音波測深機
JPH0850172A (ja) 音波方位計測装置
JP3133192B2 (ja) 水中探査装置
JPH08133155A (ja) 二輪車用バンク角検出装置
JPH08122312A (ja) アレイ型探傷器におけるアレイ探触子及びこの入射角制御装置
JPH0922326A (ja) 座標入力装置
JPH05240719A (ja) 超音波遠隔水温測定装置
JPH06118169A (ja) 音響測位装置
JPS59224504A (ja) 移動体の自己位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803