JPH06126107A - フイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法 - Google Patents

フイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法

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JPH06126107A
JPH06126107A JP30041992A JP30041992A JPH06126107A JP H06126107 A JPH06126107 A JP H06126107A JP 30041992 A JP30041992 A JP 30041992A JP 30041992 A JP30041992 A JP 30041992A JP H06126107 A JPH06126107 A JP H06126107A
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JP
Japan
Prior art keywords
press
filter
press cake
filter cloth
cake
Prior art date
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Pending
Application number
JP30041992A
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English (en)
Inventor
Kouhei Yamauchi
鑛平 山内
Takeshi Ogata
毅 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SETO TEKKO KK
Original Assignee
SETO TEKKO KK
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Publication date
Application filed by SETO TEKKO KK filed Critical SETO TEKKO KK
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Publication of JPH06126107A publication Critical patent/JPH06126107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレスケ−キを濾過布から小パワ−で無理な
く剥離できるようにして濾過布の損傷を防止できるフイ
ルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法を提供すること。 【構成】 吸着パット11を前進してフイルタ−プレス
1のプレスケ−キPに吸着し、次いで吸着パット11を
後傾さすと共に後退してプレスケ−キPの上部をフイル
タ−プレス1の濾過布42から剥離し、次いで剥離用箆
37をプレスケ−キPと濾過布42間に下降して濾過布
42の裾部43をプレスケ−キPの下部から剥離するこ
とを特徴とするフイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陶磁器製造用原料である
プレスケ−キをフイルタ−プレスから剥離して取り出す
際のプレスケ−キ剥離方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フイルタ−プレスのプレスケ−キ
剥離方法は、例えば本願出願人が先に出願した特公平3
−29446号が存在する。しかしながら、該方法で
は、吸着パットを下降さすことによりプレスケ−キの下
部をフイルタ−プレスの濾過布の裾部から剥離するもの
であり、このため濾過布の裾部が外方にめくれ上がる弊
害を防止するものではあるが、濾過布の裾部に面状に強
く貼着した状態にあるプレスケ−キを濾過布の布面に沿
う下方に移動してプレスケ−キの下部全体を一斉に剥離
さすこととなるため、この剥離に強いパワ−を要すると
共に剥離の際に濾過布に無理が掛って損傷を生じ易いと
いう問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、プレ
スケ−キを濾過布から小パワ−で無理なく剥離できるよ
うにして濾過布の損傷を防止できるフイルタ−プレスの
プレスケ−キ剥離方法を提供し、もって上記従来技術の
問題を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、吸
着パットを前進してフイルタ−プレスのプレスケ−キに
吸着し、次いで吸着パットを後傾さすと共に後退してプ
レスケ−キの上部をフイルタ−プレスの濾過布から剥離
し、次いで剥離用箆をプレスケ−キと濾過布間に下降し
て濾過布の裾部をプレスケ−キの下部から剥離すること
を特徴とするフイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法
を要旨とするものである。
【0005】
【作用】この方法にあっては、プレスケ−キの剥離の初
めに吸着パットを後傾さすと共に後退してプレスケ−キ
の上部をフイルタ−プレスの濾過布から剥離するので、
プレスケ−キの上部が上方から逐次剥離することとなる
が、粘性の強いプレスケ−キの下部に濾過布の裾部は未
だ粘着状態にある。しかし、次工程の剥離用箆の下降に
より濾過布の裾部がその上方から順次、プレスケ−キか
ら剥離することとなる。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。先づ装置について述べると、図2、図3におい
て、1はそれ自体公知の縦長なフイルタ−プレス、3は
フイルタ−プレス1に跨がって前後移動可能に設けたケ
−キ搬出装置であって、該ケ−キ搬出装置3は、門形フ
レ−ム4の下部内側の左右に付設した車輪5をフイルタ
−プレス1の両側に付設した軌条6に載架し、フレ−ム
4の一側(図では右側)上部に付設した軸受部材7に竪
形の支軸8を支承し、支軸8には垂直板状ブラケット9
を固着し、ブラケット9に剥離装置10を備えている。
剥離装置10は、プレスケ−キ用吸着パット11と吸着
パット昇降機構12と吸着パット前後動機構13と吸着
パット傾動機構14と箆機構15とを備えており、吸着
パット昇降機構12は、ブラケット9前面上部に付設し
た支持材17に竪形シリンダ18を取り付け、該シリン
ダ18のピストンロッド19の下端には支持部材20を
連結し、支持部材20の左右に設立した竪形スライド2
1、21をブラケット9に付設したスライドベ−ス2
2、22にそれぞれ昇降可能に摺嵌している。
【0007】前記吸着パット前後動機構13は、支持部
材20に左右方向の支軸23で支持したシリンダ24の
ピストンロッド25にフイルタ−プレス1の濾板2の中
心X上方に配した吸着パット11の背面中央部を固定
し、吸着パット11の背面に突設したガイドロッド27
をシリンダ24に付設したガイドベ−ス28に摺嵌して
いる。前記吸着パット傾動機構14は、一方(図では右
方)のスライド21に取り付けたシリンダ29のピスト
ンロッド30の下端にチェン31を連結し、チェン31
の下端部を支軸23に嵌着したスプロケット32に巻回
してチェン31の先端をスプロケット32に固定してい
る。前記箆機構15は、他方(図では左方)のスライド
21に付設した取付部材33に左右方向のピン34でシ
リンダ35の上端を支持し、シリンダ35のピストンロ
ッド36の下端に横長な剥離用箆37を付設して該箆3
7を前記濾板の中心X上方に配し、箆37の側方に設立
した箆回り止め用ガイドロッド38をシリンダ35に付
設したガイド39に昇降可能に摺嵌し、スライド21に
付設したシリンダ振れ止め用プレ−ト40の前後に長い
長孔41にシリンダ35の下端部を挿入している。
【0008】しかして、本例方法にあっては、昇降用シ
リンダ18の作動によりピストンロッド19を下降し
て、支持部材20を介して吸着パット前後動機構13、
吸着パット傾動機構14、箆機構15を下降し、吸着パ
ット11をフイルタ−プレスの濾板のプレスケ−キPの
後方に位置させる(図1a参照) 次に、前後動用シリンダ24の作動によりピストンロッ
ド25を前進して吸着パット11を前進さすと共に、傾
動用シリンダ29の作動によりピストンロッド30を下
降してチェン31を緩め、吸着パット11を支軸23を
中心に適度な自由性を付与した状態下にプレスケ−キP
に密着させる(図1b参照)。なお、この際吸着パット
11の負圧力を公知の手段により増大させてプレスケ−
キPを吸着パット11に吸着させる。次に、傾動用シリ
ンダ29の作動によりピストンロッド30を上昇してチ
ェン31、スプロケット32を介し支軸23を角回転し
て吸着パット11を後傾さすと共に、前後動用シリンダ
24の作動によりピストンロッド25を後退して吸着パ
ット11を後退させ、吸着パットに吸着しているプレス
ケ−キPを後傾状に後退させてプレスケ−キPの上部を
濾板2に掛設されている濾過布42から剥離する(図1
c参照)。この際、濾過布42の裾部43は自由端であ
るため粘性の強いプレスケ−キPに未だ強く付着してい
る。又、上記プレスケ−キPの上部の剥離に際しては、
吸着パット11の後傾により上方から逐次剥離すること
となる。
【0009】次に、箆機構のシリンダ35の作動により
ピストンロッド36を下降して箆37をプレスケ−キP
と濾過布42間に下降し、プレスケ−キPの下部から濾
過布42の裾部43を剥離する(図1d参照)。この剥
離は、箆37の下降に伴って行われるので、濾過布42
の裾部43が上方から順次剥離することとなる。次に、
箆用シリンダ35、昇降用シリンダ18の作動によりピ
ストンロッド36、19を上昇し、箆37を上昇すると
共に、吸着パット前後動機構13、箆機構15、吸着パ
ット傾動機構14と共に吸着パット11及びこれに吸着
しているプレスケ−キPを上方に引き上げる(図1e参
照)。なお、この引き上げ状態からは、支軸8を支点に
ブラケット9を回動して吸着パット11と共にプレスケ
−キPを適当な位置のパレット(図示せず)上に回動
し、プレスケ−キPを吸着パット11から離して剥離装
置10を前記引き上げ状態の説明初期の状態に立ち帰ら
せる。
【0010】
【発明の効果】上記のように本発明の剥離方法において
は、吸着パットの動作によりプレスケ−キを労力を要さ
ず剥離できて省力化できるに止まらず、従来法のように
濾過布の裾部に面状に強く粘着しているプレスケ−キの
下部全体を一斉に剥離さすのと異なり、プレスケ−キの
上部を濾過布から剥離してから剥離用箆を吸着パットと
濾過布間に下降さすことにより、プレスケ−キに面状に
粘着している濾過布の裾部が上方から順次、プレスケ−
キから剥離して行くこととなり、このため該剥離に強力
なパワ−を要さず、ひいては濾過布に無理が掛らなくて
濾過布の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程説明図である。
【図2】同上例に用いた装置の一部欠截正面図である。
【図3】同上装置の一部欠截右側面図である。
【符号の説明】
1 フイルタ−プレス 11 吸着パット 37 箆 42 濾過布 43 裾部 P プレスケ−キ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着パットを前進してフイルタ−プレス
    のプレスケ−キに吸着し、次いで吸着パットを後傾さす
    と共に後退してプレスケ−キの上部をフイルタ−プレス
    の濾過布から剥離し、次いで剥離用箆をプレスケ−キと
    濾過布間に下降して濾過布の裾部をプレスケ−キの下部
    から剥離することを特徴とするフイルタ−プレスのプレ
    スケ−キ剥離方法。
JP30041992A 1992-10-13 1992-10-13 フイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法 Pending JPH06126107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130108394A (ko) * 2011-03-31 2013-10-02 산동 징진 인바런먼탈 프로텍션 이큅프먼트 컴퍼니 리미티드 필터프레스 여과판 케이크 제거용 스크레이퍼 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62210012A (ja) * 1986-03-10 1987-09-16 Seto Tekko Kk フイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法

Patent Citations (1)

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JPS62210012A (ja) * 1986-03-10 1987-09-16 Seto Tekko Kk フイルタ−プレスのプレスケ−キ剥離方法

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KR20130108394A (ko) * 2011-03-31 2013-10-02 산동 징진 인바런먼탈 프로텍션 이큅프먼트 컴퍼니 리미티드 필터프레스 여과판 케이크 제거용 스크레이퍼 장치

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